口蹄疫発生防止対策にご協力ください

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口蹄疫(こうていえき)とは牛・豚・羊などの家畜の病気で、平成22年に宮崎県で発生以来、日本国内での発生は確認されておりません。
しかし、令和5年には令和元年以来4年ぶりに韓国で発生し、加えてその他アジア諸国においても継続的に発生しているため、海外旅行などにより病原体が人や物に付着し、国内に持ち込まれる恐れがあります。
このため、市民の方々や来深される方々におかれましては、下記のとおりご理解、ご協力をお願いします。

お願い「口蹄疫を発生させないために」

  • 口蹄疫発生国から畜産物を持ち込まない。
  • 畜産農場などには、必要が無い限り立ち入らない。
  • 立ち入る場合は、手洗い・靴底消毒や衣服の交換など、農場で行われていることに協力。

家畜の病気「口蹄疫」とは

特徴と症状

口蹄疫は、牛・豚・羊・ヤギなどの偶蹄類の動物がかかるウイルスによる病気で、症状としては口や蹄に水ぶくれができるのが特徴です。
発症すると、すぐに死亡することはありませんが、発熱や多量のよだれを流し、次第に食欲がなくなり、発育不良による肉質の低下や乳量の低下を起こします。

感染力

口蹄疫ウイルスは非常に感染力が強く、遠隔地まで空気感染をすることもあります。家畜の近くに行くと、ウイルスが付着し、運んでしまうことがあります。
※どうしても畜産農家を訪問する際は、畜主の指示に従い消毒を徹底して下さい。

人には感染しません

人に感染することはなく、人体に影響はありません。口蹄疫にかかった家畜の肉や牛乳が市場に出回ることはありませんが、万が一、感染家畜の肉や牛乳を摂取しても人体に影響はありません。

口蹄疫が発生した場合の対応

口蹄疫が発生した場合、周辺の畜産農家への感染を防ぎ、被害を最小限に食い止めるため、家畜伝染病予防法により同一農場で飼育されている家畜を全頭殺処分することになります。
畜産農家にとって大切な家畜をすべて失うこととなり、流行した地域では、多大な経済的被害が生じる事態になります。

口蹄疫に関する感染・対策状況など(国・北海道の情報)

国や北海道の対応などについてはつぎのホームページを参照してください。

問合わせ先・担当窓口

経済・地域振興部 農政課 生産振興係