[目次]

平成10年 第1回

深川市議会定例会会議録 (第1号)

午前10時10分 開会 
 平成10年3月5日(木曜日)
午後 0時01分 散会 


〇議事日程(第1号)

日程第 1 会議録署名議員の指名
日程第 2 会期の決定について
日程第 3 諸般の報告
 (1) 議長諸般報告
 (2) 市長一般行政報告
 (3) 教育長教育行政報告
日程第 4 議案第12号 深川市名誉市民の同意について
日程第 5 議案第22号 損害賠償の額を定めることの専決処分につき承認を求めることについて
議案第23号 損害賠償の額を定めることの専決処分につき承認を求めることについて
議案第24号 損害賠償の額を定めることの専決処分につき承認を求めることについて
日程第 6 議案第25号 平成9年度深川市一般会計補正予算(第7号)
議案第26号 平成9年度深川市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)
議案第27号 平成9年度深川市老人医療特別会計補正予算(第3号)
議案第28号 平成9年度深川市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)
議案第29号 平成9年度深川市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)
議案第30号 平成9年度深川市地方卸売市場特別会計補正予算(第2号)
議案第31号 平成9年度深川市下水道事業特別会計補正予算(第2号)
議案第32号 平成9年度深川市水道事業会計補正予算 (第3号)
議案第33号 平成9年度深川市病院事業会計補正予算(第2号)
日程第 7 発議第 1号 議員の派遣



(午前10時10分 開 会)

 

〇議長(柏倉謙一君) ただいまから平成10年 第1回深川市議会定例会を開会いたします。


〇議長(柏倉謙一君) これより本日の会議を開 きます。


〇議長(柏倉謙一君) 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員には、会議規則第78条の規定 によって、西野議員、岡田議員を指名します。


〇議長(柏倉謙一君) 事務局長から諸般の報告を申し上げます。

〇議会事務局長(平間敏男君) 初めに、本定例会に付議されます事件は、市長から提出のありました議案33件及び議員から提出のありました発議1件であります。
 次に、監査委員から11月分ないし1月分に関する例月出納検査結果報告がありましたので、お手元にご配付しております。
 次に、水谷議員から本定例会会期中及び東出議員から本日欠席する旨の届け出がありました。
 次に、本定例会に説明員として出席通知のあった者の職、氏名を、一覧表としてお手元にご配付しております。
 次に、第1回定例会1日目の議事日程は、お手元にご配付のとおりであります。
 報告を終わります。


〇議長(柏倉謙一君) 日程第2 会期の決定についてを議題とします。
 お諮りします。本定例会の会期は、本日から3月24日までの20日間にしたいと思いますが、異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(柏倉謙一君) 異議なしと認め、よって会期は本日から3月24日までの20日間に決定しました。


〇議長(柏倉謙一君) 日程第3 諸般の報告を行います。
  初めに、議長諸般報告を事務局長から申し上げます。

〇議会事務局長(平間敏男君) 平成9年第4回市議会定例会後の12月18日以降昨日までの議会の動静概要は、お手元にご配付のとおりであります。
 これで議長諸般報告を終わります。

〇議長(柏倉謙一君) 次に、市長一般行政報告を行います。
 河野市長。

〇市長(河野順吉君)〔登壇〕 平成10年第1回市議会定例会の開会に当たり、一般行政の報告を申し上げます。
 最初に、農業行政について申し上げます。米価の下落に伴う減収農家に対する救済対策として実施した稲作経営サポート資金の貸し付けにつきましては、道の制度によるものが需要額6億1,100万円に対し、貸付額が6億626万円で、貸付戸数は396戸、また市の制度によるものは需要額3億8,900万円に対し、貸付額3億941万円で、貸付戸数は256戸となったところであります。
 家畜処理場につきましては、家畜処理場運営委員会を初めとする関係者のご尽力により運営をいただいておりましたが、グリーンパーク21の造成に伴い、昨年12月31日をもって業務を終了したところであります。また、2月9日には、市及び家畜処理場運営委員会の共催により、家畜処理場の運営に携わってこられた関係各位のご出席をいただき、閉鎖式及び運営委員会解散式を行ったところであります。
 次に、労働行政について申し上げます。冬期雇用援護制度に基づく季節労働者を対象とする技能講習につきましては、本年は前年度対比14.4%増の438人の参加をもって、去る1月16日から企業組合等が実施主体となり行われております。市内高等学校卒業者のうち、就職希望者の内定状況につきましては、本年2月末現在、就職希望者113人に対し内定者は105人で、内定率92.9%で前年同期を1.3ポイント下回っております。なお、未決定者については、学校初め関係機関との連携により、雇用の促進に努めてまいります。
 次に、ふかがわ氷雪まつりについて申し上げます。本市の冬の最大イベントであります第29回ふかがわ氷雪まつりは、市内関係機関・団体や市民多数のご協力をいただき、2月14日、15日の2日間、花園公園及び中心市街地の一部を会場に盛大に開催され、市民はもとより、近隣市町の多くの皆様にも楽しんでいただいたところであります。ことしは、夜の部のプログラムを加えて祭りを盛り上げるとともに、商工振興にも大きく寄与されたものと認識しているところであります。次に、建設行政について申し上げます。昭和61年から北海道が取り進めていた堺川放水路事業につきましては、関係機関や沿線関係者の協力をいただき、本年3月末をもって事業が完了する予定であり、今後堺川流域の安全な居住環境が確保されるものであります。
 道路の除排雪につきましては、わだちの解消や路面整正、幹線道路や交差点の排雪、あわせて凍結路面の滑り防止対策として焼き砂や塩化カルシウムの散布など、路面状況を見きわめながら、冬道の交通安全確保に努めているところであります。次に、交通安全について申し上げます。昨年1年間は、交通死亡事故の抑止を重点目標として、関係機関・団体と緊密な連携のもとに交通安全運動を展開したところであります。市内における交通事故発生件数は112件で、前年を15件下回り、負傷者では149人で24人下回りました。また、事故死者数も1人減少しましたが、3人の尊い命を失っております。今後とも、効果的な運動を推進し、事故防止と交通安全意識の高揚に努めてまいります。
 以上、行政の一端を申し上げ、報告とさせていただきます。

〇議長(柏倉謙一君) 次に、教育長教育行政報告を行います。
 菅原教育長。

〇教育長(江剌昌吉君)〔登壇〕 平成10年第1回市議会定例会の開会に当たり、教育行政の概要についてご報告申し上げます。
 初めに、公立高等学校適正配置計画について申し上げます。北海道教育委員会は、去る2月10日、地域別検討協議会において平成11年度から13年度までの3年間の学区別公立高等学校配置等の見通しを示しました。これによりますと、本市を含めた空知第5学区については、平成9年度の入学者は6校すべての高校で合わせて122人の欠員を生じ、中学校卒業者の状況は、平成11年から13年の3年間で約50名減少することが見込まれており、定員調整の見通しでは、平成13年度までの3年間で2間口程度、生徒の進路動向によってはさらに2間口程度の減が見込まれる状況にあるとされております。また、当学区には、深川市を含め小規模校が多数配置されており、中学校卒業者の減少傾向も引き続き見込まれることから、小規模校のあり方を中心に学校、学科の配置について早急に検討する必要があるとされております。
 平成10年度の公立高等学校入試の再出願状況は、市内3校にありましては、深川西高等学校が募集人員200人に対し209人、深川東商業高等学校は、流通経済科120人に対し129人、情報処理科が40人に対し35人、深川農業高等学校は40人に対し29人、学区全体では600人の募集人員に対し、推薦出願者を含め494人、0.8倍の倍率となっており、特に秩父別高等学校は40人に対し5人、沼田高等学校が80人に対し30人と非常に厳しい状況にあります。
 現在、1市5町で組織する北空知圏振興協議会内の教育部会において、当学区内の関係者など延べ5,045人を対象に実施したアンケート調査の結果や3回にわたる関係中学校、高等学校とPTAの代表の方々との懇談会における意見などを参考に、当学区内の高等学校の現状や中学校卒業者数の見通しなどを踏まえ、教育条件の向上を図る観点から当学区における学校、学科などのあり方を取りまとめて、北空知圏振興協議会に報告を行う予定であります。
 次に、生涯学習出前講座について申し上げます。生涯学習出前講座は、市職員が講師となって住民のもとへ出向き、自分が担当する仕事で得た知識や情報を提供することにより、市政やまちづくりへの関心を高めてもらおうとするもので、昨年の7月から実施したところであります。本年2月末現在の状況は、申し込み件数で41件、うち39件が実施済みで、延べ1,423人が受講しています。また、利用されたメニュー数は全49メニュー中17メニューで、健康講座、ごみとリサイクル、学校給食の話、交通安全などが多く利用されている状況にあります。今後においても、メニューに工夫、改善を加えながら、市民により身近で親しまれる出前講座として広く学習機会の提供に努め、生涯学習の振興推進に取り組んでまいります。
 次に、生涯学習ふかがわ大会を改称して実施し「地域の中の生涯学習・さまざまな生をみつめて」をテーマとするまなびピアふかがわは、今大会より深川市生涯学習推進会議が主体となって、去る2月8日、生きがい文化センターにおいて市民各層から258名の参加のもとに開催いたしました。それぞれの分野で活躍されている市民2人の事例発表と、東札幌病院でボランティアコーディネーターとして活躍されている斎藤悦子氏を講師として招聘し、「ボランティア活動から見えるもの」をテーマとした講演により、生涯学習の意義やボランティア活動のあり方などについて理解を深めたところであります。また、同時開催した5分野の体験学習にも多くの市民が参加されるなど、意義深い大会となったところであります。
 次に、成人式について申し上げます。去る1月15日の成人の日に生きがい文化センターにおいて、該当者500余名のうち254名の新成人の参加のもと平成10年の成人式を行い、社会人としての門出を祝福、激励し、新成人が一層の自覚と責任のもとに郷土の発展に参画することを誓い合ったところであります。
 次に、総合体育館武道場について申し上げます。総合体育館に併設して建設しておりました武道場が本年2月に竣工し、去る3月1日から供用開始となったところであります。これを記念して、同日、関係者をお招きし落成記念式を挙行、その後各武道団体による形の披露が行われました。今後、この武道場が、武道の修練場として、スポーツ都市宣言のまちにふさわしい、市民の皆様から愛され、親しまれるスポーツ施設となるよう努めてまいります。
 以上、教育行政の一端を申し上げ、報告といたします。

〇議長(柏倉謙一君) これで諸般の報告を終わります。


〇議長(柏倉謙一君) 日程第4 議案第12号深川市名誉市民の同意についてを議題とします。提出者の説明を求めます。
 河野市長。

〇市長(河野順吉君)〔登壇〕 議案第12号深川市名誉市民の同意について提案理由を申し上げます。
 本件は、深川市名誉市民条例第2条第2項の規定に基づき、元音江村長、藤谷軍一氏及び元北海道議会議員、大平秀雄氏のお2人を名誉市民に決定したく、議会の同意を求めるものであります。両氏の経歴等につきましては別紙のとおりでございますが、藤谷軍一氏は昭和22年、公選初代の音江村長に就任し、以来4期16年の長きにわたり教育環境の整備、農業基盤の確立や医療の確保、さらには道路整備、石狩川治水など各般にわたる基盤づくりと振興に殊のほか尽力され、地方自治の進展と地域振興に貢献された方であります。大平秀雄氏は、昭和22年から2期8年納内村議会議員を務められ、その後昭和46年に北海道議会議員に当選以来、4期16年の長きにわたり地方自治の進展と地域振興及び道民福祉の向上に貢献され、北海道議会農務常任委員会委員長や各委員長等を歴任、本道農業の生産基盤の整備、農畜産物の生産体制の強化、安定した寒地農業の確立を初め、道政各般にわたり尽力されました。
 お2人は、社会、文化の興隆と市勢の振興に著しく寄与され、市民が郷土の誇りとして深く尊敬に値する方だと判断いたしまして、深川市名誉市民審議会の答申を踏まえ、平成10年4月1日をもって決定しようとするものであります。
 よろしくご審議の上、ご同意くださいますようお願い申し上げます。

〇議長(柏倉謙一君) これより質疑に入ります。南議員。

〇12番(南  寿君) 結論から申し上げますと、ただいまの同意案件につきましては、全面的に賛同するものであります。さらには、大平先生につきましては遅きに失したなと、こういう感もするわけでございます。この提案に至るまで、原会長を中心とする9名の審議委員の方が慎重に審議されたわけですから、問題はないところだと思うわけでございますが、市制を施行して以来三十数年たって、ようやく第1号、第2号がここに同意案件として提案されたわけでございまして、今ここである程度議論するものはきちっと議論して、そして今後心配のない形で運用することが望ましい、そういうぐあいにも思うわけでございます。細い問題につきましては、予特という場面もございますから、そこらあたりで詰めることも一つの方法だと思いますけれども、基本的な問題として若干お伺い申し上げたいなと、こう思うわけでございます。
 まず、この同意案件後におけるお2人に対する対応として、どのようなことが付随してまいるのかどうか。例えば、私の主観といたしましては、やはりこういう大切な問題につきましては、継承する意味でお2人の額を掲げる必要があるのではないかと。場所につきましてはそれぞれの立場で検討されることもいいでしょうが、年金そのものにおきましては既に条例で決まっているであろうし、またその後において起こり得る問題等におきましても、これは別な場面で検討すべきだと思いますけれども、いろいろかかわり合いが出てくると思いますから、まずこの掲額の問題について市長から所管にこれを指示する必要があるのでないかと。今その案がないとするならば、早速そういった問題に目をつけるのも一つの方法でないかと思うわけでございますが、まず1点この辺ひとつお答え願いたいと思います。

〇議長(柏倉謙一君) 答弁願います。
 百貫企画部長。

〇企画部長(百貫栄光君) ただいま市長にとのご質問でございますが、担当部長からお答えをさせていただきたいと存じます。
 ただいまご質問いただきました名誉市民と決定された方々の写真でございますが、いずれかに額を掲げるべきということでございますが、ご案内のとおり、議会でご審議いただきました名誉市民条例の中にございましては特典及びその待遇につきまして5項目にわたって明記をしてございます。今ほどいただきましたご質問の写真の額ということについてはこの中に規定してございませんが、掲げること自体が特典なのか待遇なのかということも含めて今後検討していく必要があるものと、このように考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。

〇議長(柏倉謙一君) 南議員。

〇12番(南  寿君) 今後検討するということですから、私の申し上げることを実現の方向でしっかり検討していただきたいと強く申し上げておきます。
 しかし、その場合の問題として、合併によって引き継がれた、要するに町村関係において既に5名の名誉市民が受け継がれておるわけでありますが、その当時の内規の基準と、それから現状の深川市における推薦基準とは内容につきましては極めて大きな開きがあるわけでございます。そういう厳しい中から第1号、第2号が今ここで満場一致で決まろうとするわけでありますが、その額を掲げる場合において、どこかで線引きをする必要があると。合併によって引き継がれた、これも含めて今選ばれる7名とともに額を掲げるか、今の厳しい基準によって誕生したこのお2人からスタートするのかどうか、このあたりはきちっと線引きする必要があると思いますけれども、その点の見解はどうか。

〇議長(柏倉謙一君) 百貫企画部長。

〇企画部長(百貫栄光君) 既にご案内のとおり、合併以前、各町村で名誉市民になられた方は、今ほどございましたように、5名ございましたが、既に他界をされた方ばかりでございまして、名誉市民の特典が喪失しているものでございます。今回ご質問いただきましたお2人につきましては、今ほど答弁をさせていただいた内容で検討させていただくということでご理解を賜りたいと存じます。

〇議長(柏倉謙一君) 質疑を終わります。
 お諮りします。本件は、会議規則第36条第2項の規定によって、委員会付託を省略したいと思いますが、異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(柏倉謙一君) 異議なしと認め、よって本件は委員会付託を省略することに決定しました。本件は討論の通告がありませんので、これより議案第12号を採決します。
 本件はこれに同意することに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(柏倉謙一君) 異議なしと認め、よって議案第12号は同意されました。


〇議長(柏倉謙一君) 日程第5 議案第22号損害賠償の額を定めることの専決処分につき承認を求めることについてないし議案第24号損害賠償の額を定めることの専決処分につき承認を求めることについての3件を議題とします。
 提出者の説明を求めます。
 河野市長。

〇市長(河野順吉君)〔登壇〕 議案第22号、議案第23号及び議案第24号損害賠償の額を定めることの専決処分につき承認を求めることについて、一括して提案理由を申し上げます。
 議案第22号は、平成9年12月4日午後4時30分ころ、泉瑞恵氏が自家用自動車で市道緑町東1号線を走行中、道路中央部に設置してあるグレーチングがはね上がり、車両下部を損壊させたものであります。国家賠償法第2条第1項の規定に基づき、道路の管理に瑕疵があったため賠償の責を負うものと判断し、7万8,907円を賠償するもの、議案第23号は、平成10年2月1日午後2時50分ころ、市民会館に来館するため同駐車場に駐車していた宗教法人生長の家空知教化部主管、高坂幸雄氏所有の車両を同会館屋上からの落雪により損壊させたものであります。国家賠償法第2条第1項の規定に基づき、賠償の責を負うものと判断し、8万3,275円を賠償するもの、議案第24号は、平成10年1月20日午前11時ごろ、スクールバス車庫横に駐車中の星川敏文氏所有の車両を同車庫屋根からの落雪により損壊させたものであります。国家賠償法第2条第1項の規定に基づき、賠償の責を負うものと判断し、6万4,309円を賠償するもの、以上3件についてそれぞれ示談が成立しましたので、地方自治法第179条第1項の規定に基づき専決処分をさせていただいたものであります。
 なお、議案第22号の賠償金につきましては、全国市有物件災害共済会の道路賠償責任保険より全額補てんされるものであります。
 以上3件の議案につきまして、よろしくご審議の上、議決くださいますようお願い申し上げます。

〇議長(柏倉謙一君) これより一括質疑に入ります。

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(柏倉謙一君) 質疑を終わります。
 お諮りします。本件は、会議規則第36条第2項の規定によって、委員会付託を省略したいと思いますが、異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(柏倉謙一君) 異議なしと認め、よって本件は委員会付託を省略することに決定しました。本件は討論の通告がありませんので、これより議案第22号ないし議案第24号の3件を一括して採決します。
 本件は承認することに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(柏倉謙一君) 異議なしと認め、よって議案第22号ないし議案第24号は承認することに決定しました。


〇議長(柏倉謙一君) 日程第6 議案第25号平成9年度深川市一般会計補正予算ないし議案第33号平成9年度深川市病院事業会計補正予算の9件を議題とします。
 提出者の説明を求めます。
 初めに、議案第25号、荒川財政課長。

〇財政課長(荒川 満君)〔登壇〕 議案第25号平成9年度深川市一般会計補正予算(第7号)についてご説明申し上げます。
 第1条で、歳入歳出それぞれ1億7,049万9,000円を減額し、予算の総額を211億6,830万5,000円にしようとするものであります。第2条で債務負担行為の追加及び変更と、第3条で地方債の変更、第4条で繰越明許費の設定を図るものであります。
 それでは、30ページをごらんください。3、歳出であります。今回の補正は減額が多いわけですが、総括してその理由を申し上げますと、年度中の事務事業の執行に当たり経費の節減効率化に努めた結果執行残が生じたものや補助事業等の事業費の確定によるものであります。また、歳入財源の充当につきましても、その増減に合わせまして財源振替を図っております。
 2款総務費、1項1目一般管理費は60万円の減額でありますけれども、説明欄1の2、文書管理350万円の増額は、条例改正の増加に伴い市例規類集の追録代に不足が見込まれることから、増額補正を図るものであります。
 6目市勢振興費1,915万円の減額ですが、説明欄6、ライスランド推進700万円の減額は、当初いざないの里の基本設計を計上いたしましたが、建設予定地の用地交渉が本年度中に調わないことから、減額を図るものであります。
 次は32ページです。2項1目税務総務費430万円の増額は、説明欄3の市税還付金500万円は、所得税の更正による個人住民税の減額更正等に伴い、還付金の増額を図るものであります。次は34ページです。3款民生費、2項1目児童福祉総務費561万4,000円の減額でありますが、説明欄4の社会福祉法人保育園児童措置委託58万5,000円の増額は、北光保育園の乳児指定加算に伴う増額と障害児保育の補助単価の改正による委託料の増額に措置人員の減による減額を相殺したものであります。
 次のページです。3項2目扶助費_590万円の増額は、生活保護法に基づく扶助費のうち医療費等に不足が見込まれることから、増額を図るものであります。
 次は38ページです。4款衛生費3項1目病院費3,800万2,000円の増額は、説明欄1の1、共済組合追加費用負担金1,155万5,000円と2の2の救急医療確保対策補助金588万5,000円、次の3の基礎年金拠出金補助金73万7,000円の増額は、いずれも事業費等の確定に伴うもの、また4の高度医療経費補助金2,000万円は、高度医療機器にかかわる企業債の元利償還金の一部について繰り出し基準に基づき繰り出しを図るものであります。
 次は40ページです。6款農林水産業費、1項4目農業振興費2,568万7,000円の減額でありますが、次のページの説明欄6の山村振興等農林漁業特別対策事業補助金902万9,000円は、今回国の補正事業によりまして深川エアーサービス並びに納内無人ヘリ防除組合が実施をします無人ヘリコプター各1台の導入に対し、国庫補助素通りのものであります。
 一番下の11目農業農村整備費6,466万7,000円の増額は、次のページの説明欄、今回国の補正に伴いまして前倒しをして実施をします道営農業農村整備事業は、4の一已西地区担い手育成、5の一已東地区担い手育成、6の納内西地区担い手育成、7の納内東地区担い手育成及び9の水車の里地区中山間地域農村活性化総合整備事業により、道路、排水路の整備として事業費で2億9,360万円、負担金では5,080万5,000円の追加計上、また13の21世紀高生産基盤整備促進特別対策事業では、神竜第2地区かんぱい事業外5地区の用排水路、区画整理等の整備として事業費で8億6,600万円、負担金では3,910万1,000円の追加計上を図るもので、いずれも繰越明許費の設定により事業の実施は平成10年度となるものであります。なお、各負担金の補正計上額は、現予算計上分の事業費の確定による増減を相殺したものであります。
 次のページをごらんください。2項2目林業振興費172万3,000円の減額でありますが、説明欄2の2、未立木地造林緊急対策奨励事業補助金59万6,000円と次の3の除間伐奨励事業補助金87万円は、いずれも事業費の確定に伴い増額を図るものであります。
 次のページです。7款商工費、1項2目商工振興費2,091万5,000円の減額でありますが、説明欄5の1、中小企業振興資金貸付保証料補給365万8,000円の増額は、従来保証料の補給は保証料総額を年均等割で補給をしておりましたが、これを借り受け者が保証協会に納入する保証料と同額を補給することとし、借り受け者の利便と市の事務の簡素化を図るものであります。6の工業等開発促進補助金1,926万1,000円の増額は、東邦金属株式会社深川工場の施設増設に対し、工業等開発促進条例に基づき補助金の交付を図るものであります。
 5目卸売市場費83万円の増額は、地方卸売市場特別会計の平成8年度分の赤字額に対し繰り出しを図り、赤字解消を図るものであります。
 次は56ページです。12款公債費、1項1目元金3億2,950万円の増額は、今後の公債費の適正な管理のため、市債元金の繰上償還の追加計上を図るものであります。
 次のページです。13款諸支出金、1項7目公共施設整備基金費5,092万円の増額は、将来におけます公共施設の整備に備え、同基金への積み立て5,254万4,000円と運用利子の減を相殺したものであります。
 次のページです。8目人材育成基金費4万1,000円の減額は、同基金への寄附金30万円と運用利子の減を相殺したものであります。
 次の9目教育振興基金費121万4,000円の増額は、同基金への寄附金123万円と運用利子の減を相殺したものであります。
 14款職員費、1項1目職員給与費450万円の増額は、職員手当に不足が見込まれることから、増額を図るものであります。
 戻りまして、8ページをごらんください。第2表、債務負担行為補正は、追加としまして、一番上の山1線整備事業1億2,000万円と次の蓬_町線(2工区)街路事業7,500万円と一つ飛びまして広里公園整備事業8,000万円につきましては、今回の国の補正予算に伴い、国庫債務負担行為に基づき早期発注、早期完成を図ることから、設定を図るものであります。また、臨時地方道整備事業1,350万円につきましても、早期発注、早期完成を図ることから、一已11丁目線外2路線の整備について設定を図るものであります。
 変更では、公立学校共済住宅建設費償還金は、利率の低下により変更を図るものであります。次の中小企業者等資金融資特別利子補給は、利子補給額の確定見込みに伴い変更を図るものであります。
 次のページです。第3表、地方債補正は、変更としまして、農業基盤整備事業債外14事業債の増減を図り、地方債限度額の合計を34億6,960万円にしようとするものであります。
 次のページです。第4表、繰越明許費は、6款農林水産業費、1項農業費の11事業と8款土木費、5項住宅費の多度志団地建設事業は、いずれも年度内に工事完了が困難なことから、平成10年度に繰り越しをして対応するものであります。次は13ページです。2、歳入につきましても、収入の確定見込みにより、それぞれ増減を図っております。1款市税、1項1目個人4,000万円の増額は、特別減税の廃止による増収分や給与所得等の伸びが当初見込みを上回ったことによるものであります。
 2目法人1,600万円の減額は、景気低迷による土木建設業や金融・医療機関関係の減収により、法人税割が当初見込みを下回ったことによるものであります。
 2項1目固定資産税3,000万円の増額は、家屋並びに償却資産の新増設によるものであります。次は15ページです。8款地方交付税、1項1目地方交付税1億1,7694,000円の増額は、本年度の普通交付税が68億5,537万1,000円と決定されたことから、現予算計上額との差額を計上するものであります。
 次は24ページです。14款財産収入、2項1目不動産売払収入4,138万1,000円の増額は、道営住宅用地として旧緑町浄水場用地等の売り払いによるものであります。
 次のページです。16款繰入金、1項1目基金繰入金3億4,861万2,000円の減額は、説明欄2の財政調整基金2億円の減額と4の減債基金1億3,565万8,000円の減額は、事務事業の節減効率化等により経費の執行残や歳入の確保により財源が生じましたので、後年度の財政運営の安定と公債費の適正管理のため、それぞれ繰り入れを取りやめるものであります。
 17款繰越金、1項1目繰越金8,493万9,000円の増額は、前年度繰越金の残分の計上を図るものであります。
 以上、原案にご賛同賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

〇議長(柏倉謙一君) 次に、議案第26号及び議案第27号、伊藤市民福祉部長。

〇市民福祉部長(伊藤福美君)〔登壇〕 議案第26号平成9年度深川市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)についてご説明申し上げます。第1条、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ1,288万1,000円を減額し、予算の総額を27億1,466万9,000円としようとするものであります。
 9ページをお開き願います。3、歳出、1款2項1目賦課徴収費200万円の減額は、新電算システムの移行により、出力費用等に不用額が見込まれるためであります。
 2目納税奨励費81万円の減額は、納税貯蓄組合の取り扱い税額が当初見込んだ額に達せず、補助金に不用額が生じたものであります。
 2款1項2目退職被保険者等療養給付費1,000万円の増額は、退職被保険者等にかかわる医療費の支出が当初予算を上回る見込みのためのものであります。
 3目一般被保険者療養費100万円の減額、4目退職被保険者等療養費390万円の減額は、はり、きゅう、柔道整復等の療養費の支出が当初見込みより下回るためのものであります。
 次は10ページをお開き願います。7目審査支払手数料20万円の増額は、調剤薬局の新設等により、調剤審査件数の増によるものであります。2款2項1目一般被保険者高額療養費1,000万円の減額は、一般被保険者の高額療養費の支給が少なかったことによるものであります。
 2目退職被保険者等高額療養費300万円の増額は、退職被保険者等にかかわる高額療養費の支給が当初予算を上回る見込みから、増額するものであります。
 11ページをお開き願います。2款3項1目出産育児一時金600万円の減額は、被保険者の出産分娩等の減少によるものであります。
 3款1項1目老人保健医療費拠出金171万3,000円の減額、2目老人保健事務費拠出金2,000円の増額、3目老人保健事業費拠出金26万円の減額は、社会保険診療報酬支払基金に対する拠出金の減額の確定によるものであります。
 次に、12ページをお開き願います。5款1項2目疾病予防費40万円の減額は、成人病検診件数の確定見込みにより、助成金に不用額が生ずることによるものであります。
 戻りまして、6ページをお開き願います。2、歳入、1款1項1目一般被保険者国民健康保険税1,325万円の減額は、被保険者数の減少等により、現年課税分が当初予算を下回る決算見込みのためであります。
 2目退職被保険者等国民健康保険税552万3,000円の増額は、退職被保険者にかかわる現年課税分が当初予算を上回る決算見込みのためであります。
 2款1項2目療養給付費等負担金788万9,000円の減額は、現年度分については概算交付額の確定見込み、過年度分については平成8年度分の追加交付により、増減を図ったものであります。
 次は7ページをお開き願います。2款2項1目財政調整交付金6,055万9,000円の減額は、概算交付額の確定見込みによるものであります。
 3款1項1目療養給付費交付金2,202万5,000円の減額は、現年度分については退職者医療費交付金の交付見込みによるもの、過年度分については平成8年度分の追加交付により、増減を図ったものであります。
 7款1項1目一般会計繰入金1,430万円の減額は、一般会計補正予算でご説明のあったとおり、おのおの精査を図っております。
 次に、8ページをお開き願います。8款1項1目繰越金9,961万9,000円につきましては、平成8年度からの繰越金の残額を計上するものであります。
 以上で国保特別会計の説明を終わらせていただきます。次に、老人医療特別会計のご説明をいたします。
 議案第27号平成9年度深川市老人医療特別会計補正予算(第3号)についてご説明申し上げます。
 第1条、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ6,303万円を減額し、予算の総額を43億7,384万3,000円としようとするものであります。
 歳出からご説明申し上げますので、8ページをお開き願います。3、歳出、1款1項1目一般管理費37万円の増額は、受診件数の増に伴うものであります。
 2款1項1目医療給付費6,340万円の減額は、医療費の支出が見込んだより下回るためのものであります。
 次、戻りまして6ページをお開き願います。2、歳入、1款1項1目医療費交付金3,337万9,000円の減額、次に2款1項1目医療費国庫負担金2,001万6,000円の減額、次に3款1項1目医療費道負担金500万5,000円の減額につきましては、歳出でご説明申し上げました医療費の減に伴う概算交付額の減額であります。
 次に、7ページをお開き願います。4款1項1目一般会計繰入金463万円の減額は、医療費及び総務費の増減に伴うものであります。
 以上で2特別会計補正予算の説明を終わらせていただきますが、よろしくご審議の上、議決くださいますようお願い申し上げます。

〇議長(柏倉謙一君) 次に、議案第28号、議案第29号、議案第31号及び議案第32号、今井水道環境部長。

〇水道環境部長(今井敏雄君)〔登壇〕 議案第28号、議案第29号、議案第31号及び議案第32号の4議案につきまして、一括して提案の理由を申し上げます。
 最初に、議案第28号平成9年度深川市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)についてご説明申し上げます。
 今回の補正は、事業執行及び事業確定による不用額の減額などによりまして、第1条、歳入歳出予算の総額から952万1,000円を減額し、予算の総額を7,187万6,000円にしようとするものでございます。
 4ページをお開きください。3、歳出、1款1項1目一般管理費の27節公課費は、地方消費税の導入に伴い中間納付すべき基準額を超えたことにより、中間納付決定額30万8,000円を増額するものです。
 2項1目新設及び修繕費の15節工事請負費は、消火栓新設工事の執行残及び配水管移設工事件数の減並びに補償額の確定による不用額982万9,000円を減額するものであります。
 前のページに戻りまして、2、歳入、1款2項2目消火栓工事負担金の1節工事負担金26万5,000円の減額及び3目配水管移設工事負担金の1節工事負担金925万6,000円の減額は、それぞれ歳出で申し上げました理由によるものであります。
 次に、議案第29号平成9年度深川市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)についてご説明申し上げます。今回の補正は、歳出の執行見込みに伴う不用額の減額及び収入見込みに伴う歳入予算額の増減が主なる内容であります。
 第1条で、歳入歳出予算の総額から2,110万円を減額し、予算の総額を6億8,290万円とするものであります。
 第2条は債務負担行為の追加及び変更と、第3条で地方債の変更を図るものであります。
 11ページをお開き願います。3、歳出、1款1項1目一般管理費の19万5,000円の増は、使用料金徴収業務など委託経費の繰り出し分であります。
 4目農業集落排水整備費493万2,000円の減額は、起債単独事業の執行残によるものであります。
 次のページにまいります。2款1項1目個別排水処理施設費927万8,000円の減額は、設置個数の減と水洗化等資金貸付額の減少によるものであります。
 13ページにまいります。4款1項1目職員給与費108万5,000円の減額は、職員の異動などによるものでございます。
 5ページに戻ります。第2表、債務負担行為補正で、追加は、本年度支出を伴わない事業で、限度額7,105万円で多度志地区農業集落排水事業の国道275号幹線工事を国の補正関連で早期発注を図るものであります。
 また、変更は、平成9年度水洗便所改造等資金融資に伴う損失補償を、年度末融資実績を見込み、農業集落排水事業で422万7,000円、個別排水処理施設整備事業で1,446万円を減額した額に変更するものであります。
 次の6ページにまいります。第3表、地方債補正は、変更で、農業集落排水事業債は、起債単独事業分の執行減により470万円の減額、個別排水処理施設整備事業債は、国の制度改正で、従前30%が一般会計繰出金で措置されていたものですが、起債対応に変更となったことにより、2,820万円を増額するものであります。
 9ページをお開き願います。2、歳入、4款1項1目一般会計繰入金4,400万円の減額は、事業全般にわたる執行不用額に伴う減と個別排水処理施設整備事業の財源措置変更に伴う減の累積であります。
 次の10ページにまいります。7款1項1目農業集落排水事業債並びに2目個別排水処理施設整備事業債の増減は、6ページの地方債の補正でご説明のとおりであります。
 以上で農業集落排水事業特別会計の説明を終わりまして、次に議案第31号平成9年度深川市下水道事業特別会計補正予算(第2号)についてご説明申し上げます。今回の補正は、歳出の執行見込みに伴う不用額の減額及び収入見込みに伴う歳入予算額の増減が主な内容であります。
 第1条、歳入歳出予算の総額から1,760万5,000円を減額し、予算の総額を16億6,935万9,000円とするものであります。
 第2条は債務負担行為の追加及び変更と、第3条で地方債の変更を図るものであります。
 9ページをお開き願います。3、歳出、1款1項1目一般管理費は財源振替で、その内訳は、その他が一般会計繰入金、一般財源は下水道使用料です。以下、10ページの2款1項1目元金と3款職員費の財源振替についても同様であります。同じく4目下水道建設費390万円の減は、国庫補助事業費の調整により不用額が生じたものであります。
 4ページに戻ります。第2表、債務負担行為補正で、追加は、本年度支出を伴わない事業で、限度額1億2,380万円で二十四孝仲町線外1件汚水雨水幹線整備事業ほかの事業を国の補正関連で早期発注をするものであります。
 また、変更は、平成9年度水洗便所改造等資金融資に伴う損失補償を、年度末実績を見込み、2,766万4,000円を減額し、3,233万6,000円に変更するものであります。
 次のページにまいります。第3表、地方債補正は、変更で、国庫補助事業の事業費の調整により、250万円を減じた額に変更するものであります。7ページをお開き願います。2、歳入、4款1項1目一般会計繰入金1,100万円の減は、事業全般にわたる執行不用額に伴う減額の累積であります。
 次のページにまいります。7款1項1目下水道事業債の250万円の減額は、7ページの地方債の補正でご説明いたしましたとおりであります。以上で下水道事業特別会計の説明を終わりまして、次に議案第32号平成9年度深川市水道事業会計補正予算(第3号)について申し上げます。最初に、予算本文についてご説明申し上げます。第2条では、予算第2条で定めた業務の予定量中、4、主要な建設改良事業、イ、第6次拡張事業を7億700万円に改めるものであります。
 第3条では、予算第3条に定めた水道事業収益から6,824万4,000円を、水道事業費用から8,200万円をそれぞれ減額するものであります。
 第4条では、予算第4条に定めた資本的収入から170万円を、資本的支出から500万円をそれぞれ減額するとともに、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額、過年度分損益勘定留保資金を7,550万円にそれぞれ改めるものであります。
 2ページにまいります。第5条では、予算第8条に定めた一般会計からの補助金を1億7,521万8,000円に改めるものであります。
 第6条は、予算第9条の次に債務負担行為を追加するもので、限度額1億5,000万円で第6次拡張事業の補助対象事業の早期発注を図ろうとするものであります。
 5ページをお開き願います。収益的収入についてご説明申し上げます。1款1項1目、節、専用計量料金は、有収水量の増により、800万円を追加するものです。
 2目、節、給水工事収益600万円及び同目、節、手数料120万円は、給水工事件数の減によりそれぞれ減額し、同目、節、その他受託工事収益は、他事業関連配水管移設事業量の減及び補償額の確定により、4,490万円を減額するものです。
 2項2目、節、一般会計補助金は、平成9年度高料金対策補助金繰出基準額の確定等により、1,297万8,000円を減額するものです。
 3項1目、節、固定資産売却益は、緑町浄水場用地売却に伴う面積、売却価格の確定により、1,116万6,000円を減額するものです。
 次に、収益的支出についてご説明申し上げます。1款1項2目、節、修繕費は、量水器定期取りかえ工事支給材の事業執行による不用額500万円を減額するものです。
 3目、節、委託料70万円、節、給水工事費600万円の減額、同目、節、その他受託工事費5,740万円の減額は、収入で申し上げました理由によるものでございます。
 次のページをお開き願います。4目、節、賃借料は、事業執行等による不用額60万円を減額するものです。
 7目、節、固定資産除却費は、緑町浄水場施設解体費等の確定による不用額835万6,000円を減額するものです。
 2項1目、節、借入金利息は、効率的な資金運用による一時借入金の不用額124万4,000円を減額するものです。
 2目、節、その他雑支出は、非課税売り上げにかかわる控除外税額について、消費税の調整によるもののため予算経理が不要と判明したため、270万円を減額するものです。
 次の資本的収入でありますが、1款4項1目、節、固定資産売却代金170万円の減額は、緑町浄水場用地売却に伴う面積、売却価格の確定によるものです。
 次の資本的支出でありますが、1款1項1目拡張費は、節、備消耗品費30万円、節、委託料70万円、節、工事負担金20万円、節、建設利息380万円の各減額につきましては、事業確定による不用額であります。
 以上、4会計にかかる補正の概要につきましてご説明申し上げましたが、よろしくご審議の上、原案にご賛同賜りますようお願い申し上げます。

〇議長(柏倉謙一君) 次に、議案第30号、坪井経済部長。

〇経済部長(坪井義広君)〔登壇〕 議案第30号平成9年度深川市地方卸売市場特別会計補正予算(第2号)についてご説明申し上げます。
 地方卸売市場特別会計につきましては、経営の健全化に努力をしてまいりましたが、平成8年度末で83万円の赤字が発生していることから、その全額を一般会計から繰り入れし、赤字の解消を図ろうとするものです。
 7ページをお開きください。3、歳出、4款1項1目繰上充用金につきまして、予算の増減はありませんが、一般会計から83万円の繰り入れを行い、財源振替を図るものです。
 6ページをお開きください。2、歳入につきましては、ただいま歳出で申し上げました内容により、それぞれ財源の調整を図ろうとするものです。原案に賛同賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

〇議長(柏倉謙一君) 次に、議案第33号、河野総合病院事務部長。

〇総合病院事務部長(河野 淨君)〔登壇〕 議案第33号平成9年度深川市病院事業会計補正予算(第2号)についてご説明いたします。
 今回の補正は、入院患者増に伴う収支の一部増額と一般会計補助金等の確定によりましての補正及び起債事業の確定と経費節減等による減額補正であります。
 予算本文について申し上げます。第2条、平成9年度深川市病院事業会計予算第2条に定めた業務予定量の変更であります。年間患者数の入院を10万375人に、1日平均患者数の入院を275人に、主要な建設改良事業の医療機器整備事業を6,638万5,000円に改めるものです。
 第3条、予算第3条に定めた収益的収入及び支出の予定額をそれぞれ95万7,000円減額し、総額を47億6,834万3,000円に補正するものです。
 次の2ページをお開きください。第4条、予算第4条に定めた資本的収入を370万円減額し1億7,120万円に、資本的支出を641万5,000円減額し2億5,218万5,000円に補正し、本文中資本的収入が資本的支出額に対し不足する額及び損益勘定留保資金をそれぞれ8,098万5,000円に改めるものです。
 第5条、予算第5条に定めた起債の限度額の医療機器整備事業債を6,630万円に、第6条、予算第8条に定めた他会計からの補助金を1億5,486万1,000円に、第7条、予算第9条に定めたたな卸資産購入限度額を13億316万9,000円にそれぞれ改めるものでございます。
 次に、5ページをお開きください。収益的収入及び支出について申し上げます。初めに、収入で、1款1項1目入院収益4,562万5,000円の増額は、入院患者増のものでございます。2目外来収益4,367万4,000円の減額は、外来患者1人1日平均収入単価の減によるもの、3目その他医業収益588万5,000円の増額は、一般会計からの補助金で、救急医療確保補助金の補助基準単価確定増によるもの、2項2目他会計補助金2,056万2,000円の増額は、一般会計からの補助金で、起債利子補助金17万5,000円の減、基礎年金拠出金補助金73万7,000円の増、高度医療経費補助金2,000万円の増によるものでございます。3目負担金1,155万5,000円の増額は、一般会計の負担金で、共済組合追加費用増によるもの、3項1目受験料収益91万円の減額は、看護学院受験者の確定によるもの。
 次に、支出で、1款1項2目材料費1,200万円の増額は、入院患者の増による薬品費及び給食材料費の増額と材料購入単価の減による診療材料費の減額を増減したものです。3目経費600万円の減額と次の6ページ、2項1目支払利息及び企業債取扱諸費604万7,000円の減額及び3項2目経費91万円の減額は、それぞれ不用額を減額するものであります。
 次に、資本的収入及び支出につきましては、起債対象事業及び看護学院修学資金貸付対象者の確定により、それぞれ減額するものであります。
 以上、原案にご賛同賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

〇議長(柏倉謙一君) これより質疑に入ります。初めに、議案第25号、歳出、2款総務費。
 北名議員。

〇24番(北名照美君)  ライスランド推進にかかわって減額が出されております。そのことでお尋ねをいたします。
 今ほどの説明の中でも、予定地、いわゆる道の駅なのですけれども、用地交渉が調わない、したがって減額と、そういうことなのですけれども、用地交渉が調わないという理由、一般的に言えば、相手方が売る意思がないという場合もありますし、それから値段が折り合わないということもあるわけですが、どういう状況なのかお尋ねをしたい。それで、今このような形で出されているわけですが、今後に向けてはどういう対応をしていくのか。つまり、今予定しているところについては断念をするとか、あるいは別な用地を求めるとか、その辺の考え方についてお尋ねをいたします。

〇議長(柏倉謙一君) 答弁願います。
 坪井経済部長。

〇経済部長(坪井義広君) お答えを申し上げます。
 この種交渉につきましては、その性格上、理由といいますか、内容については申し上げられませんが、相手にその意思がないということではなく、提示をいただいている条件について協議が調っていないということでございます。
 今後の方針についてということでございますが、道の駅は施設の目的あるいはその性格から、主要道路、国道の要衝であることが何よりも重要な要件となりますことから、時間はかかっておりますが、第1候補地、現在交渉を進めております用地について引き続き交渉を進めてまいりたいと、このように考えております。
 
〇議長(柏倉謙一君) 総務費を終わります。
 3款民生費。
 

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(柏倉謙一君) 終わります。
 4款衛生費。

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(柏倉謙一君) 終わります。
 5款労働費。

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(柏倉謙一君) 終わります。
 6款農林水産業費。

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(柏倉謙一君) 終わります。
 7款商工費。

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(柏倉謙一君) 終わります。
 8款土木費。
 北名議員。

〇24番(北名照美君) 住宅建設についてのお尋ねをしたいわけですが、公営住宅の建てかえが進むということで、私が聞きたいのはストーブの関係なのです。今までの古い住宅ですと、ポット式の煙突の太いのが使えるという建て方になっているのですけれども、新しいやつはそれがだめで使えなくて、FF式のストーブしか使えないような仕組みにつくられていっているわけです。なぜそうなっているのかということと、住民の中には、住民といいますか、今まで古い住宅に入っている方の中には、全部ではなくて部分的には残してほしいと。残してほしいというか、そういうポット式の煙突のつくような住宅も建ててほしいという要望があるのです。その辺についての対応はどうなっているのか、お尋ねをします。

〇議長(柏倉謙一君) 答弁願います。
 平間建設部長。

〇建設部長(平間敏男君) お答え申し上げますが、第2次石油危機以降、国民への省エネルギー意識の広がりもございまして、通商産業省と建設省におきまして住宅の新省エネルギー基準を制定いたしまして、平成4年2月に告示されましたが、4年間猶予期間がございまして、本市の場合は平成8年度建設着手の市営住宅から適用となりまして、あけぼの団地2棟、納内芙蓉団地1棟がこの基準により建設されたものでございます。これによりまして高気密・高断熱材仕様となりまして、通常の煙突式ストーブ、ポット式ストーブは室内の空気を利用するために、空気不足となり使用ができないことから、外気の空気を取り入れ排気いたしますFF式のストーブ仕様となったものでございます。したがいまして、従前のポット式ストーブにつきましては、この基準により建設されたものでありますから、使用できないという形になってございます。

〇議長(柏倉謙一君) 北名議員。

〇24番(北名照美君) 高気密・高断熱はいいけれども、使えなかったら、今までのストーブはどうするというか、買ったばかりの人も中にはいるかもしれないが、まだまだ使える。それから、建てかえ住宅に入っている人の中には、低家賃で入っていたとか、それから生活困窮だとか生活保護だとか、そういう方が多いわけです。そういう人たちに対する配慮、対応というのはどんなぐあいになっているのかなと思うのです。これからも建てかえが進んでいくわけなので、そういう心配をしている、あるいはそのことが理由で入るのを我慢するというような人もいるわけです。そういうことについての親切な対応というか、新しいのを持っていようが、まだまだ使えるのを持っていようが、そんなのは関係ないというか、知らないよと。FF式を買いなさいと、そういうことでやっていいのかなという気がするのです。その辺はどんなものでしょうか。それと、生活保護の関係なんかについてはどういうぐあいになっているのか、そのこともあわせてお尋ねしたい。

〇議長(柏倉謙一君) 平間建設部長。

〇建設部長(平間敏男君) 前段申し上げましたように、平成8年度建設からはこの改正基準により建築されておるものでございまして、そういう建築構造になっているものでございますけれども、建てかえを中心に進めております本市におきましては、入居がえ、あるいは新たに入居する方にあらかじめご理解をいただいているところでございます。

〇議長(柏倉謙一君) 伊藤市民福祉部長。

〇市民福祉部長(伊藤福美君) ただいまお尋ねありました関係についてご答弁申し上げますが、公営住宅のように、新しい建物に新たに入居する場合、これらについてはストーブが必要になってまいります。新規に購入されるに当たりましては、いろんな基準といいましょうか、正当な理由という言葉は適切でないかもしれませんけれども、これらがいろいろ協議する中で認められれば、生活保護法によりまして一部補助できる可能性がございますので、心温かくご相談申し上げたいと思っております。

〇議長(柏倉謙一君) 北名議員。

〇24番(北名照美君) 一部補助と言いますけれども、半分もらってもストーブは買えないのです。ストーブ半分というのはないのです。だから、そういう意味では、当然生活保護の場合には十分該当になるというぐあいに思っていますから、生活保護の人は生活保護の方の費用からストーブの費用が出るということになると思うのです。
 一つは、そういう人たちに対する親切な事前の周知がされていないということが一つあります。それは十分してほしい。もう一つは、低所得者、いわゆる生活保護は受けていないけれども、そういう低所得者に何らかの助成ということはあると思うのです。今市民福祉部長が温かいと言うならば、そこの部分に温かい対応をしなければならない。どうでしょう。

〇議長(柏倉謙一君) 伊藤市民福祉部長。

〇市民福祉部長(伊藤福美君) ものを取り進めるに当たりましては、非常にしゃべりづらい言葉でありますけれども、基準を設けながら、その範囲内でもって適正に対応していくというのが私どもの決められた中での運用でございます。これらにつきましては、先ほど申し上げましたように、協議してまいりますという言葉を使っておりますから、それぞれのケースいろいろございますので、それらについては心温かく接していくという表現を使わせていただきましたので、ご理解賜りたいと思います。

〇議長(柏倉謙一君) 土木費を終わります。
 9款消防費。

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(柏倉謙一君) 終わります。
 10款教育費。
 北名議員。

〇議長(柏倉謙一君) 北名議員。

〇24番(北名照美君) 二つ聞きたいのですが、一つはスキー学習の関係です。スキー学習に関して50万円の減額補正が出ております。それで、スキー学習の状況を聞きますと、いろんな形でやっているのかもしれませんが、いわゆるバスを使って、それからリフトを使ってやっているスキー学習ということになりますけれども、各学校でまちまちというか、学校の規模もありますから、いろいろ利用の状況が違うのはそういうことかなというぐあいに思うのですが、音江中学校が平成9年度、今年度、これからやるということはないでしょうから、やっていないのです。全くゼロというか。その辺の事情をこの機会に聞いておきたい。それから、以前にもやりとりをしたことがあるのですが、スキー学習でバスを利用する、あるいはリフトを利用する場合には市がお金を出しますよということで、これは大変いいことなのですけれども、深川スキー場に限りますよということを言っているわけです。以前には別な、カムイスキーリンクスだったと思うのですが、行っているところもあったというぐあいに記憶をしておりますけれども、そういう言い方をしている関係だけかどうかわかりませんが、とにかく深川スキー場に行っているということなのです。だから、そんなことを言わなくても深川スキー場に行く可能性もあるのですけれども、それは学校で選ばせたらいいのではないかと思うのです。深川スキー場でなければ、バスで行ったりリフトを使ってスキー学習をしても助成しないよと言っているというのは変だなという気がします。深川スキー場自身が以前はリフト代を無料にしてくれたのだから、珍しくこの議会で私は堤さんのことを褒めたのだけれども、その後有料に変わったのです。その経過はいいですけれども、そうした方がいいのではないですか。何か変にこだわっているような感じがして、嫌な感じがするのですが。
 それから、就学援助も250万円の減額が出ております。これは毎年聞いているのですが、就学援助の実態、去年もやりとりしておりますが、当初これだけの人員が該当になるだろうと見込んでいたが、実際にはそうではなかったということで減額ということになるわけです。当初の見込みはどうだったのか、そして実態がどうだったのかということがあります。
 それから、実態の中で、申請をしたけれども、否認定になった人がいるかどうか。多分いると思うのですけれども、いる場合には、その理由は何だったのか。収入オーバーということがこれまでも出ていましたから、そういうことも大いに考えながら聞くわけですが、そのことがあります。
 それからあわせて、これもいつも言っているのですが、同居している家族におじいちゃん、おばあちゃんがいる場合、年金を収入を合算する場合に入れるということが途中から出てきたのです。初めからというか、例えば20年前だとか15年前ぐらいにはなかったのです。何で途中から入れてきたかということは、結局入れることによって認定、否認定に分かれ目が出てくるという気持ちもあったのかもしれませんが、事務方ではそういう気持ちでやっているのだけれども、実際に家庭の中では非常に嫌な思いを若夫婦とおじいちゃん、おばあちゃんというか、若夫婦といっても特にお母さんです。だんなの両親と一緒に住んでいると。その若奥さんというか、小中学校の子供を持っている母親が、じいちゃん、ちょっと年金の収入のあれ見せてちょうだいと言うと、何で見せるんだと。嫌な思いをしているのです。こういうことで見せるんだと言っても、これから孫に小遣いやなんかをやるにしても、そんな中身まで嫁に見せたくない、これは当然考えられますよね。ですから、これはなくした方がいいのではないかというぐあいに何回も言っているのですけれども、この辺この機会にもう一回聞いておきます。

〇議長(柏倉謙一君) 答弁願います。
 後藤教育部長。

〇教育部長(後藤三君) 2点にわたってご質問いただきましたけれども、1点目のスキー学習の関係でございますけれども、スキーにつきましては、冬期間のスポーツの一つといたしまして、各学校の実態に応じて体育教科の授業に取り入れて行っておりますので、それぞれの学校によっては回数等に差異があるものでございます。
 お尋ねの音江中学校の本年度のスキー学習でございますけれども、音江中学校では過去の生徒の参加状況や高校受験を控えた3年生の健康状態あるいは精神的負担なども考慮しながら、学校内で十分に論議をいたしまして、本年度のスキー学習については実施しないという方向で実施しなかったものでございます。
 次に、スキー学習のスキー場のことでございますけれども、実態といたしましては、スキー学習の場所につきましては、各小中学校とも深川スキー場を利用しております。特に深川スキー場の場合には、スキー場のご好意によりまして、リフト代が小学生は400円、中学生は500円という低料金で利用させていただいているという理由もございますけれども、基本的には深川に立派なスキー場があるわけでございますので、深川市民がここのスキー場を利用することが最善の方法ではないかというふうに考えますので、他のスキー場という話もございますけれども、そういうことでなく深川スキー場を利用していただきたいということでお話を申し上げ、全校深川スキー場を利用していただいているという現状でございます。
 次に、就学援助の関係でございますけれども、就学援助の減額理由でありますが、当初予算において対象者を116世帯、小中学校合わせて163人、援助額で1,700万円を見込んでおりましたが、実際の認定が年度当初で96世帯、小中学校合わせて148人と見込みを下回りました。さらに、年度途中から要保護世帯に変更となった世帯もあったことなどから、最終の援助額は1,450万円となる見込みでありますことから、250万円の減額補正を行うものでございます。
 次に、否認定の実態でございますけれども、9年度に申請のあった109件のうち、世帯の収入超過で9世帯が否認定となったところでございます。
 それから、家族の年金の取り扱いでありますけれども、この制度の趣旨に沿った取り扱いをするため、年金も含めた世帯全員の収入を基礎として認定されますので、今後においても引き続きこの取り扱いで認定を進めてまいりたいと思いますので、ご理解をいただきたいと存じます。

〇議長(柏倉謙一君) 北名議員。

〇24番(北名照美君) 年金のことだけ言いたいのだが、制度の趣旨にのっとってと。それは役所の考えというか、言い方でないかなという気がするのです。さっき言ったような実態があるわけです。それから、去年もことしもだし、いつもなのだけれども、年金が理由でオーバーになったケースはないのです。ことしも9世帯あるけれども、これは全部収入オーバー。私も念入りに否認定の場合に理由は何と聞いているのだけれども、年金が理由になったのはないのです。収入オーバーなのです。ですから、制度の趣旨と言うけれども、以前はなかったのだから別に入れなくてもいいのです。これは地方自治体というか、市教委の裁量でもってできることなのです。だって、制度の趣旨とあなた言うけれども、基準そのものが行政で決めているわけでしょう。行政というか、市教委とほかの町とは違うのです。そんな無理しなくていいのです。制度の趣旨なんていうかたい言葉を言わなくてもいいのだから、安心してちょっと検討してみませんか。

〇議長(柏倉謙一君) 後藤教育部長。

〇教育部長(後藤三君) 先ほどもご答弁させていただきましたけれども、他との公平の関係から見ましても、家族全員の収入を判定の基準にすることが公平を期する面でもよいのではないかというふうに考えますので、現在のところ見直す考えはございませんので、ご理解いただきたいと思います。

〇議長(柏倉謙一君) 教育費を終わります。
 11款災害復旧費。

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(柏倉謙一君) 終わります。
 12款公債費。

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(柏倉謙一君) 終わります。
 13款諸支出金。

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(柏倉謙一君) 終わります。
 14款職員費。

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(柏倉謙一君) 終わります。
 次に、歳入、債務負担行為、地方債及び繰越明許費。
 北名議員。

〇24番(北名照美君) 歳入で、臨時福祉特別給付金支給事務184万9,000円。今、65歳以上の皆さん方に通知が行っているのです。去年は消費税引き上げを決める前に出たので、大分腹立っていて、そのことについて言ったのだけれども、ことしはそういうことではないので、私が聞きたいのは、昨年も実施して、いろんな教訓というか、経験というか、出来事が起きたわけです。ことしはなれているといいますか、2年目ですから。
 そこで、聞きたいのは、昨年の場合のことも聞きたいわけです。事務費用が道支出金ということで出てきているのだけれども、昨年べらぼうに少ない道から来るお金で、実際に現場ではそれをはるかに上回るだけお金がかかって問題になったのです。去年の場合の費用、これはどうだったのか。3月議会で出たときは28万円ということでしたが、その後当然深川市としてこれだけ臨時職員を雇用したとか、郵送だとか、事務費にかかったとかということであったわけですが、決算的に幾らかかって、道の方からは幾ら来たのか。それから、それについて私もどこかの機会で、全道的にもそうですから、不足分については道に追加要求するようにということを言ったわけですが、その辺はどうであったか聞きたいということが一つです。それから、実際の昨年の場合、三つに分けられて支給されているわけですけれども、それぞれの支給者の数はどうだったか。それから、渡し方というか、給付金を渡す方法が、去年も大分問題にしました。銀行に口座をつくりなさいと言っているけれども、そうはいかないよと。銀行に口座はつくりたくないという人たちがいるではないですかと言ったのですが、どういう形で昨年渡されたか、そのことについて聞きたい。トラブルがなかったかということもあわせて言っていただきたい。そこで、今ことし始まっているわけなので、ことしのことについて聞きたいのですが、事務費として道の支出金として184万9,000円来ているということで、この費用については大丈夫といいますか、いいのか。それから、体制、去年も窓口が大混雑しまして、わからないというか、全員に行くわけですから、もらえるかと思ってタクシーで来たけれども、もらえないとわかって歩いて帰っただとかいろんな場面が出てきたのですが、ことしは少しなれはあると思うのですけれども、窓口が混雑して待たされたり、ああだとかこうだとか大変だったのだけれども、その辺についての体制はどんな状況になっているのか、それをお聞きしたい。
 それから、通知、臨時特別給付金のお知らせというのを今私、これを見ながらしゃべっているのですけれども、郵送で送って、これが来たからといって必ず当たるものではないですよ、注意してくださいというのは書いてあるのですが、そこで結局、去年も大分言った給付金の受け取り方法なのです。別紙の口座振替申し出で指定された金融機関の口座に振り込みますと書いてあるのだが、これだとまた去年と同じなのです。去年はつけ加えて郵便局はだめですよと書いてあったような気もするのだけれども、本当にやることが不親切です。温かみに欠けると思うのだけれども、とりあえず答えてください。

〇議長(柏倉謙一君) 答弁願います。
 伊藤市民福祉部長。

〇市民福祉部長(伊藤福美君) 臨時特別給付金の関係につきまして、昨年、ことしとのかかわりについてご質問いただきましたが、順を追ってご説明を申し上げたいと存じます。
 昨年の事務費の不足額についてでございますけれども、結論から言いますと、49万6,975円の不足ということになります。道の支出金については、道委託金でございますが、184万9,000円に対しまして、実支出が234万5,975円でございます。追加交付についてはございませんでした。
 実績について申し上げますと、合計といたしまして2,726人の方が該当となりました。臨時福祉給付金の関係につきましては519人、臨時介護福祉金については56人、臨時特別給付金受給者数2,151人、合わせて2,726人ということでございます。
 渡す方法等につきましては、昨年いろいろご質問いただきましたけれども、議員さんの意を体することも大切にいたしまして、そして窓口の接遇におきましていろいろなご希望がございました。結果的に申し上げますと、それぞれ2,726人の方のうち16名が現金支給で、ほかの方はすべて口座振替ということで、円滑に取り進んだというふうに総括をしてございます。
 本年度の取り組みの関係でございますが、今議員さんが質問の中でおっしゃられていましたけれども、このようにそれぞれ該当する方々全員に送付させていただきまして、この中で昨年の実績を踏まえながら、私どもも創意と工夫、事務能率の向上という、そういう観点から、総務部、税務課、市民福祉部の関係する課、それぞれ連携をとり合いまして協議する中で効率的で適正な方法を生み出しまして、デ・アイの2階におきまして、それを拠点として、市内9カ所においてそれぞれこの業務を取り進めてございます。これらにつきましても、お尋ねありましたように、トラブルについては今のところそういう報告は来ておりませんし、私もなるべく足を運んでおりますけれども、その中においてもそういう報告は受けてございませんし、窓口の混雑はございませんでした。
 体制につきましては、補正予算とのかかわりがございまして、やはり先行しなければなりませんし、去る2月27日に既にそれぞれ該当する方々に郵送でもって発送いたしました。こういった事務を含めまして早期に取り組まなければなりませんし、それが該当する方々へのサービスと考えまして、正職員を主体としながらも、既定予算の範囲内の関係を最大限生かしまして臨時職員等を雇用してございます。そういったことで、これらについては円滑に進んでいるものというふうに考えております。
 なお、受け取りの方法につきましては、昨年と同じような方法で取り進めていきたいというふうに考えておりますので、いずれにいたしましても、これらをご利用される側の考え方に立ってそれぞれ取り進めていく考えでございますので、よろしくご理解を賜りたいと存じます。

〇議長(柏倉謙一君) 北名議員。

〇24番(北名照美君) 去年のこともありましたから、道の方に全然その後追加のお金が来ていないというのはちょっと問題あるなというか、不満なのですけれども、それはそれとして、大体去年のことを踏まえてスムーズに流れるようにやっているよということでありますが、深川市でつくったお知らせにちょっと手抜かりがあった。これはやっぱり上の方でチェックをして、さっきから言っているように、受け取りの方法、これだとやっぱり銀行だけなんだよという書き方なのです。米印をつけて、希望があれば直接もお渡ししますので、申し出てくださいと、こう書いておけばよかった。こういうことを、来年もあるかどうかわからないのだけれども、この辺ちょっと手抜かりがあったのでないかと思うのだけれども、どうでしょう。

〇議長(柏倉謙一君) 伊藤市民福祉部長。

〇市民福祉部長(伊藤福美君) 今お話ありましたことにつきましては、先ほどご答弁申し上げましたように、利用される方の側に立ってということでございますので、ご意見として真摯に受けとめさせていただきます。

〇議長(柏倉謙一君) 終わります。
 次に、議案第26号。

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(柏倉謙一君) 終わります。
 次に、議案第27号。

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(柏倉謙一君) 終わります。
 次に、議案第28号。

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(柏倉謙一君) 終わります。
 次に、議案第29号。

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(柏倉謙一君) 終わります。
 次に、議案第30号。

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(柏倉謙一君) 終わります。
 次に、議案第31号。

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(柏倉謙一君) 終わります。
 次に、議案第32号。

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(柏倉謙一君) 終わります。
 次に、議案第33号。

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(柏倉謙一君) 終わります。
 質疑を終わります。
 お諮りします。本件は、会議規則第36条第2項の規定によって、委員会付託を省略したいと思いますが、異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(柏倉謙一君) 異議なしと認め、よって本件は委員会付託を省略することに決定しました。本件は討論の通告がありませんので、これより議案第25号ないし議案第33号の9件を一括して採決します。
 本件は原案のとおり決定することに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(柏倉謙一君) 異議なしと認め、よって議案第25号ないし議案第33号は原案のとおり可決されました。


〇議長(柏倉謙一君) 日程第7 発議第1号議員の派遣についてを議題とします。
 提出者の説明を求めます。
 松沢議員。

〇14番(松沢一昭君)〔登壇〕 ただいま議題となりました発議第1号議員の派遣について、提出者を代表して提案理由の説明を申し上げます。本件は、議員の先進都市調査及び各種大会などの参加について、あらかじめ議会の議決を得ておこうとするものです。
 よろしくご審議の上、議決くださいますようお願い申し上げます。
 
〇議長(柏倉謙一君) これより質疑に入ります。
 

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(柏倉謙一君) 質疑を終わります。
 お諮りします。本件は、会議規則第36条第2項の規定によって、委員会付託を省略したいと思いますが、異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(柏倉謙一君) 異議なしと認め、よって本件は委員会付託を省略することに決定しました。本件は討論の通告がありませんので、これより発議第1号を採決します。
 本件は原案のとおり決定することに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(柏倉謙一君) 異議なしと認め、よって発議第1号は原案のとおり可決されました。



〇議長(柏倉謙一君) 以上で本日の日程は全部終了しましたので、本日はこれで散会します。
 なお、明日は午前10時から開議します。

(午後 0時01分 散 会)



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