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平成10年 第3回

深川市議会定例会会議録 (第4号)

午後 1時08分 開議 
 平成12年10月23日(金曜日)
午後02時17分 延会 


〇議事日程(第1号)

     
日程第 1 委員会報告第8号
議案第65号 深川市税条例の一部を改正する条例について
日程第 2 委員会報告第9号
議案第77号 市道の路線廃止について
議案第78号 市道の路線認定について
日程第 3 議案第81号 工事請負契約の締結について(深川市温水プール建築工事)
議案第82号 工事請負契約の締結について(深川市温水プール空調設備工事)
日程第 4 議案第88号 深川市助役の選任について
日程第 5 議案第89号 深川市収入役の選任について
日程第 6 議案第90号 深川市教育委員会委員の任命について
追加日程第1 議案第91号 深川市固定資産評価員の選任について
日程第 7 意見案第11号 道路特定財源等に関する意見書
意見案第12号 過疎地域活性化のための新立法措置に関する意見書
意見案第13号 主業稲作農家の経営安定緊急対策等に関する意見書
意見案第14号 季節労働者の雇用対策等に関する意見書
意見案第15号 医療費の引き下げに関する意見書
意見案第16号 小児慢性特定疾患の治療費に関する意見書
意見案第17号 ゆとりある教育と学級定員縮小に関する意見書
意見案第18号 少子化対策の総合的推進に関する意見書
日程第 8 閉会中の継続審査の申し出について



(午前11時29分 開 会)

 

〇議長(柏倉謙一君) これより本日の会議を開きます。


〇議長(柏倉謙一君) 事務局長から諸般 の報告を申し上げます。

〇議会事務局長(平間敏男君) 初めに、総務常任委員長から議案1件、建設常任委員長から議案2件の審査結果の報告がありました。
 次に、岡田議員ほかから意見案8件の提出及び市長から議案3件の追加提出がありました。
 次に、八木議員から本日欠席する旨の届け出がありました。
 次に、第3回定例会4日目の議事日程は、お手元にご配付のとおりであります。
 報告を終わります。


〇議長(柏倉謙一君) 日程第1 委員会報告第8号議案第65号深川市税条例の一部を改正する条例についてを議題とします。
 本件について委員長の報告を求めます。
 清水総務常任委員長。

〇総務常任委員長(清水正吉君)〔登壇〕 ただいま議題となりました議案第65号深川市税条例の一部を改正する条例について、審査いたしました概要と結果につきましてご報告申し上げます。
 本件は、本定例会において当委員会に付託され、委員会を10月21日に開催し、関係する部課長等の出席を求め、審査を行いました。
 質疑の中から主なものを申し上げます。
 問い、特定非営利活動を行う団体は、市内にどれだけあるか。
 答え、市のボランティア連絡協議会に登録している団体は約20団体ほどですが、ボランティア活動等を行う任意団体等はほかに子ども会の育成とか人権擁護活動、平和支援活動、環境保全等、不特定多数の利益の増進に寄与する活動等を行うすべてを含むもので、その総数は把握していません。
 問い、改正法と従前の方法とでは、固定資産税額はどれだけ違うか。
 答え、場所によって税負担が上がるところと下がるところがあります。この違いは、平成6年の評価替えにおいて固定資産評価額が地価公示価格の7割に統一されたことから、この上昇率にばらつきがあるため、このような違いが出てくるものです。
 質疑終結後採決を行い、議案第65号は出席委員一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
 以上で報告を終わります。

〇議長(柏倉謙一君) これより質疑に入ります。

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(柏倉謙一君) 質疑を終わります。
 本件は討論の通告がありませんので、これより議案第65号を採決します。
 本件に対する委員長の報告は可決であります。
 本件は委員長の報告のとおり決定することに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(柏倉謙一君) 異議なしと認め、よって議案第65号は委員長の報告のとおり可決されました。


〇議長(柏倉謙一君) 日程第2 委員会報告第9号議案第77号市道の路線廃止について及び議案第78号市道の路線認定についての2件を議題とします。
 本件について委員長の報告を求めます。
 南建設常任委員長。

〇建設常任委員長(南  寿君)〔登壇〕 ただいま議題となりました議案第77号市道の路線廃止について及び議案第78号市道の路線認定について、以上2件についてご報告申し上げます。
 本件は、本定例会、10月16日の会議において当委員会に付託になったものであります。
 委員会は、去る21日開催、部課長等の出席を求め、現地調査を含め審査いたしました結果、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定しました。
 以上で報告を終わります。

〇議長(柏倉謙一君) これより一括質疑に入ります。

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(柏倉謙一君) 質疑を終わります。
 本件は討論の通告がありませんので、これより議案第77号及び議案第78号の2件を一括して採決します。
 本件に対する委員長の報告は可決であります。
 本件は委員長の報告のとおり決定することに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(柏倉謙一君) 異議なしと認め、よって議案第77号及び議案第78号は委員長の報告のとおり可決されました。


〇議長(柏倉謙一君) 日程第3 議案第81号工事請負契約の締結について及び議案第82号工事請負契約の締結についての2件を議題とします。
 本件は、一時議事延期となっているものです。既に提出者の説明が終わっていますので、これより一括質疑に入ります。
 松沢議員。

〇14番(松沢一昭君)〔登壇〕 この工事請負契約締結について、4点ほど質疑をいたします。
 1点目は、資金対応のめどについてであります。非常に高額な資金を要することから、これらの資金対応のめどについてはどういうふうになっているか。
 それから2点目に、交通の利便性の問題ですが、鉄道は駅のそばということでありますが、北空知バスあるいは市内循環バスあるいはまた水泳教室へのバスの委託など、いろいろ利便性を図っていかなければならない問題があると思いますが、この辺はどのように考えているか。
 3点目に、運営方針の考え方についてでありますが、他市では直轄あるいは委託、三セクといろいろ運営をやっておりますが、深川市の場合どういうふうな運営方向を考えているか。
 4点目について、今までいろいろこの問題で具体的な部分を聞いていっても、すべてこれからというようなことで、これから具体化をされる場合に、所管の人の配置が1人しかされていないということで、人的な強化の必要はないのかどうか。
 以上4点についてお尋ねします。

〇議長(柏倉謙一君) 答弁願います。
 江剌教育長。

〇教育長(江剌昌吉君) 質疑を終わります。
 これより討論に入ります。
 討論の通告がありますので、指名します。
 北名議員。

〇24番(北名照美君) 温水プールにかかわりまして4点のご質疑をいただきましたので、私の方からお答えをさせていただきます。
 長年の懸案でございました温水プールの建設につきましては、これまで多くのご意見、そしてご質疑をいただき、市長からご答弁を申し上げ、それぞれ深いご理解をお願い申し上げているところでございますが、ただいまのご質疑にそれぞれお答えを申し上げたいというふうに存じます。
 1点目の資金対応といいますか、財源対応のめどはということでございますけれども、事業費につきましては、厳しい財政状況の中でありますので、経済設計に努めながら、当初の事業費を少しでも下回る努力をいたしてきております。現時点では、既に進めております設計あるいは用地費、さらに今回お願いをしております工事請負契約等に至った部分等を含めてみますと、当初計画よりも約4,000万円ぐらいは下回っている状況にあるわけでございますが、今後とも事業費につきましては、極力大きな事業費にならない努力を続けてまいりたいというふうに思っておりますが、事業費の財源につきましては、これまでもお答えいたしておりますように、過疎債、地域総合整備事業債、さらに道補助金を充当させていただく計画のものでございますけれども、平成10年と11年の2カ年計画の事業でございます。起債あるいは補助の申請に当たりましては、単年度ごとに申請をしていくことになるわけでございますが、本年度分の起債につきましては、明年の1月ないし2月ごろに許可予定額が内示されるというものでございます。また、道補助金につきましては間もなく内示段階というふうに考えてございますけれども、それぞれ財源の確保ができますように、関係部課ともども協力をいただきまして確保に努めているところでございます。
 2点目にございました温水プール利用者の交通機関の対応でございますけれども、温水プールの利用計画の中では、水泳教室あるいは各種大会、健康運動教室などを計画いたしてまいりたいというふうに思っておりますが、プール利用者全体を考えての交通機関の確保ということは非常に難しい面もございます。基本的には既存の公共交通機関の利用をいただくということになるわけでございますが、温水プールの計画の中では120台の駐車場あるいは駐輪場の確保なども図る予定でございますので、こういう利用にも供していきたいというふうに考えてございます。また、水泳教室など定期的な利用につきましては、今後の運営指導部門を委託していく検討の中で十分考えさせていただきたいというふうに考えております。
 次に、3点目にございますプールの運営方式でございますが、プールの運営につきましては水泳普及、水泳指導など専門的な知識を必要とする分野でございますことから、運営方式につきましては、最小限の職員と、運営指導部門、施設管理部門に区分いたしまして、それぞれ専門的なノウハウを持っているところへ民間委託という形で行っていく方向で検討いたしております。このことは維持管理費に直接結びつくものでもございますので、できるだけ効率的な管理運営に向けて慎重に検討してまいりたいというふうに考えてございます。
 4点目にございましたこれから具体的な課題を詰めていく中での職員体制についてでございますけれども、現在スポーツ課に温水プール担当の主幹を1名配置して対応しているわけですが、今後ソフト事業などの組み立てあるいは施設の建設が進んでいくことに伴います備品の購入であるとかその後の維持管理に向けた事務作業がふえてくることも予想されますので、職員体制につきましては、そのことも十分考慮しながら、全体の配置等も考慮して体制の整備に努めてまいりたいというふうに考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。

〇議長(柏倉謙一君)  質疑を終わります。
 お諮りします。本件は、会議規則第36条第2項の規定によって、委員会付託を省略したいと思いますが、異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(柏倉謙一君) 異議なしと認め、よって本件は委員会付託を省略することに決定しました。
 これより討論に入ります。
 討論の通告がありますので、指名します。
 初めに、高桑議員。

〇20番(高桑幸雄君)〔登壇〕 社会クラブとして、ただいま議題となっております81号、82号につきまして、反対の立場で討論をいたします。
 市長の行政執行方針の基本理念でありますともに語り、ともに考え、ともに行動するという考え方につきましては、私も同感するものであります。しかし、今回の温水プール建設をめぐる経過の中で、この基本理念はどう貫かれたのか疑問の多いところであります。市長は、この事業を進めるに当たり、だれと語り、だれと考え、だれと行動をともにしようとしてきたのですか。私は、市民と市民の代表である議会の意見を尊重することなくして、この基本理念はないというふうに考えます。多くの市民から見直し、縮小などの意見はありませんでしたか。議会議論の経過はどうでしたか。私は、議会議論を少し軽視しているのではないかと思います。
 市長は、当初から計画の変更は認めないという立場で進めてきたのではありませんか。工事費の減額もなく、さらに提案された中身としてはレジャー的施設も追加をされるなど、最初に計画、実行ありきと、こういうことではなかったのかと疑問を感じるわけであります。この間の議会議論としてあった見直しや縮小、こういったことの検討の余地が全くなかったのか。将来にわたる調査・研究が十分であったのか。特に私は財政面での不安は大きく残っているというふうに考えます。また、その不安が将来大きなツケとなって市民にかかってくるのではと疑問と不安を持っているものであります。
 現状の市の財政状況と今後の財政運営を考えますと、大変な事態が予測されております。一つは、平成10年度末地方債残高の見込みは220億3,700万円と見込まれております。これに今後総合病院の改築、一般廃棄物処理施設、これは広域にしろ単独にしろ多額の経費を必要といたします。この二つでも150億円から200億円の建設費が見込まれております。さらに、病院改築の前提となる不良債務の解消にしましても、さきに答弁がありましたように、11年から13年にこの解消に向けて努力をするということになっておりますけれども、結果的に言えば、一般会計をもってしか行うことができないと、こういう状況になると思います。
 もう一点は、現在の公共施設、生きがい文化センター、総合運動公園、これらの維持管理費が現在約4億円です。今後、プール、ライスランド構想に基づく施設づくり、さらにキャンプ場などでこの維持管理費が四、五年後に倍増する可能性を持っております。
 さらに、温水プール自身のことについて考えてみますと、現在想定されております800円から1,000円という入場料でございますけれども、私はこれがかえって利用者を少なくしていく、こういうことになるような気がいたしますし、さらにこの中の施設としてありますサウナ、公衆浴場が、現在ある深川市民の貴重な浴場でありますこれらが廃止に追い込まれていく、この可能性が非常に大きい。議会でもそのことの議論がありましたけれども、これに対する対応策については今のところありません。さらに、もう一点は、この温水プールにかかわるレジャー的施設での外客誘致は、他市の例を見るまでもなく大変困難なことが予想されます。
 以上が大きな点でありますけれども、私は、そういった状況の中で、基本的に市長は、政策決定に当たっては、市民生活優先、こういったことの政策順位を誤りのないようにしていかなければならない、また私どももそういう責任があるというふうに考えております。
 以上、私ども社会クラブとしての考えを述べまして、81号、82号については反対といたします。
 以上でございます。

〇議長(柏倉謙一君) 討論を終わります。
 これより採決します。
 初めに、議案第81号を採決します。
 本件は原案のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。

(賛成者起立)

〇議長(柏倉謙一君) 起立多数。
 よって、議案第81号は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第82号を採決します。
 本件は原案のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。

(賛成者起立)

〇議長(柏倉謙一君) 起立多数。
 よって、議案第82号は原案のとおり可決されました。


〇議長(柏倉謙一君) 日程第4 議案第88号深川市助役の選任についてを議題とします。
 提出者の説明を求めます。
 河野市長。

〇市長(河野順吉君)〔登壇〕 議案第88号深川市助役の選任について提案理由を申し上げます。
 深川市助役、大西良一氏は、11月4日をもって任期が満了となりますので、後任の助役として江剌昌吉氏を選任したく、地方自治法第162条の規定に基づき、議会の同意を求めようとするものであります。
 江剌昌吉氏の生年月日、住所につきましては記載のとおりでありますが、同氏は昭和33年、旧深川町役場に奉職以来、教育次長、建設部長、総務部長を歴任し、平成7年8月から現在まで教育長を務められ、地方公務員として常に職責を自覚し、職務に専念、市政の発展に精励され、識見豊かで信望も厚く、助役として最適任者と考えますので、よろしくご同意くださいますようお願い申し上げます。

〇議長(柏倉謙一君) これより質疑に入ります。

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(柏倉謙一君) 質疑を終わります。
 お諮りします。本件は、会議規則第36条第2項の規定によって、委員会付託を省略したいと思いますが、異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(柏倉謙一君) 異議なしと認め、よって本件は委員会付託を省略することに決定しました。
 本件は討論の通告がありませんので、これより議案第88号を採決します。
 本件はこれに同意することに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(柏倉謙一君) 異議なしと認め、よって議案第88号は同意されました。


〇議長(柏倉謙一君) 日程第5 議案第89号深川市収入役の選任についてを議題とします。
 提出者の説明を求めます。
 河野市長。

〇市長(河野順吉君)〔登壇〕 議案第89号深川市収入役の選任について提案理由を申し上げます。
 深川市収入役、伊藤博夫氏は、11月3日をもって任期満了となりますので、後任の収入役として今井敏雄氏を選任したく、地方自治法第168条第7項の規定に基づき、議会の同意を求めようとするものであります。
 今井敏雄氏の生年月日、住所は記載のとおりでありますが、同氏は昭和40年、深川市役所に奉職以来、企画部長、市民福祉部審議員、企画室長を歴任し、平成7年8月から現在まで水道部長、水道環境部長を務められ、地方公務員として常に職責を自覚し、職務に専念、市政の発展に精励され、識見豊かで信望も厚く、収入役として最適任者と考えますので、よろしくご同意くださいますようお願い申し上げます。

〇議長(柏倉謙一君) これより質疑に入ります。

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(柏倉謙一君) 質疑を終わります。
 お諮りします。本件は、会議規則第36条第2項の規定によって、委員会付託を省略したいと思いますが、異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(柏倉謙一君) 異議なしと認め、よって本件は委員会付託を省略することに決定しました。
 本件は討論の通告がありませんので、これより議案第89号を採決します。
 本件はこれに同意することに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(柏倉謙一君) 異議なしと認め、よって議案第89号は同意されました。


〇議長(柏倉謙一君) 日程第6 議案第90号深川市教育委員会委員の任命についてを議題とします。
 提出者の説明を求めます。
 河野市長。

〇市長(河野順吉君)〔登壇〕 議案第90号深川市教育委員会委員の任命について提案理由を申し上げます。
 教育委員会委員、江剌昌吉氏は、11月4日をもって退任されますので、後任として菅原忠氏を任命したく、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項の規定に基づき、議会の同意を求めようとするものであります。
 菅原忠氏の生年月日、住所は記載のとおりでありますが、同氏は昭和34年、旧深川町役場に奉職以来、議会事務局次長を経て、平成6年4月から現在まで議会事務局長を務められ、地方公務員として常に職責を自覚し、職務に専念、市政の発展に精励され、識見豊かで信望も厚く、教育委員として最適任者と考えますので、よろしくご同意くださいますようお願い申し上げます。

〇議長(柏倉謙一君) これより質疑に入ります。

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(柏倉謙一君) 質疑を終わります。
 お諮りします。本件は、会議規則第36条第2項の規定によって、委員会付託を省略したいと思いますが、異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(柏倉謙一君) 異議なしと認め、よって本件は委員会付託を省略することに決定しました。
 本件は討論の通告がありませんので、これより議案第90号を採決します。
 本件はこれに同意することに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(柏倉謙一君) 異議なしと認め、よって議案第90号は同意されました。
 ただいま同意されました江剌教育長及び今井水道環境部長から就任に当たり議員各位にごあいさつしたい旨の発言の申し出がありますので、これを許可します。
 初めに、江剌教育長。

〇教育長(江剌昌吉君)〔登壇〕 貴重な時間をお与えいただきまして、ごあいさつをさせていただきますこと、厚くお礼を申し上げます。
 ただいま大西助役の任期満了に伴う後任として、図らずも河野市長のご推挽をいただき、ただいま市議会議員皆様の格別なご配慮によりましてご同意を賜りましたこと、私には身に余る光栄であり、心から感激をいたしている次第であります。
 もとより浅学非才、未熟者でありますが、その重責を考えますとき、身の引き締まる思いと大きな不安があるわけでありますが、皆様のご指導をいただきながら、市長の意を体して職務に専心努力する所存であります。何とぞ議員皆様の温かいご指導、ご鞭撻を賜りますよう心からお願い申し上げ、簡単でありますが、ごあいさつとさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。

〇議長(柏倉謙一君) 次に、今井水道環境部長。

〇水道環境部長(今井敏雄君)〔登壇〕 大変貴重な時間を賜りまして、ごあいさつの機会を与えていただきましたことに厚くお礼を申し上げます。
 このたび収入役として河野市長のご推挽をいただきまして、ただいまは議員の皆様の格別のご高配によりまして選任ご同意を賜りましたこと、私にとって身に余る光栄でありまして、感激のきわみであります。不肖の私でありますが、職務に誠心誠意専念して、市民福祉の向上のため努力してまいる所存であります。何とぞ議員皆様のご指導、ご支援を賜りますよう心からお願い申し上げ、簡単でございますけれども、ごあいさつとさせていただきます。どうぞよろしくお願い申し上げます。

〇議長(柏倉謙一君) 暫時休憩いたします。

(午後 1時41分 休 憩)

(午後 2時03分 再 開)


〇議長(柏倉謙一君) 休憩前に引き続き開議いたします。

〇議長(柏倉謙一君) 事務局長から諸般の報告を申し上げます。

〇事務局長(菅原 忠君) 市長から議案1件の追加提出がありました。
 報告を終わります。

〇議長(柏倉謙一君) お諮りします。
 ただいま市長から議案第91号深川市固定資産評価員の選任についてが提出されました。これを日程に追加し、追加日程第1として直ちに議題としたいと思いますが、異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(柏倉謙一君) 異議なしと認め、よって議案第91号深川市固定資産評価員の選任についてを日程に追加し、追加日程第1として直ちに議題とすることに決定しました。



〇議長(柏倉謙一君) 追加日程第1 議案第91号深川市固定資産評価員の選任についてを議題とします。
 提出者の説明を求めます。
 河野市長。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇市長(河野順吉君)〔登壇〕 議案第91号深川市固定資産評価員の選任について提案理由を申し上げます。
 深川市固定資産評価員、大西良一氏は、11月4日をもって辞職されますので、後任として江剌昌吉氏を選任したく、地方税法第404条第2項の規定に基づき、議会の同意を求めようとするものであります。
 同氏の生年月日、住所については記載のとおりでありますが、経歴については議案第88号でご説明申し上げたとおりで、識見豊かで信望も厚くすぐれた人格は深川市固定資産評価員として最適任者であると考えますので、よろしくご同意くださいますようお願い申し上げます。

〇議長(柏倉謙一君) これより質疑に入ります。

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(柏倉謙一君) 質疑を終わります。
 お諮りします。本件は、会議規則第36条第2項の規定によって、委員会付託を省略したいと思いますが、異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(柏倉謙一君) 異議なしと認め、よって本件は委員会付託を省略することに決定しました。
 本件は討論の通告がありませんので、これより議案第91号を採決します。
 本件はこれに同意することに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(柏倉謙一君) 異議なしと認め、よって議案第91号は同意されました。


〇議長(柏倉謙一君) 日程第7 意見案第11号道路特定財源等に関する意見書ないし意見案第18号少子化対策の総合的推進に関する意見書の8件を議題とします。
 提出者の説明を求めます。
 東出議員。

〇15番(東出治通君)〔登壇〕 ただいま議題となりました意見案第11号道路特定財源等に関する意見書ないし意見案第18号少子化対策の総合的推進に関する意見書の8件について、提出者を代表して提案理由の説明を申し上げます。
 本件につきましては、お手元にご配付しています内容により関係機関に提出するものであります。内容の説明は省略いたしますが、議決くださいますようお願い申し上げます。

〇議長(柏倉謙一君) これより一括質疑に入ります。

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(柏倉謙一君) 質疑を終わります。
 お諮りします。本件は、会議規則第36条第2項の規定によって、委員会付託を省略したいと思いますが、異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(柏倉謙一君) 異議なしと認め、よって本件は委員会付託を省略することに決定しました。
 本件は討論の通告がありませんので、これより意見案第11号ないし意見案第18号の8件を採決します。
 初めに、意見案第11号を採決します。
 本件は原案のとおり決定することに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(柏倉謙一君) 異議なしと認め、よって意見案第11号は原案のとおり可決されました。
 次に、意見案第12号ないし意見案第18号の7件を一括して採決します。
 本件は原案のとおり決定することに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(柏倉謙一君) 異議なしと認め、よって意見案第12号ないし意見案第18号は原案のとおり可決されました。


〇議長(柏倉謙一君) 日程第8 閉会中の継続審査の申し出についてを議題とします。
 本件は、経済常任委員長から別紙印刷ご配付のとおり閉会中の継続審査の申し出があります。
 お諮りします。申し出のとおり決定することに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(柏倉謙一君) 異議なしと認め、よって申し出のとおり閉会中の継続審査とすることに決定しました。

〇議長(柏倉謙一君) ここで、大西助役及び伊藤収入役から退任に当たり議員各位にごあいさつしたい旨の発言の申し出がありますので、これを許可します。
 初めに、大西助役。

〇助役(大西良一君)〔登壇〕 本会議の席上におきまして私の退任のごあいさつを申し上げる機会をお与えいただきました柏倉議長初め議員各位に心から厚くお礼を申し上げる次第であります。
 このたびの河野市長2期目の船出を機会に、新たなスタッフのもとで新しい時代に対応した、そういう新しい感覚のもとで行政を進められることがまさに適切であろうと、こういう認識のもとに、先般助役を退任いたしたく市長に願い出をいたしておりましたところ、11月4日付をもちましてお許しをいただきましたので、ここに助役を退任させていただくことになりました。助役選任をいただきましてから1期4年、この間何らなすところなく退任をいたすことは、まことに心苦しく、申しわけない気持ちでいっぱいでございます。私の退任は、今置かれている立場から、この際出処進退を画することがよろしかろうと、こういう決断で決めさせていただきました。決して他意あってのことではございません。
 顧みますと、昭和33年、旧深川町役場に奉職以来、40年余の長きにわたりまして職員として勤務をさせていただきましたこと、非常にうれしく思っている次第であります。特にこの4年間、河野市長のもとで助役として議員の皆様の温かいご指導、ご高配をいただいてまいりましたけれども、非力な私にとりまして手に余る厳しい試練の連続でございました。しかし、こうした中にありましても、市長の公約でありました二大公約の具現化を初め、数多くの公約実現、そしてつい先ごろのカナダブリティッシュコロンビア州アボツフォード市との姉妹都市提携など、これらに参画をさせていただき、今静かに振り返りますとき、さまざまなことが脳裏をかすめ、感無量のものがございます。
 私は、この町の職員あるいは市の職員として道を選び40年余り、歴代市長を初め議員並びに職員の皆さんに支えられて、充実した日々を送り、ここにこの日を迎えることができましたことは、そしてあわせて議員各位に退任のごあいさつをさせていただけますことは最高の喜びであります。退任するに当たり、お世話になりました数多くの議員の皆様に改めて厚くお礼を申し上げますとともに、今後とも深川の地に残り、一市民として市政の発展に協力できるものはしてまいりたいと、このように考えてございますので、変わらぬご交誼を賜りますようにお願い申し上げる次第であります。
 終わりに、謹んで深川市の限りない発展と皆様の健康で本市発展のためご活躍くださいますようご祈念させていただき、甚だ措辞ではございますけれども、退任のごあいさつといたします。大変ありがとうございました。

〇議長(柏倉謙一君) 次に、伊藤収入役。

〇収入役(伊藤博夫君)〔登壇〕 収入役退任に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げたいと思います。
 私の出処進退はみずから決すべしという信念のもとに、今から4年前にその決意をいたした次第でございます。河野市長から再び温かいお話もございましたけれども、私の決意をお聞き届けいただきました。ここに後顧の憂いなく後進に道を譲ることができました。本当に満足感いっぱいでございます。
 私も大西助役同様40年になりますけれども、収入役としての4年間は本当に充実した4年間でございました。これはひとえに河野市長初め議員の皆さん方の私に寄せられましたご指導、ご鞭撻のたまものでございまして、衷心から厚くお礼を申し上げ、感謝申し上げたいと思います。この後は、一市民となりまして、深川市政の発展、そして河野市政を陰より支援してまいりたいと、このように考えております。
 最後になりましたけれども、議員各位のますますのご隆昌とご健勝をご祈念申し上げまして、言葉足りませんけれども、退任に当たってのごあいさつとさせていただきます。長い間ありがとうございました。



〇議長(柏倉謙一君) 以上をもって本定例会に付議されました事件の審議は全部終了しましたので、平成10年第3回深川市議会定例会を閉会します。

(午後 2時17分 閉 会)



上記会議の記録に相違ないことを証するため、ここに署名する。
 
議    長       柏 倉 謙 一

副 議 長        永 倉 尚 郎
 
署名議員 (10番)   遠 藤   修
 
署名議員 (11番)   白 井   進



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