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平成10年 第4回

深川市議会定例会会議録 (第4号)

午前10時14分 開議 
 平成12年12月22日(火曜日)
午後11時01分 延会 


〇議事日程(第1号)

     
日程第 1 委員会報告第11号
議案第92号 深川市マルチメディアセンター条例について
議案第93号 深川市職員給与条例の一部を改正する条例について
議案第94号 深川市奨学資金条例の一部を改正する条例について
日程第 2 委員会報告第12号
議案第95号 深川市青少年広場設置条例を廃止する条例について
議案第96号 深川市営住宅条例の一部を改正する条例について
日程第 3 委員会報告第13号
認定第 3号 平成9年度深川市一般会計歳入歳出決算認定について
認定第 4号 平成9年度深川市市民交通傷害保障事業特別会計歳入歳出決算認定について
認定第 5号 平成9年度深川市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について
認定第 6号 平成9年度深川市老人医療特別会計歳入歳出決算認定について
認定第 7号 平成9年度深川市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について
認定第 8号 平成9年度深川市家畜処理場事業特別会計歳入歳出決算認定について
認定第 9号 平成9年度深川市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について
認定第10号 平成9年度深川市地方卸売市場特別会計歳入歳出決算認定について
認定第11号 平成9年度深川市下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について
認定第12号 平成9年度深川市駐車場事業特別会計歳入歳出決算認定について
日程第 4 議案第99号 平成10年度深川市一般会計補正予算(第4号)
議案第103号 平成10年度深川市下水道事業特別会計補正予算(第2号)
議案第106号 平成10年度深川市病院事業会計補正予算(第2号)
日程第 5 議案第107号 平成10年度深川市一般会計補正予算(第5号)
日程第 6 意見案第19号 地方事務官の地方公務員への身分移管を求める意見書
意見案第20号 雇用保険失業給付の改善・延長に関する意見書
意見案第21号 医療制度の充実・改善を求める意見書
意見案第22号 すべての住民が安心して暮らせる年金制度確立を求める意見書
意見案第23号 難病の公費負担復活を求める意見書
意見案第24号 組織的犯罪対策三法の立法化に反対する意見書
意見案第25号 新「日米防衛協力のための指針」(新ガイドライン)にともなう「周辺事態法案」などに関する意見書
意見案第26号 じん肺被害者の早期救済に関する意見書
意見案第27号 「欠陥住宅補償法(仮称)」の早期制定等を求める意見書
意見案第28号 犯罪被害者救済制度の充実に関する意見書
意見案第29号 介護保険法の円滑な実施に関する意見書
日程第 7 陳情審議
日程第 8 閉会中の継続審査の申し出について
日程第 9 閉会中の所管事務調査の申し出について



(午前11時29分 開 会)

 

〇議長(柏倉謙一君) これより本日の会議を開きます。


〇議長(柏倉謙一君) 事務局長から諸般 の報告を申し上げます。

〇議会事務局長(平間敏男君) 総務常任委員長から議案3件、建設常任委員長から議案2件及び決算審査特別 委員長から認定10件の審査結果の報告がありました。
 次に、岡田議員ほかから意見案11件の提出及び市長から議案1件の追加提出がありました。
 次に、議長は陳情1件を受理しました。
 次に、第4回定例会4日目の議事日程は、お手元にご配付のとおりであります。
 報告を終わります。


〇議長(柏倉謙一君) 日程第1 委員会報告第11号議案第92号深川市マルチメディアセンター条例についてないし議案第94号深川市奨学資金条例の一部を改正する条例についての3件を議題とします。
 本件について委員長の報告を求めます。
 清水総務常任委員長。

〇総務常任委員長(清水正吉君)〔登壇〕 ただいま議題となりました議案第92号深川市マルチメディアセンター条例について、議案第93号深川市職員給与条例の一部を改正する条例について及び議案第94号深川市奨学資金条例の一部を改正する条例について、以上3件について、審査しました概要と結果 についてご報告申し上げます。
 本件は、本定例会において当委員会に付託され、委員会を12月10日に開催し、教育長及び関係する部課長等の出席を求め、審査を行いました。
 初めに、議案第92号深川市マルチメディアセンター条例について、質疑の中から主なものを申し上げます。
 問い、生きがい文化センターに整備されるが、目的外使用にはならないか。
 答え、空知支庁に確認を求めたところ、生きがい文化センターとしての目的、用途には基本的に変更はなく、情報機能を付加するという観点から、問題はないものと回答をいただいています。
 問い、第3次深川市総合計画実施計画との整合性はどう整理されているか。
 答え、本年度整備する地域情報化の基盤となる中核施設等の整備については実施計画に組み込まれていますが、図書館の情報化と生涯学習情報化の部分については、当初予定した金額から若干上回ると考えていますので、十分幅広い見地に立って検討させていただきたい。
 問い、市民にとってどのようなメリットがあるか。
 答え、現在インターネットを利用する場合の経費は、最も近くて旭川市内の接続サービス業者までの市外電話料金が市内のセンターまでの電話料金だけでできること、それからインターネットの一部の情報を電話ファックスでも入手できること、それにセンターにおける体験研修機材により、実際に見て、さわって情報化を学習できる機能の提供というメリットがあります。
 質疑終結後採決に入り、議案第92号は出席委員一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
 次に、議案第93号深川市職員給与条例の一部を改正する条例について、質疑の中から主なものを申し上げます。
 問い、昇給停止年齢の引き下げ見直しのめどはいつか。
 答え、現行の給与制度の中で矛盾点がかなり出てきているということもあり、検討をしているところですが、この矛盾をいつまでも放置することは好ましいものではないと考えていますので、なるべく早くその結論が出せるように取り組みをしたいと考えています。その見直しの中で、昇給停止年齢の引き下げの導入についても検討していきたいと考えています。
 問い、月額診療手当について、最高限度額をもらっている医師は何人いるか。
 答え、医師25名のうち、最高限度額40万円をもらっている医師は15名です。
 質疑終結後採決に入り、議案第93号は出席委員一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
 次に、議案第94号深川市奨学資金条例の一部を改正する条例について、質疑の中から主なものを申し上げます。
 問い、単年度における申し込み件数と貸与額は幾らか。
 答え、10年度の場合、新規で9名、継続で11名の申し込みがあり、書類等の審査を行い、奨学資金運営委員会で審議の結果 、全員決定を見ています。貸与額は423万円です。
 問い、道立高校の授業料が上がったことに伴っての貸与額の引き上げだが、今後の見通 しはどうか。
 答え、道立高校は、過去2年ないし3年ごとに上げられており、今回の場合、平成4年度から上がっていませんが、これからも3年ごとに改定されていくものと考えていますので、これに合わせた形で改定を図っていきたいと考えています。
 問い、未返還の者は何人いるか、またその対応はどうしているか。
 答え、10年間の返還期間が終了しても、おくれている方が8名います。それぞれに生活の事情があってのことと思いますが、再三再四督促状または電話等で本人を中心に家族にも連絡をとり、返還してもらうように努めています。
 質疑終結後採決に入り、議案第94号は出席委員一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
 以上で報告を終わります。

〇議長(柏倉謙一君) これより一括質疑に入ります。

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(柏倉謙一君) 質疑を終わります。
 本件は討論の通告がありませんので、これより採決します。
 初めに、議案第92号を採決します。
 本件に対する委員長の報告は可決であります。
 本件は委員長の報告のとおり決定することに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(柏倉謙一君) 異議なしと認め、よって議案第92号は委員長の報告のとおり可決されました。
 次に、議案第93号を採決します。
 本件に対する委員長の報告は可決であります。
 本件は委員長の報告のとおり決定することに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(柏倉謙一君) 異議なしと認め、よって議案第93号は委員長の報告のとおり可決されました。
 次に、議案第94号を採決します。
 本件に対する委員長の報告は可決であります。
 本件は委員長の報告のとおり決定することに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(柏倉謙一君) 異議なしと認め、よって議案第94号は委員長の報告のとおり可決されました。


〇議長(柏倉謙一君) 日程第2 委員会報告第12号議案第95号深川市青少年広場設置条例を廃止する条例について及び議案第96号深川市営住宅条例の一部を改正する条例についての2件を議題とします。
 本件について委員長の報告を求めます。
 南建設常任委員長。

〇建設常任委員長(南  寿君)〔登壇〕 ただいま議題となりました議案第95号深川市青少年広場設置条例を廃止する条例について及び議案第96号深川市営住宅条例の一部を改正する条例について、以上2件について、審査いたしました概要とその結果 についてご報告申し上げます。
 本件は、本定例会12月7日の会議において当委員会に付託されたもので、委員会を12月11日に開催、所管部課長等の出席を求め、審査いたしたところであります。
 初めに、議案第95号深川市青少年広場設置条例を廃止する条例について、質疑の中から主なものを申し上げます。
 問い、廃止するに当たり、住民対応はどのようにしたか。
 答え、広里の青少年広場は、廃止するのではなく、今後都市公園として使用していくので、地元とは話し合いはしていません。上多度志青少年広場は、平成9年に札幌土木現業所から伐根の堆積場として河川敷地を利用する話があり、町内会長に趣旨説明し、一部が残ればよいとの了解をいただいた。さらに、平成10年には、置き場を広げたいので、全面 的に返還をとの話があり、地元町内会長と協議した結果、現在は大会前の練習に使う以外はほとんど使用しない、また平成3年に多度志コミュニティセンター横にゲートボール場2面 あり、特に支障がないと聞いています。
 問い、遊具及び備品について、上多度志青少年広場の物の再使用の考えは。
 答え、既に老朽化しており、動かして再使用することは不可能と思われるので、廃棄処分する考えです。
 質疑終結後採決に入り、議案第95号は全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
 次に、議案第96号深川市営住宅条例の一部を改正する条例について、質疑の中から主なものを申し上げます。
 問い、今回の建築での一番の特徴は何か。
 答え、近年は平家にしていませんでしたが、市内では多度志地区が65歳以上の高齢者が一番多い地区でもあり、お年寄りに優しく使いやすい住宅を検討し、高低差をなくするため平家にしました。さらに、駐車場についても、なるべく動線を短くするため、道路から近い位 置に配置した。
 問い、結露については、どのような対策をしているのか。
 答え、国の基準に基づいて断熱をしており、ウレタン断熱で床、壁は75ミリ、天井は100ミリにしております。また、窓については、断熱仕様のサッシで気密性が非常に高くなっております。換気については、外気を直接部屋の中に取り入れるのでなく、熱交換して温度を緩和させるように取り組んでいます。また、押し入れは、集中換気、ダクト方式で強制換気しており、結露はしにくいと考えています。
 問い、今後の多度志地区における市営住宅の建設の考えは。
 答え、市営住宅の建てかえについては、公共賃貸住宅再生マスタープランを作成しており、多度志地区の今の入居者の状況を考えると、旧多度志小学校跡地に建設する36戸で充足すると考えています。
 質疑終結後採決に入り、議案第96号は全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
 以上で報告を終わります。

〇議長(柏倉謙一君) これより一括質疑に入ります。

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(柏倉謙一君) 質疑を終わります。
 本件は討論の通告がありませんので、これより採決します。
 初めに、議案第95号を採決します。
 本件に対する委員長の報告は可決であります。
 本件は委員長の報告のとおり決定することに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(柏倉謙一君) 異議なしと認め、よって議案第95号は委員長の報告のとおり可決されました。
 次に、議案第96号を採決します。
 本件に対する委員長の報告は可決であります。
 本件は委員長の報告のとおり決定することに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(柏倉謙一君) 異議なしと認め、よって議案第96号は委員長の報告のとおり可決されました。


〇議長(柏倉謙一君) 日程第3 委員会報告第13号認定第3号平成9年度深川市一般 会計歳入歳出決算認定についてないし認定第12号平成9年度深川市駐車場事業特別 会計歳入歳出決算認定についての10件を議題とします。
 本件について委員長の報告を求めます。
 白井決算審査特別委員長。

〇決算審査特別委員長(白井 進君)〔登壇〕 ただいま議題となりました認定第3号平成9年度深川市一般会計歳入歳出決算認定についてないし認定第12号平成9年度深川市駐車場事業特別会計歳入歳出決算認定についての10件について、決算審査特別委員会で審査しました概要と結果についてご報告申し上げます。
 本件は、本定例会の12月7日の会議において当委員会に付託されたもので、委員会審査を12月15日から17日までの3日間行い、市長及び財政課長から決算概要について、監査委員から各会計の決算及び基金運用状況の審査の概要について、税務課長、財政課長から資料の説明を受けた後、内容の審査に入りました。
 以下、主な質疑事項を申し上げます。
 一つ、自主流通米価格暴落による農業所得の激減や制度資金の償還が農家経済を圧迫しているが、実施した支援対策と今後の取り組みについて。
 一つ、市税徴収率が前年を下回った主な原因について。
 一つ、累増する市税滞納額を減少させる方策と固定化している市税滞納者に対する手だてについて。
 一つ、時間外勤務に関して、1人が年間300時間を超える状況もあるが、職員の適正配置や健康面を考慮し、一部業務の委託も視野に入れる等の改善が必要と考えるが、どうか。
 一つ、行政改革に取り組んだ状況と効果について。
 一つ、平成9年10月に実施した第3次機構改革の内容と効果について。
 一つ、北空知圏振興協議会においては事業の拡充がうかがえるが、事務局を持つ市としての体制と今後の課題について。
 一つ、都市農村交流センターの収支状況及び赤字または黒字となった場合の対応について。
 一つ、他市の国民健康保険税大幅値下げに伴う当市の方針と国保事業準備基金活用の考えについて。
 一つ、市立総合病院改築の条件整備に向けた繰出金の再検討について。
 一つ、ごみの分別、資源化に取り組んだ実績について。
 一つ、町内会による粗大ごみの回収事例と支援の申し入れ及び回収量について。
 一つ、生ごみ堆肥化容器の助成状況と、コンポストを市で回収し、利用する考えについて。
 一つ、ごみ減量化推進の成果について。
 一つ、起債残高や経常収支比率が増高しているが、市民に示された第3次総合計画の最終実施計画に取り組む決意及び財源の見通しと確保について。
 一つ、行政の中に置かれている外郭団体事務局の民間への移行について。
 一つ、今後の人材育成事業の規模と一般財源充当の考えについて。
 一つ、農業用廃ビニール処理については一部路上焼却の実態もあるが、現状と今後の指導について。
 一つ、市営住宅使用料滞納者解消に向けた取り組みについて。
 一つ、地方卸売市場特別会計の赤字解消対策と将来展望について。
 質疑終結後討論に入り、渡辺委員から、提案されている10会計すべてに認定賛成の立場で、経済の低迷、停滞は依然として厳しい状況にある中で、財源の確保に意を注がれていることに一定の理解と認識をする。平成9年度については、新規事業88件に取り組まれている状況があり、公営住宅建設や下水道整備事業、ライスターミナル、幌成コミュニティセンター、武道場の建設と新規事業が図られ、高度な市民生活と活力ある豊かな地域おこしに大きな効果を上げたものと理解をする。平成9年度は、一般会計で歳入227億1,924万8,000円、執行率98.6%、歳出224億4,678万7,000円、執行率97.4%で、609万1,000円の余剰となり、9特別会計においては歳入96億912万5,000円、執行率99.3%、歳出92億8,731万4,000円、執行率95.9%で、1億469万5,000円の余剰となり、この努力に一定の評価をする。決算審査において、多くの指摘事項を踏まえ、明年度に向けて行政全般にわたりその効果に留意されることを願うものであり、特に福祉、医療、教育の強化、充実が緊急課題と判断する。市民の協力と理解をさらに深め、足腰の強い北空知の中心都市としてさらに発展する魅力あるまちづくりに全力を挙げることに期待を寄せる。河野市長を中心に、職員は公僕として、市民の期待を裏切ることなく努力することを懇願するとの討論がなされました。
 討論終結後採決に入り、認定第3号ないし認定第12号は全会一致をもって認定すべきものと決定しました。
 以上で報告を終わります。

〇議長(柏倉謙一君) これより一括質疑に入ります。

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(柏倉謙一君) 質疑を終わります。
 これより討論に入ります。
 討論の通告がありますので、指名します。
 北名議員。

〇24番(北名照美君)〔登壇〕 日本共産党議員団を代表いたしまして、報告された全会計決算に反対します。
 幾つか問題点を述べます。理由の一つは、消費税が転嫁されているということであります。不況不景気の元凶である、天下の悪税、庶民いじめのこの税金は、国が決めたからということで、唯々諾々と地方行政も是認するということはうまくありません。
 二つ目は、財政が悪化の一途をたどっているということです。経常収支比率が86.4%と、前年度比1.4ポイント増となっており、財政の硬直化が進んでいます。
 三つ目は、その原因となっている河野市政の箱物づくりの行政展開の問題です。ライスランド構想、ゴージャスな温水プール計画など、不要不急のものが次々と準備され、一方で、家畜処理場の廃止に見られる、地場産業とのかかわりにおいて問題のある内容があります。
 四つ目は、福祉の切り捨てです。敬老年金と生活保護世帯の見舞い金廃止が、当該の人たちと全く相談することも、あるいは理解を求めることもせずに事を進めたやり方は、とても許せるものではありません。
 五つ目は、市臨時職員、非常勤職員に退職金がいまだに支給されていない、その制度がつくられていないという問題です。これは、行政姿勢のリトマス試験紙とも言えるものであり、強くそのことを求めてきました。そういう点で、このことも指摘しておきます。
 以上5点にわたって述べましたが、河野市政のよい面が幾つもあることは認めるところでありまして、その点については都度述べてきているところでもありますので、この際は触れません。
 以上をもって討論といたします。

〇議長(柏倉謙一君)  討論を終わります。
 これより認定第3号ないし認定第12号の10件を一括して採決します。
 本件に対する委員長の報告は認定であります。
 本件は委員長の報告のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。

(賛成者起立)

〇議長(柏倉謙一君) 起立多数。
 よって、認定第3号ないし認定第12号は委員長の報告のとおり認定することに決定しました。


〇議長(柏倉謙一君) 日程第4 議案第99号平成10年度深川市一般 会計補正予算、議案第103号平成10年度深川市下水道事業特別会計補正予算及び議案第106号平成10年度深川市病院事業会計補正予算の3件を議題とします。
 本件は一時議事延期となっているものですが、既に提出者の説明が終わっていますので、これより質疑に入ります。
 初めに、議案第99号、歳出、14款職員費。

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(柏倉謙一君) 終わります。
 次に、歳入。

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(柏倉謙一君) 終わります。
 次に、議案第103号。

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(柏倉謙一君) 終わります。
 次に、議案第106号。

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(柏倉謙一君) 終わります。
 質疑を終わります。
 お諮りします。本件は、会議規則第36条第2項の規定によって、委員会付託を省略したいと思いますが、異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(柏倉謙一君) 異議なしと認め、よって本件は委員会付託を省略することに決定しました。
 本件は討論の通告がありませんので、これより議案第99号、議案第103号及び議案第106号の3件を一括して採決します。
 本件は原案のとおり決定することに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(柏倉謙一君) 異議なしと認め、よって議案第99号、議案第103号及び議案第106号は原案のとおり可決されました。


〇議長(柏倉謙一君) 日程第5 議案第107号平成10年度深川市一般 会計補正予算を議題とします。
 提出者の説明を求めます。
 荒川財政課長。

〇財政課長(荒川 満君)〔登壇〕 議案第107号平成10年度深川市一般会計補正予算(第5号)についてご説明を申し上げます。
 第1条で、歳入歳出それぞれに4億1,905万1,000円を追加し、予算の総額を231億7,469万2,000円にしようとするものであります。
 第2条で地方債の追加を図るものであります。
 9ページをごらんください。3、歳出でありますが、今回の補正はいずれも国の緊急経済対策としての第3次補正予算に伴い、追加計上を図るものであります。2款総務費、1項1目一般管理費2億4,390万円の追加は、現在取り進めております自治体ネットワーク施設整備事業の拡充を図るために、郵政省の補助を受けまして、生きがい文化センターを核として図書館、中央公民館、市役所等を光ファイバー等で結び、行政情報の発信など情報通信網の整備を実施するものであります。
 7款商工費、1項6目地域振興券事業費1億7,515万1,000円の増額は、個人消費の喚起と地域経済の活性化を図るため、15歳以下の児童を持つ家庭と老齢福祉年金等の受給者に対して、1人について2万円の地域振興券を交付するものであります。交付金1億6,000万円と交付事務経費1,515万1,000円の計上を図るものであります。
 戻りまして、4ページをごらんください。第2表、地方債補正は、追加として、地域イントラネット基盤整備事業債1億6,200万円を追加し、限度額の総額を41億770万円にしようとするものであります。
 7ページをごらんください。2、歳入につきましては、国庫支出金等の特定財源を充当し、不足する一般財源は、8款地方交付税の普通交付税90万円を充当するものであります。
 以上、原案にご賛同賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

〇議長(柏倉謙一君) これより質疑に入ります。
 歳出、2款総務費。

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(柏倉謙一君) 終わります。
 7款商工費。
 松沢議員。

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇14番(松沢一昭君) ここで何点か質疑します。
 地域振興券の発行に際して、印刷は地元の業者を原則として使っていく、こういうことが言われていますが、この点はどうなのかということと、単数の業者に発注する予定なのか、複数業者になるのか、あわせてお聞きをします。
 次に、にせ券の危惧がされているわけですが、地域で印刷していく場合には、透かしを入れるとか、こういうことはかなり難しいのではないかと思いますが、防止の決め手があるのかどうか。
 それから3点目、1,515万円の経費の支給がされるということになっていますが、深川市、自治体としてのそのほかの持ち出しということは考えないでもいいのかどうか。
 それから、発行日はいつの時点を予定しているのかということ。
 それから、最後になりますけれども、私たちは消費税の引き下げということをずっと景気浮揚対策として最も効果 のある対策だということで運動もしてきましたけれども、深川市における消費税の納税額といいますか、この部分、そしてまた2%引き下げた場合には深川市ではどのぐらいの消費税の節約になるのか、あわせて答弁をお願いします。
 以上です。

(「関連」と呼ぶ者あり)

〇議長(柏倉謙一君) 佐藤議員。

〇3番(佐藤寿夫君) 関連でお伺いいたします。
 6目の地域振興券についてでありますが、今大変深刻な景気の低迷、買い控えの中で、北空知の近隣においても単独に商品券を発行するところがふえておるわけでありますが、この地域振興券事業の地域経済や商店街の活性化に多大な効果が期待されるわけでありますけれども、まず市長の見解を求めておきたいと思います。
 次に、地域振興券を取り扱う特定事業所の指定方法でありますが、地域振興券を使える業種、それから業者、これは市が実情に応じて独自に決めることとなっておるわけでありますが、当市においてはどのようになるのか。
 さらに、市民、対象者への周知方法及び申請方法でありますけれども、今ほどお話ありましたように、1億6,000万円ということでありますので、該当者が8,000人、かなりな数になるわけでありますが、15歳以下の世帯主には引きかえ券が郵送されますけれども、高齢者等の対象者についても、何らかの形で市から通知が郵送される、こういった温かい対応が求められるところでありますが、その取り組みについて。
 さらに、こうした高齢者等については、問い合わせも多くあるのではないか、このように予想されるわけでありますけれども、対応する相談窓口はどのようになっていくのか。最大の効果をもたらすような万全な対策が求められるわけでありますが、この点についてお伺いをいたします。
 以上であります。

〇議長(柏倉謙一君) 答弁願います。
 河野市長。

〇市長(河野順吉君) ただいま松沢議員さん並びに、関連をして佐藤議員さんの方から地域振興券にかかわってのご質疑を賜りました。私からは、佐藤議員さんがあえて市長の見解もということでございますので、私の立場から申し上げさせていただきますが、先ほど荒川財政課長の方からも提案の中で若干ご説明をさせていただいておりますように、この地域振興券は、地域経済や商店街の活性化に対する効果 についてのご質疑があったわけでございまして、本事業は、期間を限度として使用できる地域振興券を15歳以下の児童を持つ世帯主及び老齢福祉年金等の受給者に交付することによって、若い親の層の子育てを支援したり、あるいはまた老齢福祉年金等の受給者や所得が低い高齢者層の経済的負担を軽減して、もって個人消費の喚起あるいは地域経済の活性化を図ることを目的としているものでございまして、市内の商店街を初めとして、多くの事業所を含めて、私は一定の経済効果 があるものと期待をしているところでございます。
 以下数点については、それぞれ所管から述べさせていただきます。ご理解をいただきたいと思います。

〇議長(柏倉謙一君) 坪井経済部長。

〇経済部長(坪井義広君) 松沢議員さんの質疑から順次お答えをいたします。
 1点目の地元業者指名についてでありますが、地域振興券交付事業の目的が、個人消費の喚起による、市町村を単位とする地域経済の活性化に資するものという基本的な考え方が国から示されておりますので、地域振興券の印刷を含め、基本的には地元業者を選定して発注をしてまいりたい。単数か、あるいは複数かということですが、これも基本的には指名競争入札を考えております。
 2点目の偽造防止について市はどのような内容を考えているかということでございますが、本市におきましては、商品券の作成に当たり、深川市名の印刷及び通し番号を付すほか、カラーコピー及びプリンターでの再現が極めて困難になる特殊地紋入り及び透かし処理、さらにはコピーをすると警告マークがあらわれる警告マーク処理など、紙質に工夫を凝らすなどによる偽造防止対策を検討しているところです。
 3点目の交付事業実施の経費についてでありますが、国の緊急対策の一環として実施されるものであり、交付額の総額及びこれに要する事務経費については国の全額補助であり、現時点ではこれに係る市の負担は考えておりません。なお、これに従事する正規職員の給与などにつきましては、超過勤務手当及び管理職手当のみが補助対象となるものです。
 4点目の地域振興券の発行日についてでありますが、地域振興券交付事業につきましては、交付対象者数の把握、その申請方法及び交付手続など、事務処理量から判断いたしまして、平成11年3月下旬を今のところ予定いたしております。
 次に、消費税の関係でありますが、深川税務署に照会をした結果、管内1市6町の消費税収納額しか把握をしておらず、各市町村別にはわからないという回答を得ております。また、5%を3%にしての試算につきましても、限界控除制度など、その関係で算出できないとの回答を得ているものです。したがいまして、管内1市6町の平成9年度消費税収納額は17億9,500万円となっているものです。
 次に、佐藤議員さんから質疑のありました1点目、特定事業者の指定方法についてでありますが、ご質疑にありましたように、市が単独で指定をすることになっております。できるだけ多くの地元業者の方の経済活性化に資するために、業種、事業者とも、できるだけ幅広く対象とする考え方で現在検討いたしております。
 2点目に、高齢者などに対する周知方法についてでありますが、ご指摘のとおり、郵送での案内、通知を基本に、市の広報紙を通じ、全市的に周知をしてまいりたいと考えております。問い合わせなどに対する対応につきましても、現在既に問い合わせが数多く来ている、そういう状況を踏まえまして、商工労政課を総括窓口にする中で、特に市民福祉部、総務部、経済部を中心に、全庁的に対応できる体制を整えてまいりたいと考えております。
 以上です。

〇議長(柏倉謙一君) 商工費を終わります。
 次に、歳入及び地方債。

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(柏倉謙一君) 終わります。
 質疑を終わります。
 お諮りします。本件は、会議規則第36条第2項の規定によって、委員会付託を省略したいと思いますが、異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(柏倉謙一君) 異議なしと認め、よって本件は委員会付託を省略することに決定しました。
 本件は討論の通告がありませんので、これより議案第107号を採決します。
 本件は原案のとおり決定することに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(柏倉謙一君) 異議なしと認め、よって議案第107号は原案のとおり可決されました。


〇議長(柏倉謙一君) 日程第6 意見案第19号地方事務官の地方公務員への身分移管を求める意見書ないし意見案第29号介護保険法の円滑な実施に関する意見書の11件を議題とします。
 提出者の説明を求めます。
 西野議員。

〇8番(西野清勝君)〔登壇〕 ただいま議題となりました意見案第19号地方事務官の地方公務員への身分移管を求める意見書ないし意見案第29号介護保険法の円滑な実施に関する意見書の11件について、提出者を代表して提案理由の説明を申し上げます。
 本件につきましては、お手元にご配付しています内容により関係機関に提出するもので、内容の説明は省略いたしますが、議決くださいますようよろしくお願いします。

〇議長(柏倉謙一君) これより一括質疑に入ります。

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(柏倉謙一君) 質疑を終わります。
 お諮りします。本件は、会議規則第36条第2項の規定によって、委員会付託を省略したいと思いますが、異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(柏倉謙一君) 異議なしと認め、よって本件は委員会付託を省略することに決定しました。
 本件は討論の通告がありませんので、これより意見案第19号ないし意見案第29号の11件を一括して採決します。
 本件は原案のとおり決定することに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(柏倉謙一君) 異議なしと認め、よって意見案第19号ないし意見案第29号は原案のとおり可決されました。


〇議長(柏倉謙一君) 日程第7 陳情審議を行います。
  お手元にご配付しています陳情は、付託表のとおり所管の常任委員会に付託し、閉会中の継続審査とすることに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(柏倉謙一君) 異議なしと認め、よって本件は付託表のとおり所管の常任委員会に付託し、閉会中の継続審査とすることに決定しました。


〇議長(柏倉謙一君) 日程第8 閉会中の継続審査の申し出についてを議題とします。
 本件は、経済常任委員長から別紙印刷ご配付のとおり閉会中の継続審査の申し出があります。
 お諮りします。申し出のとおり決定することに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(柏倉謙一君) 異議なしと認め、よって申し出のとおり閉会中の継続審査とすることに決定しました。



〇議長(柏倉謙一君) 以上をもって本定例会に付議されました事件の審議は全部終了しましたので、平成10年第4回深川市議会定例会を閉会します。

(午前11時01分 閉 会)



上記会議の記録に相違ないことを証するため、ここに署名する。
 
議    長       柏 倉 謙 一
 
署名議員 ( 1番)   川 中   裕
 
署名議員 (24番)   北 名 照 美



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