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平成11年 第3回

深川市議会定例会会議録 (第4号)

午前10時08分 開議 
 平成11年9月29日(水曜日)
午前11時21分 閉会 


〇議事日程(第4号)

日程第 1委員会報告第7号
議案第60号 深川市ぬくもりの里条例について
議案第61号 深川市コミュニティセンター条例の一部を改正する条例について
議案第62号 深川市公民館条例の一部を改正する条例について
陳情第 2号 自治体財政確立のための地方財政改革を求める陳情
意見案第12号 自治体財政確立のための地方財政改革を求める意見書
日程第 2委員会報告第8号
議案第64号 深川市高齢者憲章の制定について
日程第 3委員会報告第9号
議案第65号 市道の路線廃止について
議案第66号 市道の路線認定について
議案第67号 深川市下水道条例の一部を改正する条例について
議案第68号 深川市農業集落排水施設条例の一部を改正する条例について
議案第69号 深川市個別排水処理施設条例の一部を改正する条例について
請願第 1号 米の投げ売り強要をやめ、食料自給率引き上げを求める請願書
陳情第 3号 新たな水田営農基本政策の確立等に関する陳情書
意見案第13号 新たな水田営農基本政策の確立等に関する意見書
日程第 4議案第70号 平成11年度深川市一般会計補正予算(第2号)
日程第 5議案第72号 土地改良事業の実施について
日程第 6議案第73号 平成11年度深川市一般会計補正予算(第3号)
日程第 7意見案第14号 農業経営再建対策の推進に関する意見書
意見案第15号 新たな畑作基本政策の確立及び平成11年産畑作物価格決定に関する意見書
意見案第16号 NPO法人(民間非営利団体)の育成策の強化を求める意見書
意見案第17号 ベンチャー企業等の起業環境の整備等を求める意見書
日程第 8陳情審議
日程第 9閉会中の継続審査の申し出について
日程第10閉会中の所管事務調査の申し出について



(午前10時18分 開 会)

〇議長(東出治通君) これより本日の会議を開きます。



〇議長(東出治通君) 事務局長から諸般の報告を申し上げます。

〇議会事務局長(平間敏男君) 高桑議員ほかから意見案1件、岡部議員ほかから意見案1件、大塚議員ほかから意見案4件の提出及び市長から議案2件の追加提出がありました。
 次に、総務文教常任委員長から議案3件、陳情1件、社会民生常任委員長から議案1件並びに経済建設常任委員長から議案5件、請願1件及び陳情1件の審査結果の報告がありました。
 次に、議長は陳情2件を受理しました。
 次に、第3回定例会4日目の議事日程は、お手元にご配付のとおりであります。
 報告を終わります。



〇議長(東出治通君) 日程第1 委員会報告第7号議案第60号深川市ぬくもりの里条例についてないし議案第62号深川市公民館条例の一部を改正する条例について、陳情第2号自治体財政確立のための地方財政改革を求める陳情及び意見案第12号自治体財政確立のための地方財政改革を求める意見書の5件を議題とします。
 本件について委員長の報告を求めます。
 高桑総務文教常任委員長。

〇総務文教常任委員長(高桑幸雄君)〔登壇〕 ただいま議題となりました議案第60号深川市ぬくもりの里条例について、議案第61号深川市コミュニティセンター条例の一部を改正する条例について及び議案第62号深川市公民館条例の一部を改正する条例について、審査いたしました概要と結果についてご報告申し上げます。
 本件は、本定例会において当委員会に付託され、委員会を9月21日に開催し、教育長及び関係する部課長の出席を求め、一括審査を行いましたので、質疑の中から主なものを申し上げます。
 問い、条例の目的の中に地域住民がとあるが、市が取り進めているライスランド構想との整合性についてどう考えているか。
 答え、ライスランド構想は、米、稲、田園、こういったものの利用展開をテーマにしたまちづくり構想で、ぬくもりの里はライスランド構想の中の基本的な考え方である。深川市がこれまで培ってきたものづくりを基礎にしながら、地域住民の連携の中で、ぬくもりの里を中心に連携を図って、住む人、訪れる人との交流を深める中で地域の活性化を図っていこうというもので、この構想との整合性を図る中で整備をしてきたものであります。
 問い、ファーマーズマーケットとして成功させるため、どう考えているか。
 答え、基本的には、地域にお願いし、物販や農産物販売、レストランの経営についてもやっていただくという考え方を持っています。無理でないところからスタートして、行く行くは施設の機能が十分発揮できるよう、大きな期待、希望を持ちながら進めております。できるだけ早く将来展望が見出せるよう、地域と十分連携をとって軌道に乗せたいと考えております。
 問い、芸術文化交流施設の高橋要さんとの契約について、どのようになっているか。
 答え、施設管理を中心とした契約を予定していますが、展示室に関しては名誉館長的な役割も果たしていただきたいと考えており、協議をしているところです。
 質疑終結後採決に入り、議案第60号ないし議案第62号は全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
 次に、陳情第2号自治体財政確立のための地方財政改革を求める陳情について、審査しました概要と結果についてご報告申し上げます。
 陳情者は、連合北海道深川地区連合会会長、堀川正樹氏で、陳情の要旨は、地方財政及び自治体財政は、長引く景気低迷の影響により、極めて厳しい財政運営を強いられているとともに、自治体は地方分権を前提に、少子高齢化社会対策を初めとする行政ニーズはますます拡大し、その対応に迫られていることから、自治体財政確立のため、地方税改革の実現のため、関係機関に意見書の提出を求めたものであります。
 審査終結後討論に入り、松沢委員より反対の立場で、この条項の前提に消費税5%のまま固定するという考えがあることと、国の交付税率が据え置かれている中での奨励的補助金の廃止がされれば、最終的に補助金カットにつながるということから、容認できないということで反対の討論がなされました。
 討論終結後採決に入り、陳情第2号は賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決定し、あわせて別紙ご配付の意見書を関係機関に送付することに決定いたしました。
 以上で報告を終わります。

〇議長(東出治通君) これより質疑に入ります。

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(東出治通君) 質疑を終わります。
 本件は討論の通告がありませんので、初めに議案第60号ないし議案第62号の3件を一括して採決します。
 本件に対する委員長の報告は可決であります。
 本件は委員長の報告のとおり決定することに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(東出治通君) 異議なしと認め、よって議案第60号ないし議案第62号は委員長の報告のとおり可決されました。
 次に、陳情第2号を採決します。
 本件に対する委員長の報告は採択であります。
 本件は委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。

(賛成者起立)

〇議長(東出治通君) 起立多数。
 よって、陳情第2号は委員長の報告のとおり採択することに決定しました。
 次に、意見案第12号を採決します。
 本件は原案のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。

(賛成者起立)

〇議長(東出治通君) 起立多数。
 よって、意見案第12号は原案のとおり可決されました。



〇議長(東出治通君) 日程第2 委員会報告第8号議案第64号深川市高齢者憲章の制定についてを議題とします。
 本件について委員長の報告を求めます。
 北名社会民生常任委員長。

〇社会民生常任委員長(北名照美君)〔登壇〕 ただいま議題となりました議案第64号深川市高齢者憲章の制定について、社会民生常任委員会で審査しました概要と結果についてご報告申し上げます。
 本件は、本定例会において当常任委員会に付託され、委員会を9月21日に開催し、所管の部課長等の出席を求め、審査を行ったところであります。
 質疑の中から主なものを申し上げます。
 問い、この憲章を制定することによる行政としての高齢者対策を含めて、どのような今後の対応、対策、前向きな形での責任あるいは取り組み方の認識を持っているのか。
 答え、今まで推進してきた高齢者にかかわる各種施策そのものが高齢者憲章の精神に基づく施策であり、今後も広く憲章を市民にPRしながら一歩一歩進めていき、全市民が住みやすさを実感できるまちづくりを目指して努力していきたいと考えて、憲章を制定したいという考え方をしている。
 問い、毎年市民が認識するというか、きちんとした決めた行事をやる必要があるのではと、その考えについてはどのように考えているか。
 答え、ことしについては、国際高齢者年と定められた10月1日に生きがい文化センターにおいて制定式、記念講演を考えている。毎年市民が認識するというような行事を、今後どうあるべきか検討したいと考えている。
 問い、公共施設にそれぞれこの憲章を掲げるなど、認識させるようなPRというものを考えていかなければならないと思うが、検討される考えはないか。
 答え、全公共施設にこの高齢者憲章を掲示しまして市民にPRしていき、10月号の市の広報に特集を組みましてPRしてまいりたい。さらに、健康福祉課所管から発行する全世帯へのPRについてもこの憲章の文章を盛り込み、常に市民PRし、市民に理解を求めたいと考えている。
 問い、道内自治体での制定の状況はどうなっているか。
 答え、憲章を制定しているのが小樽市1市、宣言では平成6年は函館市、昨年は旭川市の2市が制定している。
 問い、憲章を議会で議決した以上、憲章を制定する以前と以後は幾らか行政的展開、対応が変わって初めて憲章を制定する意義が出てくる気がする。その制定に恥じないよう、幾らかでもより前進するような状況、課題を行政は背負うが、その考え方について。
 答え、深川市の規範となるものを定める関係上、何らかの前進がなければならないと考えている。明年から平成16年までの第2次高齢者保健福祉計画や平成14年度からの第4次深川市総合計画の中で、ご質疑にある精神を一つでも二つでも取り込みながら進めてまいる考え方に立っている。
 質疑終結後採決を行い、議案第64号は全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。
 以上で報告を終わります。

〇議長(東出治通君) これより質疑に入ります。

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(東出治通君) 質疑を終わります。
 本件は討論の通告がありませんので、これより議案第64号を採決します。
 本件に対する委員長の報告は可決であります。
 本件は委員長の報告のとおり決定することに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(東出治通君) 異議なしと認め、よって議案第64号は委員長の報告のとおり可決されました。



〇議長(東出治通君) 日程第3 委員会報告第9号議案第65号市道の路線廃止についてないし議案第69号深川市個別排水処理施設条例の一部を改正する条例について、請願第1号米の投げ売り強要をやめ、食料自給率引き上げを求める請願書、陳情第3号新たな水田営農基本政策の確立等に関する陳情書及び意見案第13号新たな水田営農基本政策の確立等に関する意見書の8件を議題とします。
 本件について委員長の報告を求めます。
 岡部経済建設常任委員長。

〇経済建設常任委員長(岡部誠二君)〔登壇〕 ただいま議題となりました議案第65号市道の路線廃止についてないし議案第69号深川市個別排水処理施設条例の一部を改正する条例について、請願第1号米の投げ売り強要をやめ、食料自給率引き上げを求める請願書及び陳情第3号新たな水田営農基本政策の確立等に関する陳情書の以上7件について、経済建設常任委員会で審査いたしました概要とその結果についてご報告申し上げます。
 本件は、本定例会において当委員会に付託され、委員会を9月21日、22日に開催し、所管部課長の出席を求め、審査いたしました。
 初めに、議案第65号市道の路線廃止について及び議案第66号市道の路線認定について、現地調査を含め審査を行った結果、議案第65号及び議案第66号は全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
 次に、議案第67号深川市下水道条例の一部を改正する条例についてないし議案第69号深川市個別排水処理施設条例の一部を改正する条例について一括審議を行い、採決の結果、議案第67号ないし議案第69号は全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
 次に、請願第1号米の投げ売り強要をやめ、食料自給率引き上げを求める請願書について、審査いたしました概要と結果についてご報告申し上げます。
 請願者は、北空知農民組合事務局長、溝口公彦氏で、請願の趣旨は、米の作況指数が100を超えた場合、過剰分を主食用以外の用途に処理する出荷調整措置の採用をやめるとともに、ミニマムアクセス米の輸入を減らすことというものであります。
 委員会では、審査を行い、採決の結果、全会一致をもって不採択と決した次第であります。
 次に、陳情第3号新たな水田営農基本政策の確立等に関する陳情書について、審査いたしました概要と結果についてご報告申し上げます。
 陳情者は、深川市農民協議会委員長、鶴岡恵司氏で、陳情の趣旨は、新たな食料農業農村基本法の施行により、稲作生産を中心とする水田農業に対する期待と果たすべき役割はますます重要となっているが、本道の水田農業は、米価の長期下落や生産調整の拡大などで農家経済は急速に悪化し、離農が進み、耕作放棄地も見られる中、地域経済にも深刻な影響を与えている状況にあり、水田における稲作など土地利用型農業の活性化を図るため、農業所得の確保など新たな水田営農基本政策の確立、生産等基本計画及び米などの生産目標の設定、米の需給、価格安定策の拡充強化、水田営農の確立と麦、大豆、飼料作物などの生産振興対策に関し、関係機関に意見書の提出を求めるものです。
 委員会では、審査を行い、採決の結果、全会一致をもって採択すべきものと決定し、あわせて別紙ご配付の意見書を関係機関に送付することに決定いたしました。
 以上で報告を終わります。

〇議長(東出治通君) これより質疑に入ります。
 北名議員。

〇19番(北名照美君) 請願第1号を不採択したということですが、いかなる理由で不採択にしたのか、その理由を明らかにしていただきたい。

〇議長(東出治通君) 岡部経済建設常任委員長。

〇経済建設常任委員長(岡部誠二君) 委員会では、この請願書等については議会運営委員会を通して全委員に配付をされております。たまたま陳情書が出されておりますが、二つの請願書と陳情書が相異なるということもありまして、陳情書を採択する、その中で陳情書と請願書を比較する、その中で請願書は不採択ということになったわけです。

〇議長(東出治通君) 北名議員。

〇19番(北名照美君) ちょっとわけがわからないのだけれども、この請願は表題にあるとおり、米の投げ売り強要をやめ、食料自給率引き上げを求めるというタイトルですよね。そうすると、米の投げ売り強要をやめなくていいとか、食糧自給率の引き上げを求めなくていいとか、そういう結論なのですか。あわせて、請願事項はミニマムアクセス米の輸入を減らすことというのもありますよね。これも必要がないと、そういう意味で不採択というぐあいに理解していいのですか。

〇議長(東出治通君) 暫時休憩します。

(午前10時29分 休 憩)

(午前10時47分 再 開)

〇議長(東出治通君) 休憩前に引き続き開議します。
 答弁願います。
 岡部経済建設常任委員長。

〇経済建設常任委員長(岡部誠二君) 先ほど北名議員からご質疑を受けましたが、適切なお答えができずに、時間をとらせて失礼いたしました。
 この請願書につきましては、次の陳情書と二つ提案されておったものですから、先ほども申し上げましたが、中に記載されてあります内容につきまして相反する部分がございます。そんなことから、委員会では、採択あるいは不採択、どちらにいたしましても、両方同じような扱いはできないということから、請願につきましては不採択、陳情については採択という結果になった次第であります。

〇議長(東出治通君) 質疑を終わります。
 これより討論に入ります。
 請願第1号及び陳情第3号について討論の通告がありますので、指名します。
 初めに、北名議員。

〇19番(北名照美君)〔登壇〕 私からは、請願第1号について、日本共産党議員団を代表しまして賛成の立場で討論いたします。
 政府農水省がことしの7月14日に発表した2000年以降の新たな水田減反と米管理方式、これは政府の責任を放棄して、農家負担で進めるという重大な内容を持っております。この減反改革案、表題は水田を中心とした土地利用型農業の活性化の基本方向、大綱骨子ということでありますが、これまでの減反面積の割り当てをやめて、政府が米の生産数量と作付面積を示し、配分を農協などに責任を持たせ、需給の枠内に生産を押し込めるというもので、米自体の農業関係者に道産米の生産数量、面積が大幅に減らされるのではないかという不安が広がっています。
 さらに、この基本方向で重大なのは、作況が100を超える場合、生産者団体が自主的に生産オーバー分を主食用以外に処理するとして、飼料用、つまり家畜のえさ米として農家に捨て値で売らせるとなっているというものであります。しかも、政府農水省は、実施を1年繰り上げて、ことしからと打ち出してさえいます。
 ことしの作柄が、カメムシ被害など落等の様子は甚だしく、規格外が続出して、農家、農民のダメージははかり知れない状況にあります。請願者が所属する農民組合は、日本の農業を守るという立場で生産や産直、そして運動を展開している団体であり、政府の農業つぶし政策に対決し、農家、農民を絶えず勇気づける活動を展開しています。
 このため、今回農民組合が出してきた請願願意は、米の投げ売り強要をするな、食糧自給率引き上げを行うように、さらにはミニマムアクセス米の輸入を減らせと、こういうものでありまして、まことに農民の声、さらには心ある消費者の声を代表した的を射たものであります。この請願を不採択した皆さん方は、必ずやその理不尽なことを反省せざるを得ないときが遅からず来るものと確信します。まことに遺憾に思うものであります。
 以上のことを述べまして、日本共産党議員団を代表しての討論といたします。

(「議事進行」と呼ぶ者あり)

〇議長(東出治通君) 高桑議員。

〇14番(高桑幸雄君) 委員長報告に対して、北名議員は賛成の立場で今討論をされた。既に委員会で結論が出て、不採択となっているものに対して、賛成ではなくて反対討論ということにならざるを得ないと思うのですが、議事精査をお願いします。

〇議長(東出治通君) 暫時休憩します。

(午前10時54分 休 憩)

(午前11時07分 再 開)

〇議長(東出治通君) 休憩前に引き続き開議します。
 次に、松沢議員。

〇11番(松沢一昭君)〔登壇〕 ただいま報告のありました陳情第3号新たな水田営農基本政策の確立等に関する陳情書について、反対の立場で討論をいたします。
 我が国で稲作が始まって以来5,000年とも6,000年とも言われていますが、この国の農業政策もついにここまで来たかとの感を強くします。新食糧法制定以後の一連の政策の中でも、今度打ち出された政策は日本の米の歴史の汚点として残るであろうと思います。
 私たちは、子供のときから、お米を粗末にしたら罰が当たる、そう教えられ、しつけられてきましたし、黄金波打つ稲田に豊作の喜びを持ってきました。しかるに、このたび打ち出された米政策は、豊作を喜べない農業にしていくという点で、見返りの対策の予算措置をあれこれ検討する以前の問題として、農業と農民のつくる喜びを根底から踏みにじるという点で賛同できない、この立場を明確にして反対討論といたします。

〇議長(東出治通君) 討論を終わります。
 これより採決します。
 初めに、議案第65号及び議案第66号の2件を一括して採決します。
 本件に対する委員長の報告は可決であります。
 本件は委員長の報告のとおり決定することに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(東出治通君) 異議なしと認め、よって議案第65号及び議案第66号は委員長の報告のとおり可決されました。
 次に、議案第67号ないし議案第69号の3件を一括して採決します。
 本件に対する委員長の報告は可決であります。
 本件は委員長の報告のとおり決定することに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(東出治通君) 異議なしと認め、よって議案第67号ないし議案第69号は委員長の報告のとおり可決されました。
 次に、請願第1号を採決します。
 本件に対する委員長の報告は不採択であります。
 本件を採択することに賛成の議員の起立を求めます。

(賛成者起立)

〇議長(東出治通君) 起立少数。
 よって、請願第1号は委員長の報告のとおり不採択とすることに決定しました。
 次に、陳情第3号を採決します。
 本件に対する委員長の報告は採択であります。
 本件は委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。

(賛成者起立)

〇議長(東出治通君) 起立多数。
 よって、陳情第3号は委員長の報告のとおり採択することに決定しました。
 次に、意見案第13号を採決します。
 本件は原案のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。

(賛成者起立)

〇議長(東出治通君) 起立多数。
 よって、意見案第13号は原案のとおり可決されました。



〇議長(東出治通君) 日程第4 議案第70号平成11年度深川市一般会計補正予算を議題とします。
 本件は一時議事延期となっているものですが、既に提出者の説明が終わっていますので、これより質疑に入ります。
 歳出、1款議会費。

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(東出治通君) 終わります。
 2款総務費。

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(東出治通君) 終わります。
 3款民生費。

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(東出治通君) 終わります。
 6款農林水産業費。

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(東出治通君) 終わります。
 7款商工費。

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(東出治通君) 終わります。
 8款土木費。

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(東出治通君) 終わります。
 10款教育費。

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(東出治通君) 終わります。
 11款災害復旧費。

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(東出治通君) 終わります。
 13款諸支出金。

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(東出治通君) 終わります。
 14款職員費。

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(東出治通君) 終わります。
 次に、歳入及び地方債。

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(東出治通君) 終わります。
 質疑を終わります。
 お諮りします。本件は、会議規則第36条第2項の規定によって、委員会付託を省略したいと思いますが、異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(東出治通君) 異議なしと認め、よって本件は委員会付託を省略することに決定しました。
 本件は討論の通告がありませんので、これより議案第70号を採決します。
 本件は原案のとおり決定することに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(東出治通君) 異議なしと認め、よって議案第70号は原案のとおり可決されました。



〇議長(東出治通君) 日程第5 議案第72号土地改良事業の実施についてを議題とします。
 提出者の説明を求めます。
 河野市長。

〇市長(河野順吉君)〔登壇〕 議案第72号土地改良事業の実施について提案理由を申し上げます。
 平成11年7月28日から29日の豪雨によって農業用施設2件が被害を受け、9月20日に国の査定が終了しましたが、災害復旧事業実施のためには土地改良法に基づく北海道知事の認定が必要でありますので、同法第96条の4の規定により、議会の議決を得ようとするものであります。
 よろしくご審議の上、議決くださいますようお願い申し上げます。
〇議長(東出治通君) これより質疑に入ります。

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(東出治通君) 質疑を終わります。
 お諮りします。本件は、会議規則第36条第2項の規定によって、委員会付託を省略したいと思いますが、異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(東出治通君) 異議なしと認め、よって本件は委員会付託を省略することに決定しました。
 本件は討論の通告がありませんので、これより議案第72号を採決します。
 本件は原案のとおり決定することに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(東出治通君) 異議なしと認め、よって議案第72号は原案のとおり可決されました。



〇議長(東出治通君) 日程第6 議案第73号平成11年度深川市一般会計補正予算を議題とします。
 提出者の説明を求めます。
 荒川財政課長。

〇財政課長(荒川 満君)〔登壇〕 議案第73号平成11年度深川市一般会計補正予算(第3号)についてご説明を申し上げます。
 第1条で、歳入歳出それぞれ760万円を追加し、予算の総額を209億4,831万3,000円にしようとするものであります。
 それでは、歳出の7ページをごらんください。3、歳出では、11款災害復旧費、1項1目農用施設災害復旧費760万円の増額は、本年7月の豪雨により被災をしました頭首工1カ所、水路1カ所について復旧工事を実施するものであります。
 戻りまして、前の6ページをごらんください。2、歳入につきましては、11款分担金及び負担金、2項5目災害復旧費負担金266万円と次の14款道支出金、2項9目災害復旧費道補助金494万円の計上を図るものであります。
 以上、原案にご賛同賜りますようよろしくお願いを申し上げます。
〇議長(東出治通君) これより質疑に入ります。
 歳出、11款災害復旧費。

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(東出治通君) 終わります。
 次に、歳入。

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(東出治通君) 終わります。
 質疑を終わります。
 お諮りします。本件は、会議規則第36条第2項の規定によって、委員会付託を省略したいと思いますが、異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(東出治通君) 異議なしと認め、よって本件は委員会付託を省略することに決定しました。
 本件は討論の通告がありませんので、これより議案第73号を採決します。
 本件は原案のとおり決定することに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(東出治通君) 異議なしと認め、よって議案第73号は原案のとおり可決されました。



〇議長(東出治通君) 日程第7 意見案第14号農業経営再建対策の推進に関する意見書ないし意見案第17号ベンチャー企業等の起業環境の整備等を求める意見書の4件を議題とします。
 提出者の説明を求めます。
 川中議員。

〇6番(川中 裕君)〔登壇〕 ただいま議題となりました意見案第14号農業経営再建対策の推進に関する意見書ないし意見案第17号ベンチャー企業等の起業環境の整備等を求める意見書の4件について、提出者を代表して提案理由の説明を申し上げます。
 本件につきましては、お手元にご配付しております内容により関係機関に提出するもので、内容の説明は省略いたしますが、議決くださいますようよろしくお願いいたします。

〇議長(東出治通君) これより質疑に入ります。

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(東出治通君) 質疑を終わります。
 お諮りします。本件は、会議規則第36条第2項の規定によって、委員会付託を省略したいと思いますが、異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(東出治通君) 異議なしと認め、よって本件は委員会付託を省略することに決定しました。
 本件は討論の通告がありませんので、これより意見案第14号ないし意見案第17号の4件を一括して採決します。
 本件は原案のとおり決定することに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(東出治通君) 異議なしと認め、よって意見案第14号ないし意見案第17号は原案のとおり可決されました。



〇議長(東出治通君) 日程第8 陳情審議を行います。
 お手元にご配付しています陳情は、付託表のとおり所管の常任委員会に付託し、閉会中の継続審査とすることに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(東出治通君) 異議なしと認め、よって本件は付託表のとおり所管の常任委員会に付託し、閉会中の継続審査とすることに決定しました。



〇議長(東出治通君) 日程第9 閉会中の継続審査の申し出についてを議題とします。
 本件は、社会民生常任委員長及び決算審査特別委員長から別紙印刷ご配付のとおり閉会中の継続審査の申し出があります。
 お諮りします。申し出のとおり決定することに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(東出治通君) 異議なしと認め、よって申し出のとおり閉会中の継続審査とすることに決定しました。



〇議長(東出治通君) 日程第10 閉会中の所管事務調査の申し出についてを議題とします。
 本件は、経済建設常任委員長から別紙印刷ご配付のとおり閉会中の所管事務調査の申し出があります。
 お諮りします。申し出のとおり決定することに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(東出治通君) 異議なしと認め、よって申し出のとおり閉会中の所管事務調査とすることに決定しました。



〇議長(東出治通君) これで本定例会に付議されました事件の審議は全部終了しましたので、平成11年第3回深川市議会定例会を閉会します。


(午前11時21分 閉 会)


上記会議の記録に相違ないことを証するため、ここに署名する。

議  長  東 出 治 通

      生 野 義 順

( 3番) 北 畑   透

(18番) 南     寿

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