[目次]

平成12年 第3回

深川市議会臨時会会議録 (第1号)

午前10時13分 開会 
 平成12年6月9日(金曜日)
午前10時51分 閉会 


〇議事日程(第1号)

日程第 1 会議録署名議員の指名
日程第 2 会期の決定について
日程第 3 報告第 7号 平成11年度深川市一般会計繰越明許費繰越計算書の報告について
議案第 8号 平成11年度深川市下水道事業特別会計繰越明許費繰越計算書の報告について
日程第 4 議案第49号 平成11年度深川市一般会計補正予算(第10号)の専決処分の承認について
日程第 5 議案第50号 財産の取得について(市営住宅広里団地建設事業用地)
日程第 6 議案第51号 工事請負契約の締結について(経済センター建築工事)
日程第 7 陳情審議



(午前10時13分 開会)

 

〇議長(東出治通君) ただいまから平成12年第3回深川市議会臨時会を開会いたします。


〇議長(東出治通君) これより本日の会議を開 きます。


〇議長(東出治通君) 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員には、会議規則第78条の規定によって、遠藤議員、西野議員を指名します。。


〇議長(東出治通君) 事務局長から諸般の報告を申し上げます。

〇議会事務局長(平間敏男君) 本臨時会に付議されます事件は、市長から提出のありました議案3件及び報告2件並びに議長が受理しました陳情1件であります。
 次に、本臨時会に説明員として出席通知のあった者の職、氏名を、一覧表としてお手元にご配付しております。
 次に、本日の議事日程は、お手元にご配付のとおりであります。
 報告を終わります。


〇議長(東出治通君) 日程第2 会期の決定についてを議題とします。
 お諮りします。本定例会の会期は、本日1日間にしたいと思いますが、異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(東出治通君) 異議なしと認め、よって会期は本日1日間に決定しました。


〇議長(東出治通君) 日程第3 報告第7号平成11年度深川市一般 会計繰越明許費繰越計算書の報告について及び報告第8号平成11年度深川市下水道事業特別 会計繰越明許費繰越計算書の報告についてを行います。
 提出者の説明を求めます。
 河野市長。

〇市長(河野順吉君)〔登壇〕 報告第7号平成11年度深川市一般会計繰越明許費繰越計算書の報告について及び報告第8号平成11年度深川市下水道事業特別会計繰越明許費繰越計算書の報告について、一括してご説明を申し上げます。
 報告第7号は、山村振興等農林漁業特別対策事業外4事業が、国の第2次補正予算により、平成11年度国庫補助事業の追加が決定されましたが、年度内執行が困難なため、平成11年度一般会計補正予算の中で繰越明許費を計上したものであります。
 次に、報告第8号は、下水道事業の整備促進に向けて、国の公共事業等予備費及び第2次補正予算により、平成11年度国庫補助事業の追加が決定されましたが、年度内執行が困難なため、平成11年度深川市下水道事業特別会計補正予算の中で繰越明許費を計上したものであります。
 以上2件につき、地方自治法施行令第146条第2項の規定に基づき、別紙のとおり繰越明許費繰越計算書を調製し、報告するものであります。よろしくお願いを申し上げます。

〇議長(東出治通君) これより一括質疑に入ります。

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(東出治通君) 質疑を終わります。
 これで報告第7号ないし報告第8号の報告を終わります。


〇議長(東出治通君) 日程第4 議案第49号平成11年度深川市一般 会計補正予算の専決処分の承認についてを議題とします。
 提出者の説明を求めます。
 千葉財政課長。

〇財政課長(千葉憲一君)〔登壇〕 議案第49号平成11年度深川市一般 会計補正予算(第10号)の専決処分の承認についてご説明を申し上げます。  次のページの専決処分書をごらんください。専決第7号は、地方債借り入れ限度額の変更等のため、平成11年度深川市一般 会計補正予算(第10号)を、地方自治法の定めるところにより、平成12年3月31日付をもって専決処分したものであります。
 次のページ、補正予算書の1ページをごらんください。平成11年度深川市一般会計補正予算(第10号)につきまして、第1条で歳入歳出それぞれに110万円を追加し、予算の総額を歳入歳出それぞれ206億1,839万8,000円とし、第2条で地方債の変更を図ったものであります。
 次に、進みまして、15ページをごらんください。3、歳出でありますが、3款民生費から18ページ、12款公債費まで及び19ページ、14款職員費につきましては、地方財政の財源不足の補てんとして発行されます臨時公共事業債等の許可決定並びに各種基金の繰入額の変更に伴う一般 財源の振りかえ補正であります。
 次に、19ページをごらんください。13款諸支出金、1項7目公共施設整備基金費110万円の増額は、同基金への寄附金の積み立てを図るものであります。
 戻りまして、6ページをごらんください。第2表、地方債補正は、変更として、災害援護資金貸付事業債外11事業債の増減を図り、地方債限度額の合計を30億7,620万円としたものであります。
 次に、9ページをごらんください。2、歳入につきましては、2款地方譲与税から11ページの7款自動車取得税交付金までは、交付額の確定により、増減を図ったものであります。
 次に、11ページをごらんください。9款地方交付税、1項1目地方交付税2億3,502万1,000円の増額は、特別 交付税について、市長みずから国、道への精力的な要望活動の結果、9億3,502万1,000円の確保ができたことによるものであります。
 16款寄附金、1項1目一般寄附金110万円の増額は、公共施設整備基金への寄附採納に伴うものであります。
 次のページをごらんください。17款繰入金、1項1目基金繰入金5億撃T89万盾O00円の減額は、地方交付税や地方債などの増額決定に伴い、みどりのまちづくり事業基金外3基金の繰入金の減額を図ったものであります。
 19款諸収入、3項1目貸付金元利収入奄S11万円の増額は、深川市土地開発公社貸付金の返済によるものであります。
 20款市債は、2目民生債から13ページ、7目教育債まで、それぞれ市債の許可決定に基づき、増減額の計上を図ったものであります。
 以上、原案につきましてご承認賜りますようよろしくお願い申し上げます。
 よろしくご審議の上、ご承認賜りますようお願い申し上げます。
 
〇議長(東出治通君) これより質疑に入ります。

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(東出治通君) 質疑を終わります。
 お諮りします。本件は、会議規則第36条第2項の規定によって、委員会付託を省略したいと思いますが、異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(東出治通君) 異議なしと認め、よって本件は委員会付託を省略することに決定しました。
 本件は討論の通告がありませんので、これより議案第46号を採決します。
 本件は承認することに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(東出治通君) 異議なしと認め、よって議案第49号は承認することに決定しました。



〇議長(東出治通君) 日程第5 議案第50号財産の取得についてを議題とします。
 提出者の説明を求めます。
 河野市長。

〇市長(河野順吉君)〔登壇〕 議案第50号財産の取得について提案理由を申し上げます。
 住環境の整備と居住水準の向上を図るため、深川市公共賃貸住宅再生マスタープランに基づき、順次市営住宅整備に努めておりますが、本年度から2カ年計画で広里団地を建設するに当たり、既存団地の敷地が不整形の上、狭隘であり、現地建てかえが困難なため、近隣民有地を適地と選定し、関係者と取得交渉を進めてきたところであります。このたび事業予定地15筆、9,663.81平方メートルについて協議が調いましたので、当該用地を取得しようとするものであります。
 よろしくご審議の上、議決くださいますようお願い申し上げます。

〇議長(東出治通君) これより質疑に入ります。

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(東出治通君)  質疑を終わります。
 お諮りします。本件は、会議規則第36条第2項の規定によって、委員会付託を省略したいと思いますが、異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(東出治通君)  異議なしと認め、よって本件は委員会付託を省略することに決定しました。
 本件は討論の通告がありませんので、これより議案第50号を採決します。
 本件は原案のとおり決定することに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(東出治通君)  異議なしと認め、よって議案第50号は原案のとおり可決されました。



〇議長(東出治通君) 日程第6 議案第51号工事請負契約の締結についてを議題とします。
 提出者の説明を求めます。
 河野市長。

〇市長(河野順吉君)〔登壇〕 議案第51号工事請負契約の締結について提案理由を申し上げます。
 経済センターにつきましては、本市出身の芸術家である小川東洲さんと松島正幸さんの作品を展示する深川市アートホールと多目的ホールを中心とした深川市経済センター、駅北側自由通路の一部及び深川商工会議所による北空知経済センターの機能を取り入れた複合施設として建設するものであります。
 建築工事につきましては、鉄骨造地上3階地下1階建て、面積2,941.23平方メートルで、6月6日、特定建設工事共同企業体8社による指名競争入札を執行いたしましたところ、6億奄S75万円で樋口・松村・進和特定建設工事共同企業体が落札し、平成13年3月中旬完成を目指して仮契約を締結したところであります。
 よろしくご審議の上、議決くださいますようお願い申し上げます。

〇議長(東出治通君) これより質疑に入ります。
 北名議員。

〇議長(東出治通君) 風邪でのどをやられていますので、大変聞き苦しいと思うのですが、質疑をさせていただきます。
 この入札に関しては、大変いろんなことがあったと。指名のやり直しもあったし、入札の延期もありました。そういう状況の中で今度提案されてきたわけですが、もちろん私どもも立派なものができてほしいという思いを持ちながら、幾つか質疑します。
 まず、上川支庁の農業土木の発注工事が道主導の談合であったということから、公取委によって297社が排除勧告を受けて、その後指名停止になっていくと、こういう状況がありましたが、このことも大いに関係しておりますから、このことから幾つか聞きます。
 まず、この問題をどのように受けとめているか、二つ目には、道の対応、他の自治体の対応はどうであったか、三つ目には、当市における対応、四つ目には、なぜ上川支庁の、しかも農業土木だけであったのか、これは市民だけではなくて、道民といいましょうか、広くそういう疑問がありますので、ひとつ聞いておきたい。それから次に、そもそも談合について、考え方を改めてここで明らかにしていただきたい、6点目には、教訓として、今後にどのように生かすのかお尋ねしておきます。
 そこで、実はこのことだけの質疑になろうかなと当初思っていたのですが、6月7日の北海道新聞に情報どおりのJVが落札したということでこの件が報道されました。この報道を読みながら、このたび提案されている共同企業体が情報の会社であったということなのだなということもわかったわけですけれども、市民の関心も含めて、こういう状況についても関心があるわけで、このことについても何点か質疑しながら、考えを聞かせていただきたい。
 1点目は、談合情報の経緯、2点目は、いわゆる落札金額が、今契約金額という形で6億奄S75万円出されていますが、談合情報ではこの金額がどうなっていたのか、3点目、これも契約金額という表現になっていますが、出されておりますが、これは予定価格の何%なのか、それから私、入札の状況の契約締結決定書を手にしておりますが、この落札業者は2回目の札入れで落札したのですけれども、1回目の札入れでも同じように1番札といいましょうか、最低価格の札を入れております。どうも入札の場合に、1回目、2回目とやるのですが、1回目に1番札を入れたところが2回目に入れる、あるいは3回目にも同じように1番札を入れて落札するというケースが私の記憶では非常に多いように思います。この場合もそうですが、これは常識的になっているのかどうかといいますか、この辺のことについて実態は、今回のこれはこうなっていますけれども、一般的にそういう状況が多いのかどうか、その辺のことについてひとつ聞かせていただきたい。4点目には、いろいろ入札については、言われているだけではなくて、言われて続けていると。工夫もしているし、何とかしなければいけないということも言われているわけで、深川市も予定価格の事後公表というところまではしておりますが、事前公表、それだけで解決するかどうかというような、何とも思いませんけれども、踏み込んだ対応を次々とやっていかないとならないのではないかなというぐあいに思うので、その辺についての考え方も聞かせてください。
 お聞き苦しいところで申しわけないですが、以上です。

〇議長(東出治通君) 野原総務部長。

〇総務部長(野原栄一君) 北名議員さんから、公正取引委員会によります排除勧告と、それから経済センター建築工事に係る情報についての関係でご質疑ございました。順次お答えをさせていただきたいと思いますが、順番が狂うかもしれませんけれども、お許しをいただきたいと思います。
 最初に、公取委の排除勧告の関係で、この問題をどう受けとめているのかということでございますが、今回の公取委によります排除勧告は、北海道が発注いたしました上川管内の農業土木工事に関連しまして、業界ぐるみで談合を繰り返し行っていたことが認められたものでございまして、北海道に関しましても、各事業者ごとに年間受注目標額を設定するなど、いわゆる官製談合の事実が認められたことによりまして、再発防止の措置を講じることを要請されたところでございます。この勧告は、公共の利益に反しまして、競争を実質的に制限したことになりまして、競争入札の本質をないがしろにする行為でありまして、入札を執行する立場としては、あってはならないことと受けとめているところでございます。
 次に、北海道、他市の対応、また深川市の対応でございますが、北海道は、指名停止期間を北海道が定めます規定の最短期間3カ月を、今回の談合が北海道主導のもとに行われたとの事情を酌量いたしまして、規定の2分の1、}5カ月の指名停止としたところでございます。他市につきましては、札幌、旭川、北見、富良野、美唄、これらの市につきましては北海道と同様に、指名停止期間を各市基準の最短期間の2分の1に短縮して指名停止をしております。深川市につきましては、5月31日に競争入札参加者審査委員会を開催いたしまして、北海道、他市の状況も考慮に入れまして、規定する指名停止期間の短期であります2カ月間を2分の1に短縮いたしまして、勧告を応諾した翌日の5月26日から6月25日までの1カ月間の指名停止処分としたところでございます。
 次に、なぜ上川支庁なのか、どう考えているかということでございますが、今回公取委が勧告等を行ったのは、上川支庁が発注いたします農業農村整備事業に係る農業土木工事に対しまして、独占禁止法の規定に基づき審査を行いまして、事実が認められたということでございまして、これによりまして勧告されたものでございます。公取委がどのような事情で上川支庁が発注する農業土木工事のみを対象としたかにつきましては公取委で公表されておりませんので、私どもその真意は定かではございません。
 次に、談合についてどう考えているかについてでございますが、談合行為につきましては、公共の利益に反するもので、公正な競争の確保を妨害するものでございまして、公共事業の執行に対する道民の信頼を失わせることでございまして、大変遺憾なことであるというふうに考えております。
 次に、今回の教訓と今後どう生かしていくかについてでございますが、教訓につきましては、今までの独禁法違反とは違いまして、発注者の北海道も関与していたという点が挙げられますが、今後このようなことが起こらないようにするためには、発注者として公務員倫理の確立も必要であります。また、受注者のモラルの向上も必要であるというふうに考えております。今後とも厳正かつ公正な発注業務の執行に一層努めてまいりたいと考えております。
 それから、経済センター建築工事に係る情報についての関係でございますが、この経過につきましては、6月1日午後2時50分ごろ道新深川支局の記者が来庁いたしまして、道新旭川支社に匿名の電話によりまして、事前に落札業者が決まっているとの情報が寄せられたものでございまして、市におきましては理事者等と協議をいたしまして、市の談合情報の取り扱い要領に基づきまして、関係の全24社を対象に事実を確認するため、事情聴取の必要があるというふうに判断いたしまして、翌日2日に指名業者24社を市の方にお集まりいただきまして、総務部長、財政課長、同主幹が当たりまして、私の方から経過を説明させていただきまして、1社ごとに寄せられた情報、またそのような事実の有無、他企業との打ち合わせや話し合いの有無、こういうことにつきましてお聞きをしたところでございます。その結果、24社すべてがそのような事実がないということでございましたので、情報のような事実があったと認められませんでしたので、すべての企業から誓約書の提出をいただいたところでございます。入札につきましては、このような結果でございましたので、6月6日に予定どおり執行させていただいたところでございます。
 それから、最低価格者が2回目で変更になった例はないかということでございますが、今回の6月6日の入札執行の17件のうちにつきましては、最低価格者が1回目と2回目が変更になった例は、経済センターの空調設備工事につきまして1件ございました。そのほか一般的なものにつきましては、膨大な資料がございますので、お許しをいただきたいと思います。
 それから、落札金額と予定価格の比率でございますが、落札決定金額に対しまして9рU%になったところでございます。
 それから、予定価格の事前公表についてでございますが、予定価格の事前公表につきましては、入札の透明性と競争性を高め、コストの削減効果や業者の予定価格を事前に入手するための働きかけなど、不正な行為に歯どめをかける効果ができるということが言われておりますが、その反面、参加業者が予測できない一般競争入札では有効でございますが、指名競争入札ではかえって談合に都合のよい環境ができてしまうのではないかと、こういうような弊害を懸念する意見もあるところでございます。現在本市におきましても検討しておりますけれども、今後とも十分検討していきたいというふうに考えているところでございます。
 談合情報の価格についてでございますが、事前に6億円で落札業者が決まっているとの情報を得たところでございます。

〇議長(東出治通君) 北名議員。

〇19番(北名照美君) 北海道新聞で、入札の金額が5億垂T00万円で落札したと。きょう出されているのは、契約金額として6億奄S75万円と。これは、いわゆる消費税を含んだ金額が出されているので、つまり札を入れた金額は、道新に書いてあるとおり、5億垂T00万円ということでありますから、そうすれば談合情報の6億円とは一致するわけです。
 一つ聞きたいのですけれども、6月1日の2時20分に旭川支社の方に情報があったと。2時50分には来庁されて、記者からそのことが告げられたと。予定価格というのは最終的にいつ決めているものなのか、それからこのように金額が極めて類似しているということについてはどのように考えるかお尋ねします。

〇議長(東出治通君) 野原総務部長。

〇総務部長(野原栄一君) 予定価格の決定につきましては、工事積算を決定いたしまして、理事者によりまして入札前に予定価格を記入し、封書の中に入れ、封印をしているところでございます。日付までは、資料を現在持っておりませんので、調べましてお答えしたいと思います。
 今回の落札金額、9рU%ということでございますが、極めて近い金額ということでございますが、談合情報につきましては6億円というような情報がありましたけれども、価格が近いということでございますが、私どもにつきましては偶然の一致ではないかなということで考えております。
 6月2日に予定価格を設定しております。

〇議長(東出治通君) 北名議員。

〇19番(北名照美君) 私も詳細にわかっているわけではありませんし、この最後の質疑で今回終わりになりますけれども、6月2日に最終的に決まった予定価格が、6月1日の午後、情報として入ってくると。そして、偶然の一致であろうという言い方であるけれども、6億円と5億垂T00万円の500万円の違い、何かどうも釈然としないというのが率直なところなので、どういうぐあいに考えていいのか、私も頭の整理というか、のどの調子もよくないけれども、その辺助役、どういうぐあいに考えたらいいのか、もう一回答えていただければと思います。

〇議長(東出治通君) 野原総務部長。

〇総務部長(野原栄一君) 予定価格につきましてご質疑いただきましたけれども、今回の情報につきましては、道新の旭川支社に情報が入りました。具体的なお名前、どちらからということはない根拠の不明確なものでございまして、私どもとしましては信憑性はないものというふうに考えているわけでございまして、このようなケースに至ったということは遺憾なことだというふうに考えているところでございます。
 今後とも、建設工事に限らず、市から発注するすべてのものにつきましては、発注者あるいはまた受注者双方におきまして、不正や談合等は絶対に排除すると、こういうようなモラルが必要と考えておりますので、ご理解を賜りたいと思います。

〇議長(東出治通君)  質疑を終わります。
 お諮りします。本件は、会議規則第36条第2項の規定によって、委員会付託を省略したいと思いますが、異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(東出治通君)  異議なしと認め、よって本件は委員会付託を省略することに決定しました。
 本件は討論の通告がありませんので、これより議案第51号を採決します。
 本件は原案のとおり決定することに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(東出治通君)  異議なしと認め、よって議案第50号は原案のとおり可決されました。



〇議長(東出治通君) 日程第7 陳情審議を行います。
 お手元にご配付しています陳情は、付託表のとおり所管の委員会に付託し、閉会中の継続審査とすることに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(東出治通君)  異議なしと認め、よって本件は付託表のとおり所管の常任委員会に付託し、閉会中の継続審査とすることに決定しました。


〇議長(東出治通君) これで本臨時会に付議されました事件の審議は全部終了しましたので、平成12年第3回深川市議会臨時会を閉会いたします。


(午前10時51分 閉 会)



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