[目次]

平成13年 第1回

深川市議会定例会会議録 (第1号)

午前10時19分 開会 
 平成13年3月1日(木曜日)
午前11時46分 散会 


〇議事日程(第1号)

日程第 1 会議録署名議員の指名
日程第 2 会期の決定について
日程第 3 諸般の報告
(1) 議長諸般報告
(2) 市長一般行政報告
(3) 教育長教育行政報告
日程第 4 議案第13号 損害賠償の額を定めることの専決処分の承認について  
日程第 5 議案第26号 平成12年度深川市一般会計補正予算(第6号)
議案第27号 平成12年度深川市介護保険特別会計補正予算(第1号)
議案第28号 平成12年度深川市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)
議案第29号 平成12年度深川市老人医療特別会計補正予算(第3号)
議案第30号 平成12年度深川市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)
議案第31号 平成12年度深川市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)
議案第32号 平成12年度深川市下水道事業特別会計補正予算 (第3号)
議案第33号 平成12年度深川市水道事業会計補正予算(第3号)
議案第34号 平成12年度深川市病院事業会計補正予算(第3号)
日程第 6 諮問第 1号 人権擁護委員候補者の推薦について
日程第 7 発議第 1号 議員の派遣について




(午前10時19分 開 会)

 

〇議長(東出治通君) ただいまから平成13年 第1回深川市議会定例会を開会いたします。


〇議長(東出治通君) これより本日の会議を開きます。


〇議長(東出治通君) 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員には、会議規則第78条の規定 によって、白井議員、大塚議員を指名します。


〇議長(東出治通君) 事務局長から諸般の報告を申し上げます。

〇議会事務局長(平間敏男君) 初めに、本定例会に付議されます事件は、大塚議員ほかから提出のありました発議1件、市長から提出がありました議案34件及び諮問1件であります。
 次に、監査委員から11月分ないし1月分に関する例月出納検査結果報告の提出がありましたので、お手元にご配付しております。
 次に、生野議員から本日欠席する旨の届け出がありました。
 次に、本定例会に説明員として出席通知のあった者の職、氏名を、一覧表としてお手元にご配付しております。
 次に、第1回定例会1日目の議事日程は、お手元にご配付のとおりであります。
 報告を終わります。


〇議長(東出治通君) 日程第2 会期の決定についてを議題とします。
 お諮りします。本定例会の会期は、本日から3月19日までの19日間にしたいと思いますが、異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(東出治通君) 異議なしと認め、よって会期は本日から3月19日までの19日間に決定しました。


〇議長(東出治通君) 日程第3 諸般の報告を行います。
 初めに、議長諸般報告を事務局長から申し上げます。

〇議会事務局長(平間敏男君) 平成12年第4回市議会定例会後の12月16日以降昨日までの議会の動静概要は、お手元にご配付のとおりであります。
 これで議長諸般報告を終わります。

〇議長(東出治通君) 次に、市長一般行政報告を行います。
 河野市長。

〇市長(河野順吉君)〔登壇〕 平成13年第1回深川市議会定例会の開会に当たり、一般行政の報告を申し上げます。
 初めに、農業行政について申し上げます。平成12年産米の出荷実績につきましては、予定計画出荷基準数量53万3,149俵に対し、94%の50万3,288俵の出荷で、主食用米、加工用米とも全量1等米の出荷となったところであります。
 次に、平成12年度から新たに取り組みました中山間地域等直接支払制度につきましては、集落協定数31集落、対象農地458.97ヘクタールで、交付金の総額は9,651万8,000円となったところであります。
 次に、多度志地区字名整備事業について申し上げます。多度志地区の住所や土地の所在を明確にし、わかりやすいまちづくりを推進するため、平成11年度から取り進めてまいりました多度志地区字名整備事業が完了し、地区内に混在した28種の字名の整理統合と、約2万筆に及ぶ地番の振り直しにより新たな名称と区域を定め、2月5日から施行したところであります。
 新字名、地番の施行に際しましては、市役所からのお知らせなどで市民周知を行うとともに、関係機関、団体には新旧の字名、地番を記載した字名地番改正調書、多度志地区居住者には住所変更通知書、土地所有者には土地の名称及び地番変更通知書、また必要な手続等を記載した手引書も送付し、新字名、地番に円滑に移行できたところであります。今後とも市民課及び多度志支所に配置しました窓口対応電算システムを活用し、証明書の発行や問い合わせなどに対応してまいります。
 次に、深名線バス運行の見直しについて申し上げます。ジェイ・アール北海道バス株式会社から、バス利用者の減少に伴う収益減の経営改善対策として、平成12年12月11日付で深名線バス運行の見直しの提示がジェイ・アール北海道バス深名線連絡協議会にありました。見直しの内容は、3月1日から利用の少ない運行便の一部削減と、一部小型バスの導入であります。この取り扱いの協議を行うため、12月26日に深川市、幌加内町、名寄市の2市1町で構成するジェイ・アール北海道バス深名線連絡協議会を開催した結果、地域の方々の理解を得ていない状況と実施時期までに時間がないことから、翌27日に提示内容には合意できない旨、ジェイ・アール北海道バス株式会社に伝え、会社側から実施時期は保留するとの回答があったところであります。また、地域の方々へは、1月23日に旧円山乗降場周辺の方に、1月27日及び2月24日には多度志町地域振興協議会の皆さんにそれぞれ提示内容を説明し、ご意見を伺ったところであります。
 なお、連絡協議会としては、利用の少ない運行便の一部小型バス導入については、会社側の経営改善努力の一環と認識しながらも、冬期間の安定運行を確認するため、小型バスの試行運行を要請したところであります。今後とも深名線バス運行につきましては、地域の方々のご意見を聞きながら、慎重に対応してまいります。
 次に、旧拓殖銀行深川支店の北洋銀行からの土地の譲渡及び建物の寄附について申し上げます。旧拓殖銀行深川支店につきましては、北洋銀行深川中央支店として使用されておりましたが、昨年11月20日で新築された北洋銀行深川支店に店舗が統合されたため、その土地の譲渡と建物の寄附について市に申し出がされたものであります。
 この建物は、昭和12年建築の外観が重厚なギリシャ建築様式による歴史的建造物であり、日本建築協会の日本近代建築総覧や北海道大学建築史研究会の「北の建物散歩」に登載されるなど全国的に高い評価を得ていることや、市民に長く街角の顔として親しまれてきた建物であることから、保存についての議会での論議、さらに市民要望も強いことなどを踏まえまして、北洋銀行から申し出のありました土地の譲渡につきまして、土地開発基金により今年度内に先行取得するよう事務を進めております。
 なお、今後における施設の保存方法及び利活用につきましては、教育委員会と十分に連携を図りながら取り進めてまいります。
 次に、廃棄物対策について申し上げます。中・北空知地域ごみ処理広域化につきましては、昨年11月20日の協議会で承認されました報告書を基本に参画する自治体で具体的検討を進めることとなっておりますが、本市は広域に参加する意思表示をしております。現在までの状況は、本市を含めた4市9町が参画、1町が参画困難、残る2市は議会等の日程の関係で3月中に意思表示される状況であります。これを踏まえ、中・北空知地域ごみ処理広域化検討協議会として昨日2月28日、可燃物の処理先である歌志内市に対し、処理の申し入れを行ったところであります。また、厨芥ごみ、資源ごみ等につきましてはブロック別の処理となることから、北空知広域圏振興協議会の民生部会で、処理方法等の具体的な検討と施設整備計画策定の準備を進めているところであります。
 次に、地域人権啓発活動活性化事業について申し上げます。北海道から本市が平成12年度人権啓発活動活性化事業の委託を受け、人権問題に対する正しい理解と人権尊重思想の普及高揚を図るため、関係機関、団体と連携をし、各種事業に取り組んだところであります。特に1月25日に開催しました女性の人権をテーマに女性への暴力を取り上げた講演会には約150人の参加者があり、事業趣旨の浸透が大きく図られたところであります。
 次に、第32回ふかがわ氷雪まつりについて申し上げます。本市の冬の最大イベントであります第32回ふかがわ氷雪まつりは、市内関係機関、団体の協力と市民多数の参加をいただき、2月10日、11日の2日間、花園公園と中心商店街を会場に盛大に開催され、市民はもとより近隣市町の多くの皆さんにも楽しんでいただいたところであります。本年は、21世紀の始まりの年であり、夜の演出として大滑り台の開放やライトアップ・光の芸術、さらには青年会議所の協力によるアイスクラブ、早食い選手権など趣向を凝らした取り組みが行われ、盛会のうちに終了したところであります。
 次に、労働行政について申し上げます。冬期雇用援護制度に基づく季節労働者を対象の冬期技能講習につきましては、1月18日から企業組合など3団体が実施主体となり開催されており、本年は前年度比12%減の359人の参加者となっております。また、市内高等学校卒業者のうち就職希望者の内定状況につきましては、新たにクラーク記念国際高等学校を含め、2月末現在、就職希望者186人に対し内定者は118人で、就職内定率は63.4%と前年同期を18.5ポイント下回っております。
 なお、就職未定者については、学校を初め関係機関との連携により、引き続き雇用の促進に努めてまいります。
 次に、交通安全について申し上げます。昨年1年間は、交通死亡事故抑止を重点として交通安全運動を展開したところであります。市内における交通事故発生件数は139件で前年を12件下回り、負傷者数では194人で25人減少、死者数は4人で前年に比べ1人減少となっております。しかし、2月に小学1年生の痛ましい死亡事故が起きており、今後とも事故防止と交通安全意識の高揚に努めてまいります。
 以上、行政の一端を申し上げ、報告とさせていただきます。

〇議長(東出治通君) 次に、教育長教育行政報告を行います。
 菅原教育長。

〇教育長(菅原 忠君)〔登壇〕 平成13年第1回市議会定例会の開会に当たり、教育行政の概要についてご報告申し上げます。
 初めに、成人式について申し上げます。1月8日、成人の日に生きがい文化センターにおいて、対象者433人のうち235人の新成人の参加のもと平成13年の成人式を行い、新成人が一層の自覚と責任のもとに郷土の発展に参画することを誓い合ったところであります。
 次に、まなびピアふかがわについて申し上げます。2月18日、生きがい文化センターにおいて、深川市生涯学習推進会議が主管となって「地域の中の生涯学習_それぞれが活動を重ねて」をテーマに市民各層およそ350人が集う中、まなびピアふかがわを開催いたしました。
 事例報告として、「鷹泊探訪」ビデオ放映のほか、全国の不登校体験者や高校中途退学者などを受け入れ、新しい教育づくりに力を注いでいる北星学園余市高等学校校長、深谷哲也さんの「子どもたちが輝くとき_北星余市高校の実践から」と題した講演をいただき、実践例を通して教育のあり方や、家庭、学校、地域がいかに対応すべきかの認識を深めたところであります。また、5分野の体験学習にも多くの市民が参加されるなど、生涯学習を推進する上で意義深い大会となったところであります。
 以上、教育行政の一端を申し上げ、報告といたします。

〇議長(東出治通君) これで諸般の報告を終わります。


〇議長(東出治通君) 日程第4 議案第13号損害賠償の額を定めることの専決処分の承認についてを議題とします。
 提出者の説明を求めます。
 河野市長。

〇市長(河野順吉君)〔登壇〕 議案第13号損害賠償の額を定めることの専決処分の承認について、提案理由を申し上げます。
 平成12年11月2日と5日、市道納内7丁目線を走行中の車3台が舗装欠損部の穴に車両左側車輪が入り、その衝撃によりタイヤとホイールが破損する事故が発生しました。道路の管理に瑕疵があったと判断をし、国家賠償法第2条第1項の規定により、秩父別町2052番地56の川原俊行さんに1万5,509円を、札幌市西区山の手2条9丁目4_20_511の荘司千亜紀さんに3万5,795円を、旭川市流通団地2条2丁目46の第一警備保障道北株式会社に1万2,275円を賠償するものであります。
 以上3件について、地方自治法第179条第1項の規定に基づき、専決処分をさせていただいたものであります。
 なお、当該賠償金につきましては、全国市有物件災害共済会の道路賠償責任保険により全額補てんされるものであります。よろしくご審議の上、ご承認賜りますようお願い申し上げます。

〇議長(東出治通君) これより質疑に入ります。

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(東出治通君) 質疑を終わります。
 お諮りします。本件は、会議規則第36条第2項の規定によって、委員会付託を省略したいと思いますが、異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(東出治通君) 異議なしと認め、よって本件は委員会付託を省略することに決定しました。
 本件は討論の通告がありませんので、これより議案第13号を採決します。
 本件は承認することに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(東出治通君) 異議なしと認め、よって議案第13号は承認することに決定しました。


〇議長(東出治通君) 日程第5 議案第26号平成12年度深川市一般会計補正予算ないし議案第34号平成12年度深川市病院事業会計補正予算の9件を議題とします。
 提出者の説明を求めます。
 初めに、議案第26号、千葉財政課長。

〇市長(河野順吉君)〔登壇〕 議案第26号平成12年度深川市一般会計補正予算(第6号)についてご説明を申し上げます。
 第1条で、歳入歳出それぞれ6億6,837万9,000円を減額し、予算の総額を196億6,947万8,000円にしようとするものであります。
 第2条で債務負担行為の追加及び変更を、第3条で地方債の追加及び変更を、第4条で繰越明許費の設定を図るものであります。
 次に進みまして、30ページをごらんください。歳出について申し上げます。今回の補正は、減額するものが大半でありますが、総括してその理由を申し上げますと、年度中の事務事業の執行に当たり、経費の節減、効率化に努めた結果執行残の生じたものや、補助事業費の確定によるものであります。また、歳入財源につきましても、その増減に合わせて財源の振りかえを図っているところであります。
 初めに、2款総務費、1項6目市勢振興費、次のページをごらんください。説明欄7の国際交流協会助成金150万円の増額は、深川国際交流協会がインターネットのホームページやEメールを活用して実施いたします国際交流事業に対し、助成を図るものであります。事業費は、全額財団法人自治体国際化協会から交付をされるものであります。
 次に、36ページをごらんください。3款民生費、1項3目老人福祉費、説明欄1の8の在宅老人等給食サービス事業170万円の増額は、当初見込みより対象人数が増加したことにより、委託料の増額を図るものであります。
 次のページをごらんください。3款民生費、2項1目児童福祉総務費、説明欄2の社会福祉法人立保育所保育の実施委託591万円の増額は、当初見込みより入所児童数が増額したことにより、委託料の増額を図るものであります。
 2目母子福祉費388万8,000円の増額は、平成14年8月から児童扶養手当事務が市に権限移譲されることに伴い、必要な電算事務の整備を行うものであります。
 次に進みまして、41ページをごらんください。4款衛生費、3項1目病院費1億110万5,000円の増額は、説明欄2の3、2の4を除き、病院事業会計の繰出金に基づく繰出金の確定によりそれぞれ増減を図ったものであります。説明欄2の3の病院改築準備室経費補助金1,500万円は改築準備室の人件費であり、説明欄2の4の不良債務解消補助金8,500万円は、総合病院の健全化に向け、新たに繰り出しを図るものであります。
 4款衛生費、5項2目上水道費17万5,000円の増額は、水道料軽減対象低所得者世帯の増加によるものであります。
 次のページをごらんください。6款農林水産業費、1項4目農業振興費、次のページをごらんください。説明欄4の中山間地域等直接支払制度実施事業9,651万8,000円の増額は、対象農用地及び対象集落の確定により、交付金が決定したことによるものであります。
 8目農業農村整備費、説明欄2の4の21世紀高生産基盤整備促進特別対策事業負担金6,965万円の増額は、事業費の確定に伴う減額と、国の第1次補正予算により深川第2地区農業用水再編対策事業等を実施するものであります。なお、事業完了は明年度となりますので、繰越明許費の設定を行うものであります。
 次のページをごらんください。6款農林水産業費、2項2目林業振興費、説明欄2の1の野ねずみ駆除事業補助金21万7,000円の増額は、当該事業費の確定によるものであります。
 次に進みまして、46ページをごらんください。8款土木費、2項2目道路維持費、説明欄2の除排雪1,145万円の増額は、大雪に伴う除排雪重機等の借り上げに係る予算の増額と、既定予算の執行残を相殺してのものであります。
 次のページをごらんください。8款土木費、3項4目河川改良費、説明欄2の1の音江川改修工事18万7,000円の増額は、道受託事業、音江川改修工事の内容変更等によるものであります。
 次に、52ページをごらんください。10款教育費、1項4目教育調査振興費、説明欄2の地域イントラネット基盤整備事業2億405万9,000円は、国の補正予算により、深川市マルチメディアセンターと市内9小中学校を光ファイバーで接続するとともに、全小中学校の校内LANの構築及びコンピューターの導入を図り、インターネットを活用した、より効果的な学習活動を推進するものであります。なお、事業完了は明年度となりますので、繰越明許費の設定を行うものであります。
 次に進みまして、60ページをごらんください。12款公債費、1項1目元金4億4,960万円の減額は、市債元金の繰上償還分であります。市債元金の繰上償還は、当初7億1,760万円を計上しておりましたが、後年度の大型事業の実施が明らかになり、将来の財政負担を考慮するとともに、公債費比率等の各財政指数も勘案しながら、本年度予定していました市債元金の繰上償還を2億6,800万円に減額するものであります。
 次に、62ページをごらんください。14款職員費、1項1目職員給与費、説明欄2の職員手当等769万円の増額は、職員時間外勤務手当及び児童手当の増によるものであります。説明欄5の退職手当組合特別納付金536万6,000円の増額は、退職職員の増によるものであります。
 戻りまして、8ページをごらんください。第2表、債務負担行為補正は、追加として、内3号線整備事業、限度額4,000万円及び臨時地方道整備事業、限度額1,700万円は、事業の早期発注、完成を目指すため設定を図るものであります。
 また、変更として、中小企業者等資金融資特別利子補給は、利子補給額の確定に伴い限度額の変更を、次に公立学校共済組合住宅建設事業は事業費の確定により限度額の変更を図るものであります。
 次のページをごらんください。第3表、地方債補正は、追加として、水環境整備事業債及び地域イントラネット基盤整備事業債の追加を図るものであります。
 また、変更として、市有林整備事業債外13事業債の増減を図り、地方債限度額の合計を25億8,550万円にするものであります。
 次に、11ページをごらんください。第4表、繰越明許費補正は、3款民生費、児童扶養手当事務処理体制整備事業外6事業について、いずれも年度内に事業が完了しないことから、平成13年度に繰り越して対応するものであります。
 次に、14ページをごらんください。歳入について申し上げます。歳入は、確定及び確定見込みによりそれぞれ増減を図っております。
 1款市税、2項1目固定資産税2,900万円の増額は、家屋の新増築及び償却資産の新増設が当初見込みを上回ったことによるものであります。
 次に、16ページをごらんください。9款地方交付税、1項1目地方交付税1億4,157万8,000円の減額は、本年度の普通交付税が72億5,842万2,000円と決定しましたことから、現予算額との差額を補正するものであります。
 次に進みまして、23ページをごらんください。14款道支出金、2項7目商工費道補助金9,310万円の増額は、深川駅東複合施設整備に当たり、北海道地域政策補助金が交付されることになったものであります。
 次に、25ページをごらんください。17款繰入金、1項1目基金繰入金11億317万円の減額は、市債繰上償還分の減及び年度中の経費の節減、効率化による執行残の発生等、歳入の確保により財源が生じましたので、各基金の繰り入れを減額するものであります。
 以上、補正(第6号)についてご説明を申し上げましたが、原案にご賛同賜りますようよろしくお願い申し上げます。

〇議長
(東出治通君) 次に、議案第27号ないし議案第29号、三浦市民福祉部長。

〇市民福祉部長(三浦敦吉君)〔登壇〕 議案第27号ないし議案第29号につきまして、一括して提案の理由を申し上げます。
 初めに、議案第27号平成12年度深川市介護保険特別会計補正予算(第1号)についてご説明申し上げます。
 第1条で、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ1億6,730万円を減額し、予算の総額を13億2,870万円にしようとするものであります。
 9ページをお開きください。3、歳出から主なものを申し上げます。1款1項1目一般管理費652万8,000円の増額は、制度改正によって介護保険事務処理システムの改修のための経費であります。
 次に、10ページでございます。2款1項1目居宅介護等サービス給付費1億1,829万5,000円の減額は、居宅サービス利用人数などの減により不用額が生じるものです。
 3目居宅介護等住宅改修費194万7,000円の増額は、利用対象人数の増によるものであります。
 次に、11ページでございます。2款1項1目居宅介護等サービス計画給付費77万8,000円の減額並びに5目施設介護サービス給付費9,980万円の減額は、居宅及び施設サービス利用人数の減により不用額が生じるものです。
 2款2項1目高額介護等サービス費200万1,000円の増額は、施設サービスにおける高額介護等サービスの対象者の増によるものです。
 次は、12ページでございます。4款1項1目基金積立金4,364万2,000円の増額は、保険料が3年を1期とし、事業計画に定める3年間の保険給付費額合計を基礎として算定されることから、保険給付費が事業計画より下回った場合に生じる剰余金を介護保険準備基金に積み立てるものであります。
 戻りまして、6ページをお開きください。2、歳入、3款1項1目介護給付費負担金4,306万5,000円の減額は、保険給付費の減によるものでございます。
 3款2項1目調整交付金272万7,000円の減額並びに2目事務費交付金39万3,000円の減額は、調整係数等の変更等、関係する事務費の減によるものです。
 次に、7ページをお開きください。3款2項3目介護保険事業費補助金231万1,000円の増額は、歳出で申し上げましたシステム改修に係る国庫補助金であります。
 4款1項1目介護給付費交付金7,105万6,000円の減額並びに5款1項1目介護給付費負担金2,691万5,000円の減額は、保険給付費の減によるものであります。
 次に、8ページをお開きください。7款1項1目一般会計繰入金2,524万1,000円の減は、説明欄、保険給付費の減及び総務費などの関係する事務費の増との相殺によるものであります。
 以上で説明を終わらせていただきます。
 次に、国民健康保険特別会計に移ります。議案第28号平成12年度深川市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)についてご説明申し上げます。
 第1条で、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ960万円を減額し、予算の総額を27億6,239万円にしようとするものであります。
 8ページをお開きください。3、歳出から主なものを申し上げます。1款1項1目一般管理費225万5,000円の減額は、介護保険第2号電算処理システム平成12年開発分委託料に不用額が生じるためのものであります。
 1款2項1目賦課徴収費561万7,000円の減額は、法改正等による国保税修正システムの不用額によるものであります。
 2目納税奨励費40万円の減額は、納税貯蓄組合の取り扱い税額が当初見込んだ額に達せず、補助金に不用額が生じるものです。
 次は、10ページでございます。7款1項1目利子32万8,000円の減額は、国保会計の資金運用に係る一時借入金が当初予定を下回る見込みのため不用額が生じるものです。
 戻りまして、6ページをお開きください。2、歳入、2款1項1目事務費負担金28万3,000円の増額は、介護納付金の納付に事務補助として交付される見込みのためであります。
 2目療養給付費等負担金5,742万円の減額は、現年度分については一般被保険者療養諸費等の減により、過年度分については平成11年度追加交付により増額を図ったものであります。
 2款2項1目財政調整交付金5,420万2,000円の減額は、調整係数等の改正に伴い、調整基準額の差し引きによるものであります。
 2目特別対策費補助金400万2,000円の増額は、12年度補助金の確定見込みによるものであります。
 次に、7ページをお開きください。7款1項1目一般会計繰入金590万1,000円の減額は、国保会計に対する一般会計繰入金の精算見込みによるものであります。
 8款1項1目繰越金1億363万8,000円は、歳入予算財源不足の補てんとして、前年度繰越金の一部を増額するものです。
 以上で説明を終わらせていただきます。
 次に、老人医療特別会計に移ります。議案第29号平成12年度深川市老人医療特別会計補正予算(第3号)についてご説明申し上げます。
 第1条で、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ596万円を減額し、予算の総額を41億4,817万6,000円にしようとするものであります。
 6ページをお開きください。3、歳出から主なものを申し上げます。2款1項2目医療費支給費645万円の減額は、医療費支給費の決算見込み減によるものです。
 3目審査支払手数料49万円の増額は、受診率及び対象件数の増によるものです。
 戻りまして、4ページをお開きください。2、歳入、1款1項1目医療費交付金474万1,000円の減額及び2款1項1目医療費国庫負担金135万4,000円の減額並びに2款2項1目事務費国庫補助金16万1,000円のそれぞれの減額は、歳出でご説明申し上げました医療費の減に伴う精算見込みによるものであります。
 以上、3特別会計についてご説明を終わらせていただきますが、よろしくご審議の上、原案にご賛同くださいますようお願い申し上げます。

〇議長(東出治通君) 次に、議案第30号ないし議案第33号、立花水道環境部長。

〇水道環境部長(立花晃一君)〔登壇〕 議案第30号ないし議案第33号の4議案につきまして、一括して提案の理由を申し上げます。
 最初に、議案第30号平成12年度深川市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)についてご説明申し上げます。
 今回の補正は、事業の執行見込みに伴う不用額の減額を行うもので、第1条で、歳入歳出予算の総額からそれぞれ830万円を減額し、予算の総額を5,050万円にしようとするものでございます。
 歳出からご説明を申し上げますので、5ページをお開きください。3、歳出、1款2項1目新設及び修繕費780万円の減額は、事業確定によるものであります。
 1款3項1目給水工事費50万円の減額は、新設給水工事件数の減による不用額でございます。
 戻りまして、4ページをお開き願います。2、歳入、1款2項1目給水工事負担金及び2目配水管移設工事負担金の減額は、それぞれ歳出で申し上げました事由によるものであります。
 5款1項1目繰越金の1節前年度繰越金740万円の減額は、歳出予算の減額に伴う財源調整によるものであります。
 以上で簡易水道事業特別会計補正予算の説明を終わらせていただきまして、次に議案第31号平成12年度深川市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)についてご説明申し上げます。今回の補正は、事業の執行見込みに伴う不用額の減額をしようとするものであります。
 第1条で、歳入歳出予算の総額から5,260万円を減額し、予算の総額を2億2,440万円にしようとするものであります。
 第2条は債務負担行為の変更、第3条は地方債の変更であります。
 歳出よりご説明申し上げますので、11ページをお開き願います。3、歳出、1款1項1目一般管理費は、下水道事業特別会計に対する繰出金の減額であります。
 2目施設維持管理費、4目農業集落排水整備費の減額は、経費の節減などによる不用額の減額です。
 3目排水設備費の減額は、水洗便所等資金融資利用件数の減によるものでございます。
 次のページをお開き願います。2款1項1目個別排水処理施設費3,790万円の減額は、合併処理浄化槽の設置数が当初予算の65基のところ、54基になったことによるものであります。
 3款公債費は、予定借り入れ利率が下がったこと及び一時借入金の効率的運用による減額であります。
 次に、4ページをお開き願います。第2表、債務負担行為の補正は変更で、農業集落排水事業及び個別排水処理施設事業の融資件数減に合わせて減額するものであります。
 次のページをお開きください。第3表、地方債補正は変更で、合併処理浄化槽設置基数の減により2,250万円を減額するものであります。
 8ページをお開きください。2、歳入、1款分担金及び負担金、次のページの3款繰入金、5款3項貸付金元利収入及び10ページの6款市債は、歳出でご説明を申し上げました減額に伴う歳入の補正でございます。
 なお、8ページにお戻り願いまして、2款使用料及び手数料は、使用料収入見込みの減によるものでございます。
 次の9ページ、5款4項雑入は、消費税還付金額の確定の結果、減額するものであります。
 以上で農業集落排水事業特別会計補正予算の説明を終わらせていただきまして、続きまして議案第32号平成12年度深川市下水道事業特別会計補正予算(第3号)についてご説明を申し上げます。
 今回の補正は、事業の執行見込みに伴う不用額の減額及びゼロ国債の追加、繰越明許費の設定などによるものでございます。
 第1条で、歳入歳出予算の総額から5,400万円を減額し、予算の総額を16億3,520万円にしようとするものであります。
 第2条は債務負担行為の追加及び変更、第3条は地方債の変更でございます。
 第4条では、新たに繰越明許費を設定しようとするものでございます。
 歳出から申し上げます。10ページをお開き願います。3、歳出、1款1項2目施設維持管理費800万円の減額は、経費節減等による不用額の減額です。
 3目排水設備費2,150万円の減額は、水洗便所改造等資金融資利用件数の減によるものです。
 4目下水道建設費は、事業執行見込みに伴い節間の内容変更を行うものでございます。
 12ページをお開きください。2款1項2目利子1,650万円の減額は、予定借り入れ金利が下がったこと及び一時借入金の効率的運営による減額でございます。
 3款職員費は、人事異動及び給与改定などに伴う減額でございます。
 4ページにお戻り願います。第2表、債務負担行為補正の追加は、ゼロ国債により片町線雨水幹線工事外2件の早期施工を図るため5,000万円を追加するもの及び下段の変更は融資件数の減による減額でございます。
 次のページをお開きください。第3表、地方債補正は、起債充当率の変更に伴い240万円を減額し、3億6,030万円にするものでございます。
 第4表、繰越明許費は、音江処理区の管渠整備及び二つの浄化センターの整備工事のために1億6,100万円の繰越明許費を設定しようとするものでございます。
 8ページをお開きください。2、歳入、4款1項他会計繰入金の減額は事業確定見込みによるもの、6款3項貸付金元利収入の減額は、水洗便所改造等資金融資利用件数の減によるものです。
 同じく4項の雑入540万円の増は、次のページの消費税還付金の確定などによるものでございます。
 7款市債は、充当率の変更によるものでございます。
 以上で下水道事業特別会計補正予算の説明を終わらせていただきまして、次に議案第33号平成12年度深川市水道事業会計補正予算(第3号)についてご説明を申し上げます。
 今回の補正は、事務事業の執行見込みに伴う不用額等の減額及び人事異動、給与改定による職員給与費の減額等が主な内容でございます。
 最初に、予算本文についてご説明を申し上げます。第2条では、予算第2条に定めた業務の予定量中(4)、主要な建設改良事業のうち、(イ)、配水管布設工事を517万7,000円に改めるものでございます。
 第3条では、予算第3条に定めた水道事業収益から822万5,000円を、水道事業費用から6,160万円をそれぞれ減額するものでございます。
 第4条では、予算第4条に定めた資本的収入から63万7,000円を、資本的支出から827万6,000円をそれぞれ減額するとともに、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額及び過年度分損益勘定留保資金を6,687万8,000円にそれぞれ改めようとするものでございます。
 第5条では、予算第6条に定めた議会の議決を経なければ流用することができない経費のうち、職員給与費を9,367万4,000円に改めるものであります。
 第6条では、予算第7条に定めた一般会計からの補助金を9,839万4,000円に改めるものであります。
 第7条では、予算第8条に定めたたな卸資産の購入限度額を348万8,000円に改めるものでございます。
 6ページをお開きください。収益的収入について申し上げます。1款1項1目給水収益1,010万円の増額は、新規公共施設等の使用水量が増加したことによるものであります。
 同じ項の2目受託工事収益は、事業の確定及び事業量の減少により、総額で1,850万円を減額するものであります。
 2項2目、一般会計補助金17万5,000円の増額は、低所得者世帯負担軽減措置補助金にかかわる対象世帯の増加によるものであります。
 次に、収益的支出についてでございます。1款1項2目配水及び給水費3,420万円、3目受託工事費2,100万円及び4目総係費80万円の減額は、事務事業の執行及び確定による不用額でございます。
 7ページをお開きください。同項の5目職員費につきましては、人事異動及び給与改定により総額で790万円を減額するものであります。
 2項1目、借入金利息100万円の減額は、効率的な資金運用による一時借入金利息の不用額であります。
 同じく3目消費税及び地方消費税330万円の増額は、支出経費軽減に伴う控除税額の減少等によるものでございます。
 8ページをお開きください。次に、資本的収入について申し上げます。1款2項1目、消防組合負担金63万7,000円の減額は、事業確定によるものであります。
 次に、資本的支出についてでありますが、1款1項1目配水管布設費482万3,000円、2目消火栓設置費63万7,000円、3目機械及び装置設備費250万円及び4目車両及び運搬具購入費31万6,000円の減額は、事業確定等による不用額でございます。
 以上、4会計にかかわる補正の概要についてご説明申し上げましたが、よろしくご審議の上、原案にご賛同賜りますようお願い申し上げます。

〇議長(東出治通君) 次に、議案第34号、鈴木総合病院事務部長。

〇総合病院事務部長(鈴木 登君)〔登壇〕 議案第34号平成12年度深川市病院事業会計補正予算(第3号)についてご説明申し上げます。
 今回の補正は、一般会計補助金、負担金の不良債務解消のための追加及び算定基礎確定による補正、さらに材料費の増や事業の確定及び経費等節減による補正でございます。
 初めに、予算本文について申し上げます。第2条、平成12年度深川市病院事業会計予算第2条に定めた業務の予定量のうち、(4)、主要な建設改良事業のエレベーター改修工事を934万5,000円に、手術室空調機改修工事を661万5,000円に、医療機器整備事業を1億1,817万9,000円にそれぞれ改めるものでございます。
 第3条、予算第3条に定めた収益的収入及び支出の予定額をそれぞれ1,398万5,000円減額し、総額を48億5,441万5,000円にするものです。
 第4条、予算第4条に定めました資本的収入額の予定額を8,058万円増額し、総額を3億3,028万円に、資本的支出の予定額を232万円減額し、総額を3億2,618万円にそれぞれ補正するものでございます。
 なお、資本的支出額に対し資本的収入額の不足が生じないため、第4条本文中の括弧書きを削除するものでございます。
 2ページをお開きください。第5条、予算第5条に定めました起債の限度額の医療機器整備事業債を1億1,810万円に、附帯施設整備事業債を1,480万円に変更するものでございます。
 第6条、予算第7条に定めました議会の議決を経なければ流用できない経費のうち、(1)、職員給与費を26億3,926万1,000円にするものでございます。
 第7条、予算第8条に定めました一般会計からの補助金を1億8,232万2,000円に、第8条、予算第9条に定めましたたな卸資産購入限度額を11億915万9,000円に、さらに第9条、予算第10条で定めた債務負担行為限度額を6,247万5,000円にそれぞれ改めるものでございます。
 次に、7ページをお開きください。収益的収入及び支出についてご説明いたします。初めに、収入でございますが、1款1項2目外来収益3,106万2,000円の減額は、外来患者1人1日平均の単価の減によるものです。
 3目その他医業収益、他会計負担金の268万4,000円の増額は、一般会計からの負担金で救急医療確保対策にかかわる道補助金と特別交付税の確定によるものでございます。
 2項2目他会計補助金1,959万7,000円の増額は、基礎年金拠出金の確定と児童手当特例給付金及び改築準備室人件費にかかわる一般会計補助金の追加によるものです。
 3目負担金80万1,000円の増額は一般会計からの負担金で、高度医療経費の確定によるもの、3項1目受験料収益11万円の増額は、受験者数の増によるものです。
 2目、3目の授業料収益22万円の減額と給食収益23万8,000円の減額は、休学等による減でございます。
 5目負担金565万7,000円の減額につきましては一般会計からの負担金で、看護学院運営にかかわる収支調整によるものでございます。
 8ページをお開きください。支出でございますが、1款1項1目給与費2,145万円の減額は、医師1名の採用がなかったこと、看護婦の育児休業等による減額と退職手当組合負担金の増額によるものです。
 2目材料費、診療材料費の1,500万円の増は整形外科の手術材料の増によるもの、給食材料費の700万円の減額は購入予定単価の減によるものです。
 3目経費、燃料費の136万6,000円の増は重油の単価のアップと使用量の増加によるもの、委託料の445万5,000円の増は感染性医療廃棄物処理委託料の増加によるものでございます。
 2項1目支払利息及び企業債取扱諸費の企業債利息の35万1,000円の減額は、11年度分の起債借入額の減によるものでございます。
 3項1目給与費557万3,000円の減額につきましては、専任教員の採用が10月にずれ込んだこと、3目の研修費43万2,000円の減額につきましては、本年の看護婦教員養成所への受講を取りやめたことによるものでございます。
 9ページをお開きください。資本的収入及び支出につきましては、起債対象事業及び建設改良事業の確定によりましてそれぞれ減額するものでございますが、収入の1款7項1目他会計補助金につきましては8,500万円の追加をいたしておりますけれども、これは不良債務解消のための一般会計からの補助でございます。
 以上、原案にご賛同賜りますようよろしくお願い申し上げます。

〇議長(東出治通君) これより質疑に入ります。
 初めに、議案第26号、歳出、2款総務費。

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(東出治通君) 終わります。
 3款民生費。
 北名議員。

〇19番(北名照美君) 36ページの老人福祉費の温泉・公衆浴場利用助成事業290万円の減額になっております。これは、1年に20枚と月に2枚にも満たないわけですが、その枚数を1人が利用できるということで、私の周りだけではなくて、大変喜ばれている制度なわけですが、290万円の減額というのはどういうことなのかなという気もいたしますので、この内容についてお尋ねをしたいと。
 あわせて、この辺のPRといいますか、当初予定からこれだけこの場で減額をするという事態になっていることとの絡みで、その辺が十分なのかどうかお尋ねをいたします。

〇議長(東出治通君) 三浦市民福祉部長。

〇市民福祉部長(三浦敦吉君) お答え申し上げます。
 減額の内容でございますけれども、当初予定利用者を2,000人、助成券は4万枚の予定をいたしました。1,000万円を予算化しているわけでございますが、これが本年度の利用状況から大体推測をいたしまして2万8,400枚、金額が710万円の支出見込みと押さえて不用見込額を290万円と推測をしたものでございます。
 2点目にございました大変よい制度なので、PRの面は十分かということでございますが、これにつきましては年度当初に市からのお知らせの掲載、それから本年度作成いたしました保健、福祉、医療のご案内や市民福祉の手引にも掲載をいたしまして、市民に利用を周知いたしているものでございます。

〇議長(東出治通君) 西野議員。

〇10番(西野清勝君) 病院費についてお尋ねをしたいと思います。
 不良債務の解消に8,500万円手当てするわけでありますが、くどいことは申しませんが、現状はどうなのか。あるいは、この8,500万円を手当てすることは必要としても、病院自体の自助努力がどの程度あったのか、できたのか。これは41ページです。

〇議長(東出治通君) まだ衛生費に入っていませんので。

〇10番(西野清勝君) 失礼しました。衛生費ですね。それでは、後ほどやります。

〇議長(東出治通君) 松沢議員。

〇11番(松沢一昭君) 36ページの説明欄1の8の在宅老人等給食サービス170万円、これに関してお尋ねします。
 この170万円の対象になった人数及び待機者がどのぐらい解消されたのかということにかかわってくるのですが、その対象人数、それと現在、この170万円を組まれてから以後の待機者数がいるのかどうかという点を点をお聞きしたいと思います。昨年第1回定例会で私の一般質問の中でも取り上げて、そのときの答弁の絡みもございますので、ご答弁をお願いしたいと思います。

〇議長(東出治通君) 三浦市民福祉部長。

〇市民福祉部長(三浦敦吉君) 給食サービスにつきましては、170万円増額をさせていただくということでございますが、この契約につきましては、30食で2施設、合わせて60食を提供しようとしておりますが、実際には需要がこれを上回りまして、67名ほどいるということでございまして、その7名分の給食サービスに要する金額でございます。
 待機者につきましては、昨年の年度当初7名ほどおりましたが、その分に今回充てましたので、現在待機者はおりません。
 以上でございます。

〇議長(東出治通君) 松沢議員。

〇11番(松沢一昭君) 昨年の1定のときの聞き取りというか打ち合わせのときでは、やりたいけれども、なかなか対応が難しいというような話であったのですが、結構なことだと思うのです。ただ、定例会で私は取り上げているわけで、せっかくこんないいことをやっているのに、実施したときにお知らせいただきたかったと一言申し上げたいと思いますし、議会の質問の後で、その後実施できたことを言ってくださる所管もありますけれども、そのままいつの間にかやられているという場合もありますので、ぜひおたくの部でも、質問等で取り上げたことが実施できたことはお知らせを願いたいと強く申し上げておきたいと思います。

〇議長(東出治通君) 三浦市民福祉部長。

〇市民福祉部長(三浦敦吉君) ご質問、ご指摘いただいた事項などで、その後進展あるいは解決があったことにつきましては、議員さんにお知らせするよう心がけてまいりたいと存じます。

〇議長(東出治通君) 民生費を終わります。
 4款衛生費。
 西野議員。

〇10番(西野清勝君) 先ほどの民生費での私の発言は取り消しをさせていただきまして、新たに申し上げますが、病院費の関係です。8,500万円手当てをするわけでありますが、これは必要欠くべからざるものだろうと判断をしますが、この不良債務の現状、今までいろいろ論議をされておりますが、この現状について一体どうなっているのか、さらに今年度病院自体がどの程度自助努力をして成果といいますか、効果を上げているのか。さらに、助成をした後の今後の見通しについて伺いたいと思います。

〇議長(東出治通君) 鈴木総合病院事務部長。

〇総合病院事務部長(鈴木 登君) 不良債務の状況につきまして、自助努力、現状はどうなっているのかということのご質疑でございますが、現在病院の自助努力といたしまして、平成11年度から15年度までに向けて健全化計画に取り組み、努力中でございますが、平成12年度におきまして、2月、3月の状況がどのような状況で推移するのか極めて流動的でございますけれども、一定の黒字決算及び不良債務の解消が見込める状況にございますが、目標値には達していない状況にございます。
 このような状況から、改築に向けての条件づくりということで、一般会計から改築準備室の専任職員の人件費及び不良債務解消合わせて1億円の特段のご支援をいただいているところでございます。今後におきましても、病院自体の自助努力はもちろんでございますけれども、早期解消に向けて一般会計の支援につきまして協議をしてまいりたいと考えてございますので、ご理解いただきたいと思います。

〇議長(東出治通君) 北名議員。

〇19番(北名照美君) 5項2目の上水道費で、説明にあります低所得世帯負担軽減措置17万5,000円の増額補正ですが、これも大変市民からは喜ばれる中身なわけですけれども、どのような世帯の増加状況があるのか1点。それから、その内訳と、あわせてふえた要因についてお知らせください。

〇議長(東出治通君) 三浦市民福祉部長。

〇市民福祉部長(三浦敦吉君) 低所得世帯負担軽減のことでございますが、これの状況の変化でございますが、11年度で申し上げますと、軽減の世帯が生活保護世帯で254世帯、生活保護世帯以外の低所得世帯が181世帯で、合計435世帯でございます。これが12年度になりましては増加いたしまして、生活保護世帯が7世帯、それ以外の低所得世帯が27世帯、合わせて34世帯が増加をいたしたわけでありまして、全体で生活保護世帯が261世帯、それ以外の低所得世帯が208世帯、合計469世帯になるものでございます。
 この増加の原因でございますが、いろいろ考えられるわけでございますが、この要因といたしましては長引く景気の低迷と、依然として厳しい雇用環境が影響しているということと、所得の低減によります低所得者の増加によるもの、また日ごろから市民の生活状態を把握し、相談、助言に努めていただいております民生児童委員さんの方々からの適切な報告によるものも原因かと思っております。

〇議長(東出治通君) 衛生費を終わります。
 5款労働費。

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(東出治通君) 終わります。
 6款農林水産業費。

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(東出治通君) 終わります。
 7款商工費。

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(東出治通君) 終わります。
 8款土木費。
 北名議員。

〇19番(北名照美君) 2項2目の除排雪で大幅な増額補正が出ております。説明にもありました。容易に推測もされる中身であります。1,145万円という増額ですが、ことしの雪の状況あるいは除排雪の状況について、この機会に簡潔でよろしいですので、お知らせいただきたい。

〇議長(東出治通君) 後藤建設部長。

〇建設部長(後藤三君) お答えを申し上げたいと存じます。
 今冬期の降雪量は、11月下旬より12月末現在で過去5年間の平均降雪量より約3メートル以上多く、過去に例を見ないほどの降雪となったところでございます。本年1月には少な目だったものの、2月に入り再び大雪の日が続き、降雪の特徴につきましても1日30センチメートルを超える大雪となった日が例年より多く、また暖気も少なく、積雪量は減らない状況となっております。
 市といたしましては、市民の交通確保を図るべく、昨年12月中旬より幹線等の排雪に重点を置き、例年よりも2から3回多く実施をしております。排雪運搬車の借り上げも増加しているところでございます。また、市の排雪の増加に加え、近年民間業者による個人排雪がふえており、これに係る雪捨て場のブルドーザー稼働も行ってきているところでございます。
 このような状況から、今後の降雪に伴う排雪対策に不足が見込まれることから、1,145万円の補正予算を計上したところでございます。

〇議長(東出治通君) 西野議員。

〇10番(西野清勝君) 今北名議員の質疑によりまして答弁がありました。おおむねそのことで理解をするわけでありますが、例年と違いまして、除排雪の計画というのは年度当初から立っているわけですから、それに従ってやっていると、これはこれでいいわけです。しかしながら、ことしの場合は異常といいますか、本当に異常の異常ということで、今3メーターも平年より多いという状態ですから、住宅街のどこを回っても、せっかく除雪をしても雪捨て場がないから、市民の方が全部道路へ持ってくると。結局道路は蛇行状態になっているということから見ますと、万一火災などがあっても大変だなという気持ちがするわけでありますが、そういう面からすると、例年よりも多くの排雪をしなければならぬのでないかと。もう3月に入りましたけれども、まだまだ降るかもしれませんし、降った雪は簡単に解けないという状況からして、この1,145万円で対応できるのかどうかをご説明願いたいと思います。

〇議長(東出治通君) 後藤建設部長。

〇建設部長(後藤三君) 現在積雪により狭隘となっている道路も多くある中で、補正額で今後の除雪作業が十分対応可能かとの質疑でございますが、西野議員さんおっしゃるとおり、道路に雪が出されるということで、大変除雪には苦慮しているのが現状でございます。そのことで、ことしのような雪の多いときには、先ほど北名議員さんへの答弁で申し上げましたが、例年から見ると2から3回多く排雪をしている状況でございまして、今回補正させていただきました予算は、排雪作業を行うための大型ダンプトラック等の借り上げ料にかかわるものが主なものでございます。これからの気象状況によりますが、例年3月に行っております排雪作業にかかわります経費の実績を考慮いたしまして、今回の補正額をもって十分対応できるものと判断しているところでございます。

〇議長(東出治通君) 土木費を終わります。
 9款消防費

(「なし」と呼ぶ者あり)


〇議長(東出治通君) 終わります。
 10款教育費。

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(東出治通君) 終わります。
 11款災害復旧費。

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(東出治通君) 終わります。
 12款公債費。

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(東出治通君) 終わります。
 13款諸支出金。

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(東出治通君) 終わります。
 14款職員費。

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(東出治通君) 終わります。
 次に、歳入、債務負担行為、地方債及び繰越明許費。

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(東出治通君) 終わります。
 次に、議案第27号全体を通じて。

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(東出治通君) 終わります。
 次に、議案第28号。

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(東出治通君) 終わります。
 次に、議案第29号。

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(東出治通君) 終わります。
 次に、議案第30号。

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(東出治通君) 終わります。
 次に、議案第31号。

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(東出治通君) 終わります。
 次に、議案第32号。

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(東出治通君) 終わります。
 次に、議案第33号。

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(東出治通君) 終わります。
 次に、議案第34号。

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(東出治通君) 終わります。
 質疑を終わります。
 お諮りします。本件は、会議規則第36条第2項の規定によって、委員会付託を省略したいと思いますが、異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(東出治通君) 異議なしと認め、よって本件は委員会付託を省略することに決定しました。
 本件は討論の通告がありませんので、これより議案第26号ないし議案第34号の9件を一括して採決します。
 本件は原案のとおり決定することに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(東出治通君) 異議なしと認め、よって議案第26号ないし議案第34号は原案のとおり可決されました。


〇議長(東出治通君) 日程第6 諮問第1号人権擁護委員候補者の推薦についてを議題とします。
 提出者の説明を求めます。
 河野市長。

〇市長(河野順吉君)〔登壇〕 諮問第1号人権擁護委員候補者の推薦についてご説明を申し上げます。
 人権擁護委員、西山進さんは、8月14日をもって任期満了となるため、その後任の推薦について旭川地方法務局長から依頼がありましたので、その候補者として引き続き推薦したく、人権擁護委員法第6条第3項の規定に基づき、議会の意見を求めるものであります。
 西山進さんは、平成10年8月から人権擁護委員としてご尽力され、人格はもとより、識見豊かで地域の信望も厚く、広く社会の実情に精通しており、人権擁護委員として最適任者であると考え、推薦しようとするものであります。よろしくご審議くださいますようお願い申し上げます。

〇議長(東出治通君) これより質疑に入ります。

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(東出治通君) 終わります。
 質疑を終わります。
 お諮りします。本件は、会議規則第36条第2項の規定によって、委員会付託を省略したいと思いますが、異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(東出治通君) 異議なしと認め、よって本件は委員会付託を省略することに決定しました。
 本件は討論の通告がありませんので、これより諮問第1号を採決します。
 本件は適任と答申することに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(東出治通君) 異議なしと認め、よって諮問第1号は適任と答申することに決定しました。


〇議長(東出治通君) 日程第7 発議第1号議員の派遣についてを議題とします。
 提出者の説明を求めます。
 白井議員。


〇5番(白井 進君)〔登壇〕 ただいま議題となりました発議第1号議員の派遣について、提出者を代表して提案理由の説明を申し上げます。
 本件につきましては、議員の先進都市調査及び各種大会などの参加について、あらかじめ議会の議決を経ておこうとするものです。
 よろしくご審議の上、議決くださいますようお願い申し上げます。

〇議長(東出治通君) これより質疑に入ります。

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(東出治通君) 質疑を終わります。
 お諮りします。本件は、会議規則第36条第2項の規定によって、委員会付託を省略したいと思いますが、異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(東出治通君) 異議なしと認め、よって本件は委員会付託を省略することに決定しました。
 本件は討論の通告がありませんので、これより発議第1号を採決します。
 本件は原案のとおり決定することに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(東出治通君) 異議なしと認め、よって発議第1号は原案のとおり可決されました。


〇議長(東出治通君) 以上で本日の日程は全部終了しましたので、本日はこれで散会します。
 なお、明日は午前10時から開議します。


(午前11時33分 散 会)



[目次]