[目次]

平成14年 第3回

深川市議会定例会会議録 (第4号)

午前10時00分 開議 
 平成14年10月24日(木曜日)
午前10時42分 閉会 


〇議事日程(第4号)

日程第 1 委員会報告第 8号
議案第84号 深川市老齢者医療費支給条例の一部を改正する条例について
議案第85号 深川市乳幼児医療費支給条例の一部を改正する条例について
議案第86号 深川市重度心身障害者及び母子家庭等医療費支給条例の一部を改正する条例について
議案第88号 深川市立高等看護学院条例の一部を改正する条例について
議案第89号 深川市立高等看護学院修学資金貸付条例の一部を改正する条例について
日程第 2 委員会報告第 9号
議案第90号 深川市水道事業の設置に関する条例の一部を改正する条例について
議案第91号 市道の路線認定について
議案第92号 市道の路線廃止について
日程第 3 委員会報告第10号
議案第93号 深川市コミュニティセンター条例の一部を改正する条例について
議案第94号 深川市公民館条例の一部を改正する条例について
日程第 4 議案第96号 深川市助役の選任について
日程第 5 議案第97号 深川市収入役の選任について
日程第 6 発議第3号 深川市議会議員定数条例について
日程第 7 意見案第 9号 道路整備に関する意見書
意見案第10号 総合的米政策の見直し等に関する要望意見書
意見案第11号 WTO農業本格交渉等に関する要望意見書
意見案第12号 地方交付税の拡充に関する意見書
意見案第13号 国有林野事業の組織機構改革に関する要望意見書
日程第 8 閉会中の継続審査の申し出について
日程第 9 閉会中の所管事務調査の申し出について




(午前10時00分 開 議)

 

〇議長(東出治通君) これより本日の会議を開きます。


〇議長(東出治通君) 事務局長から諸般の報告を申し上げます。

〇議会事務局長(荒川 満君) 初めに、社会民生常任委員長から議案5件、経済建設常任委員長から議案3件及び総務文教常任委員長から議案2件の審査結果の報告がありました。
 次に、大塚議員外から発議1件と意見案5件の提出及び市長から議案2件の追加提出があります。
 次に、第3回定例会第4日目の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。
 報告を終わります。


〇議長(東出治通君) 日程第1 委員会報告第8号議案第84号深川市老齢者医療費支給条例の一部を改正する条例についてないし議案第86号深川市重度心身障害者及び母子家庭等医療費支給条例の一部を改正する条例について、議案第88号深川市立高等看護学院条例の一部を改正する条例について及び議案第89号深川市立高等看護学院修学資金貸付条例の一部を改正する条例についての5件を一括議題とします。
 本件について委員長の報告を求めます。
 北名社会民生常任委員長。

〇社会民生常任委員長(北名照美君)〔登壇〕 ただいま議題となりました議案第84号深川市老齢者医療費支給条例の一部を改正する条例についてないし議案第86号深川市重度心身障害者及び母子家庭等医療費支給条例の一部を改正する条例について、議案第88号深川市立高等看護学院条例の一部を改正する条例について及び議案第89号深川市立高等看護学院修学資金貸付条例の一部を改正する条例についての5件について、社会民生常任委員会で審査しました概要と結果をご報告申し上げます。
 議案第84号ないし議案第86号、議案第88号及び議案第89号は、本定例会において当委員会に付託され、委員会を10月21日に開催し、所管の部課長等の出席を求め、審査をいたしました。
 初めに、議案第84号深川市老齢者医療費支給条例の一部を改正する条例についてないし議案第86号深川市重度心身障害者及び母子家庭等医療費支給条例の一部を改正する条例について、質疑の中から主なものを申し上げます。
 問い、今回の老人保健法等の改正で、四つの福祉医療を受けている方々に対する影響と負担はどのようになるのか。
 答え、老齢者医療を受給されている方は、一部負担金の引き上げによりまして、一般の方では外来で1カ月5,300円までの負担であったものが1万2,000円までの負担になります。また、入院につきましても1カ月3万7,200円が4万200円になりますので、3,000円の負担増ということになります。低所得者の方の入院につきましては、改正前と同じ負担ということでありますが、一定以上の所得者につきましては大幅な値上げとなっています。
 なお、入院時の食事代であります基準負担額は、1日780円ということで変更はありません。
 問い、今後の福祉医療支給事業の見通しはどのようになるのか。
 答え、老齢者医療支給事業につきましては、一部負担金の限度額の引き上げによりまして補助対象経費が減少するため、市費負担は減少すると思われます。また、来年の4月以降、外来の薬剤一部負担金が廃止されますので、市費負担は減少するものと思われます。
 次に、重度心身障害者及び母子家庭等医療費支給事業につきましては、本年度はほとんど変わらないものと考えておりますが、来年4月以降につきましては、医療保険の自己負担がすべて3割負担になるため、その3割となる負担部分について、補助対象経費の増加によりまして市費負担は増加をするものと思われます。
 次に、乳幼児医療費支給事業につきましては、3歳未満児の影響でありますが、平成14年10月以降の医療保険の自己負担が3割から2割負担となる部分、補助対象経費の減少により市費負担は減少すると思われます。また、3歳児以上の影響につきましては、来年4月以降、医療保険の自己負担が2割から3割負担となる部分で補助対象経費は増加し、市費負担も増加するものと思われます。
 このように、減少したり増加するということでありますけれども、今回の医療保険制度改正は患者本人の自己負担分を求めているもので、医療費助成の額が大きく増加する要素はありませんが、医療費は流動的で把握しづらい面がありますので、今後の推移を見て、適切に判断しながら対応してまいりたいと考えております。
 問い、老齢者医療費支給事業にかかわる対象者の年齢を65歳以上から65歳以上70歳未満とした理由は何か。
 答え、法律の改正により、平成14年9月30日までに70歳以上である方、すなわち昭和7年9月30日以前に生まれた方については、75歳になるまでは引き続き老人医療の受給対象者となりますが、平成14年10月1日以降に70歳になる方については、所属する医療保険から老人医療受給対象者と同じ給付を受けるため、本条例による支給が発生しないので、対象者を65歳以上の者から65歳以上70歳未満の者と明確にしたものであります。
 質疑終結後採決に入り、議案第84号ないし議案第86号は全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
 次に、議案第88号深川市立高等看護学院条例の一部を改正する条例について及び議案第89号深川市立高等看護学院修学資金貸付条例の一部を改正する条例について、質疑の中から主なものを申し上げます。
 問い、今回の値上げの根拠を示していただきたい。
 答え、平成9年度の養成カリキュラムの改正後において多額の経費を要していること、特に教員について、従来5名体制であったものが改正後においては8名体制にする必要があるということで、教員の人件費3名分が今後恒常的に増加するという実態にあります。また、病院改築による切り離しの関係や病院と同じように学院舎も老朽化という状況にあることから、今後改修に多額の経費を必要とすることや、繰り出しをしている市の一般会計も大変厳しい状況にあること、さらには国家資格が本人に帰属すること、また近年養成後の就職状況が減少しているといったことなども踏まえて、行政改革に基づく費用の受益者負担を求めたいということであります。
 問い、大幅改正による影響はどのように考えているか。
 答え、改定による影響として、端的に応募者の減少ですとか、定員割れになるのではないか、また安定的な看護師確保ができるかどうかなど、そういう懸念材料は予測されるところでありますが、この値上げに合わせて修学資金貸付額も増額し、当市立病院に就職しようという考え方で入学される方については影響の少ない値上げの状況になっております。今後この制度活用者がふえていただき、看護師の安定的な確保につながることを期待したいと考えております。学院としましては、今後これら値上げに見合う養成、指導の充実、施設整備はもちろんですが、魅力ある学習環境づくりや生活面、精神面の相談対応、それから自主的な自治活動の育成などに意を注いで、魅力ある学生生活を送ることができるよう体制の整備を図ってまいりたいと考えております。
 問い、学生1人当たりの養成にかかわる経費は、3年間でどのくらいになるのか。
 答え、平成14年度予算では、市の繰出金が8,874万8,000円になっています。現行の学生数は、1学年から3学年までで58人、そのうち修学資金の借り受け者は31人ですが、今までの経過から満度に使うのは大体27人程度という形で積算をしますと、3年間で1人当たり492万6,000円を投資している状況にあります。これは、現行の徴収金額でこの額ということでありまして、実際に学生が現在納めている入学金、受験料、授業料39万円をプラスしますと、実際の養成費は531万6,000円ということになります。このうち普通交付税の措置額、1人当たり年69万5,000円、3年間で208万5,000円を差し引くと、一般財源から1人当たりに投資している額につきましては、3年間で284万1,000円かかっている計算になります。
 問い、卒業後の定着率の向上に向けて何か考えはあるか。
 答え、一つには、料金や生活費がふえているという部分と、もう一つには卒業後拘束されたくないというか、親元を離れたいという部分や、自由な考え方で生活もしたい、学校も選びたい、就職場所も選びたいといった観点があると思います。寮があったときの学生と先生は、日夜マンツーマンで相談、指導対応ができていたものが生活場面が離れたというようなことから、就職率につきましても減少してきたという経緯があります。今後は、学生が少人数という特徴を逆に生かしまして、きめ細かな学生との接点、授業の指導あるいは実習において市立病院定着化の意識づけを図るとともに、改正後の体制整備の中で十分配慮し、定着率の向上に努めてまいりたいと考えております。
 質疑終結後採決に入り、議案第88号及び議案第89号は全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
 以上で社会民生常任委員会の報告を終わります。

〇議長(東出治通君) これより一括質疑に入ります。

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(東出治通君) 質疑を終わります。
 議案第84号ないし議案第86号に対し、討論の通告がありますので、指名します。
 松沢議員。

〇11番(松沢一昭君)〔登壇〕 議案第84号深川市老齢者医療費支給条例の一部を改正する条例についてないし議案第86号深川市重度心身障害者及び母子家庭等医療費支給条例の一部を改正する条例についての3件について、日本共産党議員団として反対の立場で討論します。
 この議案は、小泉内閣の医療制度改悪として日本医師会や国民の大きな反対を押し切って成立したものを地域に具体化するものです。老人医療を定額負担から定率1割負担へ変えることを初めとして、国民に痛みを押しつける内容であります。市民生活に与えるマイナス影響、診療抑制による健康破壊、地域経済への打撃が危惧されるものです。私たち日本共産党は、来年4月からの医療改悪を含めて、これら一連の医療制度の改悪を今からでも中止することを求めています。
 以上で反対討論を終わります。

〇議長(東出治通君) 討論を終わります。
 議案第84号ないし議案第86号の3件を一括して採決します。
 本件に対する委員長の報告は可決であります。
 本件は委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。

(賛成者起立)

〇議長(東出治通君) 起立多数。
 よって、議案第84号ないし議案第86号は委員長の報告のとおり可決されました。
 次に、議案第88号及び議案第89号に対し、討論の通告がありますので、指名します。
 松沢議員。

〇11番(松沢一昭君)〔登壇〕 ただいま提案されました議案第88号深川市立高等看護学院条例の一部を改正する条例について及び議案第89号深川市立高等看護学院修学資金貸付条例の一部を改正する条例についての2件について、日本共産党議員団として反対の立場で討論いたします。
 値上げ案は、受験料が1.5倍、入学金が2.5倍、授業料は3倍という大幅な値上げ案となっています。これが実現すると、道内12の市立高等看護学院で、受験料、授業料は単独で一番高くなり、入学金は砂川、富良野と同額で、これも道内で一番高くなります。なぜ今このような受験しようとする人やこれから入学してくる人にどこよりも高いハードルをつくるのか、とても納得できません。しかも、施設の老朽化など、他の高等看護学院より相当貧弱な環境と思われます。今当学院としてやらなければならないことは、施設の整備を初めとした教育環境の充実であり、諸納入金の引き上げではないと思います。本末転倒とも言えるこの大幅値上げ案には強く反対し、討論を終わります。

〇議長(東出治通君) 討論を終わります。
 議案第88号及び議案第89号の2件を一括して採決します。
 本件に対する委員長の報告は可決であります。
 本件は委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。

(賛成者起立)

〇議長(東出治通君) 起立多数。
 よって、議案第88号及び議案第89号は委員長の報告のとおり可決されました。


〇議長(東出治通君) 日程第2 委員会報告第9号議案第90号深川市水道事業の設置に関する条例の一部を改正する条例についてないし議案第92号市道の路線廃止についての3件を一括議題とします。
 本件について委員長の報告を求めます。
 清水経済建設常任委員長。

〇経済建設常任委員長(清水正吉君)〔登壇〕 ただいま議題となりました議案第90号深川市水道事業の設置に関する条例の一部を改正する条例についてないし議案第92号市道の路線廃止についての3件について、経済建設常任委員会で審査した概要と結果についてご報告申し上げます。
 本件は、本定例会において当委員会に付託され、委員会を10月21日に開催し、所管の部課長等の出席を求め、審査を行いました。
 初めに、議案第90号深川市水道事業の設置に関する条例の一部を改正する条例について、質疑の中から主なものを申し上げます。
 問い、ごみ処理場への給水に伴う給水区域の拡大と理解するが、この地域の現状と給水までの経過は。
 答え、開進、達府地域の拡張地域は13世帯48名が居住しており、現在は地下水をポンプアップにより使用されておりますが、水量不足、水質の悪化等により水道水の供給についてかねてより要望があったところであります。今般深川市一般廃棄物最終処分場建設事業に伴いまして管理棟への水道供給も必要となったことから、水道未普及地域解消事業として2カ年で実施しようとするものであります。
 問い、水道未普及地域解消事業は全体事業費で1億2,600万円となっているが、この事業費に対する使用料収入の考え、また供用開始の時期と使用見込みは。
 答え、この事業費は大変大きなものと感じており、最大限自費を持ち出す分を減らすということから、40%補助の補助事業を取り入れてございます。建設費自体に対する収入という点で言えば、かなりの年月がかかるということは事実でありますが、水質の悪化、水量不足の状況で生活を守ることが水道事業の使命ということで取り組みをさせていただきたいと存じます。
 供用開始につきましては、今年度本管の布設を計画しておりますので、本管の延びる位置にある住宅については、本年度中の給水が可能と考えております。全体的に給水ができるのは、平成15年12月の予定であります。水道の使用の見込みでありますが、これまでも地元の方と協議をしている中では、ほぼ13戸全戸が水道を使用いただけるものと受けとめてございます。
 質疑終結後採決を行い、議案第90号は全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。
 次に、議案第91号市道の路線認定について及び議案第92号市道の路線廃止についての2件を現地調査を含め、一括審査をいたしましたので、質疑の中から主なものを申し上げます。
 問い、自由通路の総事業費と供用開始の時期は。
 答え、自由通路にかかわる事業費につきましては7億750万円でございまして、内訳としては、工事費が6億1,900万円、残りが実施設計、地質調査等でございます。また、供用開始は平成15年4月を予定してございます。
 問い、自由通路の維持管理の考え方は。
 答え、基本的には委託を考えております。委託の内容につきましては、エレベーターの機械設備の保安管理、清掃、除雪等が想定されますので、これらの連携も考え、委託管理の協議を進めたいと考えております。
 問い、自由通路にエレベーターが設置されているが、一回に乗れる人員または自転車の台数はどの程度か。
 答え、エレベーターにつきましては、人、自転車、車いす兼用エレベーターとなっておりまして、重量としましては1,100キロまでで、人員で16人、自転車は2台、車いすも2台となっております。
 質疑終結後採決を行い、議案第91号及び議案第92号は全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。
 以上で経済建設常任委員会の報告を終わります。

〇議長(東出治通君) これより一括質疑に入ります。

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(東出治通君) 質疑を終わります。
 本件は討論の通告がありませんので、これより採決します。
 初めに、議案第90号を採決します。
 本件に対する委員長の報告は可決であります。
 本件は委員長の報告のとおり決定することに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(東出治通君) 異議なしと認め、よって議案第90号は委員長の報告のとおり可決されました。
 次に、議案第91号及び議案第92号の2件を一括して採決します。
 本件に対する委員長の報告は可決であります。
 本件は委員長の報告のとおり決定することに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(東出治通君) 異議なしと認め、よって議案第91号及び議案第92号は委員長の報告のとおり可決されました。


〇議長(東出治通君) 日程第3 委員会報告第10号議案第93号深川市コミュニティセンター条例の一部を改正する条例について及び議案第94号深川市公民館条例の一部を改正する条例についての2件を一括して議題とします。
 本件について委員長の報告を求めます。
 高桑総務文教常任委員長。

〇総務文教常任委員長(高桑幸雄君)〔登壇〕 ただいま議題となりました議案第93号深川市コミュニティセンター条例の一部を改正する条例について及び議案第94号深川市公民館条例の一部を改正する条例についての2件につきまして、審査いたしました概要と結果についてご報告申し上げます。
 議案第93号及び議案第94号は、本定例会において当委員会に付託され、10月21日に委員会を開催し、関係する部課長等の出席を求め、現地調査を含め、一括して審査を行いました。
 質疑の中から主なものを申し上げます。
 問い、納内コミュニティセンターの年間の維持管理経費は幾らなのか。また、使用料収入はどのくらい見込まれているか。
 答え、維持管理経費は、平成14年度の場合は改築中ということで、4月から11月末までの経費ですので、相当減額になっていますが、通常の年では地域に委託する経費、専門業者に委託する経費、市が直接支払いをする光熱水費などを合わせると580万円余りとなります。使用料収入は、平成13年度では28万7,000円ほどで、内容は葬儀使用料であり、平成12年度では22万4,000円、平成11年度の場合は18万円とばらつきはありますが、改築後もこの程度の収入と見込んでいます。
 問い、来年度以降の維持管理費の見込みについて。
 答え、パークゴルフ場9ホールを整備したことでの草刈り人夫賃、あるいは除雪費などについても少し違った対応をしていかなければならないということで若干ふえる部分もありますが、基本的にはこれまでの考え方を踏まえながら維持管理をしていく考えで、最終的には600万円を少し超えるあたりと思います。
 問い、条例第8条に免除、減額規定があるが、葬儀の関係での減免基準はどうなっているか。
 答え、減免規定は、具体的には施行規則第8条の中で定められています。その内容は、コミュニティ活動、社会教育活動、その他教育長が公益上必要と認めた場合となっていて、通常の活動では使用料はかかりませんが、葬儀の場合には目的外使用となり、規定に基づく使用料をいただくことになっております。低所得者に対する減免については、規則の中に規定はありませんが、教育委員会の内規で運用しております。生活困窮者に対しては、葬儀の場合に半額を減免しています。生活困窮者という形で内規を設けていますが、これまでの具体的な事例としては、生活保護を受けている世帯しかありません。
 問い、使用料で、特に体育館と大会議室が高いのではないかと感じる。使う立場に立って考えると割高感があるが、どうか。
 答え、1平方メートル当たりの単価表を使って積算するとこのような金額になりますが、地域のコミュニティ活動や社会教育活動、あるいは公益的な活動のために使用する場合には使用料が発生しないということで、地域の方々にとっては割高感を強く感じる金額ではなく、目的外使用の場合のみ使用料の支払いが出てくるとご理解いただきたい。
 質疑終結後採決に入り、議案第93号及び議案第94号は全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定しました。
 以上で総務文教常任委員会の報告を終わります。

〇議長(東出治通君) これより質疑に入ります。

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(東出治通君) 質疑を終わります。
 本件は討論の通告がありませんので、これより議案第61号ないし議案第63号を一括して採決します。
 本件に対する委員長の報告は可決であります。
 本件は討論の通告がありませんので、これより議案第93号及び議案第94号の2件を一括して採決します。
 本件に対する委員長の報告は可決であります。
 本件は委員長の報告のとおり決定することに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(東出治通君) 異議なしと認め、よって議案第93号及び議案第94号は委員長の報告のとおり可決されました。


〇議長(東出治通君) 日程第4 議案第96号深川市助役の選任についてを議題とします。
 提出者の説明を求めます。
 河野市長。

〇市長(河野順吉君)〔登壇〕 議案第96号深川市助役の選任について、提案理由を申し上げます。
 深川市助役、江剌昌吉さんは11月4日をもって任期が満了となりますので、後任の助役として再び選任することについて、地方自治法第162条の規定に基づき議会の同意を求めるものであります。
 江剌昌吉さんの生年月日、住所につきましては記載のとおりでありますが、昭和33年、旧深川町役場に奉職以来、教育次長、建設部長、総務部長、教育長を歴任し、平成10年11月から助役を務められ、地方公務員として常に職責を自覚し、市勢の発展に精励され、識見豊かで信望も厚く、助役として適任と考えますので、よろしくご同意くださいますようお願い申し上げます。

〇議長(東出治通君) これより質疑に入ります。

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(東出治通君) 質疑を終わります。
 お諮りします。本件は、会議規則第36条第2項の規定によって、委員会付託を省略したいと思いますが、異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(東出治通君) 異議なしと認め、よって本件は委員会付託を省略することに決定しました。
 本件は討論の通告がありませんので、これより議案第96号を採決します。
 本件はこれに同意することに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(東出治通君) 異議なしと認め、よって議案第96号は同意されました。


〇議長(東出治通君) 日程第5 議案第97号深川市収入役の選任についてを議題とします。
 提出者の説明を求めます。
 河野市長。

〇市長(河野順吉君)〔登壇〕 議案第97号深川市収入役の選任について、提案理由を申し上げます。
 深川市収入役、今井敏雄さんは11月3日をもって任期が満了となりますので、後任の収入役として再び選任することについて、地方自治法第168条第7項の規定に基づき、議会の同意を求めるものであります。
 今井敏雄さんの生年月日、住所については記載のとおりでありますが、昭和40年、深川市役所に奉職以来、企画部長、市民福祉部審議員、企画室長、水道部長、水道環境部長を歴任し、平成10年11月から収入役を務められ、地方公務員として常に職責を自覚し、市勢の発展に精励され、識見豊かで信望も厚く、収入役として適任と考えますので、よろしくご同意くださいますようお願い申し上げます。

〇議長(東出治通君) これより質疑に入ります。

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(東出治通君) 質疑を終わります。
 お諮りします。本件は、会議規則第36条第2項の規定によって、委員会付託を省略したいと思いますが、異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(東出治通君) 異議なしと認め、よって本件は委員会付託を省略することに決定しました。
 本件は討論の通告がありませんので、これより議案第97号を採決します。
 本件はこれに同意することに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(東出治通君) 異議なしと認め、よって議案第97号は同意されました。


〇議長(東出治通君) 日程第6 発議第3号深川市議会議員定数条例についてを議題とします。
 提出者の説明を求めます。
 大塚議員。

〇15番(大塚就秀君)〔登壇〕 ただいま議題となりました発議第3号深川市議会議員定数条例について、提出者を代表しまして提案理由を申し上げます。
 本件は、地方分権一括法に関連しまして、地方自治法第91条に規定されております市町村議会の議員の定数に関する条項が平成11年7月に改正され、平成15年1月1日から施行されることに伴い、新たに議員定数条例を制定しようとするものであります。
 市町村の議会議員の定数は、現行地方自治法で定められており、本市の場合30人でありますが、条例で特に減少することができますので、昭和54年執行の第5回市議会選挙以来、議員定数を4度にわたり減少してきており、現在の定数は20人としているところであります。このたびの自治法改正により議員定数は条例で定めることになり、その定数は、本市の場合人口5万人未満の市でありますことから、26人以内で定めなければならないものであります。
 本市は、平成11年の市議会議員選挙において議員定数を24人から20人とし、今日を迎えているところであり、これ以上の定数見直しは市民の意見の反映が低下すること、各常任委員会の構成においても機能しなくなることなど考えられます。議会としても、本市の活性化に意を注がなければならない責任があると同時に、行政サービスはひとしく平等に受けることを基本とし、当分の間は現行どおりの20人が妥当であると判断したところであります。したがいまして、深川市議会議員定数条例を制定するに当たり、議員の定数は現行定めております減少条例と同数の20人で提案させていただくものであります。
 なお、附則において、この条例の施行は、平成15年1月1日とし、その適用は次の一般選挙からと規定するとともに、現行の深川市議会議員の定数を減少する条例は廃止する旨を規定しております。よろしくご審議の上、原案にご賛同賜りますようお願い申し上げます。

〇議長(東出治通君) これより質疑に入ります。

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(東出治通君) 質疑を終わります。
 お諮りします。本件は、会議規則第36条第2項の規定によって、委員会付託を省略したいと思いますが、異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(東出治通君) 異議なしと認め、よって本件は委員会付託を省略することに決定しました。
 本件は討論の通告がありませんので、これより発議第3号を採決します。
 本件は原案のとおり決定することに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(東出治通君) 異議なしと認め、よって発議第3号は原案のとおり可決されました。


〇議長(東出治通君) 日程第7 意見案第9号道路整備に関する意見書ないし意見案第13号国有林野事業の組織機構改革に関する要望意見書の5件を議題とします。
 提出者の説明を求めます。
 安岡議員。

〇17番(安岡 宏君) ただいま議題となりました意見案第9号道路整備に関する意見書ないし意見案第13号国有林野事業の組織機構改革に関する要望意見書の5件について、提出者を代表し、提案理由の説明を申し上げます。
 本件につきましては、お手元にご配付しております内容により関係機関に提出するもので、内容の説明は省略いたしますが、議決くださいますようよろしくお願いをいたします。

〇議長(東出治通君) これより一括質疑に入ります。

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(東出治通君) 質疑を終わります。
 お諮りします。本件は、会議規則第36条第2項の規定によって、委員会付託を省略したいと思いますが、異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(東出治通君) 異議なしと認め、よって本件は委員会付託を省略することに決定しました。
 本件は討論の通告がありませんので、これより意見案第9号ないし意見案第13号の5件を一括して採決します。
 本件は原案のとおり決定することに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(東出治通君) 異議なしと認め、よって意見案第9号ないし意見案第13号は原案のとおり可決されました。


〇議長(東出治通君) 日程第8 閉会中の継続審査の申し出についてを議題とします。
 本件は、総務文教常任委員長と決算審査特別委員長から別紙ご配付のとおり閉会中の継続審査の申し出があります。
 お諮りします。申し出のとおり決定することに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(東出治通君) 異議なしと認め、よって申し出のとおり閉会中の継続審査とすることに決定しました。


〇議長(東出治通君) 日程第9 閉会中の所管事務調査の申し出についてを議題とします。
 本件は、総務文教、社会民生、経済建設各常任委員長から別紙ご配付のとおり閉会中の所管事務調査の申し出があります。
 お諮りします。申し出のとおり決定することに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(東出治通君) 異議なしと認め、よって申し出のとおり閉会中の所管事務調査とすることに決定しました。


〇議長(東出治通君) これで本定例会に付議されました事件の審議は全部終了しましたので、平成14年第3回深川市議会定例会を閉会いたします。


(午前10時42分 閉 会)


上記会議の記録に相違ないことを証するため、ここに署名する。

議  長  東 出 治 通
( 7番) 清 水 正 吉
(12番) 八 木 茂 章


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