[目次]

平成15年 第2回

深川市議会臨時会会議録 (第1号)

午前10時14分 開会 
 平成15年5月26日(月曜日)
午前11時26分 閉会 


〇議事日程(第1号)

日程第 1 会議録署名議員の指名
日程第 2 会期の決定について
日程第 3 議案第35号 深川市税条例の一部を改正する条例の専決処分の承認について
日程第 4 議案第36号 平成14年度深川市一般会計補正予算(第8号)の専決処分の承認について
日程第 5 議案第37号 深川市特別土地保有税審議会条例を廃止する条例について
日程第 6 議案第38号 工事請負契約の締結について(深川市リサイクルプラザ機械設備工事)
日程第 7 議案第39号 平成15年度深川市一般会計補正予算(第1号)
議案第40号 平成15年度深川市地方卸売市場特別会計補正予算(第1号)
議案第41号 平成15年度深川市駐車場事業特別会計補正予算(第1号)



(午前10時14分 開会)

 

〇議長(東出治通君) ただいまから平成15年第2回深川市議会臨時会を開会します。


〇議長(東出治通君) これより本日の会議を開きます。


〇議長(東出治通君) 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員には、会議規則第78条の規定によって、北畑議員、南議員を指名します。


〇議長(東出治通君) 事務局長から諸般の報告を申し上げます。

〇議会事務局長(荒川 満君) 初めに、本臨時会に付議されます事件は、市長から提出がありました議案7件であります。
 次に、本臨時会に説明員として出席通知のあった者の職、氏名を一覧表としてお手元に配付をしてございます。
 次に、本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。
 報告を終わります。


〇議長(東出治通君) 日程第2 会期の決定についてを議題とします。
 お諮りします。本臨時会の会期は、本日1日間にしたいと思いますが、異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(東出治通君) 異議なしと認め、よって会期は本日1日間に決定しました。


〇議長(東出治通君) 日程第3 議案第35号深川市税条例の一部を改正する条例の専決処分の承認についてを議題とします。
 提出者の説明を求めます。
 河野市長。

〇市長(河野順吉君)〔登壇〕 議案第35号深川市税条例の一部を改正する条例の専決処分につき承認を求めることについて、提案理由を申し上げます。
 3月31日、地方税法の一部を改正する法律及び関係法令が公布されたことに伴い、深川市税条例の一部改正が必要となりましたが、市税の賦課事務のため急を要しましたので、地方自治法第179条第1項の規定に基づき、深川市税条例の一部を改正する条例を専決処分させていただいたものです。
 改正の主な内容は、個人の市民税については16年以降の上場株式等にかかわる譲渡所得について軽減税率等の課税の特例を創設し、源泉徴収口座内の譲渡所得等にかかわる申告を不要とすること、また平成17年度以降、配偶者特別控除のうち、配偶者控除に上乗せして適用される部分の控除を廃止すること。
 市たばこ税については、本年7月1日以降の税率引き上げに伴う改正措置を講ずること。
 都市計画税については、課税標準額の算定方法が改正されたことに伴い、固定資産税と同様の税負担の引き下げ、据え置きの措置を講ずること。
 特別土地保有税にあっては、15年度以降の年度分について新たな課税を行わない課税停止の措置を講ずるものです。
 よろしくご審議の上、承認賜りますようお願い申し上げます。

〇議長(東出治通君) これより質疑に入ります。
 松沢議員。

〇11番(松沢一昭君) ただいま説明のありました議案の第35号について何点かお尋ねをします。
 条例改正案を読む限りでは、具体的な変更の部分がわからないようになっておりますが、まず配偶者控除の関係で市民税配偶者控除、それから所得税配偶者控除の件について、深川市民のどういう層へ何人くらい、平均で幾らくらいの金額の影響が生じるかお尋ねをしたいと思います。また、市や国の税収増は何年度からどのくらいになるのか。
 それから、2点目にたばこ税について、1本1円の税額の増というふうに聞いておりますけれども、具体的に種類によって違うというような話も聞きますけれども、その内容はどういうふうになっているか。
 それから、以前旧国鉄の赤字穴埋めでの増税があったというふうに記憶をしているところでありますけれども、今回の増税によって今年度及び来年度以降の税収増を全体としてどのぐらい見込んでいるのか。それから、深川市での税収の増は幾ら見込んでいるか、この点をお尋ねしたいと思います。

〇議長(東出治通君) 鈴木総務部長。

〇総務部長(鈴木 登君)  市民税及びたばこ税につきましてお答えを申し上げたいと思います。
 配偶者特別控除につきましては、配偶者の合計所得金額が76万円未満の場合、個人市民税で最高33万円、所得税で最高38万円の控除で、このうち所得金額が38万円以下の配偶者につきましては、今回配偶者控除に上乗せして適用される部分を廃止するものでございます。
 創設の昭和62年度当時は、専業主婦のいる世帯を一般的な世帯として税負担を軽減することが念頭に置かれておりましたけれども、現在では共稼ぎ世帯が多くなり、女性の就業状況も世帯の補助的な就労から本格的な就労への移行傾向が見られるようになっており、このような経済社会の構造変化に対応して、一般の扶養控除等に比較し優遇されていました配偶者の特別控除を中立的な税制にする観点から、その一部が廃止され、平成17年度の個人市民税から適用しようとするものでございます。
 対象となります市民は、平成14年度の課税ベースで申し上げますと約2,500人、給与所得者を中心に1人平均約1万2,000円の増額、市全体で約3,000万円の増額となる見込みでございまして、所得税は1人平均約3万1,000円、総額で7,750万円の増額になるものと見込んでおります。
 次に、たばこ税につきまして申し上げます。たばこ税の引き上げにつきましては、現在実施されております恒久的な減税に伴う地方財政の円滑な運営に配慮する措置として、本年7月1日から改正されるものでございます。たばこ税の種類につきましては、わかば、エコー、しんせい、ゴールデンバットの旧3級品とその旧3級品以外の一般分とに分類されておりまして、1本当たりの引き上げ税額は国、道、市を合わせて旧3級品で38銭9厘、一般で82銭で、そのうち市たばこ税は旧3級品で14銭6厘、一般で30銭9厘の増収となります。
 改正に伴います税収の増額分は、国全体では本年度1,375億円、当市にありましては本年度1,580万円の見込みでございます。来年度以降の具体的な数値につきましては公表されておりませんので、ご了承いただきたいと存じます。

〇議長(東出治通君) 質疑を終わります。
 お諮りします。本件は、会議規則第36条第2項の規定によって委員会付託を省略したいと思いますが、異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(東出治通君) 異議なしと認め、よって本件は委員会付託を省略することに決定しました。
 これより討論に入ります。議案第35号に対し、討論の通告がありますので、指名します。
 松沢議員。

〇11番(松沢一昭君)〔登壇〕 議案第35号深川市税条例の専決処分について、反対の立場で討論いたします。
 この条例改正は、国の税制改定に伴うもので、ただいまの質疑で明らかになったように、条例改定の文言には配偶者控除に関する記述はないものの、内容は所得税、市民税の配偶者控除撤廃にかかわるものであります。
 また、本条例附則第12条は、明らかにたばこ税の増税が明記されており、一般庶民に対する国の増税の一環として到底見過ごすことができないものです。相次ぐ医療費の値上げや、また7月1日からは一般廃棄物の有料化が決められ、不況の中で市民の暮らしはますます大変になっています。国の税制改定での地方自治体の対応という点を考慮しても、このたびの条例改正については庶民へ的を絞った増税であり、到底容認できないものであります。
 以上で討論を終わります。

〇議長(東出治通君) 討論を終わります。
 これより議案第35号を採決します。
 この採決は起立によって行います。
 本件は承認することに賛成の議員の起立を求めます。

(賛成者起立)

〇議長(東出治通君)  起立多数、よって議案第35号は承認することに決定しました。


〇議長(東出治通君) 日程第4 議案第36号平成14年度深川市一般会計補正予算の専決処分の承認についてを議題とします。
 提出者の説明を求めます。
 山岸財政課長。

〇財政課長(山岸弘明君)〔登壇〕 議案第36号平成14年度深川市一般会計補正予算(第8号)の専決処分の承認についてご説明を申し上げます。
 次のページ、専決処分書をごらんください。専決第2号は、地方債借り入れ限度額の変更等のため、平成14年度深川市一般会計補正予算(第8号)を地方自治法の定めるところにより、平成15年3月31日付をもって専決処分したものであります。
 次のページ、補正予算書の1ページをごらんください。平成14年度深川市一般会計補正予算(第8号)につきましては、第1条で歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額を定め、第2条で地方債の変更を定めたものであります。
 次に、16ページをごらんください。歳出予算についてご説明を申し上げます。3款民生費から20ページの10款教育費までは、財源対策債等の許可決定などに伴う財源振替補正であります。
 戻りまして、6ページをごらんください。第2表、地方債補正は、高齢者福祉施設整備事業債ほか12事業債の変更を図り、地方債限度額の合計を35億3,630万円としたものであります。
 次に、9ページをごらんください。歳入予算につきましては、1款市税は収入見込額により増額を図り、11ページの2款地方譲与税から13ページの9款交通安全対策特別交付金までは、交付額の確定により増減を図ったものであります。
 13ページをごらんください。16款繰入金、1項1目基金繰入金3億1,960万1,000円の減額補正は、平成14年度の本市の財政状況から特別交付税や地方債の配分について関係機関に要請を行ってまいりましたが、それぞれ増額の決定をいただき財源が生じましたので、減債基金繰入金の減額を図ったものであります。
 次のページ、14ページをごらんください。19款市債は、2目民生債から次のページの12目減収補てん債まで、市債の許可決定に基づき、それぞれ増減を図ったものであります。
 以上、一般会計補正予算(第8号)についてご説明を申し上げましたが、原案についてご承認賜りますようよろしくお願い申し上げます。

〇議長(東出治通君) これより質疑に入ります。

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(東出治通君) 質疑を終わります。
 お諮りします。本件は、会議規則第36条第2項の規定によって委員会付託を省略したいと思いますが、異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(東出治通君) 異議なしと認め、よって本件は委員会付託を省略することに決定しました。
 本件は討論の通告がありませんので、これより議案第36号を採決します。
 本件は承認することに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(東出治通君) 異議なしと認め、よって議案第36号は承認することに決定しました。


〇議長(東出治通君) 日程第5 議案第37号深川市特別土地保有税審議会条例を廃止する条例についてを議題とします。
 提出者の説明を求めます。
 河野市長。

〇総合病院事務部長(鈴木 登君)〔登壇〕 議案第37号深川市特別土地保有税審議会条例を廃止する条例について、提案理由を申し上げます。
 3月31日、地方税法の一部を改正する法律が公布され、特別土地保有税の免除認定にかかわる審議会への付議要件が廃止されたことに伴い、深川市特別土地保有税審議会条例を廃止するものであります。
 よろしくご審議の上、議決くださいますようお願い申し上げます。

〇議長(東出治通君) これより質疑に入ります。

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(東出治通君) 質疑を終わります。
 お諮りします。本件は、会議規則第36条第2項の規定によって委員会付託を省略したいと思いますが、異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(東出治通君) 異議なしと認め、よって本件は委員会付託を省略することに決定しました。
 本件は討論の通告がありませんので、これより議案第37号を採決します。
 本件は原案のとおり決定することに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(東出治通君) 異議なしと認め、よって議案第37号は原案のとおり可決されました。


〇議長(東出治通君) 日程第6 議案第38号工事請負契約の締結についてを議題とします。
 提出者の説明を求めます。
 河野市長。

〇市長(河野順吉君)〔登壇〕 議案第38号工事請負契約の締結について、提案理由を申し上げます。
 深川市リサイクルプラザにつきましては、資源循環型社会の推進と埋め立て処分場の有効利用を図り、あわせて市民のごみ減量化及びリサイクル意識啓発のため、北空知衛生センター敷地内に建設するものであります。
 工事につきましては、機械設備工事と本体建築工事に分割し、今回契約する機械設備工事は不燃ごみ、粗大ごみを破砕、選別するための破砕設備と資源ごみを受け入れ、選別、こん包等をするための資源化設備の整備にかかわるものであり、5月21日、8社による指名競争入札を執行しましたところ、1億5,172万5,000円で極東開発工業株式会社が落札し、平成16年3月上旬完成を目指して仮契約を締結したところであります。
 よろしくご審議の上、議決くださいますようお願い申し上げます。

〇議長(東出治通君) これより質疑に入ります。
 北名議員。

〇19番(北名照美君) 何点かお尋ねします。
 1点目は、予定価格は幾らで、つまり落札の価格はパーセンテージ的には何%なのか。
 それから、機械ということですから、雇用の関係などはどういうぐあいになるのかわかりませんけれども、こういう大型工事が出た場合に地元の雇用などが非常に大事で、私たちも関心あるわけですけれども、この段階では地元の業者雇用あるいは雇用についてはどういう状況になっていくのかお尋ねします。

〇議長(東出治通君) 答弁願います。
 鈴木総務部長。

〇総務部長(鈴木 登君) 今回のリサイクルプラザの契約の関係でご質疑いただきましたが、初めに予定価格と落札価格の関係でございますけれども、予定価格に対する落札価格につきましては、落札率53.7%でございます。予定価格2億8,245万円に対し1億5,172万5,000円で、落札率53.7%でございます。

〇議長(東出治通君) 立花水道環境部長。

〇水道環境部長(立花晃一君) 2点目にご質疑いただきました地元雇用の関係についてお答えを申し上げたいと思います。
 今回の契約にかかわる地元雇用というふうに考えさせていただきまして答弁させていただきます。先ほど市長から提案理由の中でも申し上げさせていただきましたが、リサイクルプラザにつきましては3月の予算特別委員会の中で、考え方として工期等の関係もございまして一括で発注をしたいということで考えてございましたが、その後地元の建設業者等にできるだけ受注機会を拡大しようというようなことから、非常に工期的には厳しいものがございますけれども、今回の機械設備工事と建築の本体工事の二つに分割をして発注させていただくことといたしたところでございます。
 雇用の関係につきましては、私たちが入札をそれぞれ落札をした業者に対しまして、地元雇用を初めとし、地元で資材等調達できるものについては地元からすべて購入していただく等強く要請をしておりますので、今後この点につきましても落札した業者と十分協議をして地元雇用の拡大につながるよう努めてまいりたいと、このように考えております。

〇議長(東出治通君) 北名議員。

〇19番(北名照美君) 前段の答弁の関係でお尋ねをします。
 落札率が53.7%ということで、これは予定価格を公表して、安ければそれだけ持ち出しが少なくなるということで、いいようには思いますけれども、これどう見たらいいのか教えてほしいのです。積算価格が問題なのか、あるいは本当にこれで予定した、仕様書というのがあるかと思うのですが、こちらの予定した仕事が十分にできるかどうか、あるいは業者の方に損といいますか、そういうことにならないのかどうか、無理が生じないのかどうかということを感じるのですが、その辺はいかがですか、教えてください。

〇議長(東出治通君) 立花水道環境部長。

〇水道環境部長(立花晃一君) 今回の入札に当たりまして、予定価格の設定まで担当所管の方でしてございますので、私の方から答弁をさせていただきたいと思います。
 先ほど鈴木部長の方から答弁があったように、落札率53.7%ということで、かなり低いような感じがいたしてございますが、しかし国の方の12年及び13年度のこの種、廃棄物のいろいろなところで工事をやった落札金額等を調べる中でも情報が入ってございますが、その中におきましてちょっと参考までに申し上げさせていただきますが、競争入札、一般競争入札あるいは指名競争入札を行った業者は61、それから随意契約を行った15社、計76社の平均でございますが、平均値としましては整備計画の事業費と契約金額の比較で申し上げますと平均値で85.2%、最低の価格の平均値では34.9%、最高値の方では100.5%、これは随契も入っているためにそうなっているのかなというふうに感じますが、いずれにいたしましても30%台の価格の部分が存するということがございます。
 そこで、今回の落札金額が非常に低いというようなことでございますが、私たちの方から指名をさせていただいて、入札するまでに10日間の見積もり期間を有してございまして、その中で業者の間におきましては十分内容を検討していただいたものというふうにまず確信をいたしているところでございます。
 契約相手である極東開発工業につきましては、この種、リサイクルプラザだとか、あるいはリサイクルセンター、大型破砕等の施設、これらの実績では道内では札幌、江別を初めとして全国で85カ所ほどの自治体で施工を行っている業者でありまして、今回の受注に対しましても発注者の意向が十分に期待できるものであり、その金額で施工できるものと、このように考えてございます。

〇議長(東出治通君) 北名議員。

〇19番(北名照美君) もう一度教えていただきたいのですが、今回のことでいいのですけれども、今回のことで聞くわけですけれども、この場合にこれ以下ならだめだよという、そういう設定というのはあるのですか。つまり極端な言い方をしますけれども、20%でも30%でもいいという、30%のどこかの事例があるのでしょうけれども、極端に時々めちゃくちゃな、絶対できないというような金額で落札するというのが、この種でないかもしれませんけれども、ありますよね。そういうことで、今回先ほどの予定価格は聞きました。では、最低価格、だれがどこから見てもこれ以下の金額では仕事ができないから、これ以下ではだめだよという金額が、そういう設定がされているのかどうか、されているとすればその金額は幾らなのか教えていただきたいと。
 もう一点は、8社の入札でこの53.7%に決まったということなのですが、恐らく札入れ1回でこれは決まったのだろうと、間違いないですよね。では、ほかの7社、これは53.7が一番下だったわけですから、そのほかはパーセントだけでいいですけれども、何%だったのか、この機会にちょっとお教えいただきたいと。

〇議長(東出治通君) 答弁願います。
 鈴木総務部長。

〇総務部長(鈴木 登君) まず、1点目の最低制限価格につきましては、この工事契約につきましては設定をいたしておりません。今回の場合、本工事と同種同規模工事を適正に履行できるであろうという実績、あるいは工事の手抜きなどにつながるダンピングが行われないであろうという業者を指名業者とさせていただきましたことから、最低制限価格を設定した経過はございません。
 それから、他の7社の予定価格に対する率でございますけれども、78.4%、53.7%、今申し上げたところが落札業者でございます。59.5%、69.5%、81.8%、81.4%、60.2%、61.3%という状況でございます。

〇議長(東出治通君) 質疑を終わります。
 お諮りします。本件は、会議規則第36条第2項の規定によって委員会付託を省略したいと思いますが、異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(東出治通君) 異議なしと認め、よって本件は委員会付託を省略することに決定しました。
 本件は討論の通告がありませんので、これより議案第38号を採決します。
 本件は原案のとおり決定することに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(東出治通君) 異議なしと認め、よって議案第38号は原案のとおり可決されました。


〇議長(東出治通君) 日程第7 議案第39号平成15年度深川市一般会計補正予算ないし議案第41号深川市駐車場事業特別会計補正予算の3件を議題とします。
 提出者の説明を求めます。
 初めに、議案第39号、山岸財政課長。

〇財政課長(山岸弘明君)〔登壇〕 議案第39号平成15年度深川市一般会計補正予算(第1号)についてご説明申し上げます。
 第1条で、歳入歳出それぞれ1億944万円を追加し、予算の総額を191億8,944万円にしようとするものであり、第2条で地方債の変更を図るものであります。
 進みまして、10ページをごらんください。歳出予算についてご説明申し上げます。2款総務費、1項1目一般管理費35万円の増額補正は、市民各層のご意見を賜り行財政改革を推進するため、深川市行財政改革市民懇談会を設置してまいりますが、その委員報償費等であります。
 12ページをごらんください。2項1目税務総務費6万5,000円の減額補正は、議案第37号の特別土地保有税審議会条例の廃止によるものであります。
 14ページをごらんください。3款民生費、1項3目老人福祉費80万円の増額補正は、社会福祉協議会における移送サービス車両更新について、その費用の一部を補助するものであります。
 16ページをごらんください。2項2目母子福祉費260万5,000円の増額補正は、児童扶養手当法等の一部改正に伴う事務処理電算システムの改修業務委託費などであります。
 18ページをごらんください。5項1目総合福祉センター費100万円の増額補正は、給湯用膨張タンクの取りかえ修繕に要する費用であります。
 20ページをごらんください。6款農林水産業費、1項4目農業振興費は6,344万円の増額補正でありますが、21ページの説明欄をごらんいただきたいと存じます。説明欄1番目の新山村振興等農林漁業特別対策事業4,977万7,000円の増額補正は、岩山利用組合による汎用コンバイン1台などの高生産性農業用機械の導入及びJAきたそらちによるバレイショ空洞果判定装置2台の導入に対し、道費素通りの補助を行うものなどであります。
 2番目の輸入急増農産物対応特別対策事業80万6,000円の増額補正は、JAきたそらちが実施するネギとピーマンの産地づくりと生産者所得の確保のための市場動向調査等に対し補助を行うものであり、道費素通りのものであります。
 3番目の水田地域振興作物定着促進事業1,285万7,000円の増額補正は、水稲との複合経営による安定した水田農業の確立を図るため、きたそらち花き生産組合が実施する栽培用ハウス42棟などの整備に対し、道費素通りの補助を行うものであります。
 22ページをごらんください。10款教育費、2項2目特殊学級費200万8,000円の増額補正は、多動傾向にあり、生活行動面において介助を必要とする児童に対し、介助員を配置するものであります。
 24ページをごらんください。5項1目保健衛生費30万2,000円の増額補正は、児童生徒の結核対策のため、深川市ほか4町、雨竜町、沼田町、秩父別町、幌加内町で設置する北空知結核対策委員会に対する負担金等であります。
 26ページをごらんください。7項3目文化奨励費250万円の増額補正は、猩々獅子五段くずし舞保存会の備品整備に対し補助するものであり、財源は全額財団法人自治総合センターの助成金によるものであります。
 7目文化交流施設費3,650万円の増額補正は、旧真田医院跡地を取得し、駐車場として整備するものであります。
 戻りまして、4ページをごらんください。第2表、地方債補正は、文化交流施設建設事業債の増額を図り、地方債限度額を30億5,900万円に変更しようとするものです。
 次に、8ページをごらんください。歳入予算につきましては、1款市税では地方税法の改正に伴い、15年度以降の特別土地保有税について課税停止の措置が講じられましたことから、現年課税分70万6,000円の減額補正を行うものであります。また、国庫支出金等の特定財源を充当し、なお不足する財源につきましては、17款繰越金733万6,000円により対応しようとするものであります。
 以上、一般会計補正予算第1号についてご説明を申し上げましたが、原案にご賛同賜りますようよろしくお願い申し上げます。

〇議長(東出治通君) 次に、議案第40号、越田経済部長。

〇経済部長(越田 昇君)〔登壇〕 議案第40号平成15年度深川市地方卸売市場特別会計補正予算(第1号)についてご説明申し上げます。
 今回の補正は、平成14年度におきます当会計の歳入不足に対応するため繰り上げ充用を行おうとするものであります。第1条で歳入歳出予算それぞれ127万9,000円を追加し、予算の総額を1,907万9,000円にしようとするものであります。
 10ページをお開きください。3、歳出からご説明いたします。2款1項2目利子2万9,000円は、当会計の運用資金として借り入れをいたします一時借入金利子の増額を図るものであります。
 12ページをお開きください。4款1項1目繰上充用金につきましては、市場の健全経営に向けまして株式会社大印とともに努めてまいりましたが、125万円の赤字となったことから、この額を繰り上げ充用しようとするものであります。
 次に、8ページに戻ります。2、歳入、1款1項1目市場使用料127万9,000円は、前段申し上げました歳出の財源として計上するものであります。
 以上、原案にご賛同賜りますようよろしくお願い申し上げます。

〇議長(東出治通君) 次に、議案第41号、倉本建設部長。

〇建設部長(倉本勝彦君)〔登壇〕 議案第41号平成15年度深川市駐車場事業特別会計補正予算(第1号)についてご説明を申し上げます。
 第1条、駐車場事業特別会計予算は歳入歳出それぞれに508万1,000円を追加し、予算の総額を1,748万1,000円にしようとするものであります。
 10ページをお開きください。3、歳出、4款1項1目繰上充用金508万1,000円の計上は、平成14年度の駐車場会計につきまして健全経営に努めたところですが、決算において508万934円の収支不足となりますことから、この繰上充用金をもって補てんをしようとするものであります。
 戻りまして、8ページをお開きください。2、歳入、1款1項1目駐車場使用料508万1,000円の増額は、前段申し上げました歳出の財源に充当をしようとするものであります。
 以上、原案に賛同賜りますようよろしくお願い申し上げます。

〇議長(東出治通君) これより質疑に入ります。
 初めに、議案第39号一般会計補正予算、歳出、2款総務費。
 北名議員。

〇19番(北名照美君) 今ほども説明ありましたように、行財政改革市民懇談会をつくるということに関してお尋ねをいたします。
 行財政改革というのは、市の方でも計画を持っておりますし、これまでもそれに基づいて進めてきました。私たちは、もちろん倹約、むだを省くのはいいけれども、とてつもない金額のむだをやっているではないかという思いはありますが、倹約するにしても福祉や教育の後退はしないということを立場にしてこれまでも議論をしてきた、そういう立場で臨んできたわけですが、この懇談会について、もちろんこれから懇談会の構成メンバーが決まっていくわけですけれども、基本的な行政の構えとしまして、これをつくることイコール今持っている計画を無条件に推進するということでないということは私も容易に推測できるわけです。
 そこで、大いに反対意見というか、批判意見なども交えながら十分議論をする中で、場合によってはふやすものはふやすということも含めて検討していただかなければいけないし、特に福祉、教育などについてはそういう視点がどうしても必要だろうと思います。その辺に臨む基本的な姿勢を一つお伺いします。
 次に、具体的なことでありますけれども、どのような構成でこの懇談会を設けていくかという考えを聞きたいわけですが、まず人数です。それから、当然これまでもやってきている公募の形をとる部分があると思うのですが、その人数といいますか、割合というか、人数で結構です。それからさらに、女性あるいは若い方、青年の登用というのはどの場面でも必要となってきておりますから、それについての考え。最後に、いつをめどに、会合的には何回ぐらいということも考えていらっしゃるのであれば、その辺のことも含めて教えていただきたいと。

〇議長(東出治通君) 三浦審議員。

〇総務部審議員(三浦敦吉君) 初めに、基本的な姿勢でございますが、行財政改革は地方自治の基本精神の一つでもございます。事務処理に当たっては、最少の経費で最大の効果を上げるということにあると思います。現在行っております事業などを見直すなどし、むだをなくし、まちづくりやさまざまな市民サービスを効率的に実施するための手段と考えております。この推進が行政の使命や市民の信頼を損ねてはならないものと考えております。
 次に、市民懇談会の概要でございます。一括してお答えをさせていただきます。懇談会の委員は7名で構成をさせていただきます。その内訳は、各界を代表する団体から4名、学識経験者から1名、公募の中から2名を委嘱させていただきます。女性の登用ですが、2名を考えており、なお公募2名のうち1名は女性とさせていただきたいと思います。青年層の方をということにつきましては、団体にお願いするときに、そのことも一応配慮していただくようお願いをしていきたいと思います。この懇談会は5回を予定してございまして、期間は7月から10月までをめどといたしております。

〇議長(東出治通君) 総務費、終わります。
 3款民生費。
 北名議員。

〇19番(北名照美君) まずは、社会福祉協議会に関する80万円の増額補正についてお尋ねします。
 これは、社会福祉協議会がお年玉つき年賀事業で総務省から移送サービスの車が補助で手に入るということですね。金額的には338万円の補助があるわけですが、車自身が453万5,000円で不足分が115万5,000円と、こういう中身なのです。115万5,000円、社会福祉協議会の置かれている中身といいますか、活動から見れば、この不足分は全額ひとつ市にお願いしたいという思いがあったようですが、残念ながら80万円ということで35万5,000円は社協の負担になると、こういう中身なのです。そこで、お尋ねなのですが、社協とどういうお話し合いをしたのかということです。
 それから、もう一つは、この80万円というのは、パーセントを私出していないから、ちょっと聞きたいわけですが、何%であり、こういう形での補助の仕方として何か一つの決めを持っているのか、あるいはなぜこの80万円なのか、その辺のことについてまず前段お尋ねをいたします。

〇議長(東出治通君) 平野市民福祉部長。

〇市民福祉部長(平野武行君) 移送サービス車両の更新について、80万円を補助することとなった経過も含めましてお答えをいたします。
 昨年12月9日付で社会福祉協議会においては、総務大臣あてに移送サービス車両更新に必要な寄附金つきお年玉郵便はがき及び郵便切手に付加される寄附金の配分申請をされてございますが、その内容につきましては配分金の申請額が370万円、市に対する要請額が50万円、社会福祉協議会としても約33万6,000円を負担し、総額でただいまご質疑でも触れられておられましたように約453万6,000円で車両を更新する申請内容でございました。
 この申請に対しまして、本年3月31日付をもちまして総務大臣名で配分金の決定通知がございました。結果は、370万円の申請額に対しまして338万円でございました。総務省に対するこの種の配分金の要請は、全国的にも非常に多いとお聞きをしてございまして、深川市社会福祉協議会が初めての申請にもかかわりませず、今般決定をいただいたということは大変ありがたく思ってございまして、これもひとえに関係者の温かいご支援のたまものと深く感謝をいたしているところでもございます。
 申請額に対して32万円下回る結果となったことから、社会福祉協議会からは市に対してさらに増額の要請もございましたので、社会福祉協議会の財政的に厳しい状況に対しまして、市としてもできる限りの配慮をすることとし、その負担軽減を図ることで当初ご要請をいただいておりました額50万円を増額いたしまして、80万円を助成することとしたところでもございます。
 ただいまご質疑をいただきました、どういう話し合いをしたのかということでございますが、今申し上げましたような内容を含めながら、市の財政的な事情もございまして、そのようなことでのお話し合いをしながら、一応ご了解をいただいているという段階でもございます。
 一つの金額決定に当たっての決めはないのかということでございますが、社会福祉協議会の置かれております財政的な状況、あるいは先ほど申し上げましたような経過もございまして、何とか行政としても財政的な軽減を図ってあげたいという、そういう思いもございまして、今般当初の申請額にさらに30万円を上乗せさせていただいたと、そのような経過でございますので、ご理解を賜りたいと思います。

〇議長(東出治通君) 北名議員。

〇19番(北名照美君) ちょっとだけ追加してお尋ねしますが、いいことですね。こういう形になって前進させたという話なのですが、社協からは、できるならばという言葉だったかどうかはわかりませんけれども、全額補助してほしいと、そういう要求はあったのですか。そういうのがあったけれども、ここに落着したというのか、最初から、むしろ今のお話だと50万円をプラス30万円にしてくれたということで、余りそういう要求はなかったというか、その辺の状況をちょっと教えてほしいのです。

〇議長(東出治通君) 平野市民福祉部長。

〇市民福祉部長(平野武行君) 先ほども申し上げましたように、財源的にも社協会計は非常に乏しい経営を強いられてございまして、今日にあってもかなり厳しい状況というのはご案内のとおりかと思います。
 先ほど申し上げましたように、この申請書を上げる段階ではやはりこの事業が、社協としてもやはり当初のこの事業のスタートが実施主体として実施をしてきたという経過もございまして、先ほど申し上げましたような若干社協としても負担をしながら、何とかこの配分金をいただきたいということでスタートをしたものでございます。
 願わくば社協としては全額という思いもあったでしょうけれども、先ほど申し上げたようなこの事業の経過であるとか、あるいは申請のこういった財源配分といいますか、持ち出し幾らということも、全く申請団体がゼロということもやはり一般的にはなされていないのかなと。そういう経過から、このような形で市としても上乗せをしながら、若干社会福祉協議会にはご負担をおかけするのですけれども、この金額でもって新たにこの車の購入をいただき、移送サービスがさらにまた市民の皆さんに喜んでいただけるような、そういった車の有効活用に向けて実施をしてまいりたいと、こんなふうに考えてございます。よろしくお願いしたいと思います。

〇議長(東出治通君) 3款民生費、終わります。
 6款農林水産業費。

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(東出治通君) 終わります。
 10款教育費。
 北名議員。

〇19番(北名照美君) 教育費の中では、特殊学級の臨時介助員設置の関係では、大変こういう措置は大事だということで、一言評価をさせていただきます。
 お尋ねしたいのは、文化交流施設建設にかかわる3,650万円なのです。真田医院さんの跡を取得して駐車場に整備すると、こういう提案で、あそこにあの建物を建てれば駐車場足らなくて困るのだということはみんな言っているわけです。あれを決めるときにも本当に問題があったわけですけれども、こういう形でいとも簡単にこれを、いとも簡単にという言い方は失礼かもしれませんけれども、3,650万円です。こういう形でいいのだろうかと、市民は納得するだろうかと。大体今は大型店だって300台、400台ぐらいの駐車場を持っていますよね、郊外型に。文化施設をつくるといったら、そのぐらいの、どれだけは別にして、駐車場が今なければ、文化の享受には要件として欠けるということになろうかと思うのです。都会のど真ん中で土地が全然ないところではない深川で、こういう形で建てて次々と、次々とというか、何千万だ、何千万だとお金を出して駐車場を求めていくということ、これは市民は納得しないと思うのです、私は。
 そこで、聞きたいのは、これで駐車場は何台になるのか、文化施設に関する駐車場は。それでいいのかどうか。それから、真田さんのところに関しては、向こうから言ってきたのか、こっちから持ちかけたのか。それから、文化施設をつくるときに、あのときは真田さんはまだやっていたわけでしょう。想定されていなかったわけだと思うのです、当然。そうしたら、その段階のときにはどこを想定していたのか、さらに駐車場を確保するためには。何かそういう計画をしっかり持っているのか。いわゆる何とかプラン、何とかプランというあなた方の得意なやつを持って、この辺を真剣に、真剣にはやっていると思うけれども、臨んでいるのかどうか。私は、市民から見ればちょっと文句出てくると思う、これは。どうですか、その辺をまずお聞かせください。

〇議長(東出治通君) 伊東教育部長。

〇教育部長(伊東幸次君) 文化交流施設の駐車場整備につきましては、100台程度を確保するよう努力しているところでございます。既に昨年市内6条8番に52台の駐車場を整備し、また今年度敷地内に障害者用2台を含む17台分が完成する予定であります。今回取得いたします用地では28台分を予定しておりまして、合計で97台分の駐車場を確保できる見込みであります。市内中心部では、駐車場用地の確保は至難でありますが、今後とも駐車場所確保について努力をしてまいりたいと考えております。
 それから、この話がどちらから来たのかというお話でございますが、真田医院さんの方でもあの用地を売却したいというようなお話が私どもの方にもございましたし、私どもの方でも当初予定していた台数よりも道路拡幅だとか、いろんなことで台数が減ったということもございまして、そんなことから、この用地が必要だということで今回提案をさせていただいたところでございます。

〇議長(東出治通君) 北名議員。

〇19番(北名照美君)  いろいろ聞いたつもりだけれども、あっさりと答えられたような気がします。
 それで、100台ぐらいは必要だと思っていたと。これで97台になるということだけれども、ではもうこれで、さらにいいところがあればということもちょっと今のお話でありましたけれども、大体いいところだと見ているのかどうか。また、こういう形で何千万だということが出てくる場合もあり得るという考えを持っているのか。平米これは幾らになるのか、幾らという想定なのか。本当に文化施設の駐車場は100台ぐらいでいいものかどうか。私の考えだけれども、絶対に少ないと言って、路上だとか、いろんなところに迷惑が及ぶと思います。もう一回聞かせてください。

〇議長(東出治通君) 伊東教育部長。

〇教育部長(伊東幸次君) 文化交流施設の建設に際しましては、市民から100台程度の駐車場整備を要望されておりました。教育委員会から市長への意見書の中でも駐車場の確保を盛り込んでいたものでありまして、今回の用地取得によってほぼ当初の予定に達したものと考えているところでございます。
 ただ、大きな催し事あるいは行事には十分な駐車台数とは言えませんので、周辺の公共駐車場や民間の駐車場など、相互の利用についても関係者と話し合いをするなど、検討してまいりたいと考えております。

〇議長(東出治通君) 平米単価は。
 伊東部長。

〇教育部長(伊東幸次君) 平米単価の資料はちょっと持ち合わせをしておりませんので、申しわけございません。

〇議長(東出治通君) 北名議員。

〇19番(北名照美君)  別室で聞いていらっしゃる担当職員もいらっしゃるのでしょうから、これは聞きたいところですので、ちょっとそれは保留しまして、お願いしたいと。
 それから、大きな催しがあるときには足らないと思うから、足らないと思うのでと言ったか、思うからと言ったかはわからないけれども、民間の駐車場だとか、公共の駐車場についてやりくりしたいと、そんな言い方に聞こえましたけれども、あの文化交流施設というのは大きな催しをやるところなのだ、はっきり言わせてもらって。だから、常時足らないということでしょう、はっきり言えば。そこへ建てたのだから、僕は初めからあそこへ建てたら駐車場は足らないと、みんなと言ったらこれもだめだ。すぐ私はそういう言い方をして申しわけないのですが、何人もの市民と話ししたら、いや、もう足らないよ、足らないよと。本当に私そう思っているのです。これは3回目の質疑でもあるのだけれども、どうしますか、これ。困ってしまいますよ、私も。大きな催しをして、たくさんの人に来てもらわなければいかぬし、あそこは。使わないときはいいのだ。だけれども、あそこでやるのは大きな催しばかりでないか、恐らく。そうしたら、私はもう知恵は浮かばない、はっきり言えば。浮かばないけれども、しかしあなたたちは責任を持ってそこへ建てたのだから、建てているのだから、それに対して市民が納得いくような答えを出してもらわなければいかぬ。
 それから、先ほど、つまり私はもう何千万という買い物はしないのだねと言ったら、まともにそれに答えはなかったけれども、大体いいところだということで、しないというような言い方に聞こえたから、それであればそれはそれとして押さえておきますけれども、いま一度ご苦労ですが、まてな答えをいただきたいということです。

〇議長(東出治通君) 伊東教育部長。

〇教育部長(伊東幸次君) 再三にわたってご質疑をいただきまして大変恐縮してございますが、用地の平米当たりの単価につきましては4万8,800円程度でございます。これは、固定資産評価額の価格をもとにして出しておりますので、ご理解いただきたいと思います。
 それから、駐車場が大きな催し事には当然足らないのではないかというご質疑でございますけれども、あの周辺に駐車場を確保するとなると大変でございますし、今私どもも日常使われていないような駐車場を見ながら、その関係者といろいろお互いに何かあったときに使わせてくださいと、そんなようなことでお話もしておりますし、そんなようなところでどうしても足らないときには民間の駐車場も含めて利用させていただこうと、そんなようなことで考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。

〇議長(東出治通君) 10款教育費、終わります。
 次に、歳入及び地方債。

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(東出治通君) 終わります。
 以上で一般会計について終わります。
 次に、議案第40号地方卸売市場特別会計。

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(東出治通君) 終わります。
 次に、議案第41号駐車場事業特別会計。
 北名議員。

〇19番(北名照美君)  駐車場の収入不足、歳入不足ということで補正をすると、これはやむを得ないと思います。
 ただ、私聞きたいのは、今駐車場がないというか、駐禁の関係で非常に商店が苦慮しているというときに、あるいは市立病院さんもいろんなことがありまして、市立病院では特別な手を打って通院患者さんですか、いわゆる駐車場に置いた場合には無料の措置をとると、無料の措置をとるというか、駐車料金を市立病院が負担すると、こういう仕組みまでしていろいろ苦労されていると。このときに駐車場の方はどういう工夫、そういう今の駐車が非常に大変な事態になっているという事態にかんがみて、工夫やサービスと言っていいのかどうかはあれですけれども、何かなければ従来一律のごとくではうまくないと思うのです。その辺はいかがなのか。あるいは、もっと抜本的な話の関係では開放するとか、そういうことについての考えなんかはどうなのか、その辺をお聞かせいただきたい。

〇議長(東出治通君) 倉本建設部長。

〇建設部長(倉本勝彦君) 昭和51年に開設をいたしました駐車場でございますけれども、ピークのときには年間約10万台近い利用がございました。しかし、社会経済情勢あるいは民間駐車場の整備等々いろんな要因がございまして、平成2年ぐらいから利用台数が減少傾向にあり、現在の経営状況に至っているというのが実情でございます。
 市としては、ただ手をこまねいていたわけではなくて、いろんな利用台数増加に向けての事務事業の見直し等、あるいは対策をとっております。具体的には、管理体制の省力化であるとか、料金の値上げであるとか、あるいは供用時間の延長等々を図っているわけですが、実際に利用台数が減っているというのがここ数年続いておりますので、一般会計のお世話になっているという実情でございます。
 今北名議員が言われた駐車場の担当として何か努力をしているのかということでございますけれども、蓬_通線の駐車禁止移行もございまして、駐車場の利用促進に向けての看板、あるいは商工会議所さんとの協議もしながらチラシ等を配布、あるいは市からのお知らせにも載せてPRに努めているところでございますけれども、抜本的な対策については現在内部検討中でございます。これまで決算委員会あるいは本年の予特でも申し上げておりますけれども、今後利用形態あるいは料金も含めてどうあるべきか、内部検討をしているところでございまして、できれば今年度中に一定の考え方をまとめて議会にもご相談したいと、こういうふうに考えているところでございます。

〇議長(東出治通君) 駐車場事業特別会計の質疑を終わります。
 質疑を終わります。
 お諮りします。本件は、会議規則第36条第2項の規定によって委員会付託を省略したいと思いますが、異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(東出治通君) 異議なしと認め、よって本件は委員会付託を省略することに決定しました。
 本件は討論の通告がありませんので、これより議案第39号ないし議案第41号の3件を一括して採決します。
 本件は原案のとおり決定することに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(東出治通君) 異議なしと認め、よって議案第39号ないし議案第41号は原案のとおり可決されました。


〇議長(東出治通君) これで本臨時会に付議されました事件の審議は全部終了いたしました。
 4年間にわたり議会運営にご支援、ご協力をいただいた議員、理事者、職員各位に心からお礼を申し上げ、平成15年第2回深川市議会臨時会を閉会します。


(午前11時26分 閉 会)


上記会議の記録に相違ないことを証するため、ここに署名する。
議  長  東 出 治 通
( 3番) 北 畑   透
(18番) 南     寿




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