[目次]

平成15年 第3回

深川市議会定例会会議録 (第4号)

午前10時00分 開議 
 平成15年9月25日(木曜日)
午前10時19分 閉会 


〇議事日程(第4号)

日程第 1 委員会報告第 9号      
議案第61号 市道の路線廃止について
議案第62号 市道の路線認定について
日程第 2 委員会報告第10号      
議案第63号 深川市コミュニティセンター条例の一部を改正する条例について
議案第64号 深川市公民館条例の一部を改正する条例について
日程第 3 意見案第11号 北海道新幹線の建設促進を求める意見書
意見案第12号 畑作政策確立・畑作物価格決定等に関する要望意見書
日程第 4 閉会中の継続審査の申し出について
日程第 5 閉会中の所管事務調査の申し出について




(午前10時00分 開 議)

 

〇議長(川中 裕君) これより本日の会議を開きます。


〇議長(川中 裕君) 事務局長から諸般の報告を申し上げます。

〇議会事務局長(荒川 満君) 初めに、去る18日、行財政改革調査特別委員会が開催され、正副委員長互選の結果、委員長に東出委員、副委員長に八木委員が当選されました。
 次に、経済建設常任委員長から議案2件、総務文教常任委員長から議案2件の審査結果の報告がありました。
 次に、東出議員外から意見案2件の提出がありました。
 次に、第3回定例会4日目の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。
 報告を終わります。


〇議長(川中 裕君) 日程第1 委員会報告第9号議案第61号市道の路線廃止について及び議案第62号市道の路線認定についての2件を議題とします。
 本件について委員長の報告を求めます。
 八木経済建設常任委員長。

〇経済建設常任委員長(八木茂章君)〔登壇〕 ただいま議題となりました議案第61号市道の路線廃止について及び議案第62号市道の路線認定についての2件について、経済建設常任委員会で審査いたしました概要と結果についてご報告申し上げます。
 議案第61号及び議案第62号は、本定例会において当委員会に付託され、9月19日に委員会を開催し、所管の部課長等の出席を求め、一括審査を行いました。質疑の中から、主なものを申し上げます。
 問い、市道認定の基準について。また、認定後の整備の考え方について。
 答え、市道認定の要件は取扱要領で定めています。認定には、交通量及び人口密度などを考慮し、原則公共的性格を有するものを市道認定の条件としており、国道、道道あるいは市道に接続する道路や都市計画上必要と認められる道路等が該当になります。道路用地については、市街地を構成する予定の区画割りの道路は原則幅員が11メートル以上必要となり、街区の小区画に付随する道路は幅員が8メートル以上必要となります。また、既成市街地域に存する私道などは、家屋が連檐し、拡幅が困難な場合には幅員5メートル40センチ以上の道路について認定をしています。なお、その場合、道路用地内には建築物及びこれに類する支障物件がないことと境界が明確であることが条件となります。また、市道整備の考え方は、基本的には全市的な状況あるいは緊急度合いを見ながら整備を進めている状況です。
 問い、緑町3丁目線は、グリーンパーク21完成時から地元の懸案事項であったと聞いているが、これまでの経過について。
 答え、緑町3丁目線は、従前より地元からの市道認定の要望を受けており、また隣接してグリーンパーク21の駐車場も建設され、公共性が高い道路と位置づけはしていましたが、地権者の関係などさまざまな問題があったため、認定できる条件が整わなかった状況です。しかし、平成13年度に既設私道の認定幅員を7メートル50センチから5メートル40センチに緩和されたため、市道の私有地部分の中で市道認定が可能になったことから、今回認定する運びとなったものです。
 質疑終了後、採決を行い、議案第61号及び議案第62号は、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
 以上で経済建設常任委員会の報告を終わります。

〇議長(川中 裕君) これより一括質疑に入ります。

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(川中 裕君) 質疑を終わります。
 本件は討論の通告がありませんので、これより議案第61号及び議案第62号の2件を一括して採決します。
 本件に対する委員長の報告は可決であります。
 本件は委員長の報告のとおり決定することに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(川中 裕君) 異議なしと認め、よって議案第61号及び議案第62号は委員長の報告のとおり可決されました。


〇議長(川中 裕君) 日程第2 委員会報告第10号議案第63号深川市コミュニティセンター条例の一部を改正する条例について及び議案第64号深川市公民館条例の一部を改正する条例についての2件を議題とします。
 本件について委員長の報告を求めます。
 岡部総務文教常任委員長。

〇総務文教常任委員長(岡部誠二君)〔登壇〕 ただいま議題となりました議案第63号深川市コミュニティセンター条例の一部を改正する条例について及び議案第64号深川市公民館条例の一部を改正する条例についての2件について審査いたしました概要と結果をご報告申し上げます。
 議案第63号及び議案第64号は、本定例会において当委員会に付託され、9月19日に委員会を開催し、関係する部課長等の出席を求め、現地調査を含め、一括して審査を行いました。質疑の中から主なものを申し上げます。
 問い、内園公民館からコミセンになることによって運営費、管理費はどうなるのか。また、運営方法について、清掃等はどのように考えているのか。
 答え、内園公民館とコミュニティセンターとを比較いたしますと、平成14年度の公民館の維持管理経費がおよそ40万9,000円、コミュニティセンターではおよそ170万円で、130万円余りのプラスになります。この理由は、施設が新しくなったことにより使用回数、使用人数がふえる傾向にあることから、増額しているという状況です。内訳としては、需用費が11万5,000円から64万円、役務費が4万6,000円から6万8,000円、委託料が23万3,000円から97万1,000円、使用料はNHKの受信料ですが、1万5,000円で同額となっています。需用費増の主な理由としては、照明機器あるいは備品整備に伴って電化製品がふえる、また使用回数もふえることから、42万円と設定しています。役務費では、浄化槽検査手数料がふえるものです。委託料については、現在は公民館の管理委託賃金が中心で23万3,000円ですが、今度はコミュニティセンターの管理運営費に駐車場や屋根雪の除雪が主なもので、合計で97万円程度になるものです。
 運営等は、他のコミュニティセンター同様、地域のコミュニティ組織である審議会あるいは振興会にお願いすることになりますが、コミュニティ組織について地域では昨年末から内容の検討を進められ、既に組織ができ上がっていると聞いていますので、そこで運営をしていただく、あるいは清掃をしていただくという状況になっています。
 問い、車いすトイレがないのは期成会の人たちとよく話し合って決めたことだと思うけれども、車いすのトイレは今の時代の常識であり、地域の人たちが現在特に必要ないという以前の問題で、教育委員会として公共施設を新たに建てる場合に必要なものという位置づけがなされていないことはおかしいのではないか。
 答え、トイレの考え方では、期成会と話をする中で、スペース的な問題もありまして、現状特に地域として必要がないということで、このトイレの配置となったもので、トイレの横に備品庫というスペースがあり、将来的に状況が変わったなら、車いす用トイレを設置できるような形にしています。比較的多人数の人が来る施設であれば車いすトイレの設置は考えなくてはならないことですが、不特定多数というよりも地域の方が研修、集会等に使用しますので、そのご意見を優先したということです。
 教育委員会の姿勢としましては、こういう公共施設には車いすトイレ、ハンディキャップを持った方のためのトイレが必要だという認識ですが、地域のご意見を伺う中で、非常にコミュニティ関係がよくとれた地域ですので、そういった介助はいる者で行うというご意見もいただき、これについては地域のご意見を優先させていただいたとい
うことです。
 問い、食品加工のスペースがあるが何の食品加工を考えているのか。また、食品加工の備品について、教育委員会で用意してあげたらいいのではないかと思うが。
 答え、食品加工につきましては、地域では豆腐づくりが盛んで、この作業を新しい建物でできないかということです。建設スペースと備品費等の予算の関係もあり、将来的に地域で備品を備えつける意向もあるので、そのスペースを残してほしいという申し出がありまして、地域の方々の意向を取り入れたところです。
 備品につきましては、既に施設設置をしたところで遊休的になっているものもあります。こういったものの利用ができないかということも考えていますが、当面は地域の方のご理解をいただきまして、設置を見合わせているという状況です。
 問い、備品の関係で、これまでも公民館活動をしていたので、あるとは思いますが、机だとかいす、座布団等はどうなっているのか。
 答え、備品につきましては、現在地域と話を進めているところですが、机、いす等を含めまして、旧公民館の備品等についても使えるものは使用しながら、必要なものは何かということでお話をし、予算の範囲内で検討、協議をしているところです。
 問い、期成会とどういう話し合いを重ねてきて、建築に至ったのか。
 答え、内園コミュニティセンターとして改築していくということの地域要望を受けた中で、建物の総体の費用について地域要望と地域が許容できる範囲の予算ということの話し合いがありました。教育委員会としては、ほぼ180平方メートル程度の建物、平家建てでどうなのかということでご相談を申し上げたところです。地域の方としましても、財政状況等もあり、市の内容でご理解をいただきまして、その後建物についての話し合いを進めてきました。総額では、180平方メートル程度のものを基本としながらお互い練り合わまして、中のスペースをどのように考えていくのかという部分についても期成会と適宜お話し合いをして、十分な理解が得られて、この結果になったものです。
 質疑終結後、北名委員から賛成の立場で、地域の人たちとよく懇談、協議する中でつくられたということを伺い、こうした形で地域要求が実ることは大変うれしく思うが、車いすトイレがないことは残念であり、また豆腐づくりの備品についても教育委員会として実のある対応を求めたいとの討論があり、その後採決に入り、議案第63号及び議案第64号は、全会一致をもって可決すべきものと決定いたしました。
 以上で総務文教常任委員会の報告を終わります。

〇議長(川中 裕君) これより一括質疑に入ります。

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(川中 裕君) 質疑を終わります。
 本件は討論の通告がありませんので、これより議案第63号及び議案第64号の2件を一括して採決します。
 本件に対する委員長の報告は可決であります。
本件は委員長の報告のとおり決定することに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(川中 裕君) 異議なしと認め、よって議案第63号及び議案第64号は委員長の報告のとおり可決されました。


〇議長(川中 裕君) 日程第3 意見案第11号北海道新幹線の建設促進を求める意見書及び意見案第12号畑作政策確立・畑作物価格決定等に関する要望意見書の2件を議題とします。
 提出者の説明を求めます。
 山田議員。

〇6番(山田圭二君)〔登壇〕 ただいま議題となりました意見案第11号北海道新幹線の建設促進を求める意見書及び意見案第12号畑作政策確立・畑作物価格決定等に関する要望意見書の2件について、提出者を代表し、提案理由の説明を申し上げます。
 本件につきましては、お手元に配付しております内容により関係機関に提出するもので、内容の説明は省略いたしますが、議決くださいますようよろしくお願い申し上げます。

〇議長(川中 裕君) これより一括質疑に入ります。

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(川中 裕君) 質疑を終わります。
 お諮りします。本件は、会議規則第36条第2項の規定によって委員会付託を省略したいと思いますが、異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(川中 裕君) 異議なしと認め、よって本件は委員会付託を省略することに決定しました。
 本件は討論の通告がありませんので、これより意見案第11号及び意見案第12号の2件を一括して採決します。
 本件は原案のとおり決定することに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(川中 裕君) 異議なしと認め、よって意見案第11号及び意見案第12号は原案のとおり可決されました。


〇議長(川中 裕君) 日程第4 閉会中の継続審査の申し出についてを議題とします。
 本件は、総務文教、社会民生、経済建設各常任委員長から、別紙ご配付のとおり閉会中の所管事務調査の申し出があります。
 お諮りします。申し出のとおり決定することに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(川中 裕君) 異議なしと認め、よって申し出のとおり閉会中の所管事務調査とすることに決定しました。


〇議長(川中 裕君) 日程第5 閉会中の所管事務調査の申し出についてを議題とします。
 本件は、総務文教、社会民生、経済建設各常任委員長から、別紙ご配付のとおり閉会中の所管事務調査の申し出があります。
 お諮りします。申し出のとおり決定することに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(川中 裕君) 異議なしと認め、よって申し出のとおり閉会中の所管事務調査とすることに決定しました。


〇議長(川中 裕君) これで本定例会に付議されました事件の審議はすべて終了しましたので、平成15年第3回深川市議会定例会を閉会します。


(午前10時19分 閉 会)


上記会議の記録に相違ないことを証するため、ここに署名する。

議  長  川 中   裕
( 4番) 田 中 昌 幸
(18番) 東 出 治 通


[目次]