[目次]

平成16年 第1回

深川市議会定例会会議録 (第1号)

午前10時00分 開会 
 平成16年3月4日(木曜日)
午前11時32分 散会 


〇議事日程(第1号)

日程第 1 会議録署名議員の指名
日程第 2 会期の決定について
日程第 3 諸般の報告
(1) 議長諸般報告
(2) 市長一般行政報告
(3) 教育長教育行政報告
日程第 4 報告第 1号 法律上市の義務に属する損害賠償の額を定めることの専決処分の報告について
日程第 5 委員会報告第1号 行財政改革調査特別委員会の中間報告について
日程第 6 議案第32号 平成15年度深川市一般会計補正予算(第6号)
議案第33号 平成15年度深川市介護保険特別会計補正予算(第3号)
議案第34号 平成15年度深川市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)
議案第35号 平成15年度深川市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)
議案第36号 平成15年度深川市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)
議案第37号 平成15年度深川市下水道事業特別会計補正予算(第3号)
議案第38号 平成15年度深川市水道事業会計補正予算(第2号)
議案第39号 平成15年度深川市病院事業会計補正予算(第2号)
日程第 7 議案第40号 深川市監査委員の選任について




(午前10時00分 開 会)

 

〇議長(川中 裕君) ただいまから平成16年 第1回深川市議会定例会を開会いたします。


〇議長(川中 裕君) これより本日の会議を開きます。


〇議長(川中 裕君) 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員には、会議規則第78条の規定によって、石上議員、西野議員を指名します。


〇議長(川中 裕君) 事務局長から諸般の報告を申し上げます。

〇議会事務局長(荒川 満君) 初めに、本定例会に付議されます事件は、行財政改革調査特別委員長から報告がありました中間報告1件、議長が受理しました請願3件、市長から提出のありました議案40件及び報告1件であります。
 次に、監査委員から11月分ないし1月分に関する例月出納検査結果報告の提出がありましたので、お手元に配付しております。
 次に、本定例会に説明員として出席通知のあった者の職、氏名を一覧表としてお手元に配付しております。
 次に、第1回定例会1日目の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。
 報告を終わります。


〇議長(川中 裕君) 日程第2 会期の決定についてを議題とします。
 お諮りします。本定例会の会期は、本日から3月24日までの21日間にしたいと思いますが、異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(川中 裕君) 異議なしと認め、よって会期は本日から3月24日までの21日間に決定しました。


〇議長(川中 裕君) 日程第3 諸般の報告を行います。
 初めに、議長諸般報告を事務局長から申し上げます。

〇議会事務局長(荒川 満君) 平成15年第4回市議会定例会後の12月18日以降昨日までの議会の動静概要は、お手元に配付のとおりであります。
 これで議長諸般報告を終わります。

〇議長(川中 裕君) 次に、市長一般行政報告を行います。
 河野市長。

〇市長(河野順吉君)〔登壇〕 平成16年第1回市議会定例会の開会に当たり、一般行政の報告を申し上げます。
 初めに、農業行政についてであります。平成15年産米の出荷実績は、予定計画出荷基準数量41万8,329俵に対し、73.2%の30万6,214俵で、加工用米を除く主食用米は全量1等米の出荷となりました。次に、米政策改革による平成16年度の米の生産目標数量は、昨年12月24日に市町村配分が行われ、本市に対しましては3万4,521トンが割り当てられたところであります。
 次に、第35回ふかがわ氷雪まつりについて申し上げます。冬の最大イベントでありますふかがわ氷雪まつりは、旭川の陸上自衛隊第2特科連隊及び市内関係機関・団体の協力と市民多数の参加をいただき、2月7日、8日の2日間、花園公園と中心商店街を会場に盛大に開催され、市民はもとより近隣市町の多くの皆様にも楽しんでいただいたところであります。新たに市街地中心部での模擬店等の開催や会場での各種催し物など、趣向を凝らした取り組みが数多く行われ、盛会のうちに終了したところであります。
 次に、労働行政について申し上げます。季節労働者を対象とする冬期技能講習は、1月19日から企業組合など3団体が実施主体となり開催されておりますが、本年度は前年度比6.9%減の336人の参加者となっております。また、市内高等学校卒業者のうち就職希望者の内定状況につきましては、2月末日現在、就職希望者83人に対し内定者は64人で、就職内定率は77.1%と前年同期を0.2ポイント上回っております。なお、就職未定者につきましては、学校を初め関係機関との連携により、引き続き雇用の促進に努めてまいります。
 次に、行財政改革の取り組みについて申し上げます。地方自治体を取り巻く財政環境が急速に悪化する中、本市におきましては多様化する市民ニーズに的確に対処するため、1月30日行財政改革推進本部会議を開催し、市民懇談会のご意見などを十分に尊重させていただきながら、今後取り組むべき行財政改革の基本的な考え方と重点項目を明らかにした深川市行財政改革大綱を、また2月10日には大綱に示される当面の実施計画として行財政改革緊急プログラムをそれぞれ策定したところであります。議員各位には過日資料を配付させていただいておりますが、ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
 次に、市町村合併説明会の開催について申し上げます。市町村合併につきましては、市民の皆さんへの情報提供とご意見等を伺うため、1月19日から2月5日まで市内14会場で市町村合併説明会を開催しました。説明会では、北空知1市5町でつくる任意合併協議会、北空知地域づくり検討会がまとめた報告書のダイジェスト版をもとに、北空知における取り組みの状況や合併した場合の新市における住民サービスの内容、将来の財政推計などについて説明しました。延べ約300人の参加をいただく中で、市町村合併に対する率直な質問や意見などが交わされたところであります。また、合併に関する市民の意向等を把握するため、全世帯を対象に住民アンケート調査票を配布したところであります。
 次に、交通安全について申し上げます。昨年1年間は、交通死亡事故の抑止を重点目標として、関係機関・団体と連携し、交通安全運動を展開してまいりました。市内における交通事故発生件数は113件で、前年を4件上回ったものの、負傷者数は142人で6人の減少であります。また、死亡者数につきましては、前年より1人下回ったものの、7人のとうとい命が失われるという残念な結果となっております。今後とも人命尊重を基本に、事故防止と交通安全意識の高揚に努めてまいります。
 次に、平和運動について申し上げます。1月30日、生きがい文化センターにおいて、昨年に引き続き、平和意識の高揚と事業参加を呼びかけるピースコンサートを深川市及び深川市平和運動推進協議会の共催により実施しました。当日は、平和を求めることの大切さなど、幼児から高齢者まで、参加された市民約200人の方々に歌とギター演奏を通じ、その認識を深めていただいたところであります。
 次に、入札参加の指名停止について申し上げます。冷間圧延ステンレス鋼板等の販売に関し不当な取引制限により、独占禁止法違反で排除勧告を受けた新日本製鐵株式会社、住友金属工業株式会社を12月18日から1カ月間、本社発注工事等の指名競争入札参加資格者であるため、深川市競争入札参加資格関係事務処理要綱の規定に基づき、指名停止措置としたところであります。
 以上、行政の一端を申し上げ、報告とさせていただきます。

〇議長(川中 裕君) 次に、教育長教育行政報告を行います。
 野原教育長。

〇教育長(野原栄一君)〔登壇〕 平成16年第1回市議会定例会の開会に当たり、教育行政の概要について報告を申し上げます。
 初めに、成人式について申し上げます。1月11日、経済センターにおいて、対象者379人のうち188人の新成人の参加のもと、平成16年の成人式を行い、新成人がそれぞれの自覚と責任のもと、郷土と社会の発展に参画することを誓い合ったところであります。
 次に、まなびピアふかがわについて申し上げます。2月1日、生きがい文化センターにおいて、深川市生涯学習推進会議が主管となり、「探して、見つけて、深川のたからもの」をテーマに、市民各層約180人が集う中開催いたしました。事例発表では、音江小学校5年生による通学合宿と納内中学校生徒による総合的な学習の時間を活用したそばづくりの発表のほか、きたそらち農業協同組合代表理事組合長、黄倉良二さんの「食べものはいのち(生命)」と題した講演をいただいたところであります。また、6分野の体験学習にも多くの市民が意欲的に参加されるなど、生涯学習を推進する上で意義深い大会となったところであります。
 次に学社融合について申し上げます。一已中学校1年生の総合的な学習の成果を学社融合事業として構成した子ども議会を2月10日、市議会議場で開催し、農業、環境、国際交流などのテーマに沿って、深川のまちづくりへの意見を議会形式を体験しながら発表いたしました。また、2月13日には学校と地域の融合研修会をプラザホテル板倉で開催し、学社融合についての講演、実践報告、フリートーキングを実施するなど、学社融合事業の確実な広がりを見ているところであります。
 以上、教育行政の一端を申し上げ、報告といたします。

〇議長(川中 裕君) これで諸般の報告を終わります。


〇議長(川中 裕君) 日程第4 報告第1号法律上市の義務に属する損害賠償の額を定めることの専決処分の報告についてを行います。
 提出者の説明を求めます。
 河野市長。

〇市長(河野順吉君)〔登壇〕 報告第1号法律上市の義務に属する損害賠償の額を定めることの専決処分の報告についてご説明を申し上げます。
 本年1月8日午前10時40分ころ、市内稲穂町2丁目5番付近の路上において、市職員の運転する公用車が停車し、ドアをあけたところ、後方確認が不十分だったため、後方から来た車両に運転席側ドアを接触させ、相手車両の側方部分に損傷を与えたものであります。
 損害賠償につきましては、相手方、深川市稲穂町2丁目4番36号、坂谷内健治さんとの間で11万2,938円を市が賠償することで協議が調いましたことから、地方自治法第180条第1項の規定に基づき、1月26日をもって専決処分したものであります。
 なお、損害賠償の額につきましては、全額全国市有物件災害共済会から補てんされるものであります。
 以上、同条第2項の規定により、報告をさせていただきます。

〇議長(川中 裕君) これより質疑に入ります。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(川中 裕君) 質疑を終わります。
 これで報告第1号の報告を終わります。


〇議長(川中 裕君) 日程第5 委員会報告第1号行財政改革調査特別委員会の中間報告についてを議題とします。
 行財政改革調査特別委員長から会議規則第44条第2項の規定により中間報告をしたいとの申し出があります。
 お諮りします。本件は申し出のとおり報告を受けることにしたいと思いますが、異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(川中 裕君) 異議なしと認め、よって行財政改革調査特別委員長から中間報告を受けることに決定しました。
 委員長の発言を許可します。
 東出行財政改革調査特別委員長。

〇行財政改革調査特別委員長(東出治通君) ただいま議題となりました行財政改革調査特別委員会の中間報告について申し上げます。
 昨年の第4回定例会において中間報告しました以降、委員会は本年2月20日に開会し、市が策定しました深川市行財政改革大綱及び行財政改革緊急プログラムの説明を受けた後、質疑を行いました。
 主な質疑とその答弁についてご報告申し上げます。
 質疑、大綱には行政の説明責任、行財政運営の透明化など市民合意の文言が含まれているが、緊急プログラムの262項目や?ランク、?ランクについて市民には何も知らされていない状況をどう考えるか。
 答弁、市民周知の重要性は十分認識しているが、予算提案という場面あるいは特別委員会での大所高所からの議論など、議会論議が何よりも大切であると認識している。広報2月号では大綱や市民懇談会の意見書の概要説明であったが、この後3月号、4月号の広報で継続して行財政改革について知らせていく。
 質疑、それで市民への説明責任を果たしていると言えるのか。
 答弁、必ずしも十分であるとの認識はしていないが、限られた時間の中で努力もしている。新年度に入ってからもさらに行財政改革を強化していかなければならない観点から、市民の声をいただく形での組織づくりをしながら、継続して取り組んでいく。緊急プログラムの内容は、今後の広報で市民周知に努めなければならないと考えている。指摘のことは十分反省し、取り組んでいく。
 質疑、緊急プログラムでは、赤字再建団体に転落することが見込まれる、回避は極めて困難と表現しており、極めて困難となると決定的で深刻な問題である。しかし、大綱では、非常事態と言っても過言ではないとしている。この関連、整合性がわかりづらいが、どう考えているか。
 答弁、緊急プログラムの17ページに、財政再建団体への転落の回避は極めて困難な道のりであると表現した。緊急プログラムでの平成16年度の収支見通しは、平成15年に検討した結果の5億2,000万円の改革効果に加えさらに16億円程度の改革が単年度で必要になるということであり、このことは極めて困難な道のり、平坦な道のりではないと考え、あえて表現させてもらった。
 質疑、国の三位一体の改革の影響も大きいだろうが、昨年からことしにかけて、再建団体に転落する、極めて困難だとなってきた。財政の将来展望として最低5年は確たるものが見えるはずだが、財政の見通しはどうしてきたのか。
 答弁、三位一体の改革の影響は7億円であり、極めて大きな影響であった。また、平成11年度が普通交付税のピークであるが、この数年間で公債費及び事業費補正を除き、約18億円近く削減された。5年程度の財政見通しであるが、昨年11月に提出した緊急プログラム試案の段階では、非常事態であるとか再建団体という表現はなかったが、今回の緊急プログラム策定までの間に政府の予算発表等で大きく変わり、先のことを見通すことが困難な時代になってきている。
 試案の段階では、総務省の概算要求により、地方交付税は3.4%減少の見込みであった。今までの経験では、概算要求を上回って交付税が削減されたことはなく、3.4%の減少であれば1%と減少の幅は小さくなっていたが、ことしは概算要求の約2倍の6.5%の削減であった。これまでは、国から地方交付税という現金が交付できないのであれば、地方債などの活用により資金繰りは考慮されてきており、地方の資金対策は片方を減らしても片方はふやしてきた。しかし、平成16年度の地方財政対策は、地方交付税の削減は6.5%と概算要求の培近くになり、さらに臨時財政対策債である赤字地方債も概算要求の時点では平成15年度並みの表現であったのが結果として28.6%もの減少になった。以上のことが見込めるかという難しい問題があり、このような事態になった。
 質疑、再建団体になる危険があるという、この状況を市民に説明しているか。
 答弁、再建団体の言葉を深川市が使ったのは、2月10日に策定した行財政改革緊急プログラムが初めてである。市民への説明は現時点では行っていないが、しっかり説明させていただく。
 質疑、大綱3ページには、効率的な行政組織の整備、職員の能率が上がるような人事体制を整備するとあるが、この改革が平成16年度からスタートするなら、新年度早々に機構改革をしなければならないと考えるが、どうか。また、大きな改革事業に取り組む場合、専門職、専任を配置する体制が必要と考えるが、どうか。
 答弁、これだけの大きな難局を迎え、どのような形がよいかという改革の視点、項目を挙げて大綱に記載したので、今から検討準備を進める中で、時間を置かないで組織改革を形として示せるよう取り組んでいく必要があると考えている。専門職の必要性については、行財政改革のさらなる検討を深めていかなければならないことから、効率的なシステムづくりについてどういう形がとれるのか協議していく。
 質疑、大綱の初めには、国の三位一体の改革で歳入が著しく欠損したので、行財政改革をしなくてはならないということしか表現されていなく、市のこれまでの財政運営や歳出の経過、評価が全くない。財政運営の総括をどうとらえているのか。
 答弁、緊急プログラムには、平成10年度から14年度までの資料、また深川市のことだけを見ていると評価が難しいこともあるので、道内の人口規模類似市の資料もつけさせていただいたが、一概にこうだという評価は難しいと考える。
 質疑、大綱を策定する行政の立場として、今までの財政運営をどうとらえているかということを市民に知らせるべきではないか。
 答弁、毎年度編成し、議決された予算に基づいて執行しており、一つ一つの可否の判断を行うことは非常に難しいと考える。
 質疑、可否の判断が難しいことになると、逆に今までの財政運営が正しかったとすれば、聖域なき行財政改革をどう進めていくのかという結論を導き出す根拠に欠けることになるのではないか。
 答弁、議決をいただいて執行している予算について、そのこと一つ一つの可否が難しいとは、どれが正しいかと言うべきものではなく、それぞれ長が提案し、議会の議決を経て、それに基づいて職員が執行してきたということでとらえていただきたい。
 質疑、大綱だけを見た人は、国の責任だけとしかとらえない。総括的なものとして、深川市の身の丈に合った財政規模をどう検討していくのか、歳出ベースの基本的な考えをどこに置くのかということが大綱には見えない。どうしてただ削ることだけが取り上げられて、この大綱になったのか。
 答弁、今の時点では、三位一体の改革が最も大きな影響であることは否めないことと考える。過去の投資規模は、バブル経済崩壊後日本経済をどのように改革していくのかという場合、財政出動という考え方が主流であったのではないかと考える。深川市の行動もそれに合わせ、まちづくりを推進するためにこのような結果としてあらわれてきた。そのこと自体が正しいか間違っていたかということ、その当時の財政出動が誤っていたかというような議論やそのことに言及することは非常に難しいと考える。
 質疑、大綱に市民との新たなパートナーシップの構築が必要とあるが、どのようなことを考えているのか。
 答弁、大綱は、いわゆる基本理念を表現したものであり、これが基本的な考えになれば、住民の方々ともっと接近した形で行政運営ができると考える。そのことが市民のためにもなるし、協働という言葉とマッチしてくると考える。したがって、大綱策定の時点では個々の分野まで検討していないが、具体的にはそれぞれの施策ごとに検討されることになる。
 質疑、行財政改革での削減、無理、むだの再検討は必要だ。しかし、削減すればよいというものでもなく、行政として活力を与えるためにも思い切った予算づけが必要なこともあると考えるが、どうか。
 答弁、緊急プログラムの262項目の削減項目だけが目につくようになっているが、行政の役割、責務の範囲の中で重点的に進めるべき重点施策も定めた。
 質疑、財政運営に当たっても市民の声をしっかり受け入れる方針が必要と考えるが、どうか。
 答弁、このたびの行財政改革大綱の策定に至るまでに市民懇談会を設けた。意見をまとめ、報告するだけで終わるのではなく、さらにその進捗状況も見ながら、市民の新たな声を出していかなければならないとの趣旨から、市民懇談会継続の意見があり、平成16年度予算にも計上させてもらった。
 質疑、他にもあるかもしれないが、例として敬老会を挙げる。市民周知とか、合意とか、協働とか言っているが、町内会長に事前に話したり、意見を聞いているのか。行政連絡員として精いっぱい協力いただいている人たちであり、町内会は全住民が関係している。事前に説明しているか。
 答弁、敬老会のことは事前の説明がある程度されていると認識していたが、そういう取り組みはされておらず、この事実がわかった段階で、それぞれ所管に対し速やかな対応をするよう指示し、その取り組みがなされたところである。敬老会だけではなく、こういった例があってはいけないことであり、理事者からも町内会長と十分連携をとるよう、対応すべきものは対応するよう指示が出ているので、全所管に対して再度確認して、取り組んでいく考えである。
 質疑、大綱の重点項目に挙げている市民参加は、条例化して市民参加を保障することで効果が出ると考えるが、いつ導入するのか。
 答弁、他の自治体では、例えばまちづくり条例、まちおこし条例、市民参加条例などがある。これら条例の特徴は、例えば深川市の情報公開条例が一緒になっていたり、複合的な内容でのでき上がりである。深川市の場合、他の自治体の例のものがそれぞれ単独の条例で整備されており、市民参加にこだわった条例まではいまだ煮詰まっている状態ではない。今後パブリックコメントなどの仕組みづくりの検討にあわせて、ある程度明らかにしていくよう検討していく。
 以上が主な質疑の概要です。
 委員会としては、行財政改革全般にわたり、その進捗状況や成果などを見きわめる必要があること、また財政状況がかつて経験したことがないほど深刻な状況にあり、平成16年度においてはさらに行財政改革の強化に取り組む必要があるとされていることなどから、継続して調査することになりました。
 以上で行財政改革調査特別委員会の中間報告を終わります。

〇議長(川中 裕君) これより質疑に入ります。

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(川中 裕君) 質疑を終わります。
 以上で行財政改革調査特別委員会の中間報告を終わります。


〇議長(川中 裕君) 日程第6 議案第32号平成15年度深川市一般会計補正予算ないし議案第39号平成15年度深川市病院事業会計補正予算の8件を議題とします。
 提出者の説明を求めます。
 初めに、議案第32号。
 山岸財政課長。

〇財政課長(山岸弘明君)〔登壇〕 議案第32号平成15年度深川市一般会計補正予算(第6号)についてご説明を申し上げます。
 第1条で予算の総額から歳入歳出それぞれ5億7,392万5,000円を減額し、予算の総額を186億7,673万6,000円にしようとするものであり、第2条で債務負担行為の追加、廃止及び変更を、第3条で地方債の追加及び変更を、第4条で繰越明許費の設定を図るものであります。
 飛びまして、26ページをお開きください。歳出予算についてご説明申し上げます。今回の補正予算は減額補正が大半となっておりますが、その理由といたしましては、年度中の事務事業の執行に当たり、経費の節減、効率化に努めた結果執行残の生じたもの及び補助事業費の確定によるものなどであります。したがいまして、減額補正に係る事業の説明は省略させていただき、増額補正についてのみご説明を申し上げます。
 次に、44ページをお開きください。3款民生費、3項2目扶助費は1,000万円の増額補正でありますが、生活保護人員及び世帯の増加に伴う生活扶助費等の増によるものであります。
 次に、48ページをお開きください。4款衛生費、1項2目予防費は96万6,000円の増額補正でありますが、各種予防接種の増加に伴うものであります。
 次に、52ページをお開きください。3項1目病院費は1億4,682万4,000円の増額補正でありますが、53ページの説明欄をごらんいただきたいと存じます。説明欄の6番目、児童手当特例給付2万円の増額補正は、対象児童数の増加によるもの、9番目の不良債務解消5,000万円の増額補正及び10番目の病院事業貸付金1億5,000万円の増額補正は、平成15年度が病院会計健全化計画の最終年次となりますが、患者数の減少などにより、年度末不良債務が2億円程度と見込まれることから、一般会計からの支援を強化するものであります。
 次に、100ページをお開きください。13款諸支出金、1項8目人材育成基金費100万円の増額補正及び9目教育振興基金費30万円の増額補正は、いずれも市民からの寄附金を積み立てるものであります。
 次に、戻りまして、6ページをお開きください。第2表、債務負担行為補正は、まず追加として、4番目に記載しております臨時地方道整備事業、限度額4,000万円につきましては、太子町鉄道宿舎線など7路線の道路改良舗装工事及び歩道整備工事の早期発注、完成を目指そうとするものであります。また、残る自由通路清掃等業務委託など5業務の委託につきましては、年度内に入札執行を行い、新年度に向け業務体制を整えようとするものであります。
 次に、廃止となります農地保有合理化促進特別事業助成金は、対象となる事業が生じなかったことによるものであり、次の公営住宅管理システムリースなど3事業の変更は、事業費の確定に伴うものであります。
 次に、7ページをごらんください。第3表、地方債補正は、水環境整備事業債及び石狩緑地整備事業債の追加及び市有林整備事業債ほか8事業債の変更を図り、地方債限度額の合計を28億8,070万円にするものであります。
 第4表、繰越明許費は、年度内に事業完了の見込めない食料環境基盤緊急確立対策事業1,310万1,000円について平成16年度に繰り越して対応しようとするものであります。
 次に、進みまして、12ページをごらんください。歳入についてご説明申し上げます。歳入予算につきましては、確定または確定見込みによりそれぞれ増減を図っておりますが、主なものについて申し上げます。まず、1款市税では2,700万円の増額補正でありますが、固定資産税、軽自動車税及び都市計画税の増額見込みによるものであります。
 次に、18ページをごらんください。13款道支出金、2項8目教育費道補助金3,640万円の増額補正は、北海道地域政策補助金でありますが、文化交流施設建設事業に対し、補助決定されたものであります。
 次に、20ページをごらんください。16款繰入金、1項1目基金繰入金は3億7,031万7,000円の減額補正でありますが、説明欄の1番目、財政調整基金2億1,402万3,000円の減額補正から6番目の社会福祉振興基金までの合計5億2,031万7,000円の減額補正は、歳出不用額等が生じたことに伴い、積み立て基金の取り崩しを圧縮したものであります。次の7番目、土地開発基金1億5,000万円は、土地開発基金条例第5条により歳入に繰り入れるものでありますが、歳出でご説明申し上げました病院事業貸付金に対応し、土地開発基金から借り入れるものであります。
 以上、一般会計補正予算(第6号)についてご説明申し上げましたが、原案にご賛同賜りますようよろしくお願い申し上げます。

〇議長(川中 裕君) 次に、議案第33号及び議案第34号。
 平野市民福祉部長。

〇市民福祉部長(平野武行君)〔登壇〕 議案第33号平成15年度深川市介護保険特別会計補正予算(第3号)及び議案第34号平成15年度深川市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について、一括して提案説明を申し上げます。
 初めに、議案第33号平成15年度深川市介護保険特別会計補正予算(第3号)についてご説明申し上げます。
 第1条で歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ3,759万2,000円を減額し、予算の総額を17億5,266万5,000円にしようとするものであります。
 歳出からご説明申し上げますので、12ページをお開きください。3、歳出から主なものについてご説明申し上げます。1款1項2目趣旨普及費につきましては財源振りかえであります。
 14ページをお開きください。1款3項1目介護認定審査会費192万5,000円の減額は、介護認定審査会開催回数の減に伴い、審査会委員の報酬及び費用弁償に不用額が生じるものであります。
 次に、16ページをお開きください。2款1項1目居宅介護等サービス給付費8,106万円の減額は、当初見込みより痴呆対応型共同生活介護など利用の減により不用額が生じるものであります。
 5目施設介護サービス給付費4,800万円の増額は、施設サービス利用者の増によるものであります。
 6目審査支払手数料6万円の増額は、サービス利用者の増により国保連合会への支払い件数増によるものであります。
 次に、18ページをお開きください。2款2項1目高額介護等サービス費300万円の増額は、施設サービスにおける高額介護サービス対象者の増などによるものであります。
 次に、22ページをお開きください。4款1項1目基金積立金566万7,000円の減額は、保険給付費に係る歳入の減により当初予定の単年度剰余金の減によるものであります。
 戻りまして、8ページをお開きください。2、歳入、1款1項1目第1号被保険者保険料1,213万円の減額は、当初見込みより被保険者数が減少したことなどによるものであります。
 2款1項1目認定審査会負担金150万7,000円の減額は、北空知1市5町で運営しております介護認定審査会の所要経費の減によるものであります。
 3款1項1目介護給付費負担金900万5,000円の減額は、保険給付費の減及び年度内交付額の一律圧縮査定減によるものであります。
 2項1目調整交付金1,175万3,000円の減額は、交付金算定の基礎となる保険給付費及び交付割合が当初見込みを下回ることによるものであります。
 2目事務費交付金89万8,000円の減額は、補助対象経費の減によるものであります。
 4款1項1目介護給付費交付金1,992万4,000円の減額は、保険給付費の減及び年度内交付額の全国一律算定による減であります。
 5款1項1目介護給付費負担金375万円の減額は、保険給付費の減によるものであります。
 2項1目補助金26万2,000円の増額は、介護サービス適正実施事業指導に係る補助金であります。
 7款1項1目一般会計繰入金353万2,000円の減額は、説明欄、保険給付費の減及び総務費等の事務費の増によるものであります。
 2項1目基金繰入金2,464万5,000円の増額は、保険給付費に係る国庫負担金等の減額交付などにより歳入不足が生じることから、介護保険準備基金を取り崩すものであります。
 以上で説明を終わらせていただきます。
 次に、国民健康保険特別会計に移ります。
 議案第34号平成15年度深川市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)についてご説明申し上げます。
 第1条で歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ1,865万8,000円を減額し、予算の総額を27億9,804万2,000円にしようとするものであります。
 歳出からご説明申し上げますので、12ページをお開きください。3、歳出から主なものを申し上げます。1款2項1目賦課徴収費150万円の減額は、賦課計算事務電算委託料の確定により不用額が生じるものであります。
 次に、14ページをお開きください。1款4項1目特別対策事業費40万2,000円の減額は、事業費の確定により不用額が生じるものであります。
 次に、18ページをお開きください。2款2項1目一般被保険者高額療養費500万円の減額は、一般被保険者に係る高額療養費の減によるものであります。
 次に、24ページをお開きください。5款1項1目高額医療費拠出金1,284万7,000円の減額は、国保連合会からの確定通知によるものであります。
 次に、26ページをお開きください。6款1項2目疾病予防費197万6,000円の増額は、インフルエンザ予防接種者が当初見込みよりも増加したためであります。
 次に、28ページをお開きください。9款1項1目基金積立金88万5,000円の減額は、基金積立金の利子が当初見込みよりも減少するためであります。
 次に、戻りまして、8ページをお開きください。2、歳入、2款1項2目療養給付費等負担金1,618万3,000円の減額は、一般被保険者の医療費の減と過年度分の交付額確定による増との相殺により当初予算を下回る交付見込みのためであります。
 3目高額医療費共同事業負担金1,354万3,000円の増額は、当初財政調整交付金で予算措置していましたが、科目の振りかえ変更によるものであります。
 2項1目財政調整交付金7,085万7,000円の減額は、科目の振りかえ変更と確定見込みによるものであります。
 3款1項1目療養給付費交付金374万1,000円の減額は、現年度分の減と過年度分の増との相殺によるものであります。
 5款1項1目共同事業交付金130万9,000円の減額は、事業費の確定により当初予算を下回る交付見込みのためであります。
 6款1項1目利子及び配当金88万5,000円の減額は、国保事業準備基金の運用利子が当初予算を下回る見込みのためであります。
 7款1項1目一般会計繰入金854万2,000円の減額は、国保事務費分の減と保険基盤安定費分の減によるものであります。
 8款1項1目繰越金7,180万円の増額は、平成14年度からの繰越金を計上するものであります。
 次に、10ページをお開きください。9款3項1目一般被保険者第三者納付金198万4,000円の減額、2目退職被保険者第三者納付金50万円の減額は、いずれも第三者に係る納付金が当初予算を下回る見込みのためであります。
 以上、2特別会計についてご説明を申し上げましたが、ご審議の上、原案にご賛同くださいますようよろしくお願い申し上げます。

〇議長(川中 裕君) 次に、議案第35号ないし議案第38号。
 江剌助役。

〇助役(江剌昌吉君)〔登壇〕 議案第35号ないし議案第38号の4議案についてご説明を申し上げます。
 最初に、議案第35号平成15年度深川市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)についてご説明を申し上げます。
 第1条で歳入歳出予算の総額からそれぞれ150万円を減額し、予算の総額を390万円にしようとするものでございます。
 歳出からご説明申し上げます。9ページをお開きください。3、歳出、1款2項1目新設及び修繕費150万円の減額は、事業確定見込みによる不用額であります。
 戻りまして、7ページをお開きください。2、歳入、4款1項1目繰越金150万円の減額は、歳出予算の減額による財源調整によるものでございます。
 以上で簡易水道事業特別会計補正予算の説明を終わらせていただきます。
 次に、議案第36号平成15年度深川市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)についてご説明を申し上げます。
 第1条で歳入歳出予算の総額からそれぞれ3,900万円を減額し、予算の総額を1億9,500万円にしようとするものであります。
 第2条は債務負担行為の廃止及び変更、第3条は地方債の変更であります。
 歳出からご説明申し上げます。10ページをお開き願います。3、歳出、2款1項1目農業集落排水施設維持管理費200万円の減額、2目農業集落排水設備費100万円の減額は、いずれも事業の確定見込みに伴う不用額の減額であります。
 12ページへまいります。3款1項1目個別排水処理施設維持管理費600万円の減額は、合併処理浄化槽の維持管理に要する費用の確定見込みによる不用額の減額であります。
 3目個別排水処理施設整備費3,000万円の減額は、合併処理浄化槽の設置基数を56基で予定をしておりましたが、41基の設置となったことによるものであります。
 戻りまして、4ページをお開き願います。第2表、債務負担行為補正の廃止は、平成15年度において農業集落排水事業における水洗化資金融資がなかったことによるものであります。
 変更は、個別排水処理施設整備事業の水洗化資金融資件数の減に伴う減額であります。
 第3表、地方債補正の変更は、合併処理浄化槽設置基数の減により2,770万円を減額し、3,960万円とするものであります。
 8ページをお開き願います。2、歳入、1款1項2目個別排水処理施設費分担金260万円の減額、6款1項1目個別排水処理施設整備事業債2,770万円の減額は、歳出でご説明を申し上げました減額に伴う歳入の補正であります。
 3款1項1目一般会計繰入金870万円の減額は、事業費の確定見込みにより一般会計からの繰入金を減額するものであります。
 以上で農業集落排水事業特別会計補正予算の説明を終わらせていただきます。
 次に、議案第37号平成15年度深川市下水道事業特別会計補正予算(第3号)についてご説明を申し上げます。
 第1条で歳入歳出予算の総額から1,410万円を減額し、予算の総額を12億6,720万円にしようとするものであります。
 第2条は債務負担行為の変更、第3条は地方債の変更、第4条は繰越明許費を設定しようとするものであります。
 歳出からご説明申し上げます。10ページをお開きください。3、歳出、1款1項2目施設維持管理費200万円の減額は、管渠の維持管理に要する費用の確定見込みにより減額するものであります。
 4目下水道建設費120万円の減額は、単独事業費の確定見込み及び補助事業費の一部を繰り越すことに伴い、節間の調整を行うものであります。
 12ページをお開き願います。2款1項1目元金は、財源の振りかえであります。
 2目利子420万円の減額は、市債の借り入れ利率が当初見込みを下回ったことによるものであります。
 14ページへまいります。3款1項1目職員給与費670万円の減額は、給与改定及び人事異動による減額であります。
 戻りまして、4ページをお開き願います。第2表、債務負担行為の変更は、水洗化資金融資件数の減に伴う減額であります。
 第3表、地方債補正の変更は、起債単独事業費の減額に伴い、110万円を減額し、1億8,930万円とするものであります。
 第4表、繰越明許費は、伊夜日子東地区汚水幹線工事その1外6件の工事について事業が年度内に完了できない見込みから、整備に要する事業費1億円の繰越明許費を設定しようとするものであります。
 8ページをお開き願います。2、歳入、4款1項1目一般会計繰入金1,300万円の減額は、事業の確定見込みにより、一般会計からの繰入金を減額するものであります。
 7款1項1目下水道事業債110万円の減額は、単独事業費の減によります起債借入額の減額であります。
 以上で下水道事業特別会計補正予算の説明を終わらせていただきます。
 次に、議案第38号平成15年度深川市水道事業会計補正予算(第2号)についてご説明申し上げます。
 今回の補正は、事務事業の確定見込みによります不用額の減額が主な内容でございます。
 最初に、予算本文についてご説明申し上げます。第2条で、予算第2条に定めた業務の予定量中(4)、主要な建設改良事業のうち(イ)、配水管布設工事を271万円に、(ロ)、配水管整備事業を3,770万円に、(ハ)、水道未普及地域解消事業を9,010万円にそれぞれ改めるものであります。
 第3条では、予算第3条に定めた水道事業収益から2,892万3,000円を、水道事業費用から6,980万円をそれぞれ減額するものであります。
 第4条では、予算第4条に定めた資本的収入から314万7,000円を、資本的支出から1,549万円をそれぞれ減額するとともに、資本的収入額から資本的支出額に対し不足する額及び過年度分損益勘定留保資金を7,814万円にそれぞれ改めるものであります。
 第5条では、予算第5条に定めた企業債中、配水管整備事業債の起債の限度額を3,010万円に、限度額計を1億490万円にそれぞれ改めるものであります。
 第6条では、予算第7条に定めた議決を経なければ流用することのできない経費のうち、(1)、職員給与費を7,795万4,000円に改めるものであります。
 第7条では、予算第8条に定めた一般会計からの補助金を1億6,594万7,000円に改めるものであります。
 6ページをお開き願います。収益的収入について申し上げます。1款1項2目受託工事収益は、事業の確定見込みにより、総額で1,560万円を減額するものであります。
 2項2目、節、一般会計補助金1,332万3,000円の減額は、平成15年度繰り出し基準の確定等による高料金対策補助金等の減額であります。
 次に、収益的支出についてでありますが、1款1項2目配水及び給水費740万円及び3目受託工事費4,900万円の減額は、事業の確定見込みによるものであります。
 次の7ページへまいりまして、同項5目職員費につきましては、人事異動及び給与改定等により1,280万円を減額するものであります。
 2項1目、節、企業債利息107万5,000円の減額は前年度借り入れ債の利率確定によるもの、借入金利息102万5,000円の減額は一時借入金利息の不用額であります。
 同項3目消費税及び地方消費税150万円の増額は、支出経費減額に伴う控除税額の減少等によるものであります。
 次に、資本的収入について申し上げます。1款1項1目企業債340万円の減額は、事業の確定見込みによるものであります。
 2項1目出資金25万3,000円の増額は、公庫債借りかえによる元金増に伴うものであります。
 8ページへまいります。資本的支出についてでありますが、1款1項1目配水管布設費729万円の減額、同項2目配水管整備事業費530万円の減額、3目水道未普及地域解消事業費290万円の減額は、いずれも事業の確定見込みによる不用額であります。
 以上、4会計に係る補正の概要についてご説明を申し上げましたが、よろしくご審議の上、原案にご賛同賜りますようお願いを申し上げます。

〇議長(川中 裕君) 次に、議案第39号。
 千葉総合病院事務部長。

〇総合病院事務部長(千葉憲一君)〔登壇〕 議案第39号平成15年度深川市病院事業会計補正予算(第2号)についてご説明を申し上げます。
 初めに、予算本文について申し上げます。第2条、平成15年度深川市病院事業会計予算第2条に定めました業務の予定量のうち、年間患者数、入院9万7,722人を8万9,340人に、外来22万7,240人を20万5,010人に、1日平均患者数、入院267人を244人に、外来920人を830人に、主要な建設改良事業、病院改築事業43億6,879万4,000円を43億6,025万3,000円にそれぞれ改めるものであります。
 第3条、予算第3条に定めました収益的収入及び支出について、収入額の予定額を4億6,885万5,000円減額し、総額を40億5,084万5,000円に、支出額を3億1,954万9,000円減額し、総額を42億15万1,000円に改めるとともに、本文に医業運転資金として一般会計からの長期借入金1億5,000万円についての事項を加えるものであります。一般会計からの借り入れにつきましては、年度末不良債務が増加する見込みでありますことから、一般会計からの借り入れにより不良債務の一時解消を図るものであります。
 第4条、予算第4条に定めました資本的収入及び支出について、収入額の予定額を2,245万1,000円減額し、総額を45億4,454万9,000円に、支出額を3,158万5,000円減額し、総額を46億4,040万5,000円にするとともに、資本的収入が資本的支出に対し不足する額及び損益勘定留保資金を913万4,000円減額し、9,585万6,000円に改めるものであります。
 次のページをごらんください。第5条、予算第5条に定めました債務負担行為については、病院情報システム、オーダリングシステムのことでございますが、この契約金額の確定により、限度額を3億5,970万円に改めるものであります。
 第6条、予算第6条に定めました起債の限度額については、事業費の確定により、病院改築事業債を43億1,990万円に改めるものであります。
 第7条、予算第8条に定めました議会の議決を経なければ流用できない経費のうち、職員給与費については25億2,921万5,000円に改めるものであります。
 第8条、予算第9条に定めました一般会計からの補助金については、9,753万9,000円に改めるものであります。
 第9条、予算第10条に定めましたたな卸し資産購入限度額については、7億3,152万6,000円に改めるものであります。
 次に、8ページをごらんください。収益的収入及び支出についてご説明を申し上げます。初めに、収入でございます。1款事業収益、1項1目入院収益3億8,737万5,000円の減額補正及び2目外来収益7,733万6,000円の減額補正は、一昨年4月の診療報酬マイナス改定、同じく一昨年10月の高齢者医療費負担制度の改正、昨年4月の医療費本人負担額改正の影響による入院、外来患者数の減によるものであります。
 3目その他医業収益2,908万7,000円の減額補正は、救急医療確保対策及び保健衛生行政に係る一般会計負担金、団体成人病検診収益及び文書料、手数料収益の確定見込みによるものであります。
 2項1目道補助金15万円の増額補正は、道補助金の確定によるものであります。
 2目他会計補助金4,542万2,000円の増額補正は、市町村職員共済組合追加費用の確定による減額と不良債務解消による一般会計補助金の増額を相殺してのものであります。
 3目負担金219万円の減額補正は、起債借り入れ利率の確定によるものであります。
 5目その他医業外収益67万6,000円の増額補正は、使用料、手数料等の確定見込みによるものであります。
 3項4目負担金1,911万5,000円の減額補正は、看護学院運営経費等の確定によるものであります。
 次のページをごらんください。次に、支出でございます。1款事業費用、1項1目給与費1億8,280万円の減額補正は、人事院勧告のマイナス勧告及び職員の途中退職者の増によるものであります。
 2目材料費7,572万4,000円の減額補正は、患者数の減及び経費の節減によるものであります。
 3目経費3,736万8,000円の減額補正は、出張医師の招聘回数の減による報償費の減額、経費の節減による旅費、交通費、消耗備品費、光熱水費、印刷製本費、賃借料及び雑費等の減額、患者数の減による給食委託料、病理検査委託料等の減額と燃料費の増額及び医療事故賠償金の確定による増額を相殺してのものであります。
 次のページをごらんください。2項1目支払利息及び企業債取扱諸費454万2,000円の減額補正は、企業債利息及び一時借入金利息の確定見込みによるものであります。
 3項1目給与費1,909万2,000円の減額補正は、高等看護学院職員給与等に係る人事院勧告のマイナス勧告によるものであります。
 2目経費2万3,000円の減額補正は、社会福祉協会負担金の確定によるものであります。
 次のページをごらんください。次に、資本的収入及び支出についてご説明申し上げます。初めに、収入でございます。1款資本的収入、1項1目企業債1,130万円の減額補正は、病院改築事業に係る起債借入額の確定によるものであります。
 2項1目道補助金263万3,000円の減額補正は、地域災害医療センター施設整備道補助金の確定によるものであります。
 3項1目出資金783万円の減額補正は、起債元金償還額の確定によるものであります。
 4項1目負担金267万6,000円の減額補正は、看護学院玄関、窓、放送設備整備事業の確定によるものであります。
 6項1目修学資金貸付金償還金93万9,000円の増額補正は、看護学院生の途中退学によるものであります。
 7項1目寄附金104万9,000円の増額補正は、当病院に対し浄財の寄附があったことによるものであります。
 次のページをごらんください。次に、支出でございます。1款資本的支出、1項1目病院改築費853万7,000円の減額補正は、病院改築事業に係る人件費及び建設工事費等の確定見込みによるものであります。
 2目工事請負費87万6,000円の減額補正は、看護学院施設整備工事費の確定によるものであります。
 3目資産購入費200万円の減額補正は、当初予定していました医療機器の購入を取りやめたことによるものであります。
 4目建設利息900万円の減額補正は、効率的な資金の借り入れにより支払利息の削減を図ったことによるものであります。
 2項1目企業債償還金1,117万2,000円の減額補正は、企業債元金償還金の確定によるものであります。
 以上、病院事業会計補正予算についてご説明を申し上げましたが、原案にご賛同賜りますようよろしくお願いを申し上げます。

〇議長(川中 裕君) 暫時休憩します。

(午前11時10分 休 憩)

(午前11時28分 再 開)

〇議長(川中 裕君) 休憩前に引き続き開議します。
 これより質疑に入りますが、議案第32号一般会計及び議案第39号病院事業会計につきましては、議事の都合上、一時議事延期とします。
 それでは初めに、議案第33号介護保険特別会計。

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(川中 裕君) 終わります。
 次に、議案第34号国民健康保険特別会計。

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(川中 裕君) 終わります。
 次に、議案第35号簡易水道事業特別会計。

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(川中 裕君) 終わります。
 次に、議案第36号農業集落排水事業特別会計。

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(川中 裕君) 終わります。
 次に、議案第37号下水道事業特別会計。

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(川中 裕君) 終わります。
 次に、議案第38号水道事業会計。

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(川中 裕君) 終わります。
 質疑を終わります。
 お諮りします。本件は、会議規則第36条第2項の規定によって委員会付託を省略したいと思いますが、異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(川中 裕君) 異議なしと認め、よって本件は委員会付託を省略することに決定しました。
 本件は討論の通告がありませんので、これより採決に入ります。
 議案第33号ないし議案第38号の6件を一括して採決します。
 本件は原案のとおり決定することに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(川中 裕君) 異議なしと認め、よって議案第33号ないし議案第38号は原案のとおり可決されました。


〇議長(川中 裕君) 日程第7 議案第40号深川市監査委員の選任についてを議題とします。
 提出者の説明を求めます。
 河野市長。

〇市長(河野順吉君)〔登壇〕 議案第40号深川市監査委員の選任について、提案理由を申し上げます。
 識見を有する者のうちから選任します監査委員につきましては、3月13日をもちまして任期が満了となりますので、市勢の進展に大きく貢献をいただき、人格、識見ともに豊かな河口淳一さんを再び選任することについて、地方自治法第196条第1項の規定に基づき、議会の同意を求めるものであります。
 よろしくご同意くださいますようお願い申し上げます。

〇議長(川中 裕君) これより質疑に入ります。

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(川中 裕君) 質疑を終わります。
 お諮りします。本件は、会議規則第36条第2項の規定によって委員会付託を省略したいと思いますが、異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(川中 裕君) 異議なしと認め、よって本件は委員会付託を省略することに決定しました。
 本件は討論の通告がありませんので、これより議案第40号を採決します。
 本件はこれに同意することに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(川中 裕君) 異議なしと認め、よって議案第40号は同意されました。


〇議長(川中 裕君) 以上で本日の日程はすべて終了しましたので、本日はこれで散会します。
 なお、あすは午前10時から開議します。


(午前11時32分 散 会)



[目次]