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平成16年 第1回

深川市議会定例会会議録 (第6号)

午後 1時27分 開議 
 平成16年3月24日(水曜日)
午後 2時35分 閉会 


〇議事日程(第6号)

日程第 1 委員会報告第2号
議案第 1号 平成16年度深川市一般会計予算
議案第 2号 平成16年度深川市市民交通傷害保障事業特別会計予算
議案第 3号 平成16年度深川市介護保険特別会計予算
議案第 4号 平成16年度深川市国民健康保険特別会計予算
議案第 5号 平成16年度深川市老人医療特別会計予算
議案第 6号 平成16年度深川市簡易水道事業特別会計予算
議案第 7号 平成16年度深川市農業集落排水事業特別会計予算
議案第 8号 平成16年度深川市地方卸売市場特別会計予算
議案第 9号 平成16年度深川市下水道事業特別会計予算
議案第10号 平成16年度深川市駐車場事業特別会計予算
議案第11号 平成16年度深川市水道事業会計予算
議案第12号 平成16年度深川市病院事業会計予算
日程第 2 委員会報告第3号
議案第13号 議会の議員の報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例について
議案第14号 深川市職員旅費支給条例の一部を改正する条例について
議案第15号 深川市教育委員会教育長の給与及び勤務時間等に関する条例の一部を改正する条例について
議案第16号 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について
議案第17号 深川市職員給与条例の一部を改正する条例について
議案第18号 議会の議員その他非常勤の職員及び臨時職員の公務災害等補償に関する条例の一部を改正する条例について
議案第22号 深川市の休日を定める条例の一部を改正する条例について
議案第23号 職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例について
請願第 1号 道警の「捜査報償費」をめぐる疑惑の徹底解明を求める意見書採択に関する請願書
意見案第1号 道警の「捜査報償費」をめぐる疑惑の徹底解明を求める意見書
日程第 3 委員会報告第4号
議案第24号 深川市災害遺児手当支給条例を廃止する条例について
平成15年
請願第 3号 年金改悪反対、大増税の中止を求める「意見書」採択の請願書
日程第 4 委員会報告第5号
議案第25号 深川市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例について
議案第26号 深川市廃棄物処理施設設置条例の一部を改正する条例について
議案第27号 深川市手数料徴収条例の一部を改正する条例について
議案第28号 市道の路線廃止について
議案第29号 市道の路線認定について
請願第 3号 労災保険制度の国営存続を求める請願書
意見案第2号 労災保険制度の国営存続を求める意見書
日程第 5 決議案第2号 行財政改革緊急プログラム執行にあたって十分な市民説明を求める決議
日程第 6 意見案第3号 平成16年度酪農畜産政策・価格対策に関する要望意見書
意見案第4号 食料自給率を引き上げ、安心・安全な国内農産物の安定供給を求める要望意見書
意見案第5号 国連子どもの権利委員会の勧告を尊重し教育政策の改善を求める意見書
意見案第6号 地球温暖化防止のための森林吸収源対策の確実な推進を求める意見書
意見案第7号 民事訴訟における弁護士報酬敗訴者負担制度導入に反対する意見書
日程第 7 閉会中の継続審査の申し出について
日程第 8 閉会中の所管事務調査の申し出について




(午後 1時27分 開 議)

 

〇議長(川中 裕君) これより本日の会議を開きます。


〇議長(川中 裕君) 事務局長から諸般の報告を申し上げます。

〇議会事務局長(荒川 満君) 初めに、去る3月5日、市町村合併調査特別委員会が開催され、正副委員長互選の結果、委員長に東出委員、副委員長に八木委員が当選されました。
 次に、市長から株式会社深川振興公社の第41事業年度の事業計画に関する書類の提出がありましたので、お手元に配付をしております。
 次に、予算審査特別委員長から議案12件、総務文教常任委員長から議案8件及び請願1件、社会民生常任委員長から議案1件及び請願1件、経済建設常任委員長から議案5件及び請願1件の審査結果の報告がありました。
 次に、岡部議員外から意見案1件、八木議員外から意見案1件及び東出議員外から意見案5件の提出がありました。
 次に、高桑議員外から決議案1件の提出がありました。
 次に、第1回定例会6日目の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。
 報告を終わります。


〇議長(川中 裕君) 日程第1 委員会報告第2号議案第1号平成16年度深川市一般会計予算ないし議案第12号平成16年度深川市病院事業会計予算の12件を議題とします。
 本件について委員長の報告を求めます。
 北本予算審査特別委員長。

〇予算審査特別委員長(北本清美君)〔登壇〕 ただいま議題となりました議案第1号平成16年度深川市一般会計予算ないし議案第12号平成16年度深川市病院事業会計予算の12件について、予算審査特別委員会で審査しました概要と結果についてご報告申し上げます。
 本委員会は、今定例会3月5日の会議において設置され、同日に正副委員長の互選を行い、引き続き予算の説明を担当課長から受けたところです。その後委員会を3月17日、18日及び19日の3日間開催し、審査を行いました。
 なお、3月19日には北名委員外1名から議案第1号平成16年度深川市一般会計予算の組みかえを求める動議が提出されました。
 審査結果につきましては、予算組みかえ動議については賛成少数をもって否決すべきものと決定し、また議案第1号については賛成多数をもって、議案第2号ないし議案第12号の11件については全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
 これで報告を終わります。

〇議長(川中 裕君) これより一括質疑に入ります。

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(川中 裕君) 質疑を終わります。
 本件は討論の通告がありませんので、これより採決に入ります。
 初めに、議案第1号を採決します。
 この採決は、起立によって行います。
 本件に対する委員長の報告は可決であります。
 本件は委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。

(賛成者起立)

〇議長(川中 裕君) 起立多数。
 よって、議案第1号は委員長の報告のとおり可決されました。
 次に、議案第2号ないし議案第12号の11件を一括して採決します。
 本件に対する委員長の報告は可決であります。
 本件は委員長の報告のとおり決定することに異議ありませんか。

(「異義なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(川中 裕君) 異議なしと認め、よって議案第2号ないし議案第12号は委員長の報告のとおり決定されました。


〇議長(川中 裕君) 日程第2 委員会報告第3号議案第13号議会の議員の報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例についてないし議案第18号議会の議員その他非常勤の職員及び臨時職員の公務災害等補償に関する条例の一部を改正する条例について、議案第22号深川市の休日を定める条例の一部を改正する条例について及び議案第23号職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例について並びに請願第1号道警の「捜査報償費」をめぐる疑惑の徹底解明を求める意見書採択に関する請願書の9件を議題とします。
 本件について委員長の報告を求めます。
 岡部総務文教常任委員長。

〇総務文教常任委員長(岡部誠二君)〔登壇〕 総務文教常任委員会の報告をいたします。
 ただいま議題となりました議案第13号議会の議員の報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例についてないし議案第18号議会の議員その他非常勤の職員及び臨時職員の公務災害等補償に関する条例の一部を改正する条例について、議案第22号深川市の休日を定める条例の一部を改正する条例について及び議案第23号職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例について、請願第1号道警の「捜査報償費」をめぐる疑惑の徹底解明を求める意見書採択に関する請願書の9件について、審査いたしました概要と結果をご報告申し上げます。
 議案第13号ないし議案第18号、議案第22号及び議案第23号、請願第1号は、本定例会において当委員会に付託され、3月11日に委員会を開催し、関係する部課長等の出席を求め、審査を行いました。
 初めに、議案第13号議会の議員の報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例についてないし議案第15号深川市教育委員会教育長の給与及び勤務時間等に関する条例の一部を改正する条例について、一括して審査を行いましたので、質疑の中から主なものを申し上げます。
 問い、議案第14号の職員旅費支給条例で、旅費の中に移転料、着後手当、支度料などがあるが、年間に適用を受けるものがどのくらいあるのか、またどんな取り扱いをしているのか。
 答え、市の場合については、道から職員の派遣を受ける、こちらから派遣研修に出かけるなどの場合の支給で例を申し上げると、平成13年度に道から農政課に派遣いただいたケースがあり、赴任する際に移転料と着後手当、扶養親族の移転料を支出しています。また、深川市からの赴任先が池田町ということで、23万円程度の支払いをいたしました。
 市の職員では、平成13年度に財団法人電気通信高度化協会に1人派遣していましたが、この者の派遣に際して約40万円を支払いし、1年は電気通信高度化協会、その後総務省で研修し、任務を終えて戻ってくる際に同じく約40万円を支給しています。
 病院の場合は、専ら医師の赴任に際してということで、平成13年度は15人、14年度は10人、15年度については8人にそれぞれ移転料と着後手当、扶養親族の移転料を支給し、平成15年度の場合、110万円程度の支出額になっています。
 支度料については、外国に出張する場合にスーツケースを初め、さまざまな用意をしなければならないということで規定があるものです。平成15年度は、北海道市長会が主催した研修に派遣している1人のみの支給となっています。
 厳しい行財政環境にあり、海外研修については見合わせることになっていますので、当面支度料を伴う海外旅費の支給はないものと考えています。
 問い、今回の改正に伴う影響額はどうなるのか。
 答え、議員の管内日当を1,800円から1,000円に引き下げることで年間72万円、職員の日当などに伴う額は病院会計まですべて含めて458万円と想定しています。
 問い、議員の管内日当について、月の報酬が支給されていて、さらに議会に来るたびに日当が出ることに疑義を言う人もいます。現に日当を出していないところもあり、考え方と実態を聞かせてほしい。
 答え、道内の状況を見ると、この種の日当を33市中18市が支給しているという実態にあり、支給している18市の平均額で1,247円です。会議などに出席いただくために、当然に必要な経費がかかるということから、適正なものと考えています。
 問い、職員の場合、日当と宿泊料については他市と比べてどんな状況なのか。
 答え、道内出張では、日当の平均額は2,416円で、宿泊料は1万971円、道外出張については大都市圏とそれ以外に区分している市もありますので、大都市圏の場合で日当は2,629円、宿泊料は1万2,569円というのが道内の実態です。
 深川市は、今回の改定でこれを下回る形になりますが、現在の厳しい行財政環境を踏まえての対応ということでご理解いただきたいと思います。
 質疑終結後、採決に入り、議案第13号ないし議案第15号は全会一致をもって可決すべきものと決定いたしました。
 次に、議案第16号特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について、質疑の中から主なものを申し上げます。
 問い、改正による影響額について。
 答え、提案の内容に二つありますが、日当を1,800円から1,000円に改める部分の影響額が1,400人相当分と考えており、これに800円を掛けて112万円になるものと思います。
 また、報酬額を改める部分による影響額については、1%で年額34万7,600円と考えています。
 問い、他市にも同じ職種、役職の人たちがいるが、そこに比べてどうなのか。
 答え、北海道市長会で年1回の調査を行い、取りまとめた段階で各市に資料としていただいていますので、これを見ながら均衡あるものかどうか検証しています。
 道内34市には、札幌市から始まりさまざまな規模がありますので、一律に34市すべてということではなく、人口5万人以下の類似市との均衡を図ることが適当ではないかと考え、それぞれ比較対照した中で均衡がとれているものと考えています。
 質疑終結後、採決に入り、議案第16号は全会一致をもって可決すべきものと決定いたしました。
 次に、議案第17号深川市職員給与条例の一部を改正する条例について、質疑の中から主なものを申し上げます。
 問い、寒冷地手当については、今年の場合、金額的にどうなるのか。
 答え、平成15年度は単価52円で設定しています。基準日が10月31日ですので、毎年10月上旬の実態について市民課での灯油の各小売店ごとの価格調査をもとにしながら、実勢価格を判断して決めています。扶養のある世帯主が12万4,800円、扶養のない世帯主で8万3,200円、その他の職員4万1,600円となるものです。
 問い、寒冷地手当の全体の効果額について、また他市の状況はどうなっているのか。
 答え、経過措置があって、平成16年度の効果額だけでは353万7,000円となりますが、段階的に上がっていって平成19年度以降にすべてを国公準拠した場合で、一般会計から水道、下水道、病院を含めて2,575万6,000円の効果が上がるものと予測しています。
 他市では、岩見沢市がかなり早くから国公準拠してきている唯一の市だったという状況がありましたが、このたびの厳しい行財政環境のもとで、平成16年1月の調査では道内で11市が国公準拠に踏み切り、その後も毎月ふえているという状況で、半数近くになっているのではないかと思います。
 問い、経過措置を抜きにして言えば、12万円から6万円になるということで、交渉は難航したであろうと予想するが、組合との対応についてはどうだったのか。
 答え、一刻も早く国公準拠したいと5年以上前から提案していましたが、道内の実態を見ると岩見沢市のみということもあり、類似市との均衡からなかなか踏み切れない状況だったと考えます。
 交渉する中で、今の置かれている状況を十分考えながら、国公準拠が適当という判断をいただいたということですので、かなり難航したことは事実だと思いますが、このような形になったことは非常に喜ばしいことと受けとめています。
 質疑終結後、採決に入り、議案第17号は全会一致をもって可決すべきものと決定いたしました。
 次に、議案第18号議会の議員その他非常勤の職員及び臨時職員の公務災害等補償に関する条例の一部を改正する条例については、慎重審査の結果、採決を行い、全会一致をもって可決すべきものと決定いたしました。
 次に、議案第22号深川市の休日を定める条例の一部を改正する条例について及び議案第23号職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例について、質疑の中から主なものを申し上げます。
 問い、市民サイドから見れば、年明けは多少おくれても年末に開いていた方が助かるが、その辺の市民の意向を調査してきたのか。
 答え、通常6日間の年末年始の休みで終わる場合については、そう大きな支障は生じないと考えますが、9連休、10連休となると市民からさまざまな苦情が寄せられて、1月4日午前中に開庁したこともあり、それを何とか回避したいという思いがあって今回の取り組みとなっています。
 市民の意向調査は、今後このようなことの場合に、十分検討しながら進める必要があると考えているところです。
 問い、北海道は今のままの日程が多いということだが、今後の方向性と他市の状況はどうなっているのか。
 答え、今回の大きな流れの一つにLGWAN、総合行政ネットワークがあって、文書についても国からネットワークを利用した形での対応が求められる時代になってきています。
 そうなると、国、道と地方自治体との閉庁日、開庁日が異なることは非常に問題が多く生じてくると考えますので、今後の動きとしてこのような形で統一する方向に向かっていくと認識しています。
 質疑終結後、採決に入り、議案第22号及び議案第23号は全会一致をもって可決すべきものと決定いたしました。
 次に、請願第1号道警の「捜査報償費」をめぐる疑惑の徹底解明を求める意見書採択に関する請願書について申し上げます。
 請願者は、連合北海道深川地区連合会会長、丸山治樹さんで、請願の趣旨は道警の捜査報償費疑惑について、真相究明のリーダーシップを発揮し、徹底解明を行うよう、北海道知事に対して意見書の提出を求めるものです。
 審査終了後、北名委員から賛成の立場で、大きな世論の流れで徹底解明の機運が非常に高まっている今、道行政、道議会が本当に道民の、あるいは国民の期待にこたえられるかどうかが問われている。
 深川市議会を含めて各地方自治体から、このような時期に徹底究明を求める意見書を送ることは、非常に大きな意義があるとの討論がありました。
 その後、採決に入り、請願第1号は全会一致をもって採択すべきものと決定し、あわせて別紙ご配付の意見書を北海道知事及び北海道議会議長に送付することを決定いたしました。
 以上で総務文教常任委員会の報告を終わります。

〇議長(川中 裕君) これより一括質疑に入ります。

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(川中 裕君) 質疑を終わります。
 本件は討論の通告がありませんので、これより採決に入ります。
 初めに、議案第13号ないし議案第15号を一括して採決します。
 本件に対する委員長の報告は可決であります。
 本件は委員長の報告のとおり決定することに異議ありませんか。

(「異義なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(川中 裕君) 異議なしと認め、よって議案第13号ないし議案第15号は委員長の報告のとおり可決されました。
 次に、議案第16号を採決します。
 本件に対する委員長の報告は可決であります。
 本件は委員長の報告のとおり決定することに異議ありませんか。

(「異義なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(川中 裕君) 異議なしと認め、よって議案第16号は委員長の報告のとおり可決されました。
 次に、議案第17号を採決します。
 本件に対する委員長の報告は可決であります。
 本件は委員長の報告のとおり決定することに異議ありませんか。

(「異義なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(川中 裕君) 異議なしと認め、よって議案第17号は委員長の報告のとおり可決されました。
 次に、議案第18号を採決します。
 本件に対する委員長の報告は可決であります。
 本件は委員長の報告のとおり決定することに異議ありませんか。

(「異義なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(川中 裕君) 異議なしと認め、よって議案第18号は委員長の報告のとおり可決されました。
 次に、議案第22号及び議案第23号を一括して採決します。
 本件に対する委員長の報告は可決であります。
 本件は委員長の報告のとおり決定することに異議ありませんか。

(「異義なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(川中 裕君) 異議なしと認め、よって議案第22号及び議案第23号は委員長の報告のとおり可決されました。
 次に、請願第1号を採決します。
 本件に対する委員長の報告は採択であります。
 本件は委員長の報告のとおり決定することに異議ありませんか。

(「異義なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(川中 裕君) 異議なしと認め、よって請願第1号は委員長の報告のとおり採択することに決定しました。
 次に、意見案第1号を採決します。
 本件は原案のとおり決定することに異議ありませんか。

(「異義なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(川中 裕君) 異議なしと認め、よって意見案第1号は原案のとおり可決されました。


〇議長(川中 裕君) 日程第3 委員会報告第4号議案第24号深川市災害遺児手当支給条例を廃止する条例について及び平成15年請願第3号年金改悪反対、大増税の中止を求める「意見書」採択の請願書の2件を議題とします。
 本件について委員長の報告を求めます。
 遠藤社会民生常任委員長。

〇社会民生常任委員長(遠藤 修君)〔登壇〕 ただいま議題となりました議案第24号深川市災害遺児手当支給条例を廃止する条例について及び平成15年請願第3号年金改悪反対、大増税の中止を求める「意見書」採択の請願書の2件について、社会民生常任委員会で審査しました概要と結果についてご報告申し上げます。
 初めに、議案第24号は、本定例会において当委員会に付託され、3月12日に委員会を開催し、所管の部課長等の出席を求め、審査を行いました。質疑の中から主なものを申し上げます。
 問い、現受給者は労働災害と交通災害による2世帯4人ということであるが、今後もこうした状況に陥る可能性があることを考えると、制度そのものの有効性というのはまだあるのではないか。
 答え、昭和61年、基礎年金制度の創設により遺族基礎年金が設けられたこと、また年金の受給要件を欠く母子が支給対象となる児童扶養手当は、制定時より大きく増額になっていることなど、公的保障が確立されているという観点から、条例制定時の目的は既に達成されたものと判断し、今回条例廃止を提案したものです。
 問い、昭和61年の遺族基礎年金の創設による経済状況の改善ということが一つのポイントであるならば、なぜその段階で制度そのものを変えなかったのか。
 答え、当時の市の財政状況から廃止するという考えはなく、見直しは行っていないものです。
 問い、行財政改革大綱及び緊急プログラムとこの条例廃止の整合性ということについてはどのようになっているか。
 答え、財政が豊かであれば続けていた方がよい制度だと認識をしていますが、今の市の財政状況を考えると、いつ赤字再建団体に転落するとも限らない非常事態になっています。もし再建団体に陥ってしまえば、まだ残しておかなければならない事業の幾つかができなくなるということも考えられます。
 こうしたことで、行財政改革の一環としても今回提案せざるを得なかったということであります。
 問い、説明責任についてはどのように果たされるのか、福祉全体の問題としてお聞きする。
 答え、今回本条例の廃止提案を含めて、行財政改革緊急プログラムの関係では相当多くのものを俎上に上げております。
 深川市のこれまでの福祉行政は、議会や市民の皆さんのご理解をいただく中、どちらかといえば右肩上がりで推移をし、市民の福祉向上に貢献してきたことは一定程度評価されるべきものと思いますし、他の市町村に対しても誇れるものと受けとめています。
 しかし、今日の景気低迷からくる税や地方交付税の減少は、自治体の財政を直撃している状況にあり、すべての自治体がそういう状況に置かれたということであります。これまでどおり国や道からお金が交付されなくなった以上、市としてはそのことを踏まえて、今後の行財政運営に当たっていかなければなりません。
 今回の緊急プログラムについても福祉に携わる職員としては、まさに断腸の思いでお示しをしたところであります。今後どう市民要望にこたえていくか、またこれまでに構築されてきた福祉水準をどう維持していくか、心境においては極めて複雑なものがありますが、この難局を乗り越えていくために市民の皆さんの英知をいただくとともに、今後もご理解をいただけるよう努力していく決意です。
 問い、確かに年金制度は拡大されてきているが、今日的な状況の中、年金を掛けることのできない状態の人がかなりいるということを考えると、年金の対象にならない母子の部分で児童扶養手当というのは極めて少額であると言わざるを得ない。
 こうしたことから、この部分での使命は決して終わったということにはならないのであって、今回においては取り下げをし、再考願いたいと考えるが、どうか。
 答え、年金や児童扶養手当など、公的保障が確立されてきていますので、提案を再考するということではなく、本提案のとおりお願いしたいと思います。
 問い、現在対象となっている子供さんについては、義務教育が終了するまで支給するということであるが、今後不幸にしてそのような事態が発生した場合、心のケアというか、心のサポート、代替案などを行政としてどのように考えているか。
 答え、生計中心者を失ってという場合については、圧倒的に母子世帯となることが多いのですが、社会福祉課には母子自立支援員という職員もおりますので、日常生活や資金の面でいろいろ親身になって相談するなど、母親との連携、サポートを常にとっていきたいと考えています。
 また、心のサポートということで、何らかの形で励ましの文書というか、そういったものを研究検討してまいりたいと考えています。
 問い、特定疾病患者に対する見舞金については支給を続けるようだが、どのような内容か。
 また、廃止するものがあったり、続けるものがあったりでバランスがとれていないように感じるが、市民にはどう理解、認識してもらおうと考えているのか。
 答え、特定疾病患者に対して、毎年お見舞金を差し上げていましたが、新年度からは新規の方に対して1回のみの支給ということに改めさせていただきたいと考えています。
 また、バランスがとれていないのではないかということにつきましては、確かにご指摘の面があろうと思いますけれども、今後福祉を支えていただいている民生児童委員さんとの連携や、さらには社会福祉課には母子自立支援員のほか、相談員や嘱託非常勤職員も配置されていますので、そういったところとの連携を密にするとともに、心のサポートということに意を用いながら行政推進に当たってまいりたいと思います。
 質疑終結後、太田委員から反対の立場で、本条例の廃止は今日の行財政改革の中にあっても余りにも拙速であり、市民への理解という点からも大きくかけ離れた福祉切り捨てを象徴する議案である。
 雇用や家庭環境の理由で無年金者も多く発生している今日、決して使命が終わったということにはならない。ましてや一般家庭にとっては月額3,000円は少額であっても、月額4万円程度の児童扶養手当対象世帯など、低収入の世帯にとっては決して少額とは言えないのである。
 また、議案の提案時期についても予算とは別個に、もっと早い段階で提案されるべきものと考えることから、今回は取り下げをし、改めて見直しの提案を行うなり、慎重な取り扱いを求めるとの討論がありました。
 また、渡辺委員から賛成の立場で、災害遺児を持つ家庭の経済状況は、年金制度等の改正に伴い公的保障が確立されたと、残念ではあるが今日までの32年間の目的は終わったと質疑を通して判断したところである。
 今後不幸にしてこうしたことが発生した場合には、せめてもの心のサポート・ケアを十分果たす行政努力を何よりも強く求める。災害遺児家庭の自立に向けた行政的立場での心のケアを心から願うものであるとの討論がありました。
 また、北畑委員から同じく賛成の立場で、今回の条例廃止提案については、一つには唐突の感があり、二つには廃止内容に疑義があったことから、それをただしましたが、今後の所管の創意、工夫、努力に期待が持てる旨発言があったこと、また説明責任に関しては行財政の状況をかんがみて、今後に重要な課題を残していますが、その責任を議会と市民に果たす旨の発言もありました。
 本市を取り巻く財政状況は、今後ますます厳しさが増す中で、この種の提案に関しては基本的な整理をし、説明責任を行い、提出されることを願うものであるとの討論がありました。
 討論終結後、採決を行い、議案第24号は賛成多数をもって可決すべきものと決定いたしました。
 次に、平成15年請願第3号年金改悪反対、大増税の中止を求める「意見書」採択の請願書については、平成15年第4回定例会において当委員会に付託され、委員会を昨年12月12日、本年2月13日、3月12日の3回にわたり開催し、3月12日には紹介議員の松沢議員に出席を求め、請願趣旨の説明を受け、審査を行ったところです。
 請願者は、全日本年金者組合深川支部執行委員長、北風一憲氏で、請願の要旨は、安心できる年金制度を確立するために全額国庫負担による最低保障年金制度を創設し、無年金者や低額年金者をなくすこと、ほか1項にわたる年金制度の改善について国への意見書提出を求めるものです。
 松沢議員からは、請願の願意として、現在国会で年金改革関連法案が議論されているが、国会決議に基づき、基礎年金に対する国庫負担を2分の1に引き上げること、あわせてこの財源として消費税を増税することのないようになどの意見の開陳がありました。
 質疑終了後、採決を行い、平成15年請願第3号は全会一致をもって趣旨採択すべきものと決定いたしました。
 以上で社会民生常任委員会の報告を終わります。

〇議長(川中 裕君) これより一括質疑に入ります。

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(川中 裕君) 質疑を終わります。
 本件は討論の通告がありますので、指名します。
 北名議員。

〇20番
(北名照美君)〔登壇〕 日本共産党議員団を代表いたしまして、議案第24号深川市災害遺児手当支給条例を廃止する条例について、反対の立場で討論します。
 本議案については、提案された本会議で付託される常任委員会に私たちは委員を持っていないということもありましたし、何点か質疑をいたしました。また、ただいまの委員会報告によってもその内容がより明らかになりました。
 災害遺児への見舞金を打ち切る、廃止するという本案には、到底納得できるものではありません。今回の予算審査で明らかになったように、福祉切り捨ての典型的な一案であります。
 しかも、その削減額たるやわずか年間7万2,000円ということであります。何をか言わんや、例えば市長交際費をわずか2%カットすれば事足りる額であります。
 この数日、私のところに何人もの市民から、温泉公衆浴場の割引券廃止あるいは敬老会の助成金廃止などについて怒りの声が届いております。市民の置かれている状況が深刻なだけに、それは当然のことです。
 新田次郎の「怒る富士」という小説の中に、次のような言葉がありました。「民百姓を見捨ててはならない。また、民百姓に見捨てられてはならない」。今河野市政は、市民、有権者から見捨てられつつあるのではないかと、こういう思いがしますが、市長、あなたはどう思っているでしょうか。同じことは、こうした福祉切り捨てを唯々諾々と認めるならば、市議会議員にも当てはまることと思います。
 私たち日本共産党は、志を同じくする議員や市民の皆さんとともに、福祉を守るために奮闘する決意であります。
 以上で討論といたします。

〇議長
(川中 裕君) これより採決します。
 初めに、議案第24号を採決します。
 この採決は、起立によって行います。
 本件に対する委員長の報告は可決であります。
 本件は委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。

(賛成者起立)

〇議長(川中 裕君) 起立多数。
 よって、議案第24号は委員長の報告のとおり可決されました。
 次に、平成15年請願第3号を採決します。
 本件に対する委員長の報告は趣旨採択であります。
 本件は委員長の報告のとおり決定することに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(川中 裕君) 異議なしと認め、よって平成15年請願第3号は委員長の報告のとおり趣旨採択することに決定しました。


〇議長(川中 裕君) 日程第4 委員会報告第5号議案第25号深川市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例についてないし議案第29号市道の路線認定について及び請願第3号労災保険制度の国営存続を求める請願書の6件を議題とします。
 本件について委員長の報告を求めます。
 八木経済建設常任委員長。

〇経済建設常任委員長(八木茂章君)〔登壇〕 ただいま議題となりました議案第25号深川市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例についてないし議案第29号市道の路線認定について及び請願第3号労災保険制度の国営存続を求める請願書、以上6件について、経済建設常任委員会で審査いたしました概要と結果についてご報告申し上げます。
 議案第25号ないし議案第29号及び請願第3号は、本定例会において当委員会に付託され、3月11日に委員会を開催し、所管の部課長等の出席を求め審査を行いました。
 初めに、議案第25号深川市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例について、質疑の中から主なものを申し上げます。
 問い、有料化以降、今回の追加以外で市民から要望等はあったか。
 答え、他の袋についても種類をふやしてほしいという要望が若干ありますが、不燃ごみは既に3種類ありますし、可燃ごみは小さい袋の要望でしたが、実態としては一番大きい40リットルの袋の使用が圧倒的に多い状況ですので、非常に少ないケースだと判断しています。
 袋の種類は、多い方が使う人にとっては便利ですが、実務上、店頭の販売エリアが広くなる、またさまざまな手数等を考えた場合、生ごみ以外については現行の数で対応したいと考えています。
 さらに、アンケートでは1枚ずつ購入したい等の要望がありましたが、現行の5枚1袋からさらに小分けすると、店頭で非常に手間がかかりますので、現在のところ考えていません。
 また、収集体制では、空き缶、空き瓶の収集日などについて要望がありましたが、収集地域など総合的に考えて、意見を聞く中で誤りのない対応をしたいと考えています。
 問い、今回の追加について、市民周知の方法をどのように考えているのか。
 答え、今回の場合、7月1日より少し早い時点で店頭に並びますので、それが最大のPRと考えていますが、議決いただいた場合、お知らせあるいは広報等で周知するほか、行政連絡員が集まる会合等で説明するなど、できる範囲でさまざまな方法を考え、周知したいと思います。
 問い、袋の強度が不足していると感じるが、もう少し強度のある袋にならないか。
 答え、袋は普通のレジ袋等より強いものを用意していますが、底や取っ手の部分が破れるという話を数回聞いたことがあります。現時点では、統計的あるいは完全な実証をしていませんので、今後さらに研究をしたいと思います。
 また、生ごみだけに着目した場合、現在の7リットルや14リットルの袋に目いっぱい詰め込んでいることも考えられますので、今回3.5リットルの袋を追加し、小分けして出していただくことである程度解消できると考えますが、今後ごみステーションあるいは排出の状況をさらに注意深く見守りたいと思います。
 質疑終結後、採決に入り、議案第25号は全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
 次に、議案第26号深川市廃棄物処理施設設置条例の一部を改正する条例について申し上げます。
 議案第26号は、現地調査を含め慎重な審査を行った結果、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
 次に、議案第27号深川市手数料徴収条例の一部を改正する条例について、質疑の中から主なものを申し上げます。
 問い、滝川市の法務局とのかかわりはどうなるのか。
 答え、深川管内は旭川市の地方法務局の取り扱いになり、登記の関係は台帳等の整備の関係で地域が指定されますので、滝川市の法務局に行って登記することはありません。
 問い、司法書士等を通じて行う場合は、どの程度の料金になるのか。
 答え、司法書士の報酬は、基本的に定額料金ではなく、基準表で基準額が定められています。所有権移転登記は金額により若干異なりますが、500万円までであれば1万7,960円と高額になります。
 問い、改正前と改正後の手数料の総額はどの程度になるのか。
 答え、嘱託登記に関しては、改正前の平成15年度では、当初予算額で約30万円を見込んでおり、改正後の平成16年度予算では50万8,000円を見込んでいます。
 問い、他市町村の例を見ると、手数料にばらつきがあるが、積算根拠に一定の基準はあるのか。
 答え、積算根拠は、特に規定があるものではなく、実費で積算されていると推測しますが、法務局までの距離やそれに要する人件費等の積算によって若干変わってくると考えます。
 質疑終結後、採決に入り、議案第27号は全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
 次に、議案第28号市道の路線廃止について及び議案第29号市道の路線認定については、現地調査を含め一括審査を行いました。質疑の中から主なものを申し上げます。
 問い、今回の道道から市道への切りかえの理由や必要性について。
 答え、今回の廃止、認定は、一般廃棄物最終処分場の整備に伴い、数年前に地域から市道一已9丁目線の早期拡幅整備の要望があったものです。しかし、この路線は凹凸箇所や急カーブ、急勾配で危険な箇所があり、市が整備すると相当な年数や多額な経費を要するほか、橋梁等も途中にあることから、北海道に精力的に要請をした結果、道の配慮で道道多度志一已線は丸山の西側を通るルートから丸山の東側を通るルートへ昨年4月に切りかわりました。
 このことで、一已9丁目線の三番通線から北側に向けて道が昨年から整備を開始し、残りの五番通りまでの区間は、地域との協議経過もありますので、市が国庫補助を得て整備を図ることになっており、道及び市が一已9丁目線の整備に尽力するという経過で道道へ昇格し、今回市道にかかわる部分について廃止するものです。
 問い、市道の重複認定は市内でどの程度あるのか。
 答え、路線として部分的に間が抜けた状態では市道認定ができないため、市内では28カ所、市道では47路線を重複して認定しています。
 問い、今回の廃止、認定以外の重複部分はどうなるのか。
 また、道道と市道の重複認定路線の維持管理は、道または市のどちらが主体的に行っているのか。
 答え、道道多度志一已線の今回の廃止、認定以外の部分は、4月2日で重複認定は解除されます。
 維持管理については、今回の路線の場合、本年3月まで丸山の西側を通る部分については道が管理し、東側を通る部分については市が管理を行っています。最終的には、4月2日に完全に切りかえをして、新年度から道が管理していた部分は市が、市が管理していた部分は道で管理を行うことで準備を進めています。
 このように、重複認定の場合の維持管理は、それぞれ道が管理する部分と市が管理する部分があります。
 質疑終結後、採決に入り、議案第28号及び議案第29号は全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
 次に、請願第3号 労災保険制度の国営存続を求める請願書について申し上げます。
 請願者は、連合北海道深川地区連合会会長、丸山治樹氏で、請願の要旨は、総合規制改革会議により労災保険制度の民営化が検討され、第3次答申が示されたが、労働者保護を担ってきた本制度を国の直轄制度として存続するよう、関係機関へ意見書提出を求めるものです。
 委員会では、労災保険は営利を目的とする民間企業にはなじまない。さらに、企業の倒産等で制度そのものが危うくなるなど、将来にわたりさまざまな問題が指摘されており、国が責任を持って運営すべきである。
 監督行政と保険を国が一体で進めてきたからこそ、適正な認定や労働災害の未然防止等が図られてきた。これを切り離すと、労働者保護は後退すると考えられ、民営化には極めて疑問があるなど、賛成の立場で意見があり、審査の結果、採決を行い、請願第3号は全会一致をもって採択すべきものと決定し、あわせて別紙ご配付の意見書を関係機関に送付することを決定いたしました。
 以上で経済建設常任委員会の報告を終わります。

〇議長(川中 裕君) これより一括質疑に入ります。

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(川中 裕君) 質疑を終わります。
 本件は討論の通告がありませんので、これより採決に入ります。
 最初に、議案第25号を採決します。
 本件に対する委員長の報告は可決であります。
 本件は委員長の報告のとおり決定することに異議ありませんか。

(「異義なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(川中 裕君) 異議なしと認め、よって議案第25号は委員長の報告のとおり可決されました。
 次に、議案第26号を採決します。
 本件に対する委員長の報告は可決であります。
 本件は委員長の報告のとおり決定することに異議ありませんか。

(「異義なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(川中 裕君) 異議なしと認め、よって議案第26号は委員長の報告のとおり可決されました。
 次に、議案第27号を採決します。
 本件に対する委員長の報告は可決であります。
 本件は委員長の報告のとおり決定することに異議ありませんか。

(「異義なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(川中 裕君) 異議なしと認め、よって議案第27号は委員長の報告のとおり可決されました。
 次に、議案第28号及び議案第29号を一括して採決します。
 本件に対する委員長の報告は可決であります。
 本件は委員長の報告のとおり決定することに異議ありませんか。

(「異義なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(川中 裕君) 異議なしと認め、よって議案第28号及び議案第29号は委員長の報告のとおり可決されました。
 次に、請願第3号を採決します。
 本件に対する委員長の報告は採択であります。
 本件は委員長の報告のとおり決定することに異議ありませんか。

(「異義なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(川中 裕君) 異議なしと認め、よって請願第3号は委員長の報告のとおり採択することに決定しました。
 次に、意見案第2号を採決します。
 本件は原案のとおり決定することに異議ありませんか。

(「異義なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(川中 裕君) 異議なしと認め、よって意見案第2号は原案のとおり可決されました。


〇議長(川中 裕君) 日程第5 決議案第2号行財政改革緊急プログラム執行にあたって十分な市民説明を求める決議を議題とします。
 提出者の説明を求めます。
 高桑議員。

〇19番(高桑幸雄君)〔登壇〕 議題となりました行財政改革緊急プログラム執行にあたって十分な市民説明を求める決議について、提案者を代表して提案理由の説明を行います。
 既に案文につきましては、各議員のところに配付されていますので、案文の朗読は省略をさせていただきます。
 簡単に提案理由の趣旨を申し上げます。今日地方自治体の財政は、危機的な状況にあることは既にご案内のとおりであります。深川市の平成16年度を初年度とする3カ年の行財政改革大綱及び緊急プログラムを提案されました。このことは、3カ年後にも続くことと私は予想しております。
 さて、今予算議会を通した最大の課題は、市民との協働をどう進めるか、その前提となる情報の共有と説明責任の重大さが問われました。今後市民の理解のもとに協働体制を築くためには、市理事者はもちろん、議会にも予算の賛成、反対にかかわらず、説明責任を果たさなければなりません。
 ここで、事実としての話を二つ申し上げます。一つは、敬老会であります。私の町内会は、総会を前にした役員会において、顧問であります私から3月の予算について説明を私の知る範囲で申し上げました。また、総会では今後の町内会の運営を含め敬老会の助成金がなくなると、こういうことも含めて、この敬老会の費目については暫定扱いとし、議会の終了を待って予算の組みかえをすることになりました。
 もう一つは、旭川の老人バス券の問題が2日前の新聞に出ておりました。旭川の市長は、これに所得制限をつけ加えると、こういう提案をいたしましたけれども、議会からこのことに対する説明が不十分として指摘され、市長がこのことを撤回いたしました。
 これらの経過から、この際私は議会としてこれらのことを真摯に受けとめ、その必要性を考え、今回この決議案を提出した次第であります。
 議員各位の賛同をいただきますように心からお願い申し上げまして、私の提案理由の説明とさせていただきます。

〇議長(川中 裕君) これより質疑に入ります。

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(川中 裕君) 質疑を終わります。
 お諮りいたします。本件は、会議規則第36条第2項の規定によって委員会付託を省略したいと思いますが、異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(川中 裕君) 異議なしと認め、よって本件は委員会付託を省略することに決定しました。
 本件は討論の通告がありませんので、これより決議案第2号を採決します。
 この採決は、起立によって行います。
 本件は原案のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。

(賛成者起立)

〇議長(川中 裕君) 起立多数。
 よって、決議案第2号は可決されました。


〇議長(川中 裕君) 日程第6 意見案第3号平成16年度酪農畜産政策・価格対策に関する要望意見書ないし意見案第7号民事訴訟における弁護士報酬敗訴者負担制度導入に反対する意見書の5件を議題とします。
 提出者の説明を求めます。
 岡部議員。

〇9番(岡部誠二君)〔登壇〕 ただいま議題となりました意見案第3号平成16年度酪農畜産政策・価格対策に関する要望意見書ないし意見案第7号民事訴訟における弁護士報酬敗訴者負担制度導入に反対する意見書の5件について、提出者を代表し、提案理由の説明を申し上げます。
 本件につきましては、お手元に配付してあります内容により関係機関に提出するもので、内容の説明は省略いたしますが、議決くださいますようよろしくお願い申し上げます。

〇議長(川中 裕君) これより一括質疑に入ります。

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(川中 裕君) 質疑を終わります。
 お諮りします。本件は、会議規則第36条第2項の規定によって委員会付託を省略したいと思いますが、異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(川中 裕君) 異議なしと認め、よって本件は委員会付託を省略することに決定しました。
 本件は討論の通告がありませんので、これより意見案第3号ないし意見案第7号の5件を一括して採決します。
 本件は原案のとおり決定することに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(川中 裕君) 異議なしと認め、よって意見案第3号ないし意見案第7号は原案のとおり可決されました。


〇議長(川中 裕君) 日程第7 閉会中の継続審査の申し出についてを議題とします。
 本件は、社会民生常任委員長から、別紙ご配付のとおり閉会中の継続審査の申し出があります。
 お諮りします。申し出のとおり決定することに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(川中 裕君) 異議なしと認め、よって申し出のとおり閉会中の継続審査とすることに決定しました。


〇議長(川中 裕君) 日程第8 閉会中の所管事務調査の申し出についてを議題とします。
 本件は、総務文教常任委員長及び社会民生常任委員長から、別紙ご配付のとおり閉会中の所管事務調査の申し出があります。
 お諮りします。申し出のとおり決定することに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(川中 裕君) 異議なしと認め、よって申し出のとおり閉会中の所管事務調査とすることに決定しました。


〇議長(川中 裕君) これで本定例会に付議されました事件の審議はすべて終了しましたので、平成16年第1回深川市議会定例会を閉会します。


(午後 2時35分 閉 会)



記会議の記録に相違ないことを証するため、ここに署名する。
 
議    長  川 中   裕
 
( 7番)   石 上 統 一
 
(14番)   西 野 清 勝

[目次]