[目次]

平成23年 第1回

深川市議会定例会会議録 (第1号)

午前10時00分 開会
平成23年3月3日(木曜日)
午後0時03分 散会

〇議事日程(第1号)

日程第 1 会議録署名議員の指名
日程第 2 会期の決定について
日程第 3 諸般の報告
(1)議長諸般報告
(2)市長一般行政報告
(3)教育長教育行政報告
日程第 4 議案第19号 北空知圏振興協議会規約の一部を変更する規約について
日程第 5 議案第25号 町の区域の変更について
日程第 6 議案第26号 平成22年度深川市一般会計補正予算(第7号)
議案第27号 平成22年度深川市介護保険特別会計補正予算(第2号)
議案第28号 平成22年度深川市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)
議案第29号 平成22年度深川市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)
議案第30号 平成22年度深川市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)
議案第31号 平成22年度深川市下水道事業特別会計補正予算(第2号)
議案第32号 平成22年度深川市土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)
議案第33号 平成22年度深川市水道事業会計補正予算(第2号)
議案第34号 平成22年度深川市病院事業会計補正予算(第3号)
日程第 7 議案第35号 深川市公平委員会委員の選任について
日程第 8 議案第36号 深川市固定資産評価審査委員会委員の選任について
日程第 9 議案第37号 深川市固定資産評価審査委員会委員の選任について
日程第10 議案第38号 深川市固定資産評価審査委員会委員の選任について
日程第11 諮問第 1号 人権擁護委員候補者の推薦について
日程第12 諮問第 2号 人権擁護委員候補者の推薦について


(午前10時00分 開会)

○議長(北本 清美君) ただいまから平成23年第1回深川市議会定例会を開会します。


○議長(北本 清美君) これより本日の会議を開きます。


○議長(北本 清美君) 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員には、会議規則第78条の規定によって、楠議員、東出議員を指名します。

○議長(北本 清美君) 事務局長から諸般の報告を申し上げます。

〇議会事務局長(山岸 弘明君) 初めに、本定例会に付議されます事件は、市長から提出のありました議案35件及び諮問2件であります。
 次に、監査委員から11月分ないし1月分に関する例月出納検査結果報告の提出がありましたので、お手元に配付しております。
 次に、本定例会に説明員として出席通知のありました者の職・氏名を一覧表としてお手元に配付しております。
 次に、第1回定例会1日目の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。
 以上で報告を終わります。


○議長(北本 清美君) 日程第2 会期の決定についてを議題とします。
 お諮りします。本定例会の会期は、本日から3月23日までの21日間にしたいと思いますが、異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(北本 清美君) 異議なしと認め、よって会期は本日から3月23日までの21日間に決定しました。


○議長(北本 清美君) 日程第3 諸般の報告を行います。
 初めに、議長諸般報告を事務局長から申し上げます。

〇議会事務局長(山岸 弘明君) 平成22年第4回市議会定例会後の12月15日以降昨日までの議会の動静概要は、お手元に配付のとおりであります。
 これで議長諸般報告を終わります。

○議長(北本 清美君) 次に、市長一般行政報告を行います。
 山下市長。

〇市長(山下 貴史君)〔登壇〕 平成23年第1回市議会定例会の開会に当たり、一般行政の報告を申し上げます。
 初めに、平成22年国勢調査の人口及び世帯数の速報値について申し上げます。本調査は、昨年10月1日全国一斉に実施され、本市におきましては163人の国政調査員のご協力をいただき無事調査を終了したところであります。調査結果につきましては、2月15日北海道より速報値が公表されておりまして、これによりますと本市の人口及び世帯数は、2万3,720人、1万100世帯となっており、平成17年実施の国勢調査と比較しますと、人口では2,118人、8.2%の減となり、世帯数では454世帯、4.3%の減ということになったところであります。この数値は、第四次深川市総合計画での平成23年度目標人口を大きく下回っておりますことから、これらの状況を厳しく受けとめ、今後も引き続き人口対策等の推進に鋭意取り組んでまいりたいと考えているところであります。
 次に、第42回ふかがわ氷雪まつりについて申し上げます。冬の最大イベントでありますふかがわ氷雪まつりは、ことしは2月5日、6日の2日間にわたって花園公園において開催されました。会場内には、ことしも旭川陸上自衛隊第2特科連隊のご協力によるメーン大雪像や大すべり台、あわせて市内関係機関・団体の皆様による多数の氷像や市民雪像が制作され、また会場の一角では、青年会議所主催のあったか汁グルメグランプリを初め、まごころゆきだるま、親子で楽しむ焚き火バーベキュー、スノーモービル・ラフティングなどさまざまな趣向を凝らした催しが行われ、多くの市民や近隣市町の方々のご来場をいただき、大勢に楽しんでいただいたところであります。また、メーン会場以外でも、プラザ深川では、商店街振興組合連合会による商店街おもしろウオークラリーが、またJR深川駅構内では、深川駅と物産振興会によるほっと牛乳サービスなどが行われ、いずれも好評を博し氷雪まつり全体が盛況のうちに終了いたしたところであります。
 次に、市内高校生の就職希望者の内定状況について申し上げます。市内高等学校卒業予定者のうち就職希望者の内定状況につきましては、2月末現在で、就職希望者数64人に対し内定者は52人でございまして、就職内定率にいたしますと81.3%、就職未定者は12人ということになっております。これらの就職未定者につきましては、本市としましても学校を初め関係機関との連携により引き続き雇用環境の改善に努めてまいりたいと考えているところであります。
 次に、交通安全について申し上げます。昨年1年間は、交通死亡事故の抑止と交通事故件数の減少ということを重点目標としまして、関係機関・団体と連携して交通安全運動を展開してまいりました。しかし、北海道は、都道府県別では残念ながら東京都と並びまして、6年ぶりの交通事故死全国ワーストワンという残念な結果になってしまったところであります。その中で、昨年の本市における交通事故の状況は、交通事故件数が65件でございまして、前年を12件下回り、また事故死者数は3人でございまして、これも前年を3人下回るという結果になったわけでございます。しかしながら、負傷者数ということで見ますと、昨年1月に発生しましたJR函館本線踏切での大型ダンプと特急列車の衝突事故があったことなどから123人となりまして、前年より34人増加するという結果になったところであります。本年につきましては、現在までのところ大きな事故等は発生をいたしておりませんが、今後とも人命の尊重を基本に交通安全意識の高揚に努め、事故防止の徹底を図ってまいりたいと考えております。
 以上、行政の一端を申し上げ、報告とさせていだきます。

○議長(北本 清美君) 次に、教育長教育行政報告を行います。
 鈴木教育長。

〇教育長(鈴木 英利君)〔登壇〕 平成23年第1回市議会定例会の開会に当たり、教育行政の概要について報告を申し上げます。
 成人式について申し上げます。平成23年深川市成人式は、1月9日交流ホールにおいて171人の新成人の参加のもとに開催したところであります。新成人の皆さんは、成人としての自覚と責任を持ち、社会に貢献していくことを誓いあったところであります。式典に先立ち、深川混声合唱団コール・メムの合唱を行い、式典終了後には、箏みやび会小田社中による琴の演奏会を開催いたしました。最後に、参加者全員で集合写真を撮影し、盛会に終了したところであります。
 次に、深川市学校配置基本方針(検討素案)説明会について申し上げます。児童・生徒が年々減少する状況の中で、活力ある教育活動を展開し、子供たちにとって望ましい教育環境を実現することに向けて、教育委員会では、平成21年度から深川市小・中学校適正配置のあり方に関する懇話会を開催し、市立小中学校の適正規模と適正配置についてご意見やご提案などをいただく中で、教育委員会の一定の考え方として深川市学校配置基本方針(検討素案)をまとめました。この基本方針(検討素案)について、まず現在の児童・生徒の保護者の方を対象にご説明申し上げ論議をいただき、理解を深めることが必要であるとの考えで、小中学校の全保護者の方に本検討素案を配付するとともに説明会のご案内をいたしました。説明会は、1月31日から2月8日の間に市内五つの中学校区においてそれぞれ開催し、検討素案の説明と意見交換を行いましたが、今後さらに地域の方々との論議を深めてまいります。
 以上、教育行政の一端を申し上げ、報告といたします。

○議長(北本 清美君) これで諸般の報告を終わります。

○議長(北本 清美君) 日程第4 議案第19号北空知圏振興協議会規約の一部を変更する規約についてを議題とします。
 提出者の説明を求めます。
 山下市長。

〇市長(山下 貴史君)〔登壇〕 議案第19号北空知圏振興協議会規約の一部を変更する規約について提案理由を申し上げます。
 北空知圏振興協議会は、昭和46年8月の発足以来、深川市、沼田町、妹背牛町、幌加内町、秩父別町、そして北竜町の1市5町で連携をいたしまして、北空知地域の振興発展にいろいろ努めてまいりましたが、平成22年4月に幌加内町が、ご案内のように上川総合振興局管内に移行したことに伴い、同町より平成23年3月をもって北空知圏振興協議会を退会したい旨の申し入れがあり、平成22年12月開催の北空知圏振興協議会におきまして、当該幌加内町の退会の件について合意をしたところでございます。このことを受けまして、北空知圏振興協議会の規約について所要の変更を行うために、地方自治法第252条の6の規定により、本議会の議決を得ようとするものであります。なお、幌加内町については、引き続きオブザーバーとして本協議会に加わるということになっておりますので申し添えておきたいと思います。以上、よろしくご審議の上、議決くださいますようお願いを申し上げます。

○議長(北本 清美君) これより質疑に入ります。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(北本 清美君) 質疑を終わります。
 お諮りします。本件は、会議規則第36条第3項の規定によって委員会付託を省略したいと思いますが異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(北本 清美君) 異議なしと認め、よって本件は委員会付託を省略することに決定しました。
 本件は討論の通告がありませんので、これより議案第19号を採決します。
 本件は原案のとおり決定することに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(北本 清美君) 異議なしと認め、よって議案第19号は原案のとおり可決されました。


○議長(北本 清美君) 日程第5 議案第25号町の区域の変更についてを議題とします。
 提出者の説明を求めます。
 山下市長。

〇市長(山下 貴史君)〔登壇〕 議案第25号町の区域の変更について提案理由を申し上げます。
 本議案は、土地区画整理法に基づく深川駅北土地区画整理事業の換地計画により、区域の中心的道路として整備いたしました市道駅北本通線が、現在の町の区域を分断しておりますことから、同市道を機軸として当該地区の町の区域の一部を変更するため、地方自治法第260条第1項の規定に基づき、議会の議決をいただこうとするものであります。よろしくご審議の上、議決くださいますようお願いを申し上げます。

○議長(北本 清美君) これより質疑に入ります。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(北本 清美君) 質疑を終わります。
 お諮りします。本件は、会議規則第36条第3項の規定によって委員会付託を省略したいと思いますが異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(北本 清美君) 異議なしと認め、よって本件は委員会付託を省略することに決定しました。
 本件は討論の通告がありませんので、これより議案第25号を採決します。
 本件は原案のとおり決定することに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(北本 清美君) 異議なしと認め、よって議案第25号は原案のとおり可決されました。


○議長(北本 清美君) 日程第6 議案第26号平成22年度深川市一般会計補正予算ないし議案第34号平成22年度深川市病院事業会計補正予算の9件を議題とします。
 提出者の説明を求めます。
 初めに、議案第26号。
 平山財政課長。

〇財政課長(平山 泰樹君)〔登壇〕 議案第26号平成22年度深川市一般会計補正予算(第7号)についてご説明を申し上げます。
 第1条で歳入歳出にそれぞれ1億5,926万2,000円を追加し、予算の総額を160億220万円とするものであり、第2条で債務負担行為の追加及び変更を、第3条で地方債の追加及び変更を定め、第4条で繰越明許費の設定を行うものであります。
 初めに、20ページからの歳出予算についてご説明を申し上げます。なお、今回の補正予算は、年度中の事務事業の効率化を図り、経費の節減に努め、執行残の生じたもの及び補助事業等の確定によるものなど減額補正がその多くの部分を占めておりますので、主に増額補正にかかわる部分についてご説明をさせていただきたいと存じます。
 初めに、26ページをごらんください。3款民生費、1項2目障がい者福祉費、説明欄2、療育センター施設維持管理16万5,000円の増額と、後ほど出てまいりますけれども37ページにあります4款衛生費、1項4目保健事業費、健康福祉センター施設維持管理66万2,000円の増額、これらにつきましては、健康福祉センターの暖房用灯油が単価増等のために不足することになりましたため増額するものでございます。
 同じく、3目老人福祉費、福祉除雪サービス事業42万3,000円の増額は、年初からの降雪により福祉除雪を希望する世帯が当初見込みよりもふえていることによるものでございます。
 飛びまして、32ページをごらんください。5項1目総合福祉センター費3,465万円の増額補正は、国の支援を受けて、総合福祉センターの暖房給湯設備を改修し、高齢者、障がい者、子供が利用する談話室の整備、会議室等の整備を行うものであります。
 34ページをお開きください。6項1目国民健康保険費2,403万8,000円の増額補正は、保険基盤安定費負担金の確定、出産育児一時金の増及び国保財政安定化支援事業に係る繰り出しを実施するものであります。
 40ページをお開きください。4款衛生費、3項1目病院費5,289万9,000円の増額は、市立病院に係る特別交付税に算入された項目及び事業執行による精算を行うものなどであります。
 次の42ページをお開きください。5項2目上水道費274万6,000円の増額は、説明欄1、低所得世帯負担軽減措置で46万1,000円、3、高料金対策に251万9,000円、基礎年金拠出金等でございます。
 次の44ページをお開きください。6款農林水産業費、1項4目農業振興費1,120万円の増額補正は、昨年発生いたしました水稲いもち病に対してより一層の防除対策を推進するため、その一部を支援するものであります。
 48ページをごらんください。7款商工費、1項2目商工振興費40万円の増額補正と、後ほど出てまいりますアートホール東洲館に係る12万円の増額補正は、経済センターの燃料費の不足を補うものであります。
 次の50ページをお開きください。8款土木費、2項2目道路維持費の補正のうち、説明欄2、除排雪450万円の増額は、年明け以降の豪雪による排雪ダンプ借り上げ費用の増額等によるものであります。
 飛びまして、54ページをお開きください。4項6目土地区画整理事業費1,140万円の増額補正は、起債額確定により繰出金が増加したものであります。
 飛びまして、62ページをごらんください。10款教育費、3項1目中学校学校管理費、説明欄3、学校暖房等200万円の増額補正は、灯油単価の値上がり等によるものであります。
 次の64ページをお開きください。5項3目給食センター費50万円の増額補正は、重油価格の値上がりによるものでございます。
 次の66ページをお開きください。先ほど申し上げました7項3目文化奨励費12万円の増額は、灯油の値上がりによるものであります。
 少し飛びまして、70ページをお開きください。13款諸支出金、1項6目減債基金費1億9,160万円の増額は、今後償還が始まることが見込まれる過疎債のソフト事業分などの償還に備えるため、基金積み立てを行うものであります。
 7目公共施設整備基金費1億2,000万円の増額は、老朽化が進む公共施設の補修や修繕に備えて、あらかじめ基金に積み立てを行おうとするものであります。
 9目教育振興基金費20万円の増額補正及び10目水田農業確立対策基金費53万円の増額補正は、それぞれ市に対する寄附金を積み立てるものであります。
 戻りまして、5ページをお開きください。第2表債務負担行為補正についてご説明を申し上げます。新たに追加する地方道路等整備事業につきましては、早期発注、完成を目指すものでありまして、変更いたします金銭登録機リースほか1件については、事業費確定により限度額の変更を図るものであります。
 同じページの第3表地方債補正について説明をいたします。地方債補正は、農業ステップアップ推進事業ほか15事業については過疎地域自立促進特別事業、いわゆる過疎債ソフト分を追加し、次の6ページ農業基盤整備事業債ほか4事業につきましては事業の確定による変更を図り、また臨時財政対策債については確定いたしましたことにより変更をし、また過疎債ソフト分である休日・夜間急病診療体制確保対策事業債については事業の確定により変更するものであります。その結果、地方債の限度額の合計を12億6,860万7,000円にしようとするものであります。
 次に、同じページの第4表繰越明許費は、年度内の事業の完了が見込めないことから、あらかじめ上限額を設定いたしまして平成23年度に繰り越しを行うものであります。
 次に、10ページをお開きください。歳入予算につきましては、地方交付税等において額の確定により補正をするとともに、国庫支出金及び道支出金等の特定財源の変更により剰余となります財源につきましては、18款繰入金において財政調整基金、減債基金及び公共施設整備基金などで約1億4,000万円減額しようとするものであります。
 以上、一般会計補正予算についてご説明を申し上げましたが、原案に賛同賜りますようよろしくお願いを申し上げます。

○議長(北本 清美君) 次に、議案第27号ないし議案第29号。
 通市民福祉部長。

〇市民福祉部長(通 義美君)〔登壇〕 私から、議案第27号ないし議案第29号の3特別会計補正予算についてご説明を申し上げます。
 初めに、議案第27号平成22年度深川市介護保険特別会計補正予算(第2号)について説明を申し上げます。
 第1条で歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ2億701万3,000円を減額し、予算の総額を20億3,381万4,000円にしようとするものであります。
 歳出からご説明申し上げますので、12ページをお開きください。3、歳出、1款3項1目介護認定審査会費201万1,000円の減額は、深川市ほか5町で設置している介護認定審査会の委員研修等の開催回数の減によるものであります。
 次に、14ページをお開きください。2款1項介護サービス等諸費2億4,677万8,000円の減額は、各目におけるサービスの利用者が当初見込みを下回ったことによるものであります。
 次に、16ページをお開きください。2款2項1目高額介護等サービス費622万4,000円の減額は、利用者負担が高額となる施設介護サービス等の利用者が当初見込みを下回ったことによるものであります。
 2目高額医療合算介護サービス費559万5,000円の増額は、介護保険と医療保険の利用者負担を合算し、一定の額を超える支給対象者が当初見込みを上回ったことによるものであります。
 次に、18ページをお開きください。3款2項4目任意事業費354万9,000円の減額は、在宅老人等給食サービス事業において、対象者の入院や施設入所または他の介護サービス利用などにより、配食数が当初見込みを下回ったことによるものであります。
 次に、20ページをお開きください。4款1項1目介護保険準備基金積立金4,595万4,000円の増額は、介護サービス給付費等の減額等に伴い生じる保険料剰余分を介護保険準備基金へ積み立てるものであります。
 戻りまして、8ページをお開きください。2、歳入、1款1項1目第1号被保険者保険料233万3,000円の増額は、被保険者数が増加したことなどによるものであります。
 2款1項1目認定審査会負担金98万2,000円の減額は、介護認定審査会費の減額に伴う北空知5町からの負担金が減となるものであります。
 3款1項1目介護給付費負担金4,204万2,000円の減額及び2項1目調整交付金1,855万5,000円の減額は、国庫支出金の対象保険給付費の減によるものであります。
 2項3目地域支援事業交付金64万9,000円の減額は、交付金対象事業費の減によるものであります。
 4款1項1目介護給付費交付金7,422万3,000円の減額及び5款1項1目介護給付費負担金3,836万5,000円の減額は、支払基金交付金や道支出金の対象保険給付費の減によるものであります。
 5款2項2目地域支援事業交付金32万4,000円の減額は、交付金対象事業費の減によるものであります。
 7款1項1目一般会計繰入金3,227万8,000円の減額は、繰り入れ対象の総務費や保険給付費及び地域支援事業費の減によるものであります。
 10ページをお開きください。9款3項4目雑入192万8,000円の減額は、在宅老人等給食サービス事業の減に伴う利用者負担金の減によるものであります。
 以上で、介護保険特別会計の説明を終わらせていただきます。
 次に、議案第28号平成22年度深川市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)についてご説明を申し上げます。
 第1条で歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ666万1,000円を減額し、予算の総額を34億7,643万9,000円にしようとするものであります。
 歳出からご説明申し上げますので、12ページをお開きください。3、歳出、1款1項1目一般管理費63万4,000円の増額は、レセプトの電子化に伴う国保連合会への分担金の増によるものであります。
 次に、14ページをお開きください。1款4項1目特別対策事業費90万9,000円の減額は、非常勤職員共済掛金の増及び事務費節減などによる不用額の減によるものであります。
 次に、16ページをお開きください。2款1項1目一般被保険者療養給付費2,100万円の減額は、一般被保険者に係る療養給付費の減によるものであります。
 2目退職被保険者等療養給付費1,500万円及び3目一般被保険者療養費410万円及び4目退職被保険者等療養費12万円の増額は、それぞれの費用の増によるものであります。
 次に、18ページをお開きください。2款2項1目一般被保険者高額療養費1,300万円及び2目退職被保険者等高額療養費200万円の増額は、それぞれの費用の増によるものであります。
 3目一般被保険者高額介護合算療養費150万円の減額は、一般被保険者に係る高額介護合算療養費の減によるものであります。
 次に、20ページをお開きください。2款3項1目出産育児一時金84万円の増額は、出産件数の増の見込みによるものであります。
 次に、22ページをお開きください。6款1項1目介護納付金47万1,000円の減額は、道納付金の確定に伴う減によるものであります。
 次に、24ページをお開きください。7款1項1目高額医療費拠出金377万1,000円及び2目保険財政共同安定化事業拠出金1,206万4,000円の減額は、拠出金の確定によるものであります。
 次に、26ページをお開きください。8款1項1目特定健康診査等事業費194万円の減額は、特定健診等の委託料の減及び特定保健指導用の備品購入費の増によるものであります。
 次に、28ページをお開きください。8款2項1目保健衛生普及費70万円の減額は、医療費通知に要する費用の減によるものであります。
 戻りまして、8ページをお開きください。2、歳入、1款1項国民健康保険税1,700万円の増額は、国保税の調定見込みの増によるものであります。
 2款1項1目療養給付費等負担金4,975万3,000円の減額は、変更申請に伴う減によるものであります。
 2目高額医療費共同事業負担金94万3,000円の減額は、同負担金の確定によるものであります。
 3目特定健康診査等負担金125万5,000円の増額は、補助金申請に伴う増によるものであります。
 2項1目財政調整交付金1,771万2,000円の減額は、実績報告に伴う減によるものであります。
 2目出産育児一時金補助金6万円の増額は、出産件数の増によるものであります。
 3款1項1目療養給付費交付金1,711万3,000円の減額及び4款1項1目前期高齢者交付金71万1,000円の増額は、同交付金の確定によるものであります。
 次に、10ページをお開きください。5款1項1目高額医療費共同事業負担金94万3,000円の減額は、同負担金の確定によるものであります。
 2目特定健康診査等負担金125万5,000円の増額は、補助金申請に伴う増によるものであります。
 2項1目道財政調整交付金552万5,000円の減額は、同交付金の変更申請に伴う減によるものであります。
 6款1項共同事業交付金2,490万5,000円の減額は、同交付金の確定によるものであります。
 8款1項1目一般会計繰入金2,403万7,000円の増額は、保険基盤安定負担金及び財政安定化支援金等の増によるものであります。
 2項1目基金繰入金は、収支不足のため6,591万5,000円の増額を行うものであります。
 以上で、国民健康保険特別会計補正予算の説明を終わらせていただきます。
 次に、議案第29号平成22年度深川市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)についてご説明を申し上げます。
 第1条で歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ2,064万3,000円を減額し、予算の総額を3億1,984万1,000円にしようとするものであります。
 歳出からご説明申し上げますので、10ページをお開きください。3、歳出、2款1項1目後期高齢者医療広域連合納付金2,064万3,000円の減額は、平成22年度保険料収入見込みの減に伴う広域連合への保険料負担金1,949万1,000円の減額及び平成22年度後期高齢者医療保険基盤安定負担金の決定に伴う負担金115万2,000円の減額によるものであります。
 戻りまして、8ページをお開きください。2、歳入、1款1項1目特別徴収保険料1,328万2,000円の減額は、現年度特別徴収保険料収入見込み額の減に伴う減額であります。
 2目普通徴収保険料620万9,000円の減額は、現年度分普通徴収保険料収入見込み額の減に伴う696万5,000円の減額及び滞納繰り越し分普通徴収保険料の確定に伴う75万6,000円の増額であります。
 4款1項1目一般会計繰入金115万2,000円の減額は、平成22年度保険料収入見込み額の減に伴う保険基盤安定繰出金の減額であります。
 以上で、後期高齢者医療特別会計補正予算の説明を終わらせていただきますが、3特別会計に係る補正予算について、よろしくご審議の上、原案にご賛同賜りますようお願いを申しあげます。

○議長(北本 清美君) 次に、議案第30号ないし議案第33号。
 松浦建設水道部長。

〇建設水道部長(松浦 龍行君)〔登壇〕 議案第30号から議案第33号までの4議案についてご説明申し上げます。
 初めに、議案第30号平成22年度深川市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)についてご説明申し上げます。
 第1条で歳入歳出予算の総額から、600万円を減額し、予算の総額を1億4,700万円にしようとするものでございます。
 第2条は債務負担行為の変更、第3条は地方債の変更及び廃止でございます。
 歳出からご説明申し上げますので、10ページをお開き願います。3、歳出、3款1項3目個別排水処理施設整備費600万円の減額は、合併処理浄化槽の予定設置基数の減少見込みによる工事請負費の減額でございます。
 戻りまして、4ページをお開き願います。第2表の債務負担行為補正は、水洗化資金融資件数の確定に伴い、個別排水処理施設整備事業は限度額を変更し、農業集落排水事業は廃止するものでございます。
 第3表の地方債補正は、個別排水処理施設整備事業の工事費の変更に伴い、限度額を600万円減額し、1,010万円とするものでございます。
 次に、歳入についてご説明申し上げますので、8ページをお開き願います。2、歳入、6款1項1目個別排水処理施設整備事業債600万円の減額は、工事費の変更に伴う起債借入額の減額でございます。
 以上で農業集落排水事業特別会計補正予算の説明を終わります。
 次に、議案第31号平成22年度下水道事業特別会計補正予算(第2号)についてご説明申し上げます。
 第1条で歳入歳出予算の総額に1億955万円を増額し、予算の総額を9億3,955万円にしようとするものでございます。
 第2条は債務負担行為の変更、第3条は地方債の追加及び変更、第4条は繰越明許費の設定でございます。
 歳出から申し上げますので、10ページをお開き願います。3、歳出、1款1項1目一般管理費37万円の増額は、人事異動によります負担金の増額でございます。
 2目施設維持管理費650万円の減額は、事業費確定見込みによるものでございます。
 次に、12ページをお開き願います。2款1項1目元金1億1,568万円の増額は、公的資金の補償金免除による繰上償還額でございます。
 戻りまして、4ページをお開き願います。第2表の債務負担行為補正は、平成22年度中の水洗化資金融資件数の確定に伴い、限度額を変更するものでございます。
 第3表の地方債補正は、補償金免除繰上償還に伴い、低利子に借りかえるための借換債1億1,540万円を追加し、また特別措置分につきましては、確定見込みにより限度額を20万円増額し、3,930万円とするものでございます。
 第4表の繰越明許費は、社会資本整備総合交付金を活用する下水道雨水管布設工事を次年度に繰り越して実施しようとするものでございます。
 次に、歳入についてご説明申し上げますので、8ページをお開き願います。2、歳入、2款1項1目下水道使用料605万円の減額は、下水道使用世帯数の減少や節水等による処理水量の減少によるものでございます
 7款1項1目下水道事業債1億1,560万円の増額は、先ほど第3表の地方債補正でご説明申し上げた内容のとおりでございます。
 以上で下水道事業特別会計補正予算の説明を終わります。
 次に、議案第32号平成22年度深川市土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)についてご説明申し上げます。
 本補正では、歳入歳出予算の総額に変更はございませんが、第1条で歳入歳出予算の区分ごとの金額の補正を、第2条で地方債の変更を図ろうとするものでございます。
 歳出からご説明申し上げますので、10ページをお開き願います。3、歳出、1款1項1目土地区画整理事業費は、地方債確定見込みによる財源内訳の補正でございます。
 戻りまして、3ページをお開き願います。第2表の地方債補正は、地方債の確定見込みにより限度額を1,140万円減額し、4,560万円に変更しようとするものでございます。
 次に、歳入についてご説明申し上げますので、8ページをお開き願います。2、歳入、3款1項1目一般会計繰入金の1,140万円の増額及び5款1項1目土地区画整理事業債の1,140万円の減額は、いずれも地方債確定見込みによるものでございます。
 以上で土地区画整理事業特別会計補正予算の説明を終わります。
 次に、議案第33号平成22年度深川市水道事業会計補正予算(第2号)についてご説明申し上げます。
 今回の補正は、地方公営企業繰出金の基準変更による一般会計補助金の増と事業費確定見込みによる消費税納付額の増及び不用額の減が主な内容でございます。
 初めに、予算本文についてご説明申し上げます。第2条では、予算第3条に定めた水道事業収益の営業外収益に314万円増額、水道事業費用の営業費用から120万円減額及び営業外費用に120万円を増額するものでございます。
 第3条では、予算第7条に定めた他会計からの補助金を314万円増額するものでございます。
 3ページをお開き願います。収益的収入及び支出についてご説明申し上げます。収入の部、1款2項2目他会計補助金314万円の増額は、地方公営企業への繰出金の基準が変更となったことから、一般会計補助金が増額となるものでございます。
 支出の部、1款1項2目配水及び給水費120万円の減額及び2項3目消費税及び地方消費税120万円の増額は、いずれも事業費確定見込みによるものでございます。
 以上、4会計にかかわる補正予算につきまして、ご説明申し上げましたが、ご審議の上、原案にご賛同賜りますようよろしくお願い申し上げます。

○議長(北本 清美君) 次に、議案第34号。
 川端市立病院事務部長。

〇市立病院事務部長(川端 政幸君)〔登壇〕 議案第34号平成22年度深川市病院事業会計補正予算(第3号)についてご説明申し上げます。
 初めに、予算本文について申し上げます。第2条では、平成22年度深川市病院事業会計予算第2条に定めた業務の予定量中、年間患者数外来15万660人を14万4,342人に、1日平均患者数外来620人を594人にそれぞれ改めるものであります。
 第3条では、予算第3条に定めた収益的収入及び支出について、収入の予定額を1,037万3,000円減額し、総額を44億3,552万9,000円に、支出の予定額を1億7,477万8,000円減額し、総額を48億2,612万4,000円に改めるものであります。
 第4条では、予算第4条に定めた資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額を1億9,894万8,000円に、当年度消費税及び地方消費税資本的収支調整額を4万円に、損益勘定留保資金を1億9,890万8,000円にそれぞれ改め、資本的収入の予定額を23万2,000円増額し、総額を3億773万2,000円に、支出の予定額を592万円減額し、総額を5億668万円に改めるものであります。
 次のページをお開きください。第5条では、予算第6条に定めた議会の議決を経なければ流用することのできない経費のうち、職員給与費を23億7,152万8,000円に改めるものであります。
 第6条では、予算第7条に定めた一般会計からの補助金を1億8,842万円に改めるものであります。
 第7条では、予算第8条に定めたたな卸資産購入限度額を6億9,231万3,000円に改めるものであります。
 7ページをお開き願います。収益的収入及び支出の予算内容について主なものをご説明申し上げます。
 初めに、収入であります。1款1項1目入院収益6,793万3,000円の減額は、7対1入院基本料の算定開始が2カ月おくれたことなどにより見込みを下回ることによるものであります。
 2目外来収益343万8,000円の増額は、外来患者数は見込みを下回るものの、収入単価が見込みを上回ることによるものであります。
 2項2目他会計補助金4,019万1,000円の増額及び3目他会計負担金1,678万8,000円の増額は、一般会計からの繰り出し額の確定によるものであります。
 次に、支出であります。8ページの1款1項1目給与費1億4,562万円の減額は、医師の減少や7対1入院基本料算定のための看護師確保のおくれなどによるものであります。
 2目材料費3,000万円の増額のうち薬品費5,500万円の増額は、診療報酬改定による新薬創出加算の導入により薬品購入単価の減額幅が見込みより少なかったことなどによるもので、診療材料費2,500万円の減額は、整形外科の手術材料の減などによるものであります。
 3目経費3,349万5,000円の減額のうち委託料2,800万円の減額は、医事業務などの委託業務の見直しによるものであります。
 9ページの2項1目支払利息及び企業債取扱諸費2,400万円の減額は、一時借入金の運用による支払利息の減によるものであります。
 10ページの資本的収入及び支出について主なものをご説明申し上げます。支出、1款3項1目修学資金貸付金592万円の減額は、修学資金を借り受けする高等看護学院生が見込みを下回ったことによるものであります。よろしくご審議の上、原案にご賛同賜りますようお願い申し上げます。

○議長(北本 清美君) これより質疑に入ります。
 初めに、議案第26号一般会計、歳出、1款議会費。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(北本 清美君) 終わります。
 2款総務費。
 松沢議員。

〇8番(松沢 一昭君) 22ページ、23ページのところでお尋ねします。
 総じて倹約モードの中で、不用額がどの会計でもかなり出ているわけですけれども、市長交際費については10万円の増額補正になっておりますが、その主な要因についてお答えいただきたいと思います。

○議長(北本 清美君) 答弁願います。
 坂本企画総務部長。

〇企画総務部長(坂本 光央君) 市長交際費についてお答えを申し上げます。
 市長交際費につきましては、厳しい行財政環境を踏まえまして、極力節減に努めながら適正な執行に努めてきたところでございます。そこで、増額の理由ということですけれども、平成22年度は式典や祝賀会の関係行事が非常に多かったということと、これに加えまして慶弔経費が増加傾向にあるということがございます。そこで、当初予算では110万円計上しておりましたが、10万円ほど不足を来すということで、今回このような形で提案させていただいているものでございます。

○議長(北本 清美君) 終わります。
 3款民生費。
 田中昌幸議員。

〇5番(田中 昌幸君) 32ページの総合福祉センター費のところでお伺いしたいと思います。
 3,465万円の増額ということで、国の先進的事業支援特例交付金3,000万円を受けての事業ということでございますが、総合福祉センターも建設後30年近く経過をしておりまして、かなり老朽化も進んでいると伺っております。今回のこの整備事業の内容について、まずお伺いさせていただきたいと思います。
 2点目として、今回のいわゆる先進的事業というようなことで、新たな事業展開があればその内容についてお示しをいただきたいと思います。
 3点目、工事ということですので、施工期間いろいろな業務に対して影響が出るかと思いますが、その施工時期とその間の業務への影響についてあわせてお伺いをしたいと思います。

○議長(北本 清美君) 答弁願います。
 通市民福祉部長。

〇市民福祉部長(通 義美君) 総合福祉センターの改修について3点の質疑がありましたので順次お答えをいたします。
 初めに、整備事業の内容ですが、総合福祉センターは昭和58年に開設いたしましたが、老朽化に伴い暖房用ボイラー設備の改修と屋上の防水工事が必要となったこと、またそれらの改修工事とあわせ、高齢者や障がい者、子供たちが自由に交流できる場としてロビーをサロン室に改修するものであります。また現在、北空知障がい者支援センターでは、障がい者からの相談に応じる相談支援事業所を旧ホテル深川1階を借用し開設しておりますが、建物の所有者から他の用途で利用したい旨の申し出があり移転を求められておりますので、今回の改修で相談支援事業所の事務室や相談室を整備するとともに、ボランティア連絡協議会や老人クラブなどの団体が使用している事務室も手狭となっていることから、それら団体が使用する事務室も整備するものであります。そのほかに、施設内の段差解消やオストメイトトイレの設置など、高齢者や障がいのある方が使いやすいように改修することとしております。今回の改修にかかる総事業費は、3,465万円を見込んでおり、そのうち3,000万円については、厚生労働省の地域介護・福祉空間整備等施設整備交付金の、先進的事業支援特例交付金に係る、高齢者、障がい者、子供に対し一体的サービスを行うための拠点整備事業に対する交付金を活用し、実施するものであります。
 次に、新たな事業展開としましては、障がい者の方にも利用いただけるよう、サロンを利用した高齢者、障がい者、子供が一緒に参加できる事業などを実施したいと考えておりまして、指定管理者制度で委託している事業の中で展開できないか、委託先である深川市社会福祉協議会と協議してまいります。また、障がい者の相談支援事業所が総合福祉センターに設置されるということで、場所もわかりやすく利用しやすくなると考えますし、ボランティア連絡協議会も同じ建物内で活動しておりますので、ボランティア団体とボランティアを必要とする障がい者の方々との連携がスムーズになり、ボランティア活動が活発になることも期待をしているところであります。
 次に、施工時期とその間の業務への影響でありますが、議決いただいた後、設計等の準備を始めまして、7月着工予定で年内に改修工事が完了するよう進めてまいります。工事期間中は工事等による騒音などが心配されますが、できるだけ社会福祉協議会の業務や団体のサークル活動、また各種事業で総合福祉センターを利用する方々に対し支障が出ないよう意を用いてまいりたいと考えております。

○議長(北本 清美君) 北名議員。

〇16番(北名 照美君) 3款で3点質疑いたします。
 最初は、26ページにあります3款1項1目の住宅手当緊急特別措置事業292万7,000円の減額ですが、この制度は利用者にとっては大変意義のあるというか役立っているものですが、その実態、実績はどうなっているのか。それから、減額ということですから、見込みとの関係ではどうしていろいろ宣伝もしているのにと思うのですけれども、その辺の関係についてお知らせをいただきたいと思います。
 それから次に、同じページですけれども、3目老人福祉費に福祉除雪サービス事業というのがありますが、このところでお尋ねします。これもまた、非常に喜ばれているというか有益な事業なわけですが、これについては42万3,000円の増額の補正になっています。実績はどうなっているのか。ふえたから増額ということになると思うのですけれども、どういう状況の中でふえたか。いろいろあると思うのですが、その辺のことをお知らせいただきたい。
 それから、もう1点は、30ページの3款3項2目生活保護の関係で5,000万円の減額がされています。非常に大きな金額なわけですが、現下の状況としては、生活保護の受給者数などもふえているわけです。そういう状況の中で、こういう減額となっているのはそれなりの理由があると思うので、まずその辺の理由について教えていただきたいと思います。

○議長(北本 清美君) 答弁願います。
 通市民福祉部長。

〇市民福祉部長(通 義美君) ただいまの質疑に順次お答えをいたします。
 まず初めに、住宅手当緊急特別措置事業について、実績等についてお尋ねがありましたのでお答えを申し上げます。この事業は、離職により住まいを失った方、住まいを失うおそれのある方が安心して就職活動ができるよう、賃貸住宅の家賃に充てるための費用として住宅手当を支給するものでございます。この制度は、平成21年10月から実施しておりまして、21年度においては広報紙等で周知を行いました。相談が5件ありましたけれども、離職日や預貯金の残高などの要件に該当しなかったということから支給実績はございませんでした。平成22年度予算の内訳といたしましては、事業実施に向け制度周知に意を用いることとしまして、21年度と同様、対象者を12人、12カ月間の支給を見込みまして446万4,000円を予算計上したところでございます。現在までの実績で申し上げますと、制度の該当者は6人でございますが、今後の見込みを含め、本年度決算で153万7,000円を見込んでおります。したがいまして、当初予算額との差額であります292万7,000円については、今回減額する補正予算案で提案させていただいたところでございます。
 次に、福祉除雪について、実績等についてお尋ねがありましたのでお答えを申し上げます。福祉除雪サービス事業は、深川市社会福祉協議会が実施する福祉除雪サービス事業費に対し補助金を支出しているものでございますが、1月からの降雪により福祉除雪を希望する方がふえていることから、今回の補正で補助金の増額を行おうとするものでございます。福祉除雪サービスは、除雪車が通過後の門口をふさいだ雪を処理する門口等除雪サービスと、玄関や窓の周りなどの除雪を行う玄関等除雪サービスがありまして、対象者は、70歳以上の高齢者世帯や病弱世帯、重度身体障がい者などがいる低所得世帯で、冬期の除雪に困難を来す世帯となっております。利用者の募集は、広報ふかがわによる周知のほか、各地区の民生委員さんにお願いをし、対象者の把握をしているところでございます。門口除雪の1月末の利用世帯は60世帯でございまして、またこの利用者は、内訳として生活保護世帯が6世帯、残りは54世帯で年金受給者世帯となってございます。特に、高齢者世帯にとっては、冬期の除雪が自立した生活を送る上で、大きな問題でありますことから、今後も社会福祉協議会と連携をしまして対応していきたいと考えております。
 次に、生活保護法に基づく各種扶助費の5,000万円の減額補正についてお答えを申し上げます。生活保護費につきましては、当初予算で7億9,000万円を計上しておりましたが、生活保護の八つの扶助費と施設事務費のうち、生活、住宅、教育、生業の四つの扶助費で1,550万円が増額見込みとなり、一方では医療、介護、葬祭の三つの扶助費と施設事務費で6,550万円が減額見込みとなり、差し引き5,000万円を減額補正することになったものでございます。生活保護費の予算につきましては、生活保護受給世帯数や人員数の増減、あるいは高齢、母子、傷病などの世帯の状況による各種扶助費の需要によって変動するものでございまして、今年度は、平成21年度とほぼ同額の7億4,000万円の決算額になるものと見込んでいるところでございます。

○議長(北本 清美君) 北名議員。

〇16番(北名 照美君) 1点だけ再質疑します。
 1番最初の住宅手当の関係ですが、6カ月の対応をするということが、途中から最大延長プラス3カ月となったわけです。そうすると今は、最初から9カ月ということでご案内しているのか。それから、当然6カ月の方たちは、プラス3カ月という形で推移しているのか、いくのか。その辺はどうですか。教えてください。

○議長(北本 清美君) 答弁願います。
 通市民福祉部長。

〇市民福祉部長(通 義美君) 再質疑にお答え申し上げます。
 ただいまの支給期間のことでのお尋ねでございますけれども、市といたしましては、住宅手当緊急特別措置事業のお知らせというパンフレットもつくっておりまして、その中においては原則6カ月間、最大9カ月間も可能でありますと記載しています。このことについては、相談者の状況によりましてこういうことも対応できますということは、それぞれ相談の場合においても個別に説明をさせていただいているところでございます。

○議長(北本 清美君) 終わります。
 4款衛生費。
 北名議員。

〇16番(北名 照美君)
 36ページの4款1項4目のところで、がん検診が二つ書いてあります。がん検診66万円減額と、女性特有のがん検診推進事業83万6,000円減額と、両方とも減額になっています。こういうがん検診というのは、もっともっとこの検診を受けてもらうということが必要だし、そういう努力をしていると思うのですけれども、当初予算からは金額的にこれだけ減ると。当初の見込みと実績、それから目標というのをどう持っているのか、目標との関係はどうなっているのか、これが1点です。
 それから2点目は、38ページの4款2項2目塵芥処理に関してであります。これは330万円の減額だと思うのですが、それなりに大きな減額だと感じるのですけれども、まずこの理由を聞かせていただきたいということが一つです。
 3点目は、42ページの5項2目の低所得者に対するものでありまして、この点で46万1,000円の増額補正になっています。これも中身を教えていただき、これも当然今の社会状況からいってふえているということだと思うのですけれども、その辺の実績といいますか、状況についてお知らせをいただきたい。

○議長(北本 清美君) 答弁願います。
 通市民福祉部長。

〇市民福祉部長(通 義美君)
 初めに、がん検診のことでお尋ねが2点ございましたので、お答えをさせていただきます。初めに、1点目の実績見込みについてでございますけれども、最初に平成22年度がん検診の実績見込みについて申し上げますと、胃がん検診当初2,485人に対し2,370人、肺がん検診当初2,690人に対して2,769人、喀たん検診当初135人に対して74人、大腸がん検診当初2,580人に対して2,558人、乳がん検診当初615人に対して614人、子宮がん検診当初600人に対して641人となる見込みであり、当初予算額2,697万円に対しまして決算見込み額が2,631万638円となりますことから、今回66万円の不用額が生じますので、減額補正ということで提案をさせていただいてございます。また、女性特有のがん検診について申し上げますと、乳がん検診は当初419人に対して287人、子宮頸がん検診当初290人に対しまして172人の見込みであり、これに係る事務費の需用費等にも不用額が生じ、当初予算額406万5,000円対して決算見込み額が322万9,000円となりますことから、83万6,000円の不用額が生じ、これについても減額補正を行うものでございます。次に、2点目のがん検診の目標値については受診率もあわせてお答えをさせていただきます。国が平成19年6月に策定をしたがん対策推進基本計画では、がん検診の受診率を50%以上とすることが目標とされ、最新の資料である北海道の20年度の市町村別基本健康審査各種がん検診の実施状況で申しますと、国・道及び市の各がん検診の受診率は、胃がんは国10.2%、道11.8%、市23.7%、肺がんは国17.8%、道11.8%、市25.6%、大腸がんは国16.1%、道13.7%、市24.8%、乳がんは国14.7%、道22.5%、市20.2%、子宮がんは国19.4%、道28.8%、市15.7%となっており、この資料から申しますと、国の数値である目標50%には届かないものの、本市における各検診の受診率は、子宮がんを除きましていずれも全国平均を上回っているところでございます。今後におきましても、がん検診の受診率が向上するように、所管として鋭意取り組んでまいります。

○議長(北本 清美君) 松浦建設水道部長。

〇建設水道部長(松浦 龍行君)
 最初に、4款2項2目塵芥収集の330万円減額補正の中身について、お答え申しあげます。塵芥収集費330万円の内訳につきましては、まず印刷製本費におきまして、深川市指定ごみ袋を製造するに当たりまして入札の結果により差額が生じましたので、不用額250万円を減額するものでございます。また、委託料におきまして、粗大ごみ収集委託業務について入札の結果により80万円の不用額が生じましたので、合わせまして330万円を減額するものでございます。
 次に、42ページの水道費のところでございますけれども、低所得者世帯負担軽減措置46万1,000円の増額についての中身と実績についてお答え申し上げます。水道料金の軽減制度につきましては、生活保護世帯及び低所得世帯の経済的負担を軽減し、生活の安定を図ることを目的といたしまして、深川市水道料金等軽減に関する要綱に基づきまして、水道料金の1カ月8トンまでの基本料金1,795円から693円の軽減を行っているものでございます。増額の中身でございますが、当初予算におけます水道料金の軽減対象金額につきましては、610世帯、507万3,000円という形で予算計上しておりましたけれども、対象世帯の増加から、決算見込みでは665世帯、553万4,000円でありますので、不足する46万1,000円について今回増額補正をしようとするものでございます。

○議長(北本 清美君) 終わります。
 6款農林水産業費。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(北本 清美君) 終わります。
 7款商工費。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(北本 清美君) 終わります。
 8款土木費。
 松沢議員。

〇8番(松沢 一昭君) 8款2項3目の道路新設改良費のところでお尋ねします。
 かなり大幅な減額補正が出されておりますけれども、この減額になった要因はどのあたりにあるのかということを簡潔に教えてほしいという点と、道路工事の落札率、一つ一つ言ってもらわないでもいいですから、1番高いのは何%、低いのは何%、平均でどのぐらいというあたりまでお答えください。

○議長(北本 清美君) 答弁願います。
 松浦建設水道部長。

〇建設水道部長(松浦 龍行君) 8款2項3目道路新設改良費3,899万7,000円の減額補正の中身についてと、それから落札率についてを申し上げます。
 51ページの説明欄2番目の地方道路整備等事業1,300万円の減額につきましては、文光町3条線ほか12路線の整備を実施し、落札差金及び設計変更などにより事業費の確定見込みとなるもので、減額するものでございます。節ごとの減額につきましては、13節の委託料が250万円、15節の工事請負費が600万円、22節の補償補填及び賠償金が450万円でございます。それから、説明欄4番目の地域活力基盤創造交付金事業2,155万円の減額につきましては、市道5号線、一已小西通線、末広旭区線の整備を実施するに当たり、当初、国に対して3路線の事務費を除外して当初予算と同じ額であります1億2,325万円の交付申請を行いましたが、最終的に1億170万円の交付決定となりましたので、差し引き2,155万円の減額となるものでございます。節ごとの減額としましては、13節委託料が46万8,000円、15節の工事請負費が1,933万9,000円、22節が174万3,000円でございます。
 それから次に、落札率についてでございますけれども、8款2項3目道路新設改良費の委託料につきましては、最大が94.1%、最小が91.8%で、平均としては93.4%でございます。また、15節の工事請負費につきましては、最大で98.5%、最小で92.2%、平均で94.7%であります。

○議長(北本 清美君) 北名議員。

〇16番(北名 照美君)
 2項2目説明欄2で除排雪とあります。それで、450万円の増額補正なわけですが、このことで恐らくお金が底をついたから増額するということになるのですけれども、一つはその理由です。
 もう一つは、深川の業者、委託業者というのか、いわゆる深川市の除雪にかかわっている業者が何業者いるのかということと、そこで市の除雪に用することのできる除雪車が全部で何台あるのかお尋ねします。

○議長(北本 清美君) 答弁願います。
 松浦建設水道部長。

〇建設水道部長(松浦 龍行君) 除排雪費の増額補正についてお答え申しあげます
 補正予算の増額分450万円の内訳についてでございますが、当初予算で除排雪に係る使用料及び賃借料を800万円予算計上しておりましたが、1月の降雪に伴います排雪ダンプの借上料が500万円、2月の借上料が約300万円となっており、既に当初予算を使い切っている状況でございます。これに加えまして、平成22年4月、新年度早々実施しました一已7丁目雪捨て場の雪割り作業におきまして、当初見込みより200万円の予算オーバーとなっていることと、今後、排雪ダンプの借り上げ及び地域の要望により3月に実施を予定しております一已7丁目の雪捨て場の雪割り作業に伴います重機借り上げ等で250万円の支出を見込んでおりまして、今回、全体で450万円の増額補正を計上させていただいたところでございます。
 それから、市内の業者の数については現在把握しておりませんけれども、排雪ダンプの借り上げに関する増額補正でございますが、深川市内におきまして、借り上げ用のダンプの状況について申し上げたいと思います。深川市がダンプの借り上げを行う場合には、深川市除排雪ダンプ協会を通じて排雪ダンプの借り上げを行っておりまして、ことしの実績で申し上げますと、1月は1日最大で10台借り上げております。また、1月には延べ89台、2月には延べ71台の排雪ダンプを借り上げております。深川市全体の状況で申し上げますと、除排雪ダンプ協会7社の合計では、51台と把握しておりますが、この数については十分かどうかわかりませんけれども、今後とも効率的な排雪作業に努めていきたいと思っております。

○議長(北本 清美君) 北名議員。

〇16番(北名 照美君)
 それほどやりとりをするということにはならないと思うのですけれども、一つは、深川市の除排雪にかかわっている業者の数がわからないということがわからない。どうしてわからないのか。
 もう一つは、借り上げの話を尋ねた私の気持ちとしては、1日最大で10台という状況なので、お金の関係があるかもしれないので、勝手な言い方になるけれども、もっと借りて1日最大20台ですれば、10台で10日やるのを20台で5日になるというそんな単純な考えで言っているのですけれども、そういうことにならないのかという気がするのです。その辺どうですか。

○議長(北本 清美君) 答弁願います。
 松浦建設水道部長。

〇建設水道部長(松浦 龍行君)
 1日に10台借りるよりも20台借りたほうが効率よく進むということに関してでございますけれども、一応積み込むほうの機械と、それから排雪場所までの距離等も考えまして、最大で10台ということが望ましいということで、やっているということでございますので、台数がふえても結果的には帰ってきてすぐ後ろに並びますから、積み込むほうの機械の関係で、最大10台ということでやっているということでございます。

(「答弁漏れ」と呼ぶ者あり)

 現在、深川市の市道の排雪に関しましては、除排雪共同組合という組合に委託しておりますので、そこに加盟している業者の数については、現在、把握しておりませんので、ご理解いただきたいと思います。

○議長(北本 清美君) 終わります。
 10款教育費。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(北本 清美君) 終わります。
 12款公債費。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(北本 清美君) 終わります。
 13款諸支出金。
 田中昌幸議員。

〇5番(田中 昌幸君) 6目減債基金1億9,160万円と7目公共施設整備基金1億2,000万円についてお伺いしたいと思います。
 この間、市の財政というところでいきますと、一時期50億円前後の基金積立金がございましたけれども、10年ほど前ぐらいからは基金を取り崩しながら財政運営をしなければならないということで、完全な目的別の基金以外の部分については、毎年基金の取り崩しをしながら、財政運営をしてきたと認識をしております。特に、一昨年からは、基金が底をついてしまうと、このままでいってしまったら基金がなくなってしまうということで、市民サービスの削減、廃止、それから住民負担を求める財政収支改善計画に基づき、予算執行をしてきたと認識しております。これは、市民の皆さんのご理解をいただいてやっていると認識しております。そんな中で、今回、基金積立金が合計で3億円を超える積み立てという提案でございますが、政権交代効果というか、国の地方交付税の増額など外的な要因が多いと。これは割と不安定という予測もありますし、そういうことは承知しておりますが、いずれにいたしましても3億円を超えるいわゆる貯金ができるようになったということには間違いがないと考えております。ところが、このうちの減債基金での過疎債のソフト事業の後年度負担分ということで、その積み立てということについては、これまでも私もソフト事業に過疎債を充当する場合は、後年次負担の一般財源の負担分30%分については、その年度年度でしっかりと後年次負担を招かないような措置をすべきというお話もさせてもらっておりますので、この考え方については一定の評価をするのですが、この額が1億9,000万円と随分大きな額になっております。ことしのソフト分での過疎債は、先ほどの説明ではこの額になっていないですし、3割を超える部分については、後に交付税措置されるということであれば、このことについて少し額が大き過ぎる嫌いがあると考えております。これまで、2年間の中でいろいろ市民の皆さんに負担を強いている中で、そういったところの解決、まずそこでの議論というものも必要なのではないかと思います。とりあえず貯金をしてしまえということではないとは思うのですけれども、その貯金をする前に、これまで市民負担を求めているところをどうやって改善していくかということの議論があったのかどうか。この間、この補正予算を上げる段階での議論がどのようなものだったかについて、今回の基金積み立ての目的と理由、それからその根拠についてお伺いをしたいと思います。

○議長(北本 清美君) 答弁願います。
 坂本企画総務部長。

〇企画総務部長(坂本 光央君) 減債基金と公共施設整備基金についてのお尋ねについてお答えをさせていただきたいと思います。
 今回の補正予算を編成するに当たりまして、主に歳入の項目といたしまして、基金の繰入金ですとか、地方交付税、繰越金、地方税など、これらの数字についても精査をし、次に歳出の不用額とそれに連動する国庫支出金などの特定財源を確認をすると。また、新たに増額する歳出項目を査定する中で、補正予算の全体像を把握していくという作業を進めてまいりました。そういった中で、議員の質疑にございましたように、ある程度の金額が剰余として残ったということでございます。このことは、財政収支改善の成果とあわせて国の地方財政対策によるものというものですので、これについての対応ということで、今回の補正予算において、減債基金及び公共施設整備基金にそれぞれ積み立てたわけです。基本的な考え方を申し上げますと、まず昨年度からスタートしております公債費負担適正化計画の着実な実施ということがございます。これは、実質公債費比率が基準となる18%を超えているということから、本市は起債の許可団体となっておりますので、これを平成25年度までに基準を下回る計画をつくっておりまして、その確実な達成に向けた取り組みを強化する必要があると判断したところでございます。次に、過疎地域自立促進特別事業、いわゆる過疎債のソフト事業分ということで1億7,500万円ぐらいの金額でございますけれども、そのソフト事業の対応分が本年度から始まりまして、今後借り入れがふえていくというものでございます。過疎債については交付税措置がなされるものですけれども、それでも一般財源の負担は生ずるものですので、その償還に備えるということで、前段申し上げました公債費負担適正化計画に基づくものとこのソフト事業の対応分ということで、今回の減債基金についてのこの積み立てが必要である。さらに、将来解決しなければならないような事業、新たな新規事業ということも当然想定されますので、これについての備えということも踏まえたものでございます。また、公共施設整備基金への積み立てでございますけれども、老朽化する公共施設に毎年度相当な補修や修繕などの多額の経費を要するという状況になっております。現在5,700万円程度の基金という状況になっておりますけれども、今回これに1億2,000万円積み立てて、新年度五千数百万円取り崩してという対応をいたしておりますので、現実的には今回積み立てる部分が、今後の対応ということに充てられる部分と考えております。一定の補修、修繕に充てるための積み立てということを図ろうというさまざま議論を経て、このような対応としたところでございます。

○議長(北本 清美君) 田中昌幸議員。

〇5番(田中 昌幸君)
 決算見込みの中で、お金が一定程度剰余が出てくるからそれをどうするかという議論の中では、やはり余れば貯金として積もうかという議論は当然あってしかるべきだと思うのですけれども、その過程の中でやはり住民負担を、市民の皆さんに負担を求めている部分の解決をどのように図っていくかというのも8年間の財政収支改善計画ではありますけれども、それは8年間のコンクリートではないわけです。そういう部分の市民感情、住民感情の部分ももっと酌み取った中でこの財源をいかに活用するかという議論があってしかるべきではないかと思います。その部分については、今後また一般質問等でもやらせていただきますけれども、その減債基金というのも、これまで公共施設などが老朽化して改修が必要なのだけれどもやれていなかった、これは財政が厳しいから公共施設よりも先にほかのところだろうということで、公共施設がかなり我慢をしているというのは確かにあるかもしれませんけれども、それを今のタイミングでこの公共施設のための基金として積むことが本当にいいのかと。減債基金とかそういうところというのは、先ほど説明があったように適正化計画等の中で、繰り上げ償還とかをする中でやることだって解決策としてあるわけです。公共施設の基金に積んでしまえば、目的基金ですから、そこに充てるというわけにいかないわけです。そういったところの関係がどうもよく理解できないと思います。今後、議論させてもらいたいと思いますけれども、そういった議論がなかったのかどうか、また改めてお伺いしたいと思います。

○議長(北本 清美君) 答弁願います。
 坂本企画総務部長。

〇企画総務部長(坂本 光央君)
 私どもの認識といたしまして、本市の現状を踏まえますと、1番大きな課題と申しますのは、市立病院の経営の安定化という問題だと考えております。このことにつきましては、経営改善の途上にあるということで、これについては一瞬の緩みも許されない状況にあると考えております。特に、平成22年度、23年度のこの市立病院の経営健全化計画のありよう、推移というのは今後の深川市を考えるときの非常に大きなポイントになるということでございますので、これらを十分に踏まえた上で今質疑の中にございましたように、財政収支改善のことについても、これらの状況、さらに国の財政状況などを踏まえて、今後地方に対する財政支援がどのようなものになるのか。それから新たな行政需要がどういったものがあるのかということを総合的に踏まえる中で考えるべきだと思いますので、23年度に向けた対応としては、現状このことが望ましい対応だったと判断をし、このように提案させていただいているものでございます。

○議長(北本 清美君) 終わります。
 14款職員費。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(北本 清美君) 終わります。
 次に、歳入、債務負担行為、地方債及び繰越明許費。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(北本 清美君) 終わります。
 以上で一般会計補正予算を終わります。
 次に、議案第27号介護保険特別会計。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(北本 清美君) 終わります。
 次に、議案第28号国民健康保険特別会計。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(北本 清美君) 終わります。
 次に、議案第29号後期高齢者医療特別会計。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(北本 清美君) 終わります。
 次に、議案第30号農業集落排水事業特別会計。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(北本 清美君) 終わります。
 次に、議案第31号下水道事業特別会計。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(北本 清美君) 終わります。
 次に、議案第32号土地区画整理事業特別会計。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(北本 清美君) 終わります。
 次に、議案第33号水道事業会計。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(北本 清美君) 終わります。
 次に、議案第34号病院事業会計。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(北本 清美君) 終わります。
 質疑を終わります。
 お諮りします。本件は、会議規則第36条第3項の規定によって委員会付託を省略したいと思いますが、異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(北本 清美君) 異議なしと認め、よって本件は委員会付託を省略することに決定しました。
 本件は討論の通告がありませんので、これより議案第26号ないし議案第34号の9件を一括して採決します。
 本件は原案のとおり決定することに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(北本 清美君) 異議なしと認め、よって議案第26号ないし議案第34号は原案のとおり可決されました。


○議長(北本 清美君) 日程第7 議案第35号深川市公平委員会委員の選任についてを議題とします。
 提出者の説明を求めます。
 山下市長。

〇市長(山下 貴史君)〔登壇〕 議案第35号深川市公平委員会委員の選任について、提案理由を申し上げます。
 公平委員会委員の小橋厚子さんは、本年7月15日をもってその任期が満了となりますので、後任の委員として再び同氏を選任することについて、地方公務員法第9条の2第2項の規定に基づき、議会の同意を求めようとするものであります。
 小橋厚子さんの生年月日、住所につきましては記載のとおりでありますが、平成19年から公平委員を務められ、人格円満にして高潔、人事行政に識見を有し、公平委員として適任と考えますので、よろしくご同意くださいますようお願いを申し上げます。

○議長(北本 清美君) これより質疑に入ります。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(北本 清美君) 質疑を終わります。
 お諮りします。本件は、会議規則第36条第3項の規定によって委員会付託を省略したいと思いますが、異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(北本 清美君) 異議なしと認め、よって本件は委員会付託を省略することに決定しました。
 本件は討論の通告がありませんので、これより議案第35号を採決します。
 本件はこれに同意することに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(北本 清美君) 異議なしと認め、よって議案第35号は同意されました。


○議長(北本 清美君) 日程第8 議案第36号深川市固定資産評価審査委員会委員の選任についてを議題とします。
 提出者の説明を求めます。
 山下市長。

〇市長(山下 貴史君)〔登壇〕 議案第36号深川市固定資産評価審査委員会委員の選任について、提案理由を申し上げます。
 固定資産評価審査委員会委員の石川忠男さんは、本年3月13日をもってその任期が満了となりますので、後任の委員として新たに堀井修さんを選任することについて、地方税法第423条第3項の規定に基づき、議会の同意を求めようとするものであります。
 堀井修さんの生年月日、住所につきましては記載のとおりでありますが、同氏は、農業を営む傍ら、多度志町農業税経委員会委員長、深川市農民協議会副委員長等を歴任し、現在、多度志土地改良区理事長としてその手腕を発揮されております。識見豊かで信望も厚く、すぐれた人格は固定資産評価審査委員会委員として適任と考えますので、よろしくご同意くださいますようお願いを申し上げます。

○議長(北本 清美君) これより質疑に入ります。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(北本 清美君) 質疑を終わります。
 お諮りします。本件は、会議規則第36条第3項の規定によって委員会付託を省略したいと思いますが異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(北本 清美君) 異議なしと認め、よって本件は委員会付託を省略することに決定しました。
 本件は討論の通告がありませんので、これより議案第36号を採決します。
 本件はこれに同意することに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(北本 清美君) 異議なしと認め、よって議案第36号は同意されました。


○議長(北本 清美君) 日程第9 議案第37号深川市固定資産評価審査委員会委員の選任についてを議題とします。
 提出者の説明を求めます。
 山下市長。

〇市長(山下 貴史君)〔登壇〕 議案第37号深川市固定資産評価審査委員会委員の選任について、提案理由を申し上げます。
 固定資産評価審査委員会委員の須田和志さんは、本年3月31日をもってその任期が満了となりますが、後任の委員として再び同氏を選任することについて、地方税法第423条第3項の規定に基づき、議会の同意を求めようとするものであります。
 須田和志さんの生年月日、住所につきましては記載のとおりでありますが、平成20年から固定資産評価審査委員会委員としてその職務に精励されており、識見豊かで信望も厚く、すぐれた人格は同委員として適任と考えますので、よろしくご同意くださいますようお願いを申し上げます。

○議長(北本 清美君) これより質疑に入ります。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(北本 清美君) 質疑を終わります。
 お諮りします。本件は、会議規則第36条第3項の規定によって委員会付託を省略したいと思いますが、異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(北本 清美君) 異議なしと認め、よって本件は委員会付託を省略することに決定しました。
 本件は討論の通告がありませんので、これより議案第37号を採決します。
 本件はこれに同意することに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(北本 清美君) 異議なしと認め、よって議案第37号は同意されました。


○議長(北本 清美君) 日程第10 議案第38号深川市固定資産評価審査委員会委員の選任についてを議題とします。
 提出者の説明を求めます。
 山下市長。

〇市長(山下 貴史君)〔登壇〕 議案第38号深川市固定資産評価審査委員会委員の選任について、提案理由を申し上げます。
 同じく、固定資産評価審査委員会委員の星野サチ子さんは、本年7月7日をもってその任期が満了となりますが、後任の委員として再び同氏を選任することについて、地方税法第423条第3項の規定に基づき、議会の同意を求めようとするものであります。
 星野サチ子さんの生年月日、住所につきましては記載のとおりでありますが、平成20年から固定資産評価審査委員会委員としてその職務に精励されており、識見豊かで信望も厚く、すぐれた人格は同委員として適任と考えますので、よろしくご同意くださいますようお願いを申し上げます。

○議長(北本 清美君) これより質疑に入ります。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(北本 清美君) 質疑を終わります。
 お諮りします。本件は、会議規則第36条第3項の規定によって委員会付託を省略したいと思いますが、異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(北本 清美君) 異議なしと認め、よって本件は委員会付託を省略することに決定しました。
 本件は討論の通告がありませんので、これより議案第38号を採決します。
 本件はこれに同意することに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(北本 清美君) 異議なしと認め、よって議案第38号は同意されました。


○議長(北本 清美君) 日程第11 諮問第1号人権擁護委員候補者の推薦についてを議題とします。
 提出者の説明を求めます。
 山下市長。

〇市長(山下 貴史君)〔登壇〕 諮問第1号人権擁護委員候補者の推薦について、ご説明を申し上げます。
 人権擁護委員の小橋厚子さんは、平成23年6月30日をもって任期満了となるため、その後任者の推薦について旭川地方法務局長から依頼がありましたので、その候補者として引き続き小橋厚子さんを推薦いたしたく、人権擁護委員法第6条第3項の規定に基づき、議会の意見を求めるものであります。
 小橋厚子さんは、平成17年7月から人権擁護委員としてご尽力され、人格はもとより識見豊かで地域の信望も厚く、広く社会の実情に精通されており、人権擁護委員として適任であると考えますので推薦するものであります。よろしくご審議くださいますようお願いを申し上げます。

○議長(北本 清美君) これより質疑に入ります。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(北本 清美君) 質疑を終わります。
 お諮りします。本件は、会議規則第36条第3項の規定によって委員会付託を省略したいと思いますが、異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(北本 清美君) 異議なしと認め、よって本件は委員会付託を省略することに決定しました。
 本件は討論の通告がありませんのでこれより諮問第1号を採決します。
 本件は適任と答申することに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(北本 清美君) 異議なしと認め、よって諮問第1号は適任と答申することに決定しました。


○議長(北本 清美君) 日程第12 諮問第2号人権擁護委員候補者の推薦についてを議題とします。
 提出者の説明を求めます。
 山下市長。

〇市長(山下 貴史君)〔登壇〕 諮問第2号人権擁護委員候補者の推薦について、ご説明を申し上げます。
 同じく人権擁護委員の浦山三枝子さんは、平成23年9月30日をもって任期満了となるため、その後任者の推薦について旭川地方法務局長から依頼がありましたので、その候補者として引き続き浦山三枝子さんを推薦いたしたく、人権擁護委員法第6条第3項の規定に基づき、議会の意見を求めるものであります。
 浦山三枝子さんは、平成14年10月から人権擁護委員としてご尽力され、人格はもとより識見豊かで地域の信望も厚く、また広く社会の実情に精通されており、人権擁護委員として適任であると考えますので、推薦するものであります。よろしくご審議くださいますようお願いを申し上げます。

○議長(北本 清美君) これより質疑に入ります。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(北本 清美君) 質疑を終わります。
 お諮りします。本件は、会議規則第36条第3項の規定によって委員会付託を省略したいと思いますが異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(北本 清美君) 異議なしと認め、よって本件は委員会付託を省略することに決定しました。
 本件は討論の通告がありませんので、これより諮問第2号を採決します。
 本件は適任と答申することに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(北本 清美君) 異議なしと認め、よって諮問第2号は適任と答申することに決定しました。

○議長(北本 清美君) 以上で、本日の日程はすべて終了しましたので、本日はこれで散会します。
 なお、あすは午前10時から開議します。

(午後0時03分 散会)


[議事日程][目次]