平成23年 第1回
深川市議会定例会会議録 (第6号)
日程第 1 | 委員会報告第 1号 議案第16号 深川市職員給与条例の一部を改正する条例について 議案第17号 特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について 議案第18号 深川市教育委員会教育長の給与及び勤務時間等に関する条例の一部を改正する条例について |
日程第 2 | 委員会報告第 2号 議案第20号 深川市国民健康保険条例の一部を改正する条例について 議案第21号 深川市健康づくり及び医療費助成に関する条例の一部を改正する条例について |
日程第 3 | 委員会報告第 3号 議案第22号 市道の路線廃止について 議案第23号 市道の路線認定について 議案第24号 深川市手数料徴収条例の一部を改正する条例について |
日程第 4 | 委員会報告第 4号 議案第 4号 平成23年度深川市一般会計予算 議案第 5号 平成23年度深川市介護保険特別会計予算 議案第 6号 平成23年度深川市国民健康保険特別会計予算 議案第 7号 平成23年度深川市後期高齢者医療特別会計予算 議案第 8号 平成23年度深川市農業集落排水事業特別会計予算 議案第 9号 平成23年度深川市地方卸売市場特別会計予算 議案第10号 平成23年度深川市下水道事業特別会計予算 議案第11号 平成23年度深川市土地区画整理事業特別会計予算 議案第12号 平成23年度深川市駐車場事業特別会計予算 議案第13号 平成23年度深川市水道事業会計予算 議案第14号 平成23年度深川市病院事業会計予算 |
日程第 5 | 議案第39号 平成22年度深川市一般会計補正予算(第8号) |
日程第 6 | 議案第40号 深川市監査委員の選任について |
日程第 7 | 意見案第 1号 東北地方太平洋沖地震の救援に関する意見書 意見案第 2号 住民の安全・安心なくらしを支える交通運輸行政の充実を求める意見書 |
日程第 8 | 閉会中の継続審査について |
日程第 9 | 閉会中の所管事務調査について |
(午前10時28分 開議)
〇議長(北本 清美君) これより本日の会議を開きます。
〇議長(北本 清美君) 事務局次長から諸般の報告を申し上げます。
〇議会事務局次長(渡辺 加代子君) 初めに、総務文教常任委員長から議案3件、社会民生常任委員長から議案2件、経済建設常任委員長から議案3件、予算審査特別委員長から議案11件の審査結果の報告がありました。
次に、川中議員外から意見案2件、市長から議案2件の提出がありました。
次に、市長から深川市土地開発公社の平成23年度事業計画に関する書類及び株式会社深川振興公社の第48事業年度の事業計画に関する書類の提出がありましたので、お手元に配付しております。
次に、第1回定例会6日目の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。
以上で報告を終わります。
〇議長(北本 清美君) ここで3月11日発生の東北地方太平洋沖地震による犠牲者の皆様に深川市議会、深川市長より哀悼の言葉と黙とうをささげたいと思います。
このたびの東北地方太平洋沖地震は、マグニチュード9.0という例を見ない規模の巨大地震であり、多数の死傷者、行方不明者を出すなど、国内観測史上最大の人的、物的被害をもたらす未曾有の大災害となり、地震や津波による被災地の悲惨な状況の映像、報道には衝撃を受けました。また、現在、原子力発電所の状況は予断を許さないものでありますが、関係者のご尽力により事態の終息、改善を願う次第であります。
この大震災においてお亡くなりになられた方々にまずご冥福を申し上げ、行方不明者のご無事を願う次第であります。また、被災された数多くの皆様に心からお見舞い申し上げますとともに、本市議会も今回の災害で被害を受けた方々のために物心両面のあらゆる支援を全市民に呼びかけ、被災地の一日も早い復興をお祈り申し上げます。
次に、山下市長からお願いします。
〇市長(山下 貴史君)〔登壇〕 私からも一言申し上げたいと存じます。
さきの予算審査特別委員会の冒頭でも申し上げさせていだきましたが、このたびの未曾有の大震災において、お亡くなりになられた多くの方々に深く哀悼の意を表しますとともに、被災された方々に心からお見舞いを申し上げます。
今回のこの事態は、我が国の経済社会全体をも揺るがす、まさに国家的危機であり、今私たちは一人一人がこの状況をみずからのことと受けとめ、何ができるのか、何をすべきなのかを考え、被災者を思いやり、そしてお互いに支え合うことが求められております。そうした中で本市といたしましては、被災地の一日も早い復興と被災者の平穏な生活への復帰を心から願うものであり、さきにも述べておりますが、本市としてでき得る限りの支援を行ってまいりたいと考えているところであります。
市議会議員の皆様を初め市民の皆様には、今後被災地域やその方々の復興支援に向け、さまざまなご協力をお願いすることもあろうかと存じますが、何とぞ深いご理解を賜りますよう切にお願いを申し上げまして、今次の大震災に対する深川市長としての発言とさせていだきます。
〇議会事務局次長(渡辺 加代子君) ここで犠牲者の方に黙とうをささげたいと存じますので、皆様ご起立をお願いいたします。 黙とうを始めます。
〔黙とう〕
〇議会事務局次長(渡辺 加代子君) 黙とうを終わります。 皆様ご着席をお願いいたします。
〇議長(北本 清美君) それでは議事を進めます。
〇議長(北本 清美君) 日程第1 委員会報告第1号議案第16号深川市職員給与条例の一部を改正する条例についてないし議案第18号深川市教育委員会教育長の給与及び勤務時間等に関する条例の一部を改正する条例についての3件を議題とします。
本件について委員長の報告を求めます。
渡辺総務文教常任委員長。
〇総務文教常任委員長(渡辺 英雄君)〔登壇〕 ただいま議題となりました議案第16号深川市職員給与条例の一部を改正する条例について、議案第17号特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について及び議案第18号深川市教育委員会教育長の給与及び勤務時間等に関する条例の一部を改正する条例についての3件について、総務文教常任委員会で審査しました概要と結果について、ご報告申し上げます。
本議案3件は、今定例会において当委員会に付託され、3月10日に委員会を開催し、所管の部課長等の出席を求め、一括して審査を行いましたので、質疑の中から主なものを申し上げます。
問い、一般職給料の削減は、市立病院の経営健全化計画の中で、病院支援ありきで行われていると認識しているが、今回の改正で給料削減の期間、率が変更になっているが、その考え方を伺う。
答え、給料の削減は、平成20年7月からの病院経営改善方策に始まり23年6月末までを期間としていたものですが、財政健全化法の完全実施に伴い昨年3月に病院の経営健全化計画が策定され、当初の計画では本年で一たん終了という前提でありましたが、病院の経営を取り巻く問題など非常に不透明な厳しい状況の中で、引き続き一定の給料削減措置が必要と判断したところであります。このため、今日的財政状況、対象となる職員等の理解や協力などを総合的に勘案し、削減率を緩和して新たな取り組みという趣旨で平成24年3月まで延長するものです。
問い、一般職給料の削減を緩和し継続するが、その理由と根拠は。
答え、一般職給料の削減率は、今回の改正により現行の率から1%を引いた率に緩和しています。この見直しは昨年10月から検討を始め、当該年度の決算見込みや平成23年度の予算編成など多面的に検討し、最終的に新年度の予算編成方針の収支均衡という大きな方針のもと、総合的判断により職員組合と交渉を行う中で一定率の削減を継続することとしています。
問い、平成23年6月で一般職の給料の削減が解除されると理解していたが、9カ月延長に係る職員組合との協議内容は。
答え、当初は3年限りとしていたものですが、昨年3月の市立病院経営健全化計画策定時点において、市の財政状況や病院の経営状況の見直し、また経営健全化計画が平成27年までであることなど、現行の平均5%削減をベースとした計画とならざるを得ないことを説明しています。交渉では職員組合から3年限りという指摘もありましたが、財政状況などさまざまな事情を説明し、本年2月に合意しています。
問い、特別職の給料削減は政策的な理事者の判断が必要であり、市民の皆さんの財政収支改善に対する協力を考えれば、単純に職員と同じ率での削減緩和でいいかと思うがその考えは。
答え、特別職の給料削減率は条例附則の中で期間がダブっており、本則をベースにした金額の読みかえ規定を設けているため、非常にあいまいになっています。このため病院支援の積算に当たっては、特別職及び教育長の給料20%の削減分を病院に入れる計画で積算をしている経過もあり、今回20%をベースにして4%を緩和する改正としています。なお、特別職の給与体系は、現状の給与本則が平成16年4月1日からの施行であり、特別職報酬等審議会が平成15年以降開催されていないこと、また昨年来から特別職の期末手当の規定についてご指摘を受けており、23年度に審議会を開催したいと考えています。
問い、給料削減の延長であるが、率の削減緩和であると感じており、財政収支改善により市民も大きな痛みを背負い、また市の財政が一息つけるような状況でないと判断している。市民に対する緩和措置の考えは。
答え、平成23年度は市の財政にとって非常に大事な年度であると考えており、国の地方財政対策の推移、さらに市立病院の経営状況や他の行政需要を見比べる中で、今の赤字体質を脱却して、予算編成が基金の繰り入れなしで24年度以降も続けられる状況となれば、市民の皆さんに対する財政収支改善の内容の見直しを検討したいと考えています。
問い、期末勤勉手当の役職加算が1年延長されるが、その凍結額は幾らか。
答え、市役所と病院を合わせた職員分の凍結額は4,428万7,000円であり、一部事務組合等も合わせると4,875万3,000円です。
問い、市立病院の当番医業務手当の改正により、新たに休日分がふえているがその金額は。また、当番医業務の職員の体制を伺う。
答え、現行より年間で37万8,000円がふえます。看護師の配置は、休日の日勤帯は当番医にかかわりなく交代勤務で行っており、1日勤務者が2人、半日勤務者1人の3人体制です。また、検査技師は午前に1人を配置し、午後から1人を待機として、放射線技師は休日、当番日にかかわらず1人を配置しています。
問い、今回の削減緩和の改正により病院職員の人件費がアップするが、それに対する市の追加支援の考えは。
答え、従前より、市立病院に対し年間約1億4,500万円を3年間にわたり特別支援しており、この改正に伴い市立病院の人件費がふえますので、一般会計のやりくりの中で人件費の増加分を上乗せして支援を行います。
質疑終結後、採決に入り、議案第16号ないし議案第18号は全会一致をもって可決すべきものと決定いたしました。
以上で総務文教常任委員会の報告を終わります。
〇議長(北本 清美君) これより一括質疑に入ります。
(「なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(北本 清美君) 質疑を終わります。
本件は討論の通告がありませんので、これより議案第16号ないし議案第18号を一括して採決します。
本件に対する委員長の報告は可決であります。
本件は委員長の報告のとおり決定することに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(北本 清美君) 異議なしと認め、よって議案第16号ないし議案第18号は委員長の報告のとおり可決されました。
〇議長(北本 清美君) 日程第2 委員会報告第2号議案第20号深川市国民健康保険条例の一部を改正する条例について及び議案第21号深川市健康づくり及び医療費助成に関する条例の一部を改正する条例についての2件を議題とします。
本件について委員長の報告を求めます。
田中社会民生常任委員長。
〇社会民生常任委員長(田中 裕章君)〔登壇〕 ただいま議題となりました議案第20号深川市国民健康保険条例の一部を改正する条例について及び議案第21号深川市健康づくり及び医療費助成に関する条例の一部を改正する条例についての2件について、社会民生常任委員会で審査しました概要と結果について、ご報告申し上げます。
本議案2件は、今定例会において当委員会に付託され、3月10日に委員会を開催し、所管の部課長等の出席を求め、審査を行いました。
初めに、議案第20号深川市国民健康保険条例の一部を改正する条例について、質疑の中から主なものを申し上げます。
問い、平成23年度の出産育児一時金の対象件数の見込みは。
答え、対象件数は、20件を見込んでおります。
問い、本市における過去5年間の出生数の推移は。
答え、本市における出生数は、平成17年度132人、18年度129人、19年度135人、20年度119人、21年度119人という状況です。なお、平成22年度におきましては、2月末現在の実績ですが、122人が生まれており、若干ふえたという状況です。
問い、深川市立病院での出産件数は。また、そのうち国保対象者は。
答え、深川市立病院での出産件数は、平成17年度134件、18年度131件、19年度151件、20年度95件、21年度65件という状況です。また、そのうち国保対象者の出産件数は、平成21年度10月以降の実績で申し上げますと、21年度4件、22年度は見込みですが6件の予定です。
問い、国保財政が大変厳しい中、さらに出産育児一時金の国の財源措置も削減されるようだが、今回の増額に対する市の考え方は。
答え、国保財政は大変厳しい状況ですが、国保世帯の所得額も減少しており、非常に厳しい生活実態にあります。市として、国保の基本である相互扶助の考え方に基づき、出産にかかわる費用について幾分かでも経済的負担の軽減を図りたいという考え方から、国保運営協議会に出産育児一時金の増額について諮問したところ、国保世帯の経済的負担の軽減に効果があること、安心して妊娠、出産できるといった環境整備にもつながること、また少子化対策にもつながるということで可とする答申をいただきました。このことから、今回増額の提案となったところです。
問い、出産にかかわる費用の全国平均は幾らくらいか。
答え、厚生労働省の資料によりますと出産にかかわる費用の全国平均は、47万3,626円となっております。なお、参考まででありますが、深川市立病院において普通分娩で7日間入院した場合の出産費用の総額は、若干の個人差はあるようですが42万7,629円となっていると聞いております。
問い、本条例改正において、附則に施行期日が明示されていないのはなぜか。
答え、国は、今国会で審議されている予算案との絡みで施行日を明示していなかったため、本市としては附則の中で具体的な施行日を決めず、別に規則で定めるという措置をとりました。しかし、施行日を定めた健康保険法施行令が、3月25日閣議決定を経て3月30日に公布予定ということがわかりましたので、法令が公布されましたら滞りなく規則に施行期日を盛り込み、事務に支障がないように取り進めたいと考えています。
質疑終結後、採決に入り、議案第20号は全会一致をもって可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第21号深川市健康づくり及び医療費助成に関する条例の一部を改正する条例について、質疑の中から主なものを申し上げます。
問い、市独自の医療費助成事業の実施により国庫負担金、国庫補助金の削減が行われていると思うが、金額はどれくらいか。
答え、それぞれの市町村では独自に医療費助成事業を行っていますが、それらの地方単独事業に対し国は保険者や負担している医療費の一部に一定の率等を掛けて削減するという、いわゆる地単カットというものをしています。この金額については非常に複雑な計算によって算出されており、具体的な金額を申し上げることは困難ですが本市においてもカットをされております。
問い、所得制限についてはこれまでどおり残すのか。また、残すとすればその理由は。
答え、今回の医療費の助成拡大措置については、子育て家庭への経済的な負担の軽減を図るということが目的であり、それによって、より子供を生み育てやすい環境の整備をしていくことから、高額な所得の世帯については助成対象としないことで考えています。
問い、北空知4町の乳幼児医療費の助成状況は。
答え、秩父別町は、小学校6年生まで入院、通院ともに無料です。妹背牛町は、就学前乳幼児まで入院、通院ともに無料でありますが、平成23年度から小学生まで無料にする方向で検討を進めていると聞いています。北竜町は、就学前乳幼児は入院、通院ともに無料であり、小学生は入院のみ無料となっています。これは、今回、本市が提案させていただいている中身と同じですが、北竜町は平成23年度から中学生まで無料化することを検討していると聞いております。沼田町は、平成22年度から中学生までの医療費の入院、通院について全額無料を実施しています。
問い、今回の助成拡大に際し、無料のための申請等の手続は必要なのか。また、医療機関の窓口で支払う必要はあるのか。
答え、今回の助成拡大の対応については、一度、医療機関の窓口で自己負担分を支払っていただき、領収書と必要な書類を持って市民課に申請いただくことによって、かかった医療費を払い戻す償還払いを予定しております。当初は窓口負担なしという形を考えていたのですが、その場合、対象者に対して受給者証を交付するための事前申請、審査等の手続が必要となります。しかし、この短期間では事務的作業が進んでいかないという問題がありますので、今回償還払いでの対応とさせていただきますが、できるだけ早い時期に窓口負担なしという形での検討をしていきたいと考えています。
問い、今回の助成拡大について、病院等での対応を初め市民周知を丁寧に行わなければならないと思うが、その方法は。
答え、現在、広報ふかがわ4月号への掲載、ホームページへの登載、毎年度発行している健康カレンダー、深川子育てナビへの記載等の準備を行っており、議決いただきましたら直ちに市民周知を行っていきたいと思っております。あわせて、まだ市立病院と協議していませんが、できれば市立病院にも掲示し周知を行いたいと考えています。
質疑終結後、採決に入り、議案第21号は全会一致をもって可決すべきものと決定いたしました。
以上で社会民生常任委員会の報告を終わります。
〇議長(北本 清美君) これより一括質疑に入ります。
(「なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(北本 清美君) 質疑を終わります。
本件は討論の通告がありませんので、これより採決に入ります。
初めに、議案第20号を採決します。
本件に対する委員長の報告は可決であります。
本件は委員長の報告のとおり決定することに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(北本 清美君) 異議なしと認め、よって議案第20号は委員長の報告のとおり可決されました。
次に、議案第21号を採決します。
本件に対する委員長の報告は可決であります。
本件は委員長の報告のとおり決定することに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(北本 清美君) 異議なしと認め、よって議案第21号は委員長の報告のとおり可決されました。
〇議長(北本 清美君) 日程第3 委員会報告第3号議案第22号市道の路線廃止についてないし議案第24号深川市手数料徴収条例の一部を改正する条例についての3件を議題とします。
本件について委員長の報告を求めます。
北畑経済建設常任委員長。
〇経済建設常任委員長(北畑 透君)〔登壇〕 ただいま議題となりました議案第22号市道の路線廃止について、議案第23号市道の路線認定について及び議案第24号深川市手数料徴収条例の一部を改正する条例についての3件につきまして、経済建設常任委員会で審査をいたしました概要と結果について、ご報告申し上げます。
本議案3件は、今定例会において当委員会に付託され、3月10日に委員会を開催し、所管の部課長等の出席を求め、審査を行いました。
初めに、議案第22号市道の路線廃止について及び議案第23号市道の路線認定について一括して審査を行いましたので、質疑の中から主なものを申し上げます。
問い、廃止となる北光町東3条線の43.88メートルの部分は、今後どのような管理になりますか。
答え、廃止により不用となる約320平方メートルの用地は、平成18年に土地所有者から寄附を受けて市道用地としたものです。寄附を受けてから20年を経過していないことから、深川市財産条例第6条により、寄附いただいた土地所有者に無償での譲渡を考えています。
問い、廃止となる路線部分の用地返却について、元の土地所有者と協議していますか。
答え、この議案を提案する前段で土地所有者であった方と協議をしており、無償譲渡することで理解を得ております。
問い、譲渡する用地は道路と間違わないよう一定の方策が必要と考えますが、どのような対応を行いますか。
答え、現在この用地には雪が堆積していますが、用地は舗装されており、雪が解けると車が通行できる状況になります。雪解け後、再度現場を確認し、どのような対策が必要か土地所有者となる方と協議する考えです。
問い、二十四孝花園通線の新たに認定となる55メートルの箇所の現況はどのようになっておりますか。
答え、この箇所は平成12年に大正緑道公園として整備していますが、その際にボックス化して道路交通に耐えうる構造で施工をしております。
問い、認定となる道路は、いつごろどのように整備されますか。
答え、4月以降に測量設計を発注し、降雪前に、6.5メートルの車道に両歩道の道路を整備する計画です。
問い、認定後の地権者はどのようになりますか。
答え、地権者は深川土地改良区と深川市となり、深川土地改良区には市に無償で貸し付けていただきます。
問い、新たに認定する道路に道路標識は設置しますか。
答え、大正緑道公園を利用する方は認定する道路を横断することになりますので、歩行者の導線を考え、道路設計ができた段階で公安委員会と道路標識などの設置について協議をします。
質疑終了後、採決に入り、議案第22号及び議案第23号は全会一致をもって可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第24号深川市手数料徴収条例の一部を改正する条例について、質疑の中から主なものを申し上げます。
問い、道の権限移譲により行う業務のようですが、どのような体制で審査を行いますか。
答え、これまでも開発行為を行う場合、受付後、深川市の基準に基づいて道路や公園、水道、下水道等の整備を行うため、開発行為者と深川市の協議が整い審査した段階で、許可権者の空知総合振興局に進達を行っていました。権限移譲により、今後は深川市が許可権者となりますので、都市建設課計画係を窓口に審査を行っていきます。
問い、どのぐらいの申請件数を見込んでいますか。
答え、平成22年度の申請件数は0件で、過去5年にさかのぼっても申請1件、それに伴う変更申請が1件の計2件となっております。今後の申請件数の想定はできない状況で、平成23年度の手数料収入は見込んではいません。
問い、手数料はどのように算定しましたか。また、北海道の手数料と差はありますか。
答え、手数料の算定方法は道も深川市も同じで、職員給与の1時間単価に業務にかかわる時間数を掛け消耗品費を加算しておりますが、道職員のほうが給与単価が高いため手数料に差があります。例えば、一般的な販売目的で2ヘクタールの宅地造成を行う場合の手数料は、道が42万9,200円、深川市が40万3,000円となり、市に申請するほうが手数料は2万6,200円安くなるものです。
質疑終了後、採決に入り、議案第24号は全会一致をもって可決すべきものと決定いたしました。
以上で経済建設常任委員会の報告を終わります。
〇議長(北本 清美君) これより一括質疑に入ります。
(「なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(北本 清美君) 質疑を終わります。
本件は討論の通告がありませんので、これより採決に入ります。
初めに、議案第22号及び議案第23号を採決します。
本件に対する委員長の報告は可決であります。
本件は委員長の報告のとおり決定することに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(北本 清美君) 異議なしと認め、よって議案第22号及び議案第23号は委員長の報告のとおり可決されました。
次に、議案第24号を採決します。
本件に対する委員長の報告は可決であります。
本件は委員長の報告のとおり決定することに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(北本 清美君) 異議なしと認め、よって議案第24号は委員長の報告のとおり可決されました。
〇議長(北本 清美君) 日程第4 委員会報告第4号議案第4号平成23年度深川市一般会計予算ないし議案第14号平成23年度深川市病院事業会計予算の11件を議題とします。
本件について委員長の報告を求めます。
渡辺予算審査特別委員長。
〇予算審査特別委員長(渡辺 英雄君)〔登壇〕 ただいま議題となりました議案第4号平成23年度深川市一般会計予算ないし議案第14号平成23年度深川市病院事業会計予算の11件について、予算審査特別委員会で審査しました概要と結果について、ご報告申し上げます。
本委員会は、今定例会、3月4日の会議において設置され、同日に正副委員長の互選を行い、引き続き予算の説明を担当課長から受けたところであります。その後、委員会を3月16日、17日及び18日の3日間開催し、審査を行いました。
審査結果につきましては、議案第4号、議案第6号及び議案第7号の3件については賛成多数をもって、議案第5号、議案第8号ないし議案第14号の8件については全会一致をもって、原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。
これで予算審査特別委員会の報告を終わります。
〇議長(北本 清美君) これより一括質疑に入ります。
(「なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(北本 清美君) 質疑を終わります。
本件は討論の通告がありませんので、これより採決に入ります。
初めに、議案第4号を採決します。
この採決は起立によって行います。
本件に対する委員長の報告は可決であります。
本件は委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
〇議長(北本 清美君) 起立多数。
よって、議案第4号は委員長の報告のとおり可決されました。
次に、議案第5号を採決します。
本件に対する委員長の報告は可決であります。
本件は委員長の報告のとおり決定することに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(北本 清美君) 異議なしと認め、よって議案第5号は委員長の報告のとおり可決されました。
次に、議案第6号を採決します。
この採決は起立によって行います。
本件に対する委員長の報告は可決であります。
本件は委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
〇議長(北本 清美君) 起立多数。
よって、議案第6号は委員長の報告のとおり可決されました。
次に、議案第7号を採決します。
この採決は起立によって行います。
本件に対する委員長の報告は可決であります。
本件は委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
〇議長(北本 清美君) 起立多数。
よって、議案第7号は委員長の報告のとおり可決されました。
次に、議案第8号ないし議案第14号の7件を一括して採決します。
本件に対する委員長の報告は可決であります。
本件は委員長の報告のとおり決定することに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(北本 清美君) 異議なしと認め、よって、議案第8号ないし議案第14号は委員長の報告のとおり可決されました。
〇議長(北本 清美君) 日程第5 議案第39号平成22年度深川市一般会計補正予算を議題とします。
提出者の説明を求めます。
平山財政課長。
〇財政課長(平山 泰樹君)〔登壇〕 議案第39号平成22年度深川市一般会計補正予算(第8号)についてご説明を申し上げます。
第1条で歳入歳出にそれぞれ2,000万円を追加し、予算の総額を160億2,220万円とするものであり、第2条で繰越明許費の設定を行うものであります。
このたびの補正予算は、去る3月11日に起きた東北地方太平洋沖地震の被災地及び被災者に対する支援対策を内容とするものであります。
初めに、歳出予算についてご説明を申し上げます。10ページをごらんください。2款総務費、1項1目一般管理費2,000万円の増額は、東北地方大平沖地震被災地への見舞金450万円と被災者受け入れに要する経費及び被災地で今後必要になる物資を購入するための経費など1,550万円からなるものであります。
戻りまして、4ページをお開きください。第2表、繰越明許費は、被災地への見舞金等の受け入れ先の状況を見きわめるとともに、支援物資及び被災者受け入れの適切な時期の執行のために、今年度及び新年度いずれにおいても対応できるよう、あらかじめ繰り越しを行うものであります。
次に、8ページをお開きください。歳入予算につきましては、財政調整基金からの所要額を繰り入れて充当しようとするものであります。
以上、一般会計補正予算についてご説明を申し上げましたが、原案に賛同賜りますようよろしくお願いを申し上げます。
〇議長(北本 清美君) これより質疑に入ります。
初めに、歳出、2款総務費。
渡辺議員。
〇9番(渡辺 英雄君) 2款総務費でお伺いいたします。
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何点か申し上げたいと思いますが、大変な未曾有の国の危機を迎えたと言わざるを得ないし、135カ国からの支援をいただいているということも承知をいたしております。3月15日、本市でも自主的に対策本部会議をつくったと聞いておりますけれども、本格的な長丁場になるだろうと考えます。そういうことを考えますと対策本部を設置するべきではないかと考えますし、それに伴う3月16日の予算審査特別委員会前に市長から申し出のありました4点、1点目は災害地における救援活動、2点目は住宅をなくされた被害者の方々の住宅確保、3点目には災害地に対する見舞金の送金、これは説明がありましたように450万円と承りました。そして4点目には職員を配置して協力をする、あるいは義援金の受け付けもすると言われていたところでありますけれども、ここら辺の方針について伺っておきたいと存じます。
さらに、ことしは議員の改選期に当たるわけでありまして、公職選挙法に基づくところの公費負担についての節約というのか、あるいは節減ということを考えた場合に、これは違法になるのかどうか。この金額を自主的に支援策に充てるということは、私は違法でないと聞いておりますけれども、その点について伺っておきたい。
さらに、音江の広里雇用促進住宅は全部空いているのですけれども、これについてはどのような方法が考えられるのか。あるいは対応する必要性があるのか。市の所管ではないかもしれませんけれども、そういう点についてどのように考えているか。
さらに、深川市の産米は在庫があるのかどうかわかりませんけれども、米の支援ができるのかどうか。そういうようなことの実態も伺っておきたいと思います。
次に、きのうか、おとといだったと思いますけれども、政府で岡田幹事長が言われておりましたが、支援対策に取り組んだ市町村については、何らかの支援措置をすると、こう言われているわけでありまして、そのような通知があったのかどうか伺っておきたい。
私も保育園という立場で、道から金銭的な要請と保母職を現地に1,500人くらい出してほしいという要請があります。そのことよりも、少子高齢化時代ということで、二百数十人の孤児がいると承知をいたしておりますので、孤児を引き受けるという発信もいたしたところであります。
いろいろなことが長丁場で出てくると思います。これらを含めて、できる範疇で私たちがやれるところは頑張っていかなければならない。生きている人の宿命というか、あるいは自助努力をしていかなければならない。そういうことをお互いに認めあったり、許しあったりして協力をしていく、こういうことになるのではないかと思います。
数点申し上げましたけれども、市長の考え方をまず伺っておきたいと存じます。
(「議事進行」と呼ぶ者あり)
〇議長(北本 清美君) 東出議員。
〇13番(東出 治通君) 日本の状況が被災地を含めて大変な状況の中ですけれども、こういう中身の審議のときに、議事進行というような形で議事をとめるのは甚だ忍びないのですが、今の渡辺議員の質疑の冒頭で、発言を議会の中でだれかが妨げたような発言があったので、このところだけは私は整理していただく必要があるのではないかと思いますので、議長の取り計らいをお願い申し上げたいと思います。
〇議長(北本 清美君) 暫時休憩します。
(午前11時17分 休憩)
(午後1時07分 再開)
〇議長(北本 清美君) 休憩前に引き続き開議します。
ただいま渡辺議員から、先ほどの会議における発言の「まずは」から「存じます」までの部分について、会議規則第64条の規定によって取り消したい旨の申し出がありました。
お諮りします。
先ほどの会議の「まずは」から「存じます」までの発言の取り消しを許可することに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(北本 清美君) 異議なしと認め、よって発言の取り消しは許可することに決定しました。
議事を続けます。
(「関連」と呼ぶ者あり)
〇議長(北本 清美君) 松沢議員。
〇8番(松沢 一昭君) それでは関連質疑をいたします。
一つは今度の地震に当たっての対策本部のあり方ですけれども、この辺をしっかりつくっておく必要があると思いますが、考えをお聞かせください。
もう一つは実務的な受付の窓口ですが、いろいろな所管を横断しながらの仕事になっていくと思われます。一般的に考えると総務課がその窓口になると思いますけれども、ここは別個に独自の窓口をつくっていくべきではないかと思いますが、この辺の考えについてもお聞かせください。
〇議長(北本 清美君) 答弁願います。
坂本企画総務部長。
〇企画総務部長(坂本 光央君) まず、渡辺議員から6点の質疑をいただきましたので、順次お答えをいたします。
質疑の1点目、本部を設置すべきと、あわせて松沢議員より関連質疑としまして、対策本部のあり方というご指摘もいただきました。私どもの対応としまして、防災の関係で通常よく言われます災害対策本部につきましては、災害対策基本法に基づき、本市において災害が発生し、または災害が発生するおそれがある場合について、この災害対策本部を設置し対応するという状況になります。そこで、今回これだけの未曾有の大災害でございますので、本市といたしましても、できる限りのことをやりたいという考え方のもとで、地震発生直後それぞれ所管でさまざまな対応も行ってきておりますが、そこを1カ所できちんと集約をすべきだという考え方のもとで、3月15日ですけれども、市の最高意思決定機関であります庁議をベースにしながら対応を考えたということでございます。庁議ということではなく、東北地方太平洋沖地震の災害に対する対応という意味での被災地支援対策会議という名称をもちまして、3月15日に1回目を開催し、その後、昨日22日に開催し、さらに今月末の30日に開催予定でございます。その内容につきましては、3月16日の予算審査特別委員会開会前に市長から申し上げております市の対応として4点申し上げましたけれども、これについて、さまざまなことを検討するといった会議でございます。
そこで質疑の2点目ですが、この4点についての具体的な対応策ということでございます。まず第1に被災地における救援活動のための職員派遣ということでございますけれども、今後は幅が広がっていくと思いますが、きのう、消防職員3人が石巻市のほうに行くと。これは小樽市が北海道の中心的な役割を果たして派遣の窓口になっているようでございますので、そこで一定の人数を集めて支援隊を設けてということでございます。現地は非常に混乱をしているということで食料もすべて持ち込んで自己完結をするといった対応でございますので、当面、消防職員ということで22日から28日までの予定で行動いただいております。今後いろいろな形で物事の整理がついてまいりましたら一般職員の派遣もありますので、これについては適切に対応していきたいと考えております。次に、第2として、住宅をなくされた被災者の方の本市への受け入れということでございます。これについても、この支援対策会議の中でいろいろ協議しておりまして、市の公営住宅でありますとか移住体験住宅だとか学校共済住宅だとかということで、現状は30戸程度と考えておりますけれども、これについては要請に応じて対応するということで進んでおります。なお建築住宅室が窓口になっておりますけれども、当然この所管だけではなかなか物事が進まないと考えております。所管では関係すると思われる課を集めていろいろな意見交換をし、円滑に進むように対応をしているとの報告もありまして、全庁的には理解を深めたというところでございます。第3に被災地に対する見舞金の送金ということで、補正予算の中にございますように450万円と、これは特に被害の大きかった岩手県、宮城県、福島県、それぞれの県に義援金の受付の窓口、口座ができておりますので、それぞれ150万円ずつ対応することで考えていきたいと思っております。第4に職員を初め市民の皆さんからの義援金の受付ということで、これについては企画課が中心になりまして、市内公共施設9カ所でこの義援金に対する対応を進めておりまして、日赤などを通じて適切に対応できるように考えていきたいと思っております。
次に、質疑の3点目の節約によって一定の不用が生じた場合に、これを支援に振り向けたらどうなのかという質疑でございます。一般論といたしまして、予算執行に当たりましてさまざまな合意形成に基づいて不用額が発生した場合、これを支援に振り向けるということは当然違法なことではないと考えております。
次に、質疑の4点目、雇用促進住宅の件で質疑をいただきました。この雇用促進住宅については、雇用能力開発機構が所有をしているところでございます。雇用振興協会札幌支所でそれぞれ管理をされており、いろいろな話をお聞きいたしますと3月16日付で厚生労働省から北海道労働局へ、受け入れなどさまざまなことに対応をすべきだという通知がされているようでございます。所管である商工労働観光課から確認をとりましたら、広里にあります雇用促進住宅は76戸ということでさまざまな調査もしているようでございますが、場合によっては北海道から市町村へ申し込みの窓口などもといったお話もあるようでございます。これは、今申し上げましたような管理するところと十分に連携を強化する中で、必要であれば対応していくということになろうかと思っております。
次に、質疑の5点目にございました深川産米の支援ということでございます。もちろん米どころ深川でございますので、今後支援物資については被災地がどのようなものを求めるのかいうことが、きっと整理されると思いますし、受け口で整理されるような対応ができなければなかなか難しい問題がございますので、食糧として米も必要であるということであれば大いに深川産米を支援する、最大の努力をするということで考えているところでございます。
次に、質疑の6点目の支援対策を講じた市町村に対する措置ということで、通知があるのかどうかということでございます。これについては未曾有の大災害でございますので、政府においても地震が起こった次の日の段階で激甚災害に指定をする閣議決定も行い、さまざまな取り扱いをしているとこでございます。3月18日に、総務省自治財政局長名で各都道府県知事あてに被災者の受け入れに対応した自治体に対して、阪神淡路大震災のときの措置を踏まえて特別交付税措置を講ずることと、あわせて被災地応援に要する経費に対する特別交付税措置を講じる。前段申し上げましたように、被災地への消防職員派遣の関係ですとか、今後想定されるような一般職員の派遣に対応した自治体に対し、所要の特別交付税措置を講ずることということでの通知が参っておりまして、都道府県から各市町村に対しても連絡をするようにというような文書の内容になっております。
それと松沢議員から実務窓口を統一すべきではないかということでございます。まさしくそのとおりでございまして、私どももこのような形で被災地の支援対策会議を開催している主な理由といいますのは、横の連携をきっちりしよう、情報はきちんと持ってということでございます。その中では総務課が全体の統一した窓口になるということですけれども、この種のことについてはいろいろな利害が絡むことでございまして、かなり専門的な業務も中にはございます。そうなりますとすべてを1カ所でということは非常に難しいですが、ここで大事なのは、さまざまな被災者からの相談だとか要請に対して適切かつ迅速に関係する所管につなぐということ、その業務の内容も統一した窓口の中では理解をしていること、職員全体が共通理解をしているということが非常に大事だろうと思います。これについても昨日の会議の中で出まして、それに対する一定の統一様式のようなものをつくって、みんなが相互理解できるようにしよう、そんなところが論議した経過でございます。
〇議長(北本 清美君) 終わります。
次に、歳入及び繰越明許費。
(「なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(北本 清美君) 終わります。
質疑を終わります。
お諮りします。本件は、会議規則第36条第3項の規定によって委員会付託を省略したいと思いますが、異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(北本 清美君) 異議なしと認め、よって本件は委員会付託を省略することに決定しました。
本件は討論の通告がありませんので、これより議案第39号を採決します。
本件は原案のとおり決定することに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(北本 清美君) 異議なしと認め、よって議案第39号は原案のとおり可決されました。
〇議長(北本 清美君) 日程第6 議案第40号深川市監査委員の選任についてを議題とします。
提出者の説明を求めます。
山下市長。
〇市長(山下 貴史君)〔登壇〕 議案第40号深川市監査委員の選任について、提案理由を申し上げます。
監査委員のうち識見を有する者から選任いたしております大内俊さんから、本年3月31日をもって退職したい旨の申し出があり、これを承認することといたしましたので、その後任の委員として太田春夫さんを選任することについて、地方自治法第196条第1項の規定に基づき、議会の同意を求めようとするものであります。
太田春夫さんの生年月日、住所につきましては記載のとおりでありますが、同氏は昭和47年から平成22年までの38年間、一貫して本市の消防行政に携わり、また消防長として手腕も発揮され、市民の安全・安心にもご貢献をいただいてきたところであります。
さらに、市行政に精通し、人格が高潔で識見豊かでありますことから、監査委員として選任することに適任であると考えますので、よろしくご同意くださいますようお願いを申し上げます。
〇議長(北本 清美君) これより質疑に入ります。
(「なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(北本 清美君) 質疑を終わります。
お諮りします。本件は、会議規則第36条第3項の規定によって委員会付託を省略したいと思いますが、異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(北本 清美君) 異議なしと認め、よって本件は委員会付託を省略することに決定しました。
本件は討論の通告がありませんので、これより議案第40号を採決します。
本件はこれに同意することに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(北本 清美君) 異議なしと認め、よって議案第40号は同意されました。
〇議長(北本 清美君) 日程第7 意見案第1号東北地方太平洋沖地震の救援に関する意見書及び意見案第2号住民の安全・安心なくらしを支える交通運輸行政の充実を求める意見書の2件を議題とします。
提出者の説明を求めます。
長野議員。
〇4番(長野 勉君)〔登壇〕 ただいま議題となりました意見案第1号東北地方太平洋沖地震の救援に関する意見書及び意見案第2号住民の安全・安心なくらしを支える交通運輸行政の充実を求める意見書について、提出者を代表し提案理由の説明を申し上げます。
初めに、意見案第1号につきましては、お手元の意見案を関係機関に提出するもので、読み上げて提案理由といたします。
意見案第1号東北地方太平洋沖地震の救援に関する意見書。
去る3月11日にマグニチュード9.0という世界最大級の東北地方太平洋沖地震が発生した。巨大地震とそれに伴う最大10メートルを超える津波は、東北地方を初めとする東日本の広い範囲に激甚な被害をもたらした。多数のとうとい人命と住宅などの貴重な財産が失われ、交通・通信網などのライフラインも崩壊した。いまだ多数の住民が孤立し救助を求めており、安否が不明の住民は数万人に達するなど、日を追って判明する被害の状況は拡大している。
また、福島県の原子力発電所においても、その施設が甚大な被害を受け、住民の被曝も確認されており、広範囲にわたり周辺住民は避難を余儀なくされている。現在も、今回の地震による被害の全容は明らかになっておらず、まさに未曾有の大災害である。
多くの地域が壊滅的な被害を受ける中、避難生活を強いられている住民は30万人以上にも上っている。家族を初め、家・財産のすべてを失うなど、被害に遭った住民の不安と悲しみは極限にまで達しており、早急な被災者救済及び被災地復旧のための支援が強く求められている。
ここに深川市議会は、犠牲となられた方々のご冥福をお祈りし、被災者に心よりお見舞い申し上げるとともに、被災者及び被災地への支援に全力で取り組み、関係方面からの広範な支援を願うものである。また、政府に対し、人命救助に全力を挙げつつ、被災者救済及び被災地復旧に特別立法での対応も含め、早急かつ積極的な措置をとるとともに、原子力発電所の事故による被害・飛散の拡大防止に努め、正確な情報の把握と開示を行い、既に被曝された方々には除染などの万全の体制を整えるなど迅速な対応を行い、国民の不安を早急に解消するよう強く要請する。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
次に、意見案第2号につきましては、お手元に配付しております内容により関係機関に提出するもので、内容の説明は省略いたしますが、以上、2意見案について、議決くださいますようよろしくお願いを申し上げます。
〇議長(北本 清美君) これより一括質疑に入ります。
(「なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(北本 清美君) 質疑を終わります。
お諮りします。本件は、会議規則第36条第3項の規定によって委員会付託を省略したいと思いますが、異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(北本 清美君) 異議なしと認め、よって本件は委員会付託を省略することに決定しました。
本件は討論の通告がありませんので、これより意見案第1号及び意見案第2号を採決します。
本件は原案のとおり決定することに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(北本 清美君) 異議なしと認め、よって意見案第1号及び意見案第2号は原案のとおり可決されました。
〇議長(北本 清美君) 日程第8 閉会中の継続審査についてを議題とします。
本件は、総務文教常任委員長及び社会民生常任委員長から別紙ご配付のとおり閉会中の継続審査の申し出があります。
お諮りします。申し出のとおり決定することに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(北本 清美君) 異議なしと認め、よって申し出のとおり閉会中の継続審査とすることに決定しました。
〇議長(北本 清美君) 日程第9 閉会中の所管事務調査についてを議題とします。
本件は、経済建設常任委員長から別紙ご配付のとおり閉会中の所管事務調査の申し出があります。
お諮りします。申し出のとおり決定することに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(北本 清美君) 異議なしと認め、よって申し出のとおり閉会中の所管事務調査とすることに決定しました。
〇議長(北本 清美君) これで本定例会に付議されました事件の審議はすべて終了しましたので、平成23年第1回深川市議会定例会を閉会します。
(午後1時29分 閉会)