新型コロナウイルス感染症に関連した人権への配慮について

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新型コロナウイルス感染症は、誰でもかかる可能性がある疾患です。感染された人やその家族が、感染症だけでなく、不当ないじめや差別に苦しむようなことがあってはなりません。感染症に対する不安をあおるような言動や不確かな情報の拡散は慎み、冷静で良識のある対応をお願いします。

市民のみなさまへ

差別や偏見、心ない言動をなくしましょう!

 全国的な新型コロナウイルス感染症の感染が広がる中で、感染への不安や恐れから、感染された方々やその御家族をはじめ、医療関係者などに対し、偏見が抱かれ、差別や誹謗中傷がなされています。これらが相次ぐと感染を疑われる症状がでても、検査のための受診や、保健所への正確な行動歴・濃厚接触者の情報提供をためらってしまう人が現れるなど、感染拡大の防止に支障が出る恐れもあります。
 差別や誹謗中傷は決して許されないことであり、そのような心ない言動をしないようお願いします。また、感染者を非難したり特定するような行為、個人情報をインターネット・SNSに掲載すること、これらの情報をむやみに拡散させることもないようお願いします。

正しい知識に基づいた冷静な対応を!

 新型コロナウイルス感染症に関して、いろいろな媒体で多種多様な情報が掲載されていますが、中には不確かな情報や事実とは異なる場合もあります。
 このような情報に惑わされることなく、厚生労働省や本市などの公的機関が提供している正しい情報に基づき、人権に配慮した冷静な行動をとっていただくようお願いします。

相手の立場を理解し、思いやる行動を!

 新型コロナウイルス感染症は、誰でも感染する可能性がある疾患です。目には見えないウイルスに不安や恐れを感じることもあると思いますが、私たち一人ひとりがお互いを思いやるこころを持ち、互いを支えあって生活することが大切です。
 立ち向かうべき相手はウイルスであって人ではありません。
 それぞれの立場で今できることを行っていきましょう!

人権相談窓口のご案内

問合わせ先・担当窓口

市民福祉部 健康・子ども課 健康推進係