財政状況（令和元年度決算）

令和2年第3回市議会定例会において、一般会計、特別会計及び企業会計の令和元年度決算が認定されました。
詳細については、広報ふかがわ11月号に掲載しますが、決算の概要をお知らせします。

一般会計については、黒字決算となりました。
深川市の一般会計の決算は、

• 歳入：170億5,795万円
• 歳出：169億9,629万円

差し引き、6,166万円となりました。
翌年度へ繰り越すべき財源330万円を除く実質収支額は、5,836万円となりました。

介護保険特別会計ほか4特別会計は、いずれも黒字決算となりました。

表:各会計決算状況

項目	最終予算額	歳入	歳出	差引残高	単年度収支
一般会計	174億8,377万円	170億5,795万円	169億9,629万円	6,166万円	△889万円
特別会計 小計	67億5,763万円	67億5,233万円	65億9,608万円	1億5,625万円	△4,353万円
特別会計 介護保険	24億4,639万円	24億9,413万円	24億 259万円	9,154万円	△4,804万円
特別会計 国民健康保険	30億2,207万円	29億6,635万円	29億3,928万円	2,707万円	1,053万円
特別会計 後期高齢者医療	3億8,352万円	3億7,858万円	3億7,820万円	38万円	△14万円
特別会計 農業集落排水	1億6,375万円	1億6,589万円	1億5,565万円	1,024万円	11万円
特別会計 下水道	7億4,190万円	7億4,738万円	7億2,036万円	2,702万円	△599万円
合計	242億4,140万円	238億1,028万円	235億9,237万円	2億1,791万円	△5,242万円

水道事業は、配水及び給水施設の老朽化による修繕費などの支出が多い状況で、純損失1,563万円となりました。
病院事業は、令和2年2月中頃から新型コロナウイルス感染症の影響を受けたが、地域包括ケア病棟及びDPC（包括医療費支払制度）の運用による入院患者の確保に努め、純損失は1億9,558万円となった。

一般会計の基金の令和元年度決算では、寄附やふるさと納税等により、1,426万円の基金積み立てを行いました。
また、基金目的の事業の実施のため、1億4,715万円の基金の処分（取り崩し）を行いました。
これにより、一般会計が保有する各種基金の額は、1億3,290万円の減額となりました。

市債の令和元年度末残高は、一般会計で、224億円、特別会計で、50億円、企業会計で、75億円の合計、349億円となっています。

地方消費税交付金（社会保障財源化分）の充当先と充当額についてお知らせします。