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開設者挨拶

開設者の写真
開設者 深川市長 山下貴史
 深川市立病院開設者といたしまして、この北空知医療圏域に住まわれる方々、そして当市立病院をご利用いただいております多くの患者の皆様並びに医療・福祉・介護等関係者各位にご挨拶を申し上げます。
 
 深川市立病院は、昭和9年12月に「深川町外8個ヶ村組合病院」として発足いたしました。
(病床数88床、5診療科:内科小児科・外科・耳鼻咽喉科・産婦人科・眼科)
 その後、昭和25年5月に「北空知組合病院」と改称し、昭和33年4月には深川町に運営主体を移管し「深川町立病院」へ、昭和38年5月の深川市制施行にともない「深川市立総合病院」と改称しております。
 平成17年6月には現在地に移転改築、17診療科でオープン(鉄筋コンクリート造6階建、病床数305床)し、名称も「深川市立病院」と改め現在に至っており、これまで北空知地域の中核病院として地域住民の安心と安全を心がけ、信頼される医療の提供とともに地域住民の健康保持・増進を図り、地域の発展に寄与することを病院の基本方針としているところであります。
 
 昨今、医療を取り巻く環境は極めて厳しいものがありますが、そうした状況の中で昨年9月、病院主催としては初めてのフォーラム(深川市立病院に関する地域フォーラム)を開催したところであり、今後におきましても可能な限り地域の皆様方との信頼関係や意思疎通に努めて参りたいと考えております。
 また、地域医療の充実に向けましては、昨年7月から「メディカルショートスティ」を開始するほか、同10月には「深川市立病院訪問看護ステーションみのり」を開設するなど、在宅等における療養生活のお手伝いもさせていただいているところであります。
 
 一方、医療機関における医師の状況でありますが、平成16年からの「新医師臨床研修制度」の導入などに伴い大学病院の医局における医師不足や都市への医師偏在の状況は今なお続いており、当市立病院におきましても常勤医師が不在となっている診療科(整形外科、皮膚科、小児科、産婦人科)が生じ、また、内科常勤医師の減少等もあり、それらの解消が今後に向けての大きな課題となっています。
 医師確保につきましては、これまでも道内三医育大学(北大、札幌医大、旭川医大)に対し、繰り返し強く医師派遣を要請しておりますが、前述のとおり充足されていないのが現状です。
 今後におきましても粘り強く対応してまいる考えでありますが、その他の方策といたしましては、医師の紹介や斡旋をする公的機関・民間事業者の活用や、地域の皆様などからの医師確保に係る情報提供をお願いすること、また旭川医科大学の医学生を対象とした修学資金貸付金制度を創設するなど様々な対策を講じており、これら成果により、この4月から新たに内科医師1名が当院において常勤医師として勤務いただいております。
 医師確保につきましては、引き続き、藤澤院長との緊密な連携の下、関係方面への要請や大学等との良好な関係構築に努め、また、北空知4町の首長とも連携を深めつつ全力で取り組んでまいりますので、ご理解をいただきたいと存じます。
 
 日本は今人口減少社会となり、さらに高齢化が急速に進行する中にあって、地域における医療のあり方は、従来の主に青年壮年期の患者を対象とした救命・救急、治療、社会復帰を前提とした「病院完結型」の医療から、「慢性疾患や複数の疾病を抱えることが多い」など高齢者の特徴に合わせ、病気と共存しながら生活の質の維持・向上を目指す医療、患者の住み慣れた地域や自宅での生活のための医療、地域で支える.0「地域完結型」の医療に重点を移していく必要があります。
 このため、国では介護保険制度を改正し、在宅医療・介護連携推進事業の実施を全国の市区町村に義務付けたところですが、ここ北空知におきましてはこの事業を広域的に実施することの協議が整い、深川市立病院が北空知1市4町(深川市、妹背牛町、秩父別町、北竜町、沼田町)の委託を受け、本年7月に「北空知地域医療介護連携支援センター」を院内に設置し、北空知における地域包括ケアシステムの構築に貢献していくこととしております。
 
 今後の病院経営にあたっては、「新公立病院改革ガイドライン」や「北空知圏域地域医療構想」を踏まえた「深川市立病院新改革プラン(仮称)」を平成28年度に策定し、時代のニーズに即し、地域住民のニーズに応える適正な医療の提供体制の構築に努めるとともに、経営の効率化を図り持続可能な病院経営を目指し、今後とも地域の皆さま方の健康と生活を支えるため最善を尽くしてまいる所存でありますので、皆さま方のご理解とご協力をよろしくお願い申し上げご挨拶といたします。
 
   平成28年6月
                                                                              深川市立病院 開設者          
深川市長 山下 貴史