[目次]

平成13年 第2回

深川市議会定例会会議録 (第3号)

午後 1時11分 開議 
 平成13年7月5日(木曜日)
午後 3時22分 閉会 


〇議事日程(第3号)

日程第 1 委員会報告第6号
議案第43号 深川市民交流センター条例について
議案第44号 深川市公民館条例の一部を改正する条例について
議案第45号 財産の譲渡について(中央公民館宇摩分館用地)
陳情第 4号 消費税の大増税計画の中止を求める請願(陳情)書
陳情第 1号 深川市の子どもたちにとって、より良い教科書を採択することを求める陳情書
日程第 2 委員会報告第7号
議案第46号 深川市乳幼児医療費支給条例の一部を改正する条例について
議案第47号 深川市重度心身障害者及び母子家庭等医療費支給条の一部を改正する条例について
日程第 3 委員会報告第8号
議案第48号 深川市営住宅条例の一部を改正する条例について
陳情第 7号 「公共事業の生活密着型への転換を国に要請する意見書」採択の陳情書
陳情第 8号 「働くルールの確立を国に要請する意見書」採択の陳情書
日程第 4 議案第49号 平成13年度深川市一般会計補正予算(第2号)
日程第 5 議案第57号 工事委託に関する協定の締結について(自由通路新設工事委託)
日程第 6 意見案第7号 義務教育費国庫負担法から学校事務職員・栄養職員の給与費を適用除外することに反対する意見書
意見案第8号 非核三原則の厳守と法制化を求める意見書
意見案第9号 温泉療法の公的医療保険の早期適用等を求める意見書
日程第 7 常任委員の選任
日程第 8 議会運営委員の選任
追加日程第1 議長の常任委員辞任について
追加日程第2 閉会中の所管事務調査の申し出




(午後 1時11分 開 議)

 

〇議長(東出治通君) これより本日の会議を開きます。


〇議長(東出治通君) 事務局長から諸般の報告を申し上げます。

〇議会事務局長(荒川 満君) 初めに、総務文教常任委員長から議案3件、陳情2件、社会民生常任委員長から議案2件及び経済建設常任委員長から議案1件、陳情2件の審査結果の報告がありました。
 次に、大塚議員ほかから意見案3件の提出及び市長から議案1件の追加提出がありました。
 次に、市長から深川市土地開発公社の平成12年度決算に関する書類及び株式会社深川振興公社の第37事業年度の決算に関する書類の提出がありましたので、去る6月28日に配付をしております。
 次に、第2回定例会3日目の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。
 報告を終わります。


〇議長(東出治通君) 日程第1 委員会報告第6号議案第43号深川市民交流センター条例についてないし議案第45号財産の譲渡について、平成12年陳情第4号消費税の大増税計画の中止を求める請願(陳情)書及び陳情第1号深川市の子どもたちにとって、より良い教科書を採択することを求める陳情書の5件を議題とします。
 本件について委員長の報告を求めます。
 高桑総務文教常任委員長。

〇総務文教常任委員長(高桑幸雄君)〔登壇〕 ただいま議題となりました議案第43号深川市民交流センター条例についてないし議案第45号財産の譲渡について、平成12年陳情第4号消費税の大増税計画の中止を求める請願(陳情)書及び陳情第1号深川市の子どもたちにとって、より良い教科書を採択することを求める陳情書について、審査いたしました概要と結果についてご報告申し上げます。
 議案第43号ないし議案第45号は、本定例会において当委員会に付託され、委員会を7月2日に開催し、教育長及び関係する部課長等の出席を求め、審査を行いました。
 初めに、議案第43号深川市民交流センター条例について、質疑の中から主なものを申し上げます。
 問い、来年度以降の維持管理費は、どのくらいを見込んでいるか。
 答え、一番大きな部分は燃料費と光熱水費になりますが、年間700万円前後を予定しています。
 問い、使用料は、何を基準にしているのか。他の施設との比率ではどうなるか。
 答え、市民会館使用料に積算の根拠を求めており、多目的ホールについては市民会館中会議室の1平米当たり単価を、中会議室と会議室A、Bについては市民会館第1小会議室の1平米当たりの単価を根拠としております。
 問い、駐車場はどこを使う予定なのか。
 答え、十分な駐車場用地がありませんので、中央公民館東側の旧商工会議所跡地を利用した駐車場に誘導できるよう、看板を設置して対応してまいりたい。
 問い、現在の修理状況と今後の使用年限について。
 答え、既に築後70年近い建物ですので、鉄筋コンクリートといえども老朽化は否めない状況にあります。取得した主たる目的が歴史的建造物の保存であり、深川市文化財保護委員会の意見なども聞かせていただく中で、歴史的建造物としてどう保存を図っていくのか研究検討してまいりたい。
 質疑終結後採決に入り、議案第43号は全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
 次に、議案第44号深川市公民館条例の一部を改正する条例について及び議案第45号財産の譲渡について、一括して審査を行いましたので、質疑の中から主なものを申し上げます。
 問い、維持費はどうなるか。
 答え、維持管理費のうち光熱水費については、合併処理浄化槽の検査手数料も含めて年間15万円程度と想定し、5年間分を市が負担することとしています。
 問い、市の資金の支払い方法はどうなるのか。
 答え、建設費については2,000万円の予算を見ており、19節の補助金で経費を補助して、地域が建設するものです。現在予算の範囲内で事業が可能ということで建設中です。
 質疑終結後採決に入り、議案第44号及び議案第45号は全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。
 次に、平成12年陳情第4号消費税の大増税計画の中止を求める請願(陳情)書は、平成12年第4回定例会において当委員会に付託され、昨年12月11日、本年3月8日、7月2日に委員会を開催し、審査を行いました。陳情者は、深川地方労働組合総連合議長、北風一憲氏並びに全日本年金者組合深川支部執行委員長、曽賀良弘氏で、陳情の要旨は、消費税の大増税計画をやめること及び当面食料品を非課税にすることについて国に意見書の提出を求めているものであります。
 委員会で審査を行った結果、採決を行い、平成12年陳情第4号は全会一致をもって趣旨採択すべきものと決定いたしました。
 次に、陳情第1号深川市の子どもたちにとって、より良い教科書を採択することを求める陳情書は、本定例会において当委員会に付託され、委員会を7月2日に開催し、審査を行いました。陳情者は、深川地区連合会会長、堀川正樹氏で、陳情の要旨は、2002年度から使用される中学校歴史、公民教科書について、教科書の採択に当たって教育委員会は、事業者や団体による過度な宣伝や他者への誹謗、中傷、批判または利益誘導などが行われないよう、公正取引委員会が定めた教科書採択の特殊指定及び文部省通知に沿って行うこと、ほか3項目の観点から、採択されるよう求めているものであります。
 委員会で審査を行った結果、採決を行い、陳情第1号は全会一致をもって採択すべきものと決定いたしました。
 以上で総務文教常任委員会の報告を終わります。

〇議長(東出治通君) これより一括質疑に入ります。

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(東出治通君) 質疑を終わります。
 本件は討論の通告がありませんので、これより採決します。
 初めに、議案第43号を採決します。
 本件に対する委員長の報告は可決であります。
 本件は委員長の報告のとおり決定することに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(東出治通君) 異議なしと認め、よって議案第43号は委員長の報告のとおり可決されました。
 次に、議案第44号を採決します。
 本件に対する委員長の報告は可決であります。
 本件は委員長の報告のとおり決定することに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(東出治通君) 異議なしと認め、よって議案第44号は委員長の報告のとおり可決されました。
 次に、議案第45号を採決します。
 本件に対する委員長の報告は可決であります。
 本件は委員長の報告のとおり決定することに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(東出治通君) 異議なしと認め、よって議案第45号は委員長の報告のとおり可決されました。
 次に、平成12年陳情第4号を採決します。
 本件に対する委員長の報告は趣旨採択であります。
 本件は委員長の報告のとおり決定することに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(東出治通君) 議なしと認め、よって平成12年陳情第4号は委員長の報告のとおり趣旨採択することに決定しました。
 次に、陳情第1号を採決します。
 本件に対する委員長の報告は採択であります。
 本件は委員長の報告のとおり決定することに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(東出治通君) 異議なしと認め、よって陳情第1号は委員長の報告のとおり採択することに決定しました。


〇議長(東出治通君) 日程第2 委員会報告第7号議案第46号深川市乳幼児医療費支給条例の一部を改正する条例について並びに議案第47号深川市重度心身障害者及び母子家庭等医療費支給条例の一部を改正する条例についての2件を議題とします。
 本件について委員長の報告を求めます。
 北名社会民生常任委員長。

〇社会民生常任委員長(北名照美君)〔登壇〕 ただいま議題となりました議案第46号深川市乳幼児医療費支給条例の一部を改正する条例について並びに議案第47号深川市重度心身障害者及び母子家庭等医療費支給条例の一部を改正する条例についての以上2件について、社会民生常任委員会で審査しました概要と結果についてご報告申し上げます。
 本件については、本定例会において当常任委員会に付託され、委員会を7月2日に開催し、所管の部課長等の出席を求め、審査を行ったところであります。
 議案第46号深川市乳幼児医療費支給条例の一部を改正する条例について並びに議案第47号深川市重度心身障害者及び母子家庭等医療費支給条例の一部を改正する条例についての以上2件について、一括して審査を行いましたので、質疑の中から主なものを申し上げます。
 問い、道老事業と合わせての3医療費支給事業の市の負担総額は大体どのくらいになるのか。また、財源対策についてはどうなるのか。
 答え、乳幼児医療費は、本年10月から年齢拡大をするので、5カ月分の医療費の支給の形になってくるが、平成13年度で見ると乳幼児、重度、母子、それに道老を加えて総額で3億3,940万円余りで、道の補助金が現在30分の18で1億6,000万円余りである。高額等があるので、それらを引いて、一般財源では1億3,580万円余りとなる。これが平成16年度に道の補助金が30分の15の2分の1になるという平年ベースで考えると、総費用額で3億8,380万円余りで、うち補助金が1億5,100万円余りで、高額等を除いて一般財源では1億8,700万円余りである。つまり、平年ベースで考えると、平成13年度から比較すると5,000万円余り増の一般財源が必要となってくるという状況である。乳幼児の通院の年齢拡大がなければ、このまま推移していくという形になるので、北海道に対して乳幼児医療の通院に係る年齢拡大を今後とも要望していきたいと考えている。
 問い、事業の実施内容をしっかり周知徹底をしていくべきだと思うが、その周知徹底についてどのように進められるのか。
 答え、改正等の周知徹底については広報等でお知らせし、所得制限が導入されると毎年受給者証の更新というものが出てくるので、もちろん全受給者に個別に受給者証を送付し、その際、所得制限等の導入された改正内容も通知する予定である。また、医療機関での支払が現物給付という形になっているので、北空知の医療機関に対して医師会あるいは歯科医師会を通じて改正等の内容周知を図っていきたいと考えている。
 問い、乳幼児医療費の入院外支給範囲を2歳拡大することによって、国保に対するペナルティーの心配はないのか。
 答え、1,100名弱と現在乳幼児数は推移しており、1歳当たり180名から200名程度いる。それ以外の乳幼児でも、母子家庭のお子さんは母子医療の適用を受けるので、乳幼児医療の適用は受けていないが、それらのうち、現状社会保険の乳幼児がたくさんおられて、国保の乳幼児の割合というのは極めて少ない状況となっている。
 国保のペナルティーの部分についての影響というのは、国保でいう調整交付金、それから療養給付費負担金に対する影響というのはほんのわずかという状況であり、恐らく10万円にも満たないようなペナルティーの額ではないのかと推定しているが、受診の状況によってふえるのかなというふうな認識をしている。
 質疑終結後一括して採決を行い、議案第46号及び議案第47号は全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。
 以上で社会民生常任委員会の報告を終わります。

〇議長(東出治通君) これより一括質疑に入ります。

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(東出治通君) 質疑を終わります。
 本件は討論の通告がありませんので、これより議案第46号及び議案第47号の2件を一括して採決します。
 本件に対する委員長の報告は可決であります。
 本件は委員長の報告のとおり決定することに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(東出治通君) 異議なしと認め、よって議案第46号及び議案第47号は委員長の報告のとおり可決されました。


〇議長(東出治通君) 日程第3 委員会報告第8号議案第48号深川市営住宅条例の一部を改正する条例について、平成12年陳情第7号「公共事業の生活密着型への転換を国に要請する意見書」採択の陳情書及び平成12年陳情第8号「働くルールの確立を国に要請する意見書」採択の陳情書の3件を議題とします。
 本件について委員長の報告を求めます。
 岡部経済建設常任委員長。

〇経済建設常任委員長(岡部誠二君)〔登壇〕 ただいま議題となりました議案第48号深川市営住宅条例の一部を改正する条例について、平成12年陳情第7号「公共事業の生活密着型への転換を国に要請する意見書」採択の陳情書及び平成12年陳情第8号「働くルールの確立を国に要請する意見書」採択の陳情書について、経済建設常任委員会で審査しました概要と結果についてご報告申し上げます。
 議案第48号は、本定例会において当常任委員会に付託され、委員会を7月2日に開催し、所管の部課長などの出席を求め、審査をいたしました。
 平成12年陳情第7号及び陳情第8号は、平成12年第4回定例会において当委員会に付託され、昨年12月12日、本年2月8日、3月8日、7月2日に委員会を開催し、審査を行いました。
 最初に、議案第48号の質疑の中から主なものを申し上げます。
 問い、住宅の設計について、特に変わった点はあるのか。
 答え、高齢者に配慮した設計ということで、今までの住宅設計とは変わっておりません。物置とかタンク庫を屋外に出なくても使えるように、また通路や各部屋にも段差をなくしているというような設計で進めております。
 問い、各団地の待機者の状況は。
 答え、第1希望の数字では、緑町西が31人、西町が12人、幸町が2人、稲穂が8人、北光団地が1人、あけぼのが19人、緑が丘が5人、芙蓉が5人、合計83人となっております。
 問い、広里団地の用途廃止した跡地利用の考えは。
 答え、跡地利用の考えでありますが、隣接する民地の地権者と一部用地交換をして、広里公園の駐車場を建設する計画をしております。残りにつきましては利用計画がございませんので、普通財産として管理する考えであります。
 問い、浴室のない古い住宅から年次建てかえを進めているが、古い住宅についても低家賃であることや単身者向けの用途などを考慮した場合、有効利用ができるのではないか。
 答え、所管としても待機者が多い状況の中で、古い住宅を残す考えは持っております。みずほAにつきましては、浴室がなく、老朽狭隘ということで解体していくわけですが、裏にあるみずほBについては浴室もあることから、残すよう検討をいたしております。また、古い2LDK、2DKあたりでも単身者が使える形で、残せるものであれば残していく努力をしていかなければと考えております。
 質疑終結後採決に入り、議案第48号については全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
 次に、平成12年陳情第7号「公共事業の生活密着型への転換を国に要請する意見書」採択の陳情書は、深川地方労働組合総連合議長、北風一憲氏からのもので、陳情の要旨は、不要不急の巨大ダムや可動堰、空港などの浪費型の大型公共事業を中止すること、ほか4項目について国に意見書の提出を求めているものであります。
 委員会の審査の中で、国の公共事業については小泉政権で、特にダムや空港については新規ではやらないということで改革の方針が出されていることもあり、このような情勢の変化をかんがみると、この種の陳情はなじまないという意見が出されました。
 委員会では慎重に審査を行った結果、採決を行い、平成12年陳情第7号は全会一致をもって不採択とすべきものと決定いたしました。
 次に、平成12年陳情第8号「働くルールの確立を国に要請する意見書」採択の陳情書は、深川地方労働組合総連合議長、北風一憲氏からのもので、陳情の要旨は、労働時間は政府公約の年間1,800時間を直ちに実現し、週35時間労働制、時間外労働の男女共通規制に向けた具体的措置を開始すること。戦後最悪の雇用、失業問題を解決するために、労働時間の短縮、とりわけサービス残業禁止によって雇用の創出をすること、ほか2項目について国に意見書の提出を求めているものであります。
 委員会では、慎重な審査を行った結果、採決を行い、平成12年陳情第8号は全会一致をもって趣旨採択すべきものと決定いたしました。
 以上で経済建設常任委員会の報告を終わります。

〇議長(東出治通君) これより一括質疑に入ります。

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(東出治通君) 質疑を終わります。
 これより討論に入ります。
 平成12年陳情第7号について討論の通告がありますので、指名します。
 北名議員。

〇19番(北名照美君)〔登壇〕 平成12年陳情第7号について、日本共産党議員団を代表いたしまして、採択に賛成の立場で討論をいたします。
 陳情の趣旨は、国民の立場に立った景気の回復を願う当然の内容であると考えております。自民党小泉内閣の言う聖域なき構造改革あるいは不良債権の早期処理が国民にさらなる痛みを押しつけ、中小企業20万社以上ともいう倒産、あるいは新たな失業者が100万人以上ふえるということを想定しているという調査機関のデータもあるわけですが、国民には地獄のシナリオともなっていると言えるわけであります。
 特に小泉内閣の不良債権処理については、銀行への返済がおくれている企業も含めて、金融機関への返済がおくれている企業はすべて不良債権として銀行に最終処理することを求めているもので、このため、現在長引く不況のもとで中小法人250万企業の六、七割が赤字経営、あるいは3分の1が債務超過にあると言われている中で、先ほど言ったように20万とも、それ以上とも言える会社の倒産を見るという深刻な事態を招くものともなります。
 自民党小泉内閣は、公共事業の見直しを口にし、道路特定財源などの配分や仕組みを問題にしていますが、総額の削減は明言せずに、大型プロジェクトについて、これをやめるという立場には立っていません。
 きょうの読売新聞の社説で、「改革を問う」、「公共事業の見直し論議深めたい」という社説が載っておりまして、ここにはこんな書き方をしております。「国土交通省が、小泉政権の改革方針に合わせて発表した公共事業改革案には、大規模ダム事業の新規計画の凍結や、港湾、地方空港の新規事業の抑制などが盛り込まれた。いずれも見直しが当然のものばかりだ。とても「改革」と呼べるものではない」と書かれておりますが、小泉首相は地域住民が反対している川辺川ダムや諫早湾干拓事業について、完成に向けて努力するとか、着実に今実施してきているということを言い、住民の反対に対しては恐れず、ひるまず、とらわれずに推進すると表明していますし、ここに見るように、国際港湾や空港についても、現状やっているものについては推進をするという立場に立っております。その点で、委員会審議の中での論議をもっと深めていただきたかったと残念に思います。
 陳情は、どの項目を見ても景気回復にとって焦眉の課題とも言える内容ばかりであり、その点では陳情者に敬意を払いつつ、討論といたします。

〇議長(東出治通君) 討論を終わります。
 これより採決します。
 初めに、議案第48号を採決します。
 本件に対する委員長の報告は可決であります。
 本件は委員長の報告のとおり決定することに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(東出治通君) 異議なしと認め、よって議案第48号は委員長の報告のとおり可決されました。
 次に、平成12年陳情第7号を採決します。
 本件に対する委員長の報告は不採択であります。
 本件を採択することに賛成の議員の起立を求めます。

(賛成者起立)

〇議長(東出治通君) 起立少数。
 よって、平成12年陳情第7号は委員長の報告のとおり不採択することに決定しました。
 次に、平成12年陳情第8号を採決します。
 本件に対する委員長の報告は趣旨採択であります。
 本件は委員長の報告のとおり趣旨採択することに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(東出治通君) 異議なしと認め、よって平成12年陳情第8号は委員長の報告のとおり趣旨採択されました。


〇議長(東出治通君) 日程第4 議案第49号平成13年度深川市一般会計補正予算を議題とします。
 本件は、一時議事延期となっているものですが、既に提出者の説明が終わっていますので、これより質疑に入ります。
 歳出、2款総務費。
 高桑議員。

〇14番(高桑幸雄君)〔登壇〕 ここで北海道国際航空会社の出資に関して、いわゆるエア・ドゥ支援についてお伺いしたいと思いますが、7月3日の道新に、大変もめておりましたエア・ドゥに対する支援について記事が載っております。補助金については本年度限りであるということが道議会で知事の表明がありましたし、20億円近い出資についても特別委員会で可決されておりますけれども、今後の改善策を見て予算の執行については行うと。さらには、経営体制の抜本的な見直しという中には、存廃も含めてこれを検討するという内容になっております。
 エア・ドゥをめぐる支援策については、いろいろ仄聞することがたくさんありますけれども、過般の道民に対するアンケートでは、北海道の地域の広いところで格差のない賛成、反対が表明されました。いわゆる追加支援に反対が48%、容認が38%でありますから、道民は必ずしもエア・ドゥに対する出資についてオーケーを出している状況ではありません。また、この空知、北空知管内を見ましても、市で3市ほどゼロという出資のところがありますし、今回追加として200万円が深川市から出されているわけですけれども、道内の状況から見ても、金額的には高い位置にあるのではないか、こういうふうに考えているわけであります。
 エア・ドゥそのものに対する考え方はたくさんありますけれども、しかし税金を投入していくということが今後も続けられるようでは私は問題があると考えますし、エア・ドゥそのものが今日まで、平成10年度から開業して一定の役割を果たしているということについては評価をいたしますけれども、しかしこれが今後北海道の経済や、さらには道財政、地方自治体に対する財政的な問題を考えれば、私は慎重な対応が必要ではないかという気がするわけであります。
 これから生き残り策、改善策をめぐっていろいろ議論されると思いますけれども、しかし今日的な状況の中で、エア・ドゥの体制そのものの未整備も含めて、経営改善という問題が大変困難であると私は考えているわけでありますが、こういった中で、先ほど言ったような道自体や道の経済団体の支援体制を見ても、エア・ドゥの改善策並びに今後の経営というものについては大変厳しい状況があるというふうに考えるわけです。
 そこで、こういう状況の中で深川市が今回追加支援として200万円を出資するということでありますけれども、この基本となる考え方、基準についてお伺いをしておきたいと思います。

(「関連」と呼ぶ者あり)

〇議長(東出治通君) 北名議員。

〇19番(北名照美君) 私からも何点か質問をいたします。
 エア・ドゥについては、いろいろ批判のあるところで、道議会で最終決着がついたようでありますけれども、まず1点目として、今の質問とダブる点も幾つかの項目の中には含まれると思いますが、エア・ドゥにこういう形で公的資金の投入をするということについてのエア・ドゥの位置づけがどういうぐあいになっているのかということです。一企業のエア・ドゥという点で、特別視しているということはもうわかるわけですが、その位置づけ。
 さらには、このたび深川市の場合は200万円を出すということでありますが、その額はどういう考えで200万円というぐあいにしているのかということです。
 それから、あわせて北海道は20億円ということで承知しておりますけれども、北海道の地方自治体全体では、幾らエア・ドゥに出資なり公的資金の投入をしているのかという点が大きく言って1点です。
 2点目は、深川市において市長あるいは職員などがエア・ドゥにどれほど搭乗したのか、利用状況はどうなっているのかお尋ねしたい。
 3点目は、道としても今後の出資について一つの考えを出しているようでありますけれども、道の考え方はわかっていると思いますので、改めてここで明らかにしていただきたいし、あわせて今後の支援について、深川市としての考え方について聞きたい。
 4点目として、市民の感情。道民感情ということが今出ましたけれども、市民感情として、どれだけの方がエア・ドゥに乗っているのか私は全然わかりませんけれども、こういう形で支援をするということについては大いに批判というか、反発があります。この間道新に出た段階でも、深川市は200万円提案したという記事が出ましたから、それを見ている市民からも、冗談でないぞという声を私のところも受けておりますけれども、その辺の市民感情についてどのように考えているのか、まずは以上お尋ねをいたします。

〇議長(東出治通君) 野原企画部長。

〇企画部長(野原栄一君) 高桑議員さんと北名議員さんから、それぞれ北海道国際航空株式会社、エア・ドゥの支援につきましてご質疑をいただきました。
 最初に、高桑議員さんから200万円支出の基準、また北名議員さんからはエア・ドゥの位置づけ、あるいはまた200万円の支援の理由、それから北名議員さんの市民感情ということにつきまして、関連ございますので、先にあわせてご答弁を申し上げます。
 ご案内のとおり、エア・ドゥにつきましては多くの道民の期待に支えられ、平成10年12月に第1便が就航以来、道民に勇気と希望を与えてきたところでございます。しかし、搭乗率の低迷などから、現在厳しい経営を強いられている状況にございます。本市といたしましては、北海道の先鞭的企業としてエア・ドゥが低料金体制をとることによりまして、他の大手3社に価格において影響を与えまして、大きな経済波及効果があったものと考えているところでございます。
 このため、本市の財政状況も厳しいところでございますけれども、空知管内の市町村、あるいは道内の市の支援状況から見まして200万円の支援額が妥当と判断をいたしまして、今般補正予算に計上をさせていただいたところでございます。エア・ドゥが今回の危機を乗り越え、将来にわたって飛び続けることが大変重要であると考えているところでもございます。
 このような状況からいたしまして、エア・ドゥに対しましての200万円の支援につきましても、市民の皆様にもご理解が得られるものと考えているところでございますので、どうぞご理解を賜りたいと存じます。
 それから、北名議員さんの1点目の中で、北海道以外の支援の実態はというご質問ございました。道内の把握できました市町村の出資の状況でございますけれども、当初、平成10年の出資額でございますが、7市38町村で1億1,500万円。次に、平成13年の追加分でございますが、これは深川市を除きまして10市7町村で3,250万円でございます。実質15市42町村の出資でございまして、合わせて1億4,750万円の出資額となっているところでございます。
 次に、北名議員さんの2点目の市の利用状況でございますが、平成12年度、昨年でございますけれども、約50回の新千歳空港から羽田、東京方面への出張がございました。残念でございますが、このうちエア・ドゥの利用は2回でございました。市長の利用はございませんでした。現在エア・ドゥの利用は、職員は少ないわけでございますけれども、今後はできるだけ利用してもらうよう、6月29日の庁内会議におきまして職員にそれぞれお願いをしたところでございます。
 次に、3点目の今後の支援の考え方、これは北海道と市の追加支援の関係でございますが、市の追加支援については、現時点では考えていないところでございます。北海道といたしましては、既往の貸し付けを除きまして、経常的な経費に対する助成は今年度限りと考えておりまして、次年度以降につきましては会社の取り組みによる経営改善の状況や抜本的な経営のあり方の検討状況を見ながら、支援のあり方について判断をしていくようでございます。

〇議長(東出治通君) 北名議員。

〇19番(北名照美君) 深川市の職員並びに市長はどうでしたかということで、50回、千歳から東京の方への出張があったけれども、2回だったと、市長の利用はなかったということが一つと、これからはちゃんと乗りましょうという話をしたのだという話が出たけれども、私は市民の理解を得られないと思うのです。いろんな問題というか、不便だということをよく耳にします。だけれども、そういう位置づけをして、また要請があれば企業にぼんとお金を出すような。企業が困っていたらお金を出すなんてことは、普通やってはいけないし、あり得ないことなのに、それですと大義が立たないのではないかと思うのです。これで乗りましょうと言ったから、どんどん乗ったのだと。来年でも再来年でもいいから聞いたら、随分乗っていたねとなったら、では今まで何だったのだと。さっぱりわからないのです。
 今聞いてみたら、15市が出しているよということです。42町村と言いました。34市あるわけです。札幌から遠いところなんかは出していないのかなという気もしないわけではない。深川市あたりはちょうど出す境目かなという気がしないでもありませんけれども、やっぱり市民から見たら、34市から15市を引いたら19市か。出していないところはたくさんあるのだし、ちょっと出してくれと言ったから、すっと出すということにはならぬぞというのも僕はあり得ると思うのです。道から出してくれと頼まれたから、はい、いいですよ、200万円という状況ではないのでないかと思うのだけれども、今言ったようなことについてどんなものですか。

〇議長(東出治通君) 野原企画部長。

〇企画部長(野原栄一君) 確かに一民間企業でございますエア・ドゥに支援すべきかどうかと、いろいろな世論の意見もあるところでございます。しかし、エア・ドゥが低料金体制をとることによりまして他社に与えます低料金という経済効果につきましては、北海道、深川市にとりましても十分効果があるということで、支援すべきだと考えているところでもございます。
 エア・ドゥといたしましても、経営体制の改善、あるいは経費の節減等に努力するという報道機関等のお答えもございますし、少しでも経営再建に役立つよう、深川市として支援していきたいという考えでございますので、よろしくご理解を賜りたいと思います。

〇議長(東出治通君) 北名議員。

〇19番(北名照美君) もう一回聞いておきます。
 もう乗らなかったことは事実だし、これはうまくないなということになろうかと思うのですが、これからは、例えば2年後でもいい、何回乗ったと聞いたら、また同じような結果にならないということにしなければいけないわけでしょう。その辺のことなどうなのか。

〇議長(東出治通君) 河野市長。

〇市長(河野順吉君) 本件の関係については、道民の皆さん方の大変大きな関心の中にあって、過般の道議会の論点となっていたことが、今これまで高桑議員さん並びに北名議員さんに野原企画部長の方からご説明させていただいたことでご理解いただけることだと存じます。ただ、これまで果たしてきた役割ということは、私は極めて大きな効果があったものと思っています。このことは、堀知事さんの北海道の一大イメージづくりに大きな貢献があったし、さらにまた低料金で、3大航空会社の運賃がそろってきたということも、これは私ども道民としても、また利用する立場としてもうれしい限りであったところでもございます。ただ、一方では経済界にもいろいろなご議論もございましたけれども、やはりこのことには大きな基があって、実は支援もしなければいけないであろうという気持ちはご理解のとおりであります。
 今お話しのように、今後どうなるのだろうということでございますけれども、私どもはひたすらエア・ドゥのますますのご隆昌を祈念していただきながら、何といっても待っていることは、搭乗率の向上ではなかろうかと存じます。今私どももできるだけ利用しやすい時刻を考えていただきたいものと思っておりますけれども、職員にあっても、あるいはやはり道民の皆さん方もそうでしょう、私自身もそうでございますが、限られた時間の中での行動ということになれば、なかなか思うようにいかないのが実態であります。
 先ほどから、本当にこの大きな財源があったならばという市民感情は、きっと大なるものがあると私は信じますけれども、議員各位の皆さんにも、いろんな場面で時折申し上げさせていただいておりますように、私たちは地方の時代を迎えているときに、やはり道の大きな支援、国の大きな支援をいただかなければなりません。この中にあって、特に私は道との関係の中から、それぞれのお立場の方々、知事さんを初めとして皆さん方からも要請があったときにこそ、私も極めて市民の皆さん方に大変申しわけないと思ってはおりますけれども、このことがまた、倍とは言わないかもしれませんけれども、道との関係を密着にしていただけるのであればありがたいものと、議員各位のご心配を私自身も肝に銘じながら、エア・ドゥが勇気、希望の翼として、私は今後とも隆昌を願うところでありますので、今般、どうぞひとつ議員各位の温かいご理解を私の立場からもお願いしたいと思います。

〇議長(東出治通君) 2款総務費、終わります。
 3款民生費。

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(東出治通君) 終わります。
 4款衛生費。

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(東出治通君) 終わります。
 6款農林水産業費。

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(東出治通君) 終わります。
 7款商工費。

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(東出治通君) 終わります。
 8款土木費。

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(東出治通君) 終わります。
 10款教育費。

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(東出治通君) 終わります。
 11款災害復旧費。

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(東出治通君) 終わります。
 14款職員費。

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(東出治通君) 終わります。
 次に、歳入及び地方債。

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(東出治通君) 終わります。
 質疑を終わります。
 お諮りします。本件は、会議規則第36条第2項の規定によって、委員会付託を省略したいと思いますが、異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(東出治通君) 異議なしと認め、よって本件は委員会付託を省略することに決定しました。
 これより討論に入ります。
討論がありますので、指名します。
 北名議員。

〇19番(北名照美君)〔登壇〕 日本共産党議員団を代表しまして討論します。
 乳幼児医療費の無料化年齢拡大を伴う補正予算というもろ手を挙げて賛成すべき内容が含まれているものですが、道民の関心が高い、当然市民からも注目されているエア・ドゥへの200万円という出資が含まれていて、それには到底賛成できませんので、反対をします。
 乳幼児医療費の無料化年齢拡大は大変うれしいことであります。子育て中の方、これから子供を産もうとする方には大きな朗報であります。先日市長のところに1,148人の要望署名を持って訪れたときも、小さなお子さんを抱いた若いお母さんが来ていて、12月にはもう一人生まれると言いながらお話をしていました。少子化の時代、安心して産めるということは、出生率の上昇につながるというデータもあります。このことは、大いに評価をしておきます。
 さて、エア・ドゥでありますが、言ってみれば、深川市は乗るための努力をしていたとは到底言えません。また、市民に何らかの誘導策を講じていたわけでもありません。これでは、到底市民合意を得られるものではないと思います。まして、深川市ではことし福祉の訪問サービスを一方的に55万8,000円削りました。一方でそういうことをしておいて、一方ではつかみのように200万円ぽんと、しかも道から要請されたからでは済まないのは当然であります。道議会では、我が党だけではなく道民クラブ、公明党も反対しています。こういう行政のやり方は、市民の批判を受けるものとなります。
 以上述べて、討論とします。

〇議長(東出治通君) 討論を終わります。
 これより議案第49号を採決します。
 本件は原案のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。

(賛成者起立)

〇議長(東出治通君) 起立多数。
 よって議案第49号は原案のとおり可決されました。


〇議長(東出治通君) 日程第5 議案第57号工事委託に関する協定の締結についてを議題とします。
 提出者の説明を求めます。
 河野市長。

〇市長(河野順吉君)〔登壇〕 議案第57号工事委託に関する協定の締結について、提案理由を申し上げます。
 自由通路新設工事のうち、JR深川駅構内の電気設備移設、橋脚架設、けた架設等、空中歩廊部の施工につきましては、列車の安心運転管理の面から、深川市が直接工事施工監理することは困難なため、北海道旅客鉄道株式会社に委託するものであります。
 このたび平成13年、14年、両年度にわたる工事委託については、道路と鉄道との交差に関する運輸省、建設省協定に基づく協議の結果、2億3,204万2,000円で工事委託が整いましたので、平成15年3月末完成を目指し、協定を締結するものであります。
 よろしくご審議の上、議決くださいますようお願い申し上げます。

〇議長(東出治通君) これより質疑に入ります。

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(東出治通君) 質疑を終わります。
 お諮りします。本件は、会議規則第36条第2項の規定によって、委員会付託を省略したいと思いますが、異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(東出治通君) 異議なしと認め、よって本件は委員会付託を省略することに決定しました。
 本件は討論の通告がありませんので、これより議案第57号を採決します。
 本件は原案のとおり決定することに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(東出治通君) 異議なしと認め、よって議案第57号は原案のとおり可決されました。


〇議長(東出治通君) 日程第6 意見案第7号義務教育費国庫負担法から学校事務職員・栄養職員の給与費を適用除外することに反対する意見書ないし意見案第9号温泉療法の公的医療保険の早期適用等を求める意見書の3件を議題とします。
 提出者の説明を求めます。
 松沢議員。

〇11番(松沢一昭君)〔登壇〕 ただいま議題となりました意見案第7号義務教育費国庫負担法から学校事務職員・栄養職員の給与費を適用除外することに反対する意見書ないし意見案第9号温泉療法の公的医療保険の早期適用等を求める意見書の3件について、提出者を代表して提案理由の説明を申し上げます。
 本件につきましては、お手元にご配付しております内容により関係機関に提出するもので、内容の説明は省略いたしますが、議決くださいますようよろしくお願いします。

〇議長(東出治通君) これより一括質疑に入ります。

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(東出治通君) 質疑を終わります。
 お諮りします。本件は、会議規則第36条第2項の規定によって、委員会付託を省略したいと思いますが、異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(東出治通君) 異議なしと認め、よって本件は委員会付託を省略することに決定しました。
 本件は討論の通告がありませんので、これより意見案第7号ないし意見案第9号の3件を一括して採決します。
 本件は原案のとおり決定することに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(東出治通君)異議なしと認め、よって意見案第7号ないし意見案第9号は原案のとおり可決されました。


〇議長(東出治通君) 日程第7 常任委員の選任を行います。
 常任委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定によって、お手元に配付しました名簿のとおり指名したいと思いますが、異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(東出治通君) 異議なしと認め、よって常任委員はお手元に配付しました名簿のとおり選任することに決定しました。


〇議長(東出治通君) 日程第8 議会運営委員の選任を行います。
 議会運営委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定によって、お手元に配付しました名簿のとおり指名したいと思いますが、異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(東出治通君) 異議なしと認め、よって議会運営委員はお手元に配付しました名簿のとおり選任することに決定しました。
 暫時休憩します。

(午後 2時11分 休 憩)

(午後 3時19分 再 開)

〇議長(東出治通君) 休憩前に引き続き会議を開きます。


〇副議長(生野義順君) 事務局長から諸般の報告を申し上げます。

〇議会事務局長(荒川 満君) 先ほど各常任委員会及び議会運営委員会が開催され、正副委員長互選の結果、総務文教常任委員長には高桑委員、副委員長には鍜治委員、社会民生常任委員長には北名委員、副委員長には北本委員、経済建設常任委員長には清水委員、副委員長には白井委員、議会運営委員長には川中委員、副委員長には松沢委員がそれぞれ当選されました。
 次に、東出議長から、議長の常任委員辞任願が提出されました。
 次に、総務文教、社会民生、経済建設各常任委員長及び議会運営委員長から、閉会中の所管事務調査の申し出がありました。
 以上で報告を終わります。

〇副議長(生野義順君)お諮りします。
 議長の常任委員辞任についてを日程に追加し、追加日程第1として議題にしたいと思いますが、異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇副議長(生野義順君) 異議なしと認め、よって議長の常任委員辞任についてを日程に追加し、追加日程第1として議題とすることに決定しました。


〇副議長(生野義順君) 追加日程第1 議長の常任委員辞任についてを議題とします。
 議長から、議長の職務を遂行するため、常任委員を辞任したいとの申し出があります。
 お諮りします。本件は、申し出のとおり辞任を許可することに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇副議長(生野義順君) 異議なしと認め、よって東出議長の常任委員の辞任を許可することに決定しました。


〇副議長(生野義順君)お諮りします。
 閉会中の所管事務調査の申し出についてを日程に追加し、追加日程第2として議題にしたいと思いますが、異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇副議長(生野義順君) 異議なしと認め、よって閉会中の所管事務調査の申し出についてを日程に追加し、追加日程第2として議題にすることに決定しました。


〇副議長(生野義順君) 追加日程第2 閉会中の所管事務調査の申し出についてを議題とします。
 本件は、総務文教、社会民生、経済建設各常任委員長及び議会運営委員長から、別紙印刷配付のとおり閉会中の所管事務調査の申し出があります。
 お諮りします。申し出のとおり決定することに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇副議長(生野義順君) 異議なしと認め、よって申し出のとおり閉会中の所管事務調査とすることに決定しました。


〇議長(東出治通君) これで本定例会に付議されました事件の審議は全部終了しましたので、平成13年第2回深川市議会定例会を閉会いたします。


(午後 3時22分 閉 会)


上記会議の記録に相違ないことを証するため、ここに署名する。

議 長 東 出 治 通
生 野 義 順
( 7番) 清 水 正 吉
(12番) 八 木 茂 章


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