[目次]

予算審査特別委員会記録 (第1号)

午前11時34分 開会 
 平成11年3月5日(金曜日)
午後 3時24分 延会 


〇議事日程(第1号)

委員長互選  
副委員長互選  
理事会設置  
各会計予算の説明 一般会計予算
市民交通傷害保障事業特別会計予算
国民健康保険特別会計予算
老人医療特別会計予算
簡易水道事業特別会計予算
水道事業会計予算
農業集落排水事業特別会計予算
下水道事業特別会計予算
地方卸売市場特別会計予算
駐車場事業特別会計予算
病院事業会計予算




(午前11時34分 開 会)


〇村端事務局次長 最初の予算審査特別委員会でありますので、委員長が互選されるまでの間、委員会条例第10条第2項の規定によって、年長の委員であります佐々木委員に臨時の委員長をお願いします。
 佐々木委員、よろしくお願いします。

〇佐々木臨時委員長
 ただいまから予算審査特別委員会を開きます。
 年長のゆえをもって臨時に委員長を務めます。よろしくお願いします。
 委員長の互選を行います。
 どのような方法により行いますか。

〇遠藤委員 
指名推選でお願いします。

〇佐々木臨時委員長
 ただいま遠藤委員から、委員長互選については指名推選で行う旨の発言がありました。
 お諮りします。委員長の互選の方法については、指名推選で行うことに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

 異議なしと認め、委員長の互選の方法は指名推選で行うことに決定しました。
 ご指名願います。

〇遠藤委員
 委員長に白井委員を指名いたします。

〇佐々木臨時委員長 ただいま遠藤委員から、委員長に白井委員を指名したい旨の発言がありました。
 委員長に白井委員を指名します。
 お諮りします。委員長には、ただいま指名しました白井委員を当選人と定めることに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

 異議なしと認め、委員長には白井委員が当選されました。
 委員長の決定により、臨時委員長の職務を終わらせていただきます。ありがとうございました。

〇白井委員長 一言ごあいさつ申し上げたいと存じます。
 ただいま予算審査特別委員会の委員長にご推挙を賜り、心より感謝申し上げますとともに、光栄に存じているところでございます。委員長を拝命いたしましたのは初めてでございます。大変緊張しておりますとともに、その責務の重さを痛感しているところであります。経験不足、未熟な者ですので、この後互選される副委員長及び理事会の理事の皆さん、さらに委員各位の絶大なるご協力をお願いいたすところであります。
 今般提案されました平成11年度予算は、河野市政2期目の初めての予算であり、さらに20世紀としては最後の予算であるとともに、21世紀に向けて大きな節目の年度でもあります。市民の期待、関心も大変高いものと考えております。委員各位の活発なご質疑を賜ることをご期待申し上げ、就任に当たってのごあいさつといたします。どうぞよろしくお願いいたします。
 副委員長の互選を行います。
 どのような方法により行いますか。

〇遠藤委員 指名推選でお願いします。

〇白井委員長
 ただいま遠藤委員から、副委員長互選については指名推選で行う旨の発言がありました。
 お諮りします。副委員長の互選の方法については、指名推選で行うことに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

 異議なしと認め、副委員長の互選の方法は指名推選で行うことに決定しました。
 ご指名願います。

〇遠藤委員 副委員長に南委員を指名します。

〇白井委員長
 ただいま遠藤委員から、副委員長に南委員を指名したい旨の発言がありました。
 副委員長に南委員を指名します。
 お諮りします。副委員長には、ただいま指名しました南委員を当選人と定めることに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

 異議なしと認め、副委員長には南委員がご当選されました。
 副委員長、その席からごあいさつ願います。

〇南副委員長 
副委員長就任に当たり、ごあいさつを申し上げます。
 このたびは皆さんのご推挙によって副委員長という立場に指名されたわけでございますが、今回の予算は所管のご苦労の積み重ねによって、357億8,650万円という膨大な数字となったわけでございますが、時あたかも今期最終の予算議会となったわけでございます。委員の皆さんの格調高い論議を通じて、市民の負託にこたえ得るような結果を心から念願するものであります。
 幸いにして、皆さんが尊敬し、信頼を寄せておりますところの白井委員長が選任されたわけでございますので、私は副委員長としての使命を自覚しながら、その務めを果たしてまいりたい、かように考えておりますので、よろしくご指導賜りますことをお願い申し上げます。
 終わります。

〇白井委員長 次に、予算審査特別委員会理事会の設置についてでありますが、申し合わせ事項にありますように、予算審査の円滑な運営を図るため、理事会を設置することになっています。なお、理事につきましては、議会運営委員の皆さんにお願いいたします。
 また、理事会の開催につきましては、この後委員会を休憩しますので、休憩後第1委員会室で開催したいと思います。
 次に、平成11年度深川市各会計予算の説明についてでありますが、理事会終了後委員会を再開して行うことになりますので、ご了承願います。
 暫時休憩します。

(午前11時42分 休 憩)


(午後 1時30分 再 開)

〇白井委員長 休憩前に引き続き委員会を再開します。
 議案第1号平成11年度深川市一般会計予算ないし議案第11号平成11年度深川市病院事業会計予算の11件を一括議題とします。
 提出者の説明を求めます。
 初めに、議案第1号平成11年度深川市一般会計予算、荒川財政課長。

〇荒川財政課長 議案第1号平成11年度深川市一般会計予算についてご説明を申し上げます。
 1ページをごらんください。提案いたしました一般会計予算の総額は、第1条で204億円と定めるものであります。前年度に比較しまして4,000万円、率にして0.2%増となっております。
 次に、第2条、債務負担行為と第3条、地方債につきましては、後ほど第2表、第3表でご説明を申し上げます。
 次の第4条で、一時借入金の借り入れ最高限度額を前年度より5億円増の50億円と定めるものであります。
 なお、予算の説明資料につきましては、予算参考資料としてお手元に配付のとおりでございます。
 それでは、歳出の50ページをごらんください。3、歳出でありますが、説明は各目で増減の大きいもの、説明欄を主体に制度の変わったものや新規事業などの主なものについて申し上げます。
 51ページをごらんください。2款総務費、1項1目一般管理費4億495万3,000円の減額は、自治体ネットワーク施設整備の完了と総合行政システムの管理運営経費を新設しました19目情報化推進費に移行等によるものであります。
 次のページの説明欄8、行政診断業務642万2,000円は、昨年度の債務負担行為に基づきまして本年度完了となるものであります。
 次は、55ページでございます。6目市勢振興費では、説明欄12の施設案内標識設置事業283万5,000円は、北の道しるべ事業ガイドプランに基づき、観光案内板1基の設置を図るものであります。
 次の負担金の14のスパ・レクリエーションランド・そらち推進構想共同事業負担金11万円は、空知管内の温泉施設が連携をして広域的なPR事業や共同事業に取り組むものであります。
 14の2の拓殖大学北海道短期大学後援会事業助成金320万円は、拓大生の確保や大学の魅力づくりの一環として、同短大の後援会が実施をします拓大生の自動車免許取得経費の一部助成事業に対し助成を図るものであります。
 一つ飛びまして、4の地域づくり人材育成事業助成金240万円では、海外派遣事業につきまして助成限度額を従来の30万円から50万円に引き上げを図ったものであり、商工、労働関係も同様に引き上げを図ったものであります。
 6の青少年海外派遣事業助成金402万4,000円では、アボツフォード市との交流を一層発展させるため、派遣人員を引率者を含め、10名から12名に増員を図るものであります。
 7の水力発電施設周辺地域整備事業交付金450万円は、深川消防署多度志分遣所の一部改修事業に交付するものであります。
 次は、59ページでございます。10目交通安全及び市民活動費では、説明欄4の交通安全施設整備726万円は、歩道新設2路線と警戒標識10基の整備を図るものであります。
 次は、61ページでございます。14目職員厚生費では、説明欄1の職員研修で新たに姉妹都市でありますアボツフォード市を中心にカナダ行政視察研修を実施するものであります。
 次のページの16目植林費では、説明欄5の居住地森林環境整備事業663万7,000円は、3カ年計画で音江地区の市有林について、居住地環境に配慮した森林整備に取り組むものであります。
 次は、64ページでございます。新設となります19目情報化推進費1億3,663万7,000円は、情報化にかかわります経費をまとめたものですが、説明欄2の1のマルチメディアセンター管理運営3,835万7,000円は、本年2月27日に生きがい文化センター内にオープンしました同センターの管理運営費、次の2の地域イントラネット管理運営723万2,000円は、平成10年度の国の補正予算により、繰越事業で実施をしますマルチメディアセンターと市役所等主要な施設のネットワーク化施設の管理運営経費であります。
 次は、68ページでございます。3項2目住居表示整備費では、本年度は五月、新五月、共進地区の一部について実施をするものであります。
 次は、79ページでございます。3款民生費、1項3目老人福祉費では、説明欄1の10、老人デイサービス運営7,642万4,000円は、本年2月に市内2カ所目のデイサービスセンターを特別養護老人ホーム永福園に併設し、市民利用の拡大を図るものであります。
 12のリフォームヘルパー事業50万2,000円は、高齢者等の住宅改造に当たってリフォームヘルパーを派遣し、人にやさしい住まいづくり奨励補助の高揚促進を図るものであります。
 次の13の痴呆性老人グループホーム入所委託42万2,000円は、本年1月に沼田町で開設されました同施設に深川市民の入所を委託するものであります。
 次のページの上から2番目の3の温泉・公衆浴場利用助成事業1,030万円は、利用助成券の交付枚数を10枚から20枚に拡大を図ったものであります。
 11の介護保険準備費1,255万円は、体制の充実を図るとともに、介護保険事業計画の策定や介護認定審査会の北空知1市5町での共同設置への協議など、平成12年実施に向けて準備を進めるものであります。
 13の国際高齢者年記念事業21万8,000円は、高齢者年を記念し、記念講演等を実施するものであります。
 14の24時間巡回型ホームヘルプサービス事業1,387万6,000円は、市民要望の強い24時間ホームヘルプサービスを実施し、在宅福祉の拡充を図るものであります。
 次のページの説明欄一番下の11、介護者と共に歩む会補助金30万円は、介護者やボランティアで組織をするこの会の活動に対し助成を図るものであります。
 次は、84ページでございます。2項1目児童福祉総務費では、説明欄8のエンゼルプラン策定296万1,000円は、昨年度より取り進めてまいりました子育て支援の基本計画となりますエンゼルプランの策定が完了するものであります。
 次の9の放課後児童特別対策事業委託486万円は、本年度市内法人保育園4カ所に拡大をして実施するものであります。
 次は、89ページでございます。5項1目老人福祉センター費では、説明欄3で総合福祉センターの給水管改修工事を1,400万円で実施するものであります。
 次は、91ページでございます。4款衛生費、1項1目保健衛生総務費では、説明欄3の2の深川医師会付属准看護学院運営交付金100万円は、国の補助金の削減等で厳しい状況にあることから、補助金の増額を図ったものであります。
 次のページの3目環境衛生費では、説明欄2の墓地維持管理等681万2,000円は、納内墓地排水整備を含めてのものでございます。
 次は、95ページでございます。7目乳幼児医療費では、子育て支援の一環として、支給対象を3歳未満から4歳未満に引き上げを図るものであります。
 次は、98ページでございます。4款衛生費、3項1目病院費3,702万4,000円の増額は、平成10年度の補正予算でもご説明申し上げました総合病院の健全化に向けまして、繰出金の算定基準見直しによるものでございます。見直ししましたのは、説明欄1の2、共済組合追加費用として、その7割に引き上げを、次の3のリハビリテーション医療1,835万円と次のページの4の保健衛生行政経費934万円は新たな繰り出しを、また2の5、高度医療経費につきましては限度額2,000万円の撤廃を図ったものでございます。
 次のページ、5項2目上水道費1億7,871万7,000円の減額は、第6次拡張事業に伴う出資金の減額によるものであります。
 次は、109ページでございます。6款農林水産業費、1項4目農業振興費1億3,840万6,000円の減額は、昨年度より2カ年計画で進めてまいりましたぬくもりの里の交流促進施設が平成10年度の繰越事業で取り組むことによるものであります。
 説明欄12の北海道農業開発公社出捐金200万円につきましては、同公社の経営基盤強化のために出捐するものであります。
 続きまして、112ページの説明欄一番上の17、稲作農家経営安定対策事業補助金5,000万円につきましては、米価下落等厳しい状況にある稲作経営への支援策として、引き続き助成を図るものであります。
 21のUターン就農者助成金50万円につきましては、新たに担い手の確保のため、Uターンして就農する者に対し、1人5万円の助成を図るものであります。
 一番下の6目畜産業費では、説明欄4の死亡獣畜取扱場維持管理543万円は、同施設の増設工事を含めてのものでございます。
 次は、115ページ、10目農業農村整備費では、説明欄5のふるさと農道緊急整備7,000万円は、新規1路線を含め4路線の整備を図るものであります。
 6の菊水地区ふるさと水と土ふれあい事業3,250万円は、旧菊水小学校グラウンド跡地に2カ年計画で公園の整備に着手するものであります。
 8の負担金では、4の道営事業による農業、農村の生活基盤や生活環境整備として、本年度は5億100万円の事業費で11地区の道路、排水などの整備を図るものであります。
 次のページの5の道営ふるさと農道整備7,500万円は、新規1路線を含め5路線の整備を、次の6の21世紀高生産基盤整備促進特別対策事業負担金2億2,097万円は、農家負担を5%に軽減して実施をするもので、本年度は12地区で事業費約17億1,300万円で用水路等の整備を実施するものであります。
 次は、118ページでございます。2項2目林業振興費では、次のページの説明欄5の間伐促進事業補助金160万円は、新たに民有人工林の間伐促進に対し助成を図るものであります。
 次の6の公費造林事業補助金412万5,000円は、助成額1ヘクタール当たり3万円を5万5,000円に引き上げを図ったものであります。
 9の1の北空知森林組合出資金700万円は、本年6月に深川市森林組合と北竜町森林組合の広域合併に対し、経営基盤強化のため出資を図るものであります。
 次のページの7款商工費、1項2目商工振興費では、1億9,777万9,000円の増額であります。説明欄10の深川駅東側開発事業1億9,360万円は、展示ギャラリーや多目的ホール、深川商工会議所による北空知経済センターなど、複合施設の建設に向けて基本設計や用地取得などに取り組むものであります。
 次は、122ページ、説明欄一番上の4の中小企業者等資金融資特別利子補給1,412万2,000円は、平成10年度で終了します製造業者に対する利子補給につきまして、依然として厳しい状況にあることから、利子補給期間の延長と3カ年間の制度延長を図ったものであります。
 11の中小企業等振興補助金854万9,000円は、駅前通り並びに道道深川雨竜線の街路灯などの設置に対する助成432万4,000円を含めてのものでございます。
 3目観光振興費では、1億6,524万8,000円の増額ですが、説明欄2の桜山遊園地整備640万円は、大型テントの全面改修の実施を、次の3の鷹泊湖周辺環境整備383万9,000円は、湖と自然を生かしたキャンプ場整備に向けて、進入路の設計を実施するものであります。
 7のオートキャンプ場整備4億609万円は、野辺地キャンプ場の再整備として昨年度より進めてまいりましたが、本年度の工事で完成となるものであります。
 次のページの一番上の4のSL運行沿線協議会負担金100万円は、NHKの連続テレビすずらんの放映に伴い、深川・留萌間にSLが運行されることから、これに合わせまして沿線の各市町で共同でポスター、パンフレットの作成や観光案内、特産品PR事業に取り組むものであります。
 9の1の深川市観光協会交付金350万円は、観光パンフレットの作成とエコーはがき2種類、各5万枚の助成に対し助成を図るものであります。
 次の丸山観光協会助成金170万円は、丸山平成庵のトイレ改修に対し助成を図るものであります。
 次は、126ページでございます。8款土木費、2項2目道路維持費では、説明欄5の雪寒機械整備2,464万2,000円は、グレーダの更新を図るものであります。
 次のページの3目道路新設改良費では、説明欄1の補助事業では、新規に一已8丁目線を含め6路線の整備を、2の単独事業では、1の地方特定道路整備事業で1路線、2の臨時地方道整備事業で36路線の整備、一已南2号農道線の用地取得などを実施するものであります。
 次は、132ページでございます。4項1目都市計画総務費では、説明欄3の駅北地区土地区画整理事業2,125万円は、昨年の地元関係者の説明会を踏まえ、本年度は事業計画策定などのための調査の実施をするものであります。
 4の都市計画マスタープラン策定1,000万円は、今後におけます深川市のまちづくり基本構想の策定のため、2カ年計画で取り組むものであります。
 2目街路事業費では、3億4,686万2,000円の減額ですが、受託事業の減に伴うものであります。本年度の街路事業は、説明欄1の補助事業では一已6丁目線改良、単独事業では駅前通り整備として用地取得、舗装、ロードヒーティング等の実施をするとともに、受託事業における駅前通りの整備も引き続き実施するものであります。
 次のページでございます。3目公園費では、次のページの説明欄2の広里公園整備は、平成8年度より整備を進めてまいりましたが、本年度の整備で完了となるものであります。3の桜堤造成事業と次の道営水環境整備事業によります大正緑道の整備も引き続き実施するものであります。
 次は、138ページでございます。3目住宅建設費では、再生マスタープランに基づき建てかえを進めておりますが、本年度は芙蓉団地で1棟18戸が完成し、新たに1棟18戸の建設に着手し、多度志団地では平成10年度の繰越事業による2棟8戸を含め3棟12戸の建設により、計画しました7棟36戸の建てかえが完了となるものであります。また、次の広里団地につきましても、建てかえに向けまして調査設計に取り組むものであります。
 次のページでございます。9款消防費、1項1目消防費は、深川地区消防組合の負担金ですが、本年度の主な事業は、防火水槽1基と水道消火栓3基の新設、消防ポンプ自動車と小型動力ポンプ各1台の導入や深川消防創設100年記念事業などを実施するものであります。
 次は、142ページでございます。10款教育費、1項3目生涯学習推進費では、説明欄4のマルチメディア・パイロットタウン構想推進費363万円は、郵政省が進めております同構想によりまして、公民館等の社会教育施設のネットワークを図り、広く市民に学習機会を提供するシステム開発の実証実験に取り組むものであります。
 次のページでございます。4目教育調査振興費では、説明欄2の2、心の教室相談員配置202万3,000円は、昨年度に引き続き市内中学校4校に配置を図るものであります。
 次の3の子供の権利条約啓発用ポスター作成21万8,000円は、児童生徒より募集をしました啓発ポスターを学校や公共施設に配布し、人権尊重の思想と意識の普及啓発を図るものであります。
 次の3の小学校社会科副読本改訂376万9,000円は、従来の副読本の改訂に加え、見学、観察、調査活動のためのワークブックの策定を図るものであります。
 次は、145ページでございます。7目住宅管理費では、説明欄2の共済住宅建設で、本年度は校長住宅2棟2戸の建設を図るものであります。
 次のページの2項1目学校管理費では、説明欄8の教育用コンピューター更新1,407万2,000円は、大規模校7台、小規模校5台、計34台の増設を図り、マルチメディアセンターとのネットワークにより情報教育の推進を図るものであります。
 次の9の特色ある教育活動推進では、市内小中学校全校において、教師と児童生徒が一体となって子供美術館や勤労体験学習、収穫祭、福祉施設の交流活動など特色ある教育活動に取り組むものであります。
 次は、150ページでございます。3項2目特殊学級費では、説明欄2の新設学級等設備整備100万円は、一已中学校の知的障害児学級と多度志中学校の情緒障害児学級の開設を図るものであります。
 3目営繕費では、説明欄2で納内中学校の暖房設備改修を2,200万円で実施するものであります。
 次のページでございます。新設となります4目学校建設費は、一已中学校の改築に向けて現況調査等の実施をするとともに、債務負担行為で実施設計と、土地開発基金により用地取得などに取り組むものであります。
 次は、153ページでございます。5項3目給食センター費では、次のページの説明欄5、施設等整備750万円は、調理用蒸気がまの更新を図るものであります。
 次のページでございます。6項2目通学援助費は、説明欄2のスクールバス更新799万4,000円は、幌成線のスクールバスの更新を図るものであります。
 次は、158ページでございます。7項2目青少年費では、次のページの説明欄一番下の10のふかがわ子どもまつり助成金30万円は、深川市子ども会スポーツフェスティバルの第10回を記念して開催をされます全市的な子どもまつりに対し助成を図るものであります。
 3目文化奨励費では、説明欄2の文化振興事業の新規事業として、生きがい文化センターの裏庭に市民のつくった短歌、俳句、川柳、詩などを石碑に刻み、詩歌の散歩道として整備を図るもの、またふるさと文化講演では、深川出身の樋田直人氏の講演を予定するものであります。
 7のぬくもりの里整備事業1億2,335万3,000円は、昨年度より整備を進めてまいりました旧向陽小学校を活用しての向陽館につきましては、本年度の整備で完了となるものであります。
 9では、旧鷲田農場事務所の修復、改修に向けまして、実施設計に取り組むものであります。
 次のページの4目コミュニティ及びふれあい会館費では、説明欄2の広里コミュニティセンター建設1億5,681万円は、広里地区のコミュニティの拠点施設として建設を図るものであります。
 次のページでございます。5目公民館費では、説明欄2の施設維持管理で中央公民館の給水管等の改修工事を実施するものであります。
 次のページの6目市民会館費では、説明欄1の施設維持管理で、屋上防水工事を実施するものであります。
 次は、164ページでございます。7目生きがい文化センター費では、新規事業として、説明欄3の事業運営の中で、放送開始当時の放送機器などの展示など、ラジオとテレビの歴史館の開催を、また8の3の生きいきコンサート開催では、地元で活躍する音楽家を中心としたコンサートの開催などを実施するものであります。
 次は、167ページでございます。10目体育施設費では、次のページの説明欄8のその他体育施設維持管理で、石狩緑地野球場A面の外周フェンスの改修と石狩緑地Bの整地等を実施するものであります。
 11目温水プール費では、昨年度より建設を進めてまいりました温水プールにつきましては、本年度の工事で完成となり、明年4月オープンに向けて整備を進めるものであります。
 次は、171ページでございます。12款公債費、1項1目元金は、説明欄1の市債元金償還で自然増による5,096万6,000円の増と、通常の元金償還とは別に繰り上げて償還をします2の市債元金繰上償還で1億7,430万円の増となるものであります。
 次は、174ページでございます。14款職員費、1項1目職員給与費では、一般職の職員数を前年度より5人少ない346人で積算計上したものであります。
 次のページをごらんください。15款予備費、1項1目予備費は、1,000万円の増額でございますが、予備費につきましては年度中の予期せぬ予算外の支出など、補正を待てずにやむを得ないものについて支出を対応していたものでございますが、近年の予算規模の拡大等もあり、臨時的な支出の対応のために増額を図ったものでございます。
 戻りまして、10ページをごらんください。第2表、債務負担行為につきましては、最初に農地保有合理化促進特別事業助成金、限度額95万7,000円と次の農業経営基盤強化資金利子助成、限度額1億4,360万7,000円並びに次の次世代農業者支援融資事業資金利子助成、限度額981万6,000円は、前年度に引き続きましてそれぞれ利子の助成を図るものであります。次の公立学校共済住宅建設費償還金、限度額3,147万9,000円は、校長住宅2棟2戸の建設にかかわるもので、10年年賦で公立学校共済組合より取得をするものであります。次の中小企業者等資金融資特別利子補給、限度額1,498万円は、前年度に引き続き、資金区分に応じ、それぞれ利子の助成を図るものであります。次の公営住宅建設事業、限度額2億6,640万円は、芙蓉団地1棟18戸の建設につきまして2カ年の国庫債務負担行為で建設を図ることから、平成12年度分について設定を図るものであります。次の一已中学校校舎・屋体改築実施設計委託、限度額4,000万円は、平成12年度実施設計に向けて設定を図るものであります。
 次は、12ページでございます。第3表、地方債でありますが、本年度の借り入れ限度額は、市有林整備事業債外17件で、総額27億2,230万円となるものであります。
 次は、18ページでございます。2、歳入であります。1款市税につきましては、徴収率は特別の税目を除き98%で計上、また滞納繰越分につきましては、それぞれの実情に応じ計上しております。1項1目個人は、1,717万円の減額ですが、恒久減税等の影響によるものであります。2目法人1,454万2,000円の減額は、長引く不況による法人税割の減収によるものであります。
 次のページでございます。2項1目固定資産税2,296万4,000円の増額は、家屋の新増築による増収が見込めるものでございます。
 次のページの4項1目市たばこ税1,854万4,000円の増額は、恒久減税の実施に伴う地方財源の減収補てんとして、国の税源委譲によるものであります。
 次は、24ページでございます。新設となります8款地方特例交付金、1項1目地方特例交付金7,500万円は、恒久減税に伴う地方税の減収額の一部を補てんするもので、減収額の4分の3から税制改正に伴う市たばこ税の増収分を控除した額が交付の基準となるものであります。
 9款地方交付税であります。地方団体に交付されます地方交付税の総額は20兆8,642億円で、前年度に比べ19.1%と大幅な伸びとなっておりますが、これは恒久減税に伴う法人事業税の道府県の減収分を交付税で補てんすることによるもので、市町村におきましては大幅な伸びは期待できないとされております。深川市におきましては、普通交付税におきまして、国から示されました基準財政需要額の平均伸び率を勘案し、前年度交付額の0.9%伸びの71億円を見込むもの、また特別交付税につきましては、前年度交付額の推計により、前年度予算より5,000万円増の7億円としております。
 次は、41ページでございます。17款繰入金、1項1目基金繰入金は、42億41万4,000円の増額であります。本年度の財源対策として、総額17億4,465万6,000円の基金繰り入れの計上でございますが、主なものとして、説明欄3の財政調整基金2億円につきましては、市民生活の向上と福祉充実のための財源として、5の減債基金11億5,400万円は、市債残金の繰上償還等の財源として、6の公共施設整備基金2億5,384万9,000円は、深川駅東側開発やオートキャンプ場整備などに財源としてそれぞれ計上を図るものであります。
 次は、46ページでございます。20款市債は、それぞれ建設事業等にかかわる起債でありますが、本年度は27億2,230万円の計上となるものであります。
 以上で一般会計予算の説明を終わりますが、ご審議の上原案にご賛同賜りますようよろしくお願いを申し上げます。
〇白井委員長 暫時休憩します。

(午後 2時08分 休 憩)


(午後 2時26分 再 開)


〇白井委員長 休憩前に引き続き委員会を再開します。次に、議案第2号平成11年度深川市市民交通傷害保障事業特別会計予算、三浦市民課長。

〇三浦市民課長 議案第2号平成11年度深川市市民交通傷害保障事業特別会計予算についてご説明申し上げます。
 初めに、1口当たりの保険料ですが、損害率の計算により、平成10年度と同額の480円でございます。なお、予算参考資料の62ページに運営状況調べを提出していますので、お目通しをいただきたいと存じます。
 予算内容についてご説明申し上げます。第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ1,090万円と定めようとするもので、前年度よりも90万円の減であります。
 第2条は、一時借入金の借り入れの最高額を5万円と定めるものであります。
 以下、歳入歳出についてご説明申し上げますので、310ページをお開き願います。3、歳出、1款1項1目交通傷害保険費、前年度より72万8,000円減の664万8,000円であります。節の主なものについてご説明申し上げます。8節報償費の10万7,000円は、町内会などの加入取りまとめに対する報償費で、取りまとめ保険料の2%となっています。12節役務費591万3,000円は、保険会社に納める深川市民の保険料であります。
 2款1項1目交通傷害保険受託費は、前年度よりも17万2,000円減の423万1,000円であります。節の主なものについて申し上げます。次ページをお開き願います。12節役務費391万2,000円は、5町からの受託保険料で、保険会社に納めるものであります。19節負担金補助及び交付金15万5,000円は、受託保険料取扱手数料収入の2分の1を受託町へ交付するものであります。
 次に、歳入についてご説明申し上げますので、306ページをお開き願います。2、歳入、1款1項1目保険料982万5,000円は、深川市と受託町合わせての保険料収入で、38%の加入率で見込んだものであります。
 2款1項1目委託金77万3,000円は、保険料に対する事務取扱費であります。
 以上で予算の説明を終わらせていただきますので、よろしくご審議賜りまして、原案にご賛同くださいますようお願い申し上げます。

〇白井委員長 次に、議案第3号平成11年度深川市国民健康保険特別会計予算及び議案第4号平成11年度深川市老人医療特別会計予算の2件、堀川保険年金課長。

〇堀川保険年金課長 314ページをお開きください。議案第3号平成11年度深川市国民健康保険特別会計予算についてご説明申し上げます。
 提案いたしました国民健康保険特別会計予算は、第1条で歳入歳出予算の総額を26億7,000万円に定めようとするものです。前年度に比較しまして2,000万円、率にして0.8%の増となっております。
 第2条で、一時借入金の借り入れ最高額は前年度と同額の8億円に定めようとするものです。
 歳出からご説明申し上げます。329ページをお開きください。3、歳出でありますが、説明内容につきましては、前年度に比較して各目で増減の大きいものについて説明してまいります。
 1款1項1目一般管理費294万9,000円の増額につきましては、国保電算システム修正経費の増によるものです。
 333ページにまいります。2款1項1目一般被保険者療養給付費3,500万円の減額、2目退職被保険者等療養給付費530万円の減額、3目一般被保険者療養費50万円の減額、4目退職被保険者等療養費50万円の減額、次のページにまいりまして、2項1目一般被保険者高額療養費2,000万円の減額、2目退職被保険者等高額療養費300万円の減額につきましては、一般被保険者及び退職被保険者等、それぞれ保険給付費及び療養費の見込みによる減額であります。
 次のページにまいります。3款1項1目老人保健医療費拠出金8,155万8,000円の増額、2目老人保健事務費拠出金160万6,000円の増額につきましては、老人医療費の見込みにより増額するものです。
 次のページにまいります。4款1項1目高額医療費共同事業医療費拠出金176万円の減額につきましては、過去3年度の高額医療費の実績に基づいて北海道国保団体連合会からの通知によるものであります。
 338ページにまいります。8款1項1目基金積立金77万4,000円の減額につきましては、預金利子の減によるものであります。
 次のページ、9款1項1目予備費100万円の増額につきましては、保険給付費の増高等不測の事態に対応すべく、増額を見込んでおります。
 次に、歳入についてご説明申し上げます。前に戻りまして、321ページをお開きください。2、歳入、1款1項1目一般被保険者国民健康保険税1,833万3,000円の減額につきましては、経済の低迷による所得の低下及び低所得者軽減の増大並びに被保険者数の減少によるものであります。
 2目退職被保険者等国民健康保険税144万3,000円の増額につきましては、被保険者の増と、所得割を前年度並みで推計いたしております。なお、国保税算定資料につきましては、予算参考資料64ページにございます。
 次のページにまいります。2款1項1目療養給付費等負担金763万1,000円の増額につきましては、前段歳出で申し上げました老人医療費拠出金の増の見込みによるものであります。
 次の事務費負担金につきましては、平成10年度より一般財源化したため、廃目とするものです。
 次のページにまいります。2項1目財政調整交付金2,020万円の減額、2目特別対策費補助金190万円の増額につきましては、国の調整係数の改正に伴うものであります。
 3款1項1目療養給付費交付金1,792万6,000円の増額につきましては、老人保健拠出金にかかわる退職被保険者等加入割合分の交付が見込まれるためのものであります。
 次の324ページにまいります。6款1項1目利子及び配当金77万7,000円の減額につきましては、預金利子の減によるものであります。
 次のページ、7款1項1目一般会計繰入金3,181万4,000円の増額につきましては、保険基盤安定費分、事務費分及び財政安定化支援事業の増によるものであります。
 以上で国民健康保険特別会計予算についての説明を終わります。
 引き続きまして、老人医療特別会計予算についてご説明いたします。341ページをお開きください。
 議案第4号平成11年度深川市老人医療特別会計予算についてご説明いたします。第1条で、歳入歳出予算の総額を47億230万円に定めようとするものです。前年度に比較いたしまして1億4,030万円、率にして3.1%の増となっております。
 第2条で、一時借入金の借り入れ最高額を3億円に定めようとするものです。
 歳出からご説明いたします。352ページをお開きください。3、歳出でありますが、説明内容につきましては、前年度に比較して各目で増減の大きいものについて説明してまいります。
 1款1項1目一般管理費68万8,000円の増額につきましては、老人医療費適正化対策事業に係るレセプト点検、共同電算処理の件数等の増に伴う委託料の増によるものであります。
 次のページにまいります。2款1項1目医療給付費1億3,691万7,000円の増額につきましては、老人医療対象者並びに医療費の増を見込んだものであります。
 2目医療費支給費41万3,000円の増額につきましては、老人医療費受給者に対する医療費支給費の増を見込んだものであります。
 3目審査支払手数料227万6,000円の増額につきましては、医療費給付費及び医療費支給費の増による審査支払手数料の増を見込んでのものであります。
 次に、歳入についてご説明申し上げます。348ページをお開きください。2、歳入、1款1項1目医療費交付金6,534万8,000円の増額、2目審査支払手数料交付金227万1,000円の増額、2款1項1目医療費国庫負担金4,798万7,000円の増額、次のページ、2項1目事務費国庫補助金54万9,000円の増額、3款1項1目医療費道負担金1,199万6,000円の増額につきましては、いずれも歳出で申し上げました医療費の増を見込んでのものであります。
 4款1項1目一般会計繰入金1,223万7,000円の増額につきましては、医療費の増に伴う市の負担増を見込んでのものでございます。
 以上で2特別会計予算の説明を終わりますが、よろしくご審議の上原案にご賛同くださいますようお願い申し上げます。


〇白井委員長 次に、議案第5号平成11年度深川市簡易水道事業特別会計予算及び議案第10号平成11年度深川市水道事業会計予算の2件、今西水道課長。

〇今西水道課長 356ページをお開き願います。議案第5号平成11年度深川市簡易水道事業特別会計予算についてご説明申し上げます。
 第1条、歳入歳出予算の総額をそれぞれ3,020万円と定めるものであります。
 第2条、一時借入金につきましては、借り入れの最高額を1,000万円と定めるものであります。
 歳出からご説明申し上げますので、365ページをお開きください。3、歳出、1款1項1目一般管理費は、前年比105万円減の590万円でありますが、音江簡易水道の上水統合により、消費税納付額の減により、27節公課費の減が主なものであります。
 次のページ、2項1目新設及び修繕費1,760万円は、メーター器の定期取りかえ、一般配水管修繕及び配水管移設工事等に要する経費でありますが、前年比140万円の増は、本年でメーター器の隔測化を終えるため、定期取りかえを繰上施工することによる増と、配水管移設工事の減によるものであります。
 次に、歳入についてご説明申し上げます。361ページをお開きください。2、歳入、1款2項1目給水工事負担金280万6,000円は、新規給水工事のうち、公道部分工事に要する負担金収入で、同額を歳出の給水工事費で計上いたしております。
 次のページをお開きください。2款1項1目水道使用料575万円は、更進、稲田両簡易水道の給水戸数188戸を見込み、前年度実績を勘案し、計上いたしております。
 次のページ、3款1項1目一般会計繰入金は、前年と同額の186万円で、説明欄2、建設改良182万5,000円は、稲田簡易水道の起債償還元利金の2分の1について繰り入れを受けるものであります。
 以上で簡易水道事業特別会計予算の説明を終わります。
 次に、別冊の水道事業会計予算についてご説明申し上げます。1ページをお開き願います。
 議案第10号平成11年度深川市水道事業会計予算、第2条、業務の予定量は、給水戸数9,850戸、年間総給水量258万立方メートルで、前年比150戸、8万立方メートルの増加を予定いたしております。1日平均給水量は7,049立方メートル、主要な建設改良事業は、給水事業に対応して布設する配水管布設工事2,500万円であります。
 第3条、収益的収入及び支出の予定額は、収入8億3,990万円、支出9億2,000万円と定めるものでございます。
 次のページをお開きください。第4条、資本的収入及び支出でありますが、収入を2,340万円、支出を1億1,590万円とし、収入が支出に対し不足する額9,250万円は、過年度分損益勘定留保資金で補てんするものであります。
 第5条、一時借入金の限度額を4億円と定めるものであります。
 第6条、議会の議決を経なければ流用することのできない経費は、職員給与費1億550万8,000円、交際費30万円であります。
 第7条、一般会計から1億1,881万3,000円の補助を受けようとするものであります。
 第8条、たな卸資産の購入限度額を746万5,000円とするものであります。
 次に、13ページをお開きください。予算説明書、収益的収入及び支出について。初めに収入の主なものを申し上げます。1款1項1目給水収益は、水需要の動向を勘案し、前年度を若干上回る5億9,110万円を計上いたしております。
 2目受託工事収益のうち、給水工事収益2,130万円は、新規給水工事のうち、公道部分工事に要する負担金収入で、同額を支出の給水工事費で計上いたしております。同目のその他受託工事収益7,470万円は、他事業関連の配水管移設工事補償金であります。
 2項2目他会計補助金のうち、一般会計補助金は、前年比3,009万3,000円減の1億1,881万3,000円で、水道料金の軽減を図るため、予算第7条でご説明いたしました一般会計からの補助を受けるもので、備考欄記載のとおりであります。
 次のページをお開きください。支出について主なものを申し上げます。1款1項1目原水及び浄水費のうち、受水費3億972万4,000円は、北空知広域水道企業団からの受水量258万立方メートルについて計上したものであります。
 2目配水及び給水費のうち、下から2行目の修繕費は、前年比3,535万円増の9,580万円で、メーター器定期取りかえ個数の増等によるものであります。
 次のページ、3目受託工事費のうち、その他受託工事費1億3,000万円は、収入で申し上げました他事業関連の配水管移設工事で、道道深川停車場線外25件の移設に要する経費であります。
 次のページをお開きください。5目職員費は、資本勘定よりの組みかえにより、前年度より1名増の14名の給与費を計上いたしております。
 次に、次のページの資本的収入及び支出について主なものを申し上げます。初めに、収入でありますが、1款1項1目出資金2,030万5,000円は、第5次拡張事業に係る企業債償還元金の一部について一般会計からの出資を受けるものであります。
 次に、支出であります。1款1項1目拡張費750万円は、建設仮勘定に係る10年度借り入れ企業債の利子及び一時借り入れ利子であります。なお、第6次拡張事業につきましては、10年度予算の繰り越しにより、本年最終年度として工事を施工いたし、平成12年4月、向陽地区及び稲田簡易水道の統合に向け、事業の推進を図ってまいります。
 2目配水管布設費2,500万円は、給水需要に対応するため、市道旭区南通線外7件の配水管新設工事を予定し、計上のものであります。
 以上で2会計の説明を終わりますが、ご審議の上原案にご賛同賜りますようよろしくお願い申し上げます。

〇白井委員長 次に、議案第6号平成11年度深川市農業集落排水事業特別会計予算及び議案第8号平成11年度深川市下水道事業特別会計予算の2件、堀川下水道課長。

〇堀川下水道課長 それでは、371ページをお開きください。議案第6号平成11年度深川市農業集落排水事業特別会計予算についてご説明申し上げます。
 第1条で、歳入歳出予算の総額を、前年比較で1億9,900万円減の2億8,400万円と定めるものであります。
 第2条の債務負担行為及び第3条の地方債につきましては、後ほどご説明申し上げます。
 第4条の一時借入金につきましては、最高額を2億円と定めるものであります。
 それでは、384ページをお開き願います。3、歳出、1款1項1目一般管理費、前年比較611万1,000円増は、下水道事業特別会計の繰出金が施設使用料徴収件数及び汚水管接続件数比率が高くなるための増額と臨時職員の任用が主なものであります。
 385ページにまいります。2目施設維持管理費は、前年比較で245万円減で、需用費と委託料での効率的な執行を見込んだものであります。
 386ページにまいります。4目農業集落排水整備費は、事業完了により1億7,530万円減で、今後は緊急対応に備えるための工事費等を計上したものであります。
 2款1項1目個別排水処理施設費、前年比較1,054万4,000円減は、設置戸数を前年度より7戸減の69戸としたことと、水洗便所改造等資金融資預託金等の減に施設維持管理費の増を相殺したものであります。
 次に、387ページ及び388ページにまいります。3款1項1目元金は、納内農業集落排水事業に係る償還金であります。
 職員費につきましては、廃款をするものであります。
 375ページに戻ります。第2表、債務負担行為につきましては、水洗便所改造等資金融資で金融機関が受けた損失について農業集落排水事業で2,850万円を、個別排水処理施設事業で3,450万円を限度として補償するものであります。
 3表の地方債につきましては、個別排水処理施設整備事業債として、9,910万円を限度額として借り入れするものであります。
 378ページにまいります。2、歳入、1款1項1目農業集落排水事業費分担金の前年比較1,569万5,000円増は、本年度多度志地区が賦課対象となることから、また2目個別排水処理施設費分担金の179万2,000円減は、設置戸数の減によるものであります。
 379ページにまいります。2款1項2目個別排水処理施設使用料の261万円増は、既設の290戸の年間分と本年度設置予定分を計上して、見込んだものであります。
 381ページにまいります。5款4項2目雑入の前年比較485万8,000円減は、消費税還付金の減少が主なものであります。
 382ページの道支出金は、廃款であります。
 以上で農業集落排水事業特別会計を終わります。
 次に、405ページをお開き願います。議案第8号平成11年度深川市下水道事業特別会計予算についてご説明申し上げます。
 第1条で、歳入歳出予算の総額を前年比較で2億3,300万円減の14億9,100万円と定めるものであります。
 第2条の債務負担行為の設定と第3条の地方債につきましては、後ほどご説明申し上げます。
 第4条の一時借入金につきましては、最高額を5億円と定めるものであります。
 それでは、418ページをお開きください。3、歳出、1款1項1目一般管理費は、125万5,000円増で、本庁との共通経費で役務費と、水道事業会計に委託しております使用料徴収事務委託料の増額が要因であります。
 次のページにまいります。2目施設維持管理費は、前年比較で466万7,000円増であります。説明欄1の処理場維持管理は、音江浄化センターの供用開始を見込んだものと、ポンプ場のより効率的執行を行うとしたものであります。
 420ページにまいります。3目排水設備費は、564万3,000円減で、水洗便所改造等資金融資預託金で、融資戸数を見込んでの役務費と貸付金の減額が要因であります。
 4目下水道建設費の2億7,829万2,000円減は、音江浄化センター建設で一定の進捗となったことでの事業執行で、本年度補助事業で5億8,450万2,000円、単独事業で6,750万円を予定しております。施工箇所につきましては、予算参考資料66、67ページをお目通し願います。
 次に、421ページ、422ページにまいります。2款1項公債費、1目元金、2目利子は、過年度借り入れの地方債償還の元利及び一時借入金に対する利子であります。
 3款職員費は、前年比較2名増の14名に係る給与費を計上しておりまして、2,164万7,000円の増額となっております。なお、詳細につきましては、425ページ以降に掲載しております。
 それでは、409ページに戻ります。第2表、債務負担行為につきましては、本年度水洗便所改造等のため、水洗便所改造等資金融資条例により、3,750万円を限度として融資した額に対して受けた損失額を金融機関に補償するものであります。
 第3表の地方債は、下水道事業債の限度額を2億9,870万円とするものであります。
 412ページにまいります。2、歳入、1款1項1目下水道事業費負担金は、平成7年度以降の賦課分と本年度賦課いたします処理区域の受益者負担金で、前年比較で799万4,000円の減となるものであります。
 2款1項1目下水道使用料は、過年度の接続件数の実績と本年度の接続見込み件数で、前年比較356万9,000円増を計上しております。
 413ページにまいります。3款1項1目下水道事業費補助金は、前年比較8,197万1,000円の減で、事業費の減少に伴うものと、前年度補助金で5カ年間の国庫債務負担行為に係る特別地方債の元利償還分を相殺したものであります。
 4款1項1目一般会計繰入金4,300万円の増は、施設維持管理費、元金、利子などで増となったものであります。
 以上で2会計の説明を終わりますが、ご審議の上原案にご賛同賜りますようよろしくお願い申し上げます。

〇白井委員長 次に、議案第7号平成11年度深川市地方卸売市場特別会計予算、寺下商工労政課長。

〇寺下商工労政課長 394ページをお開き願います。議案第7号平成11年度深川市地方卸売市場特別会計予算について説明させていただきます。
 第1条、歳入歳出予算の総額を、昨年より60万円減の2,720万円と定めるものでございます。
 第2条において、一時借入金の最高額を1,000万円と定めるものでございます。
 歳出から説明いたします。401ページをお開き願います。3、歳出、1款1項1目市場管理費は、昨年比2万6,000円減の1,486万4,000円であります。主なものを申し上げますと、11節需用費の中で、冷蔵庫ダクト防熱漏れ回収、循環タンク取りかえなどの修繕費として288万2,000円を見込んでおります。13節委託料は、冷凍機保守点検などの委託費用でございます。14節使用料及び賃借料は、パック加工場、市場施設などの借上料989万9,000円を計上したものでございます。
 402ページをお開きください。2款1項1目元金は、前年比15万8,000円増の964万5,000円で、市債元金償還分でございます。2目利子は、前年比73万2,000円減の249万1,000円で、市債利子及び一時借入金の利息でございます。
 次に、歳入について説明をさせていただきます。399ページをお開きください。2、歳入、1款1項1目市場使用料は、前年比66万9,000円減の1,643万1,000円でございます。これは、売上額27億3,850万円を見込みまして、1,000分の6を乗じたものでございます。
 2款1項1目一般会計繰入金は、前年比6万9,000円増の1,076万8,000円でございます。市場会計の経営健全化を図るため、一般会計より起債償還元金の2分の1、482万2,000円と、営業費用等歳出で申し上げました市場管理費の40%、594万6,000円を合わせた額を計上したものでございます。
 以上で説明を終わりますが、ご審議の上原案にご賛同賜りますようよろしくお願いいたします。

〇白井委員長 次に、議案第9号平成11年度深川市駐車場事業特別会計予算、神保都市計画課長。

〇神保都市計画課長 434ページをお開き願います。議案第9号平成11年度深川市駐車場事業特別会計予算についてご説明申し上げます。
 駐車場事業につきましては、取り巻く環境が極めて厳しい状況の中で、公共駐車場としての使命を果たしてまいりたいと考えております。
 歳入歳出予算につきましては、第1条で前年比20万円増の1,230万円と定めるものであります。
 第2条で、一時借入金の最高額を800万円と定めるものであります。
 それでは、歳出からご説明申し上げますので、441ページをお開き願います。主な歳出項目についてご説明申し上げます。
 3、歳出、1款1項1目駐車場管理費は、16万円増の1,223万4,000円であります。この増額の主な要因といたしまして、駐車場維持管理業務に要する委託料並びに需用費等の増によるものであります。
 次に、歳入についてご説明申し上げますので、439ページをお開き願います。主なものについて申し上げます。
 2、歳入、1款1項1目駐車場使用料につきましては、推計によります時間利用と定期券売り上げを見込みまして、16万8,000円増の1,224万7,000円であります。
 以上で説明を終わりますが、ご審議の上原案にご賛同賜りますようよろしくお願いします。

〇白井委員長 次に、議案第11号平成11年度深川市病院事業会計予算、佐藤総合病院管理課長。

〇佐藤総合病院管理課長 別冊資料によりまして、議案第11号平成11年度深川市病院事業会計予算についてご説明申し上げます。
 1ページをお開きください。第2条、業務の予定量、病床数は301床、年間患者数は入院9万8,088人、前年対比2,287人、2.3%の減、外来24万4,000人、前年対比1万3,250人、5.2%の減、1日平均患者数は入院で前年対比7人減の268人、外来で前年対比50人減の1,000人としています。主要な建設改良事業は、医師住宅改修工事、1戸、1,400万円、看護学院在宅看護実習室整備工事、面積105平米でございますが、1,459万6,000円、医療機器整備事業、25品目、1億7,136万3,000円であります。
 第3条、収益的収入及び支出の予定額は、収入、支出それぞれを47億5,830万円とし、前年対比1億690万円、2.2%の減となっております。
 次のページでございます。第4条、資本的収入及び支出の予定額は、収入を2億9,670万円に、支出を3億6,440万円とし、収入が支出に対して不足する額6,770万円は、損益勘定留保資金で補てんするものであります。
 第5条、企業債は、医療機器整備事業債が1億5,730万円及び医師住宅改修事業債の1,200万円であります。
 次のページでございます。第6条、一時借入金の限度額を、前年対比5,000万円増の14億円と定めるものであります。
 第7条、議会の議決を経なければ流用することのできない経費は、病院及び看護学院の職員給与費26億1,607万8,000円及び病院長、看護学院長交際費220万円であります。
 第8条、他会計からの補助金は、救急医療確保対策、企業債利子など5項目に係る一般会計からの補助1億5,113万円であります。
 第9条、たな卸資産購入限度額を、前年対比1億5,160万6,000円、12.4%減の10億7,099万1,000円とするものであります。
 第10条、重要な資産の取得は、地域センター病院としての機能充実に向け、診断用医療機器としてコンピューテッドラジオグラフィー装置一式を購入整備するものであります。
 次に、17ページをお開きください。収益的収入及び支出についてでございます。初めに、収入から主なものを申し上げます。1款1項1目入院収益は26億4,837万6,000円で、前年対比3,862万6,000円、1.5%の増、2目外来収益は16億8,527万1,000円で、前年対比2億165万7,000円、10.7%の減、3目その他医業収益は1億6,515万4,000円で、前年対比1,007万8,000円、6.5%の増となっております。
 1款2項医業外収益は、1億6,650万8,000円、前年対比5,393万3,000円、47.9%の増でありますが、これは先ほどから説明ありました一般会計からの補助について、その算定基礎を見直していただいたことが主なものでございます。
 次のページです。1款3項看護学院収益は、9,298万9,000円で、前年対比788万円、7.8%の減となっております。
 次に、支出について主なものを申し上げます。1款1項1目給与費は、27億2,727万1,000円で、前年対比6,288万8,000円、2.4%の増となっております。これは、脳神経外科医師の常勤化に伴う職員増も含めまして、病院職員274名の給料、手当及び法定福利費並びに臨時職員68名の賃金などであります。
 次のページの2目材料費は、12億100万円で、前年対比1億2,429万円、9.4%の減であります。この要因は、本年4月より外科、肛門科、泌尿器科を院外処方とすることに伴う薬品費の減が主なものでございます。
 3目経費は、5億1,555万7,000円で、前年対比1,697万1,000円、3.2%の減となっています。内容は、病院の管理運営に要する経費でございます。
 21ページをお開きください。3項1目看護学院費用、給与費は5,794万5,000円で、前年対比585万5,000円、11.2%の増となっております。これは、平成9年4月の看護教育課程の改正に伴いまして、5年程度の経過措置期間内に現在5名配置しております選任教員数を8名以上にすることが義務づけられておりますことから、今年度1名増員するのを含めまして7名分の給料、手当などでございます。
 2目経費は、3,223万4,000円で、前年対比1,536万8,000円、32.3%の減となっております。これは、昨年度実習室など学院施設の大規模改修をしたこと、並びに実習施設等の整備に当たり、学院寮を年次的に縮小してきておりまして、今年度から全面廃止となることによります施設維持経費の減が主なものでございます。
 次のページでございます。4項4目不納欠損174万円の計上は、病院治療費の未収金について早期回収に努めているところでありますが、回収が不可能な過年度の未収金について不納欠損処分を行おうとするものでございます。
 次のページでございます。資本的収入及び支出についてであります。初めに、収入について主なものを申し上げます。1款1項企業債1億6,930万円は、医療機器の整備事業債及び医師住宅改修工事事業債でございます。
 2項補助金2,494万9,000円は、看護学院在宅看護実習室整備に伴う国並びに道の看護婦養成所施設整備費補助金並びにコンピューテッドラジオグラフィー装置取得に伴う道からの病院群輪番制病院設備整備費補助金でございます。
 3項出資金9,803万3,000円及び4項負担金438万6,000円は、一般会計からの出資金、負担金でございます。
 次のページです。次に、支出について主なものを申し上げます。1款1項1目工事請負費3,470万8,000円は、医師住宅改修工事及び看護学院在宅看護実習室整備のほか、院舎内外整備に要する経費でございます。
 2目資産購入費1億7,310万2,000円は、医療機器など予定25品目の資産購入及び在宅看護実習室整備に伴います教材購入費でございます。
 2項1目企業債償還金1億4,555万円は、病院施設設備の改修、医師住宅の整備、医療機器整備などにかかわりまして、企業債元金償還でございます。
 3項1目修学資金貸付金1,104万円は、深川市立高等看護学院修学資金貸付条例に基づく学院生への修学資金貸付金でございます。
 以上、病院事業会計の予算についてご説明させていただきましたが、ご審議の上原案にご賛同賜りますようよろしくお願い申し上げます。

〇白井委員長 これで平成11年度深川市各会計予算11件の説明を終わります。
 お諮りします。本日の委員会はこれで延会したいと思いますが、異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

 異議なしと認め、よって本日の委員会はこれで延会することに決定しました。
 なお、次の委員会は3月15日午前10時から開きます。

(午後 3時24分 延 会)


[議事日程][目次]