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予算審査特別委員会記録 (第4号)

午前10時09分 開議 
 平成11年3月17日(水曜日)
午後 3時35分 延会 


〇議事日程(第4号)

一般会計歳出質疑 ・ 8款 土木費
10款 教育費
14款 職員費
一般会計歳入質疑 ・ 8款 地方特例交付金



(午前10時09分 開 議)

〇白井委員長 ただいまから予算審査特別委員会を開きます。
 議案第1号平成11年度深川市一般会計予算ないし議案第11号平成11年度深川市病院事業会計予算の11件を一括議題とします。
 質疑を続けます。
 8款土木費、124ないし125ページ、土木総務費。

〇大塚委員 土木総務費のところで2点、市道認定の考え方と舗装の考え方についてお伺いいたします。
 市道については、779路線と非常に多くの路線を管理しておりますが、まだ多くの未認定路線が私どもは潜在していると考えておりますが、市道認定の考え方について、まず1点目お伺いいたします。
 2点目につきましては、さらに市道の舗装率が47.2%とかなり低い状況とお聞きしておりますが、道路舗装の整備についての考え方をお伺いいたします。

〇広瀬建設課長 市道認定と舗装の考え方についてお答えを申し上げます。
 市道の認定につきましては、交通量や人口密度を考慮いたしまして、原則といたしまして公共的性格を有するものといたしておりますが、別に定めております取扱要領や基準に合致するものは市道として認定することができる形になっているところでございます。道路網の整備は、市民生活上あるいは経済活動上からも大変重要な事業でございまして、この辺を見きわめながら、基準に合う場合、今後とも積極的に市道認定を進め、安全で住みよい道路網の整備を図ってまいりたいと考えております。
 次に、道路整備の考え方につきましては、日常生活や経済活動の観点から、極めて重要な事業でございます。平成10年4月1日現在の整備状況につきましては、実延長で692.2キロメートルに対し、改良で52.2%、舗装で47.2%と、いまだ舗装率につきましては50%にも満たない状況でございます。舗装整備に当たっては、特に交通量、家屋の連檐状況や交通安全の観点から、さらには地域の環境整備や財政上の問題なども含め、総合的に判断しながら、全市的な考え方に立ちまして整備に当たっていかなければならないものと考えているところでございます。

〇北名委員
 土木総務費の関係では、いろんな資料を出していただいております。まず、資料にかかわって何点かお尋ねをいたします。
 最初に、1ページに出してもらっております工事下請に関する資料についてでありますが、4番目に建退協の現物給付状況というのがあります。私が聞きたいのは、その一番下に未加入のため給付を受けなかった業者が5社あるということについてなのですが、去年も5社あったのです。いつまでもこういう形であること自身が、パーセンテージにすると非常に低いわけですが、問題なわけです。そこで、この場合、元請は何社あるのか、そしてその理由はどういう理由なのか、下請5社の職種、それから金額、これについてお聞きをします。
 次に、このページの5番目と6番目の資料で、5番目に下請代金支払い状況内訳というのがあります。手形だけが2社というのがありますが、去年は手形だけというのはありませんでした。それから、次の手形の期日でありますが、120日というのが1社あります。これも去年はありませんでした。ですから、私は、去年は大変いいことだよという評価をしながら言ったのですが、ここに来てまたこういう形が出てくるというのは大変残念であります。それで、聞きたいのは、金額、その理由についてお聞きをしたい。
 それから、その下にある指名願業者の退職金制度別加入状況というのがあります。いろんな退職金制度に加入しているという様子がずっと書いてあって、最後に未加入が1社あるのです。去年は2社だったかな、あったような気がしますが、どうして1社あるのか。指名願を出すときに、退職金制度に入っているというのが、私は指名願を受け付ける条件であるというぐあいに認識をしているのですが、その理由と指名が、落札というのは、もちろん指名がなければそういうことはないわけですが、実績があるか、これについて聞きたい。
 次に、43ページ、44ページに建退協にかかわる資料を出してもらいました。去年よりは簡潔な出し方に、担当者はわかるとおり、しましたから、私たちも実は見やすいという面があるのですけれども、まずこの資料の具体的質問に入る前に書き方について言っておきます。工事名があって、工事金額があって、その次に建退協収納額があって、率1,000分の1というのが書いてあります。1,000分の1というのが書いてある欄に、下に今度3.4%と書いてあるのです。私、これはおかしいと思うのです。1,000分の1の3.4%といったら何ぼですか。万分の1のその上だから、10万分の1になるでしょう。だから、そうではなくて、これは私ずっと以前にも言ったことがあるのだけれども、1,000分の1ですから、パーミルという表現にするのだったら、なると思うし、パーミルというのはパーセントではなくて、斜めの線の横にゼロが二つつながるのがパーミルという表記だと思うのです。ですから、去年とおととしのを見ましたら、パーセントという文字は書いていないわけです。書いていないとそれでいいのだけれども、書いてあると違うのでないかと思うので、指摘をしておきます。
 そこで、質問したいのは、42件工事が書かれています。つまり建築であれば1,000分の2.5、土木であれば1,000分の3.5、掛金収納額が下回るやつがそれだけあるのです。そして、そのうちの6件については、注釈が備考のところに書いてあります。同じ文言ですから言いますが、工事費に占める労務費の割合は少ないという書き方をして、そういう事情だということが、これはこれで一応わかることにします。そこで、聞きたいのは、残り36あるわけです。私は、つらつら見ると、恐らく土木が23の建築が3であろうというぐあいに思いますが、なぜこれが下回っているのか、その理由と指導についてお聞きをいたしたい。

〇広瀬建設課長 建退協の現物給付についてお答えを申し上げます。そのほか手形もございますけれども、答弁につきましては順不同になることをお許しいただきたいと思います。
 現物給付状況の中で未加入の給付を受けなかった業者は、昨年と同じ5社でございまして、うち2社が昨年と同じ業者、残り3社は新たな業者となっておりまして、それぞれ一人親方や個人経営をしております塗装、左官、建具業者の方々でありまして、建退協や他の制度にも加入していない状況でございます。
 未加入業者5社を使用した元請業者数でございますけれども、5社でございます。業種につきましては、建築5社でございまして、作業内容からいたしまして、このような小規模な業者を使用することになるものでございます。5社にかかわります下請代金につきましては、1,186万6,000円となっております。
 建退協への加入についてでございますけれども、指導につきましては、毎年年度当初に実施しております建設技術研修会における加入促進の指導や未加入業者に対する電話などによります加入のお願いを実施しているところでございまして、今後さまざまな機会をとらえまして、下請業者に対しまして建退協などに加入していただけるよう強い指導をしてまいりたいと考えております。
 次に、退職金制度への加入についてであります。市内の指名願提出業者の加入状況の中で、未加入業者が昨年は2社でございましたが、関係者のご理解をいただき、あと1社となったところでございます。この1社に対しまして、いずれかの退職金制度に一日も早く加入していただけるよう指導してまいりたいと考えております。
 未加入業者に対する指名でございますけれども、これにつきましては一件も指名している状況ではございません。
 次に、建退協掛金収納額が低い理由でございますけれども、掛金の目安としております土木1,000分の3.5、建築設備につきましては1,000分の2.5より低い工事件数につきましては、ご質問にありましたとおり42件でございまして、ご質問ありました6件のほか、残り36件は、ほとんど目安より0.1%少ないもので、証紙枚数で1枚買うと超える状況となっておりますので、計数的な要因のものであると考えますが、今後なるべく超えるようにお願いをしてまいりたいと考えております。
 次に、手形の関係でございますけれども、9年度は手形のみの支払いと120日の手形がなく、施工業者に対する今までの指導が周知徹底されたものと考えておりましたが、ことしは手形のみが2社、120日の手形が1社あり、大変残念な結果となっているところでございます。3件の手形につきましては、すべて資材及び機器という内容でございまして、下請代金とは異なるものと判断しておりますが、経営基盤の弱い企業が多数を占める下請契約におかれましては、経営の安定と健全性を確保するためにも、適正な支払いに努めなければならないものと考えております。
 手形による下請代金の総額は、1億8,890万6,990円で、下請代金総額の18.1%となり、手形120日にかかわる金額は330万7,500円、手形のみの金額は178万2,900円となっているものです。
 次に、手形の期間につきましては、120日以内でできる限り短い期間となるよう国からの通達も受けており、市といたしましてもできるだけ90日以内とするよう、毎年関係団体を通じまして、文書や研修会など工事の施工業者に対しまして周知徹底を図っているところでございます。今後におきましても、下請契約における受注者に対する適正な代金の支払いについて、より一層の周知徹底を図ってまいりたいと考えております。

〇白井委員長 終わります。
 125ないし126ページ、道路橋梁総務費。

〇北名委員 私は、ここで向陽橋の街灯について質問いたします。
 私も、あの橋はよく通る橋であります。滝川方面に向かうには、必ずあそこを通って私の場合は行きますから。行くときもそうですが、帰るときは、大体旧向陽小学校のあたりから橋を見ますと、点々と街灯がついているというのを見ながら、あそこをカーブしてくると。しかし、これは、ずっと3灯しかついていなかったのが、去年の12月の時点で今の7灯になったのです。3灯のときには、意識していても、ちょっと見づらかった。橋とはとても見えなかった。橋とは見えないと言ったら変ですが、わからないような、三つぽんぽんぽんとあるわけだから。七つだと、橋だなと、あるということがわかっているからなおだけれども、そんな感じで通っているのですが、実はあの橋は20灯あるのです。街灯そのものは設置されているのです。
 私、ぜひ、全部と言いたいところだけれども、いろんな状況もわからないわけではないですから、10灯はつけるべきだろうと、前進は前進として見ながらそういう思いでいるのですが、経過だとか考えだとか、そのあたりについてお聞きをいたします。

〇広瀬建設課長 向陽橋の照明の設置理由についてお答えをいたします。
 向陽橋は、昭和56年に道営広域営農団地農道整備事業により市道6号線に架橋され、橋長523メートル、車道幅員6メートル、片側歩道で、照明灯も設置がされております。この照明灯は、道路照明施設設置基準において、一般国道などの長大な橋梁については原則として設置することになっておりますので、路面の障害物が確認できるよう、照明間隔を28メートル千鳥配列とし、300ワット蛍光水銀ランプ20基がついているものでございます。
 次に、照明灯数の増についてでありますが、ご質問にありましたように、これまでメム側に3灯点灯されていたものを、交通のより安全確保を図るため、橋面全体の照度バランスがとれるよう、照明間隔を85メートル千鳥にし、昨年12月18日から7基の点灯に改善したところでございます。
 基準では、交通の状況、気象条件の良好など事故の危険性が高くない場合には、維持管理に要する費用も少ないものではないので、検討が必要であるとなっており、現状の交通量、危険度から考えまして、さらに点灯数をふやさなくても問題はないものと判断をしているところでございます。しかし、市道6号線は、今進めておりますライスランド構想の四つの里づくりのうち、ぬくもりの里や深川インターのアクセスとなっている道路でもございますので、今後の交通量の推移や地域状況を十分見きわめて考えてまいりたいと考えております。

〇北名委員 20灯用意したのは、28メートル千鳥という話ですね。3灯のときは、千鳥どころの話ではないでしょう。それで、3灯を今度は7灯にして85メートル千鳥にしたと。だけれども、私この経過、本当によく知っているのです。これも、あなた方が点検して、見つけてやったのではないのです。3灯にしてあったのではないのです。3灯になっていることを気がつかないで、ずっと経過していたのです。それを、気がついた方が指摘し、私も介添えをしながら、ここに至ったと。至ったことはいいことです。
 だけれども、どうおっしゃったかというと、今後の状況という言い方をしたけれども、20灯あって、10灯といったら半分です。それで、北竜橋だとか神納橋だとか納内橋だとか深川橋、全部ある人が調べてくれたのです。私もその後、追いかけで見てみました。設置されているやつが全部点灯されているわけです。それから、向陽橋の話にもう一回戻るけれども、入り口なのです。深川の入り口の一つ。私も、設置されたときの3代渡り初めに参加させてもらったから、よく記憶があるのだけれども。ただ、あなた、85メートル千鳥で、これで障害ないと言うけれども、向陽側から来たときは、入り口の方は暗い。三つぐらいふやしても、うまいぐあいにできる、バランスという問題は。これは、美学的にというか、大事でないとは言わないけれども、お金がかかると言っているけれども、三つふやしたら幾らかかるのですか。教えてください。

〇広瀬建設課長 再質問いただきまして、恐縮に思います。
 この道路、市道6号線につきましては、ご質問にありましたように、国道や道道の交通量と大きく異なるものと考えておりまして、先ほど申し上げましたように、現況の橋梁上の照度バランスにおいては、通行車両や歩行者に大きな問題となるような状況ではないと考えるところでございます。向陽橋は、今年完成しますぬくもりの里の施設に隣接し、メム地域に計画しておりますはぐくみの里を結ぶ幹線道路ともなりますので、今後このような状況も十分踏まえまして、照明灯数に対する状況判断をしてまいりたいと考えておりますので、ご理解をお願いしたいと思います。
 照明3灯の金額でございますけれども、3灯を増設いたしますと、年間電力料で約10万円程度かかるのではないかということで考えております。

〇北名委員 それで、私もこういう形で言っているけれども、これは今は建設所管になっています。以前には農政所管のときがあったのです。高校生が夜、学校祭やなんかで遅くなって帰るときに暗いということがあって、私もそれを耳にして、実際に行ってみて、そしてあのときは農政だったのです。農政に話してというか、頼んでというか、そして対応してもらったことがあります。
 それで、向こうから来たらって、こっちから行ったら向こう側になるし、向こうから来たら入り口になるけれども、暗いと私は言っているのだから、実際暗いのです。3灯、10万円です、聞けば。そして、ぬくもりの里、向陽、今やるわけでしょう。もう一つの里ができたらどうのこうのと今言われたような気がするけれども、向陽のができるだけで、それだけでアクセスに必要ではないかというぐあいに、プラスになるのではないかと思うし、していかなければいけないということで、穏便に検討ということぐらいは言っていただけるでしょうか。

〇広瀬建設課長 再々質問をいただきまして、恐縮いたします。
 橋梁の中の照度につきましては、ご説明したとおり、問題ないかと思いますけれども、向陽橋側の入り口につきましては、橋梁の構造上アーチ型になっておりまして、それが死角となって若干暗く感じるものと考えておりますので、入り口の点灯につきましては、状況を十分掌握いたしまして、考えていきたいということでご理解をいただきたいと思ってございます。

〇白井委員長 126ページないし127ページ、道路維持費。

〇川中委員 126ページの道路維持費の中の説明欄7の補助及び交付金について、道路愛護事業交付金についてお尋ねをいたします。
 それぞれ各地域で市道等の管理をしていく上で、愛護運動を通して、住民が自主的に取り組みがなされていることは望ましいことであり、推進すべきと思いますが、この事業の周知をどのように進めておられるのか、またどのくらいの町内、団体が実施、参加しておられるのか、またその事業の内容等についてご説明願いたいと思います。

〇広瀬建設課長 道路愛護事業についてお答えをいたします。
 道路愛護事業は、道路愛護運動として、郷土愛をもとに、地域住民の融和と団結による実践活動を通じまして、公共施設の道路を大切に維持保全に向けて、地域一体となって、草刈り、側溝の清掃などを7月1日から8月31日までの期間に2回程度作業していただくものであります。この事業につきましては、毎年4月初めに行われております市全体の行政連絡員会議におきまして、道路と河川の愛護運動の内容と申請手続を説明いたしまして、この運動に取り組みいただくようお願いをしているところでございます。
 次に、ことしの取り組み状況につきましては、106団体から事業申請があり、道路延長で42万8,371メートル、延べ人員で2,076人の作業実績の報告がされておりまして、総額で299万6,000円が交付されているところでございます。このように、多くの市民の方々が愛護運動に参加をいただき、地域環境の向上に取り組まれておりますので、今後とも各町内会がより一層事業に参加していただけるよう、行政連絡員の方々にお願いをしてまいりたいと考えております。

〇川中委員 ただいまのご説明で概要は承知したわけでありますけれども、かなりの地域、団体が愛護運動を実施し、地域住民の融和と団結により、実践活動を通して維持保全に取り組んでいることはわかりましたけれども、しかしながら地域においては、愛護運動とは別に地先の住民がみずから管理されている面も多く見受けられるわけですけれども、それらとの関連についてはどのようにお考えかお伺いいたします。

〇広瀬建設課
長 再質問をいただきました。恐縮に存じます。
 みずからこのような作業をされている方も多くいると思いますが、それらの方々につきましても、行政連絡員の方が網羅していただきまして、地域一体となった中に含めて愛護運動として取り組みしていただきたいものと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

〇北名委員 私、ここで2点お尋ねをいたします。
 1点は、除排雪に関してです。一般質問でもやりましたし、別なことを聞くわけですが、最近の除排雪は本当に奮闘しているなと思います。特に交差点の隅切りというのは、今までのやり方はもちろん頑張ってやっているなと思って見ていたのだけれども、ことし感じるのは、豪快なやり方をしていると。本当にやったという感じの隅切りをしているという点では、すごい前進しているなというぐあいに思います。
 そこで、聞きたいのは、2点なのです。一つは、歩道の除雪。二つとも歩道の除雪にかかわるのですが、歩道の除雪をやっていくと。ところが、その路面が、下が本当につるつるなのです。それで、歩道というのだから、歩くところですよね。歩くところだから、年配の人たちはおっかなくて歩けないというぐらい、それだけつるつるなのです。どういう方法があるかという問題について、私なりの考えもないわけではないですが、何とかしてほしいと、危ないから。それが一つ。
 もう一つは、歩道を除雪していくと、車道との間に雪壁ができるのです。堆積されると。だけれども、雪が多いという状況が一つはあるのだけれども、物すごくうずたかくなっていって、歩道部分が極端な言い方をすれば密室状況というか、横に出れないというぐらいで、若い女性なんかはそこを歩くのがおっかないと。特に夜なんかは。そんなこともあるし、ご苦労されているのはわかりながら、改善が必要だろうと思うので、このことを一つ聞きたい。
 次に、アンダーパスのこと。深川アンダーパスという名前だし、私あれができたときは、深川で一番にぎにぎしいというか、外から見ると、私は車で通ることばかりしているわけだけれども、ライトがぱかぱか、ぱかぱかしているし、明るさもだっと街灯がついているしと思っていたし、言ったことがあるのだが、実は明るさの裏に暗さありということで、歩く人にとってみたら、ちょっと違うよという状況なのです。どんな様子かというと、こういうことなのです。
 維持管理にかかわることなのだけれども、太子町にラクータ、日本語で訳すと何というかわからないけれども、ラクータに乗っている年配の女性がいるのです。ラクータに乗っている人は、冬は乗らない人もまちの中には何人もいるので、春先、夏になってくるとラクータが走るというか、そういうことで出てくるのですが、この方の場合には冬でも乗っているのです。遠くは乗らないけれども、特に生協に買い物なんかにはそれで行っているのです。ところが、スロープが通れないのです。なぜ通れないかというと、スロープはロードヒーティングされているのです。出口のところだけかどうかわからないけれども。そうすると、ロードヒーティングの切れ目、つまりスロープの入り口が氷で段差が30センチぐらいついたりするのです。初めその人は、ショベルを積んでというか、持って歩いていて、それで雪かきをしながら通っていたのです。ところが、そのぐらいになったら、とてもそれができなくて、ひっくり返ってしまうから。それで、車道を通っているのです。その人はこう言っているのです。悪いなと思いながら車道を通らせてもらっていると言っているけれども、危険この上ないのです。つい最近の状況ですよ、それは。私、このことを指摘してから、きのう、おとといの間にラクータが入れるようにしてくれましたけれども、それが一つ。
 それから、スロープも含めた車道の中なのだけれども、といを通じて外の雪が入ってくるのだけれども、それが外の雪をきれいに処理していないために、雪解け、今の時期がそうなっているのだけれども、入ってきた雪がといをあふれて、下の一番低い方のところに来てスケートリンクのような状況になるし、今も生協側の方は、全面ではないけれども、一部分けさもなっているのです。この間からなっているのです。そういう状況がある。
 それから、階段の入り口というのは四つあるのです、スロープの入り口とは別にして。その階段の入り口のところの雪の除雪が十分にやられていないために、太子町側は、私行ってみたときはけもの道なのです。このぐらいしかないのです。横になって通るぐらい。だから、とてもではないけれども、あれではだめだなという印象を受けた。
 それから、中の照明、これは電灯が切れていることが常時ある。だれかがいたずらして消えるようになったのではないかという説もあるけれども、そうではないのです。つけかえないから常時切れているのです。1カ月ぐらい同じやつが切れているということがばんきりある。珍しくない。きのうまでは5灯切れていたでしょう。きのうつけたからきょうは全部ついているけれども。ただでさえあの通路というのは暗いのです。全部ついていても暗い。だから、切れたらすぐというのは、どうしてそうなっていないのかということと、全部つけても非常に薄暗いというのが率直なところで、あそこを通る人たちは補強してほしいと、明るくしてほしいと、こういう要望を持っているのです。その点について。
 それから、私も行ってみて、これはできてから全然掃除していないのかなと思うぐらい、下の方は業者委託して、散らかしてあったのだろうけれども、きれいになっているのですが、上の方はすすなんかがあちこちにたれ下がっているというか、張っているのです、すすが。こういう維持管理はどうなっているのか、その辺についてお聞きをいたします。

〇広瀬建設課長 除排雪についてお答えを申し上げます。
 1点目の歩道除雪の滑る路面の解消についてであります。歩道除雪機は、ロータリー幅が1.3メーターの、両サイドに幅約15センチほどの調整そりが設置されておりまして、除雪時に圧雪され、そのそりの跡がつくものでありまして、滑って歩きづらいと市民からも言われているところでございます。しかし、歩道ロータリーの場合、調節そりを外しての除雪は困難でありますので、現状といたしましては、大変恐縮に存じますが、通行に対して最善の注意をしていただくよう市民の皆様方のご協力をお願いするものでございます。このような状況にならないような方法がないのか、さまざまな角度で今後研究してまいりたいと考えております。
 次に、歩道と車道との雪壁が高過ぎる問題につきましては、例年であれば、排雪時に雪壁を落とす作業も含めて実施しておりますが、ことしにつきましては3月に入りましても約1メーターの降雪がございまして、例年にない大雪で、排雪が間に合わない現状となっておりますが、現在この作業を実施しておりますので、ご理解をいただきたいと思います。
 次に、深川アンダーパスの管理につきましては、委託業務として歩道内の清掃やごみ箱のごみ処分を1日1回と、冬期間は歩道入り口前4カ所の除雪を行い、通行の確保をしているところでございます。ご質問にありましたヒーティング部分とヒーティングしていないところの雪の段差につきましては、車道のヒーティング箇所におきましてもどうしても生じてしまう問題でありまして、いろいろな解消方法を試みておりますが、有効な解決策がない状況でございます。このため、人力作業によります雪割りが必要と考えますので、委託業務の中で対応できるかどうか検討してまいりたいと存じます。
 また、入り口付近の除雪につきましては、委託業務に入っておりますので、現地確認をいたしまして、このようなことのないような形で指導をしてまいりたいと考えております。
 次に、通路に氷が張っている状況でありますが、通路のスロープ部分から融雪水や降雨が流れ、ボックス内の一番低い位置にあります4カ所のますに流入しまして、ポンプにより排水する構造となっておりまして、4カ所のうち西側通路の1カ所が何かが詰まって氷が張ったものと思いますので、氷が解けましたら、現地調査をいたしまして、対応してまいります。
 次に、歩道内部にあります照明器具などの点検につきましては、清掃作業を毎日行う委託業者に対しまして、異常があれば報告するようにしてまいりたいと考えております。

〇北名委員
 したがって、ロードヒーティングの切れ目だとか通路の入り口などはちゃんとなるのだと思いますが、明るさの関係では、補強してでも明るくすることを考える必要があるのではないかと。最初に質問しているのだから、お答えを願いたい。

〇広瀬建設課長 アンダーパスのボックス部分の照明の明るさについてでございますけれども、現況の施設自体が掘り込み式になっておりまして、蛍光灯がボックス内に入っておりますので、蛍光灯のランプが見えないものですから、暗い状況となっておりますので、今後その辺も含めて、どのような形で明るさを保つようにできるのか研究していきたいと考えております。

〇白井委員長 終わります。
 127ページないし129ページ、道路新設改良費。

(「なし」と呼ぶ者あり)

 終わります。
 129ページ、橋梁新設改良費まで。

(「なし」と呼ぶ者あり)

 終わります。
 130ページないし131ページ、排水機場管理費まで。

〇松沢委員 ここで堺川のことについてお尋ねします。
 堺川の上流部で昨年しゅんせつをやっていただきました。このやや下流部に土地改良区のものと思われる水門があります。この水門が、もう使われていないというか、使われなくなるというか、という状況だというふうに聞いていますが、これをなくさないと、水の流れがよくなくて、ヘドロがたまるという状況にありますので、これの措置、善処の仕方をお答えいただきたいと思います。

〇広瀬建設課長 ご質問の取水施設につきましては、神竜土地改良区の管理施設であり、河川工作物の許可もとっているものでありまして、昨年揚水系統の変更がなされまして、この施設は廃止となることから、ことし河川管理者である市と撤去手続について協議をし、12年度に撤去する予定とお聞きをしております。
 現況施設は、70センチの落差があり、すべて撤去しますと、上・下流の河床が大きく変化し、河岸にも影響が予想されますので、護岸工事も必要となり、撤去費用も増大し、農家負担にも影響してまいります。このため、上流部の土砂堆積状況なども考慮する中で、今後治水上におきましても安定した河床勾配となるよう、十分現地を調査して撤去方法について検討してまいりたいと考えております。

〇白井委員長 終わります。
 132ないし133ページ、街路事業費まで。

〇高桑委員 都市計画総務費で都市計画マスタープラン策定について伺います。
 新規の1,000万円ということで、若干の説明がございましたけれども、これは都市計画法が改正をされて、近年各市でも取り組んでいると、そういう内容でございましたが、今回の1,000万円でのマスタープラン策定について、策定の年度、このことについてお伺いしておきたいと思いますし、さらにもう一点は、この策定について行政単独で行うのか、民間委託をするのか、その辺のことについてもお伺いしておきたいと思います。
 それから、2点目は、都市計画法ではプラン策定に当たっては住民の意見を反映させる、こういうことが求められているというふうに聞いておりますが、深川市としてはどのように進めようとしているのかお伺いします。
 三つ目は、第3次総合計画が平成13年度で終わるわけですが、新たに14年度から総合計画がスタートすると、こういうふうになると思いますが、今後の作業について、総合計画との整合性についてお伺いしたいと思います。平成13年度で終わり、14年度で新しい総合計画がスタートすれば、平成13年度にはこのことについての一定の結論というか、こういうものが出なければならないと思うのですが、一番最初の質問とも絡みますけれども、ご答弁をいただきたいと思います。
〇神保都市計画課長 高桑委員さんから、都市計画マスタープラン策定についてご質問をいただきました。
 都市計画マスタープランにつきましては、ご質問にありましたように、平成4年に都市計画法の改正が行われまして、平成5年6月に施行されたものでございます。都市計画区域を有する市町村ではその策定が責務となっているところでございまして、策定期限につきましては特に定めはございませんが、具体の都市計画決定の基本方針でございますので、次回の用途地域の見直しや都市計画道路、公園などの主要な都市施設の都市計画決定時までに策定することが必要になってまいります。
 そこで、4点のご質問をいただきましたので、関連がございますので、一括してお答えさせていただきたいと思います。都市計画マスタープランの内容につきましては、現況と課題の整理、都市計画マスタープランの基本計画事項、全体構想、実現化の方途などで構成される予定でございますが、既に策定済みの他の市町村の状況を見ますと2年ないし3年かかっておりますが、本市におきましては2年間で策定する予定を考えてございます。
 また、民間委託の考えでございますけれども、当然に都市計画マスタープランにつきましては専門のノウハウが十分必要になってくるものでございますので、コンサルタント等のこのプランに対する委託についても考えておるところでございます。
 また、住民参加の方法でございますけれども、住民意見を把握する方法といたしまして、アンケートや各種団体からのヒアリング、あるいは審議会、ワークショップなどの多種多様なものがございますが、策定準備段階あるいは立案段階のそれぞれの時期に適切な方法で住民の方に参加いただくよう考えてございますけれども、具体的な住民参加の方法につきましては、今後十分検討してまいりたいと存じます。
 また、上位計画であります総合計画との整合性についてでございますけれども、都市計画マスタープランにつきましては、深川市の行政運営全般の基本方針を示した総合計画に即し、その内容を踏まえまして、土地利用や都市施設の整備方針など、都市の空間形成や物的事項について具体的に、そして図面等を使いながら示したもので、具体の都市計画の展開に方向性と正当性を与えていくものとされております。特に整合性を考慮する点といたしましては、都市づくりの理念や目標、人口フレームに関することがございますけれども、次期総合計画の策定準備も近年中に始まると存じますので、その改訂を見つつ、関係各課とも連携を持ちながら、整合性を図ることを前提に先行的に作業を開始するものでございます。

〇北名委員
 私、ここで駅前広場の整備に関してお尋ねをいたします。
 街路事業については、本年から道路工事も一部着手されるということで、駅前通りの進みは、いろいろとロードヒーティングだとか電線の地下埋設、歩道のれんが舗装など、そういう状況が出てきております。そして、平成11年度で大体整備が完了すると。いよいよ今度は、平成12年から駅広ということの着工になるわけですが、その整備はどのようになされていくのか伺います。

〇合田駅前通整備事業推進事務局長
 駅前通りの整備につきましては、ご案内のとおり、平成7年度事業認可以来、北海道におきまして鋭意取り進めをいただいているところであります。
 駅前広場の工事についてでありますが、事業最終年次の平成12年度の施工となり、広場面積では現況約2,100平方メートルを5,870平方メートルに拡張し、広場内には専用のバス乗降所1カ所、バスの乗り場及びおり場をそれぞれ1カ所、自家用車の乗り場及びおり場をそれぞれ1カ所、タクシーの乗り場及びおり場をそれぞれ1カ所、タクシープール15台分、自家用車駐車場15台分、駐輪場200台分を整備し、さらに駅前広場にふさわしいシンボルとなる施設や植栽、花壇、案内板、ベンチや電話ボックスなどを設置し、コミュニティ空間となり得るような広場に整備を願うものでありますが、今後の具体的な整備に当たりましては、これまでの検討委員会の意見などを十分踏まえた中で、平成11年度には駅前広場の景観設計も予定いたしておりますので、この中で緑豊かな都市景観をつくり、商店街の活性化を促す拠点となるような整備ができますよう、今後とも事業主体でございます北海道とも十分連携を図ってまいりたいと考えております。

〇白井委員長
 終わります。
 133ページないし135ページ、公園費。

〇佐藤委員
 公園費で、グリーンパーク21についてお伺いをいたしておきます。
 市民待望の公園、グリーンパーク21が完成し、多くの市民が関心を持ち、訪れておるところであります。多くの市民から、公園に幼児向きの遊具の設置をすべきとのこういった声がありますけれども、設置可能なのかどうかお伺いいたします。
 次に、記念植樹も年次行われてまいりました。樹木が整ってきておりますけれども、今後の植樹計画についてお伺いをいたします。
 次に、この施設での利活用の考え方についてお伺いいたします。

(「関連」と呼ぶ者あり)

〇北名委員 グリーンパーク21とあわせて、そばにある緑館の今言われた最後の利活用に関することでありますが、私も立派な公園と建物ができたなと見ております。そして、大いに市民の皆さんが利用してほしいと思っているものでありますが、現状市民の声からは、あんな立派なものができたけれども、さっぱり使っていないのでないかと、活用されていないのではないかという声がよく耳に入ります。
 そこで、その是非ということではあるのですが、維持管理費は幾らかかっているかというと、資料42ページに出ていますように、グリーンパーク21は3,075万2,000円、維持管理費がかかるのです。いろんな施設も出ておりますし、性格は違いますけれども、利用の関係との比較で言えば、率直に言って一番利用が少ないのではないのかなという気もいたします。
 そして、緑館については、もっとそういう声があるのです。しょっちゅうかぎがかかっているという声なのかな、とにかく使われていないという印象なのです。それで、調べてみますと、緑館の利用実態、昨年の6月からことしの2月まででありますが、これは事前申し込み利用の状況についてということになるのですけれども、月平均は11日です。ということは、一月のうちの3分の2は、これはあくまでも事前申し込みの利用という状況でいいのですが、使われていないと。1日平均の利用時間は2時間、1日の利用人数は8人強といいますか、9人と言ってもいいのですが、こういう状況で、これでは側から見ていて、確かにそう思われても不思議ではないなという気がいたします。
 そこで、聞きたいことは、こうした利用の実態について、どう位置づけというか、考えているのか。そして、大いに利用してもらって、あの施設や建物が本当に市民のためになっていくというための今後の考え方。特に緑館については、一定の目的使用というのがあるのです、当然。緑化団体云々とか、いろいろなこともあります。目的外使用というものも大いに積極的に歓迎しながら、フル回転と言えばなんですけれども、大いに利用されて、市民からあの建物なり施設が非常に役立っているという気持ちも含めてなってもらえるような、そういう形にしていかなければならないという点での考えを聞きたいと思います。

〇神保都市計画課長 佐藤委員さん、北名委員さんから、それぞれグリーンパーク21にかかわってのご質問をいただきました。順次お答えさせていただきたいと思います。
 まず、佐藤委員さんのご質問の中で、公園の遊具の設置、それと植栽、公園の利活用でございますけれども、順次お答えさせていただきたいと思います。グリーンパーク21につきまして、子供の遊具の設置でございますけれども、グリーンパーク21は水と森の拠点施設として、触れ合い、交流、安らぎ、潤いの住区基幹公園として、幼児からお年寄りまで幅広く自然に触れていただくことを目的に、散策、休憩、探勝、コンサートの場としてご利用いただいているところでございます。その主目的から、現在のところ遊具の設置につきましては考えておりませんが、現在市内に児童の利用を目的といたしました、都市公園であります遊具を設置しております児童公園、これが6カ所ございます。そこで遊具を十分設置してございますので、そちらのご利用をいただきたいと存じております。
 それから、2点目の植栽の関係でございますけれども、グリーンパーク21の造成時あるいは市民植樹祭、これは3回行ってございますけれども、また団体、市民よりの寄贈樹木等により、高木、低木、合わせまして現在2,043本の植栽をしております。ご質問にありましたように、植栽につきましては、まだまだ十分とは言えない状況でございますので、今後とも計画的に植栽を進めるとともに、緑豊かな公園となるよう意を用いてまいりたいと、このように考えてございます。
 また、3点目の利活用の関係でございますけれども、深川市として初めての住区基幹公園として、実は昨年ご案内のように、6月1日オープンをさせていただいたところでございます。市民の皆さんに、先ほども申し上げましたように、それぞれの目的を持ってご利用いただいておるところでございますし、オープン当時静かできれいな公園であるというお褒めの言葉もいただいているところでございます。
 また、昨年は、畜産まつりを初めまして、保育園、幼稚園の遠足等、それぞれ一般の利用者の方にも利用いただいているところでございますけれども、また冬期間につきましては、ご案内のように、池に氷を張りまして、スケートリンクとしてご利用いただいているところでございます。しかし、せっかくの深川市初めての住区基幹公園でございますので、多くの市民の方の利用がいただけるよう、いろんなイベント等の掘り起こしも含めて努力してまいりたいと、このように考えてございます。
 次に、北名委員さんから、緑館の利活用についてのご質問がございました。前段申し上げておりますように、グリーンパーク21の利用についてはそういうことでご理解いただきたいと思いますけれども、緑館につきましては、公園利用者の利便を図るとともに、緑化思想の啓蒙啓発活動の拠点施設として設置させていただいたものでございます。緑館使用につきましては、ご質問にもありましたように、公園利用者を主体として、緑化団体及びこれに類する団体、または地域コミュニティ団体、その他市長が特に認めたものということになってございます。
 緑館につきましては、グリーンパーク21公園を利用していただける方にそれぞれご利用いただくという目的でつくってございますので、そのような利用をされてございますけれども、お話がありましたように、6月のオープンから本年2月末現在で9カ月でございますけれども、利用状況につきましては、先ほどもお話がありましたように、延べ2,224人ということで、これは申し込みがあった部分でございますけれども、その他カウントされていない公園利用者、スケートリンク利用者についても、緑館については十分利用をいただいているものと思ってございます。
 緑館の利用状況につきましては、中央老人クラブですとか、それから緑町の婦人部あるいは深川市を緑にする会の会議等、また緑町、東町敬老会、それから緑町東西子ども会、また手づくりたこ作成の教室あるいは緑化作品の展示等、それぞれご利用いただいているところでございます。今後も緑館の趣旨に沿った多くの利用がいただけますように工夫をし、努めてまいりたいというぐあいに考えてございます。目的あるいは目的外使用というお話でございますけれども、あくまでも公園利用者を主体とした館の利用をいただくということで、今後とも利用の方法に当たって、十分多くの皆さんが利用していただけますように努力してまいりたいと、このように考えております。

〇白井委員長 終わります。
 135ページ、緑化推進費。

(「なし」と呼ぶ者あり)

 終わります。
 136ページないし138ページ、住宅管理費まで。

(「なし」と呼ぶ者あり)

 終わります。
 138ページ、住宅建設費。

〇生野委員
 説明欄にございますけれども、広里団地の建設についてお伺いいたしたいと思います。
 平成8年の3月に私どもに示されておりますけれども、深川市公共賃貸住宅再生マスタープラン、概要版として出されておりますが、この中でも示されておりますけれども、広里団地は移転建てかえとして24戸を建設すると、こういうプランが実は示されておるわけでありますけれども、大きくは2点にわたってお伺いいたしたいと思いますが、これからの時代、どういうものにかかわって事業を展開してみても、高齢化という問題がそれぞれかかわってくるわけでありますけれども、そういう面から申し上げれば、深川市の高齢化は着実に伸びていっていると、こういう時代の中で、これからの公営住宅の建設に当たっても高齢者向けの、あるいは高齢者が容易に利用しやすいような、そういう住宅あるいは公営住宅を建設していくと、こういうことが求められてくると思うのでありますが、そこら辺の今後の公営住宅の建設に当たって、高齢者の利用が可能なといいますか、そういう形に向けた整備がされた公営住宅が必要かと思うのでありますけれども、そこら辺の考え方についてひとつお伺いいたしておきたいと思います。
 それから、具体的に広里団地の建設をいたします場所、マスタープランの中では24戸示されておりますけれども、建設をする戸数、そして年次についてどういうお考えを持っておるのかお伺いいたしたいと思います。

〇神保都市計画課長
 広里公営住宅に関して4点のご質問をいただきました。順次お答えさせていただきたいと思います。
 建設に伴う高齢者への対応についてでございますけれども、従前より、高齢者の方にも使いやすいよう、屋外につきましては通路等のスロープ対応や手すりの設置、室内におきましては床の段差解消、ドアのノブをレバーハンドルにしており、また玄関、トイレ、浴室に手すりの設置等を行ってございます。また、電気につきましても、最近ガスコンロではなくて、電気コンロを使用されるという方もふえてきてございますので、200ボルトのコンセントを設置し、使用可能にして、配慮しているところでございます。
 また、高齢者の方につきましては、当然に従前も1階の部分に入っていただくような配慮をしてございますけれども、広里市営住宅の建てかえにつきましては、今年設計を予定しておりますが、敷地、形態等にもよりますが、低層で建築を進めていきたいということで、高齢者の方に使いやすい計画にしてまいりたいというぐあいに考えてございます。
 それから、2点目の建設場所でございますけれども、現在住戸面積につきましては、広里団地の現住宅と比較しまして2倍程度の大きさとなっておりますことから、現在の敷地の状況からしまして、現団地での建てかえは困難であるということでございまして、近隣の地権者に現在用地購入について働きかけをしているところでございます。市営住宅の建てかえ計画につきましては基本的にご理解をいただいているところでございますが、次年度以降具体的に地権者の了解を得まして、用地を取得してまいりたいと存じております。
 次に、戸数についてでございますけれども、建設戸数につきましては、現広里団地の戸数につきましては現在32戸ございます。ただし、入居の状況からしまして、現在23戸の入居者ということになってございまして、建設戸数につきましては待機者を含めまして24戸を予定しているところでございます。
 それから、年次でございますけれども、これにつきましては補助の採択にもよりますけれども、今のところ平成12年から3カ年で建設を予定してございます。

〇白井委員長 終わります。
 暫時休憩します。

(午前11時18分 休 憩)


      
(午前11時29分 再 開)

〇白井委員長 休憩前に引き続き委員会を再開いたします。
 9款消防費。

(「なし」と呼ぶ者あり)

 終わります。
 10款教育費、141ページ、教育委員会費まで。

(「なし」と呼ぶ者あり)

 終わります。
 141ページないし142ページ、事務局費まで。

(「なし」と呼ぶ者あり)

 終わります。
 142ページ、生涯学習推進費。

(「なし」と呼ぶ者あり)

 終わります。
 143ページないし144ページ、教育調査振興費まで。

〇川中委員 教育調査振興費の中の説明欄7の学校林管理運営交付金についてお伺いをいたします。
 現在市内小中学校で学校林を所有している学校が何校あるのか、またそのおよその面積がどのぐらいあるのかお聞きします。それとあわせまして、それぞれ学校でどのような学校林の維持管理あるいは利活用がされているのかお伺いいたします。あわせて、本年度の予算8万1,000円でありますけれども、その予算の内容等についてもお伺いをいたします。

〇千葉学務課長 学校林についてお答えを申し上げます。
 学校林は、学校運営に必要な財産の造成を図り、あわせて児童生徒の林業に関する教育の向上などのため設置をしているものでございまして、現在共有を含め、市内11校中10校で約74ヘクタールを所有いたしております。学校林の育成には相当の歳月や労力が必要でありますが、その植栽、保育につきましては各学校のPTA、父母や教職員、児童生徒が当たるものといたしており、現在草刈り、綱張りなどの整備を図っていただいているところでございます。
 近年の活用といたしましては、平成7年度に多度志小学校において学校林を売り払い、造林後の収益を学校の閉校記念事業に充当している実情がございます。
 本年度の予算の内容でございますが、前年度同様8万81,000円の計上を図ったところでございまして、学校林の維持管理に要した経費の一部に対しまして各学校に助成を行うものでございます。

〇川中委員 ただいまの説明でございますと、11校中10校が学校林を有しているということで、このことにつきましては、実際に74ヘクタール学校林があるということで、74ヘクタールを維持管理していくのに、この額で本当に適切かどうかという、これは一つ疑問があるわけですけれども、しかしながら前年度対比同じということでありますけれども、実際にそれぞれ学校におきましては、先ほど説明がございましたとおり、PTAを中心とした父母の方々が草刈り等をやっておるということですけれども、十二分にそこらの管理をしていく上で、多少この額では不足かというふうに感じますけれども、しかしながら昭和42年に学校林の設置運営規程というのがございまして、それに沿った形で今現在それぞれ学校側といたしましても利活用しておる一面があろうと、そう判断いたしますけれども、しかしながら各学校ともこの維持管理については非常に苦慮しているのでないだろうかと、そのようなこともお聞きしておりますので、そこらの学校林に対しての教育委員会としてのお考え等も含めてお聞かせを願いたいというふうに思います。

〇千葉学務課長 お答えを申し上げたいと存じます。
 予算が十分でないのでないかと、また各学校が維持管理に苦慮していると思うが、教育委員会としてはどうかということでございますが、学校林は、今ほど申し上げましたとおり、各学校が保護管理に当たっていただいておりまして、学校林から生ずる収益はその学校の施設整備などに充てられているところから、教育委員会といたしましては学校林を維持管理する経費の一部を助成する形で支援をさせていただいているところでございます。
 平成10年度につきましては現在集約中でありますけれども、平成9年度、平成8年度の例を見ますと、各学校で維持管理に要した経費の約半額を助成している実態にございます。学校林の維持管理に苦慮されておられます現状はお聞きをいたしておりますけれども、決して十分な額とは思っておりません。今後の適切な維持管理につきまして学校とも協議をしてまいりたいと存じますので、ご理解いただきたいと存じます。

〇北名委員
 私は、ここで子どもの権利条約啓発用ポスターの作成というのが出ておりますから、そのことでお尋ねをいたします。
 お尋ねするのですが、説明欄の文字のことで、私の認識というか、子どもの権利条約というそのこと自身が固有名詞になっていて、子どもの「ども」というのは平仮名で書いているというのが私の認識なのです。ぜひ今後とも調査されて、もしそうであれば今後のものについてはそうするべきではないかなということを一言言っておきます。
 それで、この件については、昨年の3定、10月の定例会で現助役、当時の江剌教育長と論議を深めたものであります。あのときに前向きな答弁が出されていまして、そのことが今度のこのような形の予算措置となったというぐあいに思いますし、その点は評価を率直にしております。そこで、具体的にどのように展開されるのかお尋ねをいたします。

〇千葉学務課長 子どもの権利条約啓発用ポスターの内容についてお答えを申し上げます。
 児童の権利に関する条約の趣旨を踏まえまして、学校においては教育活動全体を通じ、基本的人権の精神の徹底を図っていくことが大切であります。特にいじめや暴力につきましては、家庭や地域社会との緊密な連携のもとに真剣に取り組んでいかなければならないものと受けとめているところでございます。このため、一昨年のポスター掲示とパンフレットの配布に引き続きまして、昨年10月、関係機関のご協力を得て、児童の権利に関する条約のパンフレットを各学校に配布したところでございますが、新年度はさらに同条約についての理解と啓発を図るため、啓発用ポスターを作成するものでございます。
 作成の方法といたしましては、市内小中学校の児童生徒から図案を募集いたしまして、その中から小中学校別に2種類程度を選び、ポスターとして印刷をし、市内小中学校の全学級や公共機関などに配布、掲示をするものでございます。このことによって、児童生徒にこの条約が理解され、いじめや暴力がなくなることを願うものでございます。

〇北名委員
 額は21万8,000円だけれども、持っている意味や考えている中身というのは、本当にいいということで評価をしたいと思うのです。満点にかなり近い内容だというぐあいに思います。
 そこで、私は、あのときに論戦した中ではパンフレットのことも言いまして、下の社会福祉課の児童家庭係というのかな、あちらから回ってきたパンフレットは数少なくて、学校にわずかずつしか行かなかったから、みんなに渡るように、一つは今評価したポスターと、もう一つは、チラシも配る必要がありますよというお話をしたのです。それで、印刷したものも、ポスターも大きな役割はありますが、同時にサンプルというか、見本になるものはたくさんありますから、もし予算措置していないのだったら、お金のことは問いませんから、学校、教育というのは印刷するのはほかよりも得意なところでもありますから、ぜひその点についてもお考えいただきたいなと思いますので、いま一度その点についてお答えをお願いしたい。

〇千葉学務課長 パンフレットの配布について再質問をいただきました。
 パンフレットの作成印刷経費につきましては当初予算計上しておりませんけれども、今お話ありましたように、手づくりなど工夫をいたしまして、何らかの形で配布をしてまいりたいというふうに考えております。

〇白井委員長 終わります。
 144ページ、奨学資金運営委員会費。

(「なし」と呼ぶ者あり)

 終わります。
 145ページないし146ページ、住宅管理費まで。

(「なし」と呼ぶ者あり)

 終わります。
 146ページないし147ページ、学校管理費。

〇東出委員
 ここで2点ほどお伺いをしたいと思います。
 昨年の12月11日、文部省より新しい小中学校の学習指導要領あるいは幼稚園教育要領の内容が発表されたところでございます。この中で、2002年から小学3年生以上で総合的な学習の時間が創設されてございます。年間約150時間が予定されて、週に2時間から3時間この時間に充てられるようでございます。教育審議会の考える力を育てる学習を進めるという答申を受けてのことだというふうに判断しますけれども、基本的には各学校が自由に使える時間というふうに認識をしてございます。2002年の新学習指導要領の全面実施に向けての総合的な学習など、学校の取り組みがどのように進められていくのか、まずお伺いをしておきます。
 それから、2点目ですけれども、特色ある教育活動推進として新年度の予算に盛り込みがなされてございますけれども、総合的な学習の実施に向けて、一つのモデル的な取り組みなのかなというふうにも判断をいたしますけれども、この関連と内容についてお伺いをいたします。

(「関連」と呼ぶ者あり)

〇佐藤委員 ただいまの特色ある教育活動推進について、関連でお伺いをいたします。
 各学校が創意工夫を凝らした特色ある教育活動の推進、このようになりますが、期待をいたしておるところであります。その内容、そして期待される効果、将来の取り組みについてお伺いします。

〇千葉学務課長
 東出委員さんから2点にわたってご質問をいただきました。関連いたしまして、佐藤委員さんからご質問をいただきました。初めに、東出委員さんのご質問に対してお答えを申し上げたいと存じます。
 初めに、新学習指導要領の全面実施に向けて、総合的な学習の時間などの学校の取り組みについてでございますが、昨年12月文部省が告示いたしました2002年から実施されます新学習指導要領につきましては、戦後6回目の改訂に当たります。今回が最も大きな改訂でございます。その特色といたしましては、完全学校週5日制導入のもとで、総合的な学習の時間の新設、年間授業時数の削減、教育内容の厳選、時間割や教育内容の弾力化などでございます。
 そこで、今委員さんからもお話がありました今回新設されました総合的な学習の時間についてでございますけれども、今お話ありましたように、小学校3年生で週3時間以上、中学校で週2時間以上実施されるものであり、創設されました趣旨につきましては、みずからが課題を見つけ、みずから学び、みずから考え、生きる力を養うことでございます。この総合的な学習の時間の学習活動につきましては、学習指導要領で示されております視点といたしましては、生徒の興味関心に基づく課題、地域や学校の特色に応じた課題、国際化や情報、環境、福祉、健康などの課題の学習でございます。
 この学習内容を今後どのように具体化していくかは、各学校に全面的にゆだねられており、各学校がみずからの教育課程に応じて、体験的な学習を積極的に取り入れるなど、創意工夫した活動を展開していくことになるものでございます。今後この時間をどのように運用していくかが問われることになり、各学校は今大きな転換期に立たされていると言えます。子供や地域の実態に応じた教育課程の創意工夫、開かれた学校づくりを目指し、地域の教材や自然環境の積極的活用、地域の人々の協力などを通じて、特色ある学校づくりを進めていかなければならないものと考えているところでございます。
 次に、特色ある教育活動推進の予算化の背景と総合的な学習の時間との関連についてでございますが、特色ある教育活動につきましては、従来から各学校において心豊かな子供の育成を目指して、各学校が地域、子供の実態に合わせ、創意工夫を凝らしてさまざまな特色ある教育活動に取り組んできておりますが、かかる経費につきましては、通常の学校管理に要する予算から支出をしておりました。しかし、特色ある教育活動は、前段申し上げました2002年からの総合的な学習の時間の試行的取り組みとなるものでございまして、より一層拡大した教育活動の展開を支援するため、本年度新たに予算計上を図ったところでございます。
 2002年からの総合的な学習の時間の本格的な実施に当たりましては、今後各学校では本格的検討に入るわけでありますけれども、教育委員会といたしましても、新たな教育活動に対応できるよう、施設整備を含め支援をしていく所存でございます。
 次に、佐藤委員さんからご質問のありました特色ある教育活動の内容、効果、将来の取り組みについて申し上げます。市内各学校では、前段申し上げましたように、子供たちに多くの社会体験や自然体験をさせ、みずから学び、みずから考え、行動する力を培うため、創意工夫をしたさまざまな特色ある教育活動を展開しておりますことから、新年度小中学校合わせて157万円の新規予算計上を図ったところでございます。
 具体的な取り組みとして主なものを申し上げますと、教科学習の中または特別活動の中で、小学校においては、児童の豊かな情操の高揚を図るための校内のギャラリー化や美術館構想、勤労、生産の喜びを体験する学級園運営による体験観察活動、農作物の栽培体験及び異年齢集団による協働活動、また中学校においては、生徒の作品作成意欲の向上、表現力の向上を図るための学校のギャラリー化、協力し合う気持ちや表現力の育成のための歌いっぱい運動、福祉について関心を持たせ、思いやりの心や実践的な態度を育てるための地元福祉施設との交流及びボランティア活動、勤労の尊さや喜びを体験するための勤労体験学習などでありますが、今後とも地域のさまざまな素材や人材、施設などの活用を図り、地域に根差した特色ある教育を推進していかなければならないものと考えているところでございます。このことが、2002年から実施されます新学習指導要領の総合的な学習の時間の取り組みにつながるものでございます。実施までの間3年間ございますけれども、より一層拡大した教育活動が展開される必要があることから、教育委員会としてもこの活動を支援していく所存でございます。

〇北名委員
 私は、ここで2点お尋ねをします。
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 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 ・・・・教育現場に日の丸、君が代を押しつけてはならないというのがとりわけ大事だというのが私たちの立場でありますが、道教委や市教委の考え方を聞きたい。これが日の丸、君が代。
 もう一点は、学校図書館のことであります。これは毎年聞いておりますし、資料も出していただいております。私も改めて知ったのですけれども、来年ですが、2000年に国際子供図書館が開館されるのです。日本国立の国際子供図書館というのが開館されるそうなのです。それで、2000年を子供読書年として、大いに啓蒙する、あるいは環境整備をすると、こういう考えがあると聞いております。
 ところで、深川市の図書の整備状況というのは、資料の3ページに出ておりますように、基準冊数は7万8,240冊で、現有冊数が5万3,618冊ということで、到底基準冊数にはなかなか到達しない、こういう状況が一つあります。そこで、文部省の基準冊数に対する市内の達成状況をどのように押さえているか、1点です。
 もう一点は、交付税措置がされているのです、学校図書については。その交付税措置との関係で、予算措置はどうなっているか。ちなみに全国的には非常に低いと、交付税措置されている金額よりもはるかに低いということを予算措置しているという全国的な数字も出ております。そういう関係で、本市においてはどのようになっているか、大きく言えば2点をお尋ねします。
(「・・・・」・・・・・・)

・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

〇白井委員長 暫時休憩します。

(午前11時55分 休 憩)


  
(午後 1時29分 再 開)

〇白井委員長 休憩前に引き続き委員会を再開いたします。
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・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

〇白井委員長 ・・・・・・・
 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(「・・・・」・・・・・・)
 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 ・・・・・答弁願います。

〇千葉学務課長 北名委員さんから、日の丸、君が代についてと学校図書についてご質問をいただきました。
 初めに、日の丸、君が代の教育現場への道教委、市教委の対応について申し上げます。学校教育における国旗、国歌の取り扱いにつきましては、国際化の時代にあって、児童生徒に国際社会に生きる日本人としての自覚を養い、国を愛する心を育てるとともに、すべての国の国旗、国歌に対しひとしく敬愛する態度を育てる観点から、道教委、市教委とも、学習指導要領に基づき、国旗、国歌の意義について理解させ、敬愛する態度を育てるため、児童生徒の発達段階に応じて、教科や特別活動において適切に対応がなされるよう努めてきているところでございます。
 次に、学校図書館図書について申し上げます。1点目の市内小中学校の達成状況についてでございますが、平成11年2月1日現在で小学校では、文部省が定める基準冊数4万1,920冊に対しまして2万8,287冊、67.5%、中学校は3万6,320冊に対しまして2万5,331冊、69.7%、小中学校合わせて基準冊数7万8,240冊に対しまして5万3,618冊、68.5%の達成状況となっているところでございます。昨年の同期と比較いたしますと、達成率で小学校は4.2%、中学校は1.4%、小中学校合わせて2.9%の増加となっているところでございます。以上が達成状況でございます。
 次に、交付税算入額と予算額の実態でございますが、文部省は平成5年から平成9年までの5カ年間に図書整備といたしまして総額500億円の交付税措置を行ってまいりました。その後平成10年度においても約100億円の交付税措置を行いました。このことによりまして、本市では約460万円の交付税算入となっておりまして、予算額も平成9年度より小中学校合わせて130万円増額をしたことによりまして、現在交付税算入額と同額となっているところでございます。平成11年度におきましても約100億円の交付税措置が行われるものと伺っておりますので、本市でも前年同額の予算計上を図ったところでございます。

〇北名委員
 日の丸、君が代については、非常に不服な答えではありますが、熟慮の結果、それはこれ以上きょうは聞きません。
 それで、図書館あるいは図書の関係なのだけれども、交付税算入額と同額の予算措置をしているという点は、全国に比べると深川は評価できると。しかし、それは前年度ぐらいからのことで、その以前はそうではなかったという実態はあるのですけれども、それはそれとして、それで到達状況が、合わせての話をしますけれども、今ほど言われたように、68.5%と、基準冊数との関係で。そして、前年よりプラス2.9%だよと。しかし、前進しているということも認めますが、これでは前進の速度が遅くて、到達がなかなか見えてこないということになると思うのです。
 ぜひ、もちろん一年でも早くというのが一つの言い方になるけれども、先ほども言った国際子供図書館、読書と言いました。そういうことも含めてですが、到達年次なりを持って、そこに向かって努力するという仕組みが必要であろうと思います。その点について、基準冊数を到達するという計画を持っていただきたいし、もし今の段階で言える状況があれば、どんな状況なのか教えていただきたい。

〇千葉学務課長
 再質問をいただきましたので、お答えをさせていただきたいと存じます。
 2000年に子供読書年を制定するということでお話がございました。厳しい財政状況でございますけれども、新年度も前年同額の予算計上を図ったところでございます。その結果、3,000冊程度の購入が見込まれまして、約5万7,000冊の蔵書数ということになるわけでございまして、達成率も74%程度になると思われます。いつまでということで明示をすることは非常に困難でございますけれども、今後とも少しでも早い時期に基準冊数に近づくよう努めてまいりたいと考えておりますので、ご理解いただきたいと存じます。

〇白井委員長
 終わります。
 147ページないし148ページ、営繕費まで。

(「なし」と呼ぶ者あり)

 終わります。
 149ページないし150ページ、学校管理費。

(「なし」と呼ぶ者あり)

 終わります。
 150、151ページ、学校建設費まで。

(「なし」と呼ぶ者あり)

 終わります。
 151ページないし152ページ、学校防災費まで。

(「なし」と呼ぶ者あり)

 終わります。
 152ページないし153ページ、学校体育費まで。

〇東出委員
 スキー学習についてお伺いをしたいというふうに思います。
 一昨年、市内五つの中学校のうち、唯一音江中学校がスキー授業を取りやめた経緯がございます。昨年の第1回定例会の補正予算の質疑の中で、音江中学校では過去の生徒の参加状況あるいは高校受験を控えた3年生の健康状態、さらには精神的な負担を考慮し、学校では十分な論議をして実施をしなかったと、こういう答弁がされているところであります。まず、このときの教育委員会の対応についてお伺いをいたします。
 次に、10年度については、一転してスキー授業を再開したと。私は、スキー学習というのは、ゆとりある教育あるいは地域の特殊性を生かした教育の一環として、極めて重要な学習活動であるというふうに認識をしてございます。今回のスキー学習を再開したということについては、大変歓迎をするところでございますけれども、一転してスキー学習再開に至る経緯についてお伺いをしたいと思います。あわせて、教育委員会のスキー学習に対する位置づけ、考え方についてもお伺いをしたいと思います。

〇千葉学務課長 スキー学習について答弁を申し上げます。
 1点目の昨年音江中学校がスキー学習を実施しなかったことについての教育委員会の対応についてでございますが、その理由につきましては、今ほど主なものとして東出委員さんから申されたとおりでございまして、このことにつきましては学校内で十分論議をしたことであり、教育委員会といたしましては、雪国の屋外スポーツとして、教育課程の中に取り入れることが望ましいことではありますけれども、今回見送ったことにつきましては、学校現場の学校長が判断をしたことでもございますので、やむを得ないものと判断をしたところでございます。
 次に、2点目の本年度実施に至った経過でございますが、昨年度の実施見送りに対しまして、PTAから実施を望む声もありましたことから、校内論議の結果、雪国に住んでいて、雪に親しむ機会をつくる、また地元にある施設を有効に生かした学習を行う、高校進学後もスキー学習が行われているというようなことを考慮し、平成10年度改めて実施に至ったものでございます。
 次に、スキー学習に対する市教育委員会の考え方でございますが、教育委員会といたしましては、スキーは冬期間、雪国でしか経験することのできない屋外スポーツの一つでありますし、市内に立派なスキー場もありますことから、スキー学習のリフト代や交通費を公費負担しているところであり、学校においては父母や生徒の皆さんの意見も十分聞きながら、学校における適切な対応がなされることが望ましいと考えているところでございます。

〇東出委員
 スキーを実施しなかったときの理由、3点ほど先ほど申し上げましたけれども、生徒の参加状況あるいは3年生の健康状態、精神的な負担と。これは、再開するときもこれらのことの状況というのは変わっていないのです。さらには、実施を再開するに当たって、PTAから実施を望む声があったと。これは、一昨年スキー授業を取りやめるときもPTAからスキー授業を望む声は僕はあったというふうに判断をしているのです。それから、雪国に住んでいて、雪に親しむ機会ですとか、あるいは高校でスキーの授業をやっているから、これらの理由についても何ら変わっていないと。
 僕が言いたいのは、例えばPTAから望む声があったからやる、やめる。では、PTAがやめろと言ったらやめるのか。高校でスキー授業をやっているからやりますと。では、高校でスキー授業をやっていなければやめるのか。そういうことでなくて、中学校として、学校としてスキー授業は教育の一環としてどういう位置づけにあるのかということが一番問題にされなければならないというふうに思うのです。そこら辺の部分が明確でないから、外的な要因によってスキー授業を取りやめたり再開をしたりするような結果になるのでないかというような受けとめをさせていただいていますけれども、再度答弁をいただきたいというふうに思います。

〇千葉学務課長
 再開をした経過でございますけれども、学校ではスキー学習の実施に当たっては、その後につきまして各生徒、それから各父母にアンケート調査をいたしまして、それぞれの意見集約を図ったところでございます。その結果をもとにいたしまして、やはり雪国といたしましては、雪に親しむ、冬期間雪国でしかできないスポーツであるというようなことから、十分校内で論議をし、実施をしたところでございます。最終的には、学校の体育の授業の中でどんなものを取り入れていくかということにつきましては、学校長の判断によるものでございまして、最終的に学校長が判断をし、実施をしたものというふうに考えているところでございます。
 昨年4月に学校の校長、教頭もかわりまして、それぞれに対する考え方も変わって、実施をすることになったものだというふうに理解をいたしているところでございます。教育委員会といたしましては、先ほど申し上げましたように、やはり雪国のスポーツということで、大きな支障がない限りは実施をすべきものというふうに考えているところでございます。

〇東出委員
 学校長の判断で中止をしたり実施をしたりということの受けとめで、そういうことでよろしいでしょうか。

〇千葉学務課長
 学校におけます教育課程の編成につきましては学校長の権限というふうに考えておりますので、学校長の判断によって実施をすることになろうというふうに考えております。

〇白井委員長
 終わります。
 153ページないし155ページ、給食センター費。

〇岡部委員
 給食について1点お伺いいたします。
 米飯給食に対する米に対して国の補助が減少していくことの報道がなされまして、米生産農家にとっては、これが引き金になりまして、米飯給食が少なくなり、さらには子供の食習慣が変わってはいかないかと心配しているところです。深川市の米飯給食の現状と将来の見通しについてお伺いしたいと思います。
〇矢野給食センター所長 米飯給食につきましては、ご承知いただいておりますように、本市の給食につきましては週4回米飯給食を実施いたしております。国の学校給食用の米、その値引きにつきましては、週3回以上実施しているところにつきましては、平成9年度には47.5%であったものが、平成10年度が30%、平成11年度が10%、そして平成12年度からは値引きが廃止になると、そのような状況になってございます。
 そのため、米どころとしての本市におきましては、特別な行政施策といたしまして、本年度は値引き引き下げによる差の17.5%相当額180万円、それを市費助成いたしております。平成11年度におきましては、30%値引き相当額の317万9,000円を予算計上させていただきまして、給食費の据え置きと週4回の米飯給食実施を維持していくという考え方であります。
 平成11年度は、9年度の47.5%の値引きに比べますと、国と市の助成を合わせましても40%でございますから、7.5%分が保護者負担と、そのような計算になりますけれども、米飯購入先の財団法人北海道学校給食会、そこがホクレンと協議を重ねた結果、ホクレンから政府米よりも約1割米を安く買うことができるようになったこと、さらには給食会が包装代だとか事務費だとかの諸経費、それを政府米の8割程度に低く抑えることができるようになったこと、そういうことによりまして平成11年度の米飯につきましては保護者の負担は全くゼロというようなことで、平成10年度も米に対する保護者の負担はなしと、そのようなことで実施できるようなことになってございます。
 それで、国の値引きが廃止になります平成12年度以降につきましても、市は平成11年度と同じ30%を助成し、週4回の米飯給食を維持していく考えでありまして、主食のほかの副食材料費や加工賃などのこともありますけれども、献立の工夫などさまざまな努力をいたしまして、給食費の保護者負担の軽減に努めてまいりたいと、そういうぐあいに考えてございます。

〇北名委員
 ここで、私1点だけお尋ねをいたします。
 平成10年度は、深川の学校給食にとって一つの画期をなす年だったと思います。それは、フォークスプーンからはしにかわった初年度、つまりはし元年ということであります。何度かこの予算審査特別委員会の席で何人かの所長を相手にフォークスプーン論議をしてきたことを思い出しますが、それだけにはしへの移行、はしの実施がスムーズに、そしてより本来的な学校給食とのかかわりで順調に使用しているかどうか、気になるところであります。使用の実態、プラス面、また問題点などあれば、聞かせてください。
〇矢野給食センター所長 はしの使用につきましては、昨年3月の一般質問に当時の教育長から答弁申し上げましたとおり、はしの持参使用を基本として、献立によってはフォークスプーンを使用すると、そういうことで昨年3月と4月に各学校を通じまして、はしの持参使用とはしの正しい持ち方の図解も含めたお知らせ文を保護者に配布し、はしの使用を実施いたしておるところでございます。また、毎月献立表を保護者に配っておりますけれども、その献立表の中に、はしを使用する日、それが望ましい日につきまして、その日を丸で囲って印をつけた献立表を保護者に配っておるということでございます。
 それで、使用の状況でございますけれども、それぞれの学校によって異なりますし、また昨年、年度当初そういうことでスタートを切った時点はかなり使用も高かったのですけれども、今までフォークスプーンになれてきたという、そういうようなもろもろのことがあったのかもしれませんが、若干使用が低くなっておりますが、現在では六つの小学校での使用状況は、はしを忘れてきたとか、カレーライスだとか、そういう献立のときは別にいたしまして、ほぼ全員が使用しているのが2校、残りの4校につきましては、1年生から6年生までの全体でおおむね半分ぐらいが使用しているというのが現状でございます。中学校につきましては、ほぼ全員が使用しているというのが1校、1年生から3年生のほぼ全員が使用しているけれども、全体を見ると七、八割ぐらいが使用していると、そういうのが1校、それから全生徒の半数ぐらいが使用しているというのが1校、今ほとんど使用していないというのが2校というような状況であります。
 はしの持参使用につきまして、特に問題になっているということは聞いておりませんが、使用が少ないところの理由といたしましては、家庭からはしを持参するのが面倒だし、また給食センターからフォークスプーンを今までどおり配送しておりますので、フォークスプーンが配られているのだから、それを使えばいいというような、そういうようなこともあって使用が少ないところもあるというふうに受けとめております。今後、学校給食指導担当者会議での話し合いなどを通じまして各学校の一層の協力を得るとともに、給食だよりなどで保護者の認識と理解を深め、学校給食におけるはし使用の一層の普及に努めてまいりたいと思いますので、ご理解を賜りたいと思います。

〇白井委員長
 終わります。
 155ページないし156ページ、通学援助費まで。

(「なし」と呼ぶ者あり)

 終わります。
 157ページないし158ページ、社会教育総務費まで。

(「なし」と呼ぶ者あり)

 終わります。
 158ページないし159ページ、青少年費まで。

〇佐藤委員
 青少年費でお伺いをいたしておきます。
 ふれあいファーム事業、若い方々が協力をされて、農業体験等を行うようでありますが、市内から多くの方々が参加をし、さらに持続して行われるように期待をするものであります。事業の内容、それから取り組みについてお伺いをしておきます。

〇斉藤生涯学習課長
 ふれあいファーム事業についてでございますが、この事業は、青少年対策の一環として、平成11年度の新規事業として取り組みを計画しているものでございます。
 事業の目的は、青少年の心をはぐくむ一つの方策として、本市の基幹産業であります農業に対する理解を深めていただきながら、生産者や生産されたものに対する感謝の心を、実際の体験を通じまして楽しみながら育てていただこうとするものでございまして、今回市内の小中学生を対象に、青年会議所と初めての共催になりますが、力を合わせて取り組むものでございます。
 事業の内容は、本市農業の畑作の代表的な作物でございます馬鈴薯を学習素材にしながら、種芋の植えつけ、除草、施肥などの状況をビデオやパネルで生産者の皆さん方からご説明いただき、また芋掘りや芋料理が体験できるように、農家の方々を講師としてご協力をいただくことを考えております。今後の取り組みに当たりましては、今回のように、自然や農業など実体験を通じて青少年の育成、特に思いやりですとか優しい心、あるいは生命の尊さや感動できる心、こういった心をはぐくむ上で効果のある事業について継続的に取り組んでまいる考えでございます。

〇白井委員長
 終わります。
 159ページないし160ページ、文化奨励費。

〇松沢委員
 埋蔵文化財の発掘についてお尋ねをします。
 昨年夏に内大部川の発掘現場へ私も行ってみました。多くの発掘されたものが並べられておりまして、整理もかなり今の時点では進んだものと思いますが、埋蔵文化財の発掘したものの整理あるいは展示、これらの取り組みの方向、考え方についてお聞かせください。

〇斉藤生涯学習課長
 埋蔵文化財の発掘調査についてのお尋ねでございますけれども、平成10年度はメム8号山2線からメム9号山2線にかけての堺川左岸遺跡と北区1遺跡、それから今ほどご質問にもございましたように、内大部川の改修に伴う発掘でございまして、内園3遺跡について調査をしておりますが、質問の内容は内大部川の改修に伴う発掘状況についてのご質問でございますので、この状況につきましては、住居跡、それから土壙と言いまして、使用の目的がちょっとはっきりしないのでありますけれども、要するに何らかの形で生活に使ったと思われる穴でございますが、こういった土壙、それから焼土のほか、石器素材埋納跡、それから集積などが見つかっておりますけれども、この遺跡からは土器だけでも約6,800点、石器なども含めますと約1万2,000点に上る非常に多くの遺跡が出土いたしております。この内園3遺跡につきましては、縄文時代の中期から晩期のものというふうに見られております。
 次に、発掘した遺跡の活用についてでございますが、調査で見つかった土器、石器などの遺物は、多くの市民にごらんいただけるよう、生きがい文化センターの郷土資料室で随時企画展示などを行い、発掘状況の紹介とあわせて、その活用に努めているところでございます。また、直接発掘現場を見学していただいたり、発掘作業の体験事業なども実施しておりますけれども、今後におきましても埋蔵文化財に関する理解を深めていただくことができるよう、その機会づくりに努めていきたいというふうに考えております。

〇北名委員 私は、旧向陽小学校の跡、現在高橋要さんが創作活動や展示を行っている、そこのところを今度は整備をきちっとしていくということなのですが、そのことについてお尋ねします。
 何年かになりますが、高橋さんがあそこで展示をしていると。私も何度か行きました。深川にとってみれば、人を得たなという率直な感じでありますし、また高橋さんの側から見れば、場所を得たということになるかとも思います。聞くところによると、1人の画家が展示をしているというスペースで言えば日本一だということでもありますし、あそこに結構本州ナンバーの車だとか、その道筋なのでしょうが、一般的には深川と結びつかないような方たちも来られているという話もあります。ぜひここをいいものにしていただきたい。
 さらには、建物についても、ご承知のとおり、NHKで日本の古い建物の価値のあるものということで紹介をされたと。たしか明治生まれの1級建築士、石井喜助さんの設計になるものだということも聞いておりますが、そこで私は、きちんとされるという状況は喜びながら、今の段階で防災関係あるいは維持管理関係どうなっているだろうかと。あれだけの財産的なものがあるわけですから、火だとか電気だとか施錠だとか、そういう防災の対応。
 また、当然あれだけの面積的な施設でありますから、電気、水道、備品など、こういう点についてどうなっているかなという思いをして、多少お話を聞くと、今の段階では行政も支援しているが、おおむね高橋さんにゆだねている部分があるということも耳にしております。そこで、私としては、新年度からできる限りの支援をしてあげる時期に入ってくるのではないのかなと。そういう点で、行政の対応として、本格的なそういう体制に入っていくべきではないかと思うわけです。いかがでしょうか。

〇斉藤生涯学習課長
 ぬくもりの里向陽館として現在整備を進めております施設の維持管理などに関するお尋ねでございますけれども、ぬくもりの里の主要施設として改修を進めております向陽館につきましては、平成4年3月に閉校となりました旧向陽小学校の校舎を平成7年5月から高橋画伯のギャラリーあるいはアトリエとして貸し付けをいたしておりまして、高橋画伯にはギャラリーの無料開放のほか、深川市に居住以来、市民でつくる美術展の実行委員として運営企画に大変お力添えをいただくなど、深川市の芸術文化の振興に幅広くご貢献をいただいているところでございまして、心から感謝を申し上げているところでございます。
 お尋ねのありました現在高橋画伯に貸し付けしております向陽館の光熱費などの維持管理費につきましては、個人のギャラリーと創作活動の施設として貸し付けしていることから、当初より、高橋画伯のご理解のもとに、高橋画伯のご負担により施設の維持管理をいただいておりますが、旧校舎の建物の賃貸料については無料にしている状況でございまして、これ以外にも向陽館の屋根雪あるいは軒下の除排雪、あるいはアトリエのFFストーブの新規設置、それから来館者用のスリッパの手配、住居としての旧共済住宅の貸し付けなど、できる範囲での配慮をさせていただいているところでございますし、本年10月末予定の施設改修後におきましては、公共施設として光熱水費など施設の維持管理に要する経費につきましては市で負担することになっております。
 また、防災関係につきましては、現状向陽館の建物については市費負担で全国市有物件共済会の火災保険への加入、設備については火災報知器を設置しておりますが、高橋画伯の絵画などの作品につきましては個人の所有物でございますので、自己の責任において管理をいただいてございます。改修後におきましては、継続して火災保険への加入のほか、防災設備といたしまして、火災報知器の更新、屋内消火栓の設置、機械警備の導入など防災防犯設備の整備を図ってまいりますが、絵画などにつきましては引き続き自己の責任において管理をいただく考えでございます。
 高橋画伯には、芸術文化の拠点となります向陽館を通じまして、さらなる芸術文化の振興と、交流促進施設と連動しての都市と農村の交流促進にも今後お力添えをいただくことになりますので、当面一部ご負担をいただく部分がございますけれども、今後におきましても同氏と十分協議をさせていただく中で、開館前の向陽館施設の維持管理に関しまして、余り大きな負担とならないよう、可能な範囲で支援を行ってまいりたいというふうに考えております。

〇白井委員
長 終わります。
 160ページないし161ページ、コミュニティ及びふれあい会館費。

〇木田委員
 ここでコミュニティについてお伺いいたします。
 納内コミュニティセンターは、昭和46年7月、自治省の指定を受け、全道で初めてコミュニティモデル地域として、市の方から呼びかけがありまして、町内会長会合から、各種団体の代表者を含める会議へと拡大されたのであります。当初住民といたしましては、新しい用語、コミュニティの意味が理解されずに当惑ぎみでありましたが、徐々にその内容が漠然と理解をされる中、コミュニティ審議会が発足となったのであります。暗中模索を重ねる中、コミュニティモデル地域として、テレビ局より活動状況の取材依頼などもあり、また他市町よりも視察を受けるまでになり、今日に至ったのであります。
 以来28年が経過をいたしまして、平成13年には30周年を迎える記念式などを実施することなどが地域で決定されたのであります。コミュニティセンターの施設の利用につきましては、平成9年度で1万7,960人、平成10年度は2月末現在で1万7,000人、利用頻度も非常に多くなっております。これは、公民館利用の人員はこれに入ってはおりません。体育館を初め施設全体の狭隘・老朽化が進み、雨漏りするところもありまして、平成13年、納内コミュニティ創立30周年を機に、改築が必要であると地域でも考えておりますが、この見解、見通しについてお伺いをいたします。

〇斉藤生涯学習課長 納内コミセンの改築についてのお尋ねでございますが、納内コミセンは、平成8年度に策定いたしております社会教育施設整備計画では、納内地域における社会教育施設のあり方として、老朽化した納内公民館と納内コミュニティセンターとを統合することとしております。そのため、市では、平成9年11月から納内地区社会教育施設整備懇談会を開催いたしまして、地域との話し合いを精力的に継続しているところでございまして、平成10年度も断続的ではございますが、納内コミュニティ審議会、納内公民館関係者、さらに町内会連合会などの関係者との話し合いを行ってきたところでございます。
 この問題につきましては、他の社会教育施設の整備と同様に、地域との話し合いが最も大切であるというふうに考えておりまして、その合意形成に当たりましても、十分時間をかけながら地域の意見に耳を傾けることが何よりも重要であると考えているところでございます。地域の中でも既に何回か話し合いが行われておるというように伺っておりますけれども、今後におきましてもそうした地域との話し合いを継続する中で整備の方向を探っていきたいというふうに考えております。
 また、ご指摘のとおり、納内コミュニティセンターは、昭和46年に地域の生活環境の整備と住民の自由なコミュニティ活動のモデルとして全国39カ所に指定されたモデル地区の一つでございまして、北海道では唯一指定を受けた由緒あるものでございます。コミュニティセンターは、その活動の場として建設されたものでございまして、平成13年度には30年という大きな節目を迎えることを十分私どもも承知しておりますけれども、具体的な取り組みといたしましては、今後の地域との話し合いの中で検討させていただきたいというふうに考えております。

〇松沢委員 ここでリフレッシュプラザ鷹泊と幌成コミセンについてお尋ねをします。
 昨年の第3回定例会でも質問をしましたが、秋口になるとこの二つのコミセン、山沿いの近くに建っておりまして、数千匹単位のカメムシが寄ってきます。屋内に侵入をして越冬する、そういう状況が出て、地域の人たちも困り果てているという状況があります。まず、ここの玄関からの出入りのときについて入る部分も多少はありましょうけれども、窓のすき間あるいは引き戸のすき間、そのほかにもあるいは入ってくる場所があるのかなというふうに思いますが、この総点検と補修ということになりますか、その考え方、どうしてもこれは必要なのではないかと考えますが、所管の考えをお聞かせください。

〇斉藤生涯学習課長 幌成コミュニティセンターとリフレッシュプラザ鷹泊に発生しましたカメムシについてでございますけれども、昨年の10月中旬に発生状況を確認いたしまして、直ちに現地調査を行い、多少のすき間のありました玄関ドアにモヘアを取りつけしたり、カメムシが施設の中に入らないための対策をとってまいりましたけれども、その後も施設内のカメムシの発生が続きまして、施設を利用される皆さん方に大変不愉快な思いをさせてしまったところでございます。
 お尋ねのありました不備な点があるのでないかということでございますけれども、窓からカメムシが入ってくるのか、玄関から入ってくるのか、そのあたりが私どもすき間があるところをくまなく点検して歩いたわけですけれども、どこから入ってくるのかわからない部分がありまして、なかなか特定できないという、そういう悩みを持っております。いずれにいたしましても、ことしはそういった調査を再度行いますけれども、あわせましてカメムシが発生する前に、ふ化する時期を見計らって、施設周りの薬剤散布を行いましてカメムシの防除を行ったり、そういった適宜適切な対応をとりながら、侵入を防いでいきたいというふうに考えております。

〇白井委員長
 終わります。
 161ページないし162ページ、公民館費。

〇松沢委員
 ここでは、中央公民館と市民会館などの社会教育施設についています洋式便座について、便座に暖房が欲しいという強い要望があります。和式の分には関係ないわけですが、洋式便座のみ必要という声がありますが、所管の対応についてお答えください。

〇斉藤中央公民館長
 公民館などのトイレの改善についてのお尋ねでございますけれども、公民館ですとかコミュニティセンターなどの社会教育施設につきましては、利用される皆さん方に充実した社会教育活動を実践していただくために、適正な維持管理に努めているところでございますが、同じ市民会館につきましても貸し館としてその機能が発揮できるよう維持管理に努めているところでございます。
 今ほどトイレのお尋ねがございましたけれども、トイレにつきましても、暖房機器が設置されていない施設につきましては、快適にトイレを利用していただけるよう、随時必要度合いを見ながらパネルヒーターを設置するなど、その改善に努めているところでございますが、洋式トイレに暖房便座をつけるということにつきましては、今後各施設の状況を十分調査いたしまして、まず暖房機器の未設置施設への暖房器具の設置、これを最優先させるとしながらも、お尋ねのございました暖房便座につきましても、トイレ内の室温などを勘案しながら、必要に応じ設置してまいる考えでございます。

〇松沢委員
 私たち男同士で議論はしていますけれども、めったに公共施設の洋式トイレに私たちが座るということはないわけです。女性の方からの要望が非常に強いわけです。トイレの中の室内暖房ということも非常に大事な部分だと思いますが、使っている人たちの直接の声というのは、室内暖房よりも座ったときの冷やり感というのが非常に気になるのだということで、男同士の議論では余り実感がわいてこないのかなと思いますが、家庭では恐らく洋式便座には暖房がついているというのが普通の時代になってきていますから、室内暖房の整備がされていないところを整備してからという発想の順位は、ちょっと訂正を加えながら整備していってほしいと思うのですが、いかがでしょうか。
〇斉藤中央公民館長 暖房便座でない便座の冷やり感というのは、私も十分わかるわけでございますけれども、何分にも30近い施設を抱えている現状がございます。その中には老朽化した施設もございますし、そういった施設で暖房便座よりも先に暖房を取りつけしてあげたい、そういった施設もあるものですから、予算との兼ね合いもございまして、まずそういったところの整備を優先させながら、その上で今後どうしても必要なところがあれば検討していきたいということでございますので、よろしくお願いしたいと思います。

〇白井委員長
 終わります。
 162ページないし163ページ、市民会館費。
(「なし」と呼ぶ者あり)
 終わります。
 164ないし165ページ、生きがい文化センター費。

〇北名委員 ここで何点か聞きます。
 一つは、開館日のことです。裏を返せば休館日のことでもあります。特に祝祭日を休んでいるということなどで、何度かここでも言ってきたことがあるのですが、子供連れあるいはよそから来ているお客さんであったり、遠くに行っている身内の方が来たりということで、生きがい文化センターという施設は案内するに非常にいい施設と、内容のある施設ということであります。それで、休館日を減らすべきではないかと、開館日をふやすべきではないかという思いをいたしております。ぜひこの点について考えを聞きたい。
 次に、図書館についてであります。図書館は、全道的に誇れるような内容であったり、あるいは体制、対応であるということは私も知っておりますし、喜んでいる者の一人です。そこで、図書館では二つの点を聞きます。一つは、リクエスト本に関してであります。資料の86ページに出していただきました。リクエストは、言いませんけれども、多くありますよね。そして、これに基づいて、これに対しての対応としては、購入、相互貸借というのは、道立図書館から借りてきたり、よその図書館にあるやつを借りてきたり、拓大の図書館もあると思いますが、そういうやり方でリクエストした人に答えを出している、本を提供していると。
 そこで、私聞きたいのは、未購入、未借入、こういう形で対応が残念ながらできないよというのが7冊だと思いますが、あります。これは、どういう理由で対応できないのかということを一つ聞きたい。それから、下に注釈がありまして、その他は現在発注中及び調査中のものということでありますから、対応されているものもあると思うのですが、その他の54についてもまずお聞かせを願いたい。
 それから、図書館のもう一点は、リサイクル本についてであります。これについては、私実は1度一般質問しようかなと思っていろいろお尋ねしたことがあったのです。それはしませんでしたが、どうも私釈然としないものを感じているのです。リサイクルというのは、多分年度で言えば去年から始めたのだと思います。去年は2,500冊、それから平成10年度は4,000冊と、相当な数のリサイクルということで、市民に提供すると。現実に私の友人などの中に、大変うれしいわというか、多分冊数に制限があるのではないかなと思うのですが、10冊ぐらいかな、いい本をこの機会にいただいて、楽しみにしているのですよという人もいることは事実なのです。
 私もそれを知って、有効にということを思うのですけれども、ただ、別な角度から見て、寄贈される人が、もちろん今も寄贈本というのがあるのですが、それがまたリサイクルに出されているケースがあって、寄贈しているある方が、自分としては寄贈するときに処分というか、どう扱ってもいいですよという約束事で受け取ってもらっていますから、閲覧の期間、必要な期間をあれしてリサイクルに回すということは、これは権利としてはそれでいいのですけれども、何か自分の本が、自分がリサイクルという意味ではなくて使っていただきたいと思って出したやつがそうなっているということに対する思いがある方がいると。
 それから、相当混雑しているだろうなと、バーゲンセール以上ではないかなと、想像ですよ。私はその日行っていませんから、多分そうだろうなと思いながら、何日か後に私それを知らないで行ったら、まだ残っている本があって、私も実は自由にお持ちくださいと書いてあったから、何冊か、ああ、こういう本があるのかという思いでいただいてきたのですが、本を有効にという点では、リサイクルは有効だというぐあいに見ていいのですが、本を大切に扱う、本の値という点で言えば、何か釈然としないというか、早い者勝ち、我先勝ちではなくて、やり方があるのではないか。あるいはもっと別な方法があるのではないかな。あるいは、よそのまち、よその都市などでもしやっているところ、きっとあると思うのですが、もっと賢いやり方があるのではないのかなと。自由に持っていきなさいという原始的なやり方ではなくてと私は思うのです。その辺について現状も含めて考えを聞きたい。
 次に、市民映画会のことについて聞きます。これは、資料を出してもらいました。この資料で、2年間にわたり平成9年度と平成10年度、10年度というのは最後の3月27日の「101匹ワンちゃん実写版」はまだやっていませんから、この人数のカウントはないですが、映画の題名と入場者数を見ております。それで、私率直に言って少ないという思いがするのです、見に来る人が少ない。これは、非常に少ないのは、「椿三十郎」30人というのもあります。いろいろあります。
 それで、映画の興行でやる、あるいは商売人がやるのだったらペイしないですから、宣伝もするし、いろんな工夫もするはずです。ただ、これは無料です。行政がやるわけです。ですから、宣伝の仕方も、武士の商法という言葉もあるけれども、官の商法というのかな、どんな宣伝をしているのかなと。立て看板は見ます。まちで私知っているのは2カ所ぐらい見ているところもありますけれども、それからお知らせに出ているのも見ますが、これでいいのかなと思います。ですから、これについては、どういう形の宣伝といいますか、やられているのか。あわせて、こういう入場者数なのだけれども、これについてどう考えるのか、まず聞いておきたい。
 最後、手すりのこと。私は、議会なども通じて、まだまだ階段などで手すりがついていないところはどの施設もありますよと気のついたところを幾つも言いました。この場合は、生きがい文化センターの中での階段等の手すりについて、昨年も質問して、恐らくやられた部分もあると思います。やられた部分についてはどこなのか、それから残っている部分がまだあると思います。残っている部分はどこなのか、まず教えていただきたいと思います。

〇岡下生きがい文化センター館長 北名委員さんからるる5点のご質問がございましたので、順次ご答弁をさせていただきたいと思います。
 まず最初に、生きがい文化センターの休館日の関係、北名委員さんがおっしゃられるのは、要するに市民の方が来られて、いつでも見られるような状況というようなことだと思いますが、市民が生涯学習の場として、年間通年にわたりいつでも利用できるということは、これは私も同じ考えでございます。しかし、生きがい文化センターの休館日につきましては、条例、規則の第14条に基づきまして、月曜日、それから毎月の第4日曜日及び祝日並びに年末年始が休館日として実施しているところでございます。
 それで、通年開館ということにつきましては、現行の職員体制での対応になりますと、非常に難しい面がございます。さらに、新たに通年開館となると職員の配置が必要となりますことから、そういったことで難しい面もあるのではないかと思いますし、また今効率的運営が求められるとき、職員増は避けなければならないのではないかと思います。現在職員は土曜日、日曜日勤務しているところで、さらに祝祭日等も出勤ということになりますと、職員、家族の触れ合いあるいは健康管理、精神面を考えますとき、通年開館は難しいものと考えます。
 なお、生きがい文化センターは、図書館も併設されておりまして、これは全国全道でもまれな図書館として、夜9時まで開館している実態であります。そういったわけで、生きがい文化センターの利活用につきましては、市民の方の上手なご利用をしていただきたいと考えております。以上のようなことから、私としては現状の開館で運営をしてまいりたいと考えてございます。
 それと、2点目の図書館のリクエストの関係でございますが、図書資料のリクエストの受け入れにつきましては、市民の要望を優先的におこたえしているところで、平成10年度2月末現在840件のリクエストがありまして、そのうち833件につきまして、購入や発注取り進めの中で、それぞれ道内各市町村の図書館からの借り入れ対応をさせていただいておるところでございます。今後も可能な限りリクエストにおこたえいたしてまいりたいと考えております。
 なお、市民の皆さん方から要望ございまして、おこたえができなかった7件の関係につきましては、これは参考書や、さらに芸術、さらに雑誌につきましては図書館の資料収集方針に沿わないというようなこともございまして対応していない状況にありますが、この点市民の方にはご不便をおかけいたしますが、ご理解をいただきたいと思います。あと、その他の54冊の関係は、現在発注中のものでございまして、これにつきましてもできるものは買う、それから道内の図書館との連携を密にしまして、今いろいろと検索して対応に努めております。
 引き続きまして、3点目の図書館のリサイクル市についてでございますが、現在図書の寄贈を受ける際には、受け入れになる本の処分については図書館に一任させていただくことを確認し、受け入れをしている状況であります。リサイクル市に提供することについては、寄贈をいただいた方のご承諾をいただいているところでございます。ただ、平成4年以前に寄贈いただいた図書については、そういう確認をしていない面もございました。それで、リサイクル市に提供するのは、今後十分検討させていただきたいと存じます。
 次に、リサイクル市の関係で、平成10年度開催した古本リサイクル市においては、522名の方々に利用いただいたわけでございますが、ほとんどの本が市民の手に渡ったということで、大変好評を得ております。ただ、会場が狭く、大変利用者の皆さん方にご迷惑をかけた点がありまして、私どもも反省しているところですし、次回からは広い場所で開催するようにいたしたいと思っております。
 それから、リサイクル市の進め方につきましては、大事な寄贈された本でございますので、優先的には学校、公共施設などへの提供を優先的に活用を図っていただくというようなことをさせていただきたいと思いますし、市民の方への還元につきましても、十分配慮して取り扱ってまいりたいと思います。寄贈いただいた方については、十分いただいた本を大切に使うということを私たちも認識しながら、今後取り進めてまいりたいと考えてございます。
 それから、4点目の市民映画会の関係でございますが、市民映画会の実施状況ですが、平成9年度は17本上映しまして、入場者総数が1,985人、1回平均117人弱となっておりますが、平成10年度には16本の計画のうち、今現在15本を上映しましたが、入場者総数1,366人で、1回平均が91人となっております。今年度は、多いもので170人弱、少ないもので30人と、作品の内容によりましてばらつきがありますが、現在年度当初、年間の映画案内を生きがい文化センターに備えて、自由にチラシ等を持ち帰っていただくようにしております。また、その都度市からのお知らせに掲載し、さらに深川市農協前などに3カ所ポスターを掲示して、市民に周知しているところでございます。今後ポスターの掲示場所をふやすなど、PRの方法を検討してまいりたいと思います。それで鑑賞者の拡大に努めてまいりたいと思います。
 それから、最後の階段部分の手すりの設置についてでございますが、委員さんから何度となくご質問いただいておりますが、手すりの設置につきましては、生きがい文化センターにおいて維持管理の中で計画的に設置しているところでございますが、平成10年度は天体観測室の階段の手すりを設置したところでございます。今後未設置部分のホール裏側、舞台の方になりますが、この手すり設置は平成11年度以降対応して、利用する方に安全なように万全を図ってまいりたいと思います。

〇北名委員 
リサイクル本については、リサイクル市というのかもしれませんが、寄贈のことに力点を置いたわけではないのですが、聞こえ方として聞こえたような感じを受けましたので言いたいのですが、寄贈本は寄贈本の関係でいいのですけれども、それだけではなくて、図書館が購入している本のリサイクルという点でも大いな配慮が必要だという点で、今の答えで出されましたから、私ぜひお願いしたいと思うのは、公共施設、学校だとか本を置いている公民館だとか、そういうところを中心にまずやると。それで、平成10年で4,000冊ですから、どのぐらいそこで利用されるかというのは興味があるし、思い切って全部行ってしまえば、それはそれでいいなと思うのですが、そうではなくて残るでしょう。残ったやつを市民にやると言うけれども、今の形で配慮すると言いましたから、広い場所が配慮って、私の認識は違うので、早い者勝ちという、それがいいのかどうかということ、それから他市、よそではどんなやり方をしているか、そういう研究も含めてひとつ、私も新しい年のやり方、機会があれば見せていただきたいと思いますが、そういうことを言っているということで、できればもう一度聞きたい。
 それから、映画の話だけれども、2年間ずっと見ていくと、150人を上回ったのは、わずかと言っていいかな、3回しかないのです。「マディソン郡の橋」というのが250人と「蔵」が198、「息子」が165と。それはそれとして、あのいす席三百何ぼありますよね。やっぱり150ぐらいでもって見ないと、私もこの中になるかどうか、見たときも、少ない人数でしょぼんと見て、こんないい映画と思ったときもあったのですが、宣伝が決定的におくれていると思うのです。熱意がないとは言いません。熱意はあるとは思うけれども、その熱意が人に来てもらうという雰囲気でなくて、やることだけやっているという感じを受けるので、先ほど立て看板の話も出ましたが、どういう方法があるのでしょう。
 例えばあの近所に、近所だけを対象にするわけではないけれども、ターゲット、映画によっては子供に見せる映画とか、こういう人たちに見てもらいたい、年寄りに見てもらいたい映画とか、いろいろ性格があるわけでしょう。そういうことで、市民会館の子供の映画だったら、学校の前でチラシを配ったりするのがあるから、そういうことをしろというわけではないけれども、学校の前に立て看板を立てるとか、工夫をしてほしいということも言いたいのです。

〇岡下生きがい文化センター館長 お答えいたします。
 リサイクルの関係につきましては、他市の状況、これはまだ私たちの方でも調べてございません。それで、これからの関係もございますけれども、今後調査させていただいて、それに基づき最善の策を講じてまいりたいと思います。
 それから、映画の関係につきましては、先ほども申し上げましたが、それぞれ掲示板を少しでもふやす、さらにコミュニティセンターだとか公民館などについてもポスターの張り紙をお願いして、PRの拡大に努めてまいりたいと思います。よろしくご理解いただきたいと思います。

〇白井委員長 終わります。
 暫時休憩します。

(午後 2時45分 休 憩)


      
(午後 3時00分 再 開)

〇白井委員長 休憩前に引き続き委員会を再開いたします。
 次に、165ページないし167ページ、総合体育館費まで。

〇西野委員 総合体育館、大きな体育館に小さな詰所、これが休憩室に使われているというふうに見ているわけですけれども、従業員の方が四、五人といいますか、その程度いると。女性が多いのですけれども、最初からそういう目的でつくられた部屋ではないなというふうに見ておりますが、これは仕方ないことで、年数もたっておりますから。そこで、現状の中で何か工夫して改善をして、少しでも広く使わせる方法がとれるかどうか、これについて。

〇伊東総合体育館長
 総合体育館の清掃員休憩室の改善についてご質問をいただきました。
 総合体育館の清掃業務につきましては、建設当初から民間会社に委託し、行ってまいりました。広い館内の隅々まで清掃が行き届き、快適な環境のもとで運動ができることについて、利用者からの評判もよく、私どもも感謝しているところでございます。清掃員の休憩室につきましては、総合体育館建設時において、全体事業費の中で設置することが困難な状況でありましたので、施設の一部を運用する形で狭いながらも休憩室を設け、利用していただいているところであります。
 昨年武道場を体育館に併設したことに伴って清掃範囲がさらに広くなったことにより、清掃員も増員され、これまでの休憩室が一層狭隘になったわけでございまして、委員ご指摘のとおり、十分休憩できる面積を有していない実情であります。この休憩室は、事務室としての利用も兼ねておりますことから、創意工夫をしながら床スペースの拡大に努め、休憩室としての環境を確保するよう改善してまいりたいと考えております。

〇東出委員
 スポーツ合宿についてでございますけれども、昨日交流センターの中でお伺いをしてございますので、簡単にお伺いをしたいと思いますけれども、きのうの答弁の中で青年の家のかかわりの中で話がありましたので、まずそのことから触れさせていただきたいというふうに思いますけれども、平成12年、青年の家が改築をされると、平成12年度については青年の家の利用等々も考えられるのでないかというようなお話がございましたけれども、現況青年の家につきましては今も実際に使用されているわけですし、今年度青年の家がないというわけではないですから、そこら辺の経緯についてもお聞かせをいただきたいというふうに思います。
 それから、まあぶのスポーツ合宿による専用使用についてですけれども、まあぶが公的な施設であるということからすると、その専用使用について若干甘えがあったのでないかなというような受けとめもさせていただいていますので、このことについてもお聞かせをいただきたいというふうに思います。それらを含めた交流センターを使用せざるを得ない段階までの検討経過についてお伺いをして、質問とさせていただきたいというふうに思います。

〇伊東スポーツ課長
 アグリ工房まあぶのコテージの一部をスポーツ合宿で使用することになった経過についてでありますが、本市におけるスポーツ合宿は、昨年34チームが来市され、三つのホテルと五つの旅館を利用されたところであります。ご案内のように、昨年11月、市内唯一の大型宿泊施設であったホテルが突然の閉鎖となったため、新年度の合宿受け入れに向けて、宿泊所確保に大変苦慮いたしているところであります。
 スポーツ合宿は、7月下旬からお盆までがピークとなりまして、来市されるチームは毎年ほぼ同じ時期に前年利用された宿泊所を指定されることがこれまでの一般的な傾向であります。この時期、市街中心部の宿泊所は満館となることが予想されること、また道立青年の家につきましては利用受け付けが1年前からでありまして、この時期は夏休み期間中でもあり、既に予約が入っていること、またチームの事情で利用ができない状況でありました。このため、昨年閉鎖になったホテルで合宿されていたチームや、再三にわたる合宿招致活動が実を結び、本年初めて本市で合宿されることになったチームの受け皿としてアグリ工房まあぶのコテージの一部を使用せざるを得ない状況に至ったところでございます。ご質問の趣旨につきましては十分受けとめさせていただいておりますので、ご理解を賜りたいと思います。

〇北名委員
 私は、総合体育館という施設は大変大きな施設であり、立派な施設であり、周辺も入れて非常に有効利用もされていると。そのことを踏まえた上で、そこに来るのが困難な方たち、子供やお年寄りも含めてですが、そういう方たちのところに出向いていって、体育指導あるいは交流、何かをやる必要があるのではないかと、あるいは遠くにいる、地方にいる、地域にいる人たちに来ていただいて施設を利用すると、とにかくそういう形での何かが必要ではないかということを何度も言ってきました。昨年の答弁では、出前講座として2講座を実施したよという話をしておりますから、私はそのときに来年はどんな形で発展しているかということを期待もする、興味も持って見ていきたいと言った経過もあります。その点についてどのようになっているか、あるいはどうしていくかお尋ねをいたします。

〇伊東スポーツ課長
 地域に出向いたスポーツ事業の実施につきましては、毎々ご質問いただいているところでございますが、社会体育事業の計画あるいは立案に当たりましては、市民皆スポーツを目標に、専門的な立場から体育指導委員や各競技団体とも協議をしながら、青少年、中高年、ファミリーあるいは一般を対象とした教室や、市の特性を生かした行事をできるだけ事業効果の上がる形で進めているところでございます。
 各種スポーツ事業の実施に当たりましては、市民がスポーツをする喜びや楽しさを感じていただける内容に十分配慮し、事業への参加をきっかけに、参加者みずからがスポーツを日常生活の中に積極的に取り入れていただけることを願いながら取り組んでいるところでございます。今後におきましても地域に出向き、どのような事業なら取り組みができるか、その事業効果を十分検討し、実施可能なものにつきましては、体育指導委員や関係競技団体の格別なご協力をいただきながら対応してまいりたいと考えております。

〇白井委員長
 終わります。
 次に、167ないし168ページ、体育施設費。

(「なし」と呼ぶ者あり)

 終わります。
 168ページないし169ページ、温水プール費。

〇高桑委員 温水プールにかかわりまして質問をさせていただきます。
 温水プール供用開始後の影響については、過去市長は影響ありと、その後についてはその対応策について検討しますという答弁がございました。今日深川市内の公衆浴場は、大変厳しい経営状況にあります。近年の状況を見ますと、早晩廃止、こういうことに追い込まれる可能性があると、私はそう判断しておりますので、日本の文化的な風俗でありますし、また保健衛生上も欠かすことのできない公衆浴場を廃止させないためにも、きちっとした対応を今からしなければならないと、こういうことで質問をさせていただくわけですけれども、市内には五つの浴場がありまして、二つが道の過疎対策の補助対象になっているわけです。これら対象になっている浴場の指定というか、こういうものが非常に古い法律に基づいているわけでございまして、昭和23年と21年にできました公衆浴場法、物価統制令、こういったものについて、いわゆる入浴料金が統制されていると、こういうことに加えまして、1日当たりの入浴者数、こういうような厳しい規制があります。このことはさておきましても、今日的には、先ほど言いましたように、経営が非常に困難だということもあわせまして後継者がいないと、そういうことで早晩廃止と、こういうことに追い込まれていくのではないかと、こういうふうに思うわけであります。
 しかし、家庭のふろがそれぞれ多くなったといえども、まだまだ多くの人たちが公衆浴場を必要としているわけです。したがって、ぜひこれを残すという立場で、早急な対策が必要だというふうに判断するわけであります。先ほども言いましたように、温水プールの供用開始に伴って市内の業者に大変大きな影響が出ると、そういう市長の答弁もございました。今日までの業者の対応、話し合いの経過、さらには今後における市の対応についてどういうふうにお考えになっているのか、答弁をいただきたいと思います。いわゆる官業が民業を圧迫すると、こういうことで大事な公衆浴場がなくなるということのないように事前の対策というものも必要だというふうに考えますので、答弁をいただきたいと思います。

〇森下環境課長
 私の方から、市内公衆浴場の現状と支援対策についてということでお答えいたします。
 現在住宅建てかえ、改築に伴いまして、ふろの設備がかなりなされてきてございますことから、公衆浴場は減少傾向になってございます。今ご質問でもありましたように、経営面でも厳しいこと、後継者対策なども大変ご苦労されているという状況でございます。
 現在の公衆浴場の支援対策関係でございますけれども、制度といたしましては、道の過疎地浴場確保対策事業補助金として、北海道公衆浴場環境衛生協同組合を通じ補助金を支給する制度でございます。市内でも2カ所が対象になってございます。これも条件がございますが、補助金を受けるには、1日当たりの利用者数だとか浴場と浴場間の直線距離などがございます。市においても同じような考え方で交付しているものがございますし、また上水道、下水道の一部の支援をしている状況でもございます。現状といたしましては、そのようなところでございます。

〇星野スポーツ課主幹
 前段で公衆浴場の置かれている現状と対策について環境課長の方からお答えをさせていただきましたので、私の方からご質問にありました温水プールと公衆浴場のかかわりについて、対応経過、それから今後の対応についてと、それからご質問の最後にございました事前の対策ということは、供用開始前に対策をということでの受けとめをさせていただいて、お答えをさせていただきたいと思います。
 温水プールについては、平成12年4月オープンを予定しておりますけれども、供用開始に伴う既存の公衆浴場への影響の対応につきましては、昨年の第2回定例会において市長からも答弁を申し上げておりますように、供用開始がされていない段階で公衆浴場の利用者数への影響がどの程度になるか、見きわめが大変難しい事柄でもありますことから、さらに浴場組合からも対応方について要請事項もいただいておりますので、このことを中心に関係課と協議を進め、慎重に検討し、対応してまいりたいというふうに考えております。
 最後に、事前の対応ということでのご質問がございましたけれども、プールの供用開始の前に影響の度合いを想定して対応策を講じるということにつきましては、対応策の根拠があくまでも推定、推測によることでありますから、このことをもって浴場組合の方々のご理解が得られることになるのか、非常に難しいものがありますけれども、高桑委員ご質問の内容も浴場組合の方にお伝えして、関係課とも連携をとりながら、対応策について協議を進めてまいりたいというふうに考えております。

〇高桑委員 
おおむねわかるわけですけれども、事は緊急なわけです。来年4月にオープンということで、市長は影響が出れば対応しますと、それを受けての今の答弁なわけですけれども、現実に影響が出ることは間違いない事実であります。それから、そのときに対応されてはもう遅いという現実があるわけです。
 具体的なことに余り言及しますと問題がありますけれども、あるおふろ屋さんでは、今時点でもう既に廃業しようかどうかと、こういう瀬戸際で今選択を迫られていると、こういう状況にあります。したがって、私は、要望の内容について全部出せとは言いませんが、できるだけ話し合いをきちっと事前に詰めていただくと、できるところについては対策、対応をとっていただくと、こういうことをぜひお願いしたいと、こういうふうに思います。
 それから、もう一点は、道の補助事業の関係については従前から出ているわけですけれども、これは先ほど言いましたように、妥当かどうかという点で言えば、これは妥当でないというふうに考えるわけです。したがって、影響が出ることを予想していれば、市独自の対策というのですか、これに上積みするような形でのことを具体的に出さないと、廃止という問題は避けられないということになってくると思うのです。そういう意味では、大変しんどい話になると思いますけれども、協同組合との話し合い、さらには市としての対応について、事前、事後の問題も含めて十分検討していただきたいと、こういうふうに思います。答弁を求めたいと思います。

〇星野スポーツ課主幹
 再質問をいただきました。
 公衆浴場の置かれている現況については、十分承知をさせていただいております。今ほどご質問の中にありましたできるだけ対応策を早くということと、さらに私の所管直接ではございませんけれども、現行の制度そのものについての言及もございました。これは、単に私ども温水プール所管だけではなくて、関係する環境課とも十分な協議、連携が必要な事柄だと思われますので、ご質問いただきましたことについて内部で十分検討・協議をさせていただいて、対応策を考えてまいりたいというふうに考えております。

〇白井委員長
 終わります。
 11款災害復旧費、170ページないし171ページ、土木災害復旧費まで。

(「なし」と呼ぶ者あり)

 終わります。
 12款公債費、171ページないし172ページ、公債諸費まで。

(「なし」と呼ぶ者あり)

 終わります。
 13款諸支出金、172ページないし174ページ、ふるさと・水と土保全基金費まで。

(「なし」と呼ぶ者あり)

 終わります。
 14款職員費、174ページ、職員給与費まで。

〇渡辺委員 ここで1点だけ聞かせておいてください。職員費という中で、多くの職員の健康管理とかいろんなことがあるわけですけれども、精神的な心のケアの管理という部分を持っているのか持っていないのか、あるいはこの点についてどういうお考えを持っているか伺っておきたいと存じます。

〇立花総務部次長
 職員につきましては、市の全体の奉仕者という使命感を持ちながら、法令を遵守し、あるいは公共の利益のために勤務するというのは当たり前のことでございまして、市民からそのために信頼される職員像というものは大変大切なことであるというふうに考えております。例えば職務のかかわりのある、あるいはないことであったとしても、その言動自体は大変重く受けとめなければならないというふうに考えておるところでございます。
 今心のケアというような言葉で、ちょっと抽象的なお話になるかもしれませんけれども、仮に職場の中で人間関係等の問題が生じたという場合があったとしても、解決の立場にある人、言うなれば管理監督者の大きな役割の一つには、職場での気まずい雰囲気が例えばあるとすれば、それを早期に発見し、適切な対応を図ることや、職場の有害なストレスの要因を取り払う、そして明るい職場をつくっていくということに尽きるというふうに考えます。管理下の業務形態が職員の健康を損なうことのないように十分配慮していかなければならないものというふうに常々考えておるところでございます。
 市長が常々私たち職員に対しましてチームワーク、ネットワークあるいはフットワーク、中でもチームワークについて訓辞がなされるわけでございますけれども、同じ仕事に携わる人たちがより良好な職場環境づくりに努め、市民の負託にこたえるための努力は当然であるというふうに考えてございます。今後もそのようなことのないように職場環境づくりに努めてまいりたいと、このように考えております。

〇渡辺委員
 三つのワークづくりの中でも、特にチームワークというのは極めて重要な問題であるというふうに認識をいたしておるわけでありますけれども、今の答弁の中からも、ストレスが非常に多くなっているという今日の実態と状況を考えたときに、そういう部分では職員の置かれている職務の問題から始まって、人間関係から非常に大きな複雑な問題を抱えているという状況は免れない実態にあるように思うわけでありまして、これらについてその内容がないと言ったら私はうそになるのではないかと思いますけれども、そういう点について全体の中でどのような実態と状況にあるのかということの調べた経緯と結果があるかどうか伺っておきたいと思います。

〇野原総務部長
 渡辺委員さんから、職務における人間関係、またいろいろな職務関係で問題点が何かあったか調べたことがあったかということでございますが、特にそういうものに関しまして調べた経過はございません。ただいま次長の方から申し上げましたとおり、職員の管理監督にある者、当然管理職というふうに考えているわけでございます。人を生かすも殺すも職場環境づくりというようなことも言われておりますし、行政は人なりというようなことを言っている人もいらっしゃいます。管理監督者にある者が十分気をつけて取り計らっていかなければいけないというふうに考えております。また、今後とも十分そういうことを管理監督者は肝に銘じまして、部下職員の管理監督に当たっていかなければいけないというふうに考えております。

〇白井委員長
 終わります。
 15款予備費、175ページ。

(「なし」と呼ぶ者あり)

 これで歳出の質疑を終わります。
 次に、債務負担行為、10ページ及び11ページ。

(「なし」と呼ぶ者あり)

 終わります。
 次に、地方債、12ページ及び13ページ。

(「なし」と呼ぶ者あり)

 終わります。
 次に、一時借入金の1ページ。

(「なし」と呼ぶ者あり)

 終わります。
 次に、歳入、18ページ。

(「なし」と呼ぶ者あり)

 終わります。
 19ページ。

(「なし」と呼ぶ者あり)

 終わります。
 20ページ。

(「なし」と呼ぶ者あり)

 終わります。
 21ページ。

(「なし」と呼ぶ者あり)

 終わります。
 22ページ。

(「なし」と呼ぶ者あり)

 終わります。
 23ページ。

(「なし」と呼ぶ者あり)

 終わります。
 24ページ。

〇生野委員
 地方特例交付金についてお伺いいたしたいと思いますが、設置がされた内容についてはほぼ理解をいたしておるつもりで聞いておきたいと思いますので、簡単で結構ですから、今回7,500万円の金額が示されておりますけれども、全体的な国の方で予想されております平成11年度の交付額、さらに7,500万円の積算根拠についてお伺いしておきたい。あわせて、この交付期間というのは恒久減税との絡みがあるわけでございますけれども、いつまでこのことが実施されるのかお伺いしておきたいと思います。

〇荒川財政課長
 新設となります地方特例交付金につきましては、平成11年度の恒久減税の実施に伴います地方税の減収の一部を補てんするために、地方税の代替的性質を有する財源として交付されるものでございます。地方に交付されます総額は、毎年度算定されます恒久減税に伴う減収見込額総額の4分の3から、たばこ税の地方へ委譲される分、さらに法人税の地方交付税率の引き上げ分、これらを控除した額ということでございます。平成11年度、総額で6,399億円、平年度ベースで8,900億円となっているものでございます。
 それで、本市に交付されます交付見込額は、恒久減税によります減税見込額が約1億2,000万円でございます。この減収額の4分の3からたばこ税の改正に伴います増収見込額1,600万円を控除した額、約7,500万円の収入見込みということで予算計上を図ったところでございます。
 また、この恒久減税に伴う補てんはいつまでかということでございますけれども、毎年度ということになっておりますので、減税の影響がある限り交付がされるものと、そのように認識をしているところでございます。

〇白井委員長
 終わります。
 25ページ。

(「なし」と呼ぶ者あり)

 終わります。
 26ページ。

(「なし」と呼ぶ者あり)

 終わります。
 27ページ。

(「なし」と呼ぶ者あり)

 終わります。
 28ページ。

(「なし」と呼ぶ者あり)

 終わります。
 29ページ。

(「なし」と呼ぶ者あり)

 終わります。
 30ページ。

(「なし」と呼ぶ者あり)

 終わります。
 31ページ。

(「なし」と呼ぶ者あり)

 終わります。
 32ページ。

(「なし」と呼ぶ者あり)

 終わります。
 33ページ。

(「なし」と呼ぶ者あり)

 終わります。
 34ページ。

(「なし」と呼ぶ者あり)

 終わります。
 35ページ。

(「なし」と呼ぶ者あり)

 終わります。
 36ページ。

(「なし」と呼ぶ者あり)

 終わります。
 37ページ。

(「なし」と呼ぶ者あり)

 終わります。
 38ページ。

(「なし」と呼ぶ者あり)

 終わります。
 39ページ。

(「なし」と呼ぶ者あり)

 終わります。
 40ページ。

(「なし」と呼ぶ者あり)

 終わります。
 41ページ。

(「なし」と呼ぶ者あり)

 終わります。
 42ページ。

(「なし」と呼ぶ者あり)

 終わります。
 43ページ。

(「なし」と呼ぶ者あり)

 終わります。
 44ページ。

(「なし」と呼ぶ者あり)

 終わります。
 45ページ。

(「なし」と呼ぶ者あり)

 終わります。
 46ページ。

(「なし」と呼ぶ者あり)

 終わります。
 47ページ。

(「なし」と呼ぶ者あり)

 終わります。
 48ページ。

(「なし」と呼ぶ者あり)

 終わります。
 これで一般会計の質疑を終わります。
 お諮りします。本日の委員会はこれで延会したいと思いますが、異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

 異議なしと認め、よって本日の委員会はこれで延会することに決定しました。
 なお、明日は午前10時から開きます。

(午後 3時35分 延 会)


[議事日程][目次]