[目次]

予算審査特別委員会記録 (第1号)

午前11時49分 開会 
 平成12年3月7日(火曜日)
午後 3時02分 延会 


〇議事日程(第1号)

委員長互選  
副委員長互選  
理事会設置  
各会計予算の説明 一般会計予算
市民交通傷害保障事業特別会計予算
介護保険特別会計予算
国民健康保険特別会計予算
老人医療特別会計予算
簡易水道事業特別会計予算
水道事業会計予算
農業集落排水事業特別会計予算
下水道事業特別会計予算
地方卸売市場特別会計予算
駐車場事業特別会計予算
病院事業会計予算




(午前11時49分 開 会)


〇村端事務局次長 最初の予算審査特別委員会でありますので、委員長が互選されるまでの間、委員会条例第10条第2項の規定によって、年長の委員であります南委員に臨時の委員長をお願いします。
 南委員、よろしくお願いします。

〇南臨時委員長
 ただいまから予算審査特別委員会を開きます。
 私、年長のゆえをもって臨時に委員長を務めたいと思います。よろしくお願いいたします。
 まずは、予算審査特別委員長の互選の問題でございますが、どのような方法をもって選出されるか、その方法についてお諮りいたします。

〇白井委員
 指名推選でお願いいたします。

〇南臨時委員長
 ただいま白井委員から、委員長互選については指名推選でというご発言がございました。
 お諮りします。これに異議ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

 ないようでございますので、ご指名願います。

〇白井委員
 委員長に大塚委員を指名いたします。

〇南臨時委員長
 ただいま白井委員から、委員長には大塚委員というご指名がございました。これに異議ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

 ないようでございますので、委員長には大塚委員をご指名申し上げます。
 お諮りします。ただいま指名しました大塚委員を当選人と定めることに異議ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

 ないようでございますので、委員長には大塚委員が当選されました。
 委員長決定により、臨時委員長としての職務を終わらせていただきます。ご協力ありがとうございました。

〇大塚委員長
 最初に、大事な予算委員会という大きな委員会に、私のような未熟者を指名していただきました委員の皆さん方に最初に厚くお礼申し上げます。本当にありがとうございました。また、これから委員会でいろいろ決まりますこの委員の中で、副委員長さんを初め、そしてまたこの予算審査特別委員会をスムーズに進行するということで、理事会等いろいろ設置されるわけでございますが、この予算審査特別委員会、いろいろ関係する理事会を初め、議会事務局の皆さん方、そしてまた委員の皆さん方の温かいご配慮と、そしてまた力をおかりしながら、この予算審査特別委員会をスムーズに進めたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
 次に、副委員長の互選を行いますが、どのような方法によって行いますか。

〇白井委員
 指名推選でお願いいたします。

〇大塚委員長
 ただいま白井委員から、副委員長の互選については指名推選で行う旨発言がありました。
 お諮りします。副委員長の互選の方法については、指名推選で行うことに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

 異議なしと認め、副委員長の互選の方法は指名推選で行うことに決定しました。
 ご指名願います。

〇白井委員
 副委員長に山田委員を指名いたします。

〇大塚委員長
 ただいま白井委員から、副委員長には山田委員を指名したい旨の発言がありました。
 副委員長に山田委員を指名します。
 お諮りします。副委員長には、ただいま指名しました山田委員を当選人と定めることに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

 異議なしと認め、副委員長には山田委員が当選されました。
 副委員長、その席からごあいさつお願いします。

〇山田副委員長
 ただいまご指名をいただきました清風会の山田でございます。
 361億1,676万円という、非常に積極的な大型予算でありますが、市民生活におきましては大変重要な予算の審査に、私ごとき1年生の者が副委員長という大役を仰せつかりました。本当に感謝を申し上げますとともに、大塚委員長を助けて、一生懸命勉強し、頑張ってまいりたいと思いますので、どうか皆様のご協力をよろしくお願いいたします。どうもありがとうございます。

〇大塚委員長
 次に、予算審査特別委員会理事会の設置についてでありますが、申し合わせ事項にありますように、予算審査の円滑な運営を図るため、理事会を設置することになっています。なお、理事につきましては、議会運営委員の皆さんにお願いいたします。
 また、理事会の開催につきましては、この後委員会を休憩しますので、休憩後第1委員会室で開催したいと思います。
 次に、平成12年度深川市各会計予算の説明についてでありますが、理事会終了後委員会を再開して行うことになりますので、ご承知願います。
 暫時休憩します。

(午前11時56分 休 憩)


(午後 1時30分 再 開)

〇大塚委員長 休憩前に引き続き委員会を再開します。
 議案第3号平成12年度深川市一般会計予算ないし議案第14号平成12年度深川市病院事業会計予算の12件を一括議題とします。
 提出者の説明を求めます。
 初めに、議案第3号平成12年度深川市一般会計予算、荒川財政課長。

〇荒川財政課長
 議案第3号平成12年度深川市一般会計予算についてご説明を申し上げます。
 1ページをごらんください。提案いたしました一般会計予算の総額は、第1条で、198億2,000万円と定めるものであります。前年度に比較しまして、5億8,000万円、率にして2.8%の減となっております。
 第2条で債務負担行為と第3条の地方債につきましては、後ほど第2表と第3表でご説明を申し上げます。
 第4条で、一時借入金の最高借り入れ限度額を前年度同額の50億円と定めるものであります。
 なお、予算の説明資料としまして、参考資料としてお手元にご配付のとおりでございます。
 48ページをごらんください。3、歳出でありますが、説明は各目で増減の大きなもの及び説明欄主体に、制度の変わったものや新規事業など、主なものについて申し上げます。
 49ページをごらんください。2款総務費、1項1目一般管理費では、説明欄4の2、総務管理6,330万7,000円は、市例規類集の電子化にかかわる1,350万円を含めてのものでございます。
 次は、53ページでございます。6目市勢振興費では、説明欄5、国際交流推進928万9,000円は、姉妹都市でありますカナダのアボツフォード市との交流を一層促進を図るための公式訪問事業を含めてのものであります。11の深川市総合計画策定591万5,000円は、現行の深川市第3次総合計画の計画期間が平成13年度で終了することから、次期総合計画の策定に着手するものであります。13の国際ユースネット21事業71万円は、北海道と北海道新聞社が中心となり、諸外国の青少年との交流を通じ、青少年の健全育成と国際理解を深めるために開催するもので、記念すべき第1回を深川市で開催するものであります。15の負担金では、次のページの15、国際ユースネット21事業負担金38万円は、ただいま申し上げましたこの事業に参加をする市内の青少年の参加負担金であります。16の補助及び交付金では、4の拓殖大学北海道短期大学振興助成金1,964万4,000円は、本年度新設されます環境農学科の社会人入学生及び留学生の確保並びに同学科の運営を支援するために、学費に対し助成を図るものであります。次のページをごらんください。8の2000地球環境米米フォーラムinふかがわ実行委員会補助金1,400万円は、各国の外交官などと、稲作体験と交流を通じ、稲作が地球環境などに果たす役割を認識するとともに、広く世界にアピールするため、本年度深川市で開催を図るものであります。9の深川ライトアップ研究会灯器具整備助成金20万円は、本年オープンする温水プールなどの公共施設のイメージアップに協力をいただいております本研究会の灯器具等の整備に対し助成を図るものであります。
 次は、57ページでございます。10目交通安全及び市民活動費では、4の交通安全施設整備683万円は、歩道新設2路線と警戒標識10基の整備を図るものであります。
 次のページの11目行政推進費2,082万4,000円の増額は、昨年度より進めてまいりました説明欄2の多度志地区字界整備事業の事業費の増などによるものであります。
 次は、65ページでございます。3項1目戸籍住民基本台帳費5,725万2,000円の増額ですが、説明欄2の1、除籍・改製原戸籍整備5,490万1,000円は、国の緊急地域雇用特別対策推進事業により、除籍、改製原戸籍の再製と検索発行システムの整備を図るものであります。
 次は、70ページでございます。5項2目統計調査費5,023万1,000円の増額は、国勢調査の実施によるものであります。
 次は、73ページでございます。3款民生費、1項2目身体障害者福祉費では、説明欄5の重度身体障害者温泉・公衆浴場利用助成事業60万4,000円は、重度の知的障害者及び精神障害者にも助成の拡大を図ったものであります。7の人工透析患者通院ハイヤー料金助成事業3万円は、チケットの印刷経費であります。8の心身障害児及び障害者のホームヘルプサービス事業1,418万2,000円と9の身体障害者等デイサービス事業256万8,000円、次の10の身体障害者等短期入所事業54万1,000円は、いずれも高齢者福祉の中で対応してまいりましたが、高齢者が介護保険に移行となることから、別枠で計上を図るものであります。次のページの11の5、人工透析患者通院ハイヤー料金助成80万7,000円は、透析患者の負担軽減を図るため、週1回基本料金分を助成するものであります。
 3目老人福祉費6億2,044万1,000円の減額ですが、老人福祉入所措置費が介護保険に移行となることなどによるものであります。説明欄1の1のホームヘルプサービス事業327万3,000円と1の2の老人等短期入所事業125万4,000円及び1の10の老人デイサービス運営2,205万3,000円につきましては、介護保険で非該当となった自立者の自立支援の一環として、福祉施策で実施をするものであります。次は、76ページでございます。説明欄の下から2番目の11の訪問介護利用者負担軽減措置115万8,000円は、ホームヘルプサービスを利用する低所得者負担の激変緩和措置として、要介護者にあっては国の特別対策事業により、自立者に対しては市独自の施策により軽減を図るものであります。12の社会福祉法人利用者負担減免助成措置187万7,000円につきましても、低所得者の負担軽減として、社会福祉法人が減免をした場合に、その一部に対し助成を図るものであります。
 4目介護保険費1億9,918万6,000円は、介護保険特別会計への繰出金の計上であります。
 次は、79ページでございます。2項1目児童福祉総務費では、6の3の一時保育92万円につきましては、本年度より法人保育所1カ所で実施を図るものであります。9の放課後児童特別対策事業委託864万3,000円は、実施箇所を昨年度の2カ所から5カ所に拡大を図るものであります。10の1の少子化問題啓発52万5,000円は、国の少子化対策臨時特例交付金事業により、少子化問題及び子育て支援の啓発パンフレットの作成を図るものであります。12の1、社会福祉法人立保育所補助金2,277万8,000円は、保育内容の充実を図るため、補助金制度の見直しを図るとともに、補助金の拡充を図ったものであります。12の4、少子化対策臨時特例交付金事業助成金1,155万2,000円は、国の交付金事業により、市内の幼稚園、保育所の施設整備に対し助成を図るものであります。
 次のページの3目保育園費では、説明欄5の管理運営事務310万9,000円につきましては、深川保育園内に小規模型の地域子育て支援センターを設置し、子育て相談及び情報提供を実施するものであります。次、81ページの説明欄6の少子化対策臨時特例交付金事業66万4,000円につきましては、市立保育所職員の資質向上と保育サービスの拡大に向けて視察研修を実施するものであります。
 次は、87ページでございます。4款衛生費、1項3目環境衛生費では、説明欄6の1、過疎地浴場確保対策事業補助金310万円は、浴場確保対策として、市内5カ所の公衆浴場のうち、2カ所については道の補助基準に合わせ、同額を補助してまいりましたが、補助対象外となっていました3カ所の浴場についても、同様に厳しい経営状況にあることから、本年度より補助対象とし、同額を補助するものであります。
 4目保健事業費では、1億9,280万円の増額ですが、説明欄9の療養型病床群施設整備資金貸付金1億6,000万円と次のページの14の2、介護療養型医療施設整備補助金3,662万円につきましては、介護保険を実施する上で必要不可欠な療養型医療施設の確保のため、医療法人アンリージュナン会の深川第一病院移転新築に対し、ふるさと財団融資による貸し付けと、施設整備費の一部に対し助成を図るものであります。
 91ページでございます。2項2目塵芥処理費では、説明欄1の1、事前調査・施設基本計画等4,900万円は、現在の埋立処分場の埋め立てが平成15年までの見込みから、次期埋立処分場の整備に向け、事前調査等を実施するものであります。
 94ページでございます。4項1目診療所費では、説明欄2の多度志医療施設整備400万円は、多度志診療所及び歯科診療所について、多度志地区で計画中の福祉施設に併設をして整備を図るべく、調査設計に取り組むものであります。
 次は、103ページでございます。6款農林水産業費、1項4目農業振興費では、105ページの説明欄15の16、水田等農業活性化対策事業補助金5,000万円につきましては、稲作農家の経営支援として、稲作農家経営安定対策事業補助金5,000万円が昨年度で終了いたしましたが、昨年の猛暑による被害等で依然として厳しい状況にあることから、営農資金の利子補給など、農業経営の安定に向けて補助金を交付するものであります。次のページの説明欄24、きたそらち農協営農センター建設事業補助金2,760万円は、本年2月1日に合併により誕生しましたきたそらち農協の営農センター建設用地の取得費に対し助成を図るものであります。
 次は、108ページでございます。8目農業農村整備費では、説明欄5のふるさと農道緊急整備事業1,900万円は、7地区、7路線の整備を、6の菊水地区ふるさと水と土ふれあい事業2,820万円は、昨年度より進めてまいりました旧菊水小学校グラウンド跡地を活用しての公園が本年度の工事で完成となるものであります。9の負担金では、4の道営農業農村整備事業負担金6,587万5,000円は、総事業費で3億6,500万円により、8地区での道路、排水などの整備を図るものであります。次のページでございます。説明欄5の道営ふるさと農道整備特別対策事業負担金1億円につきましては、5地区、5路線の整備を、6の21世紀高生産基盤整備促進特別対策事業負担金1億4,500万円は、農家負担を5%に軽減して実施をするものですが、本年度は総事業費で11億8,200万円により、8地区での用排水路等の整備を図るものであります。
 次は、111ページでございます。2項2目林業振興費では、次のページの説明欄一番下の8、北海道林業体力アップ事業補助金1,215万円につきましては、森林組合が実施をする高性能林業機械の導入に対し、2分の1、道費補助素通りのものであります。
 次は、113ページでございます。7款商工費、1項2目商工振興費8億7,341万9,000円の増額であります。説明欄8、深川駅東複合施設整備10億7,511万9,000円は、深川駅東側に郷土出身の小川東洲氏及び松島正幸氏の作品展示ギャラリー、多目的ホール、駅北側を結ぶ自由通路の出入り口部及び深川商工会議所による北空知経済センターから成る複合施設の建設を図るものであります。次は、115ページでございます。説明欄17、深川粋人会交付金100万円は、組織発足5周年を記念して、地下足車の装飾等に要する経費に対し助成を図るものであります。18の深川青年会議所創立45周年記念事業交付金100万円は、記念事業として実施をする市民の海外派遣事業に対し助成を図るものであります。19のふるさと深川振興委員会交付金100万円は、同委員会のふるさと訪問に対し助成を図るものであります。
 3目観光振興費3億4,611万3,000円の減額は、オートキャンプ場の整備の終了によるものであります。説明欄2の桜山遊園地整備3,063万円は、老朽化した遊具の撤去等を実施するものであります。3の鷹泊湖周辺環境整備330万円は、湖と自然を生かしたキャンプ場整備に向け、本年度は飲料水のボーリング調査等を実施するものであります。6の音江山麓周辺整備514万5,000円は、三瓶山の景観整備として、花壇の造成を実施するものであります。7のオートキャンプ場維持管理2,739万4,000円は、昨年度完成したオートキャンプ場を、本年7月に供用開始を図るものであります。8のいざないの里推進976万円は、道の駅の整備に向け、基本設計に取り組むものであります。次のページの説明欄10の1、深川市観光協会交付金515万5,000円は、SLすずらん号継続運行に伴う各種イベントの実施や観光パンフレットの作成などに対し助成を図るものであります。2の丸山観光協会助成金130万円は、丸山平成庵の厨房等の改修に対し助成を図るものであります。
 次は、119ページでございます。8款土木費、2項2目道路維持費では、説明欄5の雪寒機械整備3,531万3,000円は、除雪ロータリー車1台の更新を図るものであります。
 次のページの3目道路新設改良費では、説明欄1の補助事業では、新規の花園通線歩道新設を含め4路線の整備を、2の単独事業では、1の臨時地方道整備事業で35路線の整備を、次のページの説明欄3、自由通路整備事業1,600万円では、駅北側との自由通路の整備に向け、実施設計に取り組むものであります。
 次は、124ページでございます。3項4目河川改良費1億2,255万4,000円は、昨年度の補正により着手しました説明欄1の1、音江支流川改良事業を4,000万円で、受託事業であります2の1、音江川改修工事を8,255万4,000円でそれぞれ実施するものであります。
 次は、126ページでございます。4項2目街路事業費5億9,407万8,000円の減額ですが、駅前通整備の受託事業の減によるものであります。本年度の街路事業は、説明欄1の補助事業では、一已6丁目線改良を、2の単独事業では、駅前通整備として、駅前広場の造成と蓬莱通線の改良を、地方特定道路整備事業では、一已6丁目線舗装を実施するとともに、3の受託事業では、駅前通りの整備を引き続き実施するものであります。
 次は、127ページでございます。3目公園費1億5,994万5,000円の減額は、広里公園整備の終了などによるものであります。
 次は、131ページでございます。5項3目住宅建設費では、再生マスタープランに基づき建てかえを進めておりますが、説明欄1の芙蓉団地につきましては、平成8年度より建設を進めてまいりましたが、本年度の1棟18戸で計画しました4棟52戸の建てかえが完了するもの、また2の広里団地は、昨年の実施計画に基づき、4棟24戸の建てかえに着手し、本年度は2棟12戸の建設を図るものであります。
 次は、135ページでございます。10款教育費、1項3目生涯学習推進費では、説明欄1の生涯学習推進633万4,000円は、市民の笑顔を題材とした笑顔の写真コンテストの開催経費を含めてのものであります。2のマルチメディア・パイロットタウン構想推進費84万円は、郵政省の事業採択を受けた生涯学習関連システム開発の実証実験を引き続き実施するとともに、4の1のマルチメディア・パイロットタウン事業推進助成金10万円では、構想推進の一事業として、マルチメディア研究会等が実施するホームページコンテストに対し助成を図るものであります。
 次のページの4目教育調査振興費では、説明欄5の適応指導教室設置175万円は、不登校児童生徒の学校復帰を支援するため、勤労青少年ホーム内に設置をし、不登校の解消に努めるものであります。6の「2000国連こども環境会議」派遣95万3,000円は、イギリスで開催されます第3回国連こども環境会議に深川市より2名の子供を派遣し、地球環境問題等の知識を深めるものであります。
 次は、138ページでございます。7目住宅管理費では、説明欄2、共済住宅建設で、校長及び教頭住宅、各1棟1戸の建設を図るものであります。
 次は、143ページでございます。3項2目特殊学級費では、説明欄2の新設学級等設備整備110万円につきましては、知的発達障害児学級の新設となります音江中学校と復級となる深川中学校の設備の整備を図るものであります。
 次のページの3目営繕費では、説明欄2で、音江中学校の暖房設備改修を2,200万円で実施するものであります。
 4目学校建設費では、一已中学校の改築を3年次の1として着手するもので、本年度は校舎工事の6割を実施するものであります。
 次は、147ページでございます。5項3目給食センター費では、説明欄4の給食容器等購入262万5,000円は、ポリカーボネート製の汁わんをエコ食器に更新を図るとともに、5の施設等整備554万円では、調理用蒸気がまの更新を図るものであります。
 次は、151ページでございます。7項2目青少年費では、説明欄4で、国の少子化対策臨時特例交付金事業により、文光児童館のプレールームの改修を実施するものであります。
 次のページの3目文化奨励費では、次のページの説明欄6で、旧鷲田農場事務所の修復改修を図り、文化財の保存に努め、7では、深川駅複合施設の一つの施設でありますアートホールの展示工事等を実施するものであります。
 次のページの4目ぬくもりの里費では、本年4月下旬にオープン予定のぬくもりの里につきまして、説明欄1で、施設の維持管理費として1,623万5,000円を、2で、ソフト事業にかかわる経費177万円、3の1で、運営協議会が実施をする植林事業に対する助成金200万円の計上を図るものであります。
 次は、157ページでございます。8目生きがい文化センター費では、次のページの説明欄7、子ども読書年記念事業331万1,000円は、記念事業として、童話朗読、歌謡コンサート並びに読書絵画コンクールの開催や児童図書の購入を実施するものであります。
 次は、159ページでございます。9目体育振興費では、次のページの説明欄一番下の10のツール・ド・北海道開催助成金30万円は、本年9月15日より開催されるツール・ド・北海道の第2次ステージのゴール会場が深川市となることから、助成を図るものであります。
 次は、161ページでございます。11目体育施設費では、説明欄4で、温水プールの完成に伴い、市民プールの解体を図るものであります。
 次のページの12目温水プール費では、説明欄1で、施設の維持管理費として8,269万9,000円を、2で、事業の運営指導経費として4,426万6,000円を計上するものであります。
 次は、164ページでございます。11款災害復旧費、2項1目土木施設災害復旧費では、説明欄1の補助事業で、昨年4月の融雪出水で被災をした河川1カ所と、昨年7月の豪雨により被災をした道路3カ所の復旧工事を実施するものであります。
 次は、166ページでございます。12款公債費、1項1目元金は、1億6,510万円の増額でありますが、説明欄1の市債元金償還で、自然増により、1億7,950万円の増と、2の市債元金繰上償還で、1,440万円の減を相殺したものであります。
 次は、168ページでございます。14款職員費、1項1目職員給与費では、一般職の職員数は、前年度より9人少ない337人で積算計上のものであります。
 戻りまして、10ページでございます。第2表、債務負担行為につきまして、一番上の農地保有合理化促進特別事業助成金105万円から4行目の中小企業者等資金融資特別利子補給1,297万4,000円につきましては、いずれも前年度に引き続き利子の助成を図るものであります。次の公立学校共済住宅建設費償還金3,204万円は、校長、教頭住宅、各1棟1戸の建設を図り、10年賦で公立学校共済組合より取得するものであります。次の一已中学校改築事業(校舎建築)5億3,030万円につきましては、2カ年で建設を図ることから、設定を図るものであります。
 次は、12ページでございます。第3表、地方債でありますが、本年度の借り入れ限度額を、市有林整備事業債外16件で、総額22億8,810万円と定めるものであります。
 次は、18ページでございます。2、歳入であります。1款市税につきましては、徴収率につきましては、特別の税目を除き、98%で計上、また滞納繰り越し分は、それぞれの実情に応じ計上しております。1項1目個人は、4,065万7,000円の減額ですが、農業所得などの減収見込みによるものであります。2目法人1,074万7,000円の増額ですが、土木製造業は依然として厳しい状況にありますが、新設法人やその他企業の収益が見込めることによるものであります。
 次は、19ページでございます。2項1目固定資産税5,489万2,000円の減額は、固定資産税の評価替えによる家屋の減収によるものであります。
 次は、21ページでございます。7項1目都市計画税の819万4,000円の減額も、固定資産税の評価替えによる家屋の減収によるものであります。
 次は、24ページでございます。9款地方交付税であります。本年度地方公共団体に交付される交付額は、21兆4,107億円で、前年度に比べ2.6%の増となっておりますが、恒久減税に伴う法人事業税の減収補てん分を除くと、1.1%の増となっております。深川市におきましては、普通交付税では、国から示された基準財政需要額の平均伸び率を勘案した試算に基づき、前年度交付額の1.4%の伸びの74億円を計上、また特別交付税は、前年度交付額の推計等により、前年度より1億円増の8億円と見込んだものであります。
 次は、40ページでございます。17款繰入金、1項1目基金繰入金は、1億7,119万2,000円の増額であります。本年度の財源対策として、総額で19億1,584万8,000円の基金取り崩しの計上でありますが、主なものとして、説明欄2の財政調整基金2億円につきましては、市民生活の向上と福祉の充実のために、4の減債基金12億3,522万3,000円は、市債元金の繰上償還等の財源として、5の公共施設整備基金3億2,863万1,000円は、深川駅東複合施設等の財源として、それぞれ計上を図るものであります。
 次は、45ページでございます。20款市債は、それぞれ建設事業等にかかわる市債でありますが、本年度は22億8,810万円の計上となるものであります。
 以上で一般会計予算の説明を終わりますが、ご審議の上、原案にご賛同賜りますようよろしくお願いを申し上げます。

〇大塚委委員長 次に、議案第4号平成12年度深川市市民交通傷害保障事業特別会予算、鈴木市民課長。

〇鈴木市民課長 議案第4号平成12年度深川市市民交通傷害保障事業特別会計予算についてご説明申し上げます。
 初めに、1口当たりの保険料ですが、損害率の計算により、平成11年度と同額の480円でございます。なお、予算参考資料の65ページに運営状況調を提出していますので、お目通しをいただきたいと存じます。
 予算内容についてご説明申し上げます。第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ1,076万円と定めようとするもので、前年度よりも14万円の減であります。
 第2条は、一時借入金の借り入れ最高額を5万円と定めるものであります。
 以下、歳入歳出についてご説明申し上げますので、310ページをお開き願います。3、歳出、1款1項1目交通傷害保険費657万5,000円、前年度より7万3,000円の減であります。節の主なものについてご説明申し上げます。8節報償費10万6,000円は、町内会などの加入取りまとめに対する報償費で、取りまとめ保険料の2%となっています。12節役務費588万4,000円は、保険会社に納める深川市民の保険料であります。
 2款1項1目交通傷害保険受託費は、前年度よりも6万7,000円減の416万4,000円であります。節の主なものについてご説明申し上げます。次の311ページをお開き願います。12節役務費384万9,000円は、5町からの受託保険料で、保険会社に納めるものであります。19節負担金補助及び交付金15万2,000円は、受託保険料取り扱い手数料収入の2分の1を受託町へ交付するものであります。
 次に、歳入についてご説明申し上げますので、306ページをお開き願います。2、歳入、1款1項1目保険料973万3,000円は、深川市と受託町5町合わせての保険料収入で、38%の加入率を見込んだものであります。
 2款1項1目委託金76万6,000円は、保険料に対する事務取扱費であります。
 以上で予算の説明を終わらせていただきますが、よろしくご審議賜りまして、原案にご賛同くださいますようお願い申し上げます。

〇大塚委員長 次に、議案第5号平成12年度深川市介護保険特別会計予算、平野健康福祉課主幹。

〇平野健康福祉課主幹
 314ページをお開きください。議案第5号平成12年度深川市介護保険特別会計予算についてご説明申し上げます。
 本会計予算は、今回初めて設置するものでありますが、介護保険制度が本年4月より施行されることから、特別会計を設置して、その運営を図ろうとするものであります。
 第1条、歳入歳出予算の総額を、歳入歳出それぞれ14億9,600万円に定めようとするものであります。
 第2条、一時借入金につきましては、借り入れ最高額を3億円と定めるものであります。
 第3条、歳出予算の流用につきましては、保険給付費の各項に計上した予算額に過不足を生じた場合における同一款内でのこれらの経費の各項の間の流用について定めるものであります。
 初めに、歳出からご説明申し上げますので、327ページをお開きください。3、歳出、1款1項1目一般管理費1,321万4,000円は、介護保険事務に要する一般管理経費であります。
 2目趣旨普及費127万6,000円は、介護保険制度の周知などの趣旨普及に要する経費であります。
 次のページをお開きください。1款2項1目賦課徴収費422万4,000円は、第1号被保険者保険料の賦課並びに徴収事務に要する経費であります。
 1款3項1目介護認定審査会費897万3,000円は、介護保険制度における介護認定審査会共同設置の運営に要する事務費であり、審査会委員報酬、費用弁償等であります。
 次のページをお開きください。2目要介護認定事務費887万9,000円は、要介護認定事務の円滑な推進を図るための経費であり、主治医意見書作成料、訪問調査委託料等であります。
 次のページをお開きください。2款1項介護サービス等諸費につきましては、要支援から要介護5までの認定を受けた方が、居宅サービスもしくは施設サービスを受けたときの給付費用などであり、それぞれサービスの種類別に分けて計上したところであります。その内訳としては、1目居宅介護等サービス給付費2億4,969万4,000円、2目居宅介護等福祉用具購入費194万2,000円、3目居宅介護等住宅改修費388万3,000円、4目居宅介護等サービス計画給付費2,122万8,000円、5目施設介護サービス給付費11億5,121万9,000円、次のページをお開きください。6目審査支払手数料140万9,000円で、合計14億2,937万5,000円であります。
 2款2項1目高額介護等サービス費582万2,000円は、利用者負担額が所得区分ごとにそれぞれ定められる上限額を超える場合に、その超える額を支給するものであります。
 3款1項1目財政安定化基金拠出金784万6,000円は、介護保険財政の安定を図るために、道に設置される財政安定化基金に拠出するものであり、標準給付費見込額の0.5%を計上したものであります。
 次のページをお開きください。4款1項1目基金積立金1,596万4,000円は、介護保険料が平成12年度から14年度までの3年間を同一保険料率として設定するため、初年度に生じると見込まれる剰余金を今定例会で条例制定について提案させていただきました介護保険準備基金へ積み立てし、翌年度以降の財源に充当しようとするものであります。
 戻って、321ページをお開きください。2、歳入、1款1項1目第1号被保険者保険料6,137万5,000円は、収納率98.84%で求めた保険料収納額から、国の特別対策により、保険料軽減分などとして国から交付される臨時特例交付金を控除した金額でありまして、その徴収に当たっては8割を特別徴収、2割を普通徴収としたものであります。
 2款1項1目認定審査会負担金620万4,000円は、介護認定審査会の共同設置に伴う北空知5町からの負担金であります。
 次のページをお開きください。3款1項1目介護給付費負担金2億8,704万円は、国庫負担分であります。
 2項1目調整交付金9,371万8,000円は、深川市が全国平均と比べ、後期高齢者の加入割合が高いこと、また市民税非課税世帯の割合が高いことなど、一定の方式に基づき、交付されるものです。
 2目事務費交付金559万1,000円は、介護認定審査会及び要介護認定事務費に対する補助率2分の1の交付金であります。
 4款1項1目介護給付費交付金4億7,361万5,000円は、2号被保険者負担分の社会保険診療報酬支払基金からの交付金であります。
 次のページをお開きください。5款1項1目介護給付費負担金1億7,940万円は、道負担分であります。
 6款1項1目利子及び配当金23万2,000円は、介護保険円滑導入基金運用利子であります。
 7款1項1目一般会計繰入金1億9,918万6,000円は、説明欄1の市負担分及び2の総務費などに対する一般会計からの繰入金であります。
 次のページをお開きください。2項1目基金繰入金1億8,915万9,000円は、国の特別対策により、介護保険円滑導入基金に積み立てを行った保険料軽減額等の繰り入れを図るものであります。
 以上で深川市介護保険特別会計予算の説明を終わりますが、原案にご賛同賜りますようよろしくお願い申し上げます。


〇大塚委員長 次に、議案第6号平成12年度深川市国民健康保険特別会計予算及び議案第7号平成12年度深川市老人医療特別会計予算の2件、堀川保険年金課長。

〇堀川保険年金課長 335ページをお開きください。議案第6号平成12年度深川市国民健康保険特別会計予算についてご説明申し上げます。
 初めに、今回の国民健康保険特別会計予算につきましては、議案第21号深川市税条例の一部を改正する条例で提案しておりますが、国民健康保険税を、従来の医療費給付費分を基礎課税額とし、介護保険第2号被保険者、40歳から64歳までに係る介護納付金分を介護納付金課税額として、それらを合算したものに改正したもので編成しております。
 それでは、提案いたしました国民健康保険特別会計予算は、第1条で、歳入歳出予算の総額を26億8,600万円に定めようとするものです。前年度に比較いたしまして、1,600万円、率にして0.6%増となっております。
 第2条で、一時借入金の借り入れ最高額を前年度と同額の8億円と定めようとするものです。
 歳出からご説明いたします。350ページをお開きください。3、歳出でありますが、説明内容につきましては、前年度に比較して各目で増減の大きいものについて説明してまいります。
 1款1項1目一般管理費1,685万9,000円の増額につきましては、介護保険第2号被保険者に係る国保電算システム委託料の増によるものです。
 351ページにまいります。2項1目賦課徴収費384万3,000円の増額につきましては、賦課計算事務電算委託料の増によるものです。
 2目納税奨励費107万円の減額につきましては、納税貯蓄組合の減少によるものです。
 次のページにいきます。4項1目特別対策事業費180万2,000円の減額につきましては、事業の一部を保健事業費に振りかえしたためです。
 353ページにまいります。2款1項1目一般被保険者療養給付費1,000万円の減額につきましては、療養給付費の見込み減によるものです。
 次のページにまいります。2項1目一般被保険者高額療養費500万円の増額につきましては、高額療養費の見込み増によるものです。
 355ページにまいります。2目退職被保険者等高額療養費200万円の減額につきましては、退職被保険者等の高額療養費の見込み減によるものです。
 3項1目出産育児一時金300万円の減額につきましては、被保険者の出生数の減少によるものです。
 次のページにまいります。3款1項1目老人保健医療費拠出金7,347万9,000円の減額につきましては、介護保険へ移行する医療費等を見込み、老人保健医療費拠出金が減少となるものです。
 2目老人保健事務費拠出金の下、老人保健事業費拠出金につきましては、事業の廃止に伴い、廃目とするものです。
 4款1項1目介護納付金9,746万9,000円につきましては、介護保険第2号被保険者、40歳から64歳までの見込みにより計上いたしました。
 357ページにまいります。5款1項1目高額医療費共同事業医療費拠出金203万3,000円の増額につきましては、過去3年度の高額医療費の実績に基づいて、北海道国保団体連合会からの通知によるものです。
 6款1項1目保健衛生普及費1,024万8,000円の減額につきましては、国保総合健康づくり推進事業の事業期間が終了したためです。
 次に、歳入についてご説明申し上げます。前に戻りまして、342ページをお開きください。2、歳入、1款1項1目一般被保険者国民健康保険税1,641万4,000円の減額につきましては、介護納付金課税額により増となりますが、所得の低下及び低所得者軽減の増大、被保険者の減少並びに基礎課税額の世帯平等割額の引き下げによる減少を差し引きし、減額となるものです。
 343ページにまいります。2目退職被保険者等国民健康保険税478万9,000円の増額につきましては、介護納付金課税額及び被保険者の増と、所得を前年並みで推計いたしております。なお、国保税算定資料につきましては、予算参考資料69ページにございます。
 次のページにまいります。2款1項2目療養給付費等負担金198万7,000円の増額につきましては、介護納付金分の交付が見込まれるためのものです。
 2項1目財政調整交付金1,942万8,000円の増額、次のページの3款1項1目療養給付費交付金597万円の増額、4款1項1目国民健康保険財政健全化対策費補助金292万円の増額につきましては、国の調整係数の改正に伴うものです。
 5款1項1目共同事業交付金200万円の増額につきましては、高額療養費の増加見込みによるものです。
 次のページにまいります。7款1項1目一般会計繰入金477万7,000円の減額につきましては、総合データバンク事業の終了に伴うものなどによる減額であります。
 以上で国民健康保険特別会計予算の説明を終わりますが、引き続きまして老人医療特別会計予算についてご説明いたします。362ページをお開きください。
 議案第7号平成12年度深川市老人医療特別会計予算についてご説明いたします。
 第1条で、歳入歳出予算の総額を41億460万円に定めようとするものです。前年度に比較いたしまして、5億9,770万円、率にして12.7%の減となっております。
 第2条で、一時借入金の借り入れ最高額を3億円に定めようとするものです。
 歳出からご説明いたします。373ページをお開き願います。3、歳出でありますが、説明内容につきましては、前年度に比較して、各目で増減の大きいものについて説明してまいります。
 374ページにまいります。2款1項1目医療給付費5億9,879万9,000円の減額につきましては、介護保険へ移行する医療費等の減を見込んだものであります。
 次に、歳入についてご説明いたします。前に戻りまして、369ページをお開きください。2、歳入、1款1項1目医療費交付金1億2,758万1,000円の減額、2款1項1目医療費国庫負担金3億1,378万8,000円の減額、370ページにまいりまして、3款1項1目医療費道負担金7,844万7,000円の減額につきましては、いずれも歳出で申し上げました医療費等の減を見込んでのものであります。
 4款1項1目一般会計繰入金7,802万3,000円の減額につきましては、医療費等の減に伴う市の負担減を見込んでのものでございます。
 以上で2特別会計予算の説明を終わりますが、よろしくご審議の上、原案にご賛同くださいますようお願い申し上げます。

〇大塚委員長 次に、議案第8号平成12年度深川市簡易水道事業特別会計予算及び議案第13号平成12年度深川市水道事業会計予算の2件、小林水道課長。

〇小林水道課長
 377ページをお開き願います。議案第8号平成12年度深川市簡易水道事業特別会計予算につきましてご説明を申し上げます。
 第1条、歳入歳出予算の総額を、それぞれ5,880万円と定めるものであります。
 第2条、地方債につきましては、後ほどご説明申し上げます。
 第3条、一時借入金につきましては、借り入れの最高額を5,000万円と定めるものであります。
 歳出からご説明申し上げますので、388ページをお開き願います。3、歳出、1款1項1目一般管理費は、前年比387万円の減、203万円でありますが、稲田簡易水道の上水道統合によるものであります。
 次のページをお開き願います。2項1目新設及び修繕費5,540万円は、補助事業として整備をいたします更進簡易水道の管理室改築、電気計装設備の更新と土現関連工事に伴います配水管移設工事に要します経費が主なものであります。
 戻りまして、381ページをお開き願います。第2表、地方債につきましては、簡易水道事業債の限度額を2,790万円と定めるものであります。
 次に、歳入についてご説明申し上げますので、384ページをお開き願います。1款2項1目給水工事負担金91万4,000円は、新規給水工事のうち、公道部分の工事に要します負担金収入で、同額を歳出の給水工事で計上いたしております。
 次のページをお開き願います。2款1項1目水道使用料217万8,000円は、更進簡易水道の前年度実績を勘案し、給水戸数71戸を見込み、計上いたしたものであります。
 次のページ、3款1項1目簡易水道事業費補助金1,500万円は、歳出で申し上げました更進簡易水道の整備に係る国庫補助相当額であります。
 4款1項1目一般会計繰入金、説明欄の2、建設改良300万円は、更進簡易水道の国庫補助事業に対しての建設時におきます一般会計からの繰り入れであります。
 次のページをお開き願います。7款1項1目簡易水道事業債2,790万円は、更進簡易水道の整備事業に係る事業債であります。
 以上で簡易水道事業特別会計予算の説明を終わります。
 次に、別冊の深川市水道事業会計予算につきましてご説明申し上げますので、1ページをお開き願います。
 議案第13号平成12年度深川市水道事業会計予算、第2条、業務の予定量は、給水戸数1万80戸、年間総給水量264万立方メートル、1日平均給水量7,233立方メートルを予定いたしております。主要な建設改良事業は、給水事業に対応して布設いたします配水管布設工事1,000万円であります。
 第3条、収益的収入及び支出の予定額は、収入8億140万円、支出9億3,000万円と定めるものであります。
 次のページをお開き願います。第4条、資本的収入及び支出であります。収入を2,590万円、支出を9,800万円とし、収入が支出に対し不足する額7,210万円は、過年度分損益勘定留保資金で補てんするものであります。
 第5条、一時借入金の限度額を1億円と定めるものであります。
 第6条、議会の議決を経なければ流用することのできない経費は、職員給与費1億132万3,000円、交際費25万円であります。
 第7条、一般会計から9,895万7,000円の補助を受けようとするものであります。
 第8条、たな卸資産の購入限度額を611万3,000円とするものであります。
 次に、13ページをお開き願います。予算説明書、収益的収入及び支出につきまして、初めに収入の主なものを申し上げます。1款1項1目給水収益5億9,810万円、前年比700万円の増は、稲田簡易水道の上水道への統合によります料金収入の増が主なものであります。
 2目受託工事収益のうち、給水工事収益2,340万円は、新規給水工事で、公道部分工事に要します負担金収入でありますが、同額を支出の給水工事費で計上いたしております。
 同目のその他受益工事収益5,800万円は、他公共事業に関連します配水管移設工事の補償金であります。
 2項2目他会計補助金のうち、一般会計補助金は、前年比1,985万6,000円減の9,895万7,000円で、水道料金の軽減を図るため、予算第7条でご説明申し上げました一般会計からの補助を受けるもので、備考欄に記載のとおりであります。
 次のページをお開き願います。支出につきまして、主なものを申し上げます。1款1項1目原水及び浄水費のうち、受水費3億1,120万1,000円は、北空知広域水道企業団からの受水量264万立方メートルについて計上いたしたものであります。
 2目配水及び給水費のうち、下から3行目、修繕費9,208万円は、メーター器の定期取りかえ及び配水管の修繕等に要する経費であります。
 次のページ、3目受託工事費のうち、その他受託工事費1億円は、収入で申し上げました公共事業関連の配水管移設工事で、道道深川停車場線外17件の移設に要する経費であります。
 5目職員費につきましては、前年度から1名減の現状の職員数13名の給与費を計上いたしております。
 次に、資本的収入及び支出につきまして主なものを申し上げますので、17ページをお開き願います。初めに、収入であります。1款1項1目出資金2,284万7,000円は、第5次拡張事業及び稲田簡易水道建設工事に係る企業債償還元金の一部について、一般会計の出資を受けるものであります。
 次に、支出であります。1款1項1目配水管布設費1,000万円は、給水需要に対応するため、市道広里2号線外3件の配水管新設工事を予定し、計上いたしたものであります。
 以上で2会計の説明を終わりますが、ご審議の上、原案にご賛同賜りますようよろしくお願い申し上げます。

〇大塚委員長 次に、議案第9号平成12年度深川市農業集落排水事業特別会計予算及び議案第11号平成12年度深川市下水道事業特別会計予算の2件、鈴木下水道課長。

〇鈴木下水道課長
 それでは、394ページをお開きください。議案第9号平成12年度深川市農業集落排水事業特別会計予算についてご説明申し上げます。
 第1条で、歳入歳出予算の総額を、前年度比較で700万円減の2億7,700万円と定めるものであります。
 第2条の債務負担行為及び第3条の地方債につきましては、後ほどご説明申し上げます。
 第4条の一時借入金につきましては、最高額を1億円と定めるものであります。
 407ページをお開き願います。3、歳出、1款1項1目一般管理費、前年度比較755万1,000円の減は、農業集落排水事業の維持管理費用が公共下水道に比べ総体的に減少したことによる下水道事業特別会計への繰出金の減が主なものです。
 次の408ページ及び409ページにまいります。2目施設維持管理費は、効率的な執行により、前年度比較56万6,000円の減とするもの、3目排水設備費31万8,000円の減は、融資見込み戸数の減によるものです。
 4目農業集落排水整備費は、納内及び多度志地区において汚水ます等の新設要望があった場合などに備えて計上しているものです。
 2款1項1目個別排水処理施設費、前年度比較740万円の減は、小型合併処理浄化槽の設置予定基数を前年度対比4基減の65基としていることによるものです。
 次の410ページにまいります。3款公債費、1項1目元金630万1,000円の増は、農業集落排水多度志地区の元金償還額の増によるもの、2目利子85万5,000円の増は、個別排水処理施設整備事業債の利子の増によるものです。
 398ページに戻ります。第2表、債務負担行為につきましては、水洗便所改造等資金融資で、金融機関が受けた損失について、農業集落排水事業で1,725万円を、個別排水処理施設事業で3,000万円を限度として補償するものであります。
 第3表の地方債につきましては、個別排水処理施設整備事業債として、8,640万円を限度として借り入れるものであります。
 401ページにまいります。2、歳入、1款1項1目農業集落排水事業費分担金は、多度志地区の受益者分担金であります。
 2目個別排水処理施設費分担金の88万6,000円の減は、設置基数の減によるものであります。
 2款1項1目農業集落排水施設使用料及び次のページの2目個別排水処理施設使用料は、それぞれ利用戸数の増を見込み、合わせて385万8,000円の増としております。
 以上で農業集落排水事業特別会計を終わります。
 次に、428ページをお開き願います。議案第11号平成12年度深川市下水道事業特別会計予算についてご説明申し上げます。
 第1条で、歳入歳出予算の総額を、前年度比較で2,100万円増の15億1,200万円と定めるものであります。
 第2条の債務負担行為及び第3条の地方債につきましては、後ほどご説明申し上げます。
 第4条の一時借入金につきましては、最高額を5億円と定めるものであります。
 それでは、441ページをお開きください。3、歳出、1款1項1目一般管理費、前年度比較42万5,000円の増は、水道事業に委託している使用料徴収事務委託料の増額が主なものです。
 次の442ページにまいります。2目施設維持管理費は、前年度比較271万5,000円の増ですが、音江浄化センターの通年稼働などに伴うものです。
 次の443ページにまいります。3目排水設備費、前年度比較1,218万4,000円の増は、供用開始2年目を迎える広里地区での融資戸数の増を見込んでいるものです。
 4目下水道建設費、説明欄6億2,750万2,000円は、音江地区を重点に、補助事業で5億8,537万円、起債単独事業で2,874万円、準単独事業で1,339万2,000円の投資を行い、整備促進を図ろうとするものです。具体的な施行箇所につきましては、予算参考資料71ページ及び72ページをお目通し願います。
 445ページにまいります。2款1項1目元金、2目利子は、過年度借り入れの地方債償還の元利及び一時借入金に対する利子であります。
 3款職員費は、前年度比較1名減の13名分の給与費等を計上しています。詳細につきましては、448ページ以降に掲載してあります。
 432ページに戻ります。第2表、債務負担行為につきましては、水洗便所改造等資金融資で、金融機関が受けた損失について、7,500万円を限度として補償するものであります。
 第3表の地方債につきましては、下水道事業債の限度額を2億8,110万円とするものであります。
 435ページにまいります。2、歳入、1款1項1目下水道事業費負担金は、平成8年度以降に賦課した受益者負担金で、前年度比較275万7,000円の減であります。
 昨年道から受けた下水道管移設工事負担金は、廃目とするものです。
 2款1項1目下水道使用料は、使用水量の減少が見込まれることから、202万4,000円の減としております。
 436ページ及び437ページにまいります。3款1項1目下水道事業費補助金、説明欄下から3行目、特別の地方債分割交付金元金分は、平成10年度施行の補助事業の一部の補助金を5年分割で交付を受けているものです。
 439ページにまいります。7款1項1目下水道事業債、説明欄下から4行目、平成10年度特別の地方債分割交付金調整は、先ほど補助金のところでご説明申し上げた分割交付金と相殺するものです。
 以上で2会計の説明を終わりますが、ご審議の上、原案にご賛同くださいますようよろしくお願い申し上げます。

〇大塚委員長 次に、議案第10号平成12年度深川市地方卸売市場特別会計予算、寺下商工労政課長。

〇寺下商工労政課長
 417ページをお開き願います。議案第10号平成12年度深川市地方卸売市場特別会計予算について説明をさせていただきます。
 第1条、歳入歳出予算の総額を、昨年より70万円減の2,650万円と定めるものでございます。
 第2条において、一時借入金の限度額を1,000万円と定めるものでございます。
 歳出から説明いたします。424ページをお開き願います。3、歳出、1款1項1目、市場管理費は、昨年比13万7,000円減の1,472万7,000円であります。主なものを申し上げますと、11節需用費の中で、準備庫、ユニットクーラー、冷蔵庫、冷却装置のオーバーホールなどの修繕費として200万2,000円を見込んでおります。13節委託料は、冷凍機保守点検などの委託費用でございます。14節使用料及び賃借料は、パック工場、市場施設などの借上料1,008万6,000円を計上したものでございます。
 425ページをお開きください。2款1項1目元金は、前年比17万2,000円増の981万7,000円で、市債元金償還分でございます。
 2目利子は、前年比73万5,000円減の175万6,000円で、市債利子及び一時借入金の利息でございます。
 次に、歳入について説明させていただきます。戻りまして、422ページをお開きください。2、歳入、1款1項1目市場使用料は、前年比73万円減の1,570万1,000円でございます。これは、売り上げ額26億1,683万4,000円を見込み、1,000分の6を乗じたものでございます。
 2款1項1目一般会計繰入金は、前年比3万円増の1,079万8,000円でございます。市場会計の経営健全化を図るため、一般会計より起債償還元金の2分の1、490万8,000円と、営業費用等、歳出で申し上げました市場管理費の40%、589万円を合わせた額を計上したものでございます。
 以上、ご審議の上、原案にご賛同賜りますようよろしくお願いいたします。

〇大塚委員長
 次に、議案第12号平成12年度深川市駐車場事業特別会計予算、堀川都市計画課長。

〇堀川都市計画課長
 それでは、457ページをお開きください。議案第12号平成12年度深川市駐車場事業特別会計予算についてご説明申し上げます。
 歳入歳出予算につきましては、第1条で、前年比20万円増の1,250万円と定めるものであります。
 第2条で、一時借入金の最高額を800万円と定めるものであります。
 それでは、歳出からご説明申し上げますので、464ページをお開きください。主な歳出項目についてご説明申し上げます。
 3、歳出、1款1項1目駐車場管理費は、20万4,000円増の1,243万8,000円であります。この増額の主な要因といたしまして、駐車場維持管理業務に要する委託料のアップによるものであります。
 次に、歳入についてご説明申し上げますので、462ページをお開きください。主なものについて申し上げます。
 2、歳入、1款1項1目駐車場使用料につきましては、推計による時間利用と定期券売り上げ等を見込みまして、20万8,000円増の1,245万5,000円であります。
 以上で説明を終わりますが、ご審議の上、原案にご賛同賜りますようお願い申し上げます。。

〇北本委員長 次に、案第14号平成12年度深川市病院事業会計予算、佐藤総合病院管理課長。

〇佐藤総合病院管理課長 議案第14号平成12年度深川市病院事業会計予算についてご説明申し上げます。別冊予算書の1ページをお開き願います。
 初めに、予算本文について申し上げます。第2条、業務の予定量は、病床数301床、年間患者数は入院で前年度より97名増の9万8,185人、外来は前年度より3,172人増の24万7,172人、1日平均患者数は入院で前年度より1人増、269人、外来では前年度より13人増の1,013人としています。主要な建設改良事業は、寝台用エレベーター改修工事に1,000万円、手術室空調機改修工事に600万円、耳鼻科固定医化に伴う必要機器を含め、医療機器整備事業に1億2,000万円であります。
 第3条、収益的収入及び支出の予定額は、収入、支出それぞれを47億5,610万円と定め、これは前年度より2,200万円、0.05%の減となっています。
 次の2ページをお開き願います。第4条、資本的収入及び支出の予定額は、収入を2億4,970万円に、支出を3億2,850万円とし、収入が支出に対して不足する額7,880万円は、損益勘定留保資金で補てんするものであります。
 第5条、企業債は、医療機器整備事業債が1億2,000万円及びエレベーターなど附帯施設整備事業債の1,600円であります。
 3ページの第6条、一時借入金の限度額を前年度と同額の14億円と定めるものであります。
 第7条、議会の議決を経なければ流用することのできない経費は、病院及び高等看護学院の職員給与費26億4,892万7,000円及び病院長、高等看護学院長交際費198万円であります。
 第8条、他会計からの補助金は、共済組合追加費用など3項目に係る一般会計からの補助7,772万5,000円であります。
 第9条のたな卸資産購入限度額を、前年度より1,380万2,000円、率にしまして1.3%増の10億8,479万3,000円とするものであります。
 次に、17ページをお開き願います。収益的収入及び支出についてご説明申し上げます。初めに、収入から主なものを申し上げます。1款1項1目入院収益は、26億2,153万9,000円で、収入単価は前年度より300円減の2万6,700円を見込んでいます。
 2目外来収益は、17億299万9,000円で、収入単価は同じく17円減の6,890円を見込んでおります。
 3目その他医業収益は、1億6,917万6,000円で、前年度より402万2,000円、2.4%の増となっております。
 1款2項医業外収益1億6,123万7,000円で、前年度より527万1,000円、3.3%の減であります。
 次のページをお開き願います。1款3項看護学院収益は、1億114万7,000円で、前年度より815万8,000円、8.8%の増となっております。
 次に、支出について、主なものを申し上げます。1款1項1目給与費は、27億4,371万9,000円で、前年度より1,644万8,000円、0.6%の増となっております。耳鼻咽喉科医師の常勤化や作業療法導入に伴う職員増も含め、病院職員275名の給料、手当及び法定福利費並びに臨時任用職員67名の賃金などでございます。
 19ページの2目材料費は、11億9,484万7,000円で、前年度より615万3,000円、0.5%の減となっております。
 3目経費は、4億9,230万5,000円で、前年度より2,325万2,000円、4.5%の減となっております。減額の主なものは、出張医師報酬、修繕料、委託料などでございます。
 21ページをお開き願います。3項1目、看護学院費用、給与費は、6,704万6,000円で、前年度より910万1,000円、15.7%の増となっております。これは、看護教育課程の改正に伴いまして、昨年度より専任教員の増員を図っているところであり、今年度も1名増員するのを含め、職員8名の給与、手当等でございます。
 2目経費は、3,052万7,000円で、前年度より170万7,000円の減となっております。
 23ページをお開き願います。資本的収入及び支出についてでございます。初めに、収入について、主なものを申し上げます。1款1項企業債1億3,600万円は、医療機器の整備事業債及びエレベーター改修等附帯施設整備事業債であります。
 2項出資金1億1,161万7,000円及び3項負担金200万円は、一般会計からの出資金、負担金でございます。
 次のページをお開き願います。支出について、主なものを申し上げます。1款1項1目工事請負費2,790万円は、説明欄の事業を含め、7工事の院舎内外整備に要する経費でございます。
 2目資産購入費1億3,873万9,000円は、起債対象医療機器が1億2,000万円、起債対象外医療機器、3品目で1,384万円、作業療法導入に伴う治療機材489万9,000円でございます。
 2項1目企業債償還金1億4,962万1,000円は、病院施設設備改修、医師住宅の整備、医療機器整備などに係る企業債元金償還であります。
 以上、病院事業会計の予算についてご説明させていただきましたが、ご審議の上、原案にご賛同賜りますようよろしくお願い申し上げます。

〇大塚委員長 これで平成12年度深川市各会計予算12件の説明を終わります。
 お諮りします。本日の委員会はこれで延会したいと思いますが、異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

 異議なしと認め、よって本日の委員会はこれで延会することに決定しました。
 なお、次の委員会は3月16日午前10時から開きます。

(午後 3時02分 延 会)


[議事日程][目次]