予算審査特別委員会記録　（第１号）

〇議事日程（第１号）

（午後　１時０４分　開　会）

〇森田事務局次長　それでは、予算審査特別委員長が互選されるまでの間、委員会条例第10条第２項の規定に基づき、年長の委員であります西野委員に臨時の委員長をお願いいたします。
　西野委員、よろしくお願いいたします。

〇西野臨時委員長　ただいまから予算審査特別委員会を開きます。
　年長のゆえをもって、臨時に委員長を務めます。よろしくお願いします。
　委員長の互選を行います。どのような方法により行いますか。

〇山田委員　指名推選でお願いいたします。

〇西野臨時委員長　ただいま山田委員から、委員長互選については指名推選で行う旨の発言がありました。
　お諮りします。委員長の互選の方法については、指名推選で行うことに異議ありませんか。

（「異議なし」と呼ぶ者あり）

　異議なしと認め、委員長の互選の方法は指名推選で行うことに決定しました。
　ご指名願います。

〇山田委員　委員長に北本委員を指名いたします。

〇西野臨時委員長　ただいま山田委員から、委員長に北本委員を指名したい旨の発言がありました。
　お諮りします。委員長には、山田委員から指名のありました北本委員を当選人と定めることに異議ありませんか。

（「異議なし」と呼ぶ者あり）

　異議なしと認め、委員長には北本委員が当選されました。
　委員長の決定により、臨時委員長の職務を終わらせていただきます。

〇北本委員長　委員長就任に当たって、一言ごあいさつを申し上げます。
　図らずも皆様の温かいご高配によりまして、委員長の重責を担うことになりました。この重要な大役、もちろんその器ではございませんが、未熟者であり未経験なことから、大変緊張いたしております。
　ご承知のように、このたびの予算は厳しい財政事情の中での行財政改革初年度と今後の行政の新たな指針を示す大切な予算委員会であり、活発な論議があるものと想定されます。これから選出されます副委員長を初め、構成される理事会と十分協議を進めながら円滑な議事の運営に努めていきたいと考えております。
　未熟ゆえに審議中、不手際もあろうかと思いますが、委員皆様のご指導、ご鞭撻のもとに特段なるご理解とご協力を賜り、成果のある予算審査特別委員会にしていただきますよう心からお願い申し上げます。簡単措辞ではありますが、一言申し上げまして委員長就任に当たりましてのごあいさつとさせていただきます。どうぞよろしくお願いします。
　それでは、副委員長の互選を行います。どのような方法により行いますか。

〇山田委員　指名推選でお願いいたします。

〇北本委員長　ただいま山田委員から、副委員長互選については指名推選で行う旨の発言がありました。
　お諮りします。副委員長の互選の方法については、指名推選で行うことに異議ありませんか。

（「異議なし」と呼ぶ者あり）

　異議なしと認め、副委員長の互選の方法は指名推選で行うことに決定しました。
　ご指名を願います。

〇山田委員　副委員長に八木委員を指名いたします。

〇北本委員長　ただいま山田委員から、副委員長に八木委員を指名したい旨の発言がありました。
　お諮りいたします。副委員長には、山田委員から指名のありました八木委員を当選人と定めることに異議ありませんか。

（「異議なし」と呼ぶ者あり）

　異議なしと認め、副委員長には八木委員が当選されました。
　八木副委員長、自席でごあいさつをお願いいたします。

〇八木副委員長　一言ごあいさつを申し上げます。
　ただいまは、副委員長の重責を指名推選をいただきまして、まことに光栄に存じます。今委員会は、行財政改革最初の年でございまして、非常に身の引き締まる思いをいたしております。もとより非才浅学でございますが、どうぞ委員各位のご指導、ご鞭撻をお願い申し上げ、一言ごあいさつとさせていただきたいと思います。ありがとうございました。

〇北本委員長　次に、予算審査特別委員会理事会の設置についてを議題といたします。
　お諮りいたします。予算審査の円滑な運営を図るため、理事会を設置したいと思いますが、異議ありませんか。

（「異議なし」と呼ぶ者あり）

　異議なしと認め、よって予算審査特別委員会理事会を設置することに決定いたしました。
　次に、予算審査特別委員会理事会理事の選任についてを議題といたします。
　お諮りします。理事の選任につきましては、委員長が指名することにしたいと思いますが、異議ありませんか。

（「異議なし」と呼ぶ者あり）

　異議なしと認め、よって委員長が指名することに決定しました。
　予算審査特別委員会理事会理事に、議会運営委員各位、予算審査特別委員会正副委員長及び正副議長、さらに議会運営委員である北本、八木両委員が予算審査特別委員会の正副委員長に当選されたことに伴い、その後任として長野委員及び田中裕章委員、以上10人を指名します。
　ただいま委員長が指名しました委員10人を予算審査特別委員会理事会理事に選任することに異議ありませんか。

（「異議なし」と呼ぶ者あり）

　異議なしと認め、よってただいま指名しました委員10人が予算審査特別委員会理事会の理事に選任されました。
　暫時休憩します。

（午後　１時１３分　休　憩）

（午後　２時１４分　再　開）

〇北本委員長　休憩前に引き続き委員会を再開いたします。
　議案第１号平成16年度深川市一般会計予算ないし議案第12号平成16年度深川市病院事業会計予算の12件を一括議題とします。
　提出者の説明を求めます。
　初めに、議案第１号平成16年度深川市一般会計予算について、山岸財政課長。

〇山岸財政課長　議案第１号平成16年度深川市一般会計予算についてご説明を申し上げます。
　予算書の１ページをお開きください。第１条で歳入歳出予算の総額をそれぞれ173億4,000万円と定めるものであります。
　第２条で債務を負担する行為をすることができる事項、期間及び限度額を定め、第３条で地方債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法を定めるものであり、第４条で一時借入金の借り入れの最高額を前年度と同額の50億円と定めるものであります。
　次に、新たに第５条で各項に計上した給料、職員手当及び共済費に係る予算額に過不足を生じた場合における同一款内でのこれらの経費の各項の間の流用をできるものと定めるものであります。これにつきましては、平成16年度から職員費を廃款し、各行政費目に職員給与費を計上することにより、一層各行政費目の経費の総額を明らかにしようとすることに対応するものであります。
　次に、歳出予算についてご説明を申し上げます。進みまして、38ページをごらんください。説明は、新規事業及び制度の変更があったものなど、提案させていただきました事業の中から主なものについて申し上げます。
　次の40ページ、41ページをごらんください。２款総務費、１項１目一般管理費、予算額７億2,827万3,000円は、前年度より５億4,974万6,000円の増額でありますが、説明欄11番目、常勤特別職給与及び12番目、一般職給与の合計５億7,212万7,000円の増などによるものであります。また、本目に計上した一般職員給与に係る職員数は記載のとおりとなっております。また、この後の職員給与に係る増減につきましては説明を省略させていただきます。なお、平成16年度予算からは介護保険特別会計、国民健康保険特別会計及び老人医療特別会計についても各特別会計に係る費用をより明確なものとするため、それぞれ職員給与費を計上しております。また、平成16年度一般会計の職員給与費の総額は25億9,594万4,000円となっており、先ほどの３特別会計の職員給与費との合計では26億9,832万2,000円となるものですが、平成15年度予算の14款職員費との比較では１億4,831万6,000円の減少となるものです。
　次に、42ページ、43ページをお開きください。６目市勢振興費、説明欄５番目の国際交流推進は、アボツフォード市公式訪問団派遣委託料477万円、青少年海外派遣事業助成金201万2,000円及び交換留学制度事業助成金100万円を含めてのものでございます。説明欄10番目の企画振興事務は、地球の森プロジェクト事業に対する補助金900万円を含めてのものでありますが、平成14年度からの５年間の継続事業としての取り組みを予定しておりました本事業につきましては、平成16年度より新たに水力発電施設周辺地域交付金の対象事業となりますことから、道補助金450万円を充て、新年度で事業完了の予定のものであります。説明欄13番目、地域新エネルギービジョン策定800万円は、新エネルギー産業技術総合開発機構から事業費全額の支援を受けて実施するものでありますが、地域にあるエネルギー資源の調査を行うものであります。
　次に、46ページ、47ページをごらんください。10目交通安全及び市民活動費、説明欄５番目の交通安全施設整備510万円は、市道深中通線の歩道造成と警戒標識等の整備を図るものであります。説明欄10番目の地域活動推進事業29万3,000円は、市民と協働したまちづくりを推進するため、講演会開催などにより自主的なまちづくりをしていく市民意識の高揚を図ろうとするものであります。
　11目行政推進費は、前年度比較429万7,000円の増額ですが、地区集会施設設置補助金の増などによるものであります。
　次に、50ページ、51ページをお開きください。19目情報化推進費、説明欄４番目、地域ＩＴ実践サポート事業1,166万円は、緊急地域雇用創出特別交付金で取り組む事業でありますが、市民のＩＴ実践をサポートする体制を確立するため、ＩＴ技術者の養成、確保を図るものであります。７番目、セキュリティーポリシー管理運営189万1,000円は、実施手順策定及びセキュリティー監査支援業務委託費などであります。８番目、電子自治体推進事業513万8,000円は、システム開発費の大幅な低減のため、共同利用型電子自治体を目指す北海道電子自治体共同運営協議会に対する開発委託料などであります。
　次に、64ページ、65ページをお開きください。３款民生費、１項１目社会福祉総務費、説明欄３番目、特定疾病患者見舞金支給60万円は、認定年度のみの支給に変更するものであります。９番目の地域福祉計画策定125万5,000円は、平成16年度から２年間で計画策定に取り組むものですが、市民による策定委員会の設置及び意識調査などを実施するものであります。
　２目身体障害者福祉費、説明欄の１番目、身体障害者福祉事務には北海道身体障害者冬季スポーツ大会開催補助金183万3,000円を含むものであります。４番目、福祉電話設置では、今後におきましては設置費のみの支援とし、電話料助成については半年の経過期間の後、廃止しようとするものであります。
　次に、66ページ、67ページをお開きください。３目老人福祉費、説明欄の５番目、老人福祉電話等設置事業43万5,000円は、これにつきましても今後におきましては設置費のみの支援とし、電話料助成については半年の経過期間の後、廃止しようとするものであります。６番目、緊急通報システム整備889万円は、緊急システムセンター受信装置更新に伴う整備費用深川市負担分351万8,000円を含むものであり、また平成16年度より端末装置の取りつけ費用については自己負担をいただこうとするものであります。14番、老人市内バス利用助成事業105万7,000円は、75歳以上の遠隔地に居住する老人を対象にバス回数券を交付するものですが、予算参考資料の18ページに資料を掲載してございます。16番、金婚祝福事業66万5,000円は、費用の一部について参加者にご負担をいただき開催するものであります。28番、高齢者福祉施設整備9,022万5,000円は、社会福祉法人北海道中央病院が整備するケアハウス等の高齢者福祉施設に対し、過疎債を活用し補助するものであります。29番目、社会福祉協議会事業1,604万円は、長寿祝金事業及び敬老会開催事業を見直し、社会福祉協議会が進める新たな地域福祉活動推進事業を支援するものですが、地域福祉計画策定と連携した地域福祉活動実践計画の策定に必要な学習事業などの基盤づくり事業と地域福祉事業の先導的な事業などの実施を奨励支援するものであります。32番、人にやさしい住まいづくり奨励事業250万円は、在宅の高齢者等の自立を支援することなどのために住宅を改造しようとする市民に奨励金を交付するものでありますが、平成16年度からは融雪施設については融資制度の活用をいただくものです。35番、介護相談員派遣事業13万円は、利用者と介護サービス事業者との円滑なコミュニケーションを促す役目を果たす介護相談員を新たに設置し、介護サービス事業所へ派遣するものですが、介護サービス利用者の相談に応じ、利用者の疑問、不安解消などを図ろうとするものであります。36番、ＩＡＤＬ（日常生活関連動作）訓練事業116万7,000円は、給食サービス利用者などの日常生活の自立と向上に向け、食生活に係る訓練等を実施するものであります。
　５目知的障害者福祉費、説明欄の４番目、知的障害者施設支援費等２億1,816万2,000円につきましては、予算参考資料の20ページ、21ページに資料を掲載しております。
　次に、70ページ、71ページをお開きください。２項１目児童福祉総務費、説明欄の１番目、児童手当支給9,072万8,000円は、支給対象者が就学前児童から小学校３年生までを養育する者に拡大されましたことから、予算額も前年度より増額となっているものであります。３番目、災害遺児手当支給14万4,000円は、平成16年度から現受給者への経過措置を設け制度を廃止しようとするものであります。13番目、次世代育成支援対策行動計画策定事業245万2,000円は、平成15年度に実施したアンケート調査の結果、分析をもとに計画策定を行うものであります。
　２目母子福祉費、説明欄の５番目、母子家庭自立支援給付金支給事業198万4,000円は、母子家庭の母の就業をより効果的に促進し、母子家庭の自立を支援しようとするものであります。
　次に、74ページ、75ページをお開きください。３項２目扶助費９億6,000万円につきましては、予算参考資料の22ページに資料を掲載してございます。
　次に、82ページ、83ページをお開きください。４款衛生費、１項３目環境衛生費、説明欄７番目、自家用水道施設整備事業570万円は、内園第一水道組合が実施する自家用水道施設の改修工事に対する補助金であります。
　次に、88ページ、89ページをお開きください。２項２目塵芥処理費、説明欄５番目、リサイクルプラザ維持管理4,733万4,000円は、本年７月からの供用開始による施設管理費であります。
　次に、90ページ、91ページをお開きください。３項１目病院費、説明欄12番目、新病院維持管理経費1,000万円は、新病院完成後の維持管理費につきましては収益の生じない費用となりますことから、その一部を補助するものであります。
　次に、102ページ、103ページをお開きください。６款農林水産業費、１項４目農業振興費、説明欄９番目、中山間地域等直接支払推進事業１億1,293万5,000円は、農業生産条件の不利を補正するための交付金ですが、対象農用地約532ヘクタールを見込むものであります。17番目、農業経営安定化事業3,500万円は、きたそらち農業協同組合が取り組む米の食味向上のための栽培技術の確立対策などに対して補助するものであります。
　次に、104ページ、105ページをお開きください。８目農業農村整備費、説明欄４番目、ふるさと農道緊急整備事業800万円は、一已、北三地区、市道若林線140メートルの改良舗装を実施するものであります。11番目、道営農業農村整備事業4,088万5,000円は、向東地区ほか３地区において道路改良舗装２路線及び明渠排水整備を実施するものですが、位置図等につきましては予算参考資料の36ページから37ページに掲載してございます。12番目、道営農道整備特別対策事業3,250万円は、市道納内７丁目線350メートルの道路改良舗装を実施するものです。13番目、食料・環境基盤緊急確立対策事業２億4,040万3,000円は、道営事業として13地区、事業費20億2,717万5,000円として実施されるものですが、農家負担の軽減を図るため事業費の一部を市が負担するものであります。
　次に、108ページ、109ページをお開きください。２項２目林業振興費、説明欄12番目、森林整備地域活動支援交付金事業4,536万円は、適切な森林整備の促進を図るため森林所有者等による計画的かつ一体的な森林施業の実施に不可欠な活動を確保しようとするものですが、森林面積4,500ヘクタールを対象とするものであります。
　次に、110ページ、111ページをお開きください。７款商工費、１項２目商工振興費、説明欄１番目、中小企業支援事業２億9,230万円は、中小企業保証融資預託金8,000万円、中小企業振興資金預託金１億6,000万円などを含めてのものでありますが、中小企業者に対する経営指導、資金融資、利子補給などの支援を図ろうとするものです。６番目の商工振興3,394万9,000円は、深川市工業等開発促進条例に基づき、広里工業団地において生産ラインの増設及び雇用の増加を図る製造業者に対し交付する3,052万円の補助金を含めてのものであります。８番目、中心街花街道事業291万9,000円は、全額緊急地域雇用創出特別対策推進事業交付金により実施するものですが、駅前通りを中心に花を生かした環境づくりに努めようとするものであります。
　３目観光振興費、説明欄３番目、音江山麓周辺整備1,423万2,000円は、同じく緊急地域雇用創出特別対策推進事業交付金により実施するものですが、旧三瓶山スキー場周辺に小果樹、ツツジの植栽及びあずまや、遊歩道、ベンチ等を設置し、自然体験や環境教育などを目的とした整備を行おうとするものであります。
　次に、116ページ、117ページをお開きください。８款土木費、２項２目道路維持費、説明欄５番目の雪寒機械整備5,030万7,000円は、国の補助及び過疎債の活用を予定し、除雪ダンプトラック及び除雪ドーザーをそれぞれ１台更新するものであります。
　次は、３目道路新設改良費についてでありますが、118ページ、119ページをごらんいただきたいと存じます。説明欄１番目の国庫補助事業３億1,992万5,000円は、市道12号線の改良舗装130メートル及び８丁目線ほか２路線の市立総合病院周辺の歩道整備を図るものであります。２番目の地方道路整備臨時交付金事業9,571万円は、市道川１線240メートル及び市道一已９丁目線200メートルの改良舗装工事を実施するものであります。３番目、地方特定道路整備事業9,300万円は、地方債を活用した単独事業でありますが、１番目の国庫補助事業により歩道整備を行います８丁目線及び７丁目線の車道部の整備を実施するものであります。４番目の臨時地方道整備事業１億円は、市道16路線の改良舗装または歩道整備を行うものであります。なお、これらの道路整備事業の位置図につきましては、予算参考資料の38ページから44ページに掲載してございます。
　５目橋梁新設改良費、説明欄の音江川改修事業関連橋梁架替6,480万円は、やくさん橋についてのものであります。
　次に、124ページ、125ページをお開きください。４項２目街路事業費、説明欄の地方道路整備臨時交付金事業3,985万円は、市道山１線の調査測量委託などを実施するものであります。
　３目公園費、説明欄の２番目、石狩川左岸整備事業4,000万円は、平成17年度までを事業期間とし、45ホールのパークゴルフ場を整備しようとするものですが、平成16年度は上流部18ホール及び駐車場の造成などを実施するものであります。なお、事業計画位置図につきましては、予算参考資料の45ページに掲載しております。３番目、石狩川右岸整備事業400万円は、給水施設及び芝生整備を行うものでありますが、事業計画位置図につきましては予算参考資料の46ページに掲載をしてございます。
　次に、126ページ、127ページをお開きください。６目土地区画整理事業費7,974万4,000円は、８カ年計画の初年度として実施設計や換地設計などの調査設計を行うものでありますが、事業計画位置図につきましては予算参考資料の47ページに掲載しております。
　７目駐車場費1,200万円は、駐車場事業の経営の改善に向け、無人による管理システムを行うため、発券機の整備費用等を繰り出すものであります。
　次に、128ページ、129ページをお開きください。５項３目住宅建設費、説明欄１番目のみずほ団地建設２億7,667万4,000円は、耐火構造２階建て、２棟16戸の建設及び駐車場整備等を図るものであります。３番目、ストック総合活用計画530万3,000円は、平成18年度以降、10カ年の整備計画として策定するものであります。
　次に、134ページ、135ページをお開きください。10款教育費、１項３目生涯学習推進費、説明欄３番目、男女共同参画推進事業175万9,000円は、男女共同参画市民懇話会など、男女共同参画計画策定に要するものであります。
　次に、136ページ、137ページをお開きください。４目教育調査振興費、説明欄３番目、深川市心の教室相談員配置122万円は、平成16年度より国の補助制度が廃止となりますので、市独自の取り組みとして実施するものであります。
　次に、140ページ、141ページをお開きください。２項１目学校管理費、説明欄６番目、教育用コンピュータ維持管理2,542万4,000円は、平成15年度に整備した教育用コンピューターの北海道市町村備荒資金組合に対する償還費2,015万6,000円を含めてのものであります。
　２目特殊学級費、説明欄の１番目、特殊学級運営1,003万1,000円は、４人の臨時介助員を配置する経費などであります。
　３目営繕費は、次のページになりますが、説明欄１番目、校舎維持管理等866万8,000円は、北新小学校放送設備改修工事等を含めてのものであります。２番目の納内小学校耐力度調査500万円は、昭和39年度から40年度にかけて建築された校舎、屋内運動場の調査を行うものであります。
　次に、144ページ、145ページをお開きください。３項１目学校管理費、説明欄７番目、教育用コンピュータ維持管理819万8,000円は、北海道市町村備荒資金組合の譲渡事業により中学校用コンピューター機器一式の更新を図るものなどであります。
　次に、148ページ、149ページをお開きください。５項３目給食センター費、説明欄３番目、給食容器等購入104万5,000円は、小学校用の飯わんの更新を図るものであります。５番目の学校米飯給食320万6,000円は、地元産米の消費拡大と給食費父母負担軽減のため、これまでの政府売り渡し米価格の30％の助成に加え、昨年の冷害による米価の高騰分についてもあわせて助成するものです。
　次は、156ページ、157ページをお開きください。７項３目文化奨励費、説明欄６番目、文化交流ホール開館記念事業834万円は、新年度のオープンに際し、イルカコンサート、サーカスコンサート、市民による演劇など、数多くの事業を行うものであります。
　次は、160ページ、161ページをお開きください。８目生きがい文化センター費、説明欄３番目、事業運営269万5,000円は、ふるさとコンサート及び市民映画会などの開催に要する経費を含めてのものであります。
　９目体育振興費、説明欄６番目、ディスタンス（長距離）チャレンジ深川大会150万2,000円は、平成15年度に引き続き実施するものですが、深川市で実施する種目のうち１万メートルは、オリンピックの最終選考レースとして実施するものであります。
　次に、170ページ、171ページをお開きください。12款公債費、１項１目元金27億9,692万3,000円は、平成14年度までの起債借り入れ分に係る元金償還費でありますが、このうち３億8,220万円につきましては平成７年度及び８年度に借り入れた減税補てん債の満期一括償還分でありますが、特定財源の欄に記載されておりますように全額借換債の発行により償還するものであります。
　次に、戻りまして６ページをお開きください。第２表、債務負担行為についてご説明を申し上げます。１行目の農業経営基盤強化資金利子助成から３行目の中小企業者等資金融資特別利子補給までは、それぞれ利子あるいは事業費の助成を記載されております期間について実施するために債務負担行為の設定を図るものであります。４行目の校舎管理業務及び６行目の生きがい文化センター清掃管理業務等は、平成17年度当初からの業務委託を円滑に進めるために、16年度中に契約を行う必要がありますことから設定するものであり、５行目の深川市中学校教育用コンピュータ機器等整備につきましては、歳出でご説明申し上げましたように、平成16年度で整備を図り、その償還期間を平成20年度までにしようとするものであります。
　次に、８ページをごらんください。第３表、地方債についてご説明を申し上げます。平成16年度の地方債借り入れの限度額につきましては、市有林整備事業債ほか12事業債により17億6,030万円と定めるものであります。なお、下から２行目の臨時財政対策債につきましては、地方財政収支に係る地方財源の不足に対処するためのものでありますが、平成15年度当初予算より２億2,400万円の減少と見込むものであります。
　次は、12ページ、13ページをお開きください。歳入予算についてご説明申し上げます。１款市税、１項１目個人、予算額６億4,837万5,000円は、前年度より4,087万5,000円の減少を見込むものでありますが、景気の停滞による給与所得の低下等によるものであります。なお、市税につきましては特別の税目を除き、現年分徴収率を98％として計上しております。また、滞納繰り越し分につきましては、それぞれの実情に応じ、計上してございます。
　次に、14ページ、15ページをごらんください。２款地方譲与税、３項１目所得譲与税、予算額4,500万円は、新設されたものですが、人口割により予算計上を図ったものであります。
　次に、16ページ、17ページをごらんください。８款地方交付税、１項１目地方交付税、予算額68億7,000万円は、前年度より２億6,000万円の減少であります。説明欄１番目、普通交付税につきましては平成15年度交付決定額65億6,750万2,000円より、２番目の特別交付税につきましては15年度当初予算額７億8,000万円より、それぞれ地方財政計画と同様に6.5％の減少と見込み、計上したものであります。
　次に、30ページ、31ページをごらんください。16款繰入金、１項１目基金繰入金、予算額17億4,228万4,000円は、前年度より１億7,157万7,000円の減少でありますが、財源対策として各基金の繰り入れを計上するものです。
　次に、34ページをごらんください。19款市債は、第３表、地方債により説明させていただきましたように、本年度の市債総額は前年度より12億6,410万円の減少となる17億6,030万円の計上となるものです。
　以上で平成16年度深川市一般会計予算についての説明とさせていただきますが、ご審議の上、原案にご賛同賜りますようよろしくお願い申し上げます。

〇北本委員長　次に、議案第２号平成16年度深川市市民交通傷害保障事業特別会計予算について、高桑市民課長。

〇高桑市民課長　議案第２号平成16年度深川市市民交通傷害保障事業特別会計予算についてご説明申し上げます。
　301ページをお開き願います。初めに、１口当たりの保険料ですが、損害率の計算により、平成15年度と同額の480円でございます。
　なお、予算参考資料の54ページに運営状況調べを提出していますので、お目通しをいただきたいと存じます。
　予算内容についてご説明申し上げます。第１条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ1,000万円と定めようとするもので、前年度と同額であります。
　第２条、一時借入金の借り入れ最高額を５万円と定めるものであります。
　以下、歳入歳出についてご説明申し上げますので、310ページをお開き願います。３、歳出、１款１項１目交通傷害保険費は608万3,000円、前年度より１万7,000円の増であります。節の主なものについてご説明申し上げます。次の311ページをごらんください。８節報償費９万9,000円は、町内会などの加入取りまとめに対する報償費で、取りまとめ保険料の２％となっています。次に、12節役務費549万1,000円は、保険会社に納める深川市民の保険料であります。
　次に、312ページをお開きください。２款１項１目交通傷害保険受託費は386万6,000円、前年度より６万4,000円の減であります。節の主なものについてご説明いたします。次の313ページをごらんください。12節役務費353万7,000円は、５町からの受託保険料で保険会社に納めるものであります。19節負担金補助及び交付金14万円は、受託保険料取り扱い手数料収入の２分の１を受託町へ交付するものです。
　次に、歳入についてご説明申し上げますので、308ページをお開き願います。２、歳入、１款１項１目保険料902万8,000円は、深川市と受託５町合わせての保険料収入で、37％の加入率を見込んだものであります。
　２款１項１目委託金71万円は、保険料に対する事務取扱費であります。
　以上で予算の説明を終わらせていただきますが、よろしくご審議を賜りまして、原案にご賛同くださいますようお願い申し上げます。

〇北本委員長　次に、議案第３号平成16年度深川市介護保険特別会計予算について、椎名健康福祉課主幹。

〇椎名健康福祉課主幹　議案第３号平成16年度深川市介護保険特別会計予算についてご説明申し上げます。
　318ページをお開き願います。第１条で歳入歳出予算の総額をそれぞれ18億7,270万円に定めるものであります。
　第２条で一時借入金の最高額を３億円に定めるものであります。
　第３条の歳出予算の流用につきましては、保険給付費の各項に計上した予算額に過不足を生じた場合における同一款内でのこれらの経費の各項の間の流用について定めるものであります。
　初めに、歳出からご説明申し上げます。329ページをお開き願います。３、歳出、１款１項１目一般管理費は4,760万5,000円であり、平成15年度と比較して3,809万2,000円の増額となる主な理由は、人件費負担の明確化を図るため、担当職員給与費を特別会計に編入し、計上したためであります。職員給与の詳細につきましては、349ページ以降に記載しております。
　２目趣旨普及費は69万9,000円であり、減額の理由は制度周知等に要する諸経費の減によるものであります。
　次のページをお開き願います。１款２項１目賦課徴収費は523万4,000円であり、減額の主な理由は介護保険料の賦課徴収事務に要する諸経費の減少によるものであります。
　次のページをお開き願います。１款３項１目介護認定審査会費は1,086万4,000円であり、減額の主な理由は認定審査会開催に要する諸経費の減少によるものであります。
　２目要介護認定事務費は1,187万2,000円であり、減額の主な理由は臨時職員賃金等人件費の減少によるものであります。
　次のページをお開き願います。２款１項介護サービス等諸費は、要支援から要介護度５までの認定を受けた方が居宅サービスもしくは施設サービスを利用したときの給付費用などであり、内訳としまして１目居宅介護等サービス給付費から６目審査支払手数料までとなっております。合計17億7,186万5,000円であり、前年度と比較して6,634万3,000円の増額とした主な理由は、平成16年度の保険給付費につきましては、介護保険事業計画のサービス量見込み等に基づき積算するとともに、高齢者人口の伸びによる利用対象者数の伸び率等を勘案して、全体として対前年度比約４％増と見込んだことによるものであります。
　次のページをお開き願います。２款２項１目高額介護等サービス費は2,117万8,000円であり、増額の主な理由は施設サービス等における高額介護等サービス費受給対象者の増を見込んでのものであります。
　次のページをお開き願います。３款１項１目財政安定化基金拠出金179万2,000円は、前年度と同額となっておりますが、介護保険財政の安定化を図るため、北海道に設置されております財政安定化基金に標準給付費見込額の0.1％を拠出するものであります。
　次のページをお開き願います。４款１項１目基金積立金は40万4,000円であり、減額の理由は平成16年度は介護保険事業計画期間の中間年に当たり、保険料剰余金の積み立てが見込めないことから、前年度対比571万円の減少となるものであります。
　５款公債費、６款諸支出金につきましては、説明を省略させていただきます。
　戻りまして、325ページをお開き願います。歳入であります。２、歳入、１款１項１目第１号被保険者保険料２億7,803万円は、現年度分予定保険料収納率を99.65％と設定して求めた保険料収納額であります。なお、平成15年度と比較して503万4,000円の増額になっておりますのは、第１号被保険者数の増加によるものであります。
　２款１項１目認定審査会負担金706万7,000円は、介護認定審査会の共同設置に伴う北空知５町からの負担金であります。
　３款１項１目介護給付費負担金３億5,860万9,000円は、保険給付費の20％に当たる国庫負担金であります。
　２項１目調整交付金１億2,497万5,000円は、本市が全国平均と比べ75歳以上の後期高齢者の加入割合が高いこと、また市民税非課税世帯の割合が高いことなどから、一定の方式に基づき国から交付されるものであり、本年度保険給付費の約6.97％を見込んでおります。
　２目事務費交付金については、平成16年度国庫補助負担金の一般財源化により介護保険事務費交付金が廃止されることから、対前年度比806万8,000円の減額となるものでございます。
　４款１項１目介護給付費交付金５億7,377万4,000円は、保険給付費の32％に当たる第２号被保険者の保険料負担であり、社会保険診療報酬支払基金から交付されるものであります。
　５款１項１目介護給付費負担金２億2,413万1,000円は、保険給付費の12.5％に当たる道負担金であります。
　６款１項１目利子及び配当金40万4,000円は、介護保険準備基金に係る運用利子であります。
　次のページをお開き願います。７款１項１目一般会計繰入金２億9,141万7,000円は、説明欄の１、保険給付費の12.5％に当たる市負担金及び説明欄２の総務費などに対する一般会計からの繰入金であります。
　２項１目基金繰入金1,380万3,000円は、平成15年度から平成17年度までの３年次にわたり第１号被保険者の保険料負担の維持軽減を図るため、２年次目の財源として1,166万8,000円を、また在宅サービスの利用促進を図るため、２年次目の在宅サービス利用体験事業等を行う財源として213万5,000円をそれぞれ介護保険準備基金から繰り入れするものであります。
　８款繰越金及び９款雑収入につきましては、説明を省略させていただきます。
　以上で平成16年度深川市介護保険特別会計予算の説明を終わらせていただきます。原案にご賛同賜りますようよろしくお願い申し上げます。

〇北本委員長　次に、議案第４号平成16年度深川市国民健康保険特別会計予算及び議案第５号平成16年度深川市老人医療特別会計予算の２件について、加藤保険年金課長。

〇加藤保険年金課長　357ページをお開き願います。議案第４号平成16年度深川市国民健康保険特別会計予算についてご説明申し上げます。
　提案いたしました国民健康保険特別会計予算は、第１条で歳入歳出予算の総額を28億6,000万円に定めようとするものであります。前年度と比較して6,000万円の増となっております。
　第２条で一時借入金の借り入れの最高額を前年度と同額の８億円に定めようとするものであります。
　歳出からご説明いたしますので、370ページをお開き願います。３、歳出でありますが、説明につきましては前年度と比較して各目で増減の大きなものについて説明してまいります。
　１款１項１目一般管理費5,984万7,000円の増は、新たに職員給与に係る経費等を計上したことによるものであります。
　次に、372ページをお開き願います。２項１目賦課徴収費168万1,000円の減は、電算システム経費等の減少によるものであります。
　２目納税奨励費243万円の減は、納税貯蓄組合補助金の取り扱い税額の減少と補助率の低減によるものであります。
　次に、378ページお開き願います。２款１項１目一般被保険者療養給付費4,441万6,000円の増、２目退職被保険者等療養給付費2,722万1,000円の増は、平成14年10月から健康保険法の改正により、70歳から74歳までの高齢者が国保の被保険者に順次組み込まれたこと等による医療費の増加を見込んだものであります。
　次に、380ページをお開き願います。２項２目退職被保険者等高額療養費1,930万4,000円の増は、退職被保険者の増加による高額療養費の増加を見込んだものであります。
　386ページをお開き願います。３款１項１目老人保健医療費拠出金9,048万5,000円の減は、平成14年10月からの老人保健制度改正により、受給対象者が70歳から75歳に順次引き上げられたことによるものであります。
　次に、388ページをお開き願います。４款１項１目介護納付金2,331万9,000円の増は、平成16年度概算納付分及び精算調整によるものであります。
　次に、390ページをお開き願います。５款１項１目高額医療費拠出金1,055万7,000円の減は、国保連合会からの決定通知によるものであります。
　次に、歳入についてご説明申し上げます。前に戻りまして、364ページをお開き願います。２、歳入、１款１項１目一般被保険者国民健康保険税8,761万1,000円の減、２目退職被保険者等国民健康保険税819万3,000円の増は、平成15年度確定賦課状況調書で所得推計によるものであります。なお、平成15年度におきまして応能応益割に不均衡を来したことから、賦課割合の平準化を維持し、負担の公平を図るために平成16年度の課税所得金額の推移を見きわめて税率の検討を図ってまいります。
　２款１項２目療養給付費等負担金504万4,000円の減は、老人保健医療費拠出金等の減少によるものであります。
　３目高額医療費共同事業負担金1,090万4,000円の増は、高額医療費拠出金の増加によるものであります。
　２項１目財政調整交付金3,337万円の減は、老人保健医療費拠出金等の減少によるものであります。
　次に、366ページをお開き願います。３款１項１目療養給付費交付金3,935万5,000円の増は、退職被保険者等に係る医療費の増加によるものであります。
　４款１項１目高額医療費共同事業負担金264万円の減は、基準共同事業拠出金の減額により、道の負担分も減となるものであります。
　２項１目国民健康保険財政健全化対策費補助金684万5,000円の減は、道の補助制度の廃止及び補助率の引き下げに伴うものであります。
　５款１項１目共同事業交付金1,445万9,000円の減は、基準共同事業拠出金の減少によるものであります。
　７款１項１目一般会計繰入金1,625万6,000円の減は、財政安定化支援事業分の減と職員給与費分の増との相殺等によるものであります。
　８款１項１目繰越金１億6,821万9,000円の増は、歳入予算財源不足の補てんとして前年度繰越金の一部を増額するものであります。
　以上で国民健康保険特別会計予算の説明を終わります。
　引き続きまして、老人医療特別会計予算についてご説明申し上げます。410ページをお開き願います。議案第５号平成16年度深川市老人医療特別会計予算についてご説明申し上げます。
　第１条で歳入歳出予算の総額を40億5,710万円に定めようとするものであります。前年度に比較しまして４億2,890万円の減となっております。
　第２条で一時借入金の借り入れ最高額を３億円に定めようとするものであります。
　歳出からご説明いたします。421ページをお開き願います。３、歳出、１款１項１目一般管理費409万1,000円の増は、新たに職員給与に係る経費等を計上したことによるものであります。
　次に、423ページをお開き願います。２款１項１目医療給付費４億5,938万5,000円の減は、医療費現物給付の減少によるものであります。
　２目医療費支給費2,568万円の増は、高額医療費の増加によるものであります。
　３目審査支払手数料109万7,000円の増は、レセプト審査件数の増加によるものであります。
　次に、歳入についてご説明いたします。前に戻りまして、417ページをお開き願います。２、歳入、１款１項１目医療費交付金４億2,540万円の減は、医療費の減少によるものであります。
　２目審査支払手数料交付金108万8,000円の増は、レセプト審査件数の増加によるものであります。
　２款１項１目医療費国庫負担金553万7,000円の減、３款１項１目医療費道負担金138万4,000円の減は、いずれも医療費の減少によるものであります。
　４款１項１目一般会計繰入金223万円の増は、職員給与分の増加と医療費の減少との相殺によるものであります。
　以上で２特別会計予算の説明を終わりますが、ご審議の上、原案にご賛同賜りますようよろしくお願い申し上げます。

〇北本委員長　次に、議案第６号平成16年度深川市簡易水道事業特別会計予算及び議案第11号平成16年度深川市水道事業会計予算の２件について、森下水道課長。

〇森下水道課長　議案第６号平成16年度深川市簡易水道事業特別会計予算及び議案第11号平成16年度深川市水道事業会計予算の２件につきましてご説明を申し上げます。
　最初に、議案第６号平成16年度深川市簡易水道事業特別会計予算についてご説明を申し上げます。
　437ページをお開きください。第１条、歳入歳出予算の総額をそれぞれ650万円と定めるものであります。
　第２条、一時借入金につきましては、借り入れの最高額を100万円と定めるものであります。
　歳出よりご説明申し上げます。446ページをお開き願います。３、歳出、１款１項１目一般管理費は240万円であります。うち19節負担金補助及び交付金58万2,000円につきましては、職員給与と共通経費の負担金であります。
　次のページをお開き願います。２項１目新設及び修繕費は300万円で、主なものとして11節需用費87万8,000円は、配水管などの修繕及びメーターの取りかえ費でございます。15節工事請負費200万円は、道路改良に伴う配水管の移設であります。
　次のページをお開き願います。３項１目給水工事費50万円は、新規給水工事に伴います公道工事部分の費用を計上したものでございます。
　次に、歳入についてご説明を申し上げますので、戻りまして444ページをお開きください。２、歳入、１款２項１目給水工事負担金50万1,000円は、先ほど歳出でご説明いたしました給水工事費の負担金であります。
　２款１項１目水道使用料192万1,000円は、前年度実績より65戸を見込み、計上いたしたものでございます。
　３款１項１目一般会計繰入金、説明欄の２、建設改良22万4,000円は、繰り出し基準に基づき、国庫補助事業の起債償還額の２分の１について一般会計より繰り入れを受けるものでございます。
　以上で簡易水道事業特別会計予算の説明を終わらせていただきます。
　次に、別冊、深川市水道事業会計予算につきましてご説明をさせていただきます。議案第11号平成16年度深川市水道事業会計予算についてご説明を申し上げます。
　１ページをお開き願います。第２条、業務の予定量は、給水戸数１万300戸、年間総給水量270万立方メートル、１日平均給水量7,397立方メートルを予定してございます。
　第３条、収益的収入及び支出の予定額は、収入８億3,730万円、支出９億260万円と定めるものであります。
　２ページをお開き願います。第４条、資本的収入及び支出であります。収入3,260万円、支出１億2,450万円とし、収入が支出に対し不足する額9,190万円は、当年度消費税及び地方消費税資本的収支調整額55万1,000円及び過年度分損益勘定留保資金9,134万9,000円で補てんするものであります。
　第５条、一時借入金の限度額は、１億円と定めるものであります。
　第６条、議会の議決を経なければ流用することができない経費は、職員給与費8,209万6,000円、交際費25万円であります。
　第７条、他会計からの補助金は、一般会計より１億3,699万2,000円の補助を受けようとするものであります。
　第８条、たな卸資産購入限度額を823万4,000円とするものであります。
　14ページをお開きください。事業会計予算説明書でございます。最初に、収益的収入及び支出についてご説明いたします。
　主な収入について申し上げます。１款１項１目給水収益は６億1,850万円で、内訳は備考欄のとおりでございます。
　２目受託工事収益の給水工事収益1,710万円は、新規給水に対する負担金収入であります。なお、同額を支出の給水工事費で計上いたしております。同目、その他受託工事収益4,610万円は、公共事業に関連します配水管等の移設工事に伴う補償金であります。
　２項２目他会計補助金のうち一般会計補助金は、先ほど予算第７条でも申し上げましたが、１億3,699万2,000円で、内訳は備考欄のとおりでございます。
　次のページをお開きください。支出について主なものを申し上げます。１款１項１目原水及び浄水費の４行目、受水費３億9,902万8,000円は、北空知広域水道企業団より購入で、受水量は270万立方メートルを計上してございます。
　１項２目配水及び給水費の節、修繕費、下から３行目でございます。7,395万円は、配水管等の修繕のほか、各戸量水メーターの定期取りかえ費も含んだ額でございます。
　次のページ、16ページでございます。１項３目受託工事費の節、その他受託工事費7,000万円は、収入で申し上げました公共事業関連の配水管移設工事に伴う15件を計上いたしたものでございます。
　同項５目職員費につきましては、部長職を含め11名で計上いたしております。
　次に、18ページをお開きください。資本的収入及び支出についてご説明をさせていただきます。
　初めに、収入について申し上げます。収入総額3,260万円で、対前年比１億2,930万円の減額であります。減額理由といたしまして、石綿セメント管更新事業及び開進、達布地区の配水管布設事業が平成15年度にともに完了したことによるものであります。
　１款１項１目出資金2,958万9,000円、内訳は備考欄に記載のとおりでございます。
　２項１目負担金300万円は、消防組合負担金で消火栓新設３カ所を計上してございます。
　次に、支出の説明を申し上げます。支出総額１億2,450万円、対前年比１億2,720万円の減額であります。減額理由は、収入の説明と同じでございます。
　１款１項１目配水管布設費1,000万円は、市道稲穂西３条線のほか、新規給水工事に対応するものであります。
　以上で２会計の説明を終わらせていただきますが、ご審議の上、原案にご賛同賜りますようよろしくお願い申し上げます。

〇北本委員長　次に、議案第７号平成16年度深川市農業集落排水事業特別会計予算及び議案第９号平成16年度深川市下水道事業特別会計予算の２件について、小林下水道課長。

〇小林下水道課長　457ページをお開き願います。議案第７号平成16年度深川市農業集落排水事業特別会計予算につきましてご説明を申し上げます。
　第１条で歳入歳出の総額をそれぞれ１億9,000万円と定めるものであります。
　第２条、債務負担行為及び第３条の地方債につきましては、後ほどご説明を申し上げます。
　第４条、一時借入金につきましては、借り入れの最高額を１億円と定めるものであります。
　歳出からご説明申し上げますので、468ページをお開き願います。３、歳出、１款１項１目一般管理費、説明欄の２、下水道事業特別会計繰出金1,546万1,000円は、職員給与費及び使用料徴収委託料の本会計負担分を下水道事業特別会計へ繰り出しするものであります。
　次のページをお開き願います。２款１項１目農業集落排水施設維持管理費、前年比371万1,000円の減は、処理場、ポンプ場、管渠それぞれの維持管理費全般の見直しによります経費の節減によるものであります。
　次のページをお開き願います。３款１項３目個別排水処理施設整備費、前年比4,396万3,000円の減は、合併処理浄化槽の設置予定基数の減によるものであります。
　戻りまして、460ページをお開き願います。第２表、債務負担行為につきましては、水洗便所改造等資金融資によります金融機関に対する損失補償として農業集落排水事業については300万円を、個別排水処理施設整備事業については1,350万円を限度として補償するものであります。
　第３表、地方債につきましては、個別排水処理施設整備事業債の限度額を2,770万円とするものであります。
　464ページをお開き願います。２、歳入、１款１項１目農業集落排水事業費分担金、前年比1,487万2,000円の減は、多度志地区の５年間の賦課期間が前年度に終了したことによるものであります。
　３款１項１目一般会計繰入金、前年比1,800万円の増は、多度志地区の賦課期間終了に伴います分担金の減及び公債費の増が主なものであります。
　次のページをお開き願います。６款１項１目個別排水処理施設整備事業債、前年比3,960万円の減は、合併処理浄化槽の設置予定基数の減によるものであります。
　以上で農業集落排水事業特別会計予算の説明を終わらせていただきます。
　次に、下水道事業特別会計予算につきましてご説明申し上げますので、500ページをお開き願います。議案第９号平成16年度深川市下水道事業特別会計予算につきましてご説明を申し上げます。
　第１条で歳入歳出の総額をそれぞれ10億5,840万円と定めるものであります。
　第２条、債務負担行為及び第３条の地方債につきましては、後ほどご説明を申し上げます。
　第４条、一時借入金につきましては、借り入れの最高額を５億円と定めるものであります。
　511ページをお開き願います。３、歳出、１款１項２目施設維持管理費、前年比1,642万8,000円の減は、光熱水費など経費の節減及び処理場の委託業務内容の見直しによります委託料の減によるものであります。
　次のページをお開き願います。４目下水道建設費、前年比１億219万5,000円の減は、景気対策として工事の早期発注のため、昨年第４回定例会で補正予算の議決をいただきました事業費１億円の前倒しによります減が主なものであります。新年度事業費は、補助事業で１億9,316万円、起債単独事業で1,458万円、準単独事業で742万5,000円、総額２億1,516万5,000円により整備をしようとするものであります。補助事業の工事名、施工箇所等につきましては、予算参考資料の57ページ及び58ページをごらんください。
　517ページをお開き願います。３款１項１目職員給与費、前年比864万4,000円の減は、給与改定及び人事異動によるものであります。詳細につきましては、523ページ以降に記載をいたしております。
　戻りまして、503ページをお開き願います。第２表、債務負担行為につきましては、水洗便所改造等資金融資によります金融機関に対する損失補償として3,975万円を限度として補償するものであります。
　第３表、地方債につきましては、下水道事業債の限度額を１億10万円とするものであります。
　507ページをお開き願います。２、歳入、１款１項１目下水道事業費分担金、前年比808万8,000円、２項１目下水道事業費負担金、前年比661万5,000円の増は、下水道整備によります賦課区域の拡大によるものであります。
　２款１項１目下水道使用料につきましては、使用水量の増を見込み、前年比3,750万2,000円を増額し、計上いたしております。
　４款１項１目一般会計繰入金、前年比9,200万円の減は、歳入では受益者負担金、分担金及び下水道使用料の増額、歳出では委託業務見直しによります維持管理費の減、補助事業費の減額によります一般財源の減及び給与改定によります職員給与費の減などが主なものであります。
　以上で２会計の説明を終わりますが、ご審議の上、原案にご賛同賜りますようよろしくお願い申し上げます。

〇北本委員長　次に、議案第８号平成16年度深川市地方卸売市場特別会計予算について、広上商工労政課長。

〇広上商工労政課長　議案第８号平成16年度深川市地方卸売市場特別会計予算について説明申し上げます。
　483ページをお開き願います。第１条で歳入歳出予算の総額を昨年度より60万円減の1,720万円と定めるものであります。
　第２条で一時借入金の借り入れ最高額を1,000万円と定めるものであります。
　歳出から説明いたします。492ページをお開き願います。３、歳出、１款１項１目市場管理費は、昨年度より49万3,000円減の1,337万7,000円であります。主なものは、11節需用費の中で施設維持210万円を見込んでおります。13節委託料127万3,000円は、冷凍施設保守点検などの設備点検費用であります。14節使用料及び賃借料964万9,000円は、土地、建物や市場施設などの借上料であります。
　494ページをお開き願います。２款１項１目元金323万5,000円は、昭和55年度に借り入れをした市債の元金償還分であります。
　２目利子48万9,000円は、市債の償還利子44万5,000円と一時借入金の利子４万4,000円の合計であります。
　次に、歳入を説明いたします。戻りまして、490ページをお開き願います。２、歳入、１款１項１目市場使用料1,023万円は、売り上げ額を17億500万円と見込み、使用料率1,000分の６を乗じたものであります。
　２款１項１目一般会計繰入金696万9,000円は、市場会計の経営健全化を図るため、市債償還元金323万5,000円の２分の１、161万7,000円と市場管理費1,337万7,000円の40％、535万2,000円を合計したものであります。
　以上で説明を終わりますが、ご審議の上、原案にご賛同賜りますようお願いいたします。

〇北本委員長　次に、議案第10号平成16年度深川市駐車場事業特別会計予算について、村端都市計画課長。

〇村端都市計画課長　532ページをお開き願います。議案第10号平成16年度深川市駐車場事業特別会計予算についてご説明申し上げます。
　歳入歳出予算につきましては、第１条で前年度より780万円増額し、予算の総額を2,020万円に定めるものであります。
　第２条では、一時借入金の最高額を1,000万円に定めるものであります。
　それでは、歳出からご説明申し上げますので、541ページをお開き願います。主な歳出につきましてご説明申し上げます。３、歳出、１款１項１目駐車場管理費1,989万6,000円は、経営改善を図るため駐車場管理システム機器を導入した無人による管理にしようとすることから、委託料の減額と機械の購入及び工事費等の増額を相殺し、前年より775万1,000円増額するものであります。
　次に、歳入につきましてご説明申し上げます。戻りまして、539ページをお開き願います。主な歳入についてご説明申し上げます。２、歳入、１款１項１目駐車場使用料814万2,000円は、近年の利用台数を考慮し、前年度より423万7,000円減額するものであります。
　２款１項１目一般会計繰入金1,200万円につきましては、先ほど歳出でご説明申し上げました機器導入等に伴う経費を一般会計から繰り入れしようとするものであります。
　以上で説明を終わりますが、原案にご賛同賜りますようよろしくお願い申し上げます。

〇北本委員長　次に、議案第12号平成16年度深川市病院事業会計予算について、佐藤総合病院管理課長。

〇佐藤総合病院管理課長　別冊予算書の１ページをお開き願います。議案第12号平成16年度深川市病院事業会計予算についてご説明申し上げます。
　初めに、予算本文について申し上げます。第２条、業務の予定量は、病床数は301床、年間患者数、入院で９万6,360人、外来は21万6,270人、１日平均患者数は入院で264人、外来は890人といずれも前年度を下回る予定量としています。主要な建設改良事業は、病院改築５カ年計画の４年次の事業としまして41億8,334万円、現病院及び新病院の医療機器整備事業に７億1,642万7,000円、病院改築に伴う市立高等看護学院改修事業に5,500万円、オーダリングシステムを核とした院内情報システム整備事業に３億924万8,000円ほか１事業でございます。
　第３条、収益的収入及び支出の予定額は、収入支出それぞれを前年度より１億3,350万円減の43億8,570万円としてございます。
　次の２ページをお開き願います。第４条、資本的収入及び支出の予定額は、収入を54億2,830万円に、支出を55億5,620万円とし、収入が支出に対して不足する額１億2,790万円は損益勘定留保資金で補てんするものでございます。
　第５条、債務負担行為は、新病院への移転、開院に向けまして、その移転業務について平成16年度より手がける必要性から、また医療機器は開院時まで必要な機器整備が図られるよう記載のとおりそれぞれ定めるものでございます。
　第６条、企業債は、病院改築事業債に38億8,300万円のほか記載の４件、合計49億1,850万円でございます。
　３ページの第７条、一時借入金の限度額は、病院改築事業費、医療機器整備事業費を勘案しまして、前年度より９億円増の51億円としてございます。
　第８条、議会の議決を経なければ流用することのできない経費は、市立総合病院並びに市立高等看護学院の職員給与費合わせて26億7,071万4,000円並びに病院長、看護学院長の交際費188万円であります。
　第９条、他会計からの補助金は、共済組合追加費用補助金など収益的収支で５項目、8,271万円について一般会計から補助を受けるものでございます。
　第10条、たな卸資産購入限度額は、７億2,845万7,000円とするものでございます。
　進みまして、18ページをお開き願います。予算説明書、収益的収入及び支出について、初めに収入から主なものを申し上げます。１款１項１目入院収益は、収入単価を前年度より545円減の２万8,350円を予定し、27億3,180万6,000円を見込んでございます。
　２目外来収益は、収入単価を前年度より200円増の5,800円を予定し、12億5,436万6,000円を見込んでございます。
　３目その他医業収益は１億6,742万8,000円、１款２項医業外収益は１億3,294万4,000円とし、その内容は説明欄のとおりでございます。
　次のページをお開き願います。１款３項看護学院収益は9,425万2,000円でございます。なお、平成15年１月に施行した授業料等の改定に伴い、２目授業料収益について増加をしてございます。
　次に、支出について主なものを申し上げます。１款１項１目給与費は、期末、勤勉手当等の制度改正により、前年度より5,130万7,000円減の26億7,662万4,000円としています。職員１人増の273人、臨時職員は２人減の61人となり、これら職員の給料、手当、賃金及び福利費でございます。
　20ページの２目材料費は、患者数減少による薬品使用料の減など８億3,340万2,000円としています。
　３目経費は、新病院完成引き渡し後の維持管理諸経費を含めまして５億6,274万2,000円としてございます。
　22ページの１款３項看護学院費用は、前段収益で説明申し上げた額と同額でございますが、給与費、経費とも病院職員と同じような形で昨年より減少してございます。
　24ページをお開き願います。資本的収入及び支出について、初めに収入から主なものを申し上げます。１款１項企業債49億1,850万円は、本文第６条で説明申し上げたものでございます。
　１款２項補助金は、病院改築に当たりまして病院改築整備補助として２億8,392万2,000円、医療機器整備補助に1,400万円、学院改修事業に2,543万8,000円、それぞれ北海道より補助を受けるものでございます。
　１款３項出資金１億1,471万9,000円及び１款４項負担金6,542万7,000円は、一般会計からの出資金、負担金でございます。負担金は、改築に係る企業債償還利子が主なものでございます。
　１款５項固定資産売却代金629万2,000円は、医師住宅用地を売却しようとするものでございます。
　25ページをお開き願います。支出について主なものを申し上げます。１款１項１目病院改築費は、改築推進室正職員７人、臨時職員１人を配置し、これらの人件費及び事務費に7,537万7,000円、建設工事費に40億7,645万円、工事管理委託費3,151万3,000円の合わせて41億8,334万円でございます。
　２目工事請負費、３目資産購入費、４目委託料につきましては、予算本文第２条、主要な建設改良事業として説明申し上げたとおりでございます。
　５目建設利息は、前年度より7,304万5,000円増の9,815万4,000円としています。これは、建設工事に係る一時借入金並びに企業債償還利息でございます。
　１款２項企業債償還金は、病院及び看護学院の施設整備改修、医師住宅整備、医療機器整備に係る企業債元金償還金１億7,192万3,000円でございます。
　１款３項修学資金貸付金は、授業料等の改定に合わせまして貸付金の増額をしたことにより、前年度より864万円増の1,824万円としてございます。
　以上、ご説明させていただきましたが、原案にご賛同賜りますようよろしくお願い申し上げます。

〇北本委員長　これで平成16年度深川市各会計予算12件の説明を終わります。
　お諮りします。本日の委員会はこれで延会したいと思いますが、異議ありませんか。

（「異議なし」と呼ぶ者あり）

　異議なしと認め、よって本日の委員会はこれで延会することに決定いたしました。
　なお、次の委員会は３月17日午前10時から開きます。

（午後　３時５１分　延　会）