平成17年 第1回
深川市議会定例会会議録 (第6号)
(午前10時00分 開 議)
〇議長(川中 裕君) これより本日の会議を開きます。
〇議長(川中 裕君) 事務局長から諸般の報告を申し上げます。
〇議会事務局長(荒川 満君) 初めに、総務文教常任委員長から議案5件、社会民生常任委員長から議案1件、経済建設常任委員長から議案7件、予算審査特別委員長から議案13件の審査結果の報告がありました。
次に、東出議員外から決議案1件及び意見案8件、市長から議案3件の提出がありました。
次に、市長から株式会社深川振興公社の第42事業年度の事業計画に関する書類の提出及び監査委員から1月分に関する例月出納検査結果報告の提出がありましたので、お手元に配付をしております。
次に、第1回定例会6日目の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。
報告を終わります。
〇議長(川中 裕君) 日程第1 委員会報告第3号議案第16号深川市部設置条例の一部を改正する条例について及び議案第17号深川市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例について、議案第26号深川市コミュニティセンター条例の一部を改正する条例についてないし議案第28号深川市桜山パークゴルフ場条例についての5件を議題とします。
本件について委員長の報告を求めます。
岡部総務文教常任委員長。
〇総務文教常任委員長(岡部誠二君)〔登壇〕 ただいま議題となりました議案第16号深川市部設置条例の一部を改正する条例について及び議案第17号深川市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例について、議案第26号深川市コミュニティセンター条例の一部を改正する条例についてないし議案第28号深川市桜山パークゴルフ場条例についての5件について、審査いたしました概要と結果をご報告申し上げます。
議案第16号及び議案第17号、議案第26号ないし議案第28号は、本定例会において当委員会に付託され、3月8日に委員会を開催し、関係する部課長等の出席を求め、審査を行いました。
初めに、議案第16号深川市部設置条例の一部を改正する条例について、質疑の中から主なものを申し上げます。
問い、旧職員数と提案している職員数はどうなるか。また、現状の管理職の人数について。
答え、休職中や病院事務部を含めて現在355人となっています。3月で退職する職員もいますので、新年度は341人になる見込みです。
現状の管理職の人数は、病院事務部、教育委員会など全体を含めて、部長が9人、次長が4人、課長、所長、局長、館長、室長で27人、主幹が10人、課長補佐が40人となっています。
問い、退職者の状況を見ると、定年のほかに勧奨退職者が8人いるようだが、どうしてこれほど多くなっているのか。
答え、昨年10月に新たに勧奨制度を充実させていますので、そのことの理解をいただいた中でこのようになったものと思っています。
問い、それぞれの部、課の人数配置は決まっているのか。
答え、退職に伴う新たな職員採用は見送っているので、限られた職員数の中で業務を執行していかなければならない状況にあり、新たな組織になった場合の各部署の配置については現在検討しています。
問い、縦割り行政の解消ということがよく言われるが、是正は行われているのか。
答え、総務部と企画部の統合の部分では、現行総合計画は企画部で、予算関係は総務部が所管していますが、それぞれの整合性を図りながらより一体的な行政の推進を図っていくものです。また、建設部と水道環境部についても生活基盤、都市基盤の整備を一体的に進めていく考えです。以下、課、係についても同様の考え方でそれぞれ統廃合を進めていくものです。
問い、なれない人が来たときに案内をしたり、受け答えができる総合窓口が必要だと思うが、すぐやる課のような新たな発想のもと相談窓口の拡大の考えはないか。
答え、今回の総合窓口化については、転入、転居など住民異動の届け出に来た市民の方が保険の手続や児童手当の関係など、いろいろな窓口を回っていただいている実態にあることから、なるべく1カ所の窓口で可能となるように推進していこうとするものです。
そのほかの業務を含めた対応については、専門的な知識を必要とする場合もあることから、各所管での対応を考えていますが、各所管への案内等についてはそれぞれの窓口で親切丁寧な対応に心がけていきたいと思います。
問い、総合窓口化については具体的にどのように進めていくのか。
答え、4月は異動の多い時期であるため、関係課の協議では6月の上旬ころを一つのめどとして検討しています。市民にもその時期に合わせて市役所からのお知らせ、または庁舎内の表示等を行いながら周知を図っていきたいと考えています。
問い、機構のスリム化、スピード化を考えた場合、次長制は解消すべきではないか。また、次長や課長補佐を乱発することによって本来の機構改革の意図が薄れてしまうのではないか。
答え、昨年の人事異動でさまざまな多様化する行政課題への対応ということで4人の次長職を配置しています。考え方としては、総務部次長については現在取り組んでいます行財政改革のさらなる推進、水道環境部は環境基本条例策定へ向けての推進、それから教育委員会は教育は多様化する行政分野であること、病院については本年6月の開設準備に向けて配置したところです。
現状では当面次長を配置することになりますが、逐次削減を図りながら将来的には特定課題、施策の推進などのために特に必要とする場合に配置する考えです。
また、現在の職員の年齢構成上から、管理職の数については必ずしも少ないとは言えない状況にありますが、組織のスリム化を図るということは今回の機構改革の大きな目標ですので、その精神に基づいて適正配置に心がけていきたいと思います。
問い、3月議会に提案されたが、内容をチェックするには少し時間が足りないと思われる。もう少し早い提案が必要ではなかったか。また、市立病院と同じように6月からという考え方もあるのではないか。
答え、組織機構改革については、行財政改革の一環として昨年来検討してきましたが、一方で市町村合併の関係もあって、その推移を見守ってきたところです。
実施時期については、時間的な余裕があるとは思っていませんが、庁内的には十分な論議の中で内容を整理したものであり、年度がわりの4月がベストであるとの判断のもとに提案させていただいています。
今回の機構改革で庁内においても、また市民の皆さんにも混乱が生じないように適切な対応に心がけていきますので、ご理解いただきたいと思います。
問い、平成16年度から人件費を含めた予算編成をしている関係で、今回の予算には部長職、課長職の数が減ることが反映され、4月1日の段階で変わってしまう状況にあると思う。
新たな機構に基づく人員配置を前提とした予算編成であるべきではないか。
答え、予算編成は目的別となっていますので、組織機構に左右されるものではないと思います。
予算編成上は、それぞれの款項目に人件費も計上し、人にかかわるコストも必要であることを明確にしていくことが、現在求められている透明性を高めるという観点からも重要なことと考えます。
個々には補正のような作業がついて回りますが、市民の皆さんにとってもよりわかりやすい予算編成になると思います。
問い、行財政改革ということでは、この機構改革によってどのぐらいの効果を想定しているのか。
答え、財政効果については、職員数の適正化を図るということで退職に伴う新規採用を見送っていることから、それによる効果が生じています。それ以外の業務の効率化等を数字であらわすことは、不可能と考えます。
問い、各部署の名称は、旧来的でかたいという印象を受けるが、やわらかい表現に変えようとする検討はしたのか。
答え、ワーキンググループ、課長による推進委員会でそれぞれの名称についても検討しています。現在の名称については、十分検討した中で定めていること、また市民の方にもある程度定着しているということなどを総合的に勘案して改正案の名称となっているところです。
質疑終結後、北名委員から議案第16号について賛成の立場で、一つは、機構改革は昨年3月に多くの部長が定年退職された時点でやるべきであったと思います。
二つ目は、平成5年のときは前年の12月議会に提案したが、今回は3月に提案して4月から実施と、全く違うわけで、行政の側は昨年の4月からずっと検討してきたのだから、議会に対しても必要な資料などを出して、大いに議論して決めていくべきです。
三つ目は、市町村合併議論が機構改革がおくれた大きな原因になっているという点を肝に銘じていただきたいということです。
以上、三つの問題点はあるが、スリム化するのは望むところであり、部が二つ少なくなって統合するということにも賛成ですとの討論がありました。
その後、採決に入り、議案第16号は全会一致で可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第17号深川市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例について、質疑の中から主なものを申し上げます。
問い、分限と懲戒処分の内容にはどういうものがあるか。
答え、懲戒処分の内容としては、軽い順から戒告、減給、停職、免職という4種類が地方公務員法に定められています。
分限については、例えば体調を崩した場合の休職や課長から課長補佐に降任することですが、その職務を十分に果たすことができない具体的な事例があった場合に初めて発令できるという内容です。
そういった意味では、懲戒については個人に対する責めということですが、分限については職員を保護するという相反するものと考えます。
問い、道職員などが分限、懲戒処分を受けた場合の新聞報道を見受けるが、そういった部分についてはどのような方法を考えているのか。また、職員のプライバシーについてはどの辺まで保護されるのか。
答え、道職員の場合は、相当数の職員数を抱えていますので、特定されることはないと思いますが、深川市職員の場合には余り詳細に記載すると個人が特定されてしまうおそれがあります。
分限、懲戒の内容については、個人情報の保護とこの種の情報についても透明性、公平性を高めるという意味で情報を公開していくという両方の観点から非常に難しい部分がありますので、十分に精査しながら進めなければならないと考えています。
質疑終結後、採決に入り、議案第17号は全会一致をもって可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第26号深川市コミュニティセンター条例の一部を改正する条例について、質疑の中から主なものを申し上げます。
問い、既存のコミュニティセンターは、洋仕様、和仕様で平米単価が決まっているとのことだが、どのような単価なのか。また、その根拠はどういう経過をたどっているのか。
答え、13のコミュニティ施設がありますが、それぞれこの単価に基づいていて、洋仕様で午前は平米当たり11円36銭、午後の部で14円31銭、夜間で18円48銭、全日使用で32円57銭です。
最初の段階では、公民館使用料の平米単価を基準にするということが基本にあり、公民館使用料は市民会館使用料に基づき昭和50年に設定したものです。
平成6年度に使用料改定を考えた時点で既存のコミュニティセンターの平米単価を午前、午後、夜間、全日、そして和室、洋室、調理室、講堂、体育館とそれぞれに割り振って平米単価の整理をしています。この平米単価を現在も使っているということです。
問い、これまでは保育園と併設ということで複合的な活用のメリット、デメリットがあったかもしれないが、保育園がなくなることでの利用状況の変化について予測されるものはあるか。
答え、日中に保育事業が行われているときには、例えばカラオケであるとか音の出るものは地域の方々が気をつけていたと聞いていますので、今後は気を使わなくてもよくなり、使用する側のメリットではないかと思います。
問い、子供が集まるよい環境もあるので、今まで保育園があったことを風化させないような事業が取り組まれるとよいと思うが、どう考えているか。
答え、子供を含めての事業についても工夫されるように、地域に対しての投げかけはできるかと思いますので、青少年の健全育成という観点から助言させていただきたいと考えます。
質疑終結後、採決に入り、議案第26号は全会一致をもって可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第27号深川市さわやか広場条例の一部を改正する条例について及び議案第28号深川市桜山パークゴルフ場条例について、一括して審査を行いましたので、質疑の中から主なものを申し上げます。
問い、1,600万円ほどの使用料が予算計上されているが、この算出根拠について。
答え、パークゴルフの利用状況については、それぞれの施設に備えつけの利用者名簿に記載されたものを集計したもので、平成17年度の利用見込み者数は平成15、16年度の2カ年の平均利用者数とし、さわやか広場については1万人、桜山については3万人の合わせて4万人と推計しています。
4万人のうち、市民の利用については70%とし、1人300円で840万円、市外利用者については残り30%とし、1人400円で480万円、またシーズン券は300人を見込んでいて1万円で300万円、合計で1,620万円と推計したところです。
問い、有料化するために券売機なども含めて幾らかかるのか。
答え、さわやか広場のあずまやの一部改修で約100万円必要となります。自動券売機は、2台設置で約200万円、さらに管理業務については委託を考えていますが、金額にして約170万円程度を予定していて、合計すると両施設で575万8,000円の初年度投資をする予定となっています。
問い、二つの施設の維持管理などに幾らかかっているのか。また、単年度ではどういう収支状況になるのか。
答え、有料化前の維持管理経費は2,073万円で一般財源ですが、有料化後の維持管理経費としてはこのほかに有料化に伴う経費として575万8,000円を加えた2,648万8,000円です。ここから使用料収入1,620万円を差し引きした1,028万8,000円が一般財源となります。したがって、有料化による効果額は1,044万2,000円です。
平成18年度については、今年度の1,044万2,000円のほかに、有料化に伴っての575万8,000円のうち、券売機や改修費については来年度は必要としないので、これらの経費が浮くような形で353万3,000円が加算され、1,397万5,000円の効果額が期待できる見込みです。
問い、有料化に伴う管理体制や実際に利用するときの手順はどうなるのか。
答え、管理室の確保ということでさわやか広場はあずまやの一部を間仕切りし、整備します。桜山については、既存のトイレのコーナーを活用していきます。さらに、管理人の常駐と自動券売機の設置で最小限の経費で実効が上がるよう努める考えです。
利用の手順は、利用者には管理室に設置してある自動券売機で1日券を購入していただくとともに、市民の方は市民であることを証明するのに、例として住民基本台帳カード、運転免許証、健康保険証、学生証などを提示していただきます。管理人は、半券を受け取ると同時にワッペンとスコアカードを渡し、退場の際にはワッペンを返却していただきます。
問い、早朝からの利用が多いと思うが、そういった中で開場時間を午前8時から午後6時に設定してしまうと時間外の利用はどのような取り扱いになるのか。
答え、日の出から日没まで開場できればよいのですが、そういう体制にすると管理コストもかかってくるので、開場時間はこの周辺の市町で取り組んでいる時間帯の午前8時から午後6時までと設定しています。
時間外の対応として、早朝利用者にはホールアウトした際に使用料を納めていただく、ただしプレー終了が管理人の不在の時間帯の場合については、時間外の受け付け名簿に名前などを記載し、管理棟に備えつけてある投げ入れ口に使用料を入れて退場していただくというシステムを考えています。また、夕方の利用者についても同じように、管理人不在の時間帯は利用者名簿に記載をして使用料を投入口に納入し、プレーしていただくという形を考えています。
問い、桜山については2ホール行くと見えなくなる状況にあり、利用券を適正に使用しない方が出てくると、管理体制に対して、他の適切に利用している方から不満が出てくるのではないか。
答え、広報等による周知や管理棟での掲示によって広く市民への周知を徹底していきたいと思っていますし、また市民を信頼するということも大事なことかと思います。特にこのパークゴルフは、ゴルフと同様ルールとマナーを重んじるスポーツでもありますから、そういう点からも市民の自発的なご協力を期待したいと思っています。
また、日常的にパークゴルフ協会の皆さんがコースアドバイザーという立場で利用される方々にいろいろと指導していただけるということですし、使用料を納めていることの確認でワッペンを着用していただいていますので、そういった指導も協会の方々で対応していただけるということです。
問い、パークゴルフ協会に属している団体はどのくらいあるのか。また、有料化に取り組むに当たって反対だという意見などは耳にしているか。
答え、現在協会に所属されている方は約120人で、この方々はそれぞれ市内の各パークゴルフ同好会の会員という形でも加入されていて、その同好会の数は約15団体、750人と押さえています。
おおむねそれぞれの団体の賛同はいただいているものと思っていますし、また協会の幹部の方からはむしろ遅きに失したぐらいの話まで伺っていますので、有料化については十分ご理解いただけるものと思います。
問い、桜山パークゴルフ場については、パワーアップロードと交錯するあたりにネットの設置など、適切な安全確保のための配慮が必要ではないか。
答え、維持管理業務を行っている業者側とも連携しながら、安全の確保については十分な対応をしていきたいと考えています。
問い、市内には他にも既に開設されているパークゴルフ場があるが、今回2カ所のみを有料化することの理由について。
答え、この2施設については、特にパークゴルフ場の専用施設ということで、非常にグレードの高い施設的にも十分行き届いた整備をしている施設であり、維持管理経費についても相応の経費が生じていることから、経費の一部を負担願いたいという提案です。
それ以外の施設では、総合運動公園については芝広場の一部を職員手づくりで整備したもので、特にコースの設計に当たって多額な投資をしているものではなく、隣接する芝生等とあわせた形での管理ということで、今回の有料化対象施設からは除いたものです。
石狩緑地パークゴルフコースについても施設整備が十分なものではなく、パークゴルフ協会の方からも練習コースというような話もある施設であり、有料化は難しいと判断しています。
また、都市計画課が管理している施設については、それぞれ公園の一部、遊具の一部という位置づけであり、有料化から除外していると聞いています。
問い、今後石狩川左岸にできるコースについてはどのような考えを持っているか。
答え、石狩川左岸のパークゴルフ場は、現在都市計画課が所管し、平成17年度中にすべての事業が完了する予定となっていて、5コース45ホールに附帯施設として管理棟やトイレ、あずまや、駐車場、機械器具庫などもできると聞いています。
完成した暁にはスポーツ課に移管される予定ですので、平成17年度中に関係課で十分協議しながら、有料化に向けて対応すべきかどうかについても調整していきたいと考えています。
問い、住基カードは、温泉のポイントカードとしての役割もあるが、発行が伸び悩んでいる状況ですので、将来的にパークゴルフについてポイント制を採用できたら、なお利用が高まり、住基カードの発行もふえるのではないか。
答え、平成17年は今まで無料の施設を有料化するということで、これを定着させる使命があります。
住基カードについては、確かにカードの普及促進や利用者へのサービスの向上にもつながることですので、業務が円滑に遂行され、順調な滑り出しをした後に、現在の管理棟でそういった業務ができるのかも含めて検討させていただきたいと考えます。
質疑終結後、採決に入り、議案第27号及び議案第28号は全会一致をもって可決すべきものと決定いたしました。
以上で総務文教常任委員会の報告を終わります。
〇議長(川中 裕君) これより一括質疑に入ります。
(「なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(川中 裕君) 質疑を終わります。
本件は討論の通告がありませんので、これより採決に入ります。
初めに、議案第16号を採決します。
本件に対する委員長の報告は可決であります。
本件は委員長の報告のとおり決定することに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(川中 裕君) 異議なしと認め、よって議案第16号は委員長の報告のとおり可決されました。
次に、議案第17号を採決します。
本件に対する委員長の報告は可決であります。
本件は委員長の報告のとおり決定することに異議ありませんか。
(「異義なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(川中 裕君) 異議なしと認め、よって議案第17号は委員長の報告のとおり可決されました。
次に、議案第26号を採決します。
本件に対する委員長の報告は可決であります。
本件は委員長の報告のとおり決定することに異議ありませんか。
(「異義なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(川中 裕君) 異議なしと認め、よって議案第26号は委員長の報告のとおり可決されました。
次に、議案第27号及び議案第28号の2件を一括して採決します。
本件に対する委員長の報告は可決であります。
本件は委員長の報告のとおり決定することに異議ありませんか。
(「異義なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(川中 裕君) 異議なしと認め、よって議案第27号及び議案第28号は委員長の報告のとおり可決されました。
〇議長(川中 裕君) 日程第2 委員会報告第4号議案第18号深川市保育所設置条例の一部を改正する条例についてを議題とします。
本件について委員長の報告を求めます。
遠藤社会民生常任委員長。
〇社会民生常任委員長(遠藤 修君)〔登壇〕 ただいま議題となりました議案第18号深川市保育所設置条例の一部を改正する条例について、社会民生常任委員会で審査しました概要と結果についてご報告申し上げます。
本件は、本定例会において当委員会に付託され、3月8日に委員会を開催し、所管の部課長等の出席を求め、審査を行いました。質疑の中から主なものを申し上げます。
問い、地元との協議経過は。
答え、広里保育園は、平成12年3月31日をもって閉園しましたが、閉園後しばらくしてから近隣の小中学生による園庭での火遊びや園舎内に侵入し、消火器を噴射するなどの事件があり、青少年の健全育成上悪影響があるということで地域から心配の声が寄せられていました。
その後施設の有効活用について内部協議をする中、平成14年11月、音江地区行政連絡員会議での質疑あった後、同年12月には音江地区の市議会議員及び関係町内会長さんなどに取り壊しの方向で検討している旨説明し、理解をいただいたところです。
問い、閉園後廃園でなく休園とした理由は何か。
答え、広里保育園は、起債と国、道の補助金を受けて建てた施設です。起債償還は、平成10年度に完了していますが、補助金はその耐用年数である34年を経過しなければ返還の必要があります。
保育園としての使用は21年でしたが、閉園後すぐに廃園としないで休園とした理由については、同じ福祉施設として転用することができれば補助金を返還しなくても済むということがあったことから、廃止届ではなく休止届を提出し、施設の有効活用について検討してきたものです。
問い、有効活用について検討したと言うが、どのような内容か。企業等からの話はなかったのか。
答え、福祉事業として老人を預かる託老所や知的障がい者、精神障がい者の共同作業所、そのほか児童館として検討をしてきました。
また、地域でも検討いただきましたが、いずれも適当な転用方法が見つからなかったものです。
なお、民間建設会社で購入したいという話もありましたが、財産処分の承認で道に確認した結果は公売という処分理由は認められないというものでした。
問い、普通財産にして目的外使用する考えはなかったのか。
答え、行政財産の用途を廃止し、普通財産にするには、補助金とのかかわりから保育園の廃止について厚生労働大臣の承認が必要となります。
補助金を全額返せば自由に使用することができるのですが、その発想には立てなかったことから、普通財産にするのではなく、転用方法について検討したものです。
問い、補助金返還額の算定方法と解体の時期、また撤去後の土地活用についてはどのように考えているか。
答え、補助金返還額は、残存価額から解体撤去費を引いたものに総事業費分の補助金額を掛けることで算定されます。
なお、残存価額は1,429万6,000円、解体撤去費は730万円で、返還額は国庫補助金232万6,977円、道補助金116万3,489円の合計349万466円となります。
解体の時期は、5月中の発注を予定しており、撤去後は行政財産用途廃止の手続を行い、その後売却することを考えています。
問い、閉園から今日まで5年間の経緯の中で反省すべき点はないか。
答え、地域の人たちには防犯面などでいろいろとご心配をかけ、大変申しわけなく思っています。また、今回施設を廃止あるいは休止する場合には、その後の用途についてきちんと見定める必要があることを強く感じたところです。
質疑終結後、採決に入り、議案第18号は全会一致をもって可決すべきものと決定いたしました。
以上で社会民生常任委員会の報告を終わります。
〇議長(川中 裕君) これより質疑に入ります。
(「なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(川中 裕君) 質疑を終わります。
本件は討論の通告がありませんので、これより採決に入ります。
本件に対する委員長の報告は可決であります。
本件は委員長の報告のとおり決定することに異議ありませんか。
(「異義なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(川中 裕君) 異議なしと認め、よって議案第18号は委員長の報告のとおり可決されました。
〇議長(川中 裕君) 日程第3 委員会報告第5号議案第19号深川市水道事業の設置に関する条例の一部を改正する条例についてないし議案第25号深川市営住宅条例の一部を改正する条例についての7件を議題とします。
本件について委員長の報告を求めます。
八木経済建設常任委員長。
〇経済建設常任委員長(八木茂章君)〔登壇〕 ただいま議題となりました議案第19号深川市水道事業の設置に関する条例の一部を改正する条例についてないし議案第25号深川市営住宅条例の一部を改正する条例についての7件について、経済建設常任委員会で審査いたしました概要と結果についてご報告申し上げます。
議案第19号ないし議案第25号は、本定例会において当委員会に付託され、3月8日に委員会を開催し、所管の部課長等の出席を求め、審査を行いました。
初めに、議案第19号深川市水道事業の設置に関する条例の一部を改正する条例について、質疑の中から主なものを申し上げます。
問い、整備後はすべての地域住民が上水を利用するという考え方でよいのか。
答え、今回拡張となる区域の給水工事は、昨年この地区から要望事項が出されたもので、完成後は極力給水いただくよう現在お願いしているところです。そのため、現在件数は出ていませんが、今後も多くの世帯に給水いただくよう取り進めていきます。
問い、この地域以外の水道未整備地区で整備を求められている地域があるのか。また、未整備地区の解消を図るための今後の考え方について。
答え、市の普及率は、国が目標とする99%に対して平成15年度末で簡易水道も含めて89.1%となっており、現在多度志の屈狩志内川以北の宇摩、幌成、鷹泊地区と音江の内園、菊丘地区、そのほか山間地域が未普及となっています。
水道未普及地域の整備については、現状の計画では予定していませんが、飲料水の供給という観点からいうと、市民生活に影響が出ることも考えられますので、財政状況など難しい点もありますが、十分検討し対応しなければいけないものと考えています。
問い、平成15年度の有収率はどのような状況になっているのか。
答え、今まで老朽管の布設がえ、漏水箇所の修繕等により有収率向上に努めてきましたが、平成15年度末の本市の有収率は79.1%となりました。
今後も漏水箇所の早期発見、また修繕に努め、有収率向上に努めたいと思います。
質疑終結後、採決に入り、議案第19号は全会一致をもって可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第20号深川市農業委員会の選挙による委員の定数及び選挙区並びに選挙区における委員数条例の一部を改正する条例について、質疑の中から主なものを申し上げます。
問い、土地改良区によっては行政をまたぐものもあり、この中から1人を選考するということで土地改良区とはどのような協議を行ったか。また、推薦する土地改良区は毎回かわるのか。
答え、土地改良区には既に条例改正について説明しています。本来の法律が土地改良事業の委員を含めようという考え方ですので、関係する町村もありますが、改良区には主体となる事務所が所在する市町村での代表という形が、できれば望ましいのではないかということで意見も申し上げています。
また、委員の選出は毎回協議してかえる、あるいは固定するなど土地改良区側の考え方で整理がされることになります。
問い、選挙区における定数はどのように定めているのか。また、なぜ選挙区選挙でなければいけないのか。
答え、選挙区の定数は、有権者数に比例して定めなければいけないとなっていますので、20人をそれぞれの有権者数で割った数で定数を定めています。
また、選挙区については本市の場合農地が広く事務量が多いことから、現在5選挙区を設けています。さらに、地区担当制をしいており、この選挙区及び地区担当制を表裏一体として農業委員が活動していますので、業務量が極端に減少する等の事情がない限り5選挙区で進めていきたいと考えています。
質疑終結後、採決に入り、議案第20号は全会一致をもって可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第21号深川市道路占用料徴収条例の一部を改正する条例について、質疑の中から主なものを申し上げます。
問い、改正前と改正後では占用料の総額でどの程度影響があるのか。
答え、平成16年4月1日現在の主な占用料は、電柱が5,146本で514万6,000円、電話柱が4,191本で389万7,630円、地下管路ケーブルが約42キロメートルで268万200円、祭礼、縁日等の露店は219件で51万1,938円などとなり、全占用物件の合計は1,435万4,738円となります。
影響額は、祭礼、縁日等の露店以外では該当項目がないため増加額はありませんが、露店関係では昨年度の太子祭りと深川神社祭りで計算すると、全占用面積の2,390平方メートルに今回の改正でふえる32円を掛け、その3日分等で約24万円の増加額が見込まれます。
質疑終結後、採決に入り、議案第21号は全会一致をもって可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第22号深川市普通河川管理条例の一部を改正する条例について、質疑の中から主なものを申し上げます。
問い、改正前と改正後の影響額はどの程度になるのか。
答え、土地占用料について平成16年4月1日現在では、地下管路ケーブル0.1メートル未満が34メートルで850円、電柱の本柱が12本で7,440円、支線、支柱が18本で5,580円となり、全占用料の合計は1万3,870円で、今回の改正で合計が1万4,928円となるため1,058円の増加額となります。
質疑終結後、採決に入り、議案第22号は全会一致をもって可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第23号深川市都市公園条例の一部を改正する条例について申し上げます。
議案第23号は、慎重な審査を行った結果、全会一致をもって可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第24号深川市土地区画整理事業特別会計条例について、質疑の中から主なものを申し上げます。
問い、事業進捗上の問題点などはないか。
答え、今のところ大きな問題点はないと考えています。しかし、宅地所有者、借地権者を含め67人の関係者がおり、必ずしも全員から十分な理解を得ている状況ではありませんので、今後ともご理解が得られるよう取り組んでいきます。
問い、土地区画整理審議会の構成内容と選挙方法について。
答え、審議会委員の定数は、施工面積が50ヘクタール未満の場合は土地区画整理法で10人と定められており、構成メンバーは土地所有者から3人、借地権者から5人、学識経験者から2人となっています。
また、委員の選挙については、土地所有者及び借地権者の選挙人名簿に登載された人数の比率から、土地所有者3人、借地権者5人となりましたが、今回は立候補及び推薦届け出で定数どおりの人数となったため、無競争当選という結果になりました。
仮に定数を超えた場合は、他の一般選挙と同じように投票所を設けて選挙を行う仕組みになっています。
質疑終結後、採決に入り、議案第24号は全会一致をもって可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第25号深川市営住宅条例の一部を改正する条例について、質疑の中から主なものを申し上げます。
問い、耐用年数を超えてから、団地に入りたいという希望はなかったか。
答え、問い合わせの正式な記録は残っていませんが、記憶の範疇では狭隘、老朽、遠隔地ということもあると思いますが、現在まで入居の問い合わせはない状況です。
問い、跡地利用についての考えはあるか。
答え、現在の段階では公営住宅の建てかえは予定していませんので、用途廃止した後は他の公共施設の予定がないか各所管に問い合わせ、なければ公売処分になる予定です。
質疑終結後、採決に入り、議案第25号は全会一致をもって可決すべきものと決定いたしました。
以上で経済建設常任委員会の報告を終わります。
〇議長(川中 裕君) これより一括質疑に入ります。
(「なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(川中 裕君) 質疑を終わります。
本件は討論の通告がありませんので、これより採決に入ります。
初めに、議案第19号を採決します。
本件に対する委員長の報告は可決であります。
本件は委員長の報告のとおり決定することに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(川中 裕君) 異議なしと認め、よって議案第19号は委員長の報告のとおり可決されました。
次に、議案第20号を採決します。
本件に対する委員長の報告は可決であります。
本件は委員長の報告のとおり決定することに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(川中 裕君) 異議なしと認め、よって議案第20号は委員長の報告のとおり可決されました。
次に、議案第21号を採決します。
本件に対する委員長の報告は可決であります。
本件は委員長の報告のとおり決定することに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(川中 裕君) 異議なしと認め、よって議案第21号は委員長の報告のとおり可決されました。
次に、議案第22号を採決します。
本件に対する委員長の報告は可決であります。
本件は委員長の報告のとおり決定することに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(川中 裕君) 異議なしと認め、よって議案第22号は委員長の報告のとおり可決されました。
次に、議案第23号を採決します。
本件に対する委員長の報告は可決であります。
本件は委員長の報告のとおり決定することに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(川中 裕君) 異議なしと認め、よって議案第23号は委員長の報告のとおり可決されました。
次に、議案第24号を採決します。
本件に対する委員長の報告は可決であります。
本件は委員長の報告のとおり決定することに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(川中 裕君) 異議なしと認め、よって議案第24号は委員長の報告のとおり可決されました。
次に、議案第25号を採決します。
本件に対する委員長の報告は可決であります。
本件は委員長の報告のとおり決定することに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(川中 裕君) 異議なしと認め、よって議案第25号は委員長の報告のとおり可決されました。
〇議長(川中 裕君) 日程第4 委員会報告第6号議案第3号平成17年度深川市一般会計予算ないし議案第15号平成17年度深川市病院事業会計予算の13件を議題とします。
本件について委員長の報告を求めます。
八木予算審査特別委員長。
〇予算審査特別委員長(八木茂章君)〔登壇〕 ただいま議題となりました議案第3号平成17年度深川市一般会計予算ないし議案第15号平成17年度深川市病院事業会計予算の13件について、予算審査特別委員会で審査しました概要と結果についてご報告申し上げます。
本委員会は、今定例会3月2日の会議において設置され、同日に正副委員長の互選を行い、引き続き予算の説明を担当課長から受けたところです。その後委員会を3月14日、15日及び16日の3日間開催し、審査を行いました。
審査結果につきましては、議案第3号については賛成多数をもって、議案第4号ないし議案第15号の12件については全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
これで報告を終わります。
〇議長(川中 裕君) これより一括質疑に入ります。
(「なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(川中 裕君) 質疑を終わります。
本件は討論の通告がありませんので、これより採決に入ります。
初めに、議案第3号を採決します。
この採決は、起立によって行います。
本件に対する委員長の報告は可決であります。
本件は委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
〇議長(川中 裕君) 起立多数。
よって、議案第3号は委員長の報告のとおり可決されました。
次に、議案第4号ないし議案第15号の12件を一括して採決します。
本件に対する委員長の報告は可決であります。
本件は委員長の報告のとおり決定することに異議ありませんか。
(「異義なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(川中 裕君) 異議なしと認め、よって議案第4号ないし議案第15号は委員長の報告のとおり可決されました。
〇議長(川中 裕君) 日程第5 議案第51号深川市助役の選任についてを議題とします。
提出者の説明を求めます。
河野市長。
〇市長(河野順吉君)〔登壇〕 議案第51号深川市助役の選任について、提案理由を申し上げます。
深川市助役、江剌昌吉さんから本年3月31日をもって退任したい旨の申し出があり、これを承認することといたしましたので、後任の助役として野原栄一さんを選任したく、地方自治法第162条の規定に基づき、議会の同意を求めるものであります。
野原栄一さんの生年月日、住所については記載のとおりでありますが、同氏は昭和37年、旧深川町に奉職、昭和38年5月、4カ町村合併により深川市職員となり、経済部次長、総務部長、企画部長を経て、平成15年8月11日から教育長を務められ、地方公務員として常に職責を自覚し、職務に専念、市政の発展に精励されました。識見豊かで信望も厚く、助役として適任であると考えますので、よろしくご同意くださいますようお願い申し上げます。
〇議長(川中 裕君) これより質疑に入ります。
(「なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(川中 裕君) 質疑を終わります。
お諮りします。本件は、会議規則第36条第2項の規定によって委員会付託を省略したいと思いますが、異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(川中 裕君) 異議なしと認め、よって本件は委員会付託を省略することに決定しました。
本件は討論の通告がありませんので、これより議案第51号を採決します。
本件はこれに同意することに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(川中 裕君) 異議なしと認め、よって議案第51号は同意されました。
〇議長(川中 裕君) 日程第6 議案第52号深川市固定資産評価員の選任についてを議題とします。
提出者の説明を求めます。
河野市長。
〇市長(河野順吉君)〔登壇〕 議案第52号深川市固定資産評価員の選任について、提案理由を申し上げます。
深川市助役、江剌昌吉さんは、これまで深川市固定資産評価員を務めておられましたが、このたび助役退任に伴い本職についても退任されますことから、後任の評価員として野原栄一さんを選任したく、地方税法第404条第2項の規定に基づき、議会の同意を求めるものであります。
野原栄一さんの生年月日、住所については記載のとおりであります。経歴については、議案第51号で申し上げましたとおりでありますが、すぐれた識見、人格は固定資産評価員として適任であると考えますので、よろしくご同意くださいますようお願い申し上げます。
〇議長(川中 裕君) これより質疑に入ります。
(「なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(川中 裕君) 質疑を終わります。
お諮りします。本件は、会議規則第36条第2項の規定によって委員会付託を省略したいと思いますが、異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(川中 裕君) 異議なしと認め、よって本件は委員会付託を省略することに決定しました。
本件は討論の通告がありませんので、これより議案第52号を採決します。
本件はこれに同意することに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(川中 裕君) 異議なしと認め、よって議案第52号は同意されました。
〇議長(川中 裕君) 日程第7 議案第53号深川市教育委員会委員の任命についてを議題とします。
提出者の説明を求めます。
河野市長。
〇市長(河野順吉君)〔登壇〕 議案第53号深川市教育委員会委員の任命について、提案理由を申し上げます。
深川市教育委員会委員、野原栄一さんの助役選任に伴い、後任の委員として坂本龍彦さんを任命したく、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項の規定に基づき、議会の同意を求めるものであります。
坂本龍彦さんの生年月日、住所については記載のとおりでありますが、同氏は昭和45年10月、深川市に奉職、教育部次長を経て、平成16年4月から教育部長を務められ、地方公務員として常に職責を自覚し、職務に専念、市政の発展に精励されました。識見豊かで信望も厚く、教育委員として適任であると考えますので、よろしくご同意くださいますようお願い申し上げます。
〇議長(川中 裕君) これより質疑に入ります。
(「なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(川中 裕君) 質疑を終わります。
お諮りします。本件は、会議規則第36条第2項の規定によって委員会付託を省略したいと思いますが、異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(川中 裕君) 異議なしと認め、よって本件は委員会付託を省略することに決定しました。
本件は討論の通告がありませんので、これより議案第53号を採決します。
本件はこれに同意することに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(川中 裕君) 異議なしと認め、よって議案第53号は同意されました。
ただいま助役選任に同意されました野原教育長から就任に当たり議員各位にごあいさつしたい旨の発言の申し出がありますので、これを許可します。
野原教育長。
〇教育長(野原栄一君)〔登壇〕 大変貴重な時間を賜りまして、ごあいさつの機会を与えていただきましたことに厚くお礼を申し上げます。
このたび江剌助役の後任として図らずも河野市長のご推挙をいただき、ただいまは議員の皆様の格別なご配慮によりましてご同意を賜りましたことは、私には身に余る光栄であり、心から感激いたしている次第でございます。
もとより浅学非才、未熟者でございますが、皆様のご指導をいただきながら、市長の意を体し、職務に専心努力してまいる所存でございます。何とぞ議員皆様の温かいご指導を、またご鞭撻を賜りますよう心からお願いを申し上げ、簡単ではございますが、ごあいさつとさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
〇議長(川中 裕君) 日程第8 決議案第1号議会改革及び議員定数調査特別委員会設置に関する決議についてを議題とします。
提出者の説明を求めます。
石上議員。
〇7番(石上統一君)〔登壇〕 ただいま議題となりました決議案第1号について、提出者を代表して提案の趣旨をご説明申し上げます。
本件は、別紙のとおり特別委員会を設置し、議会改革及び議員定数に関して調査を行おうとするものであります。
議員各位のご賛同をお願いし、提案説明といたします。
〇議長(川中 裕君) これより質疑に入ります。
(「なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(川中 裕君) 質疑を終わります。
本件は討論の通告がありませんので、これより決議案第1号を採決します。
議会改革及び議員定数調査特別委員会設置に関する決議のとおり決定することに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(川中 裕君) 異議なしと認め、よって決議案第1号は可決されました。
お諮りします。ただいま設置されました議会改革及び議員定数調査特別委員会の委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定によって、東出議員、鍜治議員、石上議員、西野議員、田中昌幸議員、北名議員の6人を指名したいと思いますが、異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(川中 裕君) 異議なしと認め、よって議会改革及び議員定数調査特別委員会の委員はただいま指名しましたとおり選任することに決定しました。
暫時休憩します。
(午前11時08分 休 憩)
〇議長(川中 裕君) 休憩前に引き続き開議します。
〇議長(川中 裕君) 事務局長から諸般の報告を申し上げます。
〇議会事務局長(荒川 満君) 初めに、東出議員外から発議1件の提出がありました。
次に、休憩中に議会改革及び議員定数調査特別委員会が開催され、正副委員長互選の結果、委員長に東出委員、副委員長に石上委員が当選されました。
報告を終わります。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(川中 裕君) 異議なしと認め、よって発議第1号を日程に追加し、追加日程第1として直ちに審議することに決定しました。
(「なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(川中 裕君) 質疑を終わります。
お諮りします。本件は、会議規則第36条第2項の規定によって委員会付託を省略したいと思いますが、異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(川中 裕君) 異議なしと認め、よって本件は委員会付託を省略することに決定しました。
本件は討論の通告がありませんので、これより発議第1号を採決します。
本件は原案のとおり決定することに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(川中 裕君) 異議なしと認め、よって発議第1号は原案のとおり可決されました。
〇議長(川中 裕君) 日程第9 意見案第1号米政策見直しと北海道の稲作経営を守る意見書ないし意見案第8号NPT(核不拡散条約)再検討会議成功に関する意見書の8件を議題とします。
提出者の説明を求めます。
山田議員。
〇6番(山田圭二君)〔登壇〕 ただいま議題となりました意見案第1号米政策見直しと北海道の稲作経営を守る意見書ないし意見案第8号NPT(核不拡散条約)再検討会議成功に関する意見書の8件について、提出者を代表し、提案理由の説明を申し上げます。
本件につきましては、お手元に配付しております内容により関係機関に提出するもので、内容の説明は省略いたしますが、議決くださいますようよろしくお願い申し上げます。
〇議長(川中 裕君) これより一括質疑に入ります。
(「なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(川中 裕君) 質疑を終わります。
お諮りします。本件は、会議規則第36条第2項の規定によって委員会付託を省略したいと思いますが、異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(川中 裕君) 異議なしと認め、よって本件は委員会付託を省略することに決定しました。
本件は討論の通告がありませんので、これより意見案第1号ないし意見案第8号の8件を一括して採決します。
本件は原案のとおり決定することに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(川中 裕君) 異議なしと認め、よって意見案第1号ないし意見案第8号は原案のとおり可決されました。
〇議長(川中 裕君) 日程第10 閉会中の継続審査の申し出についてを議題とします。
本件は、総務文教常任委員長及び社会民生常任委員長から、別紙ご配付のとおり閉会中の継続審査の申し出があります。
お諮りします。申し出のとおり決定することに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(川中 裕君) 異議なしと認め、よって申し出のとおり閉会中の継続審査とすることに決定しました。
〇議長(川中 裕君) 日程第11 閉会中の所管事務調査の申し出についてを議題とします。
本件は、社会民生常任委員長から、別紙ご配付のとおり閉会中の所管事務調査の申し出があります。
お諮りします。申し出のとおり決定することに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(川中 裕君) 異議なしと認め、よって申し出のとおり閉会中の所管事務調査とすることに決定しました。
〇議長(川中 裕君) ここで、市長より発言の申し出がありますので、これを許可します。
河野市長。
〇市長(河野順吉君)〔登壇〕 貴重な時間の中で発言をさせていただく時間をいただきましたことに感謝とお礼を申し上げます。
今井収入役から平成17年3月31日付をもって退任したい旨の申し出があり、これを承認することといたしました。
収入役につきましては、当分の間空席とし、この間は会計課長を職務代理者として対応してまいりたいと考えておりますので、よろしくご理解を賜りたいと存じます。
〇議長(川中 裕君) ここで、江剌助役、今井収入役から退任に当たり議員各位にごあいさつしたい旨の発言の申し出がありますので、これを許可します。
初めに、江剌助役。
〇助役(江剌昌吉君)〔登壇〕 貴重な時間をいただきまして、私の退任のごあいさつをさせていただきますことに心から厚くお礼を申し上げます。
任期半ばにして身勝手なことを申し上げ、まことに恐縮でありましたが、河野市長に機構改革を機に後進に道を譲り、退職したい旨のお願いをいたしておりましたところ、市長の格別のご高配をいただきまして、3月31日をもって退任させていただくことになりました。
顧みますと、昭和33年4月1日、旧深川町役場に奉職以来、47年の長きにわたり、町、市職員として務めさせていただき、特に平成7年8月教育長に、平成10年11月助役に選任をいただき、河野市長のもとで行政の推進に微力を尽くさせていただきました。教育長として3年2カ月、助役として6年4カ月余り、非力な私にとりましては手に余る厳しい試練の連続でありましたが、河野市長様、市議会議員の皆様の温かいご指導、ご厚情を賜りながら曲がりなりにも今日を迎えることができましたことは、私にとりまして光栄のきわみであり、終生忘れ得ぬものであります。今日までご指導いただきました皆様に、心から厚く厚くお礼を申し上げます。
私は、一生の仕事としてこの道に入り、この日を迎えることができ、この壇上から皆様にお別れのごあいさつができますことを誇りに退任いたします。これまでお世話になりました皆様に重ねて深く感謝を申し上げますとともに、今日までの間、私の力不足、不行き届きの点に対し反省することも多く、おわびを申し上げ、お許しを賜りたいと存じます。
なお、この後は深川市の限りない発展を願いながら、一市民としてのささやかな義務を果たしてまいりたいと考えております。
終わりに、議員各位のますますのご隆昌とご健勝を心からご祈念申し上げ、退任のあいさつとさせていただきます。長い間本当にありがとうございました。
〇議長(川中 裕君) 次に、今井収入役。
〇収入役(今井敏雄君)〔登壇〕 晴れの本会議場で私の退任のあいさつの機会を与えていただきましたことに、議長を初め議員の皆様にまずもって厚くお礼を申し上げます。
私は、このたび河野市長に退職いたしたく願い出ておりましたところ、3月31日付をもってお許しをいただき、収入役を退職させていただくことになった次第であります。本市の収入役としてご選任いただきましてから6年5カ月の長きにわたりますが、その間何らなすことなく退職することはまことに心苦しく、申しわけない気持ちでいっぱいであります。私の退職は、他意あってのことではございません。本市の行政改革や機構改革などの推進、また合併ができず自立の道を歩むというような状況の中で、私の立場からいたしましてこの際画することが出処進退を潔くするゆえんのものと考えた次第であります。私の勝手な振る舞いにつきまして、何とぞお許し賜りますようお願い申し上げます。
顧みますに、私が収入役に就任した当時は、河野市長2期目のスタート直後で、国じゅうバブル経済がはじけ、経済の低迷が憂慮されていたときでございました。在任中には、金融不安からこの地方でも市内に支店がありました北海道拓殖銀行と道央信用組合の破綻、さらに北陸銀行の支店撤退など、市発足以来本市の出納代理業務に当たっていただいたそれぞれの支店がなくなりました。さらに、市内のJAが合併いたしました。こんな中でさらに超低金利の時代に突入し、またペイオフの解禁と目まぐるしい変化を生じました。また、地方は分権の時代に突入いたしました。こんな中で非力な私にとりまして各般にわたる試練の連続でありましたが、常に市議会の皆さんの温かいご指導をいただきましたこと、職員の皆様の頑張りで大過なく職務を終えることができましたことは光栄の至りであり、終生忘れない思い出になるものと存じております。一般職を含めて通算39年に及ぶ公務員生活でありましたが、今日までご指導いただきました皆様方に対しまして改めて厚くお礼を申し上げます。また、今日までの不行き届きは幾重にもお許しを賜り、今後とも相変わらずのご交誼を賜りますようお願い申し上げます。
最後に、深川市の限りない発展を祈念いたしますとともに、皆様方のご健康で本市発展にご活躍あらんことを心からお願い申し上げ、退職のごあいさつといたします。長い間ありがとうございました。
(午後 0時10分 閉 会)