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平成17年 第2回

深川市議会定例会会議録 (第4号)

午前10時00分 開議 
 平成17年6月30日(木曜日)
午後 1時02分 閉会 


〇議事日程(第4号)

日程第 1 委員会報告第7号
議案第60号 深川市収入役事務兼掌条例について
平成16年請願第6号 憲法の改悪に反対し、九条を守ることを求める請願書
日程第 2 委員会報告第8号
議案第61号 深川市環境基本条例について
議案第63号 深川市営住宅条例の一部を改正する条例について
陳情第 1号 道路整備に係る道路特定財源制度の堅持に関する陳情書
意見案第9号 道路整備に係る道路特定財源制度の堅持に関する意見書
日程第 3 委員会報告第9号
平成16年請願第7号 国民の7割が反対している年金関連法の実施を中止し、いまも将来も安心できる「最低保障年金制度」の実現を求める請願書
日程第 4 議案第65号 平成17年度深川市一般会計補正予算(第1号)
  質疑・松沢一昭君
答弁・鈴木建設水道部審議員
質疑・田中昌幸君
答弁・寺下教育部長
日程第 5 意見案第10号 地方議会制度の充実強化に関する意見書
意見案第11号 北海道における「市町村合併推進に関する構想」策定等に関する意見書
意見案第12号 「義務教育費国庫負担制度」の堅持に関する意見書
意見案第13号 2006年医療制度改革に関する意見書
意見案第14号 ハイヤー・タクシーに関する政策の抜本改正を求める意見書
意見案第15号 北海道の最低賃金に関する意見書
意見案第16号 公共工事における賃金等確保法(公契約法)の制定を求める意見書
意見案第17号 緊急地域雇用創出特別交付金制度の復活・改善を求める意見書
意見案第18号 住民基本台帳の閲覧制度の早期見直しを求める意見書
日程第 6 常任委員の選任
日程第 7 議会運営委員の選任
追加日程第1 議長の常任委員辞任につい
追加日程第2 閉会中の所管事務調査の申し出について




(午前10時00分 開 議)

〇議長(川中 裕君) これより本日の会議を開きます。


〇議長(川中 裕君) 事務局長から諸般の報告を申し上げます。

〇議会事務局長(荒川 満君) 初めに、総務文教常任委員長から議案1件及び請願1件、経済建設常任委員長から議案2件及び陳情1件、社会民生常任委員長から請願1件の審査結果の報告がありました。
 次に、八木議員外から意見案1件、東出議員外から意見案9件の提出がありました。
 次に、市長から深川市土地開発公社の平成16年度決算に関する書類及び株式会社深川振興公社の第41事業年度の決算に関する書類の提出がありましたので、去る6月27日に配付をしております。
 次に、第2回定例会4日目の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。
 報告を終わります。


〇議長(川中 裕君) 日程第1 委員会報告第7号議案第60号深川市収入役事務兼掌条例について及び平成16年請願第6号憲法の改悪に反対し、九条を守ることを求める請願書の2件を議題とします。
 本件について委員長の報告を求めます。
 岡部総務文教常任委員長。

〇総務文教常任委員長(岡部誠二君)〔登壇〕 ただいま議題となりました議案第60号深川市収入役事務兼掌条例について及び平成16年請願第6号憲法の改悪に反対し、九条を守ることを求める請願書の2件について、総務文教常任委員会で審査いたしました概要と結果についてご報告申し上げます。
 初めに、議案第60号は、本定例会において当委員会に付託され、6月27日に委員会を開催し、所管の部課長等の出席を求め、審査を行いました。
 質疑の中から主なものを申し上げます。
 問い、収入役を置いていない他市の状況は。
 答え、道内の市における収入役事務兼掌条例の制定状況として、昨年の12月から美唄市、本年の4月からは歌志内市、芦別市、網走市、稚内市及び登別市、7月から夕張市がそれぞれ助役が事務を兼掌することとなっており、深川市を除くと34市中7市でこの条例が制定されています。
 問い、助役が欠けたときに市長が収入役の事務を兼掌することになっているが、さらに市長が欠けた場合どうなるのか。
 答え、収入役の職務権限は収入役の事務を兼掌する助役または市長の権限となりますが、助役に事故等があったとき、さらに市長に事故または欠けた場合にあっては地方自治法の規定に基づき市長の職務代理者を定めるものであり、市長が兼掌していた収入役の事務についても市長の職務代理者が行うことになります。
 問い、助役が兼掌することのメリット、デメリットは何か。
 答え、メリットとしては約1,400万円の経費の節減となるもので、デメリットとして助役の負担がふえることとなりますが、状況に応じ所管部長等が対応するなど、行政運営に支障のないよう適切な措置を講じていきます。
 問い、専決の基準と量はどのくらいか。
 答え、会計課長の専決は、1件500万円以下の金額の伝票を専決することになっています。5月の1カ月間の一般会計、特別会計の伝票の中で収入役の事務として助役決裁が必要な500万円を超える伝票を確認したところ約40件であり、ピークで月50件から60件ほどと推計いたします。
 問い、身元保証人に関する条例が廃止になるが、現在経過している保証との関係はどうなるのか。
 答え、3月末で退職した今井収入役の身元保証は、既に現行条例において今後3年間保証されるものです。
 質疑終結後、採決に入り、議案第60号は全会一致をもって可決すべきものと決定いたしました。
 次に、平成16年請願第6号憲法の改悪に反対し、九条を守ることを求める請願書については、平成16年第4回定例会において当委員会に付託され、委員会を昨年12月17日、本年3月8日、6月27日の3回にわたり開催し、審査を行ったところです。
 請願者は、深川地方労働組合総連合議長、吉田登美雄氏で、請願の要旨は、日本国憲法は戦争への反省から平和と民主主義の願いを込めてつくられ、とりわけ9条は戦争のない世界を目指す世界の流れの先駆けとして人類的価値を持っている。しかし、今アメリカに従って戦争できる国にしようと9条を変える動きが公然と強まっているので、憲法の改悪に反対し、9条を守ることの意見書の提出を国に求めているものです。
 審査終了後、北名委員から賛成の立場で、今、世界で重要なことは戦争か平和かとの現実に起きている問題であり、その状況の中で日本の憲法の果たす役割がレベルの高い平和への趣向が強いものであるという点では、憲法を守って、9条を守るということは非常に重要なことであるとの討論がありました。
 その後、採決に入り、平成16年請願第6号は賛成少数で不採択とすべきものと決定いたしました。
 以上で総務文教常任委員会の報告を終わります。

〇議長(川中 裕君) これより一括質疑に入ります。

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(川中 裕君) 質疑を終わります。
 本件は討論の通告がありませんので、これより採決に入ります。
 初めに、議案第60号を採決します。
 本件に対する委員長の報告は可決であります。
 本件は委員長の報告のとおり決定することに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(川中 裕君) 異議なしと認め、よって議案第60号は委員長の報告のとおり可決されました。
 次に、平成16年請願第6号を採決します。
 この採決は、起立によって行います。
 本件に対する委員長の報告は不採択であります。
 本件を採択することに賛成の議員の起立を求めます。

(賛成者起立)

〇議長(川中 裕君) 起立少数。
 よって、平成16年請願第6号は委員長の報告のとおり不採択とすることに決定しました。


〇議長(川中 裕君) 日程第2 委員会報告第8号議案第61号深川市環境基本条例について、議案第63号深川市営住宅条例の一部を改正する条例について及び陳情第1号道路整備に係る道路特定財源制度の堅持に関する陳情書の3件を議題とします。
 本件について委員長の報告を求めます。
 八木経済建設常任委員長。

〇経済建設常任委員長(八木茂章君)〔登壇〕 ただいま議題となりました議案第61号深川市環境基本条例について、議案第63号深川市営住宅条例の一部を改正する条例について及び陳情第1号道路整備に係る道路特定財源制度の堅持に関する陳情書の3件について、経済建設常任委員会で審査いたしました概要と結果についてご報告申し上げます。
 議案第61号、議案第63号及び陳情第1号は、本定例会において当委員会に付託され、6月27日に委員会を開催し、所管の部課長等の出席を求め、審査を行いました。
 初めに、議案第61号深川市環境基本条例について、質疑の中から主なものを申し上げます。
 問い、不法投棄の実態と処理についてどのような対応をとっているのか。
 答え、不法投棄は市内で年間十数件あると推定していますが、環境課で処理したものは平成17年度今現在で6件であり、ごみの種類は生ごみ及び処理不適物や粗大ごみなどとなっています。
 問い、条例制定後、環境基本計画策定までの日程と整備内容について。
 答え、今年の後半に環境審議会を立ち上げ、その中で委員からいろいろと意見を聞くなどし、具体的な作業は来年度初めから着手し、策定まで最短で2年はかかると考えています。
 また、整備内容は、環境基本計画を実効性のあるものにすることが重要課題と考えており、広く市民の方々、事業者の方々に参集いただき、市と市民、事業者の方々がともにつくることで実効性を担保し、市全体の計画にしていきたいと考えています。
 問い、地域の特性を踏まえた環境基本計画策定の考えは。
 答え、環境審議会や仮称ですが、環境市民会議などの意見を広く聞いて、この地域に合った基本計画を樹立してまいります。
 問い、環境審議会委員の構成の考え方は。
 答え、委員は公募もさせていただくとともに、地球温暖化など専門的な部分もあることから、総合的に勘案し、委嘱する審議会の委員を慎重に選任していきたいと思います。
 問い、環境計画でリサイクルなど、今ある活動の取り組みの考えは。
 答え、基本的な考えとして、従前の運動は運動でそのまま進めていき、さらに拡大強化していくことで環境基本計画とうまくドッキングさせたいと考えており、従前の取り組みを環境基本計画の中に組み込んで実効性のある基本計画になるよう練り上げたいと考えています。
 質疑終結後、採決に入り、議案第61号は全会一致をもって可決すべきものと決定いたしました。
 次に、議案第63号深川市営住宅条例の一部を改正する条例について、質疑の中から主なものを申し上げます。
 問い、みずほ団地は平成18年度で建てかえ最終年次と聞いているが、新規の公募の可能性は。
 答え、現時点では4戸について新規公募する予定となっています。
 問い、北光団地は1棟5戸となっているが、3戸だけ解体するのは特別な理由があるのか。
 答え、入居者の移転先について、立地条件のよい団地の希望が想定され、住宅の確保が困難と想定されるため、工事に支障となる最小限の戸数3戸を解体するものです。
 問い、北光団地の入居者の移転先と移転の時期について。
 答え、入居者の3軒すべてにおいて市街地に立地しています市営住宅に移転することになっています。
 また、移転の時期ですが、入居者の都合にもよりますが、工事の支障にならないよう、できるだけ早い時期に移転していただくようお願いしており、最終リミットとして8月末日までには移転完了していただくようお願いをしています。
 問い、家賃の収納状況について。
 答え、平成16年度の収納率ですが、現年分の収納率は97.95%となっています。また、滞納繰り越し分の収納率は13.17%となっており、現年分と滞納繰り越し分を合わせた収納率は81.36%となっています。
 問い、市営住宅は2階建てを中心に整備されてきているが、基本的な考え方はあるのか。
 答え、現在市営住宅は鉄筋コンクリート造で建設していますが、平家建ての場合は敷地が広く必要になり、また3階建て以上になるとエレベーターの設置が義務づけられていることから、コスト高となりますので、コスト面を考慮しながら2階建てを中心に計画をしています。
 質疑終結後、採決に入り、議案第63号は全会一致をもって可決すべきものと決定いたしました。
 次に、陳情第1号道路整備に係る道路特定財源制度の堅持に関する陳情書について申し上げます。
 陳情者は、深川商工会議所会頭、芳賀昭雄氏で、陳情の要旨は、地方の道路整備はおくれており、交通の要衝にある当市においても交通量の増加対策や安全確保、さらには市民生活、地域経済のために道路の整備は必要であることから、道路網整備の財源である道路特定財源制度を堅持し、効果的な活用を図っていくことなど、2項目にわたり関係機関へ意見書提出を求めるものです。
 審査の中で、意見として、昨年までは道路特定財源を堅持することの意見書には、表現面で配慮があり賛成してきたが、三位一体改革などで地方財政にも非常に厳しい締めつけをしてきている中では、道路特定財源を一般財源化していくべきであり、道路特定財源を堅持することについては、本年は反対せざるを得ないとの意見がありました。
 その後、採決を行い、陳情第1号は賛成多数をもって採択すべきものと決定し、あわせて別紙ご配付の意見書を関係機関に送付することを決定いたしました。
 以上で経済建設常任委員会の報告を終わります。

〇議長(川中 裕君) これより一括質疑に入ります。

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(川中 裕君) 質疑を終わります。
 本件は討論の通告がありませんので、これより採決に入ります。
 初めに、議案第61号を採決します。
 本件に対する委員長の報告は可決であります。
 本件は委員長の報告のとおり決定することに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(川中 裕君) 異議なしと認め、よって議案第61号は委員長の報告のとおり可決されました。
 次に、議案第63号を採決します。
 本件に対する委員長の報告は可決であります。
 本件は委員長の報告のとおり決定することに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(川中 裕君) 異議なしと認め、よって議案第63号は委員長の報告のとおり可決されました。
 次に、陳情第1号を採決します。
 この採決は、起立によって行います。
 本件に対する委員長の報告は採択であります。
 本件は委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。

(賛成者起立)

〇議長(川中 裕君) 起立多数。
 よって、陳情第1号は委員長の報告のとおり採択することに決定しました。
 次に、意見案第9号を採決します。
 この採決は、起立によって行います。
 本件は原案のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。

(賛成者起立)

〇議長(川中 裕君) 起立多数。
 よって、意見案第9号は原案のとおり可決されました。


〇議長(川中 裕君) 日程第3 委員会報告第9号平成16年請願第7号国民の7割が反対している年金関連法の実施を中止し、いまも将来も安心できる「最低保障年金制度」の実現を求める請願書を議題とします。
 本件について委員長の報告を求めます。
 遠藤社会民生常任委員長。

〇社会民生常任委員長(遠藤 修君)〔登壇〕  ただいま議題となりました平成16年請願第7号国民の7割が反対している年金関連法の実施を中止し、いまも将来も安心できる「最低保障年金制度」の実現を求める請願書について、社会民生常任委員会で審査しました概要と結果についてご報告申し上げます。
 本件については、平成16年第4回定例会において当委員会に付託され、委員会を昨年12月17日、本年2月15日、3月8日、6月7日、6月27日の5回にわたり開催し、審査を行ったところです。
 請願者は、全日本年金者組合深川支部長、北風一憲氏で、請願の要旨は、昨年6月5日に年金改革法が成立したが、その後改革法の基礎となる出生率が国の想定を下回ることが明らかになったり、条文ミスも発覚した。さらには、低い納付率の問題や社会保険庁によるむだ使い、巨額損失など、国民の年金制度に対する信頼は大きく揺らいでいるとし、ついてはすべての国民が安心して暮らせる制度とするために、過大な積立金を不正に流用したり株式投資に使ったりせずに保険料、給付の改善に使うこと、ほか2項目にわたる年金制度の改善について国への意見書提出を求めるものです。
 審査の結果、採決を行い、平成16年請願第7号は全会一致をもって趣旨採択すべきものと決定いたしました。
 以上で社会民生常任委員会の報告を終わります。

〇議長(川中 裕君) これより質疑に入ります。

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(川中 裕君) 質疑を終わります。
 本件は討論の通告がありませんので、これより採決に入ります。
 本件に対する委員長の報告は趣旨採択であります。
 本件は委員長の報告のとおり決定することに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(川中 裕君) 異議なしと認め、よって平成16年請願第7号は委員長の報告のとおり趣旨採択することに決定しました。


〇議長(川中 裕君) 日程第4 議案第65号平成17年度深川市一般会計補正予算を議題とします。
 本件は、一時議事延期となっているものですが、既に提出者の説明が終わっておりますので、これより質疑に入ります。
 歳出、2款総務費。

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(川中 裕君) 終わります。
 3款民生費。

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(川中 裕君) 終わります。
 4款衛生費。
 松沢議員。

〇12番(松沢一昭君) 16、17ページの4款衛生費、2項清掃費、ここでお尋ねしたいと思います。
 リサイクルプラザの維持管理費として1,135万8,000円の補正が組まれておりますけれども、この部分の中身というのは、恐らくはかなりの部分が人件費になるのかなと思いますが、日常的にここは常にメンテックが仕事をやっている部分でありますから、直ではありませんけれども、日常的に人員不足などといううわさもちらちら聞こえてくるところでありますし、これからどのような人員増加の計画があるのかをお聞かせいただきたいと思います。
 それから、もう一点、これは市民の方から要望として出てきているものなので、ちょっと幅が広がりますが、お許しいただいてお尋ねしたいと思いますが、可燃ごみの入り口の看板が非常に見づらい、わかりづらいという声がございますが、この辺の改善方法について所管の方でのお考えがあれば、お聞かせ願いたいと思います。 

〇議長(川中 裕君) 鈴木建設水道部審議員。

〇建設水道部審議員(鈴木英利君) お答え申し上げます。
 リサイクルプラザに係る部分でご質疑をいただきましたけれども、かなりの部分が人件費というご質疑でありました。確かに分解をしますと、かなりの部分が人件費なのですが、私どもの発注としては委託料ということで発注をさせていただくことになります。
 そこで、その委託業務の中で人員配置をどうするかというのは委託する側の判断になりまして、深川市は直接的に人員を規制するということはございませんが、今回の北空知衛生施設組合、以下北衛というふうに申し上げさせていただきますが、今回の北衛からのごみの受け入れに当たりましては受け入れ以前の9人の体制を結果的に4人増員して対応していると報告を受けております。受け入れ開始と人員増の間に若干の時間のずれがあったこともありまして、当初現場でおくれがあったというふうに聞いておりますが、現在は順調に推移をしていると認識しております。
 次に、衛生センターの案内標識についてでありますが、よりわかりやすい標識にするようにセンターの現場でも検討を進めているということですので、さらに同センターにただいまご質疑をいただきました趣旨を伝えて協議してまいりたいと考えております。

〇議長(川中 裕君) 衛生費、終わります。
 8款土木費。

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(川中 裕君) 終わります。
 10款教育費。
 田中昌幸議員。

〇4番(田中昌幸君) 10款教育費について、若干質疑をさせていただきます。
 20ページ、21ページの市立図書館電算システムの更新についてですが、現在市立図書館の利用者カードがございますが、この辺の部分について利用者への新たな負担とかメリット等についてお伺いしたい部分がまず1点、あわせてこれまでの図書カードとの互換性、住基カードとの互換性というものがどのようになるのかお伺いしたいと思います。
 2点目につきまして、このシステムの導入に伴いまして、図書館職員の業務についてどのような影響が出るのかお伺いしたいと思います。
 3点目ですが、この地方自治情報センターから特定財源として3,000万円のお金が入ってくるというようなことで、今回は電算システムの更新をするということですが、この図書館という部分での電算システムの更新について、他のこういった助成とか補助とかという制度がないものなのか、あるとすればどういうものがあるのかお伺いします。
 4点目ですが、電算システムの更新に伴いまして、住基カードの仕様の変更という部分で、条例の改正というものが伴うかと思いますが、この改正がある場合はいつの時点で条例改正の提案が議会の方に提案されるのかお伺いします。
 以上4点、お伺いいたします。

〇議長(川中 裕君) 寺下教育部長。

〇教育部長(寺下良一君) 田中昌幸議員の質疑にお答えいたします。
 1点目の利用者の負担、メリット、互換性についてであります。現在の図書館では、生きがい文化センター条例施行規則に基づきまして、深川市立図書館専用のカードを発行して利用していただいております。今回財団法人地方自治情報センターのICカード標準システム実証実験事業助成金の交付を受けるに当たりまして、住民基本台帳カードの多目的利用を推進する事業でございますことから、そのカードを図書館利用者カードとしても利用できるようにするものでございます。したがいまして、現在の図書館利用者カードと住民基本台帳カードの両方が使用できるシステムを構築しまして、利便性の拡大が図られるものと考えてございます。
 また、新たに図書館利用のために住基カードの交付を受ける場合は、従来と同様に手続が必要になるものでございます。また、一定の経費負担が伴うものでございます。
 2点目の職員の業務にどのような影響が出るかということでございますが、システム更新後はこれまでの利用者カードとICカードの2通りの取り扱いが必要になることからICカードの利用促進にかかわるPRも必要になると考えてございます。また、システムの操作方法が異なることが予想されますが、システムになれますと運用については新たな業務負担はないものと判断してございます。事前の研修にも配慮をしてまいりたいと考えております。
 3番目のシステム更新のための補助はほかにないのかということでございますが、現在のシステムは平成11年10月の更新後6年目を迎えてございます。再更新の時期に来ていることから、補助制度等についても道教委等に照会するなど調査をしましたが、該当する制度がなく、今回ICカード標準システム実証実験事業と図書館の電算システムの更新時期が合致したもので、この制度は大変有利なものと考えているところでございます。
 4番目に、条例の改正があるとすれば、いつの時点で改正するかということについてでございます。住民基本台帳カード多目的利用条例の改正が必要となりますので、所管する関係部局と連携しながら対応したいと考えております。時期につきましては、新システムの稼働が11月と考えておりますことから、第3回定例会を予定してございます。

〇議長(川中 裕君) 教育費を終わります。
 12款公債費。

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(川中 裕君) 終わります。
 次に、歳入。

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(川中 裕君) 終わります。
 質疑を終わります。
 お諮りします。本件は、会議規則第36条第2項の規定によって委員会付託を省略したいと思いますが、異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(川中 裕君) 異議なしと認め、よって本件は委員会付託を省略することに決定しました。
 本件は討論の通告がありませんので、これより議案第65号を採決します。
 本件は原案のとおり決定することに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(川中 裕君) 異議なしと認め、よって議案第65号は原案のとおり可決されました。


〇議長(川中 裕君) 日程第5 意見案第10号地方議会制度の充実強化に関する意見書ないし意見案第18号住民基本台帳の閲覧制度の早期見直しを求める意見書の9件を議題とします。
 提出者の説明を求めます。
 北本議員。

〇10番(北本清美君) ただいま議題となりました意見案第10号地方議会制度の充実強化に関する意見書ないし意見案第18号住民基本台帳の閲覧制度の早期見直しを求める意見書の9件について、提出者を代表し、提案理由の説明を申し上げます。
 本件につきましては、お手元に配付しております内容により関係機関に提出するもので、内容の説明は省略いたしますが、議決くださいますようよろしくお願い申し上げます。

〇議長(川中 裕君) これより一括質疑に入ります。

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(川中 裕君)質疑を終わります。
 お諮りします。本件は、会議規則第36条第2項の規定によって委員会付託を省略したいと思いますが、異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(川中 裕君) 異議なしと認め、よって本件は委員会付託を省略することに決定しました。
 本件は討論の通告がありませんので、これより意見案第10号ないし意見案第18号の9件を一括して採決します。
 本件は原案のとおり決定することに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(川中 裕君) 異議なしと認め、よって意見案第10号ないし意見案第18号は原案のとおり可決されました。


〇議長(川中 裕君) 日程第6 常任委員の選任を議題とします。
 常任委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定によって、お手元に配付しました名簿のとおり指名したいと思いますが、異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(川中 裕君) 異議なしと認め、よって常任委員はお手元に配付しました名簿のとおり選任することに決定しました。


〇議長(川中 裕君) 日程第7 議会運営委員の選任を議題とします。
 議会運営委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定によって、お手元に配付しました名簿のとおり指名したいと思いますが、異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(川中 裕君) 異議なしと認め、よって議会運営委員はお手元に配付しました名簿のとおり選任することに決定しました。
 暫時休憩します。

(午前10時36分 休 憩)


(午後 0時58分 再 開)

〇副議長(渡辺英雄君) 休憩前に引き続き開議します。
 事務局長から諸般の報告を申し上げます。

〇議会事務局長(荒川 満君) 先ほど各常任委員会及び議会運営委員会が開催され、正副委員長互選の結果、総務文教常任委員長に鍜治委員、副委員長に山田委員、社会民生常任委員長に西野委員、副委員長に太田委員、経済建設常任委員長に八木委員、副委員長に長野委員、議会運営委員長に清水委員、副委員長に松沢委員がそれぞれ当選されました。
 次に、川中議長から議長の常任委員辞任願が提出されました。
 次に、総務文教、社会民生、経済建設の各常任委員長及び議会運営委員長から閉会中の所管事務調査の申し出がありました。
 以上で報告を終わります。


〇副議長(渡辺英雄君) お諮りします。
 議長の常任委員辞任についてを日程に追加し、追加日程第1として議題にしたいと思いますが、異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇副議長(渡辺英雄君) 異議なしと認め、よって議長の常任委員辞任についてを日程に追加し、追加日程第1として議題とすることに決定いたしました。


〇副議長(渡辺英雄君 追加日程第1 議長の常任委員辞任についてを議題といたします。
 議長から、議長の職務を遂行するため、常任委員を辞任したいとの申し出があります。
 お諮りします。本件は申し出のとおり辞任を許可することに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇副議長(渡辺英雄君 異議なしと認め、よって川中議長の常任委員の辞任を許可することに決定しました。


〇副議長(渡辺英雄君) お諮りします。
 閉会中の所管事務調査の申し出についてを日程に追加し、追加日程第2として議題にしたいと思いますが、異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇副議長(渡辺英雄君) 異議なしと認め、よって閉会中の所管事務調査の申し出についてを日程に追加し、追加日程第2として議題とすることに決定しました。


〇副議長(渡辺英雄君) 追加日程第2 閉会中の所管事務調査の申し出についてを議題とします。
 本件は、総務文教、社会民生、経済建設の各常任委員長及び議会運営委員長から、別紙印刷ご配付のとおり閉会中の所管事務調査の申し出があります。
 お諮りします。申し出のとおり決定することに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇副議長(渡辺英雄君) 異議なしと認め、よって申し出のとおり閉会中の所管事務調査とすることに決定をしました。



〇副議長(渡辺英雄君) これで本定例会に付議されました事件の審議はすべて終了しましたので、平成17年第2回深川市議会定例会を閉会します。

(午後 1時02分 閉 会)


[議事日程][目次]