[目次]

予算審査特別委員会記録 (第1号)

午後 1時02分 開会 
 平成17年3月2日(水曜日)
午後 3時42分 延会 


〇議事日程(第1号)

委員長互選  
副委員長互選  
理事会設置  
各会計予算の説明 一般会計予算
市民交通傷害保障事業特別会計予算
介護保険特別会計予算
国民健康保険特別会計予算
老人医療特別会計予算
簡易水道事業特別会計予算
水道事業会計予算
農業集落排水事業特別会計予算
下水道事業特別会計予算
地方卸売市場特別会計予算
土地区画整理事業特別会計予算
駐車場事業特別会計予算
病院事業会計予算




(午後 1時02分 開 会)


〇森田事務局次長 それでは、予算審査特別委員長が互選されるまでの間、委員会条例第10条第2項の規定に基づき、年長の委員であります西野委員に臨時の委員長をお願いいたします。
 西野委員、よろしくお願いいたします。

〇西野臨時委員長 ただいまから予算審査特別委員会を開きます。
 年長のゆえをもって、臨時に委員長を務めます。よろしくお願いいたします。
 委員長の互選を行います。どのような方法により行いますか。

〇田中(昌)委員 
指名推選でお願いします。

〇西野臨時委員長
 ただいま田中昌幸委員から、委員長互選については指名推選で行う旨の発言がありました。
 お諮りします。委員長の互選の方法については、指名推選で行うことに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

 異議なしと認め、委員長の互選の方法は指名推選で行うことに決定しました。
 ご指名願います。

〇田中(昌)委員 委員長に八木委員を指名します。

〇西野臨時委員長 ただいま田中昌幸委員から、委員長に八木委員を指名したい旨の発言がありました。
 お諮りします。委員長には、田中昌幸委員から指名のありました八木委員を当選人と定めることに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

 異議なしと認め、委員長には八木委員が当選されました。
 委員長の決定により、臨時委員長の職務を終わらせていただきます。

〇八木委員長 委員長就任に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。
 ただいま予算審査特別委員長にご推挙を賜りまして、感謝を申し上げる次第でございますとともに、光栄に存じる次第でございます。今委員長指名を受けまして、その責任の重さを痛感いたしているところでありますが、この後互選されます副委員長並びに理事の皆様、さらには委員各位の絶大なるご配慮をお願い申し上げる次第でございます。
 今回提案されました平成17年度の予算は、国と地方の歳出の徹底的な見直しをなされている中での取り組みであり、市民生活に密着した数多くの要望もございます。財政健全化に努めながら、緊急課題に対応しなければなりません。限られた財政の中で効率的な行政執行が望まれているところでもあり、将来を見据えた活発な議論がなされますことをご期待申し上げ、ごあいさつといたします。どうぞよろしくお願いいたします。
 副委員長の互選を行います。どのような方法により行いますか。

〇田中(昌)委員
 指名推選でお願いします。

〇八木委員長
 ただいま田中昌幸委員から、副委員長互選については指名推選で行う旨の発言がありました。
 お諮りいたします。副委員長の互選の方法については、指名推選で行うことに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

 異議なしと認め、副委員長の互選の方法は指名推選で行うことに決定いたしました。
 ご指名願います。

〇田中(昌)委員 副委員長に遠藤委員を指名いたします。

〇八木委員長
 ただいま田中昌幸委員から、副委員長に遠藤委員を指名したい旨の発言がありました。
 お諮りします。副委員長には、田中昌幸委員から指名のありました遠藤委員を当選人と定めることに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

 異議なしと認め、副委員長には遠藤委員が当選されました。
 遠藤副委員長、自席でごあいさつをお願いいたします。

〇遠藤副委員長 ただいま予算審査特別委員会の副委員長を賜りました。大変光栄に存じますが、一方その職責に重大さを感じる次第であります。今予算が提示されますが、これは市の行財政改革第2年目でありますから、その予算の中身も大変ご苦労された跡が見られるわけでありますが、いかんせん財源不足はやはり行財政改革で補てんして、なおかつ不足は基金繰入金で賄うという予算案のようであります。八木委員長のもとに誠心誠意努めてまいりたいと存じておりますので、委員の皆さんの特段のご尽力をお願い申し上げる次第であります。よろしくお願いいたします。

〇八木委員長
 次に、予算審査特別委員会理事会の設置についてを議題とします。
 お諮りします。予算審査の円滑な運営を図るため、理事会を設置したいと思いますが、異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

 異議なしと認め、よって予算審査特別委員会理事会を設置することに決定しました。
 次に、予算審査特別委員会理事会理事の選任についてを議題とします。
 お諮りします。理事の選任につきましては、委員長が指名することにしたいと思いますが、異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

 異議なしと認め、よって委員長が指名することに決定しました。
 予算審査特別委員会理事会理事に、議会運営委員各位、予算審査特別委員会正副委員長及び正副議長、さらに議会運営委員である八木、遠藤両委員が予算審査特別委員会の正副委員長に当選されたことに伴い、その後任として石上委員及び山田委員、以上10名を指名します。
 ただいま指名しました委員10人を予算審査特別委員会理事会理事に選任することに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

 異議なしと認め、よってただいま指名しました委員10人が予算審査特別委員会理事会の理事に選任されました。
 暫時休憩します。

(午後 1時11分 休 憩)


(午後 1時45分 再 開)

〇八木委員長 休憩前に引き続き委員会を再開します。
 議案第3号平成17年度深川市一般会計予算ないし議案第15号平成17年度深川市病院事業会計予算の13件を一括議題とします。
 提出者の説明を求めます。
 初めに、議案第3号平成17年度深川市一般会計予算について、山岸総務部次長。

〇山岸総務部次長 議案第3号平成17年度深川市一般会計予算についてご説明を申し上げます。
 予算書の1ページをごらんください。第1条で歳入歳出予算の総額をそれぞれ157億5,000万円と定めるものであります。
 次に、第2条で債務を負担する行為をすることのできる事項、期間及び限度額を定め、第3条は地方債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法を定めるものであり、第4条で一時借入金の借り入れの最高額を前年度と同額の50億円と定めるものであります。
 さらに、第5条で各項に計上した給料、職員手当及び共済費に係る予算額に過不足を生じた場合における同一款内でのこれらの経費の各項の間の流用をできるものと定めるものであります。
 次に、歳出予算についてご説明を申し上げます。説明は、新規事業及び制度の変更があったものなど、提案させていただきました事業の中から主なものについて申し上げます。
 1款議会費につきましては、省略させていただき、40ページ、41ページをごらんください。2款総務費、1項1目一般管理費、予算額6億7,342万5,000円は、前年度より5,484万8,000円の減額でありますが、説明欄4番目、総務管理では、老朽化した庁舎電話交換機PBXの更新リース費用307万7,000円を含めてのものでございます。6番目、庁舎管理では、老朽化により性能の劣化している無停電電源装置用電池の更新費用514万5,000円を含めてのものであります。また、11番目にございますように本目では一般職給与4億5,977万7,000円、職員数54人分の計上となっております。また、平成17年度一般会計の一般職給与費の総額は172ページから173ページに掲載してございますが、23億4,505万1,000円、278人分の計上となっており、前年度より1億9,513万円、14人分の減少となるものです。
 次に、2目文書広報費は、予算額1,387万2,000円、前年度より75万8,000円の増額でありますが、説明欄の1番目、広報誌等発行におきまして、市役所からのおしらせ等の編集業務委託費300万円を新たに含めてのものであります。
 次に、42ページ、43ページをお開きください。6目市勢振興費、説明欄2番目、拓殖大学北海道短期大学振興は、市内入学者に対する入学金助成金15人分135万円及び環境農学科社会人入学制度及び学生確保に対する助成金3,735万円を含めてのものであります。5番目の国際交流推進は、中学生5人を予定する青少年海外派遣事業助成金201万7,000円及び高校生5人を予定する交換留学生制度事業助成金100万円を含めてのものでございます。6番目、地域づくり担い手育成240万円は、人材育成事業として実施しようとするものでありますが、平成17年度の人材育成事業につきましては予算参考資料の14ページから15ページに一覧表を掲載してございます。9番目、企画振興事務につきましては、深川スキー場維持改修事業助成金250万円及び深川スキー場市民優待割引交付金300万円を含めてのものであります。
 次に、44ページ、45ページをごらんください。9目交通安全及び市民活動費、説明欄1番目、バス待合所218万5,000円は、修繕料、管理委託料などの内容のものでありますが、予算計上科目につきましては前年度の市勢振興費から移動したものでございます。6番目の交通安全施設整備450万円は、市道寺前通線、深中通線の歩道造成及び警戒標識等の整備を図るものであります。8番目、「非核平和都市宣言」啓発15万6,000円は、被爆60年及び非核平和都市宣言20周年として被爆体験者の講演会などを予定するものであります。次のページ、46ページ、47ページとなりますが、説明欄の11番目、地域活動推進事業63万2,000円は、市民と協働したまちづくりを推進するため、講演会開催などにより自主的なまちづくりをしていく市民意識の高揚を図ろうとするものであります。
 次に、48ページ、49ページをお開きください。15目植林費、説明欄3番目、市有林整備事業962万3,000円は、西共成団地ほか6団地43.5ヘクタールの下刈りなどを実施しようとするものですが、予算参考資料の16ページに資料を掲載しております。
 次に、50ページ、51ページをお開きください。18目情報化推進費、説明欄1番目、総合行政システム管理運営5,997万4,000円は、ハードウエア、ソフトウエアの保守管理委託料及びリース料等でありますが、介護保険法改正に伴う総合福祉システム改修費630万円を含めてのものであります。2番目、マルチメディアセンター管理運営は、市民のIT活用能力の向上を支援するため、ITヘルプデスク運用業務委託料1,000万円を含めてのものであります。3番目、イントラネット管理運営4,552万円は、18ギガヘルツ帯無線システム実証実験において使用した無線システムの購入500万円を含めてのものですが、多度志小中学校の高速ネットワーク化に活用しようとするものであります。7番目、電子自治体推進事業502万7,000円は、北海道電子自治体共同運営協議会による電子申請システム開発に係る平成17年度想定事業費約5億円に対する本市の委託料負担額289万7,000円を含めてのものでございます。
 次に、60ページ、61ページをお開きください。5項2目統計調査費2,030万8,000円は、前年度より1,231万円の増額でありますが、国勢調査に要する経費2,001万9,000円を含めてのものであります。
 次に、64ページ、65ページをお開きください。3款民生費、1項1目社会福祉総務費、説明欄8番目、生活保護世帯法外扶助51万円は、高等学校進学祝金、高校生修学旅行助成金を予定するものでありますが、他の法律による支援措置がないことから、市単独施策として実施しようとするものであります。9番目、地域福祉計画策定48万8,000円は、平成16年度から2年間で計画策定に取り組むものですが、市民による策定委員会の設置及び講演会等の開催を行おうとするものであります。10番目、地域人権啓発活動活性化事業100万円は、人権尊重思想の普及高揚を図り、人権問題に対する正しい認識を広めるため、講演会等の事業を実施しようとするものであります。
 2目身体障がい者福祉費、説明欄の1番目、身体障がい者福祉事務は、各種スポーツ大会等への参加を促進するための深川身体障害者福祉協会交付金68万1,000円及び市内の身体障がい者関係団体が連携して実施する障がい者交流研修事業などを新たに支援するための障がい者地域生活支援体制づくり事業交付金16万円を含めてのものであります。2番目、特別障害者手当等支給1,078万9,000円は、延べ受給者612人を予定するものでありますが、予算参考資料の18ページに制度の概要等を掲載してございます。8番目、身体障がい者施設支援費等5,509万9,000円は、延べ204人を予定してのものでありますが、過去の実績、施設名等につきましては予算参考資料の19ページに掲載してございます。
 次に、66ページ、67ページをお開きください。3目老人福祉費、説明欄5番目、福祉電話設置事業3万5,000円は、ひとり暮らしのおおむね65歳以上の高齢者世帯等の低所得と認められる世帯に電話を無償貸与するものであります。6番目、緊急通報システム整備525万円は、在宅高齢者の火災、救急及び事故等の緊急時の連絡体制を確立しようとするものでありますが、340台の端末装置の保守点検管理などを実施するものであります。10番目、在宅老人等給食サービス事業1,510万8,000円は、食事の支度が精神的、身体的に特別に困難な事情にあるおおむね65歳以上の高齢者等の世帯の方に週5日間夕食を宅配するものでありますが、調理及び宅配は市内特養2カ所及びデイサービスセンター1カ所に委託し、実施しようとするものであります。15番目、老人福祉施設入所措置費等3,986万3,000円は、おおむね65歳以上の老人等で居宅において適切な介護を受けることが困難な方を対象とするものでありますが、平成17年度からは国庫負担制度が廃止となったものでございます。なお、施設別措置人員等につきましては、予算参考資料の17ページに掲載してございます。21番目、門口除雪事業282万円につきましては、高齢者世帯、重度身体障がい者世帯あるいは病弱世帯などの低所得世帯の除雪について支援を行うものでありますが、新年度では所得階層を生活保護基準の1.3倍から1.5倍までに拡大するとともに、希望により門口から玄関先までの除雪を行うこととし、有料化を一部導入し、実施するものであります。23番目、移送サービス事業1,413万円は、在宅の寝たきり老人等の通院、理容など生活上不可欠な外出手段を確保しようとするものでありますが、社会福祉協議会に委託し、実施するものであります。26番目、社会福祉協議会事業1,579万6,000円は、ボランティアセンター運営補助金350万円及び小地域ネットワーク活動事業や敬老ふれあい事業などを内容とする地域福祉活動推進事業補助金468万6,000円を含めてのものでございます。34番目、高齢者保健福祉計画策定10万円は、計画期間を平成18年度から平成22年度までの5カ年間とする第4次深川市高齢者保健福祉計画を策定しようとするものでありますが、市民による策定委員会の設置費用であります。
 5目知的障がい者福祉費、説明欄の4番目、知的障がい者施設支援費等2億1,800万2,000円につきましては、予算参考資料の20ページ、21ページに施設別措置人員等の資料を掲載しております。
 次に、70ページ、71ページをお開きください。2項1目児童福祉総務費、説明欄の1番目、児童手当支給8,934万7,000円は、小学校第3学年修了前の児童を養育する人を支給対象とするものでありますが、予算参考資料の23ページに資料を掲載してございます。5番目、社会福祉法人立保育所保育の実施2億2,427万6,000円は、法人立保育所6園の運営費委託料2億778万8,000円及び児童の保育機会の確保などを目的とする社会福祉法人立保育所補助金1,648万7,000円を含めてのものであります。6番目、特別保育事業284万6,000円は、社会福祉法人立保育所に対する障がい児保育事業、地域活動事業及び一時的保育事業の委託費であります。12番目、子育てサロン事業10万円は、子育てに悩む母親の相談事業、あるいは親子同士の交流の場を設置しようとするものであります。13番目、障がい児居宅支援費等871万8,000円は、療育センターへの通所分などであります。
 2目母子福祉費、説明欄の2番目、児童扶養手当支給事業9,997万1,000円は、18歳未満の児童を養育する母子家庭に対し支給するものでありますが、予算参考資料の23ページに資料を掲載してございます。5番目、母子家庭自立支援給付金支給事業119万9,000円は、母子家庭の母の就業をより効果的に促進し、母子家庭の自立を支援しようとするものであります。
 次に、72ページ、73ページをお開きください。3目保育園費8,027万3,000円は、前年度より1,447万6,000円の増額でありますが、説明欄の1番目、施設維持管理には廃止となります広里保育園の解体撤去費730万円及び国庫補助金等の返還金349万1,000円を含めてのものであります。なお、市立保育園施設等の状況及び認可保育所保育料の徴収基準額につきましては、予算参考資料の25ページから26ページに資料を掲載してございます。
 次に、74ページから75ページをお開きください。3項2目扶助費9億2,000万円は、生活保護世帯数335世帯、保護人員465人、保護率17.8パーミルを見込むものでありますが、予算参考資料の22ページに資料を掲載してございます。
 次に、82ページ、83ページをお開きください。4款衛生費、1項1目保健衛生総務費、説明欄の2番目、在宅当番医制事業委託528万4,000円は、休日、夜間急病診療体制を整えようとするものであります。4番目、精神障がい者共同作業所運営事業304万9,000円は、北空知1市5町の対象者が通所する共同作業所あっぷるに対する運営費補助金290万3,000円及び通所者交通費助成金14万6,000円であります。
 2目予防費、説明欄の1番目、予防接種事業1,608万5,000円は、乳幼児、小学生を対象とするジフテリア、百日咳、破傷風、麻疹、風疹の個別接種委託料827万2,000円及び65歳以上の高齢者のインフルエンザ個別接種委託料737万円を含めてのものでありますが、乳幼児等の予防接種は無料で実施し、高齢者インフルエンザの予防接種は3分の2などの支援をしようとするものでございます。3番目、母子保健事業109万2,000円は、マタニティサロン、離乳食の調理実習、ヘルシーマザーズクラブなどの事業を実施し、少子化対策として育児不安の解消や望ましい食習慣の形成など、母子の健康づくりなどを支援しようとするものであります。
 次に、84ページ、85ページをお開きください。4目保健事業費、説明欄の2番目、健康教育116万6,000円は、ヘルシーアップ教室、健康生活セミナーなどの開催を通じ生活習慣病の予防などを講じようとするものであります。14番、がん検診2,239万円は、胃がん検診、肺がん検診などの対がん協会、市立病院等に対する委託料であります。次に、15番、高齢者筋力アップ事業及び16番、生活機能向上事業につきましては、温水プール「ア・エール」等を活用した事業でありますが、加齢に伴い心身機能の低下を感じている高齢者が将来的に介護の必要となる状態に陥ることなどを防止しようとするものであります。なお、老人保健法による保健事業につきましては、予算参考資料の31ページに資料を掲載してございます。
 次に、5目老人医療費、次のページとなりますが、6目重度心身障がい者及びひとり親家庭等医療費、7目乳幼児医療費につきましては、予算参考資料の27ページから30ページに制度の概要、対象者数などの資料を掲載してございます。
 次に、88ページ、89ページをお開きください。2項2目塵芥処理費、説明欄1番目、一般廃棄物最終処分場維持管理4,155万1,000円は、旧処分場用地購入費2,000万円を含めてのものであります。2番目、塵芥収集等は、収集運搬等の委託費8,104万4,000円を含めてのものですが、平成17年度ごみ収集計画につきましては予算参考資料の33ページに掲載してございます。
 次に、96ページ、97ページをお開きください。5款労働費、1項1目労働諸費、説明欄3番目、勤労者生活資金融資は、中小企業で働く人たちの生活安定のため臨時に必要とする資金を融資するものでありますが、預託金600万円の4倍までの融資総額を見込むものであります。
 次に、100ページ、101ページをお開きください。6款農林水産業費、1項2目地籍調査費は、納内の北地区ほか2地区14.65平方キロメートルを実施しようとするものでありますが、予算参考資料の34ページに実施区域図を掲載してございます。
 次に、102ページ、103ページをお開きください。4目農業振興費、説明欄8番目、中山間地域等直接支払推進事業1億1,458万5,000円は、農業生産条件の不利を補正するための交付金ですが、対象農用地約542ヘクタールを予定してのものであります。9番目、クリーン農業推進事業313万円は、農業生産活動により発生する廃プラスチックの減量化を図り、環境への負荷軽減と農作業の省力化を図ろうとする生分解性等資材導入支援事業補助金120万円を含めてのものであります。21番目、活き活き農業チャレンジ推進事業3,000万円は、低たんぱく米の生産拡大推進の取り組み、農作業の省力化に必要な機械施設等の整備及び深川産米PR、消費対策などに対して補助しようとするものであります。
 5目畜産業費、説明欄2番目、家畜導入事業5,000万円は、肉用牛肥育、繁殖素牛の導入に対し農協を通して購入資金の貸し付けを行うものであります。
 次に、104ページ、105ページをお開きください。8目農業農村整備費、説明欄2番目、ふるさと農道緊急整備事業1,000万円は、一已北3地区、市道若林線160メートルの道路改良舗装を実施するものです。7番目、道営農業農村整備事業1,300万円は、向東地区ほか1地区において道路改良舗装及び明渠排水整備を実施するものですが、位置図等につきましては予算参考資料35ページから36ページに掲載してございます。8番目、道営農道整備特別対策事業(ふるさと農道)3,000万円は、市道納内東7丁目線の道路改良310メートル、舗装530メートルを実施するものです。9番目、食料・環境基盤緊急確立対策事業2億3,459万3,000円は、深川第2地区道営かんがい排水事業ほか10地区について事業費20億円として実施されるものですが、農家負担の軽減を図るため事業費の一部を市が負担するものであります。
 次に、106ページ、107ページをお開きください。2項2目林業振興費、説明欄10番目、21世紀北の森づくり推進事業1,856万4,000円は、公共造林事業の対象となった人工造林について公共補助の補助残のうち27%を補助するものですが、93ヘクタールを予定するものでございます。11番目、森林整備地域活動支援交付金事業4,428万円は、適切な森林整備の促進を図るため、森林所有者等による計画的かつ一体的な森林施業の実施に不可欠な活動を確保しようとするものですが、森林面積4,400ヘクタールを対象とするものであります。
 次に、108ページ、109ページをお開きください。7款商工費、1項2目商工振興費、説明欄1番目、中小企業支援事業2億9,292万1,000円は、中小企業保証融資預託金8,000万円、中小企業振興資金預託金1億6,000万円などを含めてのものでありますが、中小企業者に対する経営指導、資金融資、利子補給などの支援を図ろうとするものであります。6番目の商工振興3,475万8,000円は、深川市工業等開発促進条例に基づき新たに設備投資を行う企業に対する3,000万円の補助金を含めてのものですが、新規雇用の増加を促進しようとするものであります。
 次に、114ページ、115ページをお開きください。8款土木費、2項2目道路維持費、説明欄5番目、雪寒機械整備3,204万7,000円は、除雪ロータリー1台を更新するものですが、国の補助及び過疎債の活用を予定するものであります。
 3目道路新設改良費、説明欄1番目、国庫補助事業1億1,300万円は、市道12号線の改良舗装200メートル及び市道8丁目線ほか4路線の市立病院周辺の歩道整備を図るものであります。2番目、臨時地方道整備事業1億3,000万円は、市道15路線の改良舗装または歩道整備などを行うものであります。3番目、地方特定道路整備事業4,770万円は、地方債を活用した単独事業でありますが、1番目の国庫補助事業により歩道整備を行います8丁目線、7丁目線及び花園通線の車道部の整備を実施するものであります。6番目、地方道路整備臨時交付金事業1億3,170万円は、市道川1線道路改良舗装220メートル及び市道一已9丁目線道路改良舗装710メートルを行うものであります。なお、これらの道路整備事業の位置図につきましては、予算参考資料の37ページから42ページに掲載してございます。
 次に、120ページ、121ページをお開きください。4項2目街路事業費、説明欄の2番目、地方道路整備臨時交付金事業1億1,900万円は、市道山1線道路改良舗装120メートルなどを実施するものであります。
 3目公園費、説明欄2番目、石狩川左岸整備事業4,000万円は、45ホールのパークゴルフ場として整備をしようとするものですが、平成17年度は2コース18ホール及び駐車場、休憩施設などの整備を実施するものであります。なお、事業計画位置図につきましては、予算参考資料の43ページに掲載をしております。
 次に、124ページ、125ページをお開きください。5項3目住宅建設費、説明欄1番目、みずほ団地建設711万3,000円は、駐車場造成及び解体工事を実施しようとするものですが、建物につきましては平成16年度繰越明許費予算により実施するものであります。なお、予算参考資料の45ページに事業位置図を掲載してございます。
 次に、126ページ、127ページをお開きください。9款消防費、1項2目防災会議費、説明欄2番目の防災対策495万7,000円は、水害時に安全に避難するための情報を網羅した洪水避難地図作成費350万円を含めてのものであります。
 次に、128ページ、129ページをお開きください。10款教育費、1項3目生涯学習推進費、説明欄2番目、学社融合推進事業47万6,000円は、学社融合推進に係る学習活動支援事業及び調査研究事業などを実施しようとするものであります。3番目、男女共同参画推進事業56万3,000円は、平成16年度に策定した男女共同参画計画に基づき市民意識の醸成を図るため市民参画型による啓発活動を推進しようとするものであります。
 次に、130ページ、131ページをお開きください。4目教育調査振興費、説明欄3番目、深川市心の教室相談員配置122万円は、平成16年度より国の補助制度が廃止となりましたが、スクールカウンセラー配置校である深川中学校を除く中学校4校に市独自の取り組みとして配置するものであります。9番目、子どもと親の相談員配置35万円は、文部科学省の子どもと親の相談員活用調査研究委託事業により一已小学校に配置するものでありますが、児童の悩み相談、家庭、地域と学校等との連携の支援を図ろうとするものであります。
 7目住宅管理費、説明欄2番目の共済住宅建設3,064万2,000円は、過年度建設分の償還費であります。
 次に、132ページ、133ページをお開きください。2項1目学校管理費、説明欄6番目、教育用コンピューター維持管理2,563万6,000円は、平成15年度に整備した教育用コンピューターの北海道市町村備荒資金組合に対する償還費2,006万円を含めてのものであります。7番目、教科書採択替に伴う教師用指導書購入501万2,000円は、教科書採択がえに伴い授業を円滑に取り進めるため整備するものであります。10番目、学校評議員に要する経費28万5,000円は、より一層地域に開かれた学校づくりを推進しようとするものでありますが、評議員会議開催経費であります。
 2目特殊学級費、説明欄1番目、特殊学級運営1,030万4,000円は、特殊学校または普通学級に4人の臨時介助員を配置する経費などであります。
 次に、134ページ、135ページをお開きください。4目学校建設費、説明欄1番目、納内小学校改築30万2,000円は、建築確認手数料でありますが、設計等委託費につきましては債務負担行為を設定するものでございます。
 次に、136ページ、137ページをお開きください。3項1目学校管理費、説明欄5番目、外国人英語指導助手配置542万5,000円は、語学教育、国際理解教育の充実に向け市単独事業として1人配置するものであります。7番目、教育用コンピューター維持管理2,442万7,000円は、平成16年度に整備した教育用コンピューターの北海道市町村備荒資金組合に対する償還費1,878万2,000円を含めてのものであります。
 次に、140ページ、141ページをお開きください。5項1目保健衛生費、説明欄1番目、健康診断915万7,000円は、学校医等の保健管理業務委託費497万4,000円を含めてのものであります。
 2目学校体育費、説明欄2番目、学校体育1,107万6,000円は、小中学校スキー学習に係るリフト使用料及びバス借上料733万4,000円を含めてのものであります。
 3目給食センター費、説明欄3番目、給食容器等購入60万円は、中学校用飯わんの更新を図るものであります。4番目、施設等整備93万6,000円は、消毒保管庫の購入等を図るものであります。5番目、学校米飯給食175万2,000円は、学校給食用玄米価格の20%を助成するものであります。
 次は、144ページ、145ページをお開きください。6項1目就学援助費、説明欄1番目、要保護・準要保護児童生徒援助2,400万円は、児童生徒の保護者に対し就学奨励に必要な助成を行うものでありますが、平成17年度からは国庫補助制度が廃止となったものでございます。
 次は、146ページ、147ページをお開きください。
7項1目社会教育総務費、説明欄3番目、社会教育事業71万5,000円は、家庭教育学級11学級の開設委託費33万円及び成人式記念行事の運営委託費31万5,000円を含めてのものであります。
 2目青少年費、説明欄1番目、青少年対策400万7,000円は、地域子ども会事業奨励金130万円を含めてのものであります。
 次は、148ページ、149ページをお開きください。3目文化奨励費、説明欄1番目、文化振興事業1,115万円は、文化交流ホールを中心に各種芸術鑑賞事業を開催するための市舞台芸術交流協会委託料746万円及び1公演につき80万円を限度に助成する市民文化事業開催助成金250万円などであります。
 5目コミュニティ及びふれあい会館費、説明欄2番目、コミュニティセンター建設事業3,880万5,000円は、豊泉コミュニティセンター建設に要する経費でありますが、木造平家建て121.5平方メートルを予定するものでございます。
 次は、150ページ、151ページをお開きください。7目文化交流施設費、説明欄1番目、文化交流ホール施設維持管理3,384万3,000円は、ホール技術委託料433万8,000円を含めてのものであります。
 8目生きがい文化センター費では、次のページ、152ページ、153ページとなりますが、説明欄3番目、事業運営263万円は、ふるさとコンサート及び室内楽の夕べ開催の委託料や市民映画会フィルム借上料を含めてのものでありますが、ふるさとコンサートの一部は出張コンサートとして新市立病院内での開催を予定するものでありますし、また移動映画会として生きがい文化センター以外においても実施を予定するものであります。
 9目体育振興費、説明欄4番目、体育振興事業616万7,000円は、全道、全国各種スポーツ大会派遣助成金50万円及び総合体育館等で開催される各種全道大会などの開催経費の一部助成を含めてのものであります。5番目、スポーツ合宿招致543万6,000円は、各チーム貸し出し用車両の借上料などであります。6番目、ディスタンス(長距離)チャレンジ深川大会139万3,000円は、6月29日に開催が予定されておりますが、深川市で実施される種目のうち1万メートルは8月に開催されるヘルシンキ世界大会の最終選考レースとして実施される見込みであります。
 次は、154ページ、155ページをお開きください。11目体育施設費、説明欄6番目、さわやか広場維持管理1,168万4,000円は、パークゴルフ場有料化に向けた自動券売機購入100万円などを含めてのものであります。9番目、桜山パークゴルフ場維持管理1,550万7,000円は、予算計上科目の変更を行ったものですが、さわやか広場と同様に有料化に向けた施設整備などを含めてのものであります。
 12目温水プール費、説明欄2番目、温水プール事業運営等4,789万2,000円は、受講待機者の解消を図るため水泳教室、エアロビクス教室の増設を図る経費を含めてのものであります。
 次に、162ページ、163ページをお開きください。12款公債費、1項1目元金24億3,475万7,000円は、平成15年度までの起債借り入れ分に係る元金償還費でありまして、前年度より3億6,216万6,000円の減となるものでありますが、前年度の減税補てん債の満期一括償還分3億8,220万円などの減によるものであります。
 2目利子6億150万8,000円は、前年度より6,336万5,000円の減となりますが、平成16年度借り入れ分までの市債利子償還費の減によるものでございます。
 次に、164ページ、165ページをお開きください。13款諸支出金、1項1目諸費、説明欄の2番目、深川市土地開発公社貸付金4億6,394万円は、深川駅北地区土地区画整理事業区域内の土地取得資金8,600万円の新たな貸付金を含めてのものであります。
 次に、戻りまして6ページをお開きください。第2表、債務負担行為についてご説明申し上げます。1行目のPBXリースにつきましては、新年度において更新を予定しております庁舎電話交換機について、平成24年度までの支払いを予定し、債務負担行為を設定するものでございます。2行目の深川市総合庁舎及び深川市健康福祉センター清掃管理業務等委託、5行目の深川市勤労青少年ホーム清掃管理業務委託、13行目、校舎管理業務、下から2行目の深川市温水プール清掃管理業務委託及び最後の機械管理業務委託につきましては、平成18年度当初からの業務委託を円滑に進めるために17年度中に契約を行う必要がありますことから、債務負担行為を設定するものでございます。3行目の深川市総合福祉センター管理運営業務委託ほか8件の期間が平成18年度から19年度となっております事項につきましては、指定管理者制度の導入により設定するものでございます。6行目の農業経営基盤強化資金利子助成は、認定農業者が経営規模拡大等を図るため借り入れた資金に対し0.4%の利子助成を行うためのものであり、9行目、中小企業者等資金融資特別利子補給は、中小企業者の経営安定化のため1%から1.5%の範囲で3年間または返済期限までの利子補給を講じるため債務負担行為を設定するものであります。次に、下から5行目、納内小学校改築設計委託・地盤調査は、平成18年度の早期に委託業務の完成を図るため設定するものであります。
 次に、8ページをごらんください。第3表、地方債についてご説明申し上げます。平成17年度の地方債借り入れの限度額につきましては、市有林整備事業債ほか11事業債により9億8,650万円と定めるものであります。なお、臨時財政対策債3億7,620万円につきましては、地方財政収支に係る地方財源の不足に対処するためのものでありますが、平成16年度当初予算より1億3,980万円の減少と見込むものであります。
 次は、12ページ、13ページをお開きください。歳入予算についてご説明申し上げます。1款市税につきましては、21億8,613万7,000円と前年度より425万9,000円の減少でありますが、ほぼ横ばいと見込むものであります。なお、市税につきましては、特別の税目を除き、現年分徴収率を98%として計上しております。また、滞納繰り越し分につきましては、それぞれの実情に応じ計上してございます。
 次に、14ページ、15ページをごらんください。2款地方譲与税、3項1目所得譲与税9,700万円は、昨年の三位一体の改革などに基づき5,200万円の増を見込むものであります。
 4款配当割交付金及び5款株式等譲渡所得割交付金は、科目の新設となるものですが、いずれも道民税の一部を市町村に交付するものであります。
 次に、16ページ、17ページをごらんください。10款地方交付税、1項1目地方交付税、予算額70億3,000万円は、前年度より1億6,000万円の増額を見込んでおります。説明欄1番目、普通交付税につきましては、地方財政計画の動向から平成16年度交付決定額63億2,018万8,000円とほぼ同額と見込み、2番目の特別交付税につきましては、16年度当初予算額と同額とし、計上したものであります。
 次に、18ページ及び19ページをごらんください。13款使用料及び手数料、1項6目教育使用料では、8節としてパークゴルフ場等使用料を新設してございますが、さわやか広場、桜山パークゴルフ場の有料化に伴うものであります。
 次に、30ページ、31ページをごらんください。18款繰入金、1項1目基金繰入金11億4,203万6,000円は、前年度より6億24万8,000円の減少でありますが、財源対策として各種基金の繰り入れを予定するものであります。
 次に、34ページをごらんください。21款市債は、第3表、地方債により説明させていただきましたように、新年度の市債総額は前年度より7億7,380万円の減少となる9億8,650万円の計上となるものです。
 以上で平成17年度深川市一般会計予算についての説明とさせていただきますが、ご審議の上、原案にご賛同賜りますようよろしくお願い申し上げます。

〇八木委員長 次に、議案第4号平成17年度深川市市民交通傷害保障事業特別会計予算について、加藤市民課長。

〇加藤市民課長 議案第2号平成16年度深川市市民交通傷害保障事業特別会計予算についてご説明申し上げます。
 301ページをお開き願います。初めに、1口当たりの保険料ですが、損害率の計算により、平成15年度と同額の480円でございます。
 なお、予算参考資料の54ページに運営状況調べを提出していますので、お目通しをいただきたいと存じます。
 予算内容についてご説明申し上げます。第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ1,000万円と定めようとするもので、前年度と同額であります。
 第2条、一時借入金の借り入れ最高額を5万円と定めるものであります。
 以下、歳入歳出についてご説明申し上げますので、310ページをお開き願います。3、歳出、1款1項1目交通傷害保険費は608万3,000円、前年度より1万7,000円の増であります。節の主なものについてご説明申し上げます。次の311ページをごらんください。8節報償費9万9,000円は、町内会などの加入取りまとめに対する報償費で、取りまとめ保険料の2%となっています。次に、12節役務費549万1,000円は、保険会社に納める深川市民の保険料であります。
 次に、312ページをお開きください。2款1項1目交通傷害保険受託費は386万6,000円、前年度より6万4,000円の減であります。節の主なものについてご説明いたします。次の313ページをごらんください。12節役務費353万7,000円は、5町からの受託保険料で保険会社に納めるものであります。19節負担金補助及び交付金14万円は、受託保険料取り扱い手数料収入の2分の1を受託町へ交付するものです。
 次に、歳入についてご説明申し上げますので、308ページをお開き願います。2、歳入、1款1項1目保険料902万8,000円は、深川市と受託5町合わせての保険料収入で、37%の加入率を見込んだものであります。
 2款1項1目委託金71万円は、保険料に対する事務取扱費であります。
 以上で予算の説明を終わらせていただきますが、よろしくご審議を賜りまして、原案にご賛同くださいますようお願い申し上げます。

〇八木委員長 次に、議案第5号平成17年度深川市介護保険特別会計予算について、小西健康福祉課長。

〇小西健康福祉課長 議案第5号平成17年度深川市介護保険特別会計予算についてご説明申し上げます。
 318ページをお開き願います。第1条で歳入歳出予算の総額をそれぞれ19億5,340万円に定めるものであります。
 第2条で一時借入金の借り入れの最高額を3億円に定めるものであります。
 第3条の歳出予算の流用につきましては、保険給付費の各項に計上した予算額に過不足を生じた場合における同一款内でのこれらの経費の各項間の流用について定めるものであります。
 初めに、歳出から主なものにつきましてご説明申し上げます。329ページをお開きください。歳出、1款1項1目一般管理費は6,498万9,000円であり、平成16年度と比較して1,738万4,000円の増額となる主な理由は、介護保険事務処理システムのサーバー等の更新に要する経費の増であります。職員給与の詳細につきましては、349ページ以降に記載しております。
 次のページをお開き願います。1款2項1目賦課徴収費は497万円であり、減額の主な理由は、介護保険料の賦課徴収事務に要する諸経費の減によるものであります。
 次のページをお開き願います。1款3項1目介護認定審査会費は1,028万5,000円であり、減額の主な理由は、認定審査会開催に要する諸経費の減によるものであります。
 次のページをお開き願います。2款1項介護サービス等諸費は、要支援から要介護度5までの認定を受けた方が居宅サービスもしくは施設サービスを利用したときの給付費用などであり、内訳としましては1目居宅介護等サービス給付費から6目審査支払手数料までとなっております。合計で18億3,440万8,000円であり、平成16年度と比較して6,254万3,000円の増となる主な理由は、17年度の保険給付費について介護保険事業計画のサービス量見込み等に基づき積算するとともに、高齢者人口の伸びによるサービス利用者数の伸び等を勘案し、給付費全体として対前年度比約4%増と見込んだものであります。
 次のページをお開き願います。2款2項1目高額介護等サービス費は2,284万4,000円であり、増額の主な理由は、施設サービス等における高額介護等サービス費の受給対象者の増を見込んでのものでございます。
 次のページをお開き願います。3款1項1目財政安定化基金拠出金179万2,000円は、前年度と同額であります。介護保険財政の安定化を図るため、北海道に設置されております財政安定化基金に標準給付費見込額の0.1%を拠出するものであります。
 次のページをお開き願います。4款基金積立金、次のページ、5款公債費及び次のページ、6款諸支出金については説明を省略させていただきます。
 戻りまして、325ページをお開き願います。歳入であります。歳入、1款1項1目第1号被保険者保険料2億8,273万5,000円は、現年度分予定保険料収納率を99.65%と設定して求めた保険料収納額であります。なお、平成16年度と比較して470万5,000円の増額は、第1号被保険者数の増加によるものであります。
 2款1項1目認定審査会負担金652万8,000円は、介護認定審査会の共同設置に伴う北空知5町からの負担金であります。
 3款1項1目介護給付費負担金3億7,145万1,000円は、保険給付費の20%に当たる国庫負担金であります。
 2項1目調整交付金1億2,945万円は、本市が全国平均と比べ75歳以上の後期高齢者の加入割合が高いこと、また市民税非課税世帯の割合が高いことなどから、一定の方式に基づき国から交付されるものであり、本年度保険給付費の約6.97%を見込んでおります。
 4款1項1目介護給付費交付金5億9,432万1,000円は、保険給付費の32%に当たる第2号被保険者の保険料負担分であり、社会保険診療報酬支払基金から交付されるものであります。
 5款1項1目介護給付費負担金2億3,215万6,000円は、保険給付費の12.5%に当たる道負担金であります。
 次のページをお開き願います。7款1項1目一般会計繰入金3億1,707万6,000円は、説明欄の1、保険給付費の12.5%に当たる市負担金及び説明欄2の総務費等に対する一般会計からの繰入金であります。
 2項1目基金繰入金1,877万6,000円は、平成15年度から平成17年度までの事業運営期間における3年次目の財源として1,736万6,000円を、在宅サービスの利用及び活用促進を図るため在宅介護サービス利用体験事業を行う財源として141万円をそれぞれ介護保険準備基金から繰り入れするものであります。
 8款繰越金及び9款雑収入については、説明を省略させていただきます。
 以上で平成17年度深川市介護保険特別会計予算の説明を終わります。原案にご賛同賜りますようよろしくお願い申し上げます。

〇八木委員長 次に、議案第6号平成17年度深川市国民健康保険特別会計予算及び議案第7号平成17年度深川市老人医療特別会計予算の2件について、松本保険年金課長。

〇松本保険年金課長 議案第6号平成17年度深川市国民健康保険特別会計予算についてご説明申し上げます。
 357ページをお開き願います。提案いたしました国民健康保険特別会計予算は、第1条で歳入歳出予算の総額を29億円に定めようとするものであります。前年度と比較して4,000万円の増となっております。
 第2条で一時借入金の借り入れの最高額を8億円に定めようとするものであります。
 歳出からご説明申し上げますので、370ページをお開き願います。3、歳出でありますが、説明につきましては前年度と比較いたしまして各目で増減の大きなものについてご説明をさせていただきます。1款1項1目一般管理費1,415万3,000円の減は、職員給与費などの減少によるものであります。
 次に、378ページをお開き願います。2款1項1目一般被保険者療養給付費1億2,372万5,000円の増、2目退職被保険者等療養給付費1,315万3,000円の増は、平成14年10月から健康保険法の改正により、老人保健医療受給対象者が70歳から75歳に段階的に引き上げられたことなどによる医療費の増加を見込んだものであります。
 次に、380ページをお開き願います。2款2項1目一般被保険者高額療養費761万4,000円の増は、一般被保険者の増加による高額療養費の増加を見込んだものであります。
 2目退職被保険者等高額療養費515万2,000円の減は、高額療養費の減少を見込んだものであります。
 次に、386ページをお開き願います。3款1項1目老人保健医療費拠出金1億1,978万円の減は、老人保健医療受給対象者の減少を見込んだものであります。
 次に、388ページをお開き願います。4款1項1目介護納付金765万3,000円の増は、平成17年度概算介護納付分及び介護保険給付費の伸びによるものであります。
 次に、390ページをお開き願います。5款1項1目高額医療費拠出金1,242万4,000円の増は、国保連合会からの決定通知によるものであります。
 次に、歳入についてご説明を申し上げます。前に戻りまして、364ページをお開き願います。2、歳入、1款1項1目一般被保険者国民健康保険税1,166万7,000円の増、2目退職被保険者等国民健康保険税670万7,000円の増は、平成15年度の農業所得をベースに推計したものであります。
 2款1項2目療養給付費等負担金7,302万5,000円の減は、老人保健医療費拠出金の減少や国庫負担率の引き下げによるものであります。
 2項1目財政調整交付金3,714万円の増は、一般被保険者療養給付費等の増加によるものであります。
 次に、366ページをお開き願います。4款1項2目道財政調整交付金1億297万6,000円の増は、国民健康保険制度の改正により新設されます道財政調整交付金により、前段申し上げました療養給付費等負担金などの国庫負担率の引き下げ分について財源調整がなされるものであります。
 2項1目国民健康保険財政健全化対策費補助金486万6,000円の減は、道の補助制度の配分率引き下げによるものであります。
 5款1項1目共同事業交付金745万5,000円の増は、高額医療費共同事業拠出金の増加によるものであります。
 7款1項1目一般会計繰入金2,237万9,000円の減は、職員給与費、保険基盤安定費支援分等の減少によるものであります。
 2項1目基金繰入金1億3,515万3,000円の増は、歳入予算財源不足の補てんとして基金の一部を取り崩すものであります。
 8款1項1目繰越金1億6,821万9,000円の減は、平成15年度繰り越し分を16年度の財源不足の補てんにより繰り越しが見込めないものであります。
 以上で国民健康保険特別会計予算の説明を終わらせていただきます。
 引き続きまして、老人医療特別会計予算についてご説明を申し上げます。410ページをお開き願います。議案第7号平成17年度深川市老人医療特別会計予算についてご説明申し上げます。
 第1条で歳入歳出予算の総額を39億7,000万円に定めようとするものであります。前年度に比較しまして8,710万円の減となっております。
 第2条で一時借入金の借り入れの最高額を3億円に定めようとするものであります。
 歳出からご説明を申し上げますので、423ページをお開き願います。3、歳出でありますが、前年度と比較して各目で増減の大きいものについてのみ説明をさせていただきます。2款1項1目医療給付費6,887万1,000円の減、2目医療費支給費1,694万円の減は、受給対象者数の減少を見込んだものであります。
 次に、歳入についてご説明申し上げます。前に戻りまして、417ページをお開き願います。2、歳入、1款1項1目医療費交付金2億562万5,000円の減は、医療費の減少と支払基金の医療費負担割合の引き下げによるものであります。
 2款1項1目医療費国庫負担金7,987万6,000円の増、3款1項1目医療費道負担金1,996万9,000円の増、4款1項1目一般会計繰入金1,932万9,000円の増は、いずれも医療費公費負担割合の引き下げによるものであります。
 以上で2特別会計予算の説明を終わらせていただきますが、ご審議の上、原案にご賛同賜りますようよろしくお願い申し上げます。

〇八木委員長 次に、議案第8号平成17年度深川市簡易水道事業特別会計予算及び議案第14号平成17年度深川市水道事業会計予算の2件について、池田水道課長。

〇池田水道課長 議案第8号平成17年度深川市簡易水道事業特別会計予算及び議案第14号平成17年度深川市水道事業会計予算の2件につきましてご説明申し上げます。
 最初に、議案第8号平成17年度深川市簡易水道事業特別会計予算について申し上げます。
 437ページをお開き願います。第1条、歳入歳出予算の総額をそれぞれ550万円と定めるものであります。
 第2条、一時借入金につきましては、借り入れの最高額を100万円と定めるものであります。
 歳出よりご説明を申し上げます。446ページをお開き願います。3、歳出、1款1項1目一般管理費は240万円であります。うち19節負担金補助及び交付金55万4,000円につきましては、職員給与費等共通経費の水道事業会計への負担金であります。
 448ページをお開き願います。2項1目新設及び修繕費は180万円で、主なものといたしまして11節需用費72万5,000円は、配水管など修繕及びメーターの取りかえ費であります。15節工事請負費95万円は、道路改良に伴う配水管の移設費であります。
 450ページをお開き願います。3項1目給水工事費50万円は、新規給水工事に伴います公道工事部分の費用を計上いたしております。
 次に、歳入についてご説明申し上げます。戻りまして、444ページをお開き願います。2、歳入、1款2項1目給水工事負担金は、先ほど歳出で説明いたしました新規給水工事の負担金であります。
 2款1項1目水道使用料184万円は、前年度実績より63戸を見込み、計上いたしたものであります。
 3款1項1目一般会計繰入金、説明欄の2、建設改良22万4,000円は、繰り出し基準に基づき国庫補助事業の起債償還額の2分の1について一般会計より繰り入れを受けるものであります。
 以上で簡易水道事業特別会計予算の説明を終わらせていただきます。
 次に、別冊の深川市水道事業会計予算につきましてご説明を申し上げます。議案第14号平成17年度深川市水道事業会計予算についてご説明を申し上げます。
 1ページをお開き願います。第2条、業務の予定量は、給水戸数1万300戸、年間総給水量270万立方メートル、1日平均給水量7,397立方メートルを予定しております。主要な建設改良事業といたしまして、新規給水事業に対応すべく配水管布設工事1,000万円並びに中、上多度志及び湯内地区における水道未普及地域解消事業着手による経費4,300万円であります。
 第3条、収益的収入及び支出の予定額は、収入8億1,830万円、支出8億7,030万円と定めるものであります。
 2ページをお開き願います。第4条、資本的収入及び支出であります。収入7,620万円、支出1億8,080万円とし、収入が支出に対し不足する額1億460万円は、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額173万円と過年度分損益勘定留保資金1億287万円で補てんするものであります。
 第5条、企業債は、水道未普及地域解消事業債1,120万円であります。
 次のページをごらんください。第6条、一時借入金の限度額は、1億円と定めるものであります。
 第7条、議会の議決を経なければ流用することができない経費は、職員給与費7,871万5,000円、交際費15万円であります。
 第8条、他会計からの補助金は、一般会計より1億3,491万1,000円の補助を受けようとするものであります。
 第9条、たな卸資産購入限度額を588万3,000円とするものであります。
 15ページをお開き願います。水道事業会計予算説明書でございます。最初に、収益的収入及び支出についてご説明申し上げます。
 主な収入について申し上げます。1款1項1目給水収益は6億1,790万円で、内訳は備考欄のとおりであります。
 同項2目受託工事収益の給水工事収益1,495万円は、新規給水に係る公道部分工事負担金収入であります。なお、同額を支出の給水工事費で計上いたしております。同目、その他受託工事収益3,200万円は、公共事業に関連します配水管などの移設工事に伴う補償金であります。
 2項2目他会計補助金のうち一般会計補助金は、予算第8条でも申し上げましたが、1億3,491万1,000円で、内訳は備考欄のとおりであります。
 16ページをお開き願います。主な支出について申し上げます。1款1項1目原水及び浄水費の受水費3億9,902万8,000円は、北空知広域水道企業団より購入で、受水量は270万立方メートルを計上いたしております。
 同項2目配水及び給水費の節、修繕費、下から3行目となりますが、6,944万円は、配水管などの修繕のほか、各戸量水メーターの定期取りかえ費も含んだ額であります。
 次のページをごらんください。同項3目受託工事費の節、その他受託工事費6,000万円は、収入で申し上げました公共事業関連の配水管移設工事に伴う14件を計上いたしております。
 同項5目職員費につきましては、部長職を含め10人で計上いたしております。
 19ページをお開き願います。資本的収入及び支出についてご説明申し上げます。
 初めに、収入について申し上げます。収入総額7,620万円で、対前年比4,360万円の増額であります。増額理由といたしましては、中、上多度志及び湯内地区の水道未普及地域解消事業の着手によるものであります。
 1款1項1目企業債1,120万円、5項1目国庫補助金1,680万円につきましては、水道未普及地域解消事業に対応するものであります。
 2項1目出資金4,514万3,000円の内訳につきましては、備考欄に記載のとおりであります。
 3項1目負担金300万円は、消防組合負担金で、消火栓新設3カ所を計上いたしております。
 次に、支出について申し上げます。20ページをお開き願います。支出総額1億8,080万円、対前年比5,630万円の増額であります。増額理由といたしましては、収入での説明と同様であります。
 1款1項1目配水管布設費1,000万円は、新規給水事業に対応するものであります。
 同項2目水道未普及地域解消事業費4,300万円であります。
 以上で2会計の説明を終わらせていただきますが、ご審議の上、原案にご賛同賜りますようよろしくお願い申し上げます。

〇八木委員長 次に、議案第9号平成17年度深川市農業集落排水事業特別会計予算及び議案第11号平成17年度深川市下水道事業特別会計予算の2件について、小林下水道課長。

〇小林下水道課長 457ページをお開き願います。議案第9号平成17年度深川市農業集落排水事業特別会計予算につきましてご説明を申し上げます。
 第1条で歳入歳出の総額をそれぞれ1億7,600万円と定めるものであります。
 第2条、債務負担行為及び第3条の地方債につきましては、後ほどご説明を申し上げます。
 第4条、一時借入金につきましては、借り入れの最高額を8,000万円と定めるものであります。
 468ページをお開き願います。3、歳出、1款1項1目一般管理費、前年比1,259万3,000円の減は、本会計から下水道事業特別会計へ繰り出しをしておりました職員給与費について、新年度より下水道事業特別会計におきまして支出をすることによります減額であります。
 次のページをお開き願います。2款1項1目農業集落排水施設維持管理費、前年比408万3,000円の減は、処理場の維持管理見直しによります修繕料など経費の節減が主なものであります。
 戻りまして、460ページをお開き願います。第2表、債務負担行為につきましては、水洗便所改造等資金融資によります金融機関に対しての損失補償として農業集落排水施設については225万円を、個別排水処理施設については750万円を限度として補償するものであります。農業集落排水処理業務委託につきましては、平成18年度の業務委託について17年度内に契約が必要となるため、450万円を限度として債務負担行為を設定するものであります。
 第3表、地方債につきましては、個別排水処理施設整備事業債の限度額を2,750万円に、元金償還額と減価償却額の差額につきまして、平成16年度より借り入れが可能となりました資本費平準化債につきましては農業集落排水施設では限度額を1,750万円に、個別排水処理施設では限度額を740万円とするものであります。
 464ページをお開き願います。2、歳入、3款1項1目一般会計繰入金、前年比3,200万円の減は、資本費平準化債の借り入れ及び職員給与費に係る下水道事業特別会計への繰出金の減が主なものであります。
 次のページをお開き願います。6款1項2目資本費平準化債2,490万円は、第3表で申し上げました地方債の元金償還額と減価償却額の差額につきまして、平成16年度から制度拡充のされました資本費平準化債の借り入れであります。
 以上で農業集落排水事業特別会計予算の説明を終わらせていただきます。
 次に、下水道事業特別会計予算につきましてご説明を申し上げますので、500ページをお開き願います。議案第11号平成17年度深川市下水道事業特別会計予算につきましてご説明を申し上げます。
 第1条で歳入歳出の総額をそれぞれ10億6,730万円と定めるものであります。
 第2条、債務負担行為及び第3条の地方債につきましては、後ほどご説明を申し上げます。
 第4条、一時借入金につきましては、借り入れの最高額を5億円と定めるものであります。
 511ページをお開き願います。3、歳出、1款1項1目一般管理費、前年比532万1,000円の増は、平成16年度における下水道建設費の減少によりまして、前年度まで還付となっておりました消費税及び地方消費税が平成17年度より納付となることが主なものであります。
 2目施設維持管理費、前年比339万7,000円の増は、音江処理区の整備に伴います汚泥処理手数料の増が主なものであります。
 次のページをお開き願います。4目下水道建設費、新年度事業費の内訳につきましては、補助事業で2億217万円、起債単独事業で1,000万円、純単独事業で630万円、総額2億1,847万円により整備をしようとするものであります。補助事業の工事名、施工箇所等につきましては、予算参考資料の53ページをごらんください。
 517ページをお開き願います。3款1項1目職員給与費、前年比1,108万円の減は、人事異動によります職員の減及び職員の配置がえによるものであります。詳細につきましては、523ページ以降に記載をいたしております。
 戻りまして、503ページをお開き願います。第2表、債務負担行為につきましては、水洗便所改造等資金融資によります金融機関に対しての損失補償として3,900万円を限度として補償をするものであります。下水道処理業務委託につきましては、平成18年度の業務委託について17年度内に契約が必要となるため6,700万円を限度として債務負担行為を設定するものであります。
 第3表、地方債につきましては、下水道事業債の限度額を9,990万円に、下水道事業資本費平準化債の限度額を1億9,070万円とするものであります。
 507ページをお開き願います。2、歳入、2款1項1目下水道使用料、前年比1,498万5,000円の減は、下水道の面的整備完了によります接続戸数の減少と市民の節水意識の向上などによります前年度使用水量の実績見込みから減額をしたものであります。
 4款1項1目一般会計繰入金、前年比1億4,480万円の減は、資本費平準化債の借り入れ及び職員給与費の減が主なものであります。
 2目特別会計繰入金、前年比1,457万9,000円の減は、農業集落排水事業特別会計からの職員給与費分の繰入金の減額によるものであります。
 次のページをお開き願います。6款3項2目雑入、前年比448万8,000円の減は、歳出で申し上げましたが、平成16年度の下水道建設費の減少に伴いまして消費税及び地方消費税が前年度還付から新年度は納付となるものであります。
 7款1項2目資本費平準化債1億9,070万円は、世代間負担の公平化を図り、現世代の負担軽減を目的に平成16年度に制度拡充のされました資本費平準化債の借り入れであります。
 以上で2会計の説明を終わりますが、ご審議の上、原案にご賛同賜りますようよろしくお願い申し上げます。

〇八木委員長 次に、議案第10号平成17年度深川市地方卸売市場特別会計予算について、藤田商工労政課長。

〇藤田商工労政課長 議案第10号平成17年度深川市地方卸売市場特別会計予算についてご説明を申し上げます。
 483ページをお開き願います。第1条で歳入歳出予算の総額を前年度より70万円減の1,650万円と定めるものであります。
 第2条で一時借入金の借り入れ最高額を1,000万円と定めるものであります。
 歳出から説明いたします。492ページをお開き願います。3、歳出、1款1項1目市場管理費は、前年度より69万4,000円減の1,268万3,000円であります。主なものは、11節需用費の中で施設維持173万8,000円を見込んでおります。13節委託料127万3,000円は、冷凍施設保守点検などの設備点検費用であります。14節使用料及び賃借料929万9,000円は、土地、建物や市場施設などの借上料であります。
 次に、494ページをお開き願います。2款1項1目元金348万2,000円は、昭和55年度に借り入れをした市債の元金償還分であります。
 2目利子24万4,000円は、市債の償還利子19万8,000円と一時借入金の利子4万6,000円の合計であります。
 次に、歳入を説明いたします。戻りまして、490ページをお開き願います。2、歳入、1款1項1目市場使用料968万4,000円は、売り上げ額を16億1,400万円と見込み、使用料率1,000分の6を乗じたものであります。
 2款1項1目一般会計繰入金681万5,000円は、市場会計の経営健全化を図るため、市債償還元金348万2,000円の2分の1、174万1,000円と市場管理費1,268万3,000円の40%、507万4,000円を合計したものであります。
 以上で説明を終わりますが、ご審議の上、原案にご賛同賜りますようよろしくお願い申し上げます。

〇八木委員長 次に、議案第12号平成17年度深川市土地区画整理事業特別会計予算について、星川都市計画課主幹。

〇星川都市計画課主幹 
議案第12号平成17年度深川市土地区画整理事業特別会計予算についてご説明申し上げます。
 本会計予算は、今議会に議案第24号により特別会計条例の設置について提案をさせていただいているものであります。
 それでは、532ページをお開きください。第1条で歳入歳出予算の総額をそれぞれ2億450万円と定めてあります。
 第2条、地方債につきましては、後ほどご説明申し上げます。
 第3条、一時借入金につきましては、借り入れの最高額を1億5,000万円と定めるものであります。
 それでは、歳出からご説明を申し上げますので、541ページをお開きください。3、歳出、1款1項1目土地区画整理事業費は、2億243万2,000円の計上であります。主な内容を申し上げますと、委託料428万8,000円は、工事に支障となる建物の補償調査費であります。工事請負費1億3,395万4,000円は、予算参考資料44ページにお示ししておりますが、堺川にかける橋梁新設及び大正緑道の函渠工経費であります。次に、補償補填及び賠償金4,300万円につきましては、市営住宅及び一般住宅の建物補償を予定しているものであります。
 次に、戻りまして535ページをお開き願います。第2表、地方債につきましては、土地区画整理事業債の限度額を7,120万円とするものであります。
 次に、歳入についてご説明申し上げます。539ページをお開き願います。主な歳入につきまして、2、歳入、1款1項1目土地区画整理事業費補助金7,500万円は、本年度の国からの補助金であります。
 2款1項1目一般会計繰入金5,829万8,000円は、事業費と職員給与費及び交際費等についての繰入金であります。
 4款1項1目土地区画整理事業債は、7,120万円の計上であります。
 以上、説明を終わりますが、原案にご賛同賜りますようよろしくお願い申し上げます。

〇八木委員長 次に、議案第13号平成17年度深川市駐車場事業特別会計予算について、城都市計画課長。

〇城都市計画課長 議案第13号平成17年度深川市駐車場事業特別会計予算についてご説明申し上げます。
 556ページをお開き願います。第1条で歳入歳出予算を前年度より1,550万円減額し、予算の総額を470万円に定めるものであります。
 第2条では、一時借入金の借り入れ最高額を300万円と定めるものであります。
 それでは、歳出からご説明申し上げます。565ページをお開き願います。主な歳出についてご説明申し上げます。3、歳出、1款1項1目駐車場管理費は、昨年度より1,543万円減の446万6,000円であります。経営改善を図るため昨年8月から駐車場管理システム機器を導入し、無人化したことから、駐車場管理の委託料286万7,000円、駐車券などの消耗品を含めた一般管理159万9,000円を見込んでおります。
 次に、歳入についてご説明申し上げます。戻りまして、563ページをお開き願います。主な歳入についてご説明申し上げます。2、歳入、1款1項1目駐車場使用料は、近年の利用台数を考慮し、前年度より355万3,000円減額し、458万9,000円を見込むものであります。
 以上で説明を終わりますが、ご審議の上、原案にご賛同賜りますようよろしくお願い申し上げます。

〇八木委員長 
次に、議案第15号平成17年度深川市病院事業会計予算ついて、佐藤総合病院事務部次長。

〇佐藤総合病院事務部次長 
議案第15号平成17年度深川市病院事業会計予算についてご説明申し上げます。
 別冊予算書の1ページをお開き願います。初めに、予算本文について申し上げます。第2条、業務の予定量は、病床数、現行一般病床301床に新病院で新設する感染症病床4床を加え305床であります。年間患者数は、入院で9万8,912人、外来は23万7,136人、1日平均患者数は入院で271人、外来は972人とし、新病院効果を期待し、前年度を上回る予定量としてございます。主要な建設改良事業は、病院改築5カ年計画の最終年次事業として4億2,439万8,000円、新病院医療機器整備事業に6億1,031万9,000円、オーダリングシステムを核とした院内情報システム第2次整備事業に5,045万2,000円をそれぞれ予定してございます。
 第3条、収益的収入及び支出の予定額は、収入は47億950万円、支出は56億6,500万円とし、収入が支出に対して9億5,550万円不足する不均衡予算としてございます。これは、新病院完成並びに現病院舎などの解体撤去に伴い、多額の減価償却費及び固定資産除却費を計上することによるものでございます。
 次の2ページをお開き願います。第4条、資本的収入及び支出の予定額は、収入を11億7,700万円に、支出を14億7,400万円とし、収入が支出に対して不足する額2億9,700万円は損益勘定留保資金で補てんしようとするものです。
 第5条、債務負担行為は、新病院運営における患者サービス用設備機器についてリースにて対応しようとするものです。
 3ページの第6条、企業債は、第2条、(4)で説明申し上げた3主要事業とし、合計9億2,640万円であります。
 第7条、一時借入金の限度額は25億円としています。
 第8条、議会の議決を経なければ流用することのできない経費は、病院並びに看護学院の職員給与費26億2,850万4,000円及び病院長、看護学院長交際費132万6,000円でございます。
 第9条、他会計からの補助金は、共済組合追加費用補助金など収益的収入で4項目、7,340万5,000円について一般会計から補助を受けるものでございます。
 第10条、たな卸資産購入限度額は、薬品を中心に7億4,995万7,000円とするものです。
 進みまして、18ページをお開き願います。予算説明書、収益的収入及び支出について、初めに収入から申し上げます。1款1項1目入院収益は、収入単価を前年度より740円増の2万9,090円を予定し、28億7,725万3,000円を見込んでございます。
 同項2目外来収益は、収入単価を前年度より270円増の6,070円を予定し、14億3,975万円を見込んでございます。
 同項3目その他医業収益は、新病院における特別室使用増、人間ドック受診者増等を見込み、前年度より1,615万3,000円増の1億8,358万1,000円としています。
 1款2項医業外収益は、補助金、負担金の減により前年度より1,230万円減の1億2,064万4,000円としてございます。
 次のページをお開き願います。1款3項看護学院収益は8,827万円でございます。なお、平成15年1月に施行した授業料等の改定に伴い、2目授業料収益が増加してございます。
 次に、支出について申し上げます。1款1項1目給与費は、新病院体制に向けて正職員で4人増の277人、臨時職員は業務委託化に伴い大幅減を図るなど、前年度より5,933万5,000円減の26億1,728万9,000円としてございます。
 20ページの2目材料費、患者数増に伴う診療材料費の増を見込み、8億5,638万5,000円としています。
 同項3目経費は、光熱水費、燃料費の増、業務の委託化など新病院運営維持経費の増加によりまして、前年度より1億6,151万7,000円増の7億2,425万9,000円としてございます。
 21ページをお開き願います。4目減価償却費は、新病院完成及び医療機器購入整備にて資産計上したことにより償却しようとするもの、5目資産減耗費については現病院舎、構築物等の解体撤去、器械備品の処分に伴う残存価について除却しようとするものです。
 22ページの3項看護学院費用は、前段収益でご説明申し上げた額と同額でございますが、夜間の警備業務委託など現病院と分離後の独自運営体制の整備を図るものでございます。
 23ページをお開き願います。4項4目臨時損失は、新病院解体に伴い発生する不用備品などの処分及び各種備品全般の移転について、専門業者に委託しようとする費用として6,750万円を見込んでございます。
 24ページの資本的収入及び支出についてでございます。初めに、収入から申し上げます。1款1項1目企業債9億2,640万円は、本文第6条で説明申し上げたものでございます。
 2項補助金は、医療機器に係る整備事業について道より補助を受けるものです。
 3項出資金1億1,643万円及び4項負担金1億2,627万4,000円は、説明欄のとおり一般会計からの出資金、負担金でございます。
 25ページをお開き願います。支出について申し上げます。1款1項1目病院改築費は、予算本文第2条、(4)、アで説明したものですが、正職員6人、臨時職員1人を配置、これらの人件費及び事務費に5,798万8,000円、主要工事請負費4事業に3億6,641万円を予定してございます。
 2目資産購入費、3目委託料につきましても予算本文で説明申し上げたものでございます。
 4目建設利息は、前年度より8,601万8,000円増の1億8,417万2,000円としてございます。
 2項企業債償還金は、病院施設設備、医療機器整備に係る元金償還金でございます。
 3項修学資金貸付金は、授業料等の改定に合わせ貸付金額の増額をしたことに伴い、前年度より228万円増の2,112万円としてございます。
 以上、ご説明させていただきましたが、ご審議の上、原案にご賛同賜りますようよろしくお願い申し上げます。

〇八木委員長 これで平成17年度深川市各会計予算13件の説明を終わります。
 お諮りします。本日の委員会はこれで延会したいと思いますが、異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

 異議なしと認め、よって本日の委員会はこれで延会することに決定いたしました。
 なお、次の委員会は3月14日午前10時から開きます。

(午後 3時42分 延 会)


[議事日程][目次]