平成18年 第1回
深川市議会定例会会議録 (第6号)
(午後 3時42分 開 議)
〇議長(川中 裕君) これより本日の会議を開きます。
〇議長(川中 裕君) 本日の会議時間は、議事の都合により延長したいと思いますが、異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(川中 裕君) 異議なしを認め、本日の会議時間は延長することに決定しました。
〇議長(川中 裕君) 事務局長から諸般の報告を申し上げます。
〇議会事務局長(荒川 満君) 初めに、八木議員から本日の定例会を欠席する旨の申し出がありました。
次に、西野議員外から決議案1件、東出議員外から決議案1件の提出がありました。
次に、陳情者から陳情の取り下げ申し出が1件ありました。
次に、総務文教常任委員長から議案6件及び請願2件、社会民生常任委員長から議案3件及び請願1件、経済建設常任委員長から議案3件、予算審査特別委員長から議案13件の審査結果の報告がありました。
次に、鍜治議員外から意見案2件、東出議員外から意見案11件及び市長から議案1件の提出がありました。
次に、議長は陳情1件を受理しました。
次に、市長から株式会社深川振興公社の第43事業年度の事業計画に関する書類の提出がありましたので、お手元に配付をしております。
次に、第1回定例会6日目の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。
報告を終わります。
〇議長(川中 裕君) 日程第1 決議案第1号深川市議会議員八木茂章君に対する問責決議についててを議題とします。
提出者の説明を求めます。
山田議員。
〇6番(山田圭二君)〔登壇〕 決議案第1号深川市議会議員八木茂章君に対する問責決議について、提出者を代表して提案理由を申し上げます。
八木茂章議員は、去る3月11日午後10時ころ、某居酒屋で飲酒していた折、カウンターで飲んでいた一般のお客3人の中に割り込む形で席を取り、隣にいた一般のお客とパークゴルフをめぐって酒の上での口論となった末に、八木議員が最初にその人に対し3回程度の暴力を振るうという不祥事を起こしてしまいました。暴力を受けた方も耐え切れなく暴力を振るったようでありますが、もともとの原因は八木議員が最初に暴力を振るったからであります。
この行為は議会外のことではありますが、議員という身分を有する者として道義的責任は免れなく、また深川市議会の品位を著しく損なうものであります。さらに、本来であれば不祥事を起こした以降、速やかに自主的に議会を欠席する旨の届け出があってしかるべきであるにもかかわらず、自主的な欠席届が速やかに出されなかったことは全く反省の色がないと受けとめざるを得ません。
したがいまして、八木茂章議員に対して深川市議会の信頼を失墜させた行為について反省を求め、問責するものであります。
以上提案の理由といたします。
〇議長(川中 裕君) これより質疑に入ります。
(「なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(川中 裕君) 質疑を終わります。
お諮りします。本件は、会議規則第36条第2項の規定によって委員会付託を省略したいと思いますが、異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(川中 裕君) 異議なしと認め、よって本件は委員会付託を省略することに決定しました。
本件は討論の通告がありますので、指名します。
北名議員。
〇20番(北名照美君)〔登壇〕 ただいま出されております問責決議案について、日本共産党議員団としての意見を述べます。
私たちは、こうした決議案が出されることを望んではいませんでした。話し合いで納得のいく形が出されればいいと考えていましたが、こうした形になった以上、避けて通ることはもちろんできません。態度を明らかにしたいと思います。
さて、今回の一件ですが、事の真相を微細にせんさくする立場にはありません。しかしながら、市議会議員として相当な酒の量を飲しての出来事であり、本人がよく承知してないほどの状態の中で市民といざこざを起こしたこと、警察の聴取を受けたこと、特に八木議員の側から先に手を出したということは決定的に問題があると思います。このことをまず言ってきおきます。
次に、我が党日本共産党は、この種問題に対するとらえ方ですが、不祥事等にはみずからのことも含めて厳しく律するというのが基本的な姿勢であります。
次に、市民は今市議会あるいは市議会議員をどう見ているかという点でありますが、そう生易しいものではない、厳しいものがあると思います。それは議員に限らず、市職員に対してもあるいは市長のあり方についても同様であります。また、そのことは当然だと思います。
そこで本件についてですが、率直に言って私たちは、今回の場合、八木議員が役職に固執するのでなく潔く返上して出直しをしてほしかったと思っています。そうしたことがない中で、そしてこの決議が出されてきた中で、私たちの決議に対する意見は賛成であります。
〇議長(川中 裕君) これより採決します。
この採決は起立によって行います。
本件は決議案のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
〇議長(川中 裕君) 起立少数。
よって、決議案第1号は否決されました。
〇議長(川中 裕君) 日程第2 決議案第2号渡辺英雄副議長不信任決議についてを議題とします。
地方自治法第117条の規定によって、渡辺英雄君の退場を求めます。
(14番渡辺英雄君 退場)
〇議長(川中 裕君) 提出者の説明を求めます。
高桑議員。
〇19番(高桑幸雄君)〔登壇〕 決議案第2号渡辺英雄副議長不信任決議について、提出者を代表して提案理由の説明を行います。
提案理由の説明については、以下の文面でありますが、少し内容について説明をさせていただきます。一つは、この決議案の重要な柱になりますが、私ども議員は議会の権限について限定をされております。
これは地方自治法第96条です。平たく言えば、議員は人事に介入してはいけないということになっています。
もう1点は、副議長の責務ということであります。副議長は議長が事故及び欠席の場合、代行するという立場から、この副議長の責務について一定の見解が示されております。全文を読み上げるまではいたしませんが、肝心なところについて読み上げてまいりたいと思います。副議長は議長に事故がないとき、一般の議員と同じ地位にあります。議長と異なり、討論権、表決権を自由に行使することができます。しかし、議場に特別の副議長席があるわけでもないし、しかしながら、副議長は議長に事故がある場合、議長と同じ職務を行使する立場から、平素他の議員と全く同じような言動をすると議長職についたときに中立・公平性を疑われかねない。こういうことから普段から節度と慎みが必要であると書かれております。このような配慮は、法的なことについては不要でありますけれども、実際に必要であると言われています。であるからこそ、議会に副議長室があり、議運には議長とともに出席し、全体の動きを把握できるように配慮されているわけであります。したがって、副議長が議場で意見書の提出者になってみたり討論することは、原則として副議長である議員にはなじまないと言われています。
さて、今回この問題に関係しますところについて、具体的に若干申し上げたと思います。議長を補佐する副議長の立場は、私が申し上げるまでもなく、当たり前のことでありますけれども、この間、今回の八木議員の関係についても、議長との協同さらには副議長としての中立性に私は問題があると考えているところであります。本会議場において副議長が議長に議事進行をかける、あるいは過般の予算特別委員会で理事会の決定に従わない、ルール違反をする、このようなことがありました。私どもとしては、副議長として不適切と判断せざるを得ませんでした。
以上申し上げまして、議員の皆さん方の賛同を得たいと考えております。提案理由の説明を終わります。
〇議長(川中 裕君) これより質疑に入ります。
西野議員。
〇15番(西野清勝君) 1点だけお伺いしたいと思います。
決議文の決議の内容に1項目あるのですが、読みます。真ん中あたりになるのですが、渡辺副議長の不可解な言動によって議事の進行にとあるのですけれども、この不可解な言動というのはどのようなことがあったのでしょうか。この点わかればお聞きしたいと思います。
〇議長(川中 裕君) 高桑議員。
〇19番(高桑幸雄君) たくさんございますけれども、今般特に予算特別委員会において、渡辺副議長の言動というか、行動については具体的に議事の進行に極めて重大な支障を来したということがあります。このことの説明をここでしますと大変なことになりますので。要するに副議長が直接理事者のところへ行って予算にかかわる問題と、さらに先ほど言った議員としては絶対にやってはいけない人事に対する介入、こういう問題が複数の証言から明らかになっていますので、この点からも問題はないし、過去にそういうことがあったということについては事実として残っていますので、このような表現になった次第であります。
〇議長(川中 裕君) 質疑を終わります。
お諮りします。本件は、会議規則第36条第2項の規定によって委員会付託を省略したいと思いますが、異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(川中 裕君) 異議なしと認め、よって本件は委員会付託を省略することに決定しました。
本件は討論の通告がありますので、指名します。
北名議員。
〇20番(北名照美君)〔登壇〕 ただいま出されております副議長不信任決議案について、日本共産党議員団として討論をいたします。
今ほど提案理由の説明があり、質疑に対する答弁もありました。その中で私たちが感じていることは、副議長の言動を全面的に支持するという立場では決してありません。いささか行き過ぎなどがあることも、私たちの立場では感じている面もあります。しかしながら、今回の提案については八木議員の先ほどの問題に端を発して、急遽浮上してきたのかなという感じもいたしております。
そこで、先ほども言いましたけれども、市民が議会に求めていることは、こういうことの応酬ではないと思います。市民生活や深川市の発展のために我々がどうあらなければいけないかということを考えたときに、こういう形で出てくることもまた残念なことだと思っています。
副議長が適切かどうかということについては、いまだ精査を必要とするというのが私たちの立場であります。したがって、今回のこの決議には反対であります。
〇議長(川中 裕君) これより採決します。
この採決は、起立によって行います。
本件は決議案のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
〇議長(川中 裕君) 起立多数。
よって、決議案第2号は可決されました。
暫時休憩します。
(午後 4時04分 休 憩)
(午後 4時22分 再 開)
〇副議長(渡辺英雄君) 休憩前に引き続き開議します。
〇副議長(渡辺英雄君) ただいま西野議員外から決議案第4号川中 裕議長不信任決議が提出されました。
お諮りします。決議案第4号川中 裕議長不信任決議を日程に追加し、追加日程第1として直ちに審議することにしたいと思いますが、異議ありませんか。
(「議事進行」と呼ぶ者あり)
〇副議長(渡辺英雄君) 高桑議員。
〇19番(高桑幸雄君) 先ほども副議長の辞任を求める私の説明に、まず副議長はこの提案者になれないと私は説明しているのです。既にこの提出者に副議長が名前を連ねているのです。何を考えているのかわかりませんけれども、まずこれが1点です。
それから、提案に名前を載せて議長席に着いていることについて、これは議長の公平性、こういう面から見ても私は問題があると思うのです。議事精査願います。
〇副議長(渡辺英雄君) 暫時休憩します。
(午後 4時24分 休 憩)
(午後 6時29分 再 開)
〇副議長(渡辺英雄君) 休憩前に引き続き開議します。
〇副議長(渡辺英雄君) 事務局長から諸般の報告を申し上げます。
〇議会事務局長(荒川 満君) 初めに、西野議員外から決議案第4号を撤回したい旨の申し出がありました。
次に、西野議員外から決議案1件の提出がありました。
報告を終わります。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
〇副議長(渡辺英雄君) 異議なしと認め、よって決議案第4号の撤回の件を日程に追加し、追加日程第2として直ちに審議することに決定しました。
〇副議長(渡辺英雄君) 追加日程2 決議案第4号川中 裕議長不信任決議の撤回を議題とします。
提出者の説明を求めます。
西野議員。
〇15番(西野清勝君)〔登壇〕 さきに配付されました議案につきましては、不適切な面がございましたので、撤回させていただきますよう、ご理解を賜りますようお願いいたします。
〇副議長(渡辺英雄君) これより質疑に入ります。
(「なし」と呼ぶ者あり)
〇副議長(渡辺英雄君) 質疑を終わります。
お諮りします。本件は、会議規則第36条第2項の規定によって委員会付託を省略したいと思いますが、異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
〇副議長(渡辺英雄君) 異議なしと認め、よって本件は委員会付託を省略することに決定しました。
本件は討論の通告がありませんので、これより採決します。
この採決は、起立によって行います。
本件は、撤回を承認することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
〇副議長(渡辺英雄君) 起立全員。
よって、決議案第4号の撤回の件は承認されました。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
〇副議長(渡辺英雄君) 異議なしと認め、よって決議案第5号を日程に追加し、追加日程第3として直ちに審議することに決定しました。
〇副議長(渡辺英雄君) 追加日程第3 決議案第5号川中 裕議長不信任決議を議題とします。
提出者の説明を求めます。
西野議員。
〇15番(西野清勝君)〔登壇〕 決議案第5号川中 裕議長不信任決議に関する提案理由の説明を申し上げたいと思います。
簡潔に申し上げます。今回の議長不信任決議案につきましては、議会運営において一部会派に偏った行為や非民主的運営、さらには議会における言動など、議長としてあるまじき行為をとっている。したがって、議長として中立・公正な職務を行っていない。
以上の理由により、議長不信任決議案を提出するものであります。
〇副議長(渡辺英雄君) これより質疑に入ります。
高桑議員。
〇19番(高桑幸雄君) ただいまの提案理由の中で、提案者に説明を求めたいと思うのですが、1点は議会運営において一部会派に偏った行為があったと言われていますが、具体的にご説明をいただきたいと思います。
さらに、非民主的な運営という表現がございますが、どういう点が非民主的な運営であったのか、具体的な事例についてご説明をいただきたいと思います。
さらに、議長としてあるまじき行為をとっていると断定しておりますが、具体的にどういう行為があってこういう断定になっているのか、ご説明をいただきたいと思います。
〇副議長(渡辺英雄君) 西野議員。
〇15番(西野清勝君) お答えをいたします。簡潔に申し上げたわけでありますが、これは全文に該当するのではないかと思いますけれども、「議会運営において一部会派に偏った行為や非民主的運営」とここまでくるわけでありますが、これにつきましては、それぞれの見方もあると思いますが、いずれにしましても全部の会派ではないのです。一部の会派に偏った行為が多く見受けられると、このように見ているわけであります。したがって、これはもっともっと広く公平に意見を聞いて運営されることがいいという観点でございます。それから、議会における言動など議長としてあるまじき行為をということは、これは非常に幅広い考え方があるわけでありますが、要するに議会ですから全般広いわけでありますが、議長として従来からいろいろと議会運営に携わる中で、何と申しますか、先ほど可決されました問題等につきましてもこれの経緯ですか、こういうことからしましてもかなりの回数にわたって干渉があったと、従来これまでに。ということも、この意味に入っているわけであります。それで、議長として中立・公正な職務を行ってほしいけれども行っていないと、こういう観点から不信任を提出させていただいたわけであります。ご理解をいただきたいと思います。
〇副議長(渡辺英雄君) 高桑議員。
〇19番(高桑幸雄君) 1点は、こういうふうに物事を断定して書いているのですから、ある程度具体的なことについてお答えをいただきたい、説明をいただきたいと思います。
なお、先ほどの説明では、提案者の主観によって何か左右されるような、判断が分かれるような表現がございました。これはもう提案をする立場としては、本当に不十分というか不適切だと感じますので、その点どうお考になっているのかもあわせてご説明をいただきたいと思います。
〇副議長(渡辺英雄君) 西野議員。
〇15番(西野清勝君) 具体的にと言いましてもどの程度までが具体的か、私の答える範囲の具体的は、先ほどの答弁で満足いただけなかったからと思いますが、いずれにしましても繰り返すようでありますが、一部会派というのはもちろん一部でありまして、議長は特に深川市の議会においては会派を離脱するとか、そういうことはありませんから、そうなるのかなと思いながらも、どうしてもそういう目で見がちになるわけです。やはり所属会派ということであります。そういう意味合いにおきまして、一部会派にということを申し上げておるわけであります。
それから、また繰り返しになりますが、非民主的運営も私は理想ばかりは言いませんが、広く意見を聞いて最後に公平に決断することが一番大事なのではないかなと私は思っております。これは高桑議員とは見解が違うかもしれませんが、私はそのように感じておるわけであります。
それから、言動というのは、常に人間は話をしますから、しゃべりますから、そういった面において議長の一言は極めて重いわけでありまして、常に緊張があるのです。お話をされませんと、やはり誤解を招く場合が多いと。私はそういう意味で、ここで申し上げておるわけであります。あるまじき行為がどうとかにつきましては、これはいろいろあると思いますが、私はこれだということよりも、行為か言動かというのはみんな一体のものだと私は思っておりますが、そういう意味では具体的に、過ぎたことは言いませんが、余り干渉しなくてもいいところに干渉されていたのではないかなと私はそういう印象を持っております。そのことを率直にここで申し上げておるわけでございます。したがって、今後に期待するところは、議長として中立・公正な職務を行っていただきたいのであるけれども、これまで行っていないということで不信任を提出させていただいたわけでございます。
〇副議長(渡辺英雄君) 高桑議員。
〇19番(高桑幸雄君) 余りここで時間をとることについては避けたいと思いますので、私はこの提案理由を説明する段階で、提出者の主観に基づいてどちらでも取られるような提案の仕方というのはいかがですかと申し上げたのです。そのことについては、答弁がございませんでした。
もう1点は、例えば議長としてあるまじき行為をとっていると断定されているわけですから、これは少なくともそういうことの具体的な事実について説明があるというのが当然だと思うのです。 答弁者の答弁を了とするわけではありませんけれども、今日的状況について答弁がもしできるのであれば結構だと思いますが、なければ私はこれで終わりたいと思います。
〇15番(西野清勝君) それでは、わかる範囲でお答えいたします。
あるまじき行為とは、何か相当角が立ったようなことにも聞かれがちでありますけれども、しかしながら、私どもは率直な意味でこのように申し上げているわけでありまして、議長も議長としていろんなことで努力はされていると思いますけれども、我々にとっては不満の面が多いということも含めてのあるまじき行為でありまして、これはどこまでがどうだっていうことになりますと、見解の相違もあろうかと思いますが、ここで議長の人格にかかわるようなことも到底言えないわけでありますから、そういうことを言うつもりもありませんから、そういったことでご理解をいただければありがたいと思っています。
〇副議長(渡辺英雄君) 質疑を終わります。
お諮りします。本件は、会議規則第36条第2項の規定によって委員会付託を省略したいと思いますが、異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
〇副議長(渡辺英雄君) 異議なしと認め、よって本件は委員会付託を省略することに決定しました。
本件は討論の通告がありますので、指名します。
北名議員。
〇20番(北名照美君)〔登壇〕 川中議長不信任決議案について、日本共産党の意見を言います。
ボタンのかけ違えが次々と出てきているというのが率直な思いです。私も30年ちょっと深川の市議会議員をやっていますが、こういうことは初めてというか、本当に遺憾というか、情ないという思いであります。市民不在でこういうやりとりをしていることに憤りももちろん感じています。今の提案でありますけれども、到底市民サイドから見ても納得、同意のできるものではない。議長不信任案には、日本共産党は反対するということであります。
〇副議長(渡辺英雄君) これより採決します。
この採決は、起立によって行います。
本件は決議案のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
〇副議長(渡辺英雄君)起立少数。
よって、決議案第5号は否決されました。
そのままお待ちください。
〇議長(川中 裕君) 日程第3 陳情の取り下げについてを議題とします。
陳情者から、平成17年陳情第4号皇室典範改正問題に関する意見書の採択を求める陳情については、取り下げたいとの申し出があります。
お諮りします。本件は申し出のとおり承認することに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(川中 裕君) 異議なしと認め、よって平成17年陳情第4号の取り下げは承認することに決定しました。
〇議長(川中 裕君) 日程第4 委員会報告第3号議案第16号深川市国民保護対策本部及び深川市緊急対処事態対策本部条例についてないし議案第19号深川市手数料徴収条例等の一部を改正する条例について、議案第27号深川市民交流センター条例を廃止する条例について、議案第28号深川市生きがい文化センター条例の一部を改正する条例について、請願第1号住民の暮らしを守り、安全・安心の公共サービス拡充を求める請願及び請願第2号「米空軍嘉手納基地」のF15戦闘機訓練の一部を航空自衛隊千歳基地に移転・分散することに反対する請願の8件を議題とします。
本件について委員長の報告を求めます。
鍜治総務文教常任委員長。
〇総務文教常任委員長(鍜治敏夫君)〔登壇〕 ただいま議題となりました議案第16号深川市国民保護対策本部及び深川市緊急対処事態対策本部条例についてないし議案第19号深川市手数料徴収条例等の一部を改正する条例について、議案27号深川市民交流センター条例を廃止する条例について、議案第28号深川市生きがい文化センター条例の一部を改正する条例について、請願第1号住民の暮らしを守り、安全・安心の公共サービス拡充を求める請願及び請願第2号「米空軍嘉手納基地」のF15戦闘機訓練の一部を航空自衛隊千歳基地に移転・分散することに反対する請願の8件について、総務文教常任委員会で審査しました概要と結果についてご報告申し上げます。
議案第16号ないし議案第19号、議案第27号及び議案第28号は、本定例会において当委員会に付託され、3月10日と13日の2日間にわたり委員会を開催し、所管の部課長等の出席を求め、審査を行いました。
初めに、議案第16号深川市国民保護対策本部及び深川市緊急対処事態対策本部条例について及び議案第17号深川市国民保護協議会条例についてを一括して審査を行いましたので、質疑の中から主なものを申し上げます。
問い、国民保護協議会と現在の防災会議との整合性についてはどうなっているか。また、協議会の構成メンバーは現時点ではどのように考えているか。
答え、策定する国民の保護に関する計画は、国民保護法における地方自治体の役割である住民の避難・救援など、その内容については、災害が起きた場合の対応を定めている地域防災計画と共通する部分が多く、このため国からの指導においても国民保護協議会と防災会議の一体的かつ円滑な運営も求められています。このことから、本市においては現在の防災会議委員を含め、さらに幅広く意見をいただくため関係する機関・団体などの方の参画をいただくもので、構成メンバーとして国や北海道の出先機関、自衛隊、警察署のほか、輸送・電気通信機関の職員、さらに農業・商工団体や町内会の代表の方を考えております。
問い、サリン問題等国内で生じた事態への対処の考え方については。
答え、武力攻撃等に準じた行為として国の判断の中で指定がされるものであり、本市がその指定等を受けた場合、計画に基づき対処していくものです。
問い、この条例策定に当たり、市としてどれだけ検討の論議をしてきたのか。
答え、国民保護法に基づく市町村の取り扱いについての説明会等があり、その中で計画策定が求められたことから、市においてもいつこのような事態が発生するともわからない状況の中で、平成18年度中に策定をしていきたいと考えており、この対策本部や協議会の設置については、市内部での議論でこのような対応をしていくことにしたところです。
問い、協議会の内容について、情報公開していく考えか。
答え、協議会の審議内容等については、公開をしていきたいと考えております。
問い、過剰な啓発、危機意識をあおるような広報活動をするべきではないが、そういう考えを持っているか。
答え、武力攻撃があった場合の備えについて、市民の方への周知をしていかなければいけないものと考えています。ただし、不安をあおるような形とならないよう工夫もしていきたいと考えております。
問い、対策本部はどういう事態が起きたときに設置するものなのか。
答え、設置については、武力攻撃等の事態が発生した場合、国においてそれぞれの地域が指定されますので、国からの指定があったときに対策本部を設置するものです。
質疑終結後、北名委員から反対の立場で、今日本の置かれている状況は、アメリカの軍事戦略の中に日本が位置づけられて、自衛隊をイラクまで派遣するというところまできており、日本が本来的に憲法で目指している平和主義と武力によって国際紛争を解決しないという、その立場から逆行する状況にある。この法律はその点で日本がイラクに自衛隊を派遣していることが逆に日本の中にテロが起きるかもしれないということに関連してきていることなどを考えれば、今日本が目指すのはこういう法律や条例をつくることではなくて、もっと平和な方向でどういう道を切り開いていくのかと、世界にその立場で日本の存在を明らかにしていくことが本来すべきであるというぐあいに思う。この条例は、国が出してきているものに対して、私はもっと慎重であるべきだと思う。もっと時間をかけて内部議論しながら、まさに地方の時代、地方の分権、地方主権という立場で議論していく中で検討されなければいけないと思うし、もしそうするならば、もっと時間が必要である。出されてくるのが早いか遅いかということは、今は別であり、この時期ではないだろう。したがって、私は非核平和都市宣言をしている深川市において、このように拙速に出されてきたということに遺憾な思いもして、法も含めてこの条例には反対という日本共産党の態度であるとの討論がありました。
その後、採決に入り、議案第16号及び議案第17号は賛成多数をもって可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第18号特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について審査を行いましたので、質疑の中から主なものを申し上げます。
問い、市内の旅費日当については、行政運営プランなどの検討課題に位置づけがない中、急に出されたものと思うが、今回どういう経過でこのようになったのか。また、他の行政機関に対する説明と理解はどうだったのか。
答え、当初の検討課題でありました日額報酬の見直しに当たり、他市の状況も聞きながら参考に検討していましたが、その後他市の旅費日当についても情報交換を行い、空知管内10市のうち深川市のほかに歌志内市だけが支給している実態でありましたことから、急遽検討課題として位置づけ、今回の日額報酬の改正にあわせて市内旅費の日当についても廃止をさせていただくものです。また、他の行政機関に対しましては、本市における行財政環境が大変厳しい状況にあることや他市の状況も含めて説明し、大変時間が短い中での対応でしたが、理解をいただくよう努めたところです。
問い、市内旅費日当の改正に当たり、条例中のただし書きの部分で市長が特に必要と認める場合の取り扱いについてどのように考えるのか。
答え、今後、他との公平性に十分配慮しながら取り扱いをしていきます。
問い、各委員会等の報酬の改定について、その考え方と各委員会委員に議論をしてもらった経過はあるのか。また、各委員会等のあり方を精査したのか。
答え、市政の推進に当たり、広く市民の方から意見をいただき、積極的にみずから行政に参加していただく観点から見直しを図ったもので、また市民懇談会、行政運営プランの地域懇談会においても見直しについてのご意見をいただいたところです。該当する委員会へ事前にこのことの説明、また意見をいただく機会は設けておりません。今後各委員会の意見もいただきながら、各委員会等のあり方についての検討をしてまいりたいと考えています。
問い、今議会に予算にかかわる条例改正が同時に出てくるというのは、非常に問題があるのではないか。あえて混乱を招くような提案の議論の持ち込み方というのは違うのではないか。なぜ今、議会に提案なのか。
答え、行財政改革の一環として各事務事業の見直しを進めているところであり、今回の報酬改正についてもその中で検討してきたものです。行財政改革の推進の取り組みに当たり、緊急プログラムの改訂版が2月の本部会議において最終決定されたことから、今議会に条例の提案をさせていただき、4月1日からの施行としていこうとするものです。
問い、開催時間が短い委員会等の報酬支給の取り扱いについて、どう検討してきたのか。
答え、他市の実態や市民懇談会の意見など総括的に判断をした中で、統一的に5,400円を3,000円に改正するものです。
質疑終結後、田中昌幸委員から反対の立場で、今回の条例提案は余りにも拙速だということを指摘せざるを得ない。平成16年の予算議会のときに議会として行財政改革を進めるに当たって十分な市民説明を求める決議が出されているが、それにも著しく反するものだ。行財政改革を進めるところで十分な市民説明、市民の皆さんに説明する、当然こういう委員会に対して説明することを、議会として強く求めたものを踏みにじる内容と提案であり、明らかに議会の意思にも反しているような提案は到底受け入れられるものではない。市民との協働によるまちづくりを推進しようとする市長の姿勢を根底から疑わざるを得ないような進め方については、私どもは賛成できないとの討論があり、また北名委員から賛成の立場で、非常に短い時間でやっていることが度重なっている委員会とそうでない委員会との区別は必要ではないか。これは行政の側がきちっとしないと、本当になっていただいている方たちに失礼だと私は思う。市民の立場から見れば、これはおかしいのではないかというぐあいに思うのです。私はこの機会にそのことをあえて指摘するとの討論がありました。
その後、採決に入り、議案第18号は賛成多数をもって可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第19号深川市手数料徴収条例等の一部を改正する条例について審査を行いましたので、質疑の中から主なものを申し上げます。
問い、この各種手数料の見直しに当たり、この条例が議決された場合にあって、市民周知を図るためにどのような方法を考えているか。
答え、広報ふかがわに掲載するとともに、それぞれの窓口で周知文を掲示するなどしていきたいと考えています。また、住民票、印鑑証明書交付の取り扱いをいただいている郵便局に同様の掲示の依頼をしていきます。さらに、請求頻度の高い郵送の請求者については、請求があったときにそれぞれ改正の通知文などを同封していきたいと考えています。また、市のホームページにおいてもそれぞれの手数料について掲載をしていきます。
問い、不慮の災害とか、そういう被害に遭った方に対しての証明の根拠を示す罹災証明書について、100円だったものを300円に上げるというところは、余り上げなくてもいいのではないか。もっと温かい配慮があってもいいのではないか。
答え、罹災証明書は保険請求関係等に必要とする証明なので、他の手数料と同様にコストを計算、また他市の状況等を考慮した中で決定をしたところです。ただし、条例の中にその他市長が適当と認めるとき、手数料を免除することができますので、罹災証明の取り扱いについてもどのような対応をしていくことがいいことなのか検討していきます。
問い、改定手数料の根拠となるコスト計算はどのようになっているか。
答え、職員がそれに対応している時間や証明書を交付するための用紙代等について、それぞれコスト計算をしています。例えば営業証明に関するものでは、計算をすると441円となりますが、現行の手数料が300円ですので、改正予定としては400円にさせていただいています。
質疑終結後、採決に入り、議案第19号は全会一致をもって可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第27号深川市民交流センター条例を廃止する条例について及び議案第28号深川市生きがい文化センター条例の一部を改正する条例について、一括して審査を行いましたので、質疑の中から主なものを申し上げます。
問い、地域再生計画の当初計画の見直しの動機として、基本が違っているのではないか。
答え、当初計画の中にありました配達・配食サービスやICカードのポイントカードシステムにつきましては、市民がインターネットの利用環境を同時に整備していなければならないため、これら事業を短時間に仕上げることが困難な状況と判断いたしまして、実現可能な内容について検討を進め、北海道庁や内閣府、総務省などとも十分協議し、現在の見直し案として地域ポータル・オンラインモールの構築に絞り込むことに至ったところです。
なお、今後の構築のもと市民が関心を持ち、インターネットの利用環境の拡大、普及につながっていくものと考えられることから、そうしたところを見きわめまして、順次配達・配食サービスなどの事業の実施について事業者と十分に協議を重ねて判断していく考えです。
問い、住民の合意や盛り上がりのない状況の中で、そのような進め方をしてよいのか。
答え、今後の実施設計など実施過程の中で十分に意見等をいただいていきたいと考えていますが、地域活性化勉強会の意見の中でもありましたが、事業者そして市民との間のコミュニケーションの重要性は、事業者も市民も同じように認識をいただいているものと思っています。そうしたコミュニケーションの手段の一つとして、この地域ポータル・オンラインモールが十分に活用されるよう、また今後も市民や事業者にその内容について十分に理解を深めていただけるよう対応に努めていきたいと思っております。
問い、地域再生計画に基づく地域ポータル・オンラインモールについて、関係する事業所や市民に説明したということだが、反応はどうだったのか。また、反応をどう受けとめて取り組んでいくのか。
答え、関係者への説明は、商店街振興対策会議、料飲店組合、農村青年部へ、さらに産消協働キャラバン地域活性化勉強会に事業内容を説明し、意見を伺っています。皆さんからの意見を受け、市としては、各界各層の皆さんが既にネット社会の波をしっかりと感じ取っていると実感したところであり、地域ポータルなど新たな環境がお互いの知恵を持ち寄るきっかけとなって、地域経済の閉塞感を打開していく可能性を持つものと十分期待いただいていると感じたところです。
問い、地域ポータル・オンラインオールを運営する組織がまだNPO化もされていない状況の中で、実際に運営ができるのか。
答え、この組織はこれまで市の情報化施策に対するさまざまな提言や組織独自の情報化の活動、支援を行っており、市内の商業、農業、工業、建設業などさまざまな業種の経営者として活躍されている市民11人で構成されているものです。今回地域ポータル・オンラインモールには、この組織の中に実際にホームページの制作やパソコン教室を開設し、運営しているメンバーの方がいますので、この方を中心に運営に当たっていただけると伺っております。したがいまして、地域ポータル・オンラインモールの目的でありますすべての事業所と市民との間をつなぐという部分について、この民間組織独自のネットワークが十分に生かされていくのではないかと考えています。
なお、NPO化ということについては、現在検討が進められていると伺っています。
問い、事業の収支計画はどうなっているのか。
答え、収支計画は、地域ポータル・オンラインモールの運営を担っていただく想定の民間組織に独自の収支計画の組み立てをお願いし、市は市の立場で試算を行っています。この民間組織の皆さんには、地域ポータル・オンラインモールとPRビジョン、ビズカフェ、パソコン教室の運営をいただくことを前提に収支計画を立てています。向こう3年間の全体収支差は、平成18年度、19年度は収支同額で、20年度は162万円の黒字になる試算をしています。
なお、実施設計の段階におきまして、さらに収支の見通しなど詳細にわたり検討を図る考えでいます。
問い、ちまたの声を聞く中で、PRビジョンについては再考してほしいとの声が出ている。実施設計の段階で徹底的に地元関係者と協議の上、その過程において議会にも相談をしていただきたい。再度検討の考え方を聞く。
答え、取り進めに当たり、議会に説明のなかったことについては深く反省をしています。今後、このようなことのないよう十分気をつけます。また、PRビジョンについて、今後においては関係する皆さんの意見を十分伺いながら、実効性、経済性、効率性などを十分検討させていただいて、今後の実施設計を進めてまいります。
問い、地域再生計画について、教育委員会に協力要請があったのはいつだったのか。
答え、計画については、昨年10月に基本的な考え方を示した資料をいただき、正式な協力要請は昨年11月28日になされ、計画が本市の地域経済活性化等に資するよう取り組むものであり、その際に市民交流センターを活用する必要があり、また生きがい文化センター内のマルチメディアセンターについても機能を拡充するため、隣接する青少年科学室の利用が必要であることなどについての説明があったものです。
問い、原案として交流センターと青少年科学室とした、その方向を打ち出したのはいつなのか。
答え、新たな計画については、平成17年1月末の新たなスタートから内閣府や総務省などとの協議を重ね、関係団体の皆様にも意見を伺う中で、最終的には昨年12月末に総務省の事前審査にかけまして了解を得たところです。現在それをもちまして内閣府に変更申請を行っているところで、3月中には変更の承認がおりるという予定になっています。
問い、市の実質的な持ち出し分の負担額はどうなっているか。
答え、起債の借入額から交付税算定の総額を差し引いて、市の持ち出し分として支払い利息を含めた後年度負担全額は6,138万円を見込んでいます。
問い、市民交流センターやマルチメディアセンターの今後の維持管理経費はどのようになっていくのか。
答え、現在の市民交流センターの維持管理経費は平年ベースで年間853万円であり、これに市政情報の映像制作委託という部分300万円程度が加わってくるものと考えています。また、マルチメディアセンターの整備後の維持管理経費については、現在の1,000万円程度の委託経費の中で対応が可能なものと判断しています。
問い、行政運営プランの中身は、財政が非常に厳しい状況ということを含んでいるが、ソフト事業を起こす経費の予算化は可能な状況なのか。
答え、さまざまな事業に予算づけをしていますが、今日の財政状況を考えたときに、それぞれ予算の組み方を検討しながら、必要なものは必要なものとして予算づけを図っていく必要があると思います。
問い、どんどん夢の膨らむ施設である青少年科学室をなくしてしまうことはひどいことだと思うが。
答え、計画によると、映像などを通じ、未来社会のコミュニケーションや新時代の科学技術、芸術文化の流れを感じ取れる場の整備などの計画がされております。その中で青少年科学に関する機能を備えた整備に配慮することで、青少年科学室の廃止後においても拡充整備されたマルチメディアセンターにおいて子供たちが科学を感じ、科学への興味と関心が深まる施設となることを願っています。また、生きがい文化センターでは、青少年科学室のほかにも科学に関して体験できる施設やソフト事業の実施、さらに市立図書館も併設していることから、科学に関する興味や関心が高まるよう努めていく中で、青少年科学室廃止の影響が及ばないように対応していきます。
問い、市民交流センターとマルチメディアセンターで取り組む事業が重複し、顧客の取り合いとはならないか。
答え、マルチメディアセンターの機能としてITヘルプデスク、IT講習会、小中学校に対する情報教育の活用支援を主に事業に取り組んでいますが、市民交流センターで行いますパソコン教室の部分は小規模な1対1の講習会というものをイメージしており、規模の違いがあることから、重複することは避けられると考えています。
問い、現在市民交流センターを使っている団体で、代替としてみ・らいや中央公民館といった社会教育施設を使えない団体があるのではないか。
答え、今回文化交流ホールみ・らい、そして中央公民館等の施設において、代替的に有料で利用いただいている団体については、み・らいにおいてできるだけ受け入れるよう取り組んでおります。かなりの部分を占めます社会教育団体、文化サークル等につきましては、中央公民館あるいはみ・らいの空きスペースにおいて空いている日等を調査していますので、その中で対応していきますので、不便をかけることのないような対応を今後も進めていきたいと思います。有料で使っている団体の代替となることの制約については、み・らいについては公民館と若干異なり利用範囲が広がっているので、引き続き有料でみ・らいを使っていただくということになり、既にその手続は開始されております。
問い、廃止により、市民交流センターの指定管理者である深川振興公社への対応はどのようになっているのか。
答え、市民交流センターは、平成17年度から深川振興公社を指定管理者として協定を締結し、管理運営をしています。指定管理の期間は3年間ですが、地域再生計画により協定の前提となる施設概要等が変更になることから協定を継続することができなくなるため、深川振興公社に対しては事前に伝え理解を得たところです。
問い、地域再生計画は、雇用という部分ではどれぐらいの効果が生まれるのか。
答え、計画の具体的な効果については算定が難しいものですが、仮に需要が最も市外に流出している卸小売業の年間販売額の1%に相当する需要を市内に呼び戻すことができると年間4億6,000万円程度になりますが、このうちの1割を雇用に振り向けると10人強の雇用創出効果が出てくるということで総務省と協議をさせていただき、新たな見直し計画案としてまとめているところです。
問い、地域ポータルサイトに参加するのは何店舗と試算しているか。
答え、市の想定では、平成18年度から20年度の3カ年でおおよそ300件の出店を想定し、年100件ずつ新たな出店を想定しています。出店していただきたい事業所としては、市内の農家や商店、飲食店、その他事業所の ほか、医療機関や行政機関、サークルなどもターゲットにしたいと考えています。
問い、福井ギャラリーは生きがい文化センターへ移設と聞くが、その協議の経過については。
答え、福井尚敏氏ご本人とも直接話し合いをして理解をいただき、適切な移設場所として生きがい文化センター内2階部分の一部へ移設する方向で検討しているところです。今後は広く周知する中で、一層福井ギャラリーの観覧について努力していきたいと考えています。
問い、ビズカフェを行うことで、近くで喫茶店を経営している方がいる中、民業圧迫ということが起きないのか。民がやれることを官が支援をしながらやってしまうということがいいのか。
答え、ビズカフェは喫茶コーナーを備えたもので、民間の喫茶店などと競合する面もあると思いますが、中心商店街ににぎわいをつくって人を呼び寄せていくのが最終的な目的ですので、にぎわいの中で既存の喫茶店も十分に商売いただけるのではないかと期待をしております。
質疑終結後、北名委員から反対の立場で、この計画は市民不在、あるいは議会軽視が大変甚だしい。地域再生計画というが、地域不再生計画だ。
同時に、今の行財政改革で福祉を初めとして次々と削減している中で、この1億6,000万円が深川市の財政を硬直させ、市民に重い負担をのせかけていくことは明らかであるにもかかわらず、このような計画を河野市政が議会に提案してきたことは大問題だ。
同時に、河野市長が盛んに市民とともに考えと言い、あるいは行政と市民との協働と言っていることが、いかに言葉だけかということが今度の一件でわかるように、全くそれと相反する内容であることも明らかになった。
私はこのような計画が出されたことに問題を感じ、議会がこういう理解しがたい内容を認めていくとするならば、議会も同じような市民批判を受けざるを得ないと思う。したがって、私たち共産党としては、これはとても認められる、賛成できるものではないとの討論がありました。
その後、採決に入り、議案第27号及び議案第28号は賛成多数をもって可決すべきものと決定いたしました。
採決後、可決された議案第27号及び議案第28号に対し、山田委員より当委員会に付託となった2議案は、いずれも計画されている地域再生計画に基づく(仮称)深川市産業プラザ及び深川市マルチメディアセンターの整備に関するものである。しかしながら、予定されている地域再生計画は不確定の点も多く、幾多の課題を残している状況にある。したがって、施設の効果的利用を図るため、委員会の審査を踏まえ、再度の検討を求めるとの附帯決議を行う旨の提案がなされ、趣旨説明の後、採決の結果、全会一致をもって原案のとおり付することに決定いたしました。
請願第1号及び請願第2号は、本定例会において当委員会に付託され、3月13日の委員会において審査を行いました。
初めに、請願第1号住民の暮らしを守り、安全・安心の公共サービス拡充を求める請願について申し上げます。
請願者は深川地方労働組合総連合議長、吉田登美雄氏で、請願の要旨は、不安定雇用や低所得者層の増大とともに、三位一体の改革による地方切り捨ての構造改革によって地域間の格差があらゆる面で拡大している。そうしたもとで、公共サービスの民間開放や画一的な公務員の純減は行わず公共サービスの充実を図ることが必要だと考え、公共サービスの民間開放を安易に行わないこと、画一的な公務員の削減は行わず必要な要員を確保すること、地方切り捨ての行財政改革を行わない意見書の提出を政府に求めているものです。
審査終了後、採決に入り、請願第1号は全会一致で採択すべきものと決定し、あわせて別紙ご配付の意見書を関係機関に送付することを決定いたしました。
次に、請願第2号「米空軍嘉手納基地」のF15戦闘機訓練の一部を航空自衛隊千歳基地に移転・分散することに反対する請願について申し上げます。
請願者は連合北海道深川地区連合会会長、富樫淳一氏で、請願の要旨は、在日米軍再編に関する中間報告では米空軍嘉手納基地から発生する騒音軽減策としてF15戦闘機訓練の一部を他の基地へ移転・分散させるとされ、中間報告に先立ち、北海道に対し千歳基地が移転先としての候補地の一つであるとの説明があった。これは沖縄の痛みを分かち合うことではなく、危険の分散・拡大であり、矢臼別演習場で強行されている米海兵隊の実弾移転演習でもねらわれている固定化につながるもので断固反対であり、米軍基地の整理、縮小を確実に進め、在日米軍基地は米国へ移転・撤収するということが当たり前のことであると確信し、関係機関に意見書を提出することを要望するものです。
審査終了後、採決に入り、請願第2号は全会一致で採択すべきものと決定し、あわせて別紙ご配付の意見書を関係機関に送付することを決定いたしました。
以上で総務文教常任委員会の報告を終わります。
〇議長(川中 裕君) これより一括質疑に入ります。
(「なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(川中 裕君) 質疑を終わります。
本件は討論の通告がありませんので、これより採決に入ります。
初めに、議案第16号及び議案第17号の2件を一括して採決します。
この採決は、起立によって行います。
本件に対する委員長の報告は可決であります。
本件は委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
〇議長(川中 裕君) 起立多数。
よって、議案第16号及び議案第27号は委員長の報告のとおり可決されました。
次に、議案第18号を採決します。
この採決は、起立によって行います。
本件に対する委員長の報告は可決であります。
本件は委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
〇議長(川中 裕君) 起立多数。
よって、議案第18号は委員長の報告のとおり可決されました。
次に、議案第19号を採決します。
本件に対する委員長の報告は可決であります。
本件は委員長の報告のとおり決定することに異議ありませんか。
(「異義なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(川中 裕君) 異議なしと認め、よって議案第19号は委員長の報告のとおり可決されました。
次に、議案第27号及び議案第28号の2件を一括して採決します。
この採決は、起立によって行います。
本件に対する委員長の報告は可決であります。
本件は委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
〇議長(川中 裕君) 起立多数。
よって、議案第27号及び議案第28号は委員長の報告のとおり可決されました。
次に、請願第1号を採決します。
本件に対する委員長の報告は採択であります。
本件は委員長の報告のとおり決定することに異議ありませんか。
(「異義なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(川中 裕君) 異議なしと認め、よって請願第1号は委員長の報告のとおり採択することに決定しました。
次に、意見案第1号を採決します。
本件は原案のとおり決定することに異議ありませんか。
(「異義なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(川中 裕君) 異議なしと認め、よって意見案第1号は原案のとおり可決されました。
次に、請願第2号を採決します。
本件に対する委員長の報告は採択であります。
本件は委員長の報告のとおり決定することに異議ありませんか。
(「異義なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(川中 裕君) 異議なしと認め、よって請願第2号は委員長の報告のとおり採択することに決定しました。
次に、意見案第2号を採決します。
本件は原案のとおり決定することに異議ありませんか。
(「異義なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(川中 裕君) 異議なしと認め、よって意見案第2号は原案のとおり可決されました。
〇議長(川中 裕君) 日程第5 委員会報告第4号議案第20号深川市重度心身障がい者及びひとり親家庭等医療費支給条例の一部を改正する条例についてないし議案第22号深川市健康福祉センター条例の一部を改正する条例について及び平成17年請願第3号最低保障年金制度の創設を求める請願の4件を議題とします。
本件について委員長の報告を求めます。
西野社会民生常任委員長。
〇社会民生常任委員長(西野清勝君)〔登壇〕 ただいま議題となりました議案第20号深川市重度心身障がい者及びひとり親家庭等医療費支給条例の一部を改正する条例についてないし議案第22号深川市健康福祉センター条例の一部を改正する条例について及び平成17年請願第3号最低保障年金制度の創設を求める請願の4件について、社会民生常任委員会で審査しました概要と結果についてご報告申し上げます。
議案第20号ないし議案第22号は、本定例会において当委員会に付託され、3月10日に委員会を開催し、所管の部課長等の出席を求め、審査を行いました。
初めに、議案第20号深川市重度心身障がい者及びひとり親家庭等医療費支給条例の一部を改正する条例について、質疑の中から主なものを申し上げます。
問い、条例改正の内容について、もう少し具体的にどのようになるのか。
答え、本件は、障害者自立支援法の公布により、同法の附則で知的障害者福祉法が改正されたことに伴い本条例の一部改正を提案するもので、内容としては、現在知的障がい者援護施設に入所されている方の医療費は知的障害者福祉法により全額公費負担とされており自己負担がないことから重度心身障がい者医療費支給事業では適用除外としてきましたが、このたびの法改正により公費負担制度が廃止され3割の自己負担が生じることになったことから、本事業の適用とするため、その適用除外とする部分を削除するものです。
問い、対象となる方は。
答え、市内のあかとき学園を初め、道内の知的障がい者援護施設29カ所に深川の対象者57人がおります。そのうち療育手帳A判定の知能指数35以下の方37人が重度心身障がい者医療費支給事業の対象者として見込まれるところです。
なお、療育手帳B判定、知能指数50以下の方20人については、肢体不自由・盲・聾唖などの障がいをあわせ持たない限り、この事業の対象者とはならないもので、医療費の3割分については自己負担となります。
問い、本事業適用となった場合の医療費の助成内容は。
答え、市民税課税世帯の場合は、保険診療の自己負担額から医療費の1割、初診時一部負担金、基本利用料、標準負担額、各保険の付加給付額を引いた残りの医療費について助成することになります。また、3歳未満及び市民税非課税世帯の場合は、自己負担である初診時一部負担金を除いた医療費について助成することになります。
問い、これまでの公費負担医療と比較して、医療費や市の財政負担はどのようになるのか。
答え、現在健康福祉課が所管している知的障がい者施設入所者医療では、療育手帳A判定とB判定の57人が医療費の受給者となっています。医療費は平成17年度の決算見込みで約490万円です。国と市が医療費の2分の1ずつを負担することになっていますので、市の負担額は約245万円となるものです。
一方、市民課が所管する重度心身障がい者医療費支給事業では、北海道の補助要綱により療育手帳A判定の37人を予定していますが、平成18年度予算では4月診療分が6月に支出することになることから、10カ月分の275万円を見込んでいるところです。道と市が医療費の2分の1ずつを負担することになりますので、市の負担額は約138万円となるものです。
問い、精神障がい者は、医療費助成の対象にならないのか。
答え、当市の医療費支給事業は、北海道の補助要綱に沿って実施しているもので、精神障がい者の方は同補助要綱では対象外となっていることから、助成の対象とはならないものです。
質疑終結後、採決に入り、議案第20号は全会一致をもって可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第21号深川市介護保険条例の一部を改正する条例について及び議案第22号深川市健康福祉センター条例の一部を改正する条例について、一括して審査を行いましたので、質疑の中から主なものを申し上げます。
問い、予防重視型システムへの転換ということで、新予防給付の創設とあるが、この内容は。
答え、メニューは介護給付と同じですが、現行のサービスについてより介護予防に効果のある内容に見直すというものです。本人の意欲を引き出して、自立を支援するマネジメントが重要になってきます。具体的には、通所介護の例でいうと、これまでは集団的なサービス提供が多い状況にありましたが、今後は簡単な用具やマシーンを用いたトレーニングなどの筋力向上、また効果的な歯磨きや栄養改善、これら利用者の個別性を重視したサービスメニューの選択が可能になるというものです。
問い、音江で新たな福祉事業が展開されると聞くが、保険料に与える影響は。
答え、現在お聞きしている事業者の介護保険サービスは、認知症対応型共同生活介護、いわゆる高齢者のグループホームと小規模多機能型居宅介護などであり、この事業に見込まれる給付費は3年間で約1億4,000万円、保険料への影響額は月額約100円と見込んでいます。
問い、人口や施設の充実度、前期高齢者と後期高齢者の比較などいろいろな点で単純に高い安いの比較はできないと思うが、今回の改正保険料は全道的に見てどのくらいの位置にランクされるのか。
答え、本年1月中旬に道内各市へ電話照会した状況では、月額4,000円を超える市は当市を含めて9市で、保険料を据え置くまたは現行程度と回答されたのは3市でした。その後、改正条例の議会提案まで期間が経っていますので、当然状況に変化があるものと予想されますが、多くの市において保険料の引き上げが予定されているものと考えています。また、介護新聞の報道では、1月末現在の道内市町村の平均は現行より11.8%アップの月額3,930円、市の8割が引き上げとされています。
問い、保険者機能の強化とは、具体的にどのような内容か。
答え、保険者機能の強化については、今回の改正法の中に盛り込まれていて、大きく次の3点が示されています。
1つには、サービス面への関与ということで、地域密着型サービスに関する指定や指導、監督など。
2つには、保険者による給付等のチェックの強化ということで、事業者への立ち入り権限等の付与、また指定取り消し要件に該当した場合の事業者の道への通知など。
3つには、保険者事務の外部委託に関する規定の整備ということで、原則4月からは、新規の申請については指定市町村事務受託法人など決められた事業者への委託に限られることなどが盛り込まれたところです。
問い、地域密着型サービスはどのような内容か。また、深川市としては今後どう取り組んでいくのか。
答え、地域密着型サービスは、要介護者が住みなれた地域での生活を支えるために、身近な市町村で提供されることが適当なサービスの類型ということで創設されたものです。このサービスとしては、小規模な介護老人福祉施設や介護専用型の特定施設、認知症高齢者のグループホーム、認知症専用デイサービス、小規模多機能型居宅介護、夜間対応型訪問介護の6種類があります。また、新予防給付の対象者へのサービスとしては、認知症高齢者のグループホームと認知症専用デイサービス、小規模多機能型居宅介護の3つがあります。
なお、認知症高齢者のグループホームと認知症専用デイサービスについては既に市内で事業者がおり、また小規模多機能型居宅介護については今後音江で新規参入が予定されていることから、サービスの必要量については一定程度確保されていくものと考えています。
今後の取り組みとしては、地域密着型サービスの適正な運営を確保するために、今月中に地域密着型サービス運営委員会を立ち上げる予定です。事業者の指導や監督事務などが4月から市町村事務となりますので、北海道の指導を受けるなどして適正に取り進めてまいります。
問い、深川市の実態、実情に合った地域包括支援センターをつくっていくことになると思うが、保険者機能としてどういう独自色を出そうと考えているのか。
答え、高齢者が住みなれた地域で尊厳のある、その人らしい生活を継続することができるよう、できるだけ要介護状態にならないような予防対策から高齢者の状態に応じた介護サービスや医療までさまざまなサービスを切れ目なく提供することが必要になりますので、地域包括支援センターはその支援を担う中核機関としてのコンセプトのもと全力で実践していくことが重要と考えており、独自のものを出していくまで、まだ至っていないというのが現状です。
問い、保健師、社会福祉士、主任ケアマネジャーによるチームアプローチとあったが、どういう連携が図られるのか。
答え、地域包括支援センターの業務については、介護予防ケアマネジメントは保健師が、総合相談・支援業務等は社会福祉士等が、包括的・継続的ケアマネジメントは主任ケアマネジャーが主として担当することになっています。いずれの業務についても主たる担当職のみで行うのではなく、各職種がセンターの業務全体を十分理解し、相互に連携、協働しながらチームとして実施できるよう、情報の共有や業務の実施体制に配慮していかなければならないものと考えています。
問い、低所得者に対する負担軽減について、国から財源的な補てんはあるのか。また、所得の多い人たちがそのことよって不利益をこうむるようなことはないか。
答え、独自の負担軽減を実施する場合には、財源は保険料というのが原則です。また、所得の多い人の負担がふえるのではないかということについては、低所得者の割合が高くなると保険料の水準は高くなるため、所得段階別の加入割合の格差を調整する目的で国から調整交付金が交付されます。
問い、地域包括支援センターの関係では、医療機関との連携が必要と思うが、個々の健康等に関する情報の集積はどのように行うのか。
答え、一番課題になるのは、生活機能の低下している高齢者を早期に発見することであり、来年度からは基本健康診査に生活機能評価を新たに加えて、スクリーニングを行い把握する予定でいます。その他民生児童委員の協力や保健師等が行う保健事業の中から発見することなどありますが、医療機関との連携は不可欠と考えていますので、協力を求めていきたいと思います。特に主治医の意見を求めることは、高齢者の身体状況を把握する上でも必要になってくるものでありますので、そういった形で取り進めていきたいと考えています。
問い、制度改正により、一般会計老人福祉費から介護保険特別会計に移る主な費目と金額は。また、地域包括支援センターの関係で、新たに介護保険で支出することになるものは。さらに、それが第1号被保険者の保険料に与える影響は。
答え、一般会計の老人福祉費から移るものは、在宅老人等給食サービス事業1,208万7,000円のほか、家族介護用品支給事業124万8,000円、ホームヘルプサービス事業99万7,000円などで合計1,513万9,000円となるものです。また、新たに特別会計で予算計上しているものは地域支援事業で、この事業の19%が第1号被保険者の負担割合となります。3年間の合計で9,000万円と見込んでいますが、保険料額への影響は月額約70円となります。
問い、サービスや地域の介護レベルが上がると、負担が即事業者と被保険者にはね返るということは理解しているが、第1号被保険者の保険料の上がり方は余りにも大きい。激変緩和など独自に行う方法はなかったのか。
答え、介護保険料は、保険者が任意に決めるという仕組みのものではありません。平成18年度から20年度までの間に高齢者が使うと見込まれる保険給付費、このうち第1号被保険者の負担分として確保が必要なものが、その保険料ということになります。今回の引き上げ要因で一番大きなものは給付費の増で、これまでの期とこれからの期を比べると8億5,000万円の増となり、約半分を占めています。激変緩和なり、軽減措置を取るということは、その分をだれかが負担するということになります。深川市の高齢者の所得段階分布では、低所得の方が2に対して収入の多い方が1という状況で、その点、収入の多い方にとっては過重な負担になると考えたものです。
今回、国民年金程度の年金収入80万円以下の方々を対象とする第2段階を新設しました。今よりも若干ですが引き下げとなります。対象者は約2,000人で、高齢者の約26%に当たるということで大きな効果と考えていますが、現状これ以上の激変緩和を実施することは無理な状況です。
質疑終結後、採決に入り、議案第21号及び議案第22号は全会一致をもって可決すべきものと決定いたしました。
次に、平成17年請願第3号最低保障年金制度の創設を求める請願については、平成17年第4回定例会において当委員会に付託され、昨年12月9日と本年3月10日に委員会を開催し、審査を行ったところです。
請願者は全日本年金者組合深川支部長、北風一憲氏で、請願の要旨は、保険料未納者等が増加する一方で、国民年金受給者も受給額が低額の上、医療・介護の負担も加わり、高齢期の暮らしを維持していくことが困難になってきている。ついては、すべての国民に老後の生活を保障する年金とするために、年金制度の改善について国への意見書提出を求めるものです。
審査終了後、採決を行い、平成17年請願第3号は全会一致をもって趣旨採択すべきものと決定いたしました。
以上で社会民生常任委員会の報告を終わります。
〇議長(川中 裕君) これより一括質疑に入ります。
(「なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(川中 裕君) 質疑を終わります。
本件は討論の通告がありますので、指名します。
松沢議員。
〇12番(松沢一昭君)〔登壇〕 ただいま報告のありました議案第21号深川市介護保険条例の一部を改正する条例について、反対の立場で討論します。
本条例案は3年単位で制度を見直すということで行われるもので、その改定の中身は大幅な保険料引き上げにあります。国がつくった本制度そのものに根本的な問題点がありますけれども、一気に42%に上る保険料の引き上げは、ただでさえ厳しくなっている高齢者の暮らしをますます大変なものにしてしまいます。当初発生した保険の基金を6年間にわたって充てることで引き上げをしないできたものの、一気に第3段階の基準額で年額1万6,000円を超えて上げたのは、ちょうど豪雨のときのダムの放出の様子に非常に似ています。これでは見通しの甘さを指摘せざるを得ないのであります。
また、昨年10月の制度改定により、それまで2分の1の軽減になっていた法人減免対象の80万円から110万円の所得の層が4分の1の軽減となるにもかかわらず、何の手も打っていません。その上、これまで一般の高齢者施策として行ってきた給食サービスなどのサービスを介護保険の制度に入れることによって、利用料1割負担とともに保険料への引き上げ要素の一つとなってしまいました。そこに見られる河野市政の対応は、国のいう3原則を忠実に守ることだけであり、お年寄りに冷たい市政と断ぜざるを得ません。
私たちは、今後お年寄りに冷たい市政を根幹から転換するために全力を挙げていくことを申し上げ、日本共産党議員団の本条例改定に対する反対討論といたします。
〇議長(川中 裕君) これより採決に入ります。
初めに、議案第20号を採決します。
本件に対する委員長の報告は可決であります。
本件は委員長の報告のとおり決定することに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(川中 裕君) 異議なしと認め、よって議案第20号は委員長の報告のとおり可決されました。
次に、議案第21号を採決します。
この採決は、起立によって行います。
本件に対する委員長の報告は可決であります。
本件は委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
〇議長(川中 裕君) 起立多数。
よって、議案第21号は委員長の報告のとおり可決されました。
次に、議案第22号を採決します。
本件に対する委員長の報告は可決であります。
本件は委員長の報告のとおり決定することに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(川中 裕君) 異議なしと認め、よって議案第22号は委員長の報告のとおり可決されました。
次に、平成17年請願第3号を採決します。
本件に対する委員長の報告は趣旨採択であります。
本件は委員長の報告のとおり決定することに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(川中 裕君) 異議なしと認め、よって平成17年請願第3号は委員長の報告のとおり趣旨採択することに決定しました。
〇議長(川中 裕君) 日程第6 委員会報告第5号議案第23号深川市林業センター条例の一部を改正する条例についてないし議案第25号深川市営住宅条例の一部を改正する条例についての3件を議題とします。
本件について委員長の報告を求めます。
長野経済建設常任委員会副委員長。
〇経済建設常任委員会副委員長(長野 勉君)〔登壇〕 ただいま議題となりました議案第23号深川市林業センター条例の一部を改正する条例についてないし議案第25号深川市営住宅条例の一部を改正する条例についての3件について、経済建設常任委員会で審査いたしました概要と結果についてご報告申し上げます。
議案第23号ないし議案第25号は、本定例会において当委員会に付託され、3月10日に委員会を開催し、所管の部課長等の出席を求め、審査を行いました。
初めに、議案第23号深川市林業センター条例の一部を改正する条例について、質疑の中から主なものを申し上げます。
問い、林業センターは葬儀で使われているが、使用料はどれくらいか。
答え、葬儀の場合は1泊2日の使用料になり、通常期に全室を使用した場合、現行1万2,180円が改定後は3万4,512円となり、約2.8倍になります。暖房を要する期間は、現行1万8,268円が改定後は4万8,312円となり、約2.6倍になります。
問い、1年間の周知期間のうち半年間ぐらいは利用者の意向を聞くとか、話し合いの余地はなかったのか。
答え、使用料の見直しは、行政運営プランの地域懇談会で意見を聞いたほか、広報ふかがわ1月号に素案の概要を掲載し、市民周知と意見を募り、さらに行財政改革市民懇談会などの意見を参考にしていますので、前段に市民への周知がされていると考えています。
質疑終結後、松沢委員から反対の立場で、今回の公共料金の見直しのやり方は、市民と一緒にまちづくりをしていくということではもっと市民と議論をして、練っていく期間を持ってほしかったということで反対するとの討論がありました。
その後、採決に入り、議案第23号は賛成多数をもって可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第24号深川市勤労青少年ホーム条例の一部を改正する条例について、質疑の中から主なものを申し上げます。
問い、勤労青少年ホームの管理体制と一般利用の受け入れはどうなっているのか。
答え、管理体制は、専任職員1人及び臨時職員1人を配置し、運営しています。一般利用の受け入れは、勤労青少年福祉法に基づく勤労青少年ホームの設置及び運営についての望ましい基準において、勤労青少年の利用の少ない時間帯は地域住民等の利用に配慮するように規定されていますので、平日、土曜日の午前中や日曜日を可能な限り一般開放しています。その間の貸し館受け付け業務は、清掃管理業務委託の中に含め、広く利用機会の確保に努めています。
問い、4月からホーム指導員を非常勤化することによる経費削減効果は。
答え、平成18年度歳出予算で267万6,000円を見込んでいますが、現状の課長補佐級の正規職員1人の配置と比較すると約700万円程度の削減となります。
問い、利用を促進するためには、使用料の無料を継続すべきとの考えもあると思うがどうか。
答え、使用料の見直しは、行財政改革推進本部において公共施設使用料の改定基本方針を定め、これに基づき全庁的に見直しを図るものです。勤労青少年の有料化の検討は、ホーム運営委員会を昨年11月に開催し、委員から意見の聴取を行い、事業主代表からは人件費などの削減を考えるべきとの意見があった一方、利用者代表からは時代の流れから見ても有料化はやむなく、むしろ現状の年齢範囲では利用者がいなくなるという意見があり、双方の意見を踏まえた上で、勤労青少年の使用料有料化と年齢範囲拡大をセットに改正するものです。
問い、総合体育館使用料と整合性はとっているのか。
答え、総合体育館を参考に、ホームと総合体育館の使用料のバランスと両施設の利用の実態、特徴を考慮して使用料を定めています。
問い、どういう手法で非常勤特別職を採用するのか。
答え、広報ふかがわ等で一般周知をし、公募により適正に試験をして採用するように取り進めをしています。
質疑終結後、松沢委員から反対の立場で、今回の使用料の見直しのやり方は、市民と一緒につくる協働社会の中で、せめて半年間ぐらいは市民との協議があってもよいのではないかということで反対するとの討論がありました。
その後、採決に入り、議案第24号は賛成多数をもって可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第25号深川市営住宅条例の一部を改正する条例について、質疑の中から主なものを申し上げます。
問い、公営住宅の募集の状況はどうなっているのか。
答え、平成17年度に4回の公募をしており、募集の合計で募集戸数29戸に対し応募が112人、倍率3.86倍となっています。
問い、緑町の身障者用公営住宅の入居状況は。
答え、緑町の身障者住宅は車いす専用で現在4戸あり、すべて入居しており、1人の方が待機している状況です。
問い、昨年1年間で、公募によらない特定入居の件数はどの程度あったのか。
答え、平成17年度の特定入居の件数は計13件です。
質疑終結後、採決に入り、議案第25号は全会一致をもって可決すべきものと決定いたしました。
以上で経済建設常任委員会の報告を終わります。
〇議長(川中 裕君) これより一括質疑に入ります。
(「なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(川中 裕君) 質疑を終わります。
本件は討論の通告がありませんので、これより採決に入ります。
初めに、議案第23号を採決します。
この採決は、起立によって行います。
本件に対する委員長の報告は可決であります。
本件は委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
〇議長(川中 裕君) 起立多数。
よって、議案第23号は委員長の報告のとおり可決されました。
次に、議案第24号を採決します。
この採決は、起立によって行います。
本件に対する委員長の報告は可決であります。
本件は委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
〇議長(川中 裕君) 起立多数。
よって、議案第24号は委員長の報告のとおり可決されました。
次に、議案第25号を採決します。
本件に対する委員長の報告は可決であります。
本件は委員長の報告のとおり決定することに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(川中 裕君) 異議なしと認め、よって議案第25号は委員長の報告のとおり可決されました。
〇議長(川中 裕君) 日程第7 委員会報告第6号議案第1号平成18年度深川市一般会計予算ないし議案第13号平成18年度深川市病院事業会計予算の13件を議題とします。
本件について委員長の報告を求めます。
高桑予算審査特別委員長。
〇予算審査特別委員長(高桑幸雄君)〔登壇〕 ただいま議題となりました議案第1号平成18年度深川市一般会計予算ないし議案第13号平成18年度深川市病院事業会計予算の13件について、予算審査特別委員会で審査いたしました概要と結果についてご報告申し上げます。
本委員会は、今定例会3月6日の本会議において設置され、同日に正副委員長の互選を行い、引き続き予算の説明を担当課長から受けたところです。その後委員会を3月16日、17日及び20日の3日間開催し、審査を行いました。
審査終了後、田中昌幸議員外1人から議案第1号平成18年度深川市一般会計予算の組み替えを求める動議が提出されました。
審査結果につきましては、動議については全会一致をもって原案のとおり可決されました。
議案第1号及び議案第3号の2件については賛成多数をもって、議案第2号及び議案第4号ないし議案第13号の11件については全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
これで報告を終わります。
〇議長(川中 裕君) これより一括質疑に入ります。
北名議員。
〇20番(北名照美君) 一般会計予算の組み替え動議にかかわって質疑いたします。
予算審査特別委員会で最大の問題となった地域再生計画に関して組み替え動議が提案され、全会一致で可決されました。私たち日本共産党議員団も賛成いたしました。このことについて、議会が初めて議会らしい働きをした、あるいはチェック機能としての役割を発揮したと評価する声があります。一方、議会は河野市長に助け舟を出した、市民不在の計画の枠組みを残してやったあいまいな内容だと批判する声もあります。
そこで、この点についてはっきりさせなければならないと思いますので、あえて質疑します。動議の文言にある「計画を全面的に見直し予算の組み替えを」という内容は、まず計画の凍結、一からやり直し、その先は全く違うものになってしまうこともあり得る、もしくは計画そのものが御破算になることもあり得ると理解していいのか。以上であります。
〇議長(川中 裕君) 高桑予算審査特別委員長。
〇予算審査特別委員長(高桑幸雄君) 答弁申し上げます。全員参加の予算審査特別委員会ですから、経過等については省略させていただきますが、動議が全面的に見直しをということで全会一致をもって可決されました。その後、市長から特別発言がありまして、全会一致で可決されたことについて真摯に受けとめるという発言がありました。
私は、全面的に見直しというものの究極というか、一番高いところは凍結も含むと理解をいたしております。
〇議長(川中 裕君) 質疑を終わります。
本件は討論の通告がありませんので、これより採決に入ります。
初めに、議案第1号を採決します。
この採決は、起立によって行います。
本件に対する委員長の報告は可決であります。
本件は委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
〇議長(川中 裕君) 起立多数。
よって、議案第1号は委員長の報告のとおり可決されました。
次に、議案第2号を採決します。
本件に対する委員長の報告は可決であります。
本件は委員長の報告のとおり決定することに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(川中 裕君) 異議なしと認め、よって議案第2号は委員長の報告のとおり可決されました。
次に、議案第3号を採決します。
この採決は、起立によって行います。
本件に対する委員長の報告は可決であります。
本件は委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
〇議長(川中 裕君) 起立多数。
よって、議案第3号は委員長の報告のとおり可決されました。
次に、議案第4号ないし議案第13号の10件を一括して採決します。
本件に対する委員長の報告は可決であります。
本件は委員長の報告のとおり決定することに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(川中 裕君) 異議なしと認め、よって議案第4号ないし議案第13号は委員長の報告のとおり可決されました。
〇議長(川中 裕君) 日程第8 議案第31号平成17年度深川市一般会計補正予算(第6号)を議題とします。
本件は、一時議事延期となっているものですが、既に提出者の説明は終わっておりますので、これより質疑に入ります。
(「なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(川中 裕君) 質疑を終わります。
お諮りします。本件は、会議規則第36条第2項の規定によって委員会付託を省略したいと思いますが、異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(川中 裕君) 異議なしと認め、よって本件は委員会付託を省略することに決定しました。
本件は討論の通告がありませんので、これより議案第31号を採決します。
この採決は、起立によって行います。
本件は原案のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
〇議長(川中 裕君) 起立多数。
よって、議案第31号は原案のとおり可決されました。
(「なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(川中 裕君) 質疑を終わります。
お諮りします。本件は、会議規則第36条第2項の規定によって委員会付託を省略したいと思いますが、異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(川中 裕君) 異議なしと認め、よって本件は委員会付託を省略することに決定しました。
本件は討論の通告がありませんので、これより議案第41号を採決します。
本件は原案のとおり決定することに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(川中 裕君) 異議なしと認め、よって議案第41号は原案のとおり可決されました。
〇議長(川中 裕君) 日程第10 決議案第3号地域再生計画執行にあたって十分な検討と市民説明を求める決議を議題とします。
提出者の説明を求めます。
石上議員。
〇7番(石上統一君) 〔登壇〕 ただいま議題となりました決議案第3号地域再生計画執行にあたって十分な検討と市民説明を求める決議について、提出者を代表して提案理由の説明をいたします。
今定例会で提出されました地域再生計画は、市民などに対して合意形成を図ってきたものではなく、一般質問、総務文教常任委員会、そして予算審査特別委員会での議論を通じて、不確定要素が多く含んでいることも明らかになりました。
市長はこれらの議論を真摯に受けとめ、とりわけいずれも全会一致で可決した総務文教常任委員会の附帯決議、そして予算審査特別委員会の一般会計予算の組み替えを求める動議を重く受けとめ、さらに予算組み替え動議成立後の市長からの発言内容を実現するため、議会、地域関係者、そして市民の意向を十分受けとめ、地域再生計画を全面的に見直し、十分な検討を行うとともに、市民に対する説明を行うことを市長に強く求めるものであります。
以上、提案の説明といたしますが、原案にご賛同くださいますようよろしくお願い申し上げます。
〇議長(川中 裕君) これより質疑に入ります。
(「なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(川中 裕君) 質疑を終わります。
お諮りします。本件は、会議規則第36条第2項の規定によって委員会付託を省略したいと思いますが、異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(川中 裕君) 異議なしと認め、よって本件は委員会付託を省略することに決定しました。
本件は討論の通告がありませんので、これより決議案第3号を採決します。
本件は決議案のとおり決定することに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(川中 裕君) 異議なしと認め、よって決議案第3号は可決されました。
〇議長(川中 裕君) 日程第11 意見案第3号若者の雇用対策の抜本的強化を求める意見書ないし意見案第13号高齢者への負担増に反対し、安心の医療制度改革を求める意見書の11件を議題とします。
提出者の説明を求めます。
山田議員。
〇6番(山田圭二君)〔登壇〕 ただいま議題となりました意見案第3号若者の雇用対策の抜本的強化を求める意見書ないし意見案第13号高齢者への負担増に反対し、安心の医療制度改革を求める意見書の11件について、提出者を代表し、提案理由の説明を申し上げます。
本件につきましては、お手元に配付しております内容により関係機関に提出するもので、内容の説明は省略いたしますが、議決くださいますようよろしくお願い申し上げます。
〇議長(川中 裕君) これより一括質疑に入ります。
(「なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(川中 裕君) 質疑を終わります。
お諮りします。本件は、会議規則第36条第2項の規定によって委員会付託を省略したいと思いますが、異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(川中 裕君) 異議なしと認め、よって本件は委員会付託を省略することに決定しました。
本件は討論の通告がありませんので、これより意見案第3号ないし意見案13号の11件を一括して採決します。
本件は原案のとおり決定することに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(川中 裕君) 異議なしと認め、よって意見案第3号ないし意見案第13号は原案のとおり可決されました。
〇議長(川中 裕君) 日程第12 陳情第1号深川市議会本会議場において国旗及び深川市旗の掲揚を求める陳情を議題とします。
お手元に配付しております陳情は、付託表のとおり議会運営委員会に付託し、閉会中の継続審査とすることに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(川中 裕君) 異議なしと認め、よって本件は付託表のとおり議会運営委員会に付託し、閉会中の継続審査とすることに決定しました。
〇議長(川中 裕君) 日程第13 閉会中の継続審査の申し出についてを議題とします。
本件は、総務文教常任委員長から、別紙ご配付のとおり閉会中の継続審査の申し出があります。
お諮りします。申し出のとおり決定することに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(川中 裕君) 異議なしと認め、よって申し出のとおり閉会中の継続審査とすることに決定しました。
〇議長(川中 裕君) 日程第14 閉会中の所管事務調査の申し出についてを議題とします。
本件は、総務文教、社会民生、経済建設の各常任委員長から、別紙ご配付のとおり閉会中の所管事務調査の申し出があります。
お諮りします。申し出のとおり決定することに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(川中 裕君) 異議なしと認め、よって申し出のとおり閉会中の所管事務調査とすることに決定しました。
(午後 8時17分 閉 会)