[目次]

平成18年 第4回

深川市議会定例会会議録 (第4号)

午前10時30分 開議
平成18年12月15日(金曜日)
午前11時55分 閉会


〇議事日程(第4号)

日程第 1 委員会報告第18号
議案第 91号 深川市職員給与条例の一部を改正する条例について
議案第 99号 深川市生きがい文化センター条例の一部を改正する条例について
議案第 100号 深川市さわやか広場条例の一部を改正する条例について
議案第 101号 深川市桜山パークゴルフ場条例の一部を改正する条例について
議案第 102号 深川リバーサイドパークゴルフ場条例の一部を改正する条例について
日程第 2 委員会報告第19号
議案第 92号 深川市の特定の事務の郵便局における取扱いに関する規約について
議案第 93号 北海道後期高齢者医療広域連合の設置について
請願第 5号 最低保障年金制度の創設を求める請願
  〔議案第93号〕 反対討論・ 松沢一昭君
日程第 3 委員会報告第20号
議案第 94号 深川市工業等開発促進条例の一部を改正する条例について
議案第 95号 深川市中小企業振興資金貸付条例の一部を改正する条例について
議案第 96号 深川市中小企業保証融資運営条例の一部を改正する条例ついて
議案第 97号 深川市みどり館条例の一部を改正する条例について
日程第 4 議案第 103号 平成18年度深川市一般会計補正予算(第7号)
議案第 104号 平成18年度深川市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)
議案第 105号 平成18年度深川市老人医療特別会計補正予算(第3号)
議案第 106号 平成18年度深川市地方卸売市場特別会計補正予算(第2号)
議案第 107号 平成18年度深川市駐車場事業特別会計補正予算(第2号)
議案第 108号 平成18年度深川市水道事業会計補正予算(第2号)
日程第 5 議案第 109号 特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について
 
質疑・
渡辺英雄君
 
答弁・
野原助役
 
再質疑・
渡辺英雄君
 
答弁・
野原助役
 
再々質疑・
渡辺英雄君
 
答弁・
通企画総務部長
日程第 6 議案第 110号 平成18年度深川市一般会計補正予算(第8号)
 
質疑・
松沢一昭君
 
答弁・
山本選挙管理委員会委員長
追加日程第 1 決議案第 8号 深川市における官製談合問題の徹底解明と再発防止を求める決議について
日程第 7 閉会中の継続審査の申し出について
日程第 8 閉会中の所管事務調査の申し出について


(午前10時30分 開 議)

〇議長(川中 裕君) これより本日の会議を開きます。


〇議長(川中 裕君) 事務局長から諸般の報告を申し上げます。
〇議会事務局長(斉藤 政友君) 初めに、総務文教常任委員長から議案5件、社会民生常任委員長から議案2件及び請願1件、経済建設常任委員長から議案4件の審査結果の報告がありました。
 次に、市長職務代理者から議案2件の提出がありました。
 次に、第4回定例会4日目の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。
 報告を終わります。


〇議長(川中 裕君) ここで市長職務代理者、野原助役から発言の申し出がありますので、これを許可します。
 野原助役。

〇助役(野原 栄一君)〔登壇〕 最初に、市長の逮捕、辞職について申し上げます。
 本市発注の納内小学校校舎改築機械設備工事の指名競争入札にかかわって競売入札妨害容疑で前建設水道部長に引き続き、市長が旭川東署での事情聴取後、12月6日午後9時24分に逮捕されました。逮捕後、市長から12月7日に辞職願が提出され、市議会において市長の退職が同意され、同日付で辞職となったところであります。このように、市政を預かる最高責任者であります市長の逮捕、辞職という事態となり、議会及び市民の皆さんに市政に対する信頼を失墜させ、また市民生活に大きな混乱を招きましたことに深くおわびを申し上げます。今後は、私を初め、全職員がこのことを重く受けとめ、全力を挙げて市政の信頼回復に取り組んでまいります。
 次に、指名停止期間の見直しについて申し上げます。納内小学校校舎改築機械設備工事の指名競争入札に際し、競売入札妨害の容疑で4社の代表取締役などが逮捕されました。このことによりまして、指名停止基準に基づき、4共同企業体と逮捕された4社を11月24日から12カ月の指名停止としたところであります。その後、市長、建設水道部長が競売入札妨害の容疑で逮捕されましたので、競売入札妨害に対して市の関与について、今後の捜査の推移を見きわめながら、指名停止期間の見直しについて検討してまいります。


〇議長(川中 裕君) 日程第1 委員会報告第18号議案第91号深川市職員給与条例の一部を改正する条例について、議案第99号深川市生きがい文化センター条例の一部を改正する条例についてないし議案第102号深川リバーサイドパークゴルフ場条例の一部を改正する条例についての5件を議題とします。
 本件について委員長の報告を求めます。
 鍜治総務文教常任委員長。

〇総務文教常任委員長(鍜治 敏夫君)〔登壇〕 ただいま議題となりました議案第91号深川市職員給与条例の一部を改正する条例について、議案第99号深川市生きがい文化センター条例の一部を改正する条例についてないし議案第102号深川リバーサイドパークゴルフ場条例の一部を改正する条例についての5件について、総務文教常任委員会で審査しました概要と結果についてご報告申し上げます。
 議案第91号、議案第99号ないし議案第102号は、本定例会において当委員会に付託され、12月12日に委員会を開催し、所管の部課長等の出席を求め、審査を行いました。
 初めに、議案第91号深川市職員給与条例の一部を改正する条例について、質疑の中から主なものを申し上げます。
 問い、経過措置期間中及び経過措置期間後における給料の削減効果は幾らになるか。
 答え、単純に平成18年度当初予算の給与費の平均4.8%削減になることで試算すると、経過措置期間後における効果額は給料や期末手当等を含め、約2億2,100万円程度の効果額になり、また経過措置期間中の平成19年1月から12月までの1年間では行政職の平均的職員の場合を全職員に当てはめ試算すると、同様に約6,300万円程度の効果額になると見込んでいます。
 問い、行政運営プランでは、人件費の10%以上の削減を目標としているが、その達成見通しは。
 答え、行政運営プランでは、定員管理と給与の適正化の二つの取り組みにより人件費の削減を図るものとしています。給与の適正化では、今回の給与構造改革に伴い、平均で4.8%の給与の削減が図られ、定員管理の適正化では定年退職者のほか、勧奨退職する職員もおりますが、職員採用を極力抑え、職員数を削減しているところです。今後も事務事業の見直しなどにより、職員数の削減を図りながら、人件費の削減目標が達成できるよう努めます。
 問い、人事院勧告における民間給与との比較方法が見直されたと聞くが、給料などの官民較差はどのような状況にあったのか。
 答え、官民較差は、月例給で18円、実質的にゼロ%という状況です。また、ボーナスは、公務員の支給月数4.45月分とおおむね均衡が図られていたものです。
 問い、人事院勧告において従来の官民較差方法であった場合、見直し後と比較して給与などはどのようになるのか。
 答え、仮に官民給与の比較方法の見直しが行われなかった場合、月例給につきましては1.12%の引き上げ、ボーナスにつきましては0.05月分の引き上げとなり、ボーナスを含め年収ベースで平均9万円アップになると人事院では試算しています。これを本市に当てはめた場合、平均9万円、職員数が約600人で、約5,400万円の人件費の増加となるものです。
 問い、全道的にはどのような状況なのか。
 答え、全道各市の取り組み状況は、全道35市のうち給与構造改革を実施した市は8市であり、そのうちほとんどの市では国と同様の現給保障をしているところが多いと伺っています。また、国と同様の現給保障をしながら、さらに独自縮減をする市もあると伺っており、各市の実情に応じた中で、それぞれの取り組みがされていると承知しています。
 問い、深川市の勤務実績の給与への反映の実態と考え方は。
 答え、国家公務員については、勤務実績を給与に反映させることとしており、勤務成績が極めて良好等の場合において最大8号俸まで昇給がされるものです。深川市では、勤務実績を給与に反映させるための勤務評定等についてまだ行っていませんので、基本的には標準的な4号俸の昇給になるものです。今後国または他市の動向等を見きわめながら、勤務評定等の取り組みの検討をしていきたいと考えます。
 質疑終結後、採決に入り、議案第91号は全会一致をもって可決すべきものと決定いたしました。
 次に、議案第99号深川市生きがい文化センター条例の一部を改正する条例について、質疑の中から主なものを申し上げます。
 問い、生きがい活動室の使用料の分割規定を設けるとのことだが、それを利用される団体の使用料はどのくらいになるのか。
 答え、利用が多い午前、午後を通しての使用の場合、現在の規定での基本使用料は1万2,180円です。現在は10割減免で無料となっていますが、平成19年度からは5割減免となるため、半額の6,090円となります。今回の条例改正の分割規定により4分割となり、4分の1のスペースを利用した場合、使用料も4分の1に軽減され、1,522円となるものです。なお、冬期間は暖房加算としまして使用料の7割が加わります。
 問い、営業目的での使用に当たって、割り増し規定を設けることにより、使用料はどのように変わっていくのか。
 答え、営業目的での利用が最も多いと思われる視聴覚資料室の夜間使用の場合、使用料は現在の規定では945円ですが、条例改正により市内業者は1,890円に、市外業者は5,670円となるものです。また、これに冬期間暖房加算が加わります。
 問い、使用料が10割減免から5割減免になるときに、どのような予測をしているのか。
 答え、ことし3月末に利用団体等への説明会を実施し、ご意見をお聞きしましたが、今後の利用において利用料が発生するということで、これまでと同じような形で利用していくのかという部分ではちゅうちょされることもあるかと受けとめています。次年度予算の中では、今回の改正とともに、減免のことも考慮しながら、平成17年度利用実績からの収入試算では2割ないし2割5分ぐらいの落ち込みがあると押さえています。
 問い、改正される料金体系になったときに、利用団体が使うのか、もう使うのをやめるのか、意見を今聞くべきではないか。
 答え、施設運営をする中で、いろいろな方の意見を直接耳にしながらお聞きしていましたが、次年度へ向けて利用者の方に情報を伝えるとともに、利用者の皆さんがどのような状況にあるのかをアンケート調査を実施しながら対応していきたいと考えます。
 問い、パトリアホールを利用している特に演劇関係で、これまで市民サークルなどは無料だったが、有料化されることにより、スペースが大きいため利用料も高くなり、演劇の本番や前段のリハーサルもあり、そういった利用者に支援ができる仕組みづくりが必要ではないか。
 答え、市民サークル型の公演については、できるだけ今後とも継続していただくことを願っており、例えば入場料収入での工夫や演劇に理解のある方の協賛を仰ぐといった取り組みで活動が継続されていくことを期待するものです。一方、行政では、具体案は今ありませんが、どのような形で支援していくか研究していきたいと考えます。
 質疑終結後、採決に入り、議案第99号は全会一致をもって可決すべきものと決定いたしました。
 次に、議案第100号深川市さわやか広場条例の一部を改正する条例についてないし議案第102号深川リバーサイドパークゴルフ場条例の一部を改正する条例について、質疑の中から主なものを申し上げます。
 問い、平成19年度の入場者と使用料の見込みはどのくらいになるのか。
 答え、入場者は、桜山パークゴルフ場は1万4,000人程度、さわやか広場パークゴルフ場は1万3,000人、深川リバーサイドパークゴルフ場は2万人であり、シーズン券での利用者を含めて全体で平成18年度より7,000人多い4万7,000人を見込んでいます。使用料収入は、利用人数がふえることで積算し、3施設全体で平成18年度実績から160万円ほどふえて1,000万円を予定しています。今回改正しようとする1日共通券、回数券は、市民からの強い要望にこたえることで、市民に利用しやすい環境ができることから、利用者がふえていくことが期待できます。
 問い、パークゴルフ場は、平成16年に料金設定の条例化がされており、そのときの議論で、入場料設定で管理費をかなりの部分カバーできるということで提案されたと認識をしているが、現在はその管理費と当初料金設定したときの受益者負担とのバランスをどのようにとらえているのか。
 答え、利用金額が管理費に対して過大見積もりであったことは事実であり、今回の改正案で1日共通券を設けることで、市民の利用の選択が広がるということから、利用率を上げていくことで最大限努力したいと思います。
 問い、リバーサイドパークゴルフ場のトイレの利用状況についてどうなっているか。
 答え、現在男女兼用のトイレが二つあります。当初トイレが足りないのではないかと懸念されましたが、オープン以降苦情は一度もありませんでした。しかし、今後大会が開催される際には、トイレが不足することが予想されますので、主催者に臨時用のトイレを設置していただくような方法で対応してまいりたいと考えます。
 質疑終結後、採決に入り、議案第100号ないし議案第102号は全会一致をもって可決すべきものと決定いたしました。
 以上で総務文教常任委員会の報告を終わります。

〇議長(川中 裕君) これより一括質疑に入ります。

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(川中 裕君) 質疑を終わります。
 本件は討論の通行がありませんので、これより採決に入ります。
 初めに、議案第91号を採決します。
 本件に対する委員長の報告は可決であります。
 本件は委員長の報告のとおり決定することに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(川中 裕君) 異議なしと認め、よって議案第91号は委員長の報告のとおり可決されました。
 次に、議案第99号を採決します。
 本件に対する委員長の報告は可決であります。
 本件は委員長の報告のとおり決定することに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(川中 裕君) 異議なしと認め、よって議案第99号は委員長の報告のとおり可決されました。
 次に、議案第100号ないし議案第102号の3件を一括して採決します。
 本件に対する委員長の報告は可決であります。
 本件は委員長の報告のとおり決定することに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(川中 裕君) 異議なしと認め、よって議案第100号ないし議案第102号は委員長の報告のとおり可決されました。


〇議長(川中 裕君) 日程第2 委員会報告第19号議案第92号深川市の特定の事務の郵便局における取扱いに関する規約について、議案第93号北海道後期高齢者医療広域連合の設置について及び請願第5号最低保障年金制度の創設を求める請願の3件を議題とします。
 本件について委員長の報告を求めます。
 西野社会民生常任委員長。

〇社会民生常任委員長(西野 清勝君)〔登壇〕 ただいま議題となりました議案第92号深川市の特定の事務の郵便局における取扱いに関する規約について、議案第93号北海道後期高齢者医療広域連合の設置について及び請願第5号最低保障年金制度の創設を求める請願の3件について、社会民生常任委員会で審査しました概要と結果についてご報告申し上げます。
 議案第92号、議案第93号及び請願第5号は、本定例会において当委員会に付託され、12月11日に委員会を開催し、所管の部課長等の出席を求め、審査を行いました。
 初めに、議案第92号深川市の特定の事務の郵便局における取扱いに関する規約について、質疑の中から主なものを申し上げます。
 問い、郵便局は、平成19年10月1日から民営化され、職員の身分が変わるが、取り扱いはどうなるのか。
 答え、現在は国営公社の職員で、日本郵政公社法の規定により国家公務員としての身分が付与されています。民営化後も、地方公共団体の特定事務の郵便局における取扱いに関する法律に秘密保持義務及びみなし公務員の規定があり、さらに秘密保持義務に違反した場合には罰則規定が設けられていることから、プライバシーの保護には十分配慮した取り扱いがなされるものです。
 問い、鷹泊や更進郵便局は遠方であるし、有効で継続してほしいと思っているが、特に平成17年度から取り扱うことになった更進郵便局について、市の更進出張所があったときと比べて、その状況はどのようになっているか。
 答え、更進出張所のときの交付実績は、平成15年度が住民票、印鑑証明書、戸籍謄本等で149件、16年度が184件です。一方、更進郵便局での平成17年度の交付件数は112件でありますことから、おおよそ出張所のときの7割前後が郵便局を利用している状況となっています。
 問い、この取り扱いは、道内他市町村でも行っていることと思うが、実施市町村数は。また、その導入理由は。
 答え、道内市町村の実施状況ですが、本年12月1日現在深川を含めた5市8町で実施しております。導入理由としましては、住民サービスの向上のためというのが4市町、出張所の廃止によるものが8市町でありました。取り扱い件数は、少ない局で1カ月に一、二件、多い局では1日に30件というところもありましたが、おおよそ月に数件から三、四十件という状況です。
 質疑終結後、採決に入り、議案第92号は全会一致をもって可決すべきものと決定いたしました。
 次に、議案第93号北海道後期高齢者医療広域連合の設置について、質疑の中から主なものを申し上げます。
 問い、制度の対象となる現時点における深川市と北海道の75歳以上の人口は。また、制度施行時の平成20年の75歳以上の人口はどれくらいと推計しているのか。
 答え、75歳以上の人口は、平成17年度末で深川市が3,602人、北海道が約54万8,000人です。また、平成20年度の75歳以上の人口については、深川市においては14年度から17年度までの過去4年間の伸び率が4%でありますことから、約3,900人と推計しています。北海道は約60万3,000人と推計されております。
 問い、老人1人当たりの医療費について、北海道は非常に高いということだが、深川市と北海道はどの程度なのか。
 答え、1人当たりの老人医療費ですが、深川市は平成16年度91万4,604円、17年度96万3,870円、北海道は16年度95万5,445円、17年度は概算で100万2,082円となっております。
 問い、保険料は広域連合で決定されるということだが、市民の声が届きにくいのではないか。2年ごとに見直しされるということだが、どのように反映されるのか。
 答え、一つには、構成市町村との意見調整の中で反映される場面があります。二つ目には、広域連合議会の中で議員による議論がなされます。その仕組みは、2年後の保険料の見直しのときにも当然行われるもので、こういった形で被保険者の意見が反映されるものと考えています。しかしながら、初めて創設される制度でありますので、深川市としてもより一層住民の意見が反映されるよう、現在の国保運営協議会のような協議会を設置していくこと、あるいは地域ブロック別の意見交換会など、こういったものが可能かどうか検討を行いながら、今後設立される広域連合の事務局に対して意見、要望等を上げていきたいと考えております。
 問い、収入の実態に合った保険料となるのか。
 答え、北海道の1人当たりの老人医療費は非常に高く推移しており、ここ数年は福岡県に次いで全国第2位にランクされています。したがって、保険料率も他府県から比べて高く設定され、保険料は高く推移していくものと予想しておりますが、当制度については国保の制度と同様に低所得者に対する軽減措置と被用者保険に加入している被扶養者の方に対する軽減措置とがあり、収入のある方にはそれなりの保険料が設定されるかと思いますが、低所得者の方にはこれらの措置が適用されるものと思います。
 問い、保険料等の周知方法は。
 答え、新制度の周知については、今後広域連合において円滑な実施が図られるよう、道など関係機関と連携をとりながら、ホームページの開設、あるいはPR冊子などを作成して、さらには構成市町村の協力などにより、周知徹底を図ることとしております。
 質疑終結後、採決に入り、議案第93号は全会一致をもって可決すべきものと決定いたしました。
 次に、請願第5号最低保障年金制度の創設を求める請願について、請願者は深川地方労働組合総連合議長、吉田登美雄氏で、請願の要旨は、社会保険庁は国民年金保険料の納付率の回復に全力を挙げているが、目標にはほど遠い形で推移している。年金制度の最も基本的基礎部分を支える若年労働者の雇用が不安定なまま進行しており、このまま放置すれば、無年金者や低年金者が将来もっと大規模になることは明らかであるとし、ついては公的年金制度の崩壊を防ぎ、すべての国民に老後の生活を保障するために、早期に基礎年金の国庫負担を2分の1にすること、ほか2項目にわたる年金制度の改善について国への意見書提出を求めるものです。
 審査終了後、採決を行い、請願第5号は全会一致をもって趣旨採択すべきものと決定いたしました。
 以上で社会民生常任委員会の報告を終わります。

〇議長(川中 裕君) これより一括質疑に入ります。

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(川中 裕君) 質疑を終わります。
 本件は討論の通告がありますので、指名します。
 松沢議員。

〇12番(松沢 一昭君) 〔登壇〕 議案第93号北海道後期高齢者医療広域連合の設置について、反対の立場で討論をいたします。
 この条例は、国が制度改定する中で生じてきたものでありますが、問題点がありますので、討論として述べたいと思います。まず、第1点目は、広域連合が都道府県という非常に広い単位であり、自治体や住民の意見が反映しにくいという面が生じてくるおそれが多分にあります。
 2点目は、都道府県の中で北海道は負担が多くなります。質疑の中で1.15倍という数値が示されたところであります。
 3点目は、高齢者や社会的弱者に負担をふやす一連の国の施策の延長上にあるものという押さえをしており、高齢者に新たな負担を強いるものであります。
 以上の3点について指摘し、日本共産党議員団としての討論といたします。

〇議長(川中 裕君) これより採決に入ります。
 初めに、議案第92号を採決します。
 本件に対する委員長の報告は可決であります。
 本件は委員長の報告のとおり決定することに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(川中 裕君) 異議なしと認め、よって議案第92号は委員長の報告のとおり可決されました。
 次に、議案第93号を採決します。
 この採決は、起立によって行います。
 本件に対する委員長の報告は可決であります。
 本件は委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。

(賛成者起立)

〇議長(川中 裕君) 起立多数。
 よって、議案第93号は委員長の報告のとおり可決されました。
 次に、請願第5号を採決します。
 本件に対する委員長の報告は趣旨採択であります。
 本件は委員長の報告のとおり決定することに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(川中 裕君) 異議なしと認め、よって請願第5号は委員長の報告のとおり趣旨採択することに決定しました。


〇議長(川中 裕君) 日程第3 委員会報告第20号議案第94号深川市工業等開発促進条例の一部を改正する条例についてないし議案第97号深川市みどり館条例の一部を改正する条例についての4件を議題とします。
 本件について委員長の報告を求めます。
 八木経済建設常任委員長。

〇経済建設常任委員長(八木 茂章君)〔登壇〕 ただいま議題となりました議案第94号深川市工業等開発促進条例の一部を改正する条例についてないし議案第97号深川市みどり館条例の一部を改正する条例についての4件について、経済建設常任委員会で審査いたしました概要と結果についてご報告申し上げます。
 議案第94号ないし議案第97号は、本定例会において当委員会に付託され、12月11日に委員会を開催し、所管の部課長等の出席を求め、審査を行いました。
 初めに、議案第94号深川市工業等開発促進条例の一部を改正する条例について、質疑の中から主なものを申し上げます。
 問い、企業進出がなぜ進まないのかという論議をしたことがあるのか。あれば、どういう内容か。
 答え、工業等開発審議会でさまざまな論議をしています。論議を進める中で、助成措置要件が人口類似市の状況からも若干高目にあるということで、少しでも企業進出が前進するよう今回提案したところです。
 問い、他市と比較して有利なもの特色のあるものがないと、条件を整備しても企業進出はないと思うが、どう考えているのか。
 答え、広里工業団地において、土地取得費の助成は100%としていますので、他市と比較しても非常に有利なものだと考えています。
 問い、不適合建築物はどれぐらいあるのか。また、不適合建築物に対してどうしようとしているのか。
 答え、不適合建築物は33件あり、そのうち23件が移設した場合に助成対象になると考えています。移設を促進する意味で、投資額要件の変更を提案したものです。
 問い、土地取得に対する助成期間が時限立法で、その都度設定をしてきた流れであるが、今回その期限撤廃の提案をしている。その理由と考え方は。
 答え、土地に対する助成は、平成9年に創設し、このときに5年間の時限として取り組み、さらに平成14年に5年間延長して10年間となっています。現状直ちになくす状況にはないと考えており、変動の大きな社会経済情勢の中にあって、その都度条例改正ができるように本則に取り込んで提案しているものです。
 問い、企業誘致の持続を考えると、企業対策課をなくしたことはデメリットだと思うが、どうか。
 答え、行財政、経済状況の厳しい中で、すぐに企業誘致に結びつかないという背景があり、急を要するところに人を配置している実態がありますが、自助努力などにより企業誘致が進むように努力していきたいと考えています。
 問い、広里工業団地では、農業をやめても農地を処理、処分することができない状況であるが、どれくらいの農地面積があるのか。また、農業者の将来展望も極めて厳しい状況と思うが、今後どういう対応をしようとしているのか。
 答え、広里工業団地内の水田農家戸数は19戸です。面積は、田で約29ヘクタール、畑で2ヘクタール、合計31ヘクタールです。今まで農業者の意向調査も行っていますが、高齢化が進んでいる実態であり、大きな課題と認識していますので、今後十分に検討を進める中で適切な対応をとらなければならないと考えています。
 問い、企業誘致をして就労の場を確保するためには、広い人間関係によりコミュニケーションを深めていかなければならないと思うが、今後の充実強化の考えは。
 答え、若い人の就労の場がないことは、市のまちづくりにとって大きな課題と考えています。深川市の工業全般を見て、広里工業団地が大きなウエートを占めていると思いますので、これから深川のまちづくりを推進する上で、市民、議員、あるいは東京深川会などのふるさとに愛着を持っている方々など、ネットワークの中で情報を集めながら、企業誘致に向かって努力したいと思います。また、市内の既存企業の皆さんの増設等の計画も伺い、深川の就労の場の確保に努めていきます。
 質疑終結後、採決に入り、議案第94号は全会一致をもって可決すべきものと決定いたしました。
 次に、議案第95号深川市中小企業振興資金貸付条例の一部を改正する条例について及び議案第96号深川市中小企業保証融資運営条例の一部を改正する条例について、一括して審査を行いましたので、質疑の中から主なものを申し上げます。
 問い、厳しい経済状況であって、借りても返済ができないと考えるが、順調に支払いがなされているのか。また、回収率はどんな状況なのか。
 答え、融資については、中小企業相談所の中で十分に経営状況を把握し、貸し付けが適当かどうか判断をし、さらに金融機関の北空知信用金庫と十分に連携する中で審議会にお諮りし、決定をしています。保証融資では、支払いが滞って6カ月以上経過した場合は深川市に代位弁済を求めることになりますが、平成5年から17年度までの代位弁済は10件あり、合計で2,280万円を代位弁済している状況です。なお、回収については、本人の支払い能力の見きわめや連帯保証人への請求となりますが、破産をされる状況では金融機関を含めて回収することが困難という実態であります。
 問い、破産宣告もかなりあると聞いているが、こういうことが起きた場合はどこが保証するのか。
 答え、中小企業振興資金は、信用保証協会の保証づきになっておりますので、信用保証協会の取り扱いとなります。保証融資については、連帯保証人が2人いますので、借りた者が破産宣告をした場合は連帯保証人の状況を確認し、求償することになりますが、連帯保証人も含めて破産宣告をした場合には市の保証となり、市が負担をしなければならないものです。
 問い、滞納している場合の対応は。
 答え、毎月金融機関から償還額の報告書、残高報告書、延滞債務者報告書をいただいて確認をしています。未納が長期になると、さまざまな手だてをしなければなりませんが、金融機関を含めて中小企業相談所と十分に連携する中で回収に努めている実態です。
 問い、現状の保証料はどのくらいになっているのか。
 答え、従前の率は1.35%でしたが、今回0.5%から2.2%までの9段階に分かれたものとなっています。しかし、平均保証率は1.37%となっており、従前とほとんど変わっていない状況です。なお、本年は5件の保証料を支払いしており、総額で15万2,000円程度少なくなっているものです。
 質疑終結後、採決に入り、議案第95号及び議案第96号は全会一致をもって可決すべきものと決定いたしました。
 次に、議案第97号深川市みどり館条例の一部を改正する条例について、質疑の中から主なものを申し上げます。
 問い、緑化事業関係も5割減免が最大なのか。
 答え、緑化推進活動のために使用するときであっても他の施設と同様5割減免となるものです。
 問い、利用している方や周辺地域の方への有料化の説明はどのようにしたのか。
 答え、毎週定期的に専用使用の申し込みがある団体は、カラオケサークルと舞踊をする団体の2団体ですが、この2団体については周知期間が3カ月と短いこともあり、先月から見直しについての意見も伺っているところです。また、町内会についても同様に周知をしています。なお、不定期の使用者については、条例改正後、速やかに看板なりで周知をし、徹底していきたいと考えています。
 問い、第3条、第4条で市長が特に認めたときとあるが、どういうことが想定されるのか。
 答え、過去によさこいの練習に使いたいということがあり、市長が特に認める中で使用していただいた状況があります。
 問い、専用使用する場合の最低の使用人数は何人か。
 答え、専用使用申請書が出されて許可が出れば、団体の人数の制約がないものです。
 問い、スポーツ団体の会議等にも使用することができるのか。
 答え、学校教育、社会教育及び社会福祉関係も使用できるよう使用の範囲を広げましたので、その中に含まれるものです。
 問い、みどり館は、委託管理費も含めて年間の維持管理費はどれくらいか。
 答え、年間の維持管理費は、水道、ガス、灯油代で55万円前後かかっています。このほか、電気代がかかりますが、電気代は公園全体での料金となりますので、公園が休みの冬の期間の電気代を参考に試算すると、電気代は年間100万円から120万円程度かかっていると思われます。また、振興公社への委託料ですが、芝の管理や除雪を含めて公園全部の維持管理委託料として平成18年度は300万円ほどかかっています。
 問い、行財政が厳しいことを考えると、使用料が適正な金額であるかどうか。また、今後どれだけの収益があるのか、費用対効果はどう考えているのか。
 答え、年間の収入見込みですが、毎週施設を使っていただいているカラオケの団体からは、お金がかかってもみどり館を使っていきたいというご意見をいただいています。この団体については、年間100回ほど使っていただいていますので、1日当たり2,940円として29万円ほどになり、また不定期で市の関係の団体も使うことから、年間に30万円ぐらいの収入があると見込んでいます。使用料の設定に当たっては、人件費を除く維持費程度は収入を確保したいと考えていますが、他の施設と同様の料金設定にしないと不公平感が生じることから、他の施設と同様の設定をしたものです。なお、使用料が適正かどうかとなると、市全体の施設の見直しを含めてしなければならないものと考えています。
 質疑終結後、松沢委員から反対の立場で、有料化が進められ、10割減免がなくなるという仕組みでは恒常的に使っている団体の活動が狭められるおそれがあり、危惧している。また、市が使用する場合には、10割減免がないために市が市の施設にお金を払うということが発生するが、行財政改革の上からも考え方を整理しなければならないものであるとの討論がありました。
 その後、採決に入り、議案第97号は賛成多数をもって可決すべきものと決定いたしました。
 以上で経済建設常任委員会の報告を終わります。

〇議長(川中 裕君) これより一括質疑に入ります。

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(川中 裕君) 質疑を終わります。
 本件は討論の通告がありませんので、これより採決に入ります。
 初めに、議案第94号を採決します。
 本件に対する委員長の報告は可決であります。
 本件は委員長の報告のとおり決定することに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(川中 裕君) 異議なしと認め、よって議案第94号は委員長の報告のとおり可決されました。
 次に、議案第95号及び議案第96号の2件を一括して採決します。
 本件に対する委員長の報告は可決であります。
 本件は委員長の報告のとおり決定することに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(川中 裕君) 異議なしと認め、よって議案第95号及び議案第96号は委員長の報告のとおり可決されました。
 次に、議案第97号を採決します。  この採決は、起立によって行います。
 本件に対する委員長の報告は可決であります。
 本件は委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。

(賛成者起立)

〇議長(川中 裕君) 起立多数。
 よって、議案第97号は委員長の報告のとおり可決されました。


〇議長(川中 裕君) 日程第4 議案第103号平成18年度深川市一般会計補正予算ないし議案第108号平成18年度深川市水道事業会計補正予算の6件を議題とします。
 本件は、一時議事延期となっているものですが、既に提出者の説明が終わっていますので、これより質疑に入ります。
 初めに、議案第103号一般会計、歳出、1款議会費。

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(川中 裕君) 終わります。
 2款総務費。

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(川中 裕君) 終わります。
 3款民生費。

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(川中 裕君) 終わります。
 4款衛生費。

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(川中 裕君) 終わります。
 5款労働費。

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(川中 裕君) 終わります。
 6款農林水産業費。

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(川中 裕君) 終わります。
 7款商工費。

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(川中 裕君) 終わります。
 8款土木費。

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(川中 裕君) 終わります。
 10款教育費。

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(川中 裕君) 終わります。
 12款公債費。

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(川中 裕君) 終わります。
 次に、歳入、債務負担行為、地方債及び繰越明許費。

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(川中 裕君) 終わります。
 以上で一般会計補正予算を終わります。
 次に、議案第104号国民健康保険特別会計。

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(川中 裕君) 終わります。
 次に、議案第105号老人医療特別会計。

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(川中 裕君) 終わります。
 次に、議案第106号地方卸売市場特別会計。

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(川中 裕君) 終わります。
 次に、議案第107号駐車場事業特別会計。

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(川中 裕君) 終わります。
 次に、議案第108号水道事業会計。

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(川中 裕君) 終わります。
 質疑を終わります。
 お諮りします。本件は、会議規則第36条第2項の規定によって委員会付託を省略したいと思いますが、異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(川中 裕君) 異議なしと認め、よって本件は委員会付託を省略することに決定しました。
 本件は討論の通告がありませんので、これより議案第103号ないし議案第108号の6件を一括して採決します。
 本件は原案のとおり決定することに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(川中 裕君) 異議なしと認め、よって議案第103号ないし議案第108号は原案のとおり可決されました。


〇議長(川中 裕君) 日程第5 議案第109号特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例についてを議題とします。
 提出者の説明を求めます。
 市長職務代理者、野原助役。

〇助役(野原 栄一君)〔登壇〕 議案第109号特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について、提案理由を申し上げます。
 本改正は、深川市まちづくりセンター条例の制定及び当該センター整備に係る補正予算の議案撤回に至るまでの経過におきまして、さらに納内小学校校舎改築機械設備工事をめぐる競売入札妨害容疑で前市長及び前建設水道部長が逮捕される事態となり、市議会及び市民の皆様、また関係する団体の皆様に多大なご迷惑をおかけするとともに、信頼を大きく裏切ることとなり、その責任を重く受けとめ、助役の給料月額について平成19年1月1日から3月31日までの3カ月間、現行の10%削減に加え、さらに20%削減するものであります。ご審議の上、議決くださいますようよろしくお願い申し上げます。

〇議長(川中 裕君) これより質疑に入ります。
 渡辺議員。

〇14番(渡辺 英雄君) ただいま議題となりましたことについて、議会中に起きた事件でありまして、助役が職務代理としてスピーディーに大変ご苦労いただいているわけでありますけれども、ただいま職務代理者、野原助役が10%にプラス20%で30%の給料の削減3カ月間と、これが明らかになったわけであります。職務代理者についてはわかりましたけれども、これにかかわる一般職の処分はあるのかないのか、この点伺っておきたい。
 さらに、前段指定業者のペナルティーを見直しすると、こういうことが明らかになったのでありますけれども、きょうも新聞に出ているように処分保留という報道もあります。このことについても、どういう見直しをするのか、短縮だろうというふうに認識しておりますが、いつごろをめどにするのか伺っておきたいと存じます。

〇議長(川中 裕君) 答弁願います。
 野原助役。

〇助役(野原 栄一君) 一般職の処分につきましては、企画総務部長、企画総務部審議員、経済部長、市民福祉部長、教育部長、市立病院事務部長を処分する予定でございます。
 また、指名停止期間の見直しにつきましては、市の関与が非常に強くなったということでございますので、市の関与について捜査の見きわめをしながら、早急に対応してまいりたいと思います。

〇議長(川中 裕君) 渡辺議員。

〇14番(渡辺 英雄君) 一般職も予定しているという答弁でありますけれども、その内容についてはどのように予定しているのか、この際議会並びに市民に明らかにしていただきたいと存じます。

〇議長(川中 裕君) 野原助役。

〇助役(野原 栄一君) 処分の内容につきましては、1カ月減給及び厳重注意と考えております。

〇議長(川中 裕君) 渡辺議員。

〇14番(渡辺 英雄君) 1カ月の減給の処分と言うけれども、その内容の詳細をもう一度明確にしてもらいたいと思いますので、この点再度答弁を求めておきたいと存じます。
 企画総務部長に答弁を求めておきたい。

〇議長(川中 裕君) 通企画総務部長。

〇企画総務部長(通 義美君) 職員の処分の内容について私からお答えを申し上げます。
 職員の処分につきまして、ただいま助役の方から申し上げました部長職6人でございます。企画総務部長、企画総務部審議員、経済部長が懲戒処分として減給10分の1、1カ月でございます。処分理由といたしましては、企画総務部長と企画総務部審議員は地域再生計画担当及び入札契約担当、指名選考委員としての対応が不十分だったためという理由でございます。経済部長は、まちづくりセンター担当、指名選考委員としての対応が不十分だったためという理由でございます。また、市民福祉部長、市立病院事務部長、教育部長の3人については、厳重注意処分であり、指名選考委員としての対応が不十分であったことによるものでございます。

〇議長(川中 裕君) 質疑を終わります。
 お諮りします。本件は、会議規則第36条第2項の規定によって委員会付託を省略したいと思いますが、異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(川中 裕君) 異議なしと認め、よって本件は委員会付託を省略することに決定しました。
 本件は討論の通告がありませんので、これより議案第109号を採決します。
 本件は原案のとおり決定することに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(川中 裕君) 異議なしと認め、よって議案第109号は原案のとおり可決されました。


〇議長(川中 裕君) 日程第6 議案第110号平成18年度深川市一般会計補正予算を議題とします。
 提出者の説明を求めます。
 早川財政課長。

〇財政課長(早川 雅典君)〔登壇〕 議案第110号平成18年度深川市一般会計補正予算(第8号)についてご説明を申し上げます。
 第1条で予算の総額に歳入歳出それぞれ1,467万2,000円を増額し、予算の総額を192億9,265万9,000円とするものであります。
 10ページをごらんください。歳出予算についてご説明を申し上げます。2款総務費、4項1目選挙管理委員会費400万円の増額補正は、選挙事務従事者の時間外手当であります。
 3目市長選挙費1,067万2,000円の増額補正は、市長選挙執行に伴うものであります。
 次に、8ページをごらんください。歳入予算につきましては、19款繰越金により対応するものでございます。
 以上、一般会計補正予算(第8号)についてご説明申し上げましたが、原案にご賛同賜りますようよろしくお願い申し上げます。

〇議長(川中 裕君) これより質疑に入ります。
 松沢議員。

〇12番(松沢 一昭君) 1点聞かせてもらいたいのですが、市議補選については17日までに欠員が出なければないという話を聞いているところです。正確なところ、その辺の考え方の整理はどのようにしておいたらいいのかお伺いしておきたいと思います。

〇議長(川中 裕君) 山本選挙管理委員会委員長。

〇選挙管理委員会委員長(山本喜朗君) 市議会議員の任期が平成19年6月17日までになっております。その日まで6カ月以内になりますと、補選がないということで、12月17日以前に退職がなければ、補選がないということになっております。

〇議長(川中 裕君) 質疑を終わります。
 お諮りします。本件は、会議規則第36条第2項の規定によって委員会付託を省略したいと思いますが、異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(川中 裕君) 異議なしと認め、よって本件は委員会付託を省略することに決定しました。
 本件は討論の通告がありませんので、これより議案第110号を採決します。
 本件は原案のとおり決定することに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(川中 裕君) 異議なしと認め、よって議案第110号は原案のとおり可決されました。
 ここで議会運営委員会開催のため、暫時休憩します。

(午前11時32分 休 憩)


(午前11時50分 再 開)

〇議長(川中 裕君) 休憩前に引き続き開議します。


〇議長(川中 裕君) 事務局長から諸般の報告を申し上げます。

〇議会事務局長(斉藤 政友君) 東出議員外から決議案1件の提出がありました。
 報告を終わります。


〇議長(川中 裕君) ただいま東出議員外から決議案第8号深川市における官製談合問題の徹底解明と再発防止を求める決議についてが提出されました。
 お諮りします。決議案第8号深川市における官製談合問題の徹底解明と再発防止を求める決議についてを日程に追加し、追加日程第1として直ちに審議することにしたいと思いますが、異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(川中 裕君) 異議なしと認め、よって決議案第8号を日程に追加し、追加日程第1として直ちに審議することに決定しました。


〇議長(川中 裕君) 追加日程第1 決議案第8号深川市における官製談合問題の徹底解明と再発防止を求める決議についてを議題とします。
 提出者の説明を求めます。
 北本議員。

〇10番(北本 清美君)〔登壇〕 ただいま議題となりました決議案第8号深川市における官製談合問題の徹底解明と再発防止を求める決議について、提出者を代表して提案理由の説明をいたします。
 現職市長が市発注の納内小学校改築工事で天の声を発し、落札業者を指定して談合させたとして競売入札妨害の疑いで今定例会会期中の去る12月6日に逮捕され、翌7日には市長を辞職しました。さらに、道警は収賄容疑でも市長を立件するとの報道もされております。かかる事態は、深川市政発足以来最大の不祥事であり、痛恨のきわみであります。なぜこのような事態になってしまったのか、議会としてもこの事件を重く受けとめ、別紙決議案を提出するものであります。事件が起きてしまった原因を早急に明らかにし、その抜本的対策等を検討しなければなりません。そのため、市は、事件発生の徹底解明と再発防止を早急に講じなければならない。また、住民の代表である議会も、与えられた監視機能を果たしていく決意であることを申し述べ、提案の説明といたします。原案にご賛同くださいますようよろしくお願い申し上げます。

〇議長(川中 裕君) これより質疑に入ります。

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(川中 裕君) 質疑を終わります。
 お諮りします。本件は、会議規則第36条第2項の規定によって委員会付託を省略したいと思いますが、異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(川中 裕君) 異議なしと認め、よって本件は委員会付託を省略することに決定しました。
 本件は討論の通告がありませんので、これより決議案第8号を採決します。
 本件は原案のとおり決定することに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(川中 裕君) 異議なしと認め、よって決議案第8号は原案のとおり可決されました。


〇議長(川中 裕君) 日程第7 閉会中の継続審査の申し出についてを議題とします。
 本件は、総務文教、社会民生、経済建設各常任委員長及び議会運営委員長から、別紙ご配付のとおり閉会中の継続審査の申し出があります。
 お諮りします。申し出のとおり決定することに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(川中 裕君) 異議なしと認め、よって申し出のとおり閉会中の継続審査とすることに決定しました。


〇議長(川中 裕君) 日程第8 閉会中の所管事務調査の申し出についてを議題とします。
 本件は、経済建設常任委員長から、別紙ご配付のとおり閉会中の所管事務調査の申し出があります。
 お諮りします。申し出のとおり決定することに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(川中 裕君) 異議なしと認め、よって申し出のとおり閉会中の所管事務調査とすることに決定しました。


〇議長(川中 裕君) これで本定例会に付議されました事件の審議はすべて終了しましたので、平成18年第4回深川市議会定例会を閉会します。

(午前11時55分 閉 会)



記会議の記録に相違ないことを証するため、ここに署名する。

議長
署名議員(6番)
署名議員(17番)


[議事日程][目次]