平成19年 第1回
深川市議会定例会会議録 (第6号)
(午前10時00分 開議)
〇議長(川中 裕君) これより本日の会議を開きます。
〇議会事務局長(斉藤 政友君) 初めに、去る3月14日、行財政改革調査特別委員会が開催され、委員長互選の結果、委員長に北本委員が当選されました。
次に、総務文教常任委員長から議案5件及び陳情2件、経済建設常任委員長から議案1件、予算審査特別委員長から議案13件、議会運営委員長から陳情1件の審査結果の報告がありました。
次に、清水議員外から発議2件及び意見案4件の提出がありました。
次に、市長から議案4件の提出がありました。
次に、市長から深川市土地開発公社の平成19年度事業計画に関する書類及び株式会社深川振興公社の第44事業年度の事業計画に関する書類の提出がありましたので、お手元に配付しております。
次に、第1回定例会6日目の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。
報告を終わります。
〇議長(川中 裕君) 日程第1 委員会報告第1号議案第15号深川市職員給与条例の一部を改正する条例についてないし議案第18号深川市職員定数条例等の一部を改正する条例について、議案第36号深川市部設置条例の一部を改正する条例について、平成18年陳情第3号入札制度の指名選考委員会に関する陳情書及び平成18年陳情第4号深川市長の退職金削減と市臨時職員等への退職金等支給に関する陳情書の7件を議題とします。
本件について委員長の報告を求めます。
鍜治総務文教常任委員長。
〇総務文教常任委員長(鍜治 敏夫君)〔登壇〕 ただいま議題となりました議案第15号深川市職員給与条例の一部を改正する条例についてないし議案第18号深川市職員定数条例等の一部を改正する条例について、議案第36号深川市部設置条例の一部を改正する条例について、平成18年陳情第3号入札制度の指名選考委員会に関する陳情書及び平成18年陳情第4号深川市長の退職金削減と市臨時職員等への退職金等支給に関する陳情書の7件について、総務文教常任委員会で審査しました概要と結果についてご報告申し上げます。
議案第15号ないし議案第18号及び議案第36号は、本定例会において当委員会に付託され、3月15日に委員会を開催し、所管の部課長等の出席を求め、審査を行いました。
初めに、議案第15号深川市職員給与条例の一部を改正する条例について、質疑の中から主なものを申し上げます。
問い、期末勤勉手当の役職加算を凍結しなかった場合に、理事者、議員も含め、人件費が幾ら増額となるか。
答え、平成19年度予算で役職加算を算定しますと、全会計で職員分が約5,500万円、理事者が127万円、議員分で374万円、合計で約6,000万円の増額となるものです。
問い、今後の財政状況を見た場合、平成20年度以降について役職加算はどのようにしていく考えなのか。
答え、大変厳しい行財政状況にあって、市民の協力もいただきながら行財政改革に取り組んでおり、この取り組みによる全体的な効果額、今後の財政状況を見きわめながら、平成20年度以降の役職加算の取り扱いについて検討していく考えです。
問い、市長は、今後事務事業の見直しについてゼロベースでものを考えていくとしているが、人件費に対する考え方もゼロからの積み上げとして今いる人数を減らすという考えでなく、何人必要だから何人にするのだという考えにするべきであり、行政運営プランの中でどのようにしていくのか。また、それに基づいた人件費のあるべき姿をどう考えるか。
答え、現行の行政運営プランは、平成17年度から21年度までの5カ年間を期間として策定していますが、このプランの中では定員管理の5%以上の削減、また定員管理も含めた人件費の10%以上の削減を目標と定めています。今後実施計画を策定していきますが、目標を達成していくため取り組んでいく必要があります。実施計画策定に向け、下からの積み上げとどのように調整をしていくのか、今後十分検討していきたいと考えます。
質疑終結後、採決に入り、議案第15号は全会一致をもって可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第16号深川市副市長定数条例についてないし議案第18号深川市職員定数条例等の一部を改正する条例について、質疑の中から主なものを申し上げます。
問い、助役に変えて副市長を置く、また収入役を廃止し、会計管理者を置くことになるが、今までとの相違点は何か。
答え、助役については、長の補佐、また職員の担任する事務の監督、長の職務の代理といった職務を担ってきましたが、今回の法改正により、長の命を受け、政策及び企画をつかさどることや長の権限に属する事務の一部について委任を受け、みずからの権限と責任において事務を執行することが新たに副市長の職務につけ加えられています。また、収入役から会計管理者に変わりますが、会計事務の電算化の進展、監査制度の情報公開制度の充実により、必ずしも特別職によらなくても会計事務の適正な執行を確保することが可能になっており、助役等が収入役の事務を兼掌している自治体も大変多くなっている実態もあり、今回の法改正により特別職である収入役を廃止して一般職の会計管理者を置くことになったところです。しかし、今までの収入役の職務権限をそのまま会計管理者が行うことになりますので、今までどおり会計事務に関して独立の権限を有するものです。
問い、従前の収入役と会計管理者について、責任と権限について変化するものがあるのか。
答え、従前の収入役の責任、権限については、引き続き会計管理者が担っていく形になり、基本的には今まで収入役が行ってきた事務について会計管理者が行うものです。また、会計管理者は、独立の権限を有する一般職となりますので、その職務権限を踏まえ、類似市の動向も見きわめながら必要な役職の者を配置していきたいと考えます。
問い、資金の運用などの権限は、どこに所属するのか。
答え、資金計画や一時借入金の事務は、市長の権限に属する事務ではありますが、現行の規則によって会計課において事務を行っています。今後4月1日以降については、事務の担当を見直し、資金計画や一時借入金の事務については財政課の分掌事務とする予定です。
質疑終結後、採決に入り、議案第16号ないし議案第18号は全会一致をもって可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第36号深川市部設置条例の一部を改正する条例について、質疑の中から主なものを申し上げます。
問い、今回の条例改正は、市役所全体の組織機構の見直しに先行して行おうとしているが、組織機構の見直しはしっかりとしたビジョンを持って取り組んでいかなければならないと思うが、決意を伺う。
答え、今回の機構改革は、先行的に経済部の中での一部見直しを行おうとするものです。このことは、市長の選挙公約の「深川の産業振興をステップアップした取り組みをしていきたい」、「人口減少対策を含め、産業を強くして地域の雇用を守り、さらに強化し、雇用をふやしていきたい」との思いからです。そのため、喫緊の課題であることから、内部協議を踏まえ、先行的に見直すものです。一方で、これまでの議会論議もありますが、市役所の機構のスリム化に向けての市としての考えは変わるものではありません。全庁的な組織機構の見直しについては、今後幅広い議論を重ねながら、平成20年度をめどに検討していきたいと思います。
問い、厳しい行財政状況にあって、職員を削減している現状にあると認識をしているが、新設する地域振興課の職員体制が5人確保されたとしても、そのことにより他の部署の職員が減らされ、業務の停滞、市民サービスの低下につながっていくのではないか。
答え、現在企画課または商工労政課で行っている業務の一部を移管することから、両課からの異動、全庁的な異動の中で地域振興課の職員の確保を図っていきたいと考えます。ただ、職員数の削減を図っている状況の中にあって、市役所全体的な事務事業の見直し、効率化などを図りながら、それぞれの部署、課所における職員の適正配置にも努めながら、業務の停滞、市民サービスの低下とならないようにしてまいりたいと考えます。
問い、地域振興課を新設することで地域振興に特に力を入れて職務を遂行していく姿勢がうかがえるが、政策を立案する上で市民の意見を取り入れ、政策の評価を行うことが特に地域振興、産業振興には大事なところと思うが。
答え、市長は、より多くの市民の意見を組み入れながら、それぞれの事業展開をしていく必要があると考えております。その考え方を受け、十分市民の意見を聞き、そして評価をした中でそれぞれの施策の取り進めに努めたいと考えます。
問い、指揮命令系統と権限、責任がしっかり位置づけられていかないと組織がうまくいかない。権限が集中しないようにすることも組織の運営上は必要だ。部長職を全部撤廃し、多重構造をなくすことにより、トップと最前線で働く人たちとの風通しがよくなるのではないか。
答え、部制を廃止している市があることは承知していますが、一方で部をふやしている市もあります。深川市においては、現在抱えている行政課題に適切に対応していくためには現行の部制が必要ではないかと考えます。
質疑終結後、採決に入り、議案第36号は全会一致をもって可決すべきものと決定いたしました。
次に、平成18年陳情第3号及び平成18年陳情第4号は、第3回定例会で当委員会に付託され、委員会を10月27日、11月27日、12月12日及び3月15日の4回開催し、所管の部課長等の出席を求め、審査を行ったところです。
初めに、陳情第3号入札制度の指名選考委員会に関する陳情書について申し上げます。
陳情者は、深川市を愛する市民の会代表、中野智行氏で、陳情の要旨は、公共事業は指名、入札に当たって厳正、公正かつ適正価格にすべく最大限の努力が必要である。ところが、全国的に談合、贈収賄などのゆゆしき事態が後を絶たない状況があり、深川市においても談合情報により入札延期などが幾度か発生している事態があり、こうした事態を改善するための一方策として、入札制度の改革として指名選考委員会に第三者、民間人を加えることを陳情するものです。
審査の中で、入札制度の透明性を高める上で非常に意義のある陳情と思うが、指名選考委員会そのものが今後実態的にはなくなり、規則上もなくなることになり、今回採択したとしてもこの採択自体の意味がなくなることを考えて、趣旨には賛同したいところだが、採択する時期ではないとの意見がありました。
慎重審査の結果、採決に入り、平成18年陳情第3号は全会一致で不採択とすべきものと決定いたしました。
次に、陳情第4号深川市長の退職金削減と市臨時職員等への退職金等支給に関する陳情書について申し上げます。
陳情者は、深川市5条3番23号の北名照美氏で、陳情の要旨は、深川市長が任期ごとに多額の退職金を受け取って、一方でその市長が市臨時職員や非常勤職員に何年働いても退職金もしくは退職慰労金を支払おうとしないという理不尽なことを見過ごすことはできない。速やかに次の措置、1、市長の高額退職金を大幅に引き下げること。2、市臨時職員及び非常勤職員に相応の退職金もしくは退職慰労金を支給することを実現するよう陳情するものです。
審査終了後、田中昌幸委員から反対の立場で、陳情趣旨については、今現在の世論も含め価値あるものであり、退職金については小泉前総理大臣が首長の退職金が非常に高いのではないかと発言をするように、ほとんど基本給掛ける年数が基本となる退職金が首長の場合は月数を基準とする退職金制度が今現存していることについては、国民感情、市民感情の上からも見直すべきという世論が高まってくると受けとめ、今後このことについて決して逃げることなく議論をしていかなければならないと考える。また、臨時職員、非常勤職員の退職金についても、いろんな整合性、バランスの中では十分検討すべきこともあると考えているし、私自身としては創設すべきという考えもある。ただ、その中においてストレートに今回の陳情で採択というところにはなかなかつながらないものかを含め、考え方については高く評価しながらも、不採択すべきとの討論がありました。
討論後、採決に入り、平成18年陳情第4号は全会一致で不採択とすべきものと決定いたしました。
以上で総務文教常任委員会の報告を終わります。
〇議長(川中 裕君) これより一括質疑に入ります。
(「なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(川中 裕君) 質疑を終わります。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(川中 裕君) 異議なしと認め、よって議案第15号は委員長の報告のとおり可決されました。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(川中 裕君) 異議なしと認め、よって議案第16号ないし議案第18号は委員長の報告のとおり可決されました。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(川中 裕君) 異議なしと認め、よって議案第36号は委員長の報告のとおり可決されました。(賛成者起立)
〇議長(川中 裕君) 起立少数。(賛成者起立)
〇議長(川中 裕君) 起立少数。
〇議長(川中 裕君) 日程第2 委員会報告第2号議案第25号深川市中小企業保証融資運営条例の一部を改正する条例についてを議題とします。
本件について委員長の報告を求めます。
八木経済建設常任委員長。
〇経済建設常任委員長(八木 茂章君)〔登壇〕 ただいま議題となりました議案第25号深川市中小企業保証融資運営条例の一部を改正する条例について、経済建設常任委員会で審査いたしました概要と結果についてご報告申し上げます。
議案第25号は、本定例会において当委員会に付託され、3月15日に委員会を開催し、所管の部課長等の出席を求め、審査を行いました。
質疑の中から主なものを申し上げます。
問い、保証融資の貸付件数及び金額は総額で幾らか。
答え、保証融資の平成19年2月末の実績は28件、1億330万円です。
問い、償還に当たって焦げつきはないのか。また、連帯保証人が肩がわりをしているケースはあるのか。
答え、代位弁済は、平成15年度から18年度の4年間では、平成15年度が1件、約64万円、16年度が2件、約710万円、17年度が3件、約466万円、18年度は今のところ実態がありませんが、過去4年間で6件、総額約1,240万円という状況です。この中の1件について保証人が分割で償還をしている状況です。
問い、保証人が返済をしている部分以外はどういう処理になるのか。市が全額補てんをするのか。
答え、平成15年度以降の状況を見ますと、借りている本人はもとより、連帯保証人も含めて破産をするという状況が多くなっていますことから、債務を支払いすることが不能という状況での代位弁済がほとんどですので、この場合は市が全額補てんをすることになっています。
問い、融資は、どのような審査で進めているのか。
答え、融資の相談については、商工会議所の中小企業相談所に相談していただき、その中で経営状況を十分に把握し、融資の判断をすることになります。その後市に融資の申し出があるという相談があり、十分協議する中で深川市中小企業保証融資審議会にお諮りをして融資が妥当かどうかの判断を行い、金融機関であります北空知信用金庫の内容の確認を踏まえて融資を進めている状況です。
問い、金融制度が改正になり、金融機関の金利が上がったが、率は改定しなくてもいいのか。
答え、保証融資については、国民生活金融公庫の小企業等経営改善資金の貸付利率と連動させています。国民生活金融公庫の金利は、原則として長期プライムレートと同水準で動いていますことから、金利変動に伴って対応する状況になっています。
問い、長期資金、短期資金に限度額を決めているが、限度額以下での融資の申し出があるのか。
答え、融資限度額は、長期で500万円、短期で300万円ですが、これ以内の例えば100万円というケースもありますので、経営状況に合わせたきめ細かな融資に努めています。
質疑終結後、採決に入り、議案第25号は全会一致をもって可決すべきものと決定いたしました。
以上で経済建設常任委員会の報告を終わります。
〇議長(川中 裕君) これより質疑に入ります。
(「なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(川中 裕君) 質疑を終わります。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(川中 裕君) 異議なしと認め、よって議案第25号は委員長の報告のとおり可決されました。
〇議長(川中 裕君) 日程第3 委員会報告第3号議案第1号平成19年度深川市一般会計予算ないし議案第13号平成19年度深川市病院事業会計予算の13件を議題とします。
本件について委員長の報告を求めます。
長野予算審査特別委員長。
〇予算審査特別委員長(長野 勉君)〔登壇〕 ただいま議題となりました議案第1号平成19年度深川市一般会計予算ないし議案第13号平成19年度深川市病院事業会計予算の13件について、予算審査特別委員会で審査しました概要と結果についてご報告申し上げます。
本委員会は、今定例会3月9日の会議において設置され、同日に正副委員長の互選を行い、引き続き予算の説明を担当課長から受けたところです。その後委員会を3月22日、23日及び26日の3日間開催し、審査を行いました。
審査結果につきましては、議案第1号については賛成多数をもって、議案第2号ないし議案第13号の12件については全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
これで報告を終わります。
〇議長(川中 裕君) これより一括質疑に入ります。
(「なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(川中 裕君) 質疑を終わります。(賛成者起立)
〇議長(川中 裕君) 起立多数。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(川中 裕君) 異議なしと認め、よって議案第2号ないし議案第13号は委員長の報告のとおり可決されました。
〇議長(川中 裕君) 日程第4 委員会報告第4号平成18年陳情第1号深川市議会本会議場において国旗及び深川市旗の掲揚を求める陳情を議題とします。
本件について委員長の報告を求めます。
清水議会運営委員長。
〇議会運営委員長(清水 正吉君)〔登壇〕 ただいま議題となりました平成18年陳情第1号深川市議会本会議場において国旗及び深川市旗の掲揚を求める陳情について、議会運営委員会で審査しました概要と結果についてご報告申し上げます。
本件は、平成18年第1回定例会で当委員会に付託され、5月29日を初回とし、本年3月9日まで都合11回委員会を開催し、審査を行いました。
陳情者は、深川市納内町3丁目の古田誉氏で、陳情の要旨は、国旗は日本国の象徴であり、市旗は深川市の象徴である。法律に基づき、市民の利益とともに、国家全体の利益をも考慮することが求められている議会において国旗並びに市旗の掲揚に対して敬意を表することは、議員各位や市職員が国を思い、国民としての一体感を持ち、また市民から課せられたおのおのの責任を自覚されていることを示すのに最もふさわしい形であると思う。ついては、深川市議会本会議場に国旗及び市旗を掲揚するよう求めるものであります。
審査では、平成11年に制定された国旗及び国歌に関する法律の中身は、日章旗と君が代を国旗、国歌に制定することのみで、掲揚の義務も罰則の規定もない。また、憲法が保障する思想及び良心の自由といったこともある。議論の中には、今の状況は機が熟しているとは言えない、あるいは今後の推移を十分見ながらという意見があったが、道内で実施しているのは依然として札幌、岩見沢、恵庭の3市である。また、地域に十分定着しているとは言えない状況であると考える。よって、当市議会では当面現状のままとすることが確認されました。
審査終了後、採決に入り、平成18年陳情第1号は全会一致で不採択とすべきものと決定いたしました。
以上で議会運営委員会の報告を終わります。
〇議長(川中 裕君) これより質疑に入ります。
(「なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(川中 裕君) 質疑を終わります。(賛成者起立)
〇議長(川中 裕君) 起立なし。
〇議長(川中 裕君) 日程第5 議案第19号深川地区消防組合規約の一部を変更する規約についてないし議案第22号北空知広域水道企業団規約の一部を変更する規約についての4件を議題とします。
本件は、一時議事延期となっているものですが、既に提出者の説明が終わっておりますので、これより一括質疑に入ります。
(「なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(川中 裕君) 質疑を終わります。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(川中 裕君) 異議なしと認め、よって本件は委員会付託を省略することに決定しました。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(川中 裕君) 異議なしと認め、よって議案第19号ないし議案第22号は原案のとおり可決されました。
〇議長(川中 裕君) 日程第6 議案第37号平成18年度深川市一般会計補正予算を議題とします。
提出者の説明を求めます。
早川財政課長。
〇財政課長(早川 雅典君)〔登壇〕 議案第37号平成18年度深川市一般会計補正予算(第10号)についてご説明申し上げます。
第1条で繰越明許費の追加を行うものであります。
2ページをごらんいただきたいと存じます。第1表、繰越明許費補正は、地方道路整備臨時交付金事業のうち市道太子町南通線道路整備事業3,770万円について年度内の事業完了に向け努力してまいりましたが、支障物件等の移転補償交渉が長引いており、契約等事業の完了が年度内に見込めないことから、平成19年度に繰り越して対応するものであります。
以上が一般会計補正予算(第10号)の内容でありますが、原案にご賛同賜りますようよろしくお願い申し上げます。
〇議長(川中 裕君) これより質疑に入ります。
(「なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(川中 裕君) 質疑を終わります。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(川中 裕君) 異議なしと認め、よって本件は委員会付託を省略することに決定しました。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(川中 裕君) 異議なしと認め、よって議案第37号は原案のとおり可決されました。
〇議長(川中 裕君) 日程第7 議案第38号深川市副市長の選任についてを議題とします。
提出者の説明を求めます。
山下市長。
〇市長(山下 貴史君)〔登壇〕 議案第38号深川市副市長の選任について、提案理由を申し上げます。
深川市助役、野原栄一さんから本年3月31日をもって退任したい旨の申し出があり、これを承認することといたしましたので、後任の副市長として斉藤政友さんを選任したく、地方自治法第162条の規定に基づき、議会の同意を求めるものであります。
斉藤政友さんの生年月日、住所については記載のとおりでありますが、同氏は昭和40年に深川市に奉職され、企画部長、経済部長を経て、平成18年4月1日から議会事務局長を務められ、地方公務員として常に職責を自覚し、職務に専念、市政の発展に精励されました。識見豊かで信望も厚く、副市長として適任であると考えますので、よろしくご同意くださいますようお願い申し上げます。
〇議長(川中 裕君) これより質疑に入ります。
(「なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(川中 裕君) 質疑を終わります。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(川中 裕君) 異議なしと認め、よって本件は委員会付託を省略することに決定しました。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(川中 裕君) 異議なしと認め、よって議案第38号は同意されました。
〇議長(川中 裕君) 日程第8 議案第39号深川市固定資産評価員の選任についてを議題とします。
提出者の説明を求めます。
山下市長。
〇市長(山下 貴史君)〔登壇〕 議案第39号深川市固定資産評価員の選任について、提案理由を申し上げます。
深川市助役、野原栄一さんは、これまで深川市固定資産評価員を務めておられましたが、このたび助役退任に伴い本職についても退任されますことから、後任の評価員として斉藤政友さんを選任したく、地方税法第404条第2項の規定に基づき、議会の同意を求めるものであります。
斉藤政友さんの生年月日、住所については記載のとおりであり、経歴については議案第38号で申し上げましたとおりでありますが、すぐれた識見、人格は固定資産評価員として適任であると考えますので、よろしくご同意くださいますようお願い申し上げます。
〇議長(川中 裕君) これより質疑に入ります。
(「なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(川中 裕君) 質疑を終わります。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(川中 裕君) 異議なしと認め、よって本件は委員会付託を省略することに決定しました。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(川中 裕君) 異議なしと認め、よって議案第39号は同意されました。
〇議長(川中 裕君) 日程第9 議案第40号深川市教育委員会委員の任命についてを議題とします。
提出者の説明を求めます。
山下市長。
〇市長(山下 貴史君)〔登壇〕 議案第40号深川市教育委員会委員の任命について、提案理由を申し上げます。
深川市教育委員会委員、坂本龍彦さんから本年3月31日をもって退任したい旨の申し出があり、これを承認することといたしましたので、後任の委員として寺下良一さんを任命したく、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項の規定に基づき、議会の同意を求めるものであります。
寺下良一さんの生年月日、住所については記載のとおりでありますが、同氏は昭和46年に深川市に奉職され、教育部次長を経て、平成17年4月から教育部長を務められ、地方公務員として常に職責を自覚し、職務に専念、市政の発展に精励されました。識見豊かで信望も厚く、教育委員として適任であると考えますので、よろしくご同意くださいますようお願い申し上げます。
〇議長(川中 裕君) これより質疑に入ります。
(「なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(川中 裕君) 質疑を終わります。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(川中 裕君) 異議なしと認め、よって本件は委員会付託を省略することに決定しました。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(川中 裕君) 異議なしと認め、よって議案第40号は同意されました。
〇議長(川中 裕君) 日程第10 発議第1号深川市議会会議規則の一部を改正する規則について及び発議第2号深川市議会委員会条例の一部を改正する条例についての2件を議題とします。
提出者の説明を求めます。
田中昌幸議員。
〇4番(田中 昌幸君)〔登壇〕 ただいま議題となりました発議第1号深川市議会会議規則の一部を改正する規則について及び発議第2号深川市議会委員会条例の一部を改正する条例についての2件を提出者を代表して提案理由を申し上げます。
地方自治法の一部を改正する法律、平成18年法律第53号が昨年6月7日公布、11月24日から施行されました。この法律に基づき、今ほど可決となった副市長定数条例の制定など、深川市においても所要の手続がされましたが、議会制度も見直しがされております。
具体的には、現行、議会の議員は一つの常任委員会に所属することが義務づけられていました。言いかえれば、議員は一つの常任委員会にしか所属できませんでしたが、その所属制限が廃止され、議員は条例の定めにより、複数の常任委員会に所属できること。
常任委員会など、各委員会に議案提案権が認められたこと。
現行、議員の辞職などによる常任委員会などの委員欠員の補充、また常任委員会委員の所属変更は本会議でしかその手続ができませんでしたが、議会閉会中においても議長権限で所要の手続ができること。
議会が臨時会の招集を請求するには、現行、議員定数の4分の1以上の議員からの招集請求しか方法がありませんでしたが、議長は議会運営委員会に招集すべきかどうかを諮問し、議運の同意を得て議長が長に招集を請求することができる、いわゆる議長に臨時会の招集請求権が付与されたこと。
さらに、行政手続等における情報通信の技術に関する法律が平成15年に施行されており、この法律では電磁的記録化ができる行政機関等に議会が入っていませんでしたが、このたびの地方自治法の改正に伴い、議会の会議録が電磁的記録により作成することができることなどが議会制度にかかわる自治法の改正であります。
深川市議会は、この地方自治法改正の趣旨にのっとり、所要の改正を行おうとするものであり、発議第1号の会議規則は委員会に議案提出権を付与すること及び会議録の電磁記録化への対応などの改正を、発議第2号の委員会条例は議会閉会中において議長権限による委員会委員の選任と常任委員会委員の所属変更を認めること及び会議録の電磁記録化への対応などの改正をそれぞれ行うものです。
なお、複数常任委員会制の採用は、議員改選後の次期の議会で検討してもらうこと、議長への臨時会招集請求権の付与は地方自治法の規定に基づき請求できることから、このたびの改正には盛り込んでおりません。
さらに、委員会条例では、今ほど原案のとおり可決となりました議案第36号深川市部設置条例の一部を改正する条例に関連し、別表の経済建設常任委員会の所管事項に規定しております経済部を経済・地域振興部に改めるものです。
以上、提案の説明といたしますが、ご審議の上、原案にご賛同賜りますようよろしくお願い申し上げます。
〇議長(川中 裕君) これより一括質疑に入ります。
(「なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(川中 裕君) 質疑を終わります。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(川中 裕君) 異議なしと認め、よって本件は委員会付託を省略することに決定しました。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(川中 裕君) 異議なしと認め、よって発議第1号及び発議第2号は原案のとおり可決されました。
〇議長(川中 裕君) 日程第11 意見案第1号WTO農業交渉に関する意見書ないし意見案第4号国会議員の事務所費問題の徹底究明を求める意見書の4件を議題とします。
提出者の説明を求めます。
鍜治議員。
〇8番(鍜治 敏夫君)〔登壇〕 ただいま議題となりました意見案第1号WTO農業交渉に関する意見書ないし意見案第4号国会議員の事務所費問題の徹底究明を求める意見書の4件について、提出者を代表し、提案理由の説明を申し上げます。
本件につきましては、お手元に配付しております内容により関係機関に提出するもので、内容の説明は省略いたしますが、議決くださいますようよろしくお願い申し上げます。
〇議長(川中 裕君) これより一括質疑に入ります。
(「なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(川中 裕君) 質疑を終わります。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(川中 裕君) 異議なしと認め、よって本件は委員会付託を省略することに決定しました。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(川中 裕君) 異議なしと認め、よって意見案第1号ないし意見案第4号は原案のとおり可決されました。
〇議長(川中 裕君) 日程第12 閉会中の継続審査の申し出についてを議題とします。
本件は、社会民生常任委員長から、別紙ご配付のとおり閉会中の継続審査の申し出があります。
お諮りします。申し出のとおり決定することに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(川中 裕君) 異議なしと認め、よって申し出のとおり閉会中の継続審査とすることに決定しました。
〇議長(川中 裕君) 日程第13 閉会中の所管事務調査の申し出についてを議題とします。
本件は、総務文教常任委員長及び経済建設常任委員長から、別紙ご配付のとおり閉会中の所管事務調査の申し出があります。
お諮りします。申し出のとおり決定することに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(川中 裕君) 異議なしと認め、よって申し出のとおり閉会中の所管事務調査とすることに決定しました。
〇議長(川中 裕君) ここで、野原助役から退任に当たり議員各位にごあいさつしたい旨の発言の申し出がありますので、これを許可します。
野原助役。
〇助役(野原 栄一君)〔登壇〕 大変貴重な時間をいただきまして、退任のごあいさつの機会を与えていただきましたことに厚くお礼を申し上げます。
私は、3月31日付をもって退任させていただくことになりました。顧みますと、昭和37年4月1日、旧深川町役場に奉職以来、45年の長きにわたりまして、自治体職員として務めさせていただきました。この間、平成15年8月には教育長に、また平成17年4月からは助役として微力ではありましたが行政の推進に持てる力を注いでまいりました。
今振り返ってみますと、非力な私には厳しかったこと、つらかったことなど、さまざまなことが思い出されますが、これを乗り越えてこられましたのも議員の皆様方のご指導、ご厚情のたまものと、心から厚くお礼を申し上げます。退任に当たり残念なことは、このたびの不祥事件であり、市長が不在という異例な状態で、職務代理者として市政が滞りなく新しい執行体制に移行できるよう努力してきたところでありますが、市議会、そして市民の皆様に多大なご迷惑をおかけいたしましたことに助役の立場として改めて深く反省し、おわびを申し上げます。今後市政に対する信頼が一日でも早く回復され、深川市がますます発展されることを願い、一市民としての義務を果たしてまいりたいと考えております。
終わりになりますが、議員各位のご健勝でのますますのご活躍をご祈念申し上げ、退任のあいさつとさせていただきます。長い間本当にありがとうございました。
〇議長(川中 裕君) これで本定例会に付議されました事件の審議はすべて終了しましたので、平成19年第1回深川市議会定例会を閉会します。
(午前11時00分 閉会)