平成19年 第4回
深川市議会定例会会議録 (第4号)
(午前10時14分 開議)
○議長(北本 清美君) これより本日の会議を開きます。
○議長(北本 清美君) 事務局長から諸般の報告を申し上げます。
○議会事務局長(森田 敏夫君) 初めに、陳情第2号及び陳情第3号の陳情者から陳情の取り下げ申し出がありました。
次に、総務文教常任委員長から議案4件、経済建設常任委員長から議案1件及び社会民生常任委員長から請願2件の審査結果の報告がありました。
次に、社会民生常任委員会から意見案1件、議会運営委員会から発議1件及び川中議員外から意見案8件の提出がありました。
次に、市長から議案2件の提出がありました。
次に、第4回定例会4日目の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。
以上で報告を終わります。
○議長(北本 清美君) 日程第1 陳情の取り下げについてを議題とします。
陳情第2号灯油等石油製品の価格を引き下げるための緊急対策を求める陳情及び陳情第3号灯油等石油製品の価格を引き下げるための緊急対策を求める陳情については、陳情者から取り下げをしたいとの申し出があります。
お諮りします。本件は申し出のとおり承認することに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(北本 清美君) 異議なしと認め、よって陳情第2号及び陳情第3号の取り下げは承認することに決定しました。
○議長(北本 清美君) 日程第2 委員会報告第13号議案第69号深川市職員給与条例の一部を改正する条例について、議案第71号深川市長期継続契約を締結することができる契約を定める条例について、議案第74号深川市総合体育館条例の一部を改正する条例について及び議案第75号深川市総合運動公園体育施設条例の一部を改正する条例についての4件を議題とします。
本件について委員長の報告を求めます。
渡辺総務文教常任委員長。
○総務文教常任委員長(渡辺 英雄君)〔登壇〕 ただいま議題となりました議案第69号深川市職員給与条例の一部を改正する条例について、議案第71号深川市長期継続契約を締結することができる契約を定める条例について、議案第74号深川市総合体育館条例の一部を改正する条例について及び議案第75号深川市総合運動公園体育施設条例の一部を改正する条例について、総務文教常任委員会で審査しました概要と結果についてご報告申し上げます。
議案第69号、議案第71号、議案第74号及び議案第75号は、本定例会において当委員会に付託され、12月14日に委員会を開催し、所管の部課長等の出席を求め、審査を行いました。
初めに、議案第69号深川市職員給与条例の一部を改正する条例について、質疑の中から主なものを申し上げます。
問い、本市での人事院勧告に基づく給与改定の考え方は。
答え、従来から人事院勧告に基づいた国家公務員の給与等に準拠することを基本とし、マイナス勧告であった場合でも準拠に基づく取り扱いをしてきました。このことを踏まえて、従来どおり人事院勧告の実施により給与体系を整え、今後必要となる人件費の削減について根拠を明確にしながら、関係者に協力を求め、市民に対して説明をしていくことが必要と判断しています。
問い、今回の人事院勧告の実施に伴う条例改正による影響額は。
答え、特別職は除き、本年3月までの特別会計及び企業会計を含めた全会計で共済費も含めると約1,734万円となり、内訳として若年層に係る給与改定分が約202万円、時間外手当が約27万円、子等の扶養手当500円の引き上げ分が約184万円、0.05月分の引き上げとなる期末勤勉手当が1,139万円、これらにより影響する共済費が約182万円となります。
問い、人事院勧告に基づく給与改定の他市の状況はどうなっているのか。
答え、空知管内9市の状況では、人事院勧告どおりの実施が3市、平成20年度実施が2市、その他に給与及び扶養手当を20年1月実施し、勤勉手当を20年度実施で現在組合と交渉中の市、給料及び扶養手当は20年度実施し、勤勉手当を据え置きで組合と交渉中の市、人事院勧告どおりの妥結済みで実施時期が未定の市、さらに20年度からの実施検討中の市がそれぞれあります。なお、道内35市中では、人事院勧告どおりの実施は本市を含めて16市で、そのほか20年度実施は5市という状況です。
問い、組合と妥結した上で提案してきたということだが、組合交渉の中で組合側から出た主なやりとりはどんな状況だったのか。
答え、今回の人事院勧告の実施による給与条例の改正について、本市では従来から国家公務員給与準拠を基本として組合に提案し、合意となった事項を条例改正として提案していますが、役職加算の凍結の延長は本市の独自削減となっていますが、あわせて組合に提案し、厳しい財政状況を理解していただいて合意に至りましたが、組合からは1年ごとに財政状況を検証することが必要であり、資料の提出を両者で確認をしたところです。さらに、今後状況が変わり、もし独自削減が必要になった場合はその都度交渉の上決定するという考え方、スタンスをとることを確認しています。
質疑終結後、採決に入り、議案第69号は全会一致をもって可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第71号深川市長期継続契約を締結することができる契約を定める条例について、質疑の中から主なものを申し上げます。
問い、契約期間中に仕様や金額の変更等ができるのか。
答え、取扱要領案において、技術革新の状況、経済変動、あるいは契約の公平性、競争性を勘案して期間を設定することになっています。その期間内で想定外の事態により、契約の変更が生じた場合は、予算の範囲内での減額で双方の協議が調えば減額変更を行いますが、それ以外は契約解除という手続になります。
問い、指定管理者であれば、業務の多様な内容が入っていても複数年契約ができるが、今回の長期継続契約にかかわっては変更が含まれるので、複数年契約できないということでは整合性が欠けるのではないか。
答え、地方自治法に基づく契約か、また協定かという基本的な違いがあり、性格的にも違います。指定管理者は市の施設を市にかわって管理を行うことで、施設ごとに目的や性格、性質が異なっていることから、期間は施設ごとに設定し、期間内は必ず業務をやっていただかなければなりません。さらに、協定書を締結し、年度ごとの業務の内容や委託料金は異なります。また、予算の確保が大前提で、該当する期間の予算は債務負担行為で確保されています。一方、長期継続契約は、契約期間や契約業務の内容は年度によって変化するものではなく、制度の特性として翌年度以降の予算確保の義務化がないため、債務負担行為の設定は必要としません。したがって、予算の確保がなされない場合は契約解除できるものです。
問い、この条例では契約の期間は5年以内とするとしているが、5年は長いのではないか。
答え、条例の中では5年以内とうたっていますが、役務は要領で3年以内を原則として上限5年としています。これは、役務の中で3年もしくは5年までできるものがあるだろうと考えられるので、条例は5年以内としています。
問い、この条例を使って長期継続契約すると債務負担行為の部分がなくなり、予算書では見えにくくなるが。
答え、市民の皆さんにわかりやすい予算をとの要請がある時代ですので、その方針によりたいと思いますし、予算審査特別委員会の資料等で示すことができるように対応していきたいと考えます。
質疑終結後、採決に入り、議案第71号は全会一致をもって可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第74号深川市総合体育館条例の一部を改正する条例について及び議案第75号深川市総合運動公園体育施設条例の一部を改正する条例について、質疑の中から主なものを申し上げます。
問い、指定管理者制にすることでどのような効果を見込んでいるのか。
答え、現在総合運動公園及び公園内の体育施設の維持管理は、体育館や他の体育館施設の窓口業務を含め、芝の維持管理、清掃、警備、設備のメンテナンスなど、個々の業務を民間業者に委託してきましたが、総合運動公園全体の施設の管理を使用許可を含めて包括的に指定管理者に行わせることができることから、維持管理経費の効率化が図れると考えます。また、これまで職員が行っていた業務のうち、総合体育館や他の体育施設の使用許可業務、使用料の徴収業務が指定管理者に移行することになるので、職員の減員も見込まれると考えます。
問い、指定管理者制を導入することで確実にサービスが向上になることや今後サービスの向上を期待することは何か。
答え、サービスが向上になることは、募集要綱で指定管理者に対して体育施設を活用した自主事業の実施を求める考えでいますので、自主事業が市民ニーズに即応した事業展開が可能という部分があります。期待することは、そのことによって施設の利用者がふえて施設の有効活用が図れることです。また、指導者やアドバイスができる職員体制ができることも期待しています。
問い、指定管理者が行う業務にスポーツ振興事業に対する企画、実施、PRとあるが、どのようなことが想定されるのか。
答え、指定管理者となる者から具体的な事業名の提案があると思いますが、市民皆スポーツを目指すためのスポーツ競技教室、あるいは市民ニーズを把握した内容のものが提案されると考えています。
問い、指定管理者制導入後、スポーツ課の職員体制はどうなるのか。
答え、社会教育の中でのスポーツの振興施策、指定管理を行っている温水プール及び指定管理導入後の総合運動公園や体育施設の教育委員会が担う改修や修繕のほか、引き続き直営で管理する施設、パークゴルフ場などの維持管理業務もあるので、必要な人員体制は残ると考えます。
問い、事故が起きた場合に市と指定管理者はどういう責任分担になるのか。また、賠償責任が仮に起きた場合に指定管理者が賠償の責を負うのか。
答え、事故が起きた場合、さらに損害責任が生じた場合についても、募集要項にリスク分担に対する基本的な考えを明記するとともに、協定書でもあわせて明記する予定です。大切なことは利用者に事故があった場合の迅速かつ適切な対応です。仮に管理者としての義務を怠ったことにより、第三者に損害を与えた場合は指定管理者に責任を求めると考えています。
問い、体育指導委員と指定管理者や市直営で残っている部分とはどういう関係になるのか。
答え、体育指導委員の職務は、スポーツの実技やスポーツに関する行事、事業に協力、スポーツ振興に関する計画の策定や施策の企画立案、参画に関することが主な内容ですが、指定管理者からは教育委員会に要請を受けての職務になりますが、非常勤職員として教育委員会の職務として出役する場合報酬が伴うため、限られた範囲と考えています。
質疑終結後、採決に入り、議案第74号及び議案第75号は全会一致をもって可決すべきものと決定いたしました。
以上で総務文教常任委員会の報告を終わります。
○議長(北本 清美君) これより一括質疑に入ります。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(北本 清美君) 質疑を終わります。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(北本 清美君) 異議なしと認め、よって議案第69号は委員長の報告のとおり可決されました。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(北本 清美君) 異議なしと認め、よって議案第71号は委員長の報告のとおり可決されました。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(北本 清美君) 異議なしと認め、よって議案第74号及び議案第75号は委員長の報告のとおり可決されました。
○議長(北本 清美君) 日程第3 委員会報告第14号議案第72号深川市労働相談所条例の一部を改正する条例についてを議題とします。
本件について委員長の報告を求めます。
北畑経済建設常任委員長。
○経済建設常任委員長(北畑 透君)〔登壇〕 ただいま議題となりました議案第72号深川市労働相談所条例の一部を改正する条例について、経済建設常任委員会で審査いたしました概要と結果についてご報告申し上げます。
議案第72号は、本定例会において当委員会に付託され、12月14日に委員会を開催し、所管の部課長等の出席を求め、審査を行いました。
質疑の中から主なものを申し上げます。
問い、労働者の立場に立った労働相談の体制は今後どうなるのか。
答え、今までと同様に担当職員が電話や面談で相談を受けます。北海道労働局や北海道労働委員会で無料の相談業務を行っており、難しい問題があった場合は電話で照会するなど、相談者に不都合がないよう万全の体制をとっていきます。
問い、運営委員会委員は2年の任期であるが、改選との整合性はどうなっているのか。
答え、ことしが改選期になっています。なお、運営委員会は平成14年から開催されていません。
問い、平成19年度の相談状況はどうか。また、解決はどれくらいされたのか。
答え、現在まで3件の相談を受けています。1件目は、時間外賃金の未払い、雇用保険の加入の相談。2件目は、賃金の未払いの相談。3件目は、会社から辞職の通告を受けたのに辞職の理由が自己都合となっており、本意ではないという相談を受けています。解決の状況ですが、1件目は職業安定所に照会し、時間外賃金を支払いいただき、また雇用保険にも加入できることとなりました。2件目の賃金の未払いについては、職員が会社の社長に電話をし、話し合った結果、現在分割で支払われている状況です。3件目の解雇の理由については、会社に行って面談を行い、辞職の利用が自己都合から解雇へと改まっています。
質疑終結後、採決に入り、議案第72号は全会一致をもって可決すべきものと決定いたしました。
以上で経済建設常任委員会の報告を終わります。
○議長(北本 清美君) これより質疑に入ります。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(北本 清美君) 質疑を終わります。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(北本 清美君) 異議なしと認め、よって議案第72号は委員長の報告のとおり可決されました。
○議長(北本 清美君) 日程第4 委員会報告第15号請願第2号後期高齢者医療制度の中止・撤回を求める請願、請願第4号後期高齢者医療保険制度の見直しを求める意見書採択に関する請願及び意見案第16号後期高齢者医療保険制度の見直しを求める意見書の3件を議題とします。
本件について委員長の報告を求めます。
田中裕章社会民生常任委員長。
○社会民生常任委員長(田中 裕章君)〔登壇〕 ただいま議題となりました請願第2号後期高齢者医療制度の中止・撤回を求める請願及び請願第4号後期高齢者医療保険制度の見直しを求める意見書採択に関する請願の2件について、社会民生常任委員会で審査しました概要と結果についてご報告申し上げます。
請願第2号及び請願第4号は、本定例会において当委員会に付託され、12月14日に委員会を開催し、一括して審査を行いました。
初めに、請願第2号の請願者は深川地方労働組合総連合議長、吉田登美雄氏で、請願の要旨は、来年4月より後期高齢者医療制度が導入されようとしている。この制度は専ら医療費削減を目的にしたもので75歳以上の人を他の世代から切り離し、高い保険料と差別医療を押しつける制度であり、高齢者の医療について、長年の社会貢献にふさわしく、国と企業が財政負担して医療が受けられるようにすべきであるとし、ついては来年4月からの実施を中止・撤回すること、70歳から74歳の窓口負担2割への引き上げをやめることについて、関係機関へ意見書の提出を求めるものであります。
次に、請願第4号の請願者は連合北海道深川地区連合会長、富樫淳一氏で、請願の要旨は、昨年6月に成立した医療制度関連法は多くの問題を抱えながら2008年4月から施行される予定である。財政再建の名のもと、三位一体の改革などにより、地方と都市の地域間、産業間などの格差が増大、二極化が進んでおり、その中で弱い立場の人、とりわけ高齢者に多くのしわ寄せが集中しているとし、ついては後期高齢者医療保険制度の見直しを求め、保険料負担に対する低所得者のきめ細かな措置、公費負担割合の引き上げ、医療費負担の据え置きを含めた見直しをすること、ほか3項目にわたる見直しについて、関係機関へ意見書の提出を求めるものです。
審査の中で、意見として、請願第2号について請願のタイトルが後期高齢者医療制度の中止・撤回を求めるもので、本市議会として後期高齢者の医療連合への加入を議決したことなどの経緯からなじまないとの意見がありました。
また、請願第4号について、請願の内容が市民の皆さんから指摘されていることであり、採択の方向でとの意見がありました。
その後、採決に入り、請願第2号は全会一致をもって不採択とすべきものと決定いたしました。
次に、請願第4号は全会一致をもって採択すべきものと決定し、あわせて委員会は別紙ご配付の意見案第16号後期高齢者医療保険制度の見直しを求める意見書を全会一致により関係機関に送付すべきものと決定いたしました。
以上で社会民生常任委員会の報告を終わります。
○議長(北本 清美君) これより一括質疑に入ります。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(北本 清美君) 質疑を終わります。(賛成者起立)
○議長(北本 清美君) 起立少数。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(北本 清美君) 異議なしと認め、よって請願第4号は委員長の報告のとおり採択することに決定しました。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(北本 清美君) 異議なしと認め、よって意見案第16号は原案のとおり可決されました。
○議長(北本 清美君) 日程第5 議案第86号平成19年度深川市一般会計補正予算ないし議案第91号平成19年度深川市駐車場事業特別会計補正予算の6件を議題とします。
本件は、一時議事延期となっているものですが、既に提出者の説明が終わっていますので、これより質疑に入ります。
初めに、議案第86号一般会計、歳出、1款議会費。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(北本 清美君) 終わります。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(北本 清美君) 終わります。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(北本 清美君) 終わります。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(北本 清美君) 終わります。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(北本 清美君) 終わります。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(北本 清美君) 終わります。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(北本 清美君) 終わります。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(北本 清美君) 終わります。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(北本 清美君) 終わります。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(北本 清美君) 終わります。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(北本 清美君) 終わります。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(北本 清美君) 終わります。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(北本 清美君) 終わります。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(北本 清美君) 異議なしと認め、よって本件は委員会付託を省略することに決定しました。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(北本 清美君) 異議なしと認め、よって議案第86号ないし議案第91号は原案のとおり可決されました。
○議長(北本 清美君) 日程第6 議案第93号平成19年度深川市一般会計補正予算及び議案第94号平成19年度深川市国民健康保険特別会計補正予算の2件を議題とします。
提出者の説明を求めます。
初めに、議案第93号。
早川財政課長。
○財政課長(早川 雅典君)〔登壇〕 議案第93号平成19年度深川市一般会計補正予算(第6号)についてご説明申し上げます。
第1条で歳入歳出にそれぞれ2,478万8,000円を追加し、予算の総額を165億9,880万7,000円とするものであります。
10ページをごらんください。歳出予算についてご説明申し上げます。3款民生費、1項1目社会福祉総務費950万円の増額補正は、福祉灯油購入費助成事業として、ことしの冬における灯油価格の急騰により強く影響を受けます約1,900の低所得世帯に対し、平成19年度の特別措置として1世帯当たり5,000円の灯油購入費助成券を交付し、これら世帯の経済的負担の軽減を図るものであります。
なお、この事業に対しましては、民生費道補助金60万円が交付されるものであります。
次に、12ページをごらんください。3項1目生活保護総務費1,528万8,000円の増額補正は、生活保護事務電算処理システム機器の更新を行うものでありますが、全額国庫補助金でありますセーフティネット支援対策等事業費補助金により対応するものであります。
次に、戻りまして、8ページをごらんください。歳入予算につきましては、14款2項1目の民生費国庫補助金1,528万8,000円及び15款2項2目の民生費道補助金60万円並びに19款1項1目繰越金890万円により対応するものであります。
以上、一般会計補正予算(第6号)についてご説明を申し上げましたが、原案にご賛同賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(北本 清美君) 次に、議案第94号。
通市民福祉部長。
○市民福祉部長(通 義美君)〔登壇〕 議案第94号平成19年度深川市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)についてご説明申し上げます。
第1条で歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ99万8,000円を追加し、予算の総額を36億7,039万4,000円にしようとするものであります。
歳出からご説明申し上げますので、10ページをお開きください。3、歳出、1款1項1目一般管理費99万8,000円の増額は、国へ医療費等の統計情報を報告する際に使用しております国保情報データベースシステムの改修が必要となったことに伴うパッケージソフトの改修経費の増によるものであります。
戻りまして、8ページをお開きください。2、歳入、2款2項1目財政調整交付金99万8,000円の増額は、国保情報データベースシステムの改修に伴う経費が国の特別調整交付金対象項目となり、交付増が見込まれるものであります。
以上で国民健康保険特別会計補正予算の説明を終わらせていただきます。原案にご賛同賜りますようよろしくお願いいたします。
○議長(北本 清美君) これより質疑に入ります。
初めに、議案第93号一般会計、歳出、3款民生費。
田中昌幸議員。
○5番(田中 昌幸君) 福祉灯油の購入費助成事業について、一般質問でも行いましたが、最終日に間に合ったということで非常に歓迎する部分でございます。年末という非常に押し迫った中で、今後市民の皆さんに周知をするということでありますが、どのような方法でできる限り皆さんに平等に周知する考えかお伺いをします。
もう一点、1,900件ということです。同時に全員が殺到することはないのでしょうけれども、かなりの数が殺到すると思いますので、その際の受け付けの方法についてどのような形でしていくのか、現時点でのお考えをお伺いしたいと思います。
○議長(北本 清美君) 答弁願います。
通市民福祉部長。
○市民福祉部長(通 義美君) 福祉灯油について2点質疑がございましたので、順次お答え申し上げます。
初めに、市民周知の方法ついてでございますけれども、来年1月4日発行の広報ふかがわに案内文書の折り込みを行う考えでございまして、この文書においては表面に事業の内容を、裏面に申請書を印刷し、市民への周知と対象者からの申請に配慮した内容のものにしたいと考えております。また、広報ふかがわ2月号において福祉灯油の記事掲載により周知を図るほか、ホームページの掲載など他の方法についても十分検討し、実施してまいります。
次に、受け付けの対応でございますけれども、1,900件の対象世帯を見込んでいるところでございます。所管としましては、受け付け期間については明年1月10日から2月29日まで受け付け期間を持ってございますので、対象世帯の方がすべて申請いただけることを望んでいるところでございます。市役所、両支所でも受け付けをしたいと考えておりまして、相当数が来て混乱が予想されるのではないのかということでご指摘がございましたが、社会福祉課の窓口、それから社会福祉課の正面に現在打ち合わせ用のテーブル等を置いてございますけれども、そういうところも受付場所として拡大をし、ご指摘の混乱のないように対応していきたいと考えています。
○議長(北本 清美君) 北名議員。
○16番(北名 照美君) 1点だけお尋ねします。鷹泊だとか、菊丘だとか、遠くの人がいるわけですが、その人たちの申し込みだとか、対応については特段の配慮が必要だと思うのだけれども、その辺どうですか。
○議長(北本 清美君) 答弁願います。
通市民福祉部長。
○市民福祉部長(通 義美君) 遠くの方の対応というお尋ねです。その考えについては、お年寄りや病弱な方だとかの想定かなと思われますので、そのようなことでお答えをさせていただきたいと思います。
市としましては、病弱なひとり暮らしのお年寄りも対象者となるわけでございますので、そういう場合については代理申請を認めることにしてございます。例えば、お一人で行けない場合については、息子さん、娘さん、あるいは隣の方にお願いして、それで代理申請ができるのであれば、そのような対応で受け付けてまいりたいと考えています。
○議長(北本 清美君) 北名議員。
○16番(北名 照美君) これから検討してほしいのだけれども、そばに息子やいろんな人がいればいいけれども、そうではない場合もあるので、郵送という非常に有効な手段があると思うのです。
確定的な言い方でなくていいけれども、検討してほしいと思うのですが、どうですか。
○議長(北本 清美君) 通市民福祉部長。
○市民福祉部長(通 義美君) 郵送というお尋ねでございますけれども、郵送によりますとそれが市に到着したものであるのかどうかという懸念もするところでございます。そこで、地域においては民生委員さんもおられ、ひとり暮らしの高齢者の方、また母子世帯の方など、地域の実態を把握している状況にありますことから、年明けには民生委員さんの会議がございますので、民生委員さんの協力もいただく方向で対応していきたいと思っています。
○議長(北本 清美君) 終わります。
次に、歳入。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(北本 清美君) 終わります。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(北本 清美君) 終わります。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(北本 清美君) 異議なしと認め、よって本件は委員会付託を省略することに決定しました。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(北本 清美君) 異議なしと認め、よって議案第93号及び議案第94号は原案のとおり可決されました。
○議長(北本 清美君) 日程第7 発議第3号深川市議会会議規則の一部を改正する規則についてを議題とします。
提出者の説明を求めます。
松沢議会運営委員長。
○議会運営委員長(松沢 一昭君)〔登壇〕 ただいま議題となりました発議第3号深川市議会会議規則の一部を改正する規則について、提案理由を申し上げます。
議会改革の一環として検討してまいりました一般質問のあり方について、明年の第1回市議会定例会から対面方式を導入することがさきの議会運営委員会で決定されましたことから、これに対応すべく同規則について所要の改正を行おうとするものであります。
内容につきましては、お手元の議案のとおりでありますが、ご審議の上、原案にご賛同賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(北本 清美君) これより質疑に入ります。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(北本 清美君) 質疑を終わります。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(北本 清美君) 異議なしと認め、よって発議第3号は原案のとおり可決されました。
○議長(北本 清美君) 日程第8 意見案第17号BSE全頭検査の実施に関する意見書ないし意見案第24号灯油等石油製品の価格を引下げるための緊急対策を求める意見書の8件を議題とします。
提出者の説明を求めます。
渡辺議員。
○9番(渡辺 英雄君)〔登壇〕 ただいま議題となりました意見案第17号BSE全頭検査の実施に関する意見書ないし意見案第24号灯油等石油製品の価格を引下げるための緊急対策を求める意見書の8件について、提出者を代表し、提案理由の説明を申し上げます。
本件につきましては、お手元に配付しております内容により関係機関に提出するもので、内容の説明は省略いたしますが、議決くださいますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(北本 清美君) これより一括質疑に入ります。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(北本 清美君) 質疑を終わります。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(北本 清美君) 異議なしと認め、よって本件は委員会付託を省略することに決定しました。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(北本 清美君) 異議なしと認め、よって意見案第17号ないし議案第24号は原案のとおり可決されました。
○議長(北本 清美君) 日程第9 閉会中の継続審査の申し出についてを議題とします。
本件は、社会民生常任委員長から、別紙ご配付のとおり閉会中の継続審査の申し出があります。
お諮りします。申し出のとおり決定することに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(北本 清美君) 異議なしと認め、よって申し出のとおり閉会中の継続審査とすることに決定しました。
○議長(北本 清美君) 日程第10 閉会中の所管事務調査の申し出についてを議題とします。
本件は、社会民生、経済建設の各常任委員長から、別紙ご配付のとおり閉会中の所管事務調査の申し出があります。
お諮りします。申し出のとおり決定することに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(北本 清美君) 異議なしと認め、よって申し出のとおり閉会中の所管事務調査とすることに決定しました。(午前11時14分 閉会)