平成20年 第3回
深川市議会定例会会議録 (第2号)
日程第 1 | 一般質問 | ||
4.5番 | ・ 田中 昌幸 君 | ||
答弁 | ・ 鈴木企画総務部長 | ||
答弁 | ・ 山岸建設水道部長 | ||
質問 | ・ 田中 昌幸 君 | ||
答弁 | ・ 鈴木企画総務部長 | ||
質問 | ・ 田中 昌幸 君 | ||
答弁 | ・ 沢田企画総務部審議員 | ||
質問 | ・ 田中 昌幸 君 | ||
答弁 | ・ 沢田企画総務部審議員 | ||
質問 | ・ 田中 昌幸 君 | ||
答弁 | ・ 山下市長 | ||
答弁 | ・ 沢田企画総務部審議員 | ||
質問 | ・ 田中 昌幸 君 | ||
答弁 | ・ 山下市長 | ||
質問 | ・ 田中 昌幸 君 | ||
答弁 | ・ 山下市長 | ||
質問 | ・ 田中 昌幸 君 | ||
答弁 | ・ 一原経済・地域振興部長 | ||
答弁 | ・ 斎藤副市長 | ||
答弁 | ・ 沢田企画総務部審議員 | ||
質問 | ・ 田中 昌幸 君 | ||
答弁 | ・ 斎藤副市長 | ||
答弁 | ・ 沢田企画総務部審議員 | ||
議事進行 | ・ 田中 昌幸 君 | ||
補足答弁 | ・ 沢田企画総務部審議員 | ||
質問 | ・ 田中 昌幸 君 | ||
答弁 | ・ 沢田企画総務部審議員 | ||
5.15番 | ・ 田中 裕章 君 | ||
答弁 | ・ 堀川市立病院事務部長 | ||
質問 | ・ 田中 裕章 君 | ||
答弁 | ・ 堀川市立病院事務部長 | ||
質問 | ・ 田中 裕章 君 | ||
答弁 | ・ 山下市長 | ||
質問 | ・ 田中 裕章 君 | ||
答弁 | ・ 堀川市立病院事務部長 | ||
答弁 | ・ 鈴木企画総務部長 | ||
質問 | ・ 田中 裕章 君 | ||
答弁 | ・ 堀川市立病院事務部長 | ||
6.2番 | ・ 山田 圭二 君 | ||
答弁 | ・ 山下市長 | ||
質問 | ・ 山田 圭二 君 | ||
答弁 | ・ 一原経済・地域振興部長 | ||
質問 | ・ 山田 圭二 君 | ||
答弁 | ・ 堀川市立病院事務部長 | ||
答弁 | ・ 沢田企画総務部審議員 | ||
質問 | ・ 山田 圭二 君 | ||
答弁 | ・ 一原経済・地域振興部長 | ||
質問 | ・ 山田 圭二 君 | ||
答弁 | ・ 佐藤教育部長 | ||
答弁 | ・ 一原経済・地域振興部長 | ||
質問 | ・ 山田 圭二 君 | ||
答弁 | ・ 通市民福祉部長 | ||
質問 | ・ 山田 圭二 君 | ||
議事進行 | ・ 松沢 一昭 君 | ||
発言の取り消し | ・ 山田 圭二 君 | ||
答弁 | ・ 寺下教育長 | ||
7.14番 | ・ 太田 幸一 君 | ||
答弁 | ・ 斎藤副市長 | ||
質問 | ・ 太田 幸一 君 | ||
答弁 | ・ 斎藤副市長 | ||
質問 | ・ 太田 幸一 君 | ||
答弁 | ・ 山下市長 | ||
質問 | ・ 太田 幸一 君 | ||
答弁 | ・ 山岸建設水道部長 | ||
質問 | ・ 太田 幸一 君 | ||
答弁 | ・ 山岸建設水道部長 | ||
質問 | ・ 太田 幸一 君 | ||
議長議事整理 | |||
質問 | ・ 太田 幸一 君 | ||
答弁 | ・ 山岸建設水道部長 | ||
質問 | ・ 太田 幸一 君 |
(午前10時00分 開議)
○議長(北本 清美君) これより本日の会議を開きます。
○議長(北本 清美君) 事務局長から諸般の報告を申し上げます。
○議会事務局長(森田 敏夫君) 第3回定例会2日目の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。
以上で報告を終わります。
○議長(北本 清美君) きょうは暑いようですので、どうぞ上着を脱いでください。
日程第1 一般質問を行います。
初めに、田中昌幸議員。
〔田中昌幸議員、質問席へ〕
○5番(田中 昌幸君) 9月1日、福田首相は突然の辞任会見をしました。2年連続の同じ時期の政権投げ出しは、国民不在の何物でもなく、自民党政権の限界を物語っています。3年前の9.11小泉郵政解散総選挙、あるいは三位一体の改革が一方的な地方交付税の削減をもたらし、現在の自治体財政の深刻な状況をつくり出している。このことを忘れてはいけません。現下の厳しい深川市財政のもと、今後の山下市政の方向性を確かめる意味で、通告に従い、質問いたします。(「議事進行」と呼ぶ者あり)
○議長(北本 清美君) 田中昌幸議員。(午前11時23分 休憩)
(午前11時30分 再開)
○議長(北本 清美君) 休憩前に引き続き開議します。〔田中裕章議員、質問席へ〕
○15番(田中 裕章君) 新政クラブを代表して、一般質問を行います。(午後 0時16分 休憩)
(午後 1時28分 再開)
○議長(北本 清美君) 休憩前に引き続き開議します。〔山田議員、質問席へ〕
○2番(山田 圭二君) 平成公明クラブの山田でございます。平成公明クラブを代表して、通告に従い、一般質問をいたします。(「議事進行」と呼ぶ者あり)
○議長(北本 清美君) 松沢議員。
○議長(北本 清美君) お諮りします。
ただいま山田議員から先ほどの発言の一部を取り消したい旨の申し出がありましたが、申し出のとおりこれを許可することに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(北本 清美君) 異議なしと認め、発言の取り消しは許可することに決定しました。
○議長(北本 清美君) 続行します。 (午後 2時38分 休憩)
(午後 2時50分 再開) 〔太田議員、質問席へ〕
○議長(北本 清美君) お諮りします。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) (午後 3時24分 延会)
答弁願います。
寺下教育長。
○教育長(寺下 良一君) 学校耐震化につきまして2点質問がございましたので、順次お答えを申し上げます。
地震発生時に児童生徒等の安全を確保するとともに、地域住民の緊急避難場所としての役割を果たすため、昭和56年以前に建築された学校施設について早急に耐震化を推進することが喫緊の課題となっております。本年6月に地震防災対策特別措置法改正法が議員立法により成立し、施行されましたが、改正の内容は3点ございます。
1点目は、地震防災緊急事業5カ年計画に基づいて実施される事業のうち、構造耐震指標であるIs値が0.3未満。この数値は小さいほど危険度が高いという意味であります。0.3未満の学校建物については、地震補強事業に対して補助率が2分の1から3分の2にかさ上げされるとともに、交付税措置も優遇され、実質的な地方負担が従来の31.25%から13.3%に軽減されるというものでございます。ただし、Is値が0.3以上の建物については従前のとおりとなってございます。
2点目は、公立小中学校の耐震診断の実施及びその結果の公表が義務となったことでございます。
3点目は、補助率等のかさ上げ措置について平成22年度までの時限措置とされているものでございます。
また、今後の対応についてでございますが、本市において優先度調査は実施済みですが、この調査ではIs値が求められず、最終的には個別の建物の耐震性能を破壊検査等も含め、詳細に評価する耐震診断が必要となるものでありますけれども、多額の調査費が必要となります。また、その結果に応じて補強工事が必要となるわけでありますが、補強工事にあっても診断前のため、工法が未定なことやいずれも老朽対策としての大規模な改修の必要性の可能性もあり、一概には言えませんが、多額の工事費が見込まれることなどから、耐震化の実施に当たって大変苦慮しているものでございます。深川市の財政状況が大変厳しい中、市の施策全体の中で優先度、緊急度が勘案されるものですが、教育委員会といたしましては児童生徒の安全を最優先に考えており、学校耐震化について関係部局と引き続き協議を進めながら、検討してまいりたいと考えてございます。
○議長(北本 清美君) 山田議員の一般質問を終わります。
暫時休憩します。
次に、太田議員。
初めに、福祉行政の高額医療費立てかえ金の回収についてであります。「登別市、高額医療費8,500万円の請求を怠る。4,560万円回収不能」、この記事が大きく北海道新聞に載りまして、これを見て私も嫌な気持ちになったところであります。残念ながら、間もなくして所管の方から電話が入りまして、深川市にもあったと説明をいただいたところであります。登別市の新聞記事にありますように、怠った、怠慢、失念、こういったたぐいの問題かと思います。大きなところでの課題につきましては、チェック体制、商品の流通などでも伝票というものがついて回ってチェックをしていくわけですけれども、こういうものが介在していなかったのではないか。個人的な欠落というよりも構造的な欠陥が指摘されるのではないかと考えるわけであります。お聞きするところによりますと、パソコンのデータで一括して送られてきているということであります。また、このシステムについては、自治体を経由しないで病院から直接保険組合等へ請求されることに改善されているということでもあります。したがって、かなりのところで失念という部分を誘引することがなくなると考えておりますし、今回の事象はあらゆるところで起こるような性格のものではないかと考えるところであります。そんな意味では、他山の石としなければならないと考えるわけであります。
三つについて質問しますが、一つ目は健保組合への立てかえ金未収の事象はいつの時点からだったか。
二つ目、職域のチェック体制はどのようになっていたのか。
三つ目、今後の再発防止をどのように考えているか、以上3点お伺いいたします。
○議長(北本 清美君) 答弁願います。
斎藤副市長。
○副市長(斎藤 政友君) 高額療養費の立てかえ払いに係る未請求についてお答えを申し上げます。
本件につきましては、昨日市長からの行政報告にもありましたが、私からも改めて市民の皆さん、そして議員各位に対しまして深くおわびを申し上げたいと存じます。
初めに、事務処理上、いつからこうした未請求となったのかという質問でございます。このことにつきましては、未請求の期間としては平成17年11月から19年3月まで、対象となる診療月としては平成16年3月から19年1月までの期間となっております。
2点目のチェック体制についてでございます。業務につきましては、それぞれ担当者を決めて処理をしておりましたが、残念ながら業務を相互に係内でチェックしたり、進捗状況を点検する体制はとっていなかったところでございます。上司、管理職において、そうした未請求などを未然に防止できなかったのかということもございますが、業務の性質上、難しいところであり、残念ながら防止できなかったということはチェック体制が十分機能していたとは言いがたいと思っております。
3点目の再発防止についてでございます。今後は、より係内の業務の透明性を図り、業務の進捗状況などが他の職員からも見えやすい仕組みをつくること、また定期的な上司による聞き取り、業務の状況について報告を求めたり、また特定業務を長期間にわたり同一の職員が担当することを避けたりするなど、現在効果的な防止策について検討しているところであり、調査の終結を待って再発防止策を取りまとめてまいりたいと存じます。なお、高額医療費の未請求の事案に限らず、本件のことに関しまして過日の庁内会議の中でも、業務を進める上で私から各部長に対して管理監督者としての責任を自覚し、業務の遂行に当たって制度を遵守し、職場内のよりよい人間関係を形成するなど、市民から負託された責務の重さについて改めて気を引き締めて取り組むよう指示したところであります。
○議長(北本 清美君) 太田議員。
○14番(太田 幸一君) 再質問ですが、この問題は今後いかに再発を防ぐかと。るる対策についても述べておりますけれども、今後とも一層市長初めとして努力をしていただきたい。
そこで、いま一つお聞きしますが、登別市の報道以前に、深川市ではこのことについて判明していたという経緯がありますけれども、このことを報道機関などに伏せていたのではないかという指摘がされているわけです。私たちの立場からしても、こういった事象については速やかに行動を起こす。そして、そのことによって速やかな対策を立てていくことが望ましい形でありますから、そこら辺の経緯なり、このことに言い分等がありましたら聞かせていただきたい。
○議長(北本 清美君) 答弁願います。
斎藤副市長。
○副市長(斎藤 政友君) 再質問にお答え申し上げます。
本当に弁解の余地がないのであります。本件につきましては、今ほど言いました行政報告でも触れていますように昨年4月に未請求の事実を確認した段階で理事者等への報告などを当然なすべきところであったわけですけれども、結果的に理事者への報告がなかったことから、誤解されることになったわけでございます。このことにつきましては、所管としては決して隠す意図はなかったわけです。とはいえ、こういった形になりましてまことに申しわけなく思っているところでございます。理事者等への報告がおくれたのは、請求事務をまず優先し、その処理に数カ月を要した中で報告する時期を逸してしまったというのが実態に近いものと思われます。先ほどからお答えを申し上げているとおり、現在まだ調査を続けてございますので、調査の中でその辺の原因も明らかにしていきたいと思っております。今後は、事案の重要性から、速やかに報告、連絡、相談の徹底を図ってまいりたいと存じます。
○議長(北本 清美君) 太田議員。
○14番(太田 幸一君) 隠していたのではないかという事柄については、誤解という言葉もありました。また、報告がおくれたことについては、しっかりとした内容を把握するということで多少時間がかかったという答えでありました。そんなことで、こんなに時間を費やすということにはなりません。
そこで、これもきのうから指摘をされております土地の買収にかかわる損失ですとかも含めて、今回の金額は言いませんけれども、今財政の立て直しに一丸となってやっていかなければならない深川市にとって、残念ながらそれなりの損失が出ているということについて最高責任者の市長として、その辺どのように考えているか答えていただきたいと思います。
○議長(北本 清美君) 答弁願います。
山下市長。
○市長(山下 貴史君) 副市長から再々お答えしておりますが、全く私も同様に大変遺憾な事態で残念に思っております。昨日も申し上げましたように、今回の事案は市民の皆様方や議員の皆様方にご心配、またご迷惑、ある意味では損害をおかけしたわけでございますので、まことに申しわけなく思っております。したがいまして、今後二度と再びこのようなことが繰り返されることのないように、今回の事案について徹底して事実を解明し、きちんと対処措置を講じ、再発防止に万全を期していきたいと、このように考えているところであります。
○議長(北本 清美君) 太田議員。
○14番(太田 幸一君) 次に、2点目、建設行政にかかわり、昨日松沢議員からもありました駅北地区の土地区画整理事業に関する土地取得の関係についてであります。
道営住宅用地を含めた一連の木工場の用地を取得する中で、残念ながら取得価格の設定に問題があったのではないかと。これは、後で損害として問題が明らかになってきたわけであります。この用地の取得に関し、これについては私も素人ですけれども、一般的に土地に対する登記上の内容を把握、抵当権の設定ですとか、いろんな事柄について見定めるということは当たり前のことでありますし、それと同時に土地についてどのような性格の土地なのかということも当然ながら見定め、見きわめることはある意味常識的なことではないかと考えるところであります。そのためには、周辺の人からの聞き取りですとかも常識であります。木工場というのは、昔からそうなのですけれども、原木の皮をむいたり、原木が乾かないようにするために水をかけたりするといったことをやる。そうすると、土場が非常にうむわけですけれども、そういったところにむいた皮ですとか、木くずなどをすき込むというのか、そういったことをやるというのは大体当たり前のことだと。私たち素人もよく見かける光景なわけです。そういう状態のところで、今回木くずが出てきましたとか、コンクリートの塊が出てきましたと。それに対する補償が出てきたということは、これは言語道断の話です。正確なところではないのですが、私が聞いた中では売買に関して仲介者が介在していたことも耳にしています。いずれにいたしましても、損失は明らかなわけでありまして、昨日の答弁でもありましたけれども、トータルで損失が出なければいいのだという考えにはならないと思います。今日的な状況を踏まえたら、なおさらのことであります。
それで、この価格設定の経緯について答弁をいただきたいと思います。
○議長(北本 清美君) 答弁願います。
山岸建設水道部長。
○建設水道部長(山岸 弘明君) 駅北土地区画整理事業についてお答え申し上げます。
駅北土地区画整理事業は、駅北地域の住環境の向上と定住促進を図るため、事業区域面積8.3ヘクタール、事業期間は平成16年度から23年度までの8年間の事業計画をもって関係する地権者、借地権者の方々に事業説明会を開催し、多くの方々にご理解をいただき、事業に取り組んでいるところでございます。今年度は、駅北広場、街路、区画道路などの整備を実施しており、また北海道により、道営住宅の建設もされておりまして良好な住環境の形成が図られているところでございます。質問の道営住宅建設地などの土地につきましては、29筆約1万3,300平方メートルの面積でございまして、その用地内には17棟の建物などがございました。これらの用地、建物について、地権者及び抵当権者から一括して買収してほしいとの申し出があり、市において検討した結果、駅北土地区画整理事業の円滑な事業推進や地域振興の観点からも駅北本通線の用地や公営住宅の建設予定地などとして取得することが必要と判断し、平成16年度に深川市土地開発公社により、先行取得したものでございます。価格の設定につきましては、近傍地の取引価格を基準とし、この取引事例の土地と取得する土地とを土地価格形成上の諸要素について総合的に比較することにより、取得する土地の評価を行い、さらにこの価格から建物等の取り壊し費用として算出した価格を差し引いて決定したものでございまして、質問にありました土の中の木くず等につきましては存在しているとの認識がその当時にはなかったものでございます。今後とも用地交渉などに当たりましては、議員ご指摘の趣旨を十分に踏まえ、的確、適切に行ってまいりたいと存じます。
○議長(北本 清美君) 太田議員。
○14番(太田 幸一君) 近傍地の取引価格を基準にしてと。また、価格形成上の諸要素について総合的に云々と。諸要素、総合的ということで、これは近傍地の価格を基準にしてというのが基本になっている気がします。そこら辺の認識が甘かったわけでありますから、しっかり認めて今後はやっていただきたいということであります。的確、適切にということも言っておりますけれども、今後の問題として土地開発公社の健全経営の努力の中で対処するというのは、実はきのう公社側の発言としてもあったわけであります。ここのところは余りしつこく言いたくありませんけれども、先ほど言いましたようにトータルで何とかなればいいという感覚では困るわけでありまして、経営の健全な形が今現在そうなっているかといったら、これは簿価で買い取った土地をたくさん持っているわけです。実は売れないような土地もあるわけです。だから、そういうものを含めてこれから経営努力の中で対応していくなんてことは、どうやってやるのか、どういうふうにひっくり返すのかと。実勢価格というのは皆さんご承知かと思いますけれども、日に日に下がっているわけですから。そういったことも含めて考えているのかと。私の指摘が間違っているのであれば、指摘をしていただきたいと思います。
○議長(北本 清美君) 答弁願います。
山岸建設水道部長。
○建設水道部長(山岸 弘明君) 駅北土地区画整理事業について、事業推進のための土地の評価に係る質問でありますので、私の方からお答えをさせていただきます。
この土地の評価に当たりましては、当時木くずなどが土地の中に埋もれているとの認識がなかったわけでございます。また、そのような廃棄物等があのような状態で隠れていることを想定することは難しいものと考えているところでございます。しかし、議員ご指摘のとおり、我々が用地交渉などに当たる場合、その土地の利用、歴史に着目をしますが、今回の事例を今後の教訓とさせていただきながら、今後の土地の評価に当たってまいりたいと存じます。
○議長(北本 清美君) 太田議員。
○14番(太田 幸一君) 都市建設課の方はそれで結構でありますけれども、公社側として……。
○議長(北本 清美君) 公社の関係については、差し控えてください。
○14番(太田 幸一君) わかりました。
次、建設行政の2点目になります。市道12号線と市道一已4丁目線の接続改良についてでありますが、ご承知のとおり深川地区を見ますと市道2号線から市道12号線は碁盤の目になっているわけであります。一方、一已町では、北星の市道一已1丁目線から納内の境の市道一已13丁目線もおおよそ碁盤の目になっているわけです。ご承知のように、基幹産業である農業を初め、深川市の発展に基幹道路というのが非常に貢献していると。また、産業道路としてのほかに生活道路としてもなくてはならない路線となっているわけであります。この碁盤の目の道路、一已、深川のそれぞれで基本的な寸法があったのでしょうけれども、聞くところによりますと道路幅が一已と深川で違い、少しずれたのではないかということも指摘されているわけです。そんなことで非常につながりがゆがんでいると。今日までにあちらこちらと手直しをして緩やかな形にしてきているわけであります。
それで、この市道12号線から市道一已4丁目線南北に連なっているわけですけれども、残念ながら市道山3線、一已側から見ましたら市道三番通りということなりますが、そこのつなぎのところがクランク状になって北に伸びている実態になっているわけです。私たちから見ましたら、基幹道路と基幹道路のつなぎですから、非常に重要な意味を持っているのだろうという認識を持っておりますけれども、残念ながらあぜ道といった方がいいくらいの道路の実態で、道路の両側がすぐ田んぼと。排水溝が横にあるとかということであれば、あぜ道なんて失礼なことは言えないのでしょうけれども、あぜ道と言わせていただくような道路なわけです。そういった状態が残念ながらあると。ここの道路を南北に見ますと、上の方から広域水道の配水地がありまして、その近くに集合団地がある。農家戸数も結構軒を連ねていると。常盤会館の辺の交差点から3軒くらい農家さんがあったり、あと北新小学校が近接し、周りに一般住宅なども見受けられると。また、そこには深川唯一の舗装工事会社がありますし、ずっと南の方を見ますと警備会社もあると。付近には清掃会社ですとか、30戸に近いマンションなどもあります。その道路が下がって、市立病院ですとか、東高にぶつかるといった形になっているわけです。前段に言いましたように、いまだに乗用車がやっと1台通れるという状態なわけであります。駅北開発のおくれということは昔から言われています。アンダーパスの改修ですとか、いろいろ今日まで駅北にはご尽力いただいているわけですけれども、深川の財政が大変だと言いましても早急に直線化だけでもやるべきではないかと考えるところであります。いかがですか。
○議長(北本 清美君) 答弁願います。
山岸建設水道部長。
○建設水道部長(山岸 弘明君) 市道12号線と一已4丁目線の幹線道路の接続改良についてお答え申し上げます。
本市の市道の整備状況につきましては、平成20年4月1日現在で市道延長約689キロメートルに対しまして舗装率が54.61%にとどまっている状況にございます。このように未舗装路線が極めて多くある状況などから、行政連絡員会議などにおきましても市道の整備につきましては数多くのご要望をいただいているところでございます。質問でご指摘をされておられますように、市道一已4丁目線につきましてはクランク状になっており、また途中で狭隘、未舗装となっていることにつきましては整備が必要であるとの認識をしているところでございますが、これまでもお答えしておりますように市道の改良舗装となりますと多額の事業費を要することとなりますので、現在の交通量や家屋の張りつき状況、また道路網としての重要性や道路自体の老朽度などを総合的に勘案して道路改良舗装工事を実施しているところでございます。市道一已4丁目線の改良舗装につきましては、市道12号線と山3線との交差点がT字路となっていることや周辺の状況についても認識しているところではございますが、事業費を含め、総合的な観点から今後の中長期的な課題として受けとめさせていただきたいと存じます。
○議長(北本 清美君) 太田議員。
なお、持ち時間がなくなっていますので、簡略に再質問をお願いします。
○14番(太田 幸一君) 持ち時間がありませんが、前向きなお話もいただきました。このことについては、財政逼迫の折でありますので、立派なものにしてとは言いません。このクランクだけでも早急にやっていただきたいという思いを申し上げまして、質問を終わりたいと思います。答弁はいりません。
○議長(北本 清美君) 太田議員の一般質問を終わります。
本日の会議はこれで延会したいと思いますが、異議ありませんか。
なお、あすは午前10時から開議します。