平成20年 第3回
深川市議会定例会会議録 (第3号)
(午前10時00分 開議)
○議長(北本 清美君) これより本日の会議を開きます。
○議長(北本 清美君) 事務局長から諸般の報告を申し上げます。
○議会事務局長(森田 敏夫君) 第3回定例会3日目の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。
以上で報告を終わります。
○議長(北本 清美君) 日程第1 一般質問を行います。
初めに、川中議員。
〔川中議員、質問席へ〕
○12番(川中 裕君) 通告に従い、一般質問を行います。(「議事進行」と呼ぶ者あり)
○議長(北本 清美君) 田中昌幸議員。(午前11時24分 休憩)
(午前11時33分 再開)
○議長(北本 清美君) 休憩前に引き続き開議します。〔宮田議員、質問席へ〕
○1番(宮田 剛暁君) 通告に従い、一般質問を行います。(午後 0時04分 休憩)
(午後 1時13分 再開)
○議長(北本 清美君) 休憩前に引き続き開議します。〔北名議員、質問席へ〕
○16番(北名 照美君) 今月1日の夜、福田首相が突如として辞意を表明したことには驚きました。去年の安倍さんに続いて、1年足らずに2度も一国の総理大臣が無責任にも政権を投げ出したのですから、あきれるばかりです。自公政治の行き詰まり、アメリカと大企業にばかり目を向けている路線の破綻以外の何物でもありません。早晩行われる総選挙の最大の争点は、政治の中身を変えることにあります。我が党は、北海道比例ブロックで議席を奪い返すために全力を挙げるものであります。(「議事進行」と呼ぶ者あり)
○議長(北本 清美君) 川中議員。(午後 2時24分 休憩)
(午後 3時29分 再開)
○議長(北本 清美君) 休憩前に引き続き開議します。
○議長(北本 清美君) ここでお諮りします。
本日の会議時間は、議事の都合により、この際あらかじめ延長したいと思いますが、異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(北本 清美君) 異議なしと認め、よって本日の会議時間は延長することに決定しました。
○議長(北本 清美君) 北名議員の一般質問を続けます。 (「休憩」と呼ぶ者あり) (午後 3時56分 休憩)
(午後 5時18分 再開) (「議事進行」と呼ぶ者あり) (「議事進行」と呼ぶ者あり)
○議長(北本 清美君) お諮りします。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(北本 清美君) 以上で本日の日程はすべて終了しましたので、本日はこれで散会します。 (午後 5時25分 散会)
北名議員。
○16番(北名 照美君) 独自調査はしなかったと。行っていないと。それから、立件された以外は談合があったとか、わいろがあったということは断定できないと。調査しないで断定できないと。矛盾があるのではないか。はっきり言えば、私はあったと確信を持っている。今日新しい教育委員長さんが初めて今議会に出てくれているけれども、教育の場において我々はうそをつくなとか、そういうことを言うわけでしょう。うそを言ったつもりはないかもしれないけれども、この議場でごまかしていることは間違いない。もっと言えば、さっき苦労をしろと言ったのはそういう意味なのだ。本当にそれでいいのか、この場所で。僕は絶対にだめだと思うのだ。こんなことを大の大人というか、最高の人たちが許し合ってはいけないと思う。だから、もう一回聞きたい。今私が言ったことについて、胸を張ってもう一回。時間の関係があるけれども、調査を行わないで断定できないと。疑いはものすごくある。調査をしなさい。なぜ調査をしないということを胸張って言えるのか。もう一回答えて。
時間の関係があるから言うが、今沢田審議員が答えたけれども、私はここに2枚のペーパーを持っているのだ。何のペーパーかというと、指名業者が入れかえられたペーパーなのだ。所管から上がってきたのには十も判こが押してある。係から始まって部長まで。10人の人が判こを押している。そこにある名前と決定した業者の名前が違うのだ。官製談合でやったことでしょう。問題なかったとあなた言わなかったかい、今。私はメモした。市長が決裁したからって、官製談合やった市長が決裁して問題ないと言えるのか。とんでもないことだ。そんな総括しかできないのか。
では、まとめて聞きます。まず、このペーパーについてだけれども、なぜ入れかわったのか。
そして、決定する前に変更を知っていた人が何人いたのか。名前は言わなくていいが、だれがいたのか。その人たちはおかしいと思わなかったのか。そんなものを見えない人たちばかりで指名選考委員会をしていたのか。
指名選考委員会のメンバーは何人いたのか。その人たちはおかしいということを知っていたのではないか。
そして、山下市長に聞きたいけれども、市長はこの事実をいつ聞いたか。
そして、これについて市長はどういう対応をしたかを聞きたい。
それから、一方では調査をしていないと言っているのだから、知っていたかどうかわからないけれども、こういうことについては議会や市民に何も言わないでいいのか。とりあえず、これを教えて。
○議長(北本 清美君) 答弁願います。
斎藤副市長。
○副市長(斎藤 政友君) なぜ調査をしなかったのかということに関して再質問いただきましたので、お答えを申し上げます。
これまでの答弁の繰り返しになるかと思いますけれども、裁判終結後に私どもはその裁判の判決内容を十分検証し、その上で市民にその一連の内容、経過を説明する中で反省すべきは反省し、再発防止策は直ちにとったということを報告して、そしてこのことについての総括は既に終えていると私どもは答弁させていただいております。したがって、独自の調査については必要がないものと考えてございます。
○議長(北本 清美君) 沢田企画総務部審議員。
○企画総務部審議員(沢田 敏幸君) 再質問にお答えを申し上げます。
最初に、問題がなかったのかということでございますけれども、・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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それで、なぜ変更されたのかということでございますけれども、これにつきましては事実が判明したのは先ほど申し上げましたとおり平成18年11月末でございました。そのときにおきましては、一昨年の事件の警察等の捜査が入ってございまして、なぜ変更が行われたかということについてはわからない状況でございます。
それから、指名選考委員会のメンバーでございますけれども、委員長が助役でございまして、そのほかに部長職ということでございます。
それで、人数でございますけれども、7人で構成をされております。
それと、それぞれの指名選考委員が変更する前に知っていたのではないかということでございますけれども、私も選考委員会の中に入ってございますが、この事実については知っていなかったところであります。
それから、市長にいつ報告したのかということでございますけれども、この事実についてはことし7月だったと思いますが、市長に報告をしてございます。
それから、議会への報告についてでございますけれども、この件につきましては先ほど申し上げましたとおり一昨年の11月末で調査が行われて判明したものでございまして、その後いろんな捜査、それから事件の進展等がありまして、その対応に追われていたということでございます。
それと、市長の対応でございますけれども、私どもが報告をした後につきまして、この事実があったことにつきましては事実として公表というか、聞かれれば答えていくという方針でございます。
○議長(北本 清美君) 北名議員。
○16番(北名 照美君) これは平成18年4月3日なのだ。さっきの下から上がった10人の判こが押してあるというやつは8時45分だ。そして、それが決定されたのは同じ日の9時なのだ。おかしいと思わない方がおかしい。審議員は、わからなかったと言っていたけれども。そして、今振り返ってみれば、官製談合でこういうことがやられていたのだと。頭にくるくらいのことを言えないのか、あなた。600万円の工事だ、これは。その入れかわった業者が落札したのだ。なぜそこまで言わないのかわからないけれども、だめだ。そして、こういうことが現に出てきているでしょう。7月に市長に報告したと。聞かれれば言うことにした。こんなことでいいのか。私、やはり許してはいけないと思う。これをつまびらかにして報告しなさい、議会に。こうやって明らかになったのだから。そのときに、事務的に適切だったなんて、ばかみたいなことを書いたらだめだ。官製談合でやられた天の声ではないか。あなた、だれかに責任を押しつけるようなことをしてはだめだ。わかっていなかったようなことを言ったけれども、わからなかったら、何の役にも立たない連中の集まりだ、指名選考委員会は。いまだにそんなこと言っているのだったら、話にならない。しかも、調査しないということをにしきの御旗にしているけれども、何を考えているのだ。官製談合で結局どれだけ税金を食いものにされてきたのかわからないのだ。怒りがわかないのか。答えてもらう。市長が立たないのであれば、立たなくてもいい。副市長と審議員は答えなくてはならない。
ただいま沢田企画総務部審議員から先ほどの答弁を訂正したい旨の申し出がありますので、これを許可します。
沢田企画総務部審議員。
○企画総務部審議員(沢田 敏幸君) 大変貴重な時間を費やしましてまことに申しわけございませんでした。
初めに、先ほど北名議員の再質問に対しまして、私から答弁した内容につきまして訂正をさせていただきたいと思います。その中で、最後の「市長の対応でございますけれども」のくだりがございますが、この部分について訂正をさせていただきたいと思います。「市長の対応でございますけれども、私どもが報告を市長にした後、市長から特段の指示があったことについては記憶してございません」ということで訂正をさせていただきたいと思います。
○議長(北本 清美君) 北名議員の再々質問について答弁願います。
沢田企画総務部審議員。
○企画総務部審議員(沢田 敏幸君) 再々質問についてお答えをさせていただきたいと思います。
最初に、時間の関係でございますけれども、質問のありました8時45分につきましては当該指名選考委員会が開始された時間でございまして、9時というのは指名選考委員会が終了した時刻になってございます。その時間でございます。
次に、指名選考委員は知っていたのではないかということでございますけれども、指名選考委員につきましては先ほどお答えをいたしましたとおり指名選考委員会後に変更になったものでございますので、知り得る立場になかったものでございます。
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それから、その後の調査報告という質問もございました。本件につきましては、先ほど申し上げておりますように手続上の問題点が明らかになってございますので、改めてその経過について調査報告をする予定はないものでございます。
それから、官製談合という質問がございました。これにつきましては、本件が事務手続上の問題があったとしましても官製談合があったかどうかということにつきましてはわからないものでございます。なお、この件につきまして、今回答弁している内容につきましては、事実に反することが一切ございません。
○16番(北名 照美君) 訂正についての質問になります。
先ほどは、市長に報告したら、聞かれたら答えれと言ったと。でも、それは訂正したと。それで、何も指示はなかったという答弁になったわけです。
それで、市長はどのような対応を考えているのか。それをまず聞かないことには、質問者としては不十分になるので、お聞きいたします。
○議長(北本 清美君) 答弁願います。
山下市長。
○市長(山下 貴史君) 対応というよりも、その報告を受けたときに随分と異例なことがあったのだと。そういう印象を持ったことをよく覚えておりますが、そういうことと認識をし、だからどうせよ、こうせよと言った記憶はありません。
○16番(北名 照美君) かなり力を入れて先ほど来しゃべりましたけれども、手続に若干問題があったと言うが、時間がこうで問題はなかったと。私が聞いているのは、官製談合の中でやられたという総括をしないと市民が納得しないよという立場から、そこの点についてどうなのだという言い方であり、あわせて市長が何も言ってなかったというのが今わかったけれども、ここまできた以上は報告し、つまびらかにしないとならないと言っているのだから、そこのところはちょっとかみ合ってないという認識を持っているので、わからないように言わないではっきりというか、言っていただきたい。納得するかどうか別にして。
○議長(北本 清美君) 斎藤副市長。
○副市長(斎藤 政友君) 何度もその調査をすべきでないかというご指摘をいただいているところでございますけれども、これまでお答えしてございますように本事件につきましては私どもといたしまして総括をしているところございまして、新たに調査をする考えはございませんので、ご理解をいただきたいと存じます。
○議長(北本 清美君) 北名議員の一般質問を終わります。
これで一般質問を終わります。
常任委員会開催等のため、9月16日ないし18日の3日間休会したいと思いますが、異議ありませんか。
なお、9月19日は午前10時から開議します。