[目次]

平成21年 第2回

深川市議会臨時会会議録 (第1号)

午前10時00分 開会
 平成21年 5月29日(金曜日)
午後 4時12分 閉会


〇 議事日程(第 1号)

日程第 1 会議録署名議員の指名
日程第 2 会期の決定について
日程第 3 報告第 2号 法律上市の義務に属する損害賠償の額を定めることの専決処分の報告について
日程第 4 議案第41号 深川市税条例の一部を改正する条例の専決処分の承認について
日程第 5 議案第42号 損害賠償の額を定めることの専決処分の承認について
日程第 6 議案第43号 損害賠償の額を定めることの専決処分の承認について
日程第 7 議案第44号 深川市税条例の一部を改正する条例について
日程第 8 議案第45号 平成20年度深川市一般会計補正予算の専決処分の承認について
日程第 9 議案第46号 平成20年度深川市市民交通傷害保障事業特別会計補正予算の専決処分の承認について
日程第10 議案第47号 深川市税条例の一部を改正する条例について
議案第48号 特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について
議案第49号 深川市教育委員会教育長の給与及び勤務時間等に関する条例の一部を改正する条例について
追加日程第1 委員会報告第 9号
議案第47号 深川市職員給与条例の一部を改正する条例について
議案第48号 特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について
議案第49号 深川市教育委員会委員長の給与及び勤務時間等に関する条例の一部を改正する条例について
追加日程第2 発議第 1号 深川市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例について
追加日程第3 閉会中の継続審査の申し出について


(午前10時00分 開会)

○議長(北本 清美君) ただいまから平成21年第2回深川市議会臨時会を開会します。


○議長(北本 清美君) これより本日の会議を開きます。


○議長(北本 清美君) 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員には、会議規則第78条の規定によって、水上議員、川中議員を指名します。


○議長(北本 清美君) 事務局長から諸般の報告を申し上げます。

○議会事務局長(森田 敏夫君) 初めに、本臨時会に付議されます事件は、市長から提出のありました議案9件及び報告1件であります。
 次に、本臨時会に説明員として出席通知のありました者の職、氏名を一覧表としてお手元に配付しております。
 次に、本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。
 以上で報告を終わります。


○議長(北本 清美君) 日程第2 会期の決定についてを議題とします。
 お諮りします。本臨時会の会期は、本日1日間にしたいと思いますが、異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(北本 清美君) 異議なしと認め、よって会期は本日1日間に決定しました。


○議長(北本 清美君) 日程第3 報告第2号法律上市の義務に属する損害賠償の額を定めることの専決処分の報告についてを議題とします。
 提出者の説明を求めます。
 山下市長。

○市長(山下 貴史君)〔登壇〕 報告第2号法律上市の義務に属する損害賠償の額を定めることの専決処分の報告についてご説明を申し上げます。
 平成21年3月18日午後4時10分ころ、深川市立病院駐車場において、市職員の運転する公用車が駐車中の無人車両に接触し、相手車両の左側面に損傷を与える事故が発生しました。詳細は、別紙専決処分書のとおりでありますが、本件については3万5,700円を市が賠償することで、相手方と協議が調いましたことから、地方自治法第180条第1項の規定に基づき、平成21年4月27日をもって専決処分したものであります。
 なお、賠償金につきましては、全国市有物件災害共済会の自動車損害共済から全額補てんされるものであります。
 以上、同条第2項の規定により、報告させていただきます。

○議長(北本 清美君) これより質疑に入ります。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(北本 清美君) 質疑を終わります。
 これで報告第2号の報告を終わります。


○議長(北本 清美君) 日程第4 議案第41号深川市税条例の一部を改正する条例の専決処分の承認についてを議題とします。
 提出者の説明を求めます。
 山下市長。

○市長(山下 貴史君)〔登壇〕 議案第41号深川市税条例の一部を改正する条例の専決処分の承認について提案理由を申し上げます。
 本年3月31日、地方税法等の一部を改正する法律及び関係法令が公布されたことに伴い、深川市税条例の一部改正が必要となりましたが、新年度の市税賦課事務及び4月1日からの固定資産課税台帳の縦覧、閲覧業務に対応するため急を要しましたので、地方自治法第179条第1項の規定に基づき、深川市税条例の一部を改正する条例を専決処分させていただいたものであります。改正の主な内容は、個人の市民税について上場株式等の配当等及び譲渡所得等に係る税率を軽減する特例措置を延長すること。固定資産税及び都市計画税については、平成21年度固定資産の評価替えに伴い、土地に係る税負担の調整措置を講ずるほか、地価の下落があった場合には、総務省令により価格を見直すことができる措置を講じること、また認定長期優良住宅について一定の基準に適合するものについて、固定資産税の減額措置を設けるということであります。よろしくご審議の上、承認くださいますようお願いを申し上げます。

○議長(北本 清美君) これより質疑に入ります。
 田中昌幸議員。

○5番(田中 昌幸君) 市税条例の一部を改正する条例の専決ということで、固定資産税の評価替えに伴うという説明もありました。ことしの第1回臨時会で固定資産税率の改正も決まっておりまして、市民の皆さんも、このことについて関心が高いと思いますので若干質疑をさせていただきたいと思います。
 この条例の専決自体とは直接的に関係ないのかもしれませんけれども、今回評価替えがされた段階で、昨年度と今年度でどれぐらいの変化が生じているのか、その辺の傾向を土地、建物で分類がどれくらいまでできるのかわかりませんが、お示しをしていただければと思います。
 税率を1.4から1.45に改正をしたことにより、市にとっては効果額かもしれませんが、市民の皆さんにとっては影響額ということだと思います。その影響額を数値として持っていれば、お示しをいただきたいと思います。

○議長(北本 清美君) 答弁願います。
 鈴木企画総務部長。

○企画総務部長(鈴木 英利君) 固定資産税の課税標準額についてでございますが、土地、家屋について、おおよその額とパーセントでお答えを申し上げます。
 土地につきましては、平成20年課税標準額が181億円程度、21年172億円。家屋につきましては、平成20年405億円、21年384億円。土地については約4.7%減。家屋につきましては5.2%減。これが質疑の中にありましたおおよその傾向値でございます。
 次に、実際の課税額ということのお尋ねかと思いますが、現在手元に数字はございませんので、これにつきましては、関係する方々に対してあるいは機会をいただきまして、議会の方にもご説明を申し上げたいと思います。

○議長(北本 清美君) 田中昌幸議員。

○5番(田中 昌幸君) おおむね理解はするのですが、そういった具体的な内容、特に税収の問題にも絡んできますので、その辺について今後お示しをいただける機会を設けていただきたいと思います。

○議長(北本 清美君) 質疑を終わります。
 お諮りします。本件は、会議規則第36条第3項の規定によって委員会付託を省略したいと思いますが、異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(北本 清美君) 異議なしと認め、よって本件は委員会付託を省略することに決定しました。
 本件は討論の通告がありませんので、これより議案第41号を採決します。
 本件は承認することに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(北本 清美君) 異議なしと認め、よって議案第41号は承認することに決定しました。


○議長(北本 清美君) 日程第5 議案第42号損害賠償の額を定めることの専決処分の承認についてを議題とします。
 提出者の説明を求めます。
 山下市長。

○市長(山下 貴史君)〔登壇〕 議案第42号損害賠償の額を定めることの専決処分の承認について提案理由を申し上げます。
 平成21年3月19日付で、損害賠償の相手方より平成19年6月17日に市道の砂利が飛散し、家屋の一部が損傷したとの申告書が提出されました。詳細につきましては、別紙専決処分書のとおりでありますが、国家賠償法第2条第1項の規定に基づき、道路の管理に瑕疵があったものと判断し、4万6,200円を市が賠償することで相手方と協議が調いましたことから、地方自治法第179条第1項の規定に基づき、平成21年4月17日をもって専決処分したものであります。
 なお、賠償金につきましては、全国市有物件災害共済会の道路賠償責任保険から全額補てんされるものであります。よろしくご審議の上、承認くださいますようお願いを申し上げます。

○議長(北本 清美君) これより質疑に入ります。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(北本 清美君) 質疑を終わります。
 お諮りします。本件は、会議規則第36条第3項の規定によって委員会付託を省略したいと思いますが、異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(北本 清美君) 異議なしと認め、よって本件は委員会付託を省略することに決定しました。
 本件は討論の通告がありませんので、これより議案第42号を採決します。
 本件は承認することに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(北本 清美君) 異議なしと認め、よって議案第42号は承認することに決定しました。


○議長(北本 清美君) 日程第6 議案第43号損害賠償の額を定めることの専決処分の承認についてを議題とします。
 提出者の説明を求めます。
 山下市長。

○市長(山下 貴史君)〔登壇〕 議案第43号損害賠償の額を定めることの専決処分の承認について提案理由を申し上げます。
 平成21年3月20日午後8時ころ、車両が市道五番通線を走行中、舗装が陥没していたため同車両の左側前輪及びホイールを損傷させる事故が発生いたしました。詳細については、別紙専決処分書のとおりでありますが、国家賠償法第2条第1項の規定に基づき、道路の管理に瑕疵があったものと判断し、8万9,848円を市が賠償することで相手方と協議が調いましたことから、地方自治法第179条第1項の規定に基づき、平成21年4月17日をもって専決処分したものであります。
 なお、賠償金については、全国市有物件災害共済会の道路賠償責任保険から全額補てんされるものであります。よろしくご審議の上、承認くださいますようお願いを申し上げます。

○議長(北本 清美君) これより質疑に入ります。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(北本 清美君) 質疑を終わります。
 お諮りします。本件は、会議規則第36条第3項の規定によって委員会付託を省略したいと思いますが、異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(北本 清美君) 異議なしと認め、よって本件は委員会付託を省略することに決定しました。
 本件は討論の通告がありませんので、これより議案第43号を採決します。
 本件は承認することに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(北本 清美君) 異議なしと認め、よって議案第43号は承認することに決定しました。


○議長(北本 清美君) 日程第7 議案第44号深川市税条例の一部を改正する条例についてを議題とします。
 提出者の説明を求めます。
 山下市長。

○市長(山下 貴史君)〔登壇〕 議案第44号深川市税条例の一部を改正する条例について提案理由を申し上げます。
 本年3月31日、地方税法等の一部を改正する法律及び関係法令が公布されたこと、また国民健康保険税における税率等の見直しを図る必要から、深川市税条例の一部を改正するものであります。改正の主な内容は、個人の市民税については、新たな住宅借入金等特別税額控除を設けること、国民健康保険税については、応能応益割合の平準化を維持し、低、中所得者層の負担軽減を継続して受けるため、所得割の税率を100分の8.5から100分の8.0に、被保険者均等割額を2万円から2万2,000円に、世帯別平等割額を特定世帯以外を2万円から2万3,000円に、特定世帯を1万円から1万1,500円に、あわせて課税限度額を法令の上限である47万円に改め、後期高齢者支援金等課税額については、所得割の税率を据え置き、被保険者均等割額を7,000円から9,000円に、世帯別平等割額を特定世帯以外を7,000円から9,000円に、特定世帯を3,500円から4,500円に改め、介護納付金課税額については、所得割の税率を100分の2.4から100分の2.2に、均等割額を1万2,000円から1万円に引き下げ、課税限度額を9万円から法定上限額である10万円に改めようとするものであります。よろしくご審議の上、議決くださいますようお願いを申し上げます。

○議長(北本 清美君) これより質疑に入ります。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(北本 清美君) 質疑を終わります。
 本件は、総務文教常任委員会に付託します。


○議長(北本 清美君) 日程第8 議案第45号平成20年度深川市一般会計補正予算の専決処分の承認についてを議題とします。
 提出者の説明を求めます。
 平山財政課長。

○財政課長(平山 泰樹君)〔登壇〕 議案第45号平成20年度深川市一般会計補正予算(第6号)の専決処分の承認についてご説明を申し上げます。
 次のページの専決処分書をごらんください。専決第2号は、平成20年度一般会計補正予算(第6号)を地方自治法第179条第1項の規定に基づき、平成21年3月31日をもって専決処分したものでございます。
 次のページ、補正予算書の1ページをごらんください。平成20年度深川市一般会計補正予算(第6号)につきましては、第1条で歳入歳出にそれぞれ100万円を追加し、予算の総額を167億1,399万7,000円とするものであり、第2条で、地方債の変更を定めたものです。
 10ページをお開きください。歳出予算についてご説明を申し上げます。6款農林水産業費から18ページの12款公債費までは、すべて地域再生事業債等の同意決定及び借入額の確定に伴う財源の振りかえによる補正でございます。
 次に、20ページをお開きください。13款諸支出金、1項7目公共施設整備基金費100万円の増額補正は、寄附金を積み立てるものであります。
 戻りまして、4ページをお開きください。第2表地方債補正は、農業基盤整備事業債ほか3事業債の変更を図り、地方債限度額の合計を10億9,118万9,000円としたものであります。
 次に、8ページをお開きください。歳入予算につきましては、18款繰入金は、平成20年度をもって事業終了となった市民交通傷害保障事業特別会計からの剰余金を一般会計に繰り入れるもの及び地方債の増額に伴い財政調整基金の減額を図ったものであります。21款市債は、1項3目農林水産業債から8目公的資金補償金免除借換債まで市債の同意決定に基づき、それぞれ増減を図ったものでございます。
 以上、一般会計補正予算(第6号)についてご説明を申し上げましたが、ご承認賜りますようよろしくお願い申し上げます。

○議長(北本 清美君) これより質疑に入ります。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(北本 清美君) 質疑を終わります。
 お諮りします。本件は、会議規則第36条第3項の規定によって委員会付託を省略したいと思いますが、異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(北本 清美君) 異議なしと認め、よって本件は委員会付託を省略することに決定しました。
 本件は討論の通告がありませんので、これより議案第45号を採決します。
 本件は承認することに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(北本 清美君) 異議なしと認め、よって議案第45号は承認することに決定しました。


○議長(北本 清美君) 日程第9 議案第46号平成20年度深川市市民交通傷害保障事業特別会計補正予算の専決処分の承認についてを議題とします。
 提出者の説明を求めます。
 鈴木企画総務部長。

○企画総務部長(鈴木 英利君)〔登壇〕 議案第46号平成20年度深川市市民交通傷害保障事業特別会計補正予算(第1号)の専決処分の承認についてご説明申し上げます。
 次のページの専決処分書をお開きください。専決第4号は、平成20年度をもって本特別会計条例が廃止されたことに伴い、剰余金を一般会計へ繰り出すため平成20年度深川市市民交通傷害保障事業特別会計補正予算(第1号)を地方自治法第179条第1項の規定に基づき、平成21年3月31日をもって専決処分したものであります。
 次のページ、補正予算書の1ページをお開きください。平成20年度深川市市民交通傷害保障事業特別会計補正予算(第1号)につきましては、第1条で歳入歳出それぞれ160万2,000円を減額し、予算の総額を759万8,000円とするものです。
 10ページをお開きください。説明欄4、他会計繰出金は、前段申し上げました一般会計に対する繰出金の追加計上でございます。その他の項目の補正は、いずれも決算の確定に伴う補正であります。
 以上、本会計補正予算(第1号)についてご説明申し上げましたが、ご承認賜りますようよろしくお願い申し上げます。

○議長(北本 清美君) これより質疑に入ります。田中昌幸議員。

○5番(田中 昌幸君) 市交傷会計からの最終的に一般会計に剰余金を繰り出すということで、先ほどの一般会計の補正で既に承認をしていますが、内容的には市交傷会計ということでこちらで質疑をさせていただきます。
 昨年の第4回定例会において市交傷会計の廃止条例の審議のときに、こういう制度をやめるということは、交通安全に対して市が全体とし積極的にやっていくのだということを担保できるのですねと言及していた部分です。先日市内の方が事故死するという痛ましい事故がありました。これまでは通過型で亡くなる方というのが結構多かったのですけれども、今日のように市民の方が市内の事故で亡くなられたというは久しぶりではないかと思います。そういった点では、やはり交通安全対策はふだんの継続的な努力がなくてはいけないと思いますし、そういった意味では、この68万4,000円の額も積極的に交通安全に対して活用するという意思をしっかりと持っていただかなければ、第4回定例会の答弁と合致しないものと認識します。その点について、今後どのような考えを持っているか、あわせてこの68万4,000円を有効に活用する方法を所管として、どのように考えているのかお伺いします。

○議長(北本 清美君) 答弁願います。
 鈴木企画総務部長。

○企画総務部長(鈴木 英利君) 質疑にありましたように痛ましい事故が起こりまして、私どもとしても交通安全協会ともどもしっかり対応していかなければいけない、あるいはチラシの配布等に努めているところでございます。
 質疑のございました本会計の廃止に伴う剰余金でございますが、この剰余金そのものの性格は、保険会社からの委託料を節約等に努めての残金でありまして、形式的には特定財源として扱うべき性質のものではございませんが、先ほど来お話がございましたように市交傷特別会計の廃止に伴い発生していると。さらに、交通安全に努めていくということにかんがみまして、何らかの形で交通安全に資する用途に使うことを念頭に置いて今後も予算の執行に当たりたいと考えております。

○議長(北本 清美君) 質疑を終わります。
 お諮りします。本件は、会議規則第36条第3項の規定によって委員会付託を省略したいと思いますが、異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(北本 清美君) 異議なしと認め、よって本件は委員会付託を省略することに決定しました。
 本件は討論の通告がありませんので、これより議案第46号を採決します。
 本件は承認することに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(北本 清美君) 異議なしと認め、よって議案第46号は承認することに決定しました。


○議長(北本 清美君) 日程第10 議案第47号深川市職員給与条例の一部を改正する条例についてないし議案第49号深川市教育委員会教育長の給与及び勤務時間等に関する条例の一部を改正する条例についての3件を議題とします。
 提出者の説明を求めます。
 山下市長。

○市長(山下 貴史君)〔登壇〕 議案第47号深川市職員給与条例の一部を改正する条例についてないし議案第49号深川市教育委員会教育長の給与及び勤務時間等に関する条例の一部を改正する条例についての3件について一括して提案理由を申し上げます。
 これら3改正案は、国家公務員の給与について人事院勧告が出されましたが、その人事院勧告に基づく給与改正が近く行われるという見通しになっているため、本市におきましても、市長、副市長、教育長及び一般職員について平成21年6月期の期末手当等について、同趣旨の改正を行おうとするものであります。その内容は、民間企業の夏季一時金が前年より大幅に減少していることが伺えることから、民間の状況を反映させるため暫定的な措置として6月期の期末手当等について、0.2カ月分を凍結し、手当計算の基礎額については、市立病院の経営改善のために実施している職務の級に応じた削減は適用せずに行おうとするものであります。よろしくご審議の上、議決を賜りますようお願いを申し上げます。

○議長(北本 清美君) これより一括質疑に入ります。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(北本 清美君) 質疑を終わります。
 本件は、総務文教常任委員会に付託します。
 常任委員会開催のため暫時休憩します。

(午前10時31分 休憩)


(午後 3時54分 再開)

○議長(北本 清美君) 休憩前に引き続き開議します。


○議長(北本 清美君) 事務局長から諸般の報告を申し上げます。

○議会事務局長(森田 敏夫君) 初めに、総務文教常任委員長から議案3件の審査結果の報告がありました。
 次に、急施事件として川中議員外から議案1件の提出がありました。
 次に、総務文教常任委員長から閉会中の継続審査の申し出がありました。
 以上で報告を終わります。


○議長(北本 清美君) ここでお諮りします。
 本日の会議時間は、議事の都合により、この際あらかじめ延長したいと思いますが、異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(北本 清美君) 異議なしと認め、よって本日の会議時間は延長することに決定しました。


○議長(北本 清美君) ただいま渡辺総務文教常任委員長から委員会報告第9号が提出されました。
 お諮りします。委員会報告第9号についてを日程に追加し、追加日程第1として直ちに審議することにしたいと思いますが、異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(北本 清美君) 異議なしと認め、よって委員会報告第9号については日程に追加し、追加日程第1として直ちに審議することに決定しました。


○議長(北本 清美君) 追加日程第1 委員会報告第9号議案第47号深川市職員給与条例の一部を改正する条例についてないし議案第49号深川市教育委員会教育長の給与及び勤務時間等に関する条例の一部を改正する条例についての3件を議題とします。
 本件について委員長の報告を求めます。
 渡辺総務文教常任委員長。

○総務文教常任委員長(渡辺 英雄君)〔登壇〕 ただいま議題となりました議案第47号深川市職員給与条例の一部を改正する条例についてないし議案第49号深川市教育委員会教育長の給与及び勤務時間等に関する条例の一部を改正する条例について、総務文教常任委員会で審査しました概要と結果についてご報告を申し上げます。
 議案第47号ないし議案第49号は、本臨時会において当委員会に付託され、本日委員会を開催し、所管の部課長等の出席を求め、審査を行いました。
 質疑の中から主なものを申し上げます。
 問い、道内の各市の実施状況は。
 答え、空知管内の9市を調査したが、0.2カ月分の凍結を行わない市は夕張市、岩見沢市、美唄市、赤平市の4市です。凍結を行う市は芦別市、三笠市、滝川市、砂川市、歌志内市の5市です。なお、凍結を行わない市は独自の削減を行っています。
 問い、今回の人勧の暫定勧告に基づき実施した場合の削減額は総額で幾らになるのか。
 答え、概算であるが、当初予算と比較して市役所で約900万円、市立病院で約1,200万円、合わせて約2,100万円の減となります。
 問い、今回の凍結で約2,100万円の減額となるが、この削減額をどう使うのか。
 答え、今回の勧告に基づく給与改正の内容を含め、さらに夏の勧告で検討し、平成21年度予算執行の中で見きわめながら、全体の状況の中で財政運営を考えたいと思っています。
 問い、労働組合とは、どのような議論をしたのか。
 答え、5月15日に団体交渉を持ち、組合に提案させていただき、5月21日に回答をいただいています。概要の説明等を含めて1時間程度の時間を要し、提案した内容どおりの妥結となりました。
 質疑終結後、北名委員から今回の提案は問題があるが、やむを得ないという立場で賛成の討論がありました。
 問題の一つは、今回の人勧が今までのルールを無視して提案されてきたこと。人勧というのは、労働基本権制約の代償措置としての中立公平な第三者機関の立場であるが、これを私の知る範囲で言えば、与党の動きの中でこの立場を投げ捨てて今度の人事院勧告が出されたと聞いている。したがって、その時点で国公労連あるいは当事者の労働組合だけではなくて、民間の労働団体もこぞって怒りの声を上げて反対したという内容である。
 今回の勧告に基づく議案では2,100万円の削減が質疑の中で明らかになった。職員や家族の皆さんに与える影響がある。同時にこの金額が職員の皆さんの手を通じて地域の消費に回るという点では地域の経済に与えるマイナス影響もある。
 しかし、このことに関して先ほどの答弁の中で、地域経済やあるいは住民サービスやその他のことについて長期的スパンであると思うが、考えていきたいという答弁であった。本勧告に際しては、なお考えたいという答弁も出ているので、ぜひその点については、言葉だけでこの場を終わらせるのではなく、しっかりやっていただきたい。また、まちの人たちの中にはさまざまな意見がある。職員の給与を減らしたりしないでくれ。そして、職員もまちをしっかり守るために仕事をすると、同時に消費してくれというまちの声もあるということをつけ加えておく、との討論がありました。
 その後、採決に入り、議案第47号ないし議案第49号は全会一致をもって可決すべきものと決定いたしました。
 以上で総務文教常任委員会の報告を終わります。

○議長(北本 清美君) これより一括質疑に入ります。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(北本 清美君) 質疑を終わります。
 本件は討論の通告がありませんので、これより議案第47号ないし議案第49号を一括して採決します。
 本件に対する委員長の報告は可決であります。
 本件は委員長の報告のとおり決定することに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(北本 清美君) 異議なしと認め、よって議案第47号ないし議案第49号は委員長の報告のとおり可決されました。


○議長(北本 清美君) ただいま川中議員外から発議第1号深川市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例についてが提出されました。
 お諮りします。発議第1号深川市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例については、急施事件と認め、日程に追加し、追加日程第2として直ちに審議することにしたいと思いますが、異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(北本 清美君) 異議なしと認め、よって発議第1号深川市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例については、急施事件と認め、日程に追加し、追加日程第2として直ちに審議することに決定しました。


○議長(北本 清美君) 追加日程第2 発議第1号深川市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例についてを議題とします。
 提出者の説明を求めます。
 長野議員。

○4番(長野 勉君)〔登壇〕 ただいま議題となりました発議第1号深川市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例について、提出者を代表し、提案理由を申し上げます。
 国家公務員の給与について、人事院勧告に基づく給与改正がされる見込みのため、本市議会の議員にかかわる平成21年度6月期の期末手当についても、勧告の趣旨を踏まえ支給することとし、その際手当計算の基礎額については、市立病院の経営改善のため実施している特例を適用せずに行うことから、本条例の改正を行うものです。
 内容につきましては、お手元の議案のとおりでありますが、ご審議の上、原案にご賛同賜りますようよろしくお願い申し上げます。

○議長(北本 清美君) これより質疑に入ります。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(北本 清美君) 質疑を終わります。
 お諮りします。本件は、会議規則第36条第3項の規定によって委員会付託を省略したいと思いますが、異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(北本 清美君) 異議なしと認め、よって本件は委員会付託を省略することに決定しました。
 本件は討論の通告がありませんので、これより発議第1号を採決します。
 本件は原案のとおり決定することに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(北本 清美君) 異議なしと認め、よって発議第1号は原案のとおり可決されました。


○議長(北本 清美君) 次に、閉会中の継続審査の申し出についてを日程に追加し、追加日程第3として議題にしたいと思いますが、異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(北本 清美君) 異議なしと認め、よって閉会中の継続審査の申し出についてを日程に追加し、追加日程第3として議題とすることに決定しました。


○議長(北本 清美君) 追加日程第3 閉会中の継続審査の申し出についてを議題とします。
 本件は、総務文教常任委員長から別紙ご配付のとおり閉会中の継続審査の申し出があります。
 お諮りします。申し出のとおり決定することに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(北本 清美君) 異議なしと認め、よって申し出のとおり閉会中の継続審査とすることに決定しました。


○議長(北本 清美君) これで本臨時会に付議されました事件の審議はすべて終了しましたので、平成21年第2回深川市議会臨時会を閉会します。

(午後 4時12分 閉会)

  上記会議の記録に相違ないことを証するため、ここに署名する。


 議長 北本 清美
 署名議員( 7番) 水上 真由美
 署名議員(12番) 川中 裕


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