[目次]

平成21年 第2回

深川市議会定例会会議録 (第4号)

午前10時00分 開議
 平成21年6月24日(水曜日)
午後 1時05分 閉会


〇 議事日程(第4号)

日程第 1 委員会報告第11号
議案第50号 深川市犯罪のない安全で安心なまちづくり条例について
日程第 2 委員会報告第12号
議案第51号 市道の路線廃止について
議案第52号 市道の路線認定について
議案第53号 深川市手数料徴収条例の一部を改正する条例について
日程第 3 議案第61号 深川市副市長の選任について
日程第 4 議案第62号 深川市固定資産評価員の選任について
日程第 5 議案第63号 深川市教育委員会委員の任命について
  寺下教育長副市長就任あいさつ
日程第 6 意見案第 7号 2010年度国家予算編成における義務教育無償、義務教育費国庫負担制度の堅持と負担率二分の一復元、就学援助制度充実など教育予算の確保・拡充を求める意見書
意見案第 8号 地方分権改革にあたり地域経済等に配慮を求める意見書
意見案第 9号 北海道地域最低賃金の大幅な改善を求める意見書
意見案第10号 地方財政の充実・強化を求める意見書
意見案第11号 核兵器の廃絶と恒久平和を求める意見書
意見案第12号 全国健康保険協会管掌健康保険の財源調整機能の拡充等を求める意見書
意見案第13号 アイヌ政策の抜本的な確立を求める意見書
意見案第14号 誰もが安心して利用できる育児休業制度への改善を求める意見書
意見案第15号 経済危機対策などに伴う地方負担の軽減を求める意見書
意見案第16号 国直轄事業負担金に係る意見書
日程第 7 決議案第 3号 市立病院経営健全化調査特別委員会設置に関する決議について
日程第 8 議会運営委員の選任
日程第 9 常任委員の選任
追加日程第1 議長の常任委員辞任について
追加日程第2 陳情第 1号 治安維持法犠牲者に国家賠償法の制定を求める陳情書
陳情第 2号 所得税法第56条を廃止し自営業者の家族労働を必要経費とするよう求める陳情書
追加日程第3 閉会中の所管事務調査の申し出について



(午前10時00分 開議)

○議長(北本 清美君) ただいまより本日の会議を開きます。


○議長(北本 清美君) 事務局長から諸般の報告を申し上げます。

○議会事務局長(森田 敏夫君) 初めに、総務文教常任委員長から議案1件、経済建設常任委員長から議案3件の審査結果の報告がありました。
 次に、川中議員外から意見案10件、及び決議案1件の提出がありました。
 次に、市長から議案3件の提出がありました。
 次に、市長から深川市土地開発公社の平成20年度決算に関する書類及び株式会社深川振興公社の第45事業年度の決算に関する書類の提出がありましたので、本日配付しております。
 次に、第2回定例会4日目の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。
 以上で報告を終わります。


○議長(北本 清美君) 日程第1 委員会報告第11号議案第50号深川市犯罪のない安全で安心なまちづくり条例についてを議題とします。
 本件について委員長の報告を求めます。
 渡辺総務文教常任委員長。

○総務文教常任委員長(渡辺 英雄君)〔登壇〕 ただいま議題となりました議案第50号深川市犯罪のない安全で安心なまちづくり条例について、総務文教常任委員会で審査しました概要と結果についてご報告申し上げます。
議案第50号は、第2回市議会定例会において当委員会に付託され、6月19日に委員会を開催し、所管の部課長等の出席を求め、審査を行いました。
 質疑の中から主なものを申し上げます。
 問い、なぜ今制定しなくてはいけないという判断なのか。現行の社会を明るくする運動で対応ができないのか。
 答え、全道の各市においても制定されており、犯罪のない安全・安心なまちづくりを総合的に推進する必要があると判断し、提案させていただきました。また、明るく住みよいまちづくり市民総ぐるみ運動も大切な運動であり、これらとの連携を深め、あらゆる機会を通して、この条例の理念に沿った活動を推進していきたいと考えています。
 問い、道内各市と比べ、条例提案がおくれた理由は。
 答え、道内では既に31市で制定され、それらと比べると深川市は若干遅いという状況はご指摘のとおりですが、これは内部でいろいろと検討を重ねた結果、時間を要したものです。
 問い、平成20年10月に深川警察署から条例制定の要請文書がきているが、その前にも要請はあったのか。
 答え、平成18年に深川警察署から、ひったくり、住宅への侵入犯罪や児童が被害に遭う犯罪等の増加により、安全・安心なまちを実現するために行政、警察、住民が自主性を持って連携するための条例の制定を求める要請が口頭でありました。
 問い、市役所内部ではどのような協議をされてきたのか。
 答え、平成20年4月に市民課の生活安全係から防犯に関する部門が企画課の協働推進係に移り、同年10月に警察から文書による策定要請を受けました。その後関係7課による庁内検討に入り、本条例の制定に関する検討を行いました。その検討結果を踏まえ、16関係団体が集まった2回の会議等にお示しし、最終的な条例案をまとめました。
 問い、この条例は、防犯に対する意識の高揚を図るために重要なものと考えるが、制定後は具体的にどのように取り組むのか。また、活動に伴う予算は。
 答え、本市の取り組みは、関係団体による自主的な防犯パトロール、子供の見守り、あるいは防犯啓発などですが、団体の連携が十分に図られていないことから、この条例により各種団体、関係行政機関が連携を深め、課題を共有して安全対策の検討を行い、犯罪のない安全で安心なまちづくりを総合的に推進したいと考えており、その考え方をもとに連絡会議を開催します。
 新たな予算措置はしていませんが、既存の市予算や関係団体の予算の中で対応します。今後は連絡会議等の開催の中で、必要な場合は適切な予算措置を考えます。
 問い、市は、犯罪被害者支援のためにどのような支援を行うのか。
 答え、現在の対応は、配偶者からのDVは社会福祉課で、人権に関する相談は人権擁護委員に、消費者の被害に対しては、悪質商法等に伴う相談を消費者センターにおいてそれぞれ行っていますが、今後は企画課の協働推進係が犯罪被害者の中心的な窓口となり、各関係所管、相談機関と連携しながら相談業務を行っていきます。
 また、深川警察署内に事務局がある深川地区犯罪被害者支援連絡協議会とも連携しながら必要な支援を行っていきたいと考えています。
 問い、DV被害を受けられている方の件数は。
 答え、現在所管している社会福祉課の調べでは、平成20年度のDVの相談件数は3件です。
 問い、警察署や北海道との連携、さらに市民や各団体と連携するとなった場合、情報交換、情報共有の中で個人情報がどのくらい共有されるのか。
 また、その個人情報は制御されるのか。
 答え、現時点は、条例制定を提起している段階であり、今後連絡会議等を開催し、どういうことを連携し活動していくのかが定まっていくものと考えています。
 一般論では市に個人情報保護条例があり、法律もありますので、それらに抵触しないよう、個人情報を保護するという精神に基づいた対応が必要になると考えています。
 質疑終結後、討論に入り、北名委員から原案に反対の立場で、全国的に条例が制定されてきており、本市でも制定が必要であると提案されたが、制定に向けた経過の中で警察署の生活安全課長が会議に出席している。要請を受けたことは理解するが、行政が条例をつくろうとする中で警察がいることに問題がある。今後も、連絡会議への警察の出席は当然という答弁もあり、その場合は見直ししなくてはならない。個人情報、プライバシ−、個人の人権などは、個人情報保護条例で守るものだとの答弁だが、今回のような条例を制定するときにはそのことに対する担保、議論をしっかりしないと問題があると思う。また、理念条例だから対応は後でとのことだが、それは違うと思うし、具体的に想定されることを含めて考えて準備しなくてはいけない。
 国民救援会という組織があり、この種の条例の制定には真っ向から反対している。そのことを提案者側が知らなかったことは残念であり、そこまで探求し提案をするべきではないのか。この条例の制定は、1979年の京都府長岡京市で起きた殺人事件が端緒になった。その後、警察庁の機構改革が行われ、全国の警察署に生活安全課を設けて生活安全条例をつくるという方向に展開している。1995年6月の熱海市の生活安全条例が最初であると聞いている。今の警察は、警備公安警察が重視されている。交通安全、犯罪の防止なども行っているが、もう1面では公安警察の側面がある。私たち共産党は、防犯や交通事故をなくすところに重点を置いた人の配置や、交通安全などに重点を置いた警察の専門的な能力と力量の配分をすべきだと思っており、この条例案には反対であるとの討論がありました。
 その後、採決に入り、議案第50号は賛成多数をもって可決すべきものと決定いたしました。
 以上で総務文教常任委員会の報告を終わります。

 ○議長(北本 清美君) これより質疑に入ります。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(北本 清美君) 質疑を終わります。
 本件は討論の通告がありませんので、これより議案第50号の採決に入ります。
 この採決は、起立によって行います。
 本件に対する委員長の報告は可決であります。
 本件は委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。

(賛成者起立)

○議長(北本 清美君) 起立多数。
 よって、議案第50号は委員長の報告のとおり可決されました。


○議長(北本 清美君) 日程第2 委員会報告第12号議案第51号市道の路線廃止についてないし議案第53号深川市手数料徴収条例の一部を改正する条例についての3件を議題とします。
 本件について委員長の報告を求めます。
 北畑経済建設常任委員長。

○経済建設常任委員長(北畑 透君)〔登壇〕 ただいま議題となりました議案第51号市道の路線廃止について、議案第52号市道の路線認定について及び議案第53号深川市手数料徴収条例の一部を改正する条例についての3件について、経済建設常任委員会で審査いたしました概要と結果についてご報告申し上げます。
 議案第51号ないし議案第53号は、本定例会において当委員会に付託され、6月19日に委員会を開催し、所管の部課長等の出席を求め、審査を行いました。
 初めに、議案第51号市道の路線廃止について及び議案第52号市道の路線認定についての質疑を申し上げます。
 問い、認定となる市道の工事は完了しているのか。
 答え、この工事は、道営農業農村整備特別対策事業で平成20年度からの5カ年計画で実施されるもので、20年度は測量調査、実施設計を行っており、工事の実施は21年度からを予定しています。
 問い、整備される道路の幅員はどの程度か。
 答え、3メートル以上の車道幅員を確保する予定です。
 問い、現状の路線は除雪を行っているのか。また、認定路線が開通した場合、除雪は行う予定か。
 答え、現状、市道沖6号線から深川ジャンクションまでを除雪しています。認定路線が開通しても、深川ジャンクション以降の区間には民家がないため、基本的に除雪は行わない考えです。
 問い、現地説明会が開催されたと聞くが、どのような状況だったのか。
 答え、工事の事業主体である北海道空知支庁北部耕地出張所からは、交差点の形状、発注時期、線形も含めてどのようにするかを協議していると聞いています。
 問い、工事に当たり、公安委員会からの指導はあるのか。
 答え、交差点等の公安委員会協議は調っています。
 質疑終結後、採決に入り、議案第51号及び議案第52号は全会一致をもって可決すべきものと決定いたしました。
 次に、議案第53号深川市手数料徴収条例の一部を改正する条例についての質疑を申し上げます。
 問い、長期優良住宅とは、具体的にどのようなものが備えられていると認定されるのか。
 答え、長期優良住宅とは、長期にわたって良好な状態で使用するための措置が講じられた住宅で、認定基準の概要は、劣化対策、耐震性、維持管理の更新の容易性、可変性、省エネルギー性、居住環境、住戸面積、維持保全計画などについて、その構造及び設備が一定の基準を満たしているものです。
 問い、認定されるために、構造上の規定はあるのか。例えば、耐震性については、どの程度クリアすればよいのか。
 答え、木造、鉄骨造、鉄筋コンクリート造、それぞれの構造について規定があり、すべての審査項目をクリアしなければ、認定となりません。耐震性については、建築法のレベルで言う1.25倍の地震力に対して倒壊しないという基準があります。
 問い、長期優良住宅と認定を受けるメリットはどのようなものか。
 答え、所得税、登録免許税、不動産取得税、固定資産税等について、税の特例が設けられています。
 主なものとして、所得税の住宅ローン減税が一般住宅に比べて拡充され、控除期間の10年間は変わりませんが、控除対象となる借入限度額の控除率が、一般住宅の場合に1.0%だったものが優良住宅の場合は1.2%になるものです。
 また、登録免許税は、平成22年3月31日までの期間限定ですが、住宅用家屋の所有権保存登記に係る税率が、一般住宅の場合に0.15%だったものが、長期優良住宅の場合は0.1%に、住宅用家屋の所有権移転登記に係る税率が、一般住宅の場合に0.3%だったものが、長期優良住宅の場合は0.1%に軽減されます。
 問い、市ではどのような業務を行うのか。
 答え、市の業務も、北海道の審査項目と同様で、長期使用構造等の性能評価の中の耐震性、耐久性、維持管理更新の容易性、可変性、省エネルギー性、バリア性、そのほか維持保全計画、住戸面積、資金計画、住環境について国が定めた一定基準がありますので、それに基づき審査するものです。
 質疑終結後、採決に入り、議案第53号は全会一致をもって可決すべきものと決定いたしました。
 以上で経済建設常任委員会の報告を終わります。

○議長(北本 清美君) これより一括質疑に入ります。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(北本 清美君) 質疑を終わります。
 本件は討論の通告がありませんので、これより採決に入ります。
 初めに、議案第51号及び議案第52号を一括して採決します。
 本件に対する委員長の報告は可決であります。
 本件は委員長の報告のとおり決定することに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(北本 清美君) 異議なしと認め、よって議案第51号及び議案第52号は委員長の報告のとおり可決されました。
 次に、議案第53号を採決します。
 本件に対する委員長の報告は可決であります。
 本件は委員長の報告のとおり決定することに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(北本 清美君) 異議なしと認め、よって議案第53号は委員長の報告のとおり可決されました。


〔寺下教育長(副市長選任事件の除斥の対象)及び鈴木企画総務部長(教育委員会委員任命事件の除斥の対象)、退場〕

○議長(北本 清美君) 日程第3 議案第61号深川市副市長の選任についてを議題とします。
 提出者の説明を求めます。
 山下市長。

○市長(山下 貴史君)〔登壇〕 議案第61号深川市副市長の選任について、提案理由を申し上げます。
 前任の副市長でありました斎藤政友さんがことしの2月12日付をもって退任されておりますので、その後任の副市長として寺下良一さんを選任したく、地方自治法第162条の規定に基づき、議会の同意を求めるものであります。
 寺下良一さんの生年月日、住所につきましては議案に記載のとおりでありますが、同氏は昭和46年に深川市に奉職され、教育部長を経て、平成19年4月から深川市教育委員会委員、また教育長として、その職務に専念し、識見豊かで信望も厚く、優れた人格は副市長として適任であると考えますので、よろしくご同意くださいますようお願い申し上げます。

○議長(北本 清美君) これより質疑に入ります。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(北本 清美君) 質疑を終わります。
 お諮りします。本件は、会議規則第36条第3項の規定によって委員会付託を省略したいと思いますが、異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(北本 清美) 異議なしと認め、よって本件は委員会付託を省略することに決定しました。
 本件は討論の通告がありませんので、これより議案第61号を採決します。
 本件はこれに同意することに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(北本 清美君) 異議なしと認め、よって議案第61号は同意されました。


○議長(北本 清美君) 日程第4 議案第62号深川市固定資産評価員の選任についてを議題とします。
 提出者の説明を求めます。
 山下市長。

○市長(山下 貴史君)〔登壇〕 議案第62号深川市固定資産評価員の選任について、提案理由を申し上げます。
 固定資産評価員、斎藤政友さんがことし2月10日をもって退任されておりますので、その後任の評価員として寺下良一さんを選任したく、地方税法第404条第2項の規定に基づき、議会の同意を求めるものでございます。
 寺下良一さんの生年月日、住所につきましては議案に記載のとおりでありますが、同氏は昭和46年に深川市に奉職され、教育部長を経て、平成19年4月から深川市教育委員会委員、また教育長として、その職務に専念し、識見豊かで信望も厚く、優れた人格は固定資産評価員として適任であると考えますので、よろしくご同意くださいますようお願い申し上げます。

○議長(北本 清美君) これより質疑に入ります。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(北本 清美君) 質疑を終わります。
 お諮りします。本件は、会議規則第36条第3項の規定によって委員会付託を省略したいと思いますが、異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(北本 清美君) 異議なしと認め、よって本件は委員会付託を省略することに決定しました。
 本件は討論の通告がありませんので、これより議案第62号を採決します。
 本件はこれに同意することに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(北本 清美君) 異議なしと認め、よって議案第62号は同意されました。


○議長(北本 清美君) 日程第5 議案第63号深川市教育委員会委員の任命についてを議題とします。
 提出者の説明を求めます。
 山下市長。

○市長(山下 貴史君)〔登壇〕 議案第63号深川市教育委員会委員の任命について、提案理由を申し上げます。
 教育委員会委員、寺下良一さんの副市長就任に伴いまして、その後任の委員として鈴木英利さんを任命したく、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項の規定に基づき、議会の同意を求めるものであります。
 鈴木英利さんの生年月日、住所につきましては議案に記載のとおりでありますが、同氏は昭和49年に深川市に奉職され、市民福祉部長を経て、平成19年4月から企画総務部長として、その職務に専念し、市政の発展に精励しておられ、また識見豊かであり、教育委員として適任であると考えますので、よろしくご同意くださいますようお願い申し上げます。
v ○議長(北本 清美君) これより質疑に入ります。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(北本 清美君) 質疑を終わります。
 お諮りします。本件は、会議規則第36条第3項の規定によって委員会付託を省略したいと思いますが、異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(北本 清美君) 異議なしと認め、よって本件は委員会付託を省略することに決定しました。
 本件は討論の通告がありませんので、これより議案第63号を採決します。
 本件はこれに同意することに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(北本 清美君) 異議なしと認め、よって議案第63号は同意されました。

〔寺下教育長及び鈴木企画総務部長、入場〕




 ただいま副市長の選任に同意されました寺下教育長から、議員各位にごあいさつしたい旨の発言の申し出がありますので、これを許可します。
 寺下教育長。

○教育長(寺下 良一君)〔登壇〕 大変貴重な時間を割いて、発言の機会を与えていただきましてありがとうございます。
 今ほど、山下市長から副市長の選任同意案件について提出をされまして、皆様にご賛同いただきましたこと、心から感謝してございます。
 大変光栄なことと受けとめてございます。青天のへきれきという言葉、私自身が使うのは多分初めてであります。私自身、自分の資質、能力といったものについては、ある程度認識してございます。それだけに、正直なところ不安が先行している状況でございます。
 しかしながら、こういった機会を与えていただいた限りにおいては、山下市長の公約にあります5項目の柱、これをきっちりと念頭に置いて深川市民の幸せの追求、これに全力を尽くしたいと考えてございます。
 ついては、深川市議会議員各位への切なるお願いでございますが、ご指導、ご鞭撻をよろしくお願いしたいと思います。
 選任同意をいただいたお礼と、そして一言だけその決意を述べさせていただきましてごあいさつとさせていだきます。ありがとうございます。 (拍手)


○議長(北本 清美君) 日程第6 意見案第7号2010年度国家予算編成における義務教育無償、義務教育費国庫負担制度の堅持と負担率二分の一復元、就学援助制度充実など教育予算の確保・拡充を求める意見書ないし意見案第16号国直轄事業負担金に係る意見書の10件を議題とします。
 提出者の説明を求めます。
 渡辺議員。

○9番(渡辺 英雄君)〔登壇〕 ただいま議題となりました意見案第7号2010年度国家予算編成における義務教育無償、義務教育費国庫負担制度の堅持と負担率二分の一復元、就学援助制度充実など教育予算の確保・拡充を求める意見書ないし意見案第16号国直轄事業負担金に係る意見書の10件について、提出者を代表して提案理由の説明を申し上げます。
 本件につきましては、お手元に配付しております内容により関係機関に提出するもので、内容の説明は省略させていただきますが、議決くださいますようよろしくお願い申し上げます。

○議長(北本 清美君) これより一括質疑に入ります。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(北本 清美君) 質疑を終わります。
 お諮りします。本件は、会議規則第36条第3項の規定によって委員会付託を省略したいと思いますが、異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(北本 清美君) 異議なしと認め、よって本件は委員会付託を省略することに決定しました。
 本件は討論の通告がありませんので、これより意見案第7号ないし意見案第16号の10件を一括して採決します。
 本件は原案のとおり決定することに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(北本 清美君) 異議なしと認め、よって意見案第7号ないし意見案第16号は原案のとおり可決されました。


○議長(北本 清美君) 日程第7 決議案第3号市立病院経営健全化調査特別委員会設置に関する決議についてを議題とします。
 提出者の説明を求めます。
 楠議員。

○6番(楠 理智子君)〔登壇〕 ただいま議題となりました決議案第3号について、提出者を代表して提案の趣旨を説明いたします。
 本件は、別紙のとおり特別委員会を設置し、深川市立病院の経営健全化にかかわる事務について調査を行おうとするものです。
 市立病院事業は、平成20年1月に策定した市立病院経営改善方策に基づき、病院関係者はもとより市全体でその改善に向けた取り組みを行ったにもかからず、大変残念なことですが、20年度単年度で約2,900万円の不良債務が発生し、20年度末の累積不良債務額は15億4,300万円になったことが、今般の一般質問でも明らかになりました。
 また、今後、取り組むことになる公営企業経営健全化計画の策定スケジュール等も明らかになりました。すなわち、平成20年度決算における資金不足比率の報告が第3回定例会においてありますが、その比率が20%以上であった場合は、同時に個別外部監査を実施することの議案が提案されてきます。その議案が可決後、個別外部監査人との契約締結の議案も提出されてくることになります。そして、個別外部監査人の意見を踏まえて策定する経営健全化計画素案の取りまとめが12月ころ。計画案の取りまとめが年明けの2月。そして平成22年第1回市議会定例会には、経営健全化計画を定めることについての議案が提案されてきます。このように、市立病院の経営健全化に向けた取り組みが一気に加速していくことになります。
 市立病院は、常に企業の経済性を発揮するとともに、公共の福祉を増進するように運営されなければならないと深川市病院事業の設置等に関する条例に明記されております。市立病院は、市民の健康保持に必要な医療を提供するとともに、企業の経済性も求められているのです。病院事業はこの2面性を発揮し、市立病院を永続していかなければなりません。
 市立病院は、深川市のみならず、北空知管内の中核病院として二次救急医療をはじめ、災害医療、周産期医療、小児医療、感染症医療など圏域内の他の医療機関では提供できない高度な医療機能を担っており、その経営改善は喫緊の課題、市民すべての願いであり、千葉県銚子市の市立病院のような事態になることはだれも望んでいません。
 議会としても、市立病院事業の課題把握に努め、経営のあり方や財政支援のあり方などの議論を深め、その議論を通じて市立病院の経営健全化に資する議論を真剣に行うべしとの観点から、特別委員会を設置する考えに至った次第です。
 以上、決議案の提案趣旨を申し述べましたが、議員各位のご賛同をお願いし提案説明とします。

○議長(北本 清美君) これより質疑に入ります。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(北本 清美君) 質疑を終わります。
 本件は討論の通告がありませんので、これより決議案第3号を採決します。
 市立病院経営健全化調査特別委員会設置に関する決議のとおり決定することに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(北本 清美君) 異議なしと認め、よって決議案第3号は原案のとおり可決されました。
 お諮りします。ただいま設置しました市立病院経営健全化調査特別委員会の委員の選任については、委員会条例第8条第1号の規定によって、川中議員、長野議員、山田議員、田中昌幸議員、田中裕章議員及び北名議員の6人を指名したいと思いますが、異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(北本 清美君) 異議なしと認め、よって市立病院経営健全化調査特別委員会の委員は、ただいま指名しましたとおり選任することに決定しました。


○議長(北本 清美君) 日程第8 議会運営委員の選任を議題とします。
 議会運営委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定によって、お手元に配付しました名簿のとおり指名したいと思いますが、異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(北本 清美君) 異議なしと認め、よって議会運営委員はお手元に配付しました名簿のとおり選任することに決定しました。


○議長(北本 清美君) 日程第9 常任委員の選任を議題とします。
 常任委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定によって、お手元に配付しました名簿のとおり指名したいと思いますが、異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(北本 清美君) 異議なしと認め、よって常任委員はお手元に配付しました名簿のとおり選任することに決定しました。
 常任委員会等開催のため、暫時休憩します。
 なお、再開は午後からといたします。

(午前10時41分 休憩)




(午後 1時02分 再開)

〔田中副議長、議長席に着く〕

〔北本議長、議長の常任委員辞任の件で除斥の対象〕

○副議長(田中 昌幸君) 休憩前に引き続き開議します。
 事務局長から諸般の報告を申し上げます。

○議会事務局長(森田 敏夫君) 先ほど、議会運営委員会、各常任委員会及び市立病院経営健全化調査特別委員会が開催され、正副委員長互選の結果、議会運営委員長に北名委員、同副委員長に山田委員、総務文教常任委員長に渡辺委員、同副委員長に北名委員、社会民生常任委員長に田中裕章委員、同副委員長に長野委員、経済建設常任委員長に北畑委員、同副委員長に太田委員、市立病院経営健全化調査特別委員長に川中委員、同副委員長に山田委員がそれぞれ当選されました。
 次に、北本議長から常任委員辞任願いが提出されました。
 次に、議長は陳情2件を受理しました。
 次に、議会運営委員長及び総務文教、社会民生、経済建設の各常任委員長から閉会中の所管事務調査の申し出がありました。
 以上で報告を終わります。


○副議長(田中 昌幸君) お諮りします。
 議長の常任委員辞任についてを日程に追加し、追加日程第1として議題にしたいと思いますが、異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○副議長(田中 昌幸君) 異議なしと認め、よって議長の常任委員辞任についてを日程に追加し、追加日程第1として議題とすることに決定しました。


○副議長(田中 昌幸君) 追加日程第1 議長の常任委員辞任についてを議題とします。
 議長から議長の職務を遂行するため、常任委員を辞任したいとの申し出があります。
 お諮りします。本件は申し出のとおり辞任を許可することに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○副議長(田中 昌幸君) 異議なしと認め、よって北本議長の常任委員の辞任を許可することに決定しました。


○副議長(田中 昌幸君) お諮りします。
 陳情第1号治安維持法犠牲者に国家賠償法の制定を求める陳情書及び陳情第2号所得税法第56条を廃止し自営業者の家族労働を必要経費とするよう求める陳情書を日程に追加し、追加日程第2として議題にしたいと思いますが、異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○副議長(田中 昌幸君) 異議なしと認め、よって陳情第1号及び陳情第2号を日程に追加し、追加日程第2として議題とすることに決定しました。


○副議長(田中 昌幸君) 追加日程第2 陳情第1号治安維持法犠牲者に国家賠償法の制定を求める陳情書及び陳情第2号所得税法第56条を廃止し自営業者の家族労働を必要経費とするよう求める陳情書の2件を議題とします。
 お手元に配付しております陳情は、付託表のとおり所管の常任委員会に付託し、閉会中の継続審査とすることに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○副議長(田中 昌幸君) 異議なしと認め、よって本件は付託表のとおり総務文教常任委員会に付託し、閉会中の継続審査とすることに決定しました。


○副議長(田中 昌幸君) お諮りします。
 閉会中の所管事務調査の申し出についてを日程に追加し、追加日程第3として議題にしたいと思いますが、異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○副議長(田中 昌幸君) 異議なしと認め、よって閉会中の所管事務調査の申し出についてを日程に追加し、追加日程第3として議題とすることに決定しました。


○副議長(田中 昌幸君) 追加日程第3 閉会中の所管事務調査の申し出についてを議題とします。
 本件は、議会運営委員長及び総務文教、社会民生、経済建設の各常任委員長から、別紙ご配付のとおり閉会中の所管事務調査の申し出があります。
 お諮りします。申し出のとおり決定することに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○副議長(田中 昌幸君) 異議なしと認め、よって申し出のとおり閉会中の所管事務調査とすることに決定しました。


○副議長(田中 昌幸君) これで本定例会に付議されました事件の審議はすべて終了しましたので、平成21年第2回深川市議会定例会を閉会します。

(午後 1時05分 閉会)

  上記会議の記録に相違ないことを証するため、ここに署名する。


  議長 北本 清美
  副議長 田中 昌幸
  署名議員( 8番) 松沢 一昭
  署名議員(11番) 鍜治 敏夫

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