[目次]

平成22年 第1回

深川市議会定例会会議録 (第6号)

午前10時00分 開議
 平成22年3月24日(水曜日)
午前10時45分 閉会


〇 議事日程(第 6号)

日程第 1 委員会報告第 6号
議案第16号 職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例について
議案第17号 深川市職員給与条例の一部を改正する条例について
日程第 2 委員会報告第 7号
議案第20号深川市健康づくり及び医療費助成に関する条例の一部を改正する条例について
日程第 3 委員会報告第 8号
議案第22号 深川市普通河川管理条例の一部を改正する条例について
議案第23号 市道の路線廃止について
請願第 1号 食料供給力の確保に必要な農業生産基盤整備の促進を求める意見書の提出に係る請願
日程第 4 委員会報告第 9号
議案第21号 深川市立病院経営健全化計画について
日程第 5 委員会報告第10号
議案第 3号 平成22年度深川市一般会計予算
議案第 4号 平成22年度深川市介護保険特別会計予算
議案第 5号 平成22年度深川市国民健康保険特別会計予算
議案第 6号 平成22年度深川市後期高齢者医療特別会計予算
議案第 7号 平成22年度深川市老人医療特別会計予算
議案第 8号 平成22年度深川市簡易水道事業特別会計予算
議案第 9号 平成22年度深川市農業集落排水事業特別会計予算
議案第10号 平成22年度深川市地方卸売市場特別会計予算
議案第11号 平成22年度深川市下水道事業特別会計予算
議案第12号 平成22年度深川市土地区画整理事業特別会計予算
議案第13号 平成22年度深川市駐車場事業特別会計予算
議案第14号 平成22年度深川市水道事業会計予算
議案第15号 平成22年度深川市病院事業会計予算
日程第 6 議案第36号 工事請負契約の締結について(平成21年度深川市ブロードバンド拡大整備事業)
日程第 7 決議案第 1号 平成22年度深川市一般会計予算の慎重な執行を求める決議について
日程第 8 意見案第 1号 食料供給力の確保に必要な農業生産基盤整備の促進を求める意見書
日程第 9 意見案第 2号 子ども読書活動を推進するための予算確保を求める意見書
意見案第 3号 政治資金規正法の制裁強化を求める意見書
意見案第 4号 改正貸金業法の早期完全施行等を求める意見書
日程第10 閉会中の継続審査の申し出について
日程第11 閉会中の所管事務調査の申し出について


(午前10時00分 開議)

○議長(北本 清美君) これより本日の会議を開きます。


○議長(北本 清美君) 事務局長から諸般の報告を申し上げます。

○議会事務局長(森田 敏夫君) 初めに、総務文教常任委員長から議案2件、社会民生常任委員長から議案1件、経済建設常任委員長から議案2件及び請願1件、市立病院経営健全化調査特別委員長から議案1件、予算審査特別委員長から議案13件の審査結果の報告がありました。
 次に、経済建設常任委員会から意見案1件、予算審査特別委員会から決議案1件、川中議員外から意見案3件、市長から議案1件の提出がありました。
 次に、鍜治議員から本日欠席する旨の届け出がありました。
 次に、市長から深川市土地開発公社の平成22年度事業計画に関する書類及び株式会社深川振興公社の第47事業年度の事業計画に関する書類の提出がありましたので、お手元に配付しております。
 次に、第1回定例会6日目の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。
 以上で報告を終わります。


○議長(北本 清美君) 日程第1 委員会報告第6号議案第16号職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例について及び議案第17号深川市職員給与条例の一部を改正する条例についての2件を議題とします。
 本件について委員長の報告を求めます。
 渡辺総務文教常任委員長。

○総務文教常任委員長(渡辺 英雄君)〔登壇〕 ただいま議題となりました議案第16号職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例について及び議案第17号深川市職員給与条例の一部を改正する条例についての2件について総務文教常任委員会で審査しました概要と結果について、ご報告申し上げます。
 本件、議案2件は、今定例会において当委員会に付託され、3月11日に委員会を開催し、所管の部課長等の出席を求め、一括して審査を行いましたので、質疑の中から主なものを申し上げます。
 問い、この条例を改正することによる効果は。
 答え、長時間の勤務をした職員に代休の機会を与えることで職員の体調を整えるという大きな効果があります。
 問い、60時間を超えて時間外勤務をした場合、振りかえ休日をどのように与えるのか。
 答え、具体例として、時間外勤務を月に76時間行った場合は、60時間を上回る16時間の時間外の代休時間をとることになり、この16時間に差額の率100分の25を掛けた、4時間を本人の指定により勤務日に休ませることができることになります。
 問い、時間外勤務が1カ月に60時間を超える部署は。
 答え、平成21年の状況では、国、道に報告する業務が多い課所、大きなイベントがあり集中的に行う課所、予算編成の資料等の作成が多い課所、除排雪の課所で時間外が多くなる傾向にあります。
 問い、休息時間中に仕事をする職員もいるようだが、休息時間の考え方は。
 答え、休息時間は、規則で時間を決められており、正午及び午後3時からそれぞれ15分間です。勤務時間内に含まれているという意味であり、庁舎外に出てよい時間ではないという取り扱いになります。
 問い、民間では過労死が出るほど超勤をしていた例があるが、市役所で超勤により健康を害した、あるいは休ませてほしいという事例はあるのか。
 答え、長時間の時間外勤務が原因で体調を悪くした職員はいませんが、毎月、各所属長から時間外勤務状況の報告がされており、職員に目を行き渡らせておりますので、今後も職員の健康管理に十分に気をつけたいと考えています。
 問い、期末勤勉手当の役職加算の凍結が続いている。さらに1年間の延長という提案だが、具体的にどれぐらいの影響額なのか。また、給料5%の削減が1年半続いているが、その影響額は。
 答え、役職加算は、主任以上の職種に加算されるもので、主任の例で申し上げると、給料が削減されないで役職加算があった場合と給料が削減されて役職加算がない場合との比較で、年間11万5,275円が減額されることになります。また、給料5%の削減により、主任の場合では、給料の月額29万5,500円が28万2,498円となります。
 問い、特殊勤務手当の派遣手当の改正は、どういうことを想定しているか。
 答え、中・北空知廃棄物処理広域連合の職員派遣を想定しています。現在は派遣研修を準用していますが、準用ではなく正規に職員派遣を適用するものです。
 質疑終結後、採決に入り、議案第16号及び議案第17号は全会一致をもって可決すべきものと決定いたしました。
 以上で総務文教常任委員会の報告を終わります。

○議長(北本 清美君) これより一括質疑に入ります。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(北本 清美君) 質疑を終わります。
 本件は討論の通告がありませんので、これより採決に入ります。
 初めに、議案第16号を採決します。
 本件に対する委員長の報告は可決であります。
 本件は委員長の報告のとおり決定することに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(北本 清美君) 異議なしと認め、よって議案第16号は委員長の報告のとおり可決されました。
 次に、議案第17号を採決します。
 本件に対する委員長の報告は可決であります。
 本件は委員長の報告のとおり決定することに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(北本 清美君) 異議なしと認め、よって議案第17号は委員長の報告のとおり可決されました。


○議長(北本 清美君) 日程第2 委員会報告第7号議案第20号深川市健康づくり及び医療費助成に関する条例の一部を改正する条例についてを議題とします。
 本件について委員長の報告を求めます。
 田中社会民生常任委員長。

○社会民生常任委員長(田中 裕章君)〔登壇〕 ただいま議題となりました議案第20号深川市健康づくり及び医療費助成に関する条例の一部を改正する条例について、社会民生常任委員会で審査しました概要と結果について、ご報告申し上げます。
 本件は、今定例会において当委員会に付託され、3月11日に委員会を開催し、所管の部課長等の出席を求め、審査を行いました。
 質疑の中から主なものを申し上げます。
 問い、今回の改正により、肝臓の機能障がいが含まれたことは大変よいことと思うが、条例を改正するに至った主な理由は何か。
 答え、薬害肝炎訴訟に端を発しています。平成20年1月15日に肝炎訴訟原告団と国との間で基本合意書が交わされ、その中でC型肝炎ウイルスに感染している方たちが安心して暮らせるよう、国が肝炎医療の提供体制を整備すること、あわせて肝炎医療の研究推進をしていくことが盛り込まれました。それらの趣旨を踏まえ、肝炎患者の医療費が非常に高いこと、また障がいが残ることから、身体障害者手帳の交付対象となる障がいの範囲に肝臓機能障がいを加え、手厚い保護をしていく考えで、国は関係政令等の改正を行いましたので、その趣旨にのっとり本市も関係条例を改正するものです。
 問い、対象となるのはC型肝炎のみで、ほかの肝臓疾患は該当しないのか。また、市内の対象者は何人か。
 答え、C型肝炎というくくりではなく、すべての肝臓疾患において、医師が、国が定めた重症度分類表や肝機能の検査数値の結果及び日常生活に関する症状などを総合的に判断し、認定されれば該当となります。対象者について深川保健所に確認したところ、医師の診断を受けて初めてわかることから、深川保健所としても対象者の把握は非常に困難とのことです。
 問い、助成の範囲は、全額か、一部か。
 答え、今の医療制度においては、一般的に医療費の3割を本人が負担することとなっており、この制度の対象者には、道と市が2割を助成し、残り1割が本人負担となりますので、一部助成となります。
 問い、国保の一部負担金の減免や徴収猶予の制度があるが、この対象者も制度を利用することができるか。
 答え、一部負担金を支払うことが困難であると認められる場合は、減額、徴収猶予等を受けることができます。
 質疑終結後、採決に入り、議案第20号は全会一致をもって可決すべきものと決定いたしました。
 以上で社会民生常任委員会の報告を終わります。

○議長(北本 清美君) これより質疑に入ります。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(北本 清美君) 質疑を終わります。
 本件は討論の通告がありませんので、これより議案第20号を採決します。
 本件に対する委員長の報告は可決であります。
 本件は委員長の報告のとおり決定することに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(北本 清美君) 異議なしと認め、よって議案第20号は委員長の報告のとおり可決されました。


○議長(北本 清美君) 日程第3 委員会報告第8号議案第22号深川市普通河川管理条例の一部を改正する条例について、議案第23号市道の路線廃止について及び請願第1号食料供給力の確保に必要な農業生産基盤整備の促進を求める意見書の提出に係る請願の3件を議題とします。
 本件について委員長の報告を求めます。
 北畑経済建設常任委員長。

○経済建設常任委員長(北畑 透君)〔登壇〕 ただいま議題となりました議案第22号深川市普通河川管理条例の一部を改正する条例について、議案第23号市道の路線廃止について及び請願第1号食料供給力の確保に必要な農業生産基盤整備の促進を求める意見書の提出に係る請願について、経済建設常任委員会で審査いたしました概要と結果についてご報告申し上げます。
 本件、議案2件及び請願1件は、今定例会において当委員会に付託され、3月11日に委員会を開催し、所管の部課長等の出席を求め、審査を行いました。
 初めに、議案第22号の質疑を申し上げます。
 問い、今回の条例改正により、具体的にどのように変わるのか。
 答え、平成21年12月に農地法等の一部を改正する法律が施行され、小作料の標準額が廃止されたため、本条例の別表2で土地占用料の徴収を定めている小作料の標準額を、農業委員会が定める参考賃借料に表現を改めるもので、内容的に変わるものではありません。
 問い、小作料に該当する件数及び面積はいくらあるのか。
 答え、音江町豊泉のオキリカップ川の593.71平方メートルを、水田として占用を許可している1件だけです。
 問い、小作料には拘束力があり、参考賃借料にはないと理解している。今後の取り扱いに妥当性はあるのか。
 答え、小作料の標準額の廃止は、弾力的な運用を図るための改正と理解しています。
 質疑終了後、採決に入り、議案第22号は全会一致をもって可決すべきものと決定いたしました。
 次に、議案第23号の質疑を申し上げます。
 問い、この道路は跨線橋の中間にあり、民間施設の出入り口となっているが、民間施設と協議はしているのか。
 答え、土地区画整理事業において民間施設の所有者と協議し、市道用地647平方メートルのうち、この民間施設へ62平方メートルを換地して活用する考えです。
 問い、今後、主に公園敷地として利活用するようであるが、市民が通行することは可能か。
 答え、公園の管理用道路としての位置づけを考えていますので、今後も通行は可能です。
 問い、冬期間、この区間は除雪するのか。
 答え、公園敷地としての管理となるため、市で除雪は行いませんが、国道への出入り口を利用する民間施設が、今後の入り込み状況を見て除雪をするか考えたいと話していました。
 問い、この市道から国道に出る際に一時停止の標識がある。従来どおりの通行が可能であれば、市民の安全のため標識は残すべきと考えるが、どうか。
 答え、道路標識は、公安委員会の所管となりますので、公安委員会の判断に委ねていきます。
 質疑終了後、採決に入り、議案第23号は全会一致をもって可決すべきものと決定いたしました。
 次に、請願第1号について申し上げます。
 請願者は、神竜土地改良区理事長塩尻芳央氏外2人で、請願の趣旨は、食料供給力の確保に必要な農地や農業水利施設の整備は、継続的かつ安定的に実施することが重要であることから、国に必要な予算措置を講ずるよう2項目にわたり関係機関へ意見書提出を求めるものです。
 各委員から意見を聞いたところ、土地改良事業は、国の事業仕分けで厳しく査定され予算が半減した現況にある。地元企業、地域に及ぼす影響は甚大であることから、採択すべき。また、予算の半減は、単に農業の問題ではなく多方面に影響が出る。将来的な食料供給の部分で逆行するもので、採択すべき。土地改良事業の減は、転作にも影響があると聞く。土地改良事業は重要な施策であり、採択すべき。また、国の農業施策は、農業土木で農業外収入をつけることは基本的にやめようという考え方で、総論では賛成である。しかし、地域の経済情勢をかんがみると、公共事業的なものには、いいものと悪いものがあり、その見きわめが必要である。農業の将来を考えると、この請願は採択すべきなどの意見の開陳がありました。
 審査終了後、川中委員から賛成の立場で、国の事業仕分けにより、農業生産基盤整備に係る予算が北海道ベースで前年の6割程度に、市内では近年20億円ベースであった予算が13億円程度に落ち込むと懸念されている。農業生産基盤整備事業は、農業生産物の向上、安心・安全な農業の生産には不可欠であり、施工業者に与える影響もはかり知れないものがあることから、この請願は採択すべきとの討論がありました。
 その後、採決を行い、請願第1号は全会一致をもって採択すべきものと決定し、あわせて委員会は食料供給力の確保に必要な農業生産基盤整備の促進を求める意見書を関係政府機関に送付すべきものとし、本会議に提出することに全会一致により決定いたしました。
 以上で経済建設常任委員会の報告を終わります。

○議長(北本 清美君) これより一括質疑に入ります。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(北本 清美君) 質疑を終わります。
 本件は討論の通告がありませんので、これより採決に入ります。
 初めに、議案第22号を採決します。
 本件に対する委員長の報告は可決であります。
 本件は委員長の報告のとおり決定することに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(北本 清美君) 異議なしと認め、よって議案第22号は委員長の報告のとおり可決されました。
 次に、議案第23号を採決します。
 本件に対する委員長の報告は可決であります。
 本件は委員長の報告のとおり決定することに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(北本 清美君) 異議なしと認め、よって議案第23号は委員長の報告のとおり可決されました。
 次に、請願第1号を採決します。
 本件に対する委員長の報告は採択であります。
 本件は委員長の報告のとおり決定することに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(北本 清美君) 異議なしと認め、よって請願第1号は委員長の報告のとおり採択することに決定されました。


○議長(北本 清美君) 日程第4 委員会報告第9号議案第21号深川市立病院経営健全化計画についてを議題とします。
 本件について委員長の報告を求めます。
 川中市立病院経営健全化調査特別委員長。

○市立病院経営健全化調査特別委員長(川中 裕君)〔登壇〕 ただいま議題となりました議案第21号深川市立病院経営健全化計画について、市立病院経営健全化調査特別委員会で審査しました概要と結果について、ご報告申し上げます。
 本件は、今定例会において当委員会に付託され、3月12日に委員会を開催し、所管の部課長等の出席を求め、審査を行いました。
 数多くありました質疑の中から、主なものを申し上げます。
 問い、今年の3月末で整形外科医が退職すると聞いているが、その後の体制、手術等の対応についてどうなるのか。また、収入や7対1看護における重症患者比率への影響はどうか。
 答え、4月1日以降は、大学からの外来応援として週2日程度の支援をいただく予定であり、医師のいない曜日については、大学以外からの措置を検討中であるが、今しばらく時間がかかる見込みである。手術等の対応については、骨折等の場合は砂川及び滝川の市立病院に、重症患者は旭川の日赤病院へ搬送するよう関係機関と協議している。手術後に深川に戻る患者は、当院で受け入れるべく医局でその対応を練っている。医師の減少に伴う収入や重症患者への影響は、現状捕捉できないが、新たな医師確保や残る診療科での増収対策、一時的な患者コントロール等に努める中で計画達成は可能と考えている。
 問い、整形に限らず5病棟を4病棟にするとき、一つ一つの診療科はどういう配置になるのか。また、過去の考え方との整合、看護師サイドの声はどうか。
 答え、病棟の減少に伴い、基本的には混合病棟となる。例えば、3階東病棟は小児科と産婦人科、一部内科など。また、病院改築時点では、医師を三十四、五人程度確保した上で、それに見合うベッド数を、との考え方から6病棟としていたが、その後さまざまな社会情勢等の変化もあり、現在はこの形がベストと考えている。7対1を前提とした計画に、看護師サイドから特に反対の声はない。
 問い、計画策定過程では、紆余曲折もあり大いに戸惑ったが、今般の7対1の取り組みには強い熱意を感じている。しかし、これまでの計画でもそうだが、数値の甘さは払拭できない。実施に当たっては、早目早目の検証、軌道修正をしっかりやるべきだ。また、北空知のセンター病院として、周辺町との連携など早急に取り組むべきである。これらについてどう考えるか。
 答え、7対1看護は、計画の根幹と認識しており、不退転の気持ちで取り組んでいく。指摘については、2年間で医師が6人も減るなど予想を超える事態もあったが、今後に向けては細心の注意で取り進めたい。周辺町との連携については、2月に各町を回るとともに、管内副市町長会議で状況説明、周知に努めている。近々には、広域化連携構想検討会議もあり、そうした場面で情報発信に努めていきたい。
 問い、市民の中には、財政的に市立病院をバックアップしたいという声もある。そうした受け皿となる基金をつくれば、額はともかく支援も受けやすい。それらの仕組みづくりについては、どうか。
 答え、現在もそうした思いの方々から、毎年寄附をいただいている。今回は、新たな提言と受けとめ、今後基金を創設することが将来的にどうかということを含め検討していきたい。
 問い、計画の遂行に当たっては、不退転の覚悟をもって臨まなければならない。そのためには、適正な実行管理、検証が極めて重要であり、一定期間ごとの状況把握も必要と考える。そうした観点から、例えば四半期ごとの議会報告なども必要と考えるが、どうか。
 答え、4月から6月の実績把握は8月下旬に可能と思うが、あまり早い公表は誤差も生ずることとなり、半年を越えたあたりが適当と考える。議会に対しては、法による報告義務として前年度決算を9月に行い、その後、12月に当該年度の状況をお知らせしたい。検証については、院内のみならず外部有識者等も加え評価いただく予定であり、組織の具体については今後検討していく。
 質疑終結後、討論に入り、北名委員から原案に賛成の立場で、今回の健全化計画は、深川市にとって極めて重大・重要なテーマであり、ここに至るまでの関係者の努力に敬意を表したい。結論を言えば、これを断固としてやり抜くことが、深川にとって極めて大きな意義のあることだと思い、そうした点で賛成するもの。とりわけ、医師の確保と7対1看護にかかわる看護師の確保、さらに市民、周辺町との協力・連携など、きょうの議論を真摯に受けとめ、目標達成に向けしっかりやってほしいとの討論がありました。
 その後、採決に入り、議案第21号は全会一致をもって可決すべきものと決定いたしました。
 以上、議案第21号の審査結果の報告としますが、本特別委員会は、本日の委員長報告をもって調査終了とすることを確認し、委員会を終えたところであります。
 以上で市立病院経営健全化調査特別委員会の報告を終わります。

○議長(北本 清美君) これより質疑に入ります。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(北本 清美君) 質疑を終わります。
 本件は討論の通告がありませんので、これより議案第21号を採決します。
 本件に対する委員長の報告は可決であります。
 本件は委員長の報告のとおり決定することに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(北本 清美君) 異議なしと認め、よって議案第21号は委員長の報告のとおり可決されました。
 お諮りします。市立病院経営健全化調査特別委員会の調査については、委員長の報告のとおり調査終了にしたいと思いますが、異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(北本 清美君) 異議なしと認め、よって本特別委員会の調査は終了することに決定しました。


○議長(北本 清美君) 日程第5 委員会報告第10号議案第3号平成22年度深川市一般会計予算ないし議案第15号平成22年度深川市立病院事業会計予算の13件を議題とします。
 本件について委員長の報告を求めます。
 川中予算審査特別委員長。

○予算審査特別委員長(川中 裕君)〔登壇〕 ただいま議題となりました議案第3号平成22年度深川市一般会計予算ないし議案第15号平成22年度深川市病院事業会計予算の13件について、予算審査特別委員会で審査しました概要と結果について、ご報告申し上げます。
 本委員会は、今定例会、3月5日の会議において設置され、同日に正副委員長の互選を行い、引き続き予算の説明を担当課長から受けたところです。
 その後、委員会を3月17日、18日及び19日の3日間開催し、審査を行いました。
 審査結果につきましては、議案第3号、議案第5号及び議案第6号の3件については賛成多数をもって、議案第4号、議案第7号ないし議案第15号の10件については全会一致をもって、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
 採決終了後、長野委員外3人より提出された、議案第3号平成22年度深川市一般会計予算に対する附帯決議の採決を行い、賛成多数をもって本件を決議のとおり本会議に提出することと決定いたしました。
 これで報告を終わります。

○議長(北本 清美君) これより一括質疑に入ります。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(北本 清美君) 質疑を終わります。
 本件は討論の通告がありませんので、これより採決に入ります。
 初めに、議案第3号を採決します。
 この採決は起立によって行います。
 本件に対する委員長の報告は可決であります。
 本件は委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。

(賛成者起立)

○議長(北本 清美君) 起立多数。
 よって、議案第3号は委員長の報告のとおり可決されました。
 次に、議案第4号を採決します。
 本件に対する委員長の報告は可決であります。
 本件は委員長の報告のとおり決定することに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(北本 清美君) 異議なしと認め、よって議案第4号は委員長の報告のとおり可決されました。
 次に、議案第5号を採決します。
 この採決は起立によって行います。
 本件に対する委員長の報告は可決であります。
 本件は委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。

(賛成者起立)

○議長(北本 清美君) 起立多数。
 よって、議案第5号は委員長の報告のとおり可決されました。
 次に、議案第6号を採決します。
 この採決は起立によって行います。
 本件に対する委員長の報告は可決であります。
 本件は委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。

(賛成者起立)

○議長(北本 清美君) 起立多数。
 よって、議案第6号は委員長の報告のとおり可決されました。
 次に、議案第7号ないし議案第15号の9件を一括して採決します。
 本件に対する委員長の報告は可決であります。
 本件は委員長の報告のとおり決定することに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(北本 清美君) 異議なしと認め、よって議案第7号ないし議案第15号は委員長の報告のとおり可決されました。


○議長(北本 清美君) 日程第6 議案第36号工事請負契約の締結についてを議題とします。
 提出者の説明を求めます。
 山下市長。

○市長(山下 貴史君)〔登壇〕 議案第36号工事請負契約の締結について、提案理由を申し上げます。
 平成21年度深川市ブロードバンド拡大整備事業につきましては、22年度中の市内全域における光ブロードバンドサービスの提供に向けて、光ファイバー網及び中継設備の整備を行い、契約の相手方である通信事業者に当該設備を貸し付けてサービス運営を行おうとするものであります。本契約につきましては、公募型プロポーザル方式により手続きを行いまして、深川市ブロードバンド施設整備運営事業者選定委員会において選定いただきました東日本電信電話株式会社から本年3月15日に提出されました見積もりに基づきまして、総額6億3,525万円で同社と請負契約を締結することといたしまして、地方自治法第96条第1項第5号の規定に基づき、議会の議決をいただこうとするものであります。
 よろしくご審議の上、議決くださいますようお願い申し上げます。

○議長(北本 清美君) これより質疑に入ります。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(北本 清美君) 質疑を終わります。
 お諮りします。本件は、会議規則第36条第3項の規定によって委員会付託を省略したいと思いますが、異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(北本 清美君) 異議なしと認め、よって本件は委員会付託を省略することに決定しました。
 本件は討論の通告がありませんので、これより議案第36号を採決します。
 本件は原案のとおり決定することに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(北本 清美君) 異議なしと認め、よって議案第36号は原案のとおり可決されました。


○議長(北本 清美君) 日程第7 決議案第1号平成22年度深川市一般会計予算の慎重な執行を求める決議についてを議題とします。
 提出者の説明を求めます。
 川中予算審査特別委員長。

○予算審査特別委員長(川中 裕君)〔登壇〕 ただいま議題となりました決議案第1号平成22年度深川市一般会計予算の慎重な執行を求める決議について提出者を代表して提案理由を申し上げます。
 本件につきましては、委員会報告第10号で報告いたしましたとおり、委員会として決議案を提出することに決定したものであります。お手元の決議案を読み上げ、提案理由といたします。
 平成22年度第1回市議会定例会に提案された予算案は、厳しい財政状況のもと市民生活の向上のため、市が英知を尽くし作成、提案してきたものと評価する。一方、3日間にわたる予算審査特別委員会において、これまでの行財政改革の取り組みや財政規律の面で、議会や市民に対し説明が十分ではないとの指摘もあった。新年度予算は市民生活に密着した早期執行を待つ内容もあることから、市は予算の執行に当たっては、今委員会で審査された内容を十分に踏まえ、説明責任を果たし、慎重に執行することを求める。
 以上、決議案のとおり議決いただきますようよろしくお願い申し上げます。

○議長(北本 清美君) これより質疑に入ります。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(北本 清美君) 質疑を終わります。
 本件は討論の通告がありませんので、これより決議案第1号を採決します。
 この採決は起立によって行います。
 本件は原案のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。

(賛成者起立)

○議長(北本 清美君) 起立多数。
 よって、決議案第1号は原案のとおり可決されました。


○議長(北本 清美君) 日程第8 意見案第1号食料供給力の確保に必要な農業生産基盤整備の促進を求める意見書を議題とします。
 提出者の説明を求めます。
 北畑経済建設常任委員長。

○経済建設常任委員長(北畑 透君)〔登壇〕 ただいま議題となりました意見案第1号食料供給力の確保に必要な農業生産基盤整備の促進を求める意見書について、経済建設常任委員会を代表して提案理由を申し上げます。
 本件につきましては、委員会報告第8号で報告しました請願第1号の審査に関連して、委員会で意見書を提出することに全会一致をもって決定したものであります。つきましては、お手元に配付しております内容により関係機関に提出するもので、内容の説明は省略いたしますが議決くださいますようよろしくお願い申し上げます。

○議長(北本 清美君) これより質疑に入ります。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(北本 清美君) 質疑を終わります。
 本件は討論の通告がありませんので、これより意見案第1号を採決します。
 本件は原案のとおり決定することに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(北本 清美君) 異議なしと認め、よって意見案第1号は原案のとおり可決されました。


○議長(北本 清美君) 日程第9 意見案第2号子ども読書活動を推進するための予算確保を求める意見書ないし意見案第4号改正貸金業法の早期完全施行等を求める意見書の3件を議題とします。
 提出者の説明を求めます。
 長野議員。

○4番(長野 勉君)〔登壇〕 ただいま議題となりました意見案第2号子ども読書活動を推進するための予算確保を求める意見書ないし意見案第4号改正貸金業法の早期完全施行等を求める意見書の3件について、提出者を代表し提案理由の説明を申し上げます。
 本件につきましては、お手元に配付しております内容により関係機関に提出するもので、内容の説明は省略いたしますが議決くださいますようよろしくお願い申し上げます。

○議長(北本 清美君) これより一括質疑に入ります。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(北本 清美君) 質疑を終わります。
 お諮りします。本件は、会議規則第36条第3項の規定によって委員会付託を省略したいと思いますが、異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(北本 清美君) 異議なしと認め、よって本件は委員会付託を省略することに決定しました。
 本件は討論の通告がありませんので、これより意見案第2号ないし意見案第4号の3件を一括して採決します。
 本件は原案のとおり決定することに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(北本 清美君) 異議なしと認め、よって意見案第2号ないし意見案第4号は原案のとおり可決されました。


○議長(北本 清美君) 日程第10 閉会中の継続審査の申し出についてを議題とします。
 本件は総務文教常任委員長及び経済建設常任委員長から、別紙ご配付のとおり閉会中の継続審査の申し出があります。
 お諮りします。申し出のとおり決定することに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(北本 清美君) 異議なしと認め、よって申し出のとおり閉会中の継続審査とすることに決定しました。


○議長(北本 清美君) 日程第11 閉会中の所管事務調査の申し出についてを議題とします。
 本件は総務文教、社会民生、経済建設の各常任委員長から、別紙ご配付のとおり閉会中の所管事務調査の申し出があります。
 お諮りします。申し出のとおり決定することに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(北本 清美君) 異議なしと認め、よって申し出のとおり閉会中の所管事務調査とすることに決定しました。


○議長(北本 清美君) これで、本定例会に付議されました事件の審議はすべて終了しましたので、平成22年第1回深川市議会定例会を閉会します。

(午前10時45分 閉会)


[議事日程][目次]