[目次]

予算審査特別委員会記録(第1号)

午前11時43分 開議

平成22年3月5日(金曜日)

午後 2時55分 散会


○議事日程(第1号)

委員長互選  
副委員長互選  
理事会設置  
〔各会計予算の説明〕 一般会計予算
介護保険特別会計予算
国民健康保険特別会計予算
後期高齢者医療特別会計予算
老人医療特別会計予算
簡易水道事業特別会計予算
農業集落排水事業特別会計予算
下水道事業特別会計予算
水道事業会計予算
地方卸売市場特別会計予算
土地区画整理事業特別会計予算
駐車場事業特別会計予算
病院事業会計予算


○高田事務局次長 最初の予算審査特別委員会でありますので、議事に入ります前に本日の日程等について事務局からご説明申し上げます。
 この後、臨時委員長のもと委員会を開催していただき、正副委員長の互選、理事会の設置、さらに理事会理事の選任となります。その後、一旦委員会は休憩していただきます。その間に第1委員会室で理事会を開催し、正副理事長の互選等を行っていただきます。理事会が終了いたしましたら委員会を再開いたしまして、平成22年度深川市各会計予算の説明となります。なお、本日はこの予算説明までということですので、よろしくお願いいたします。
 それでは、予算審査特別委員長が互選されるまでの間、委員会条例第10条第2項の規定に基づき、年長の委員であります山田委員に臨時の委員長をお願いいたします。
 山田委員よろしくお願いいたします。

(午前11時43分 開議)

○山田臨時委員長 ただいまから予算審査特別委員会を開きます。
 年長の故をもって臨時に委員長を務めます。よろしくお願いいたします。
 初めに、委員長の互選を行います。どのような方法により行いますか。

○北名委員 指名推選でお願いします。

○山田臨時委員長 ただいま北名委員から委員長互選については指名推選で行う旨の発言がありました。
 お諮りします。委員長の互選の方法については、指名推選で行うことに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

 異議なしと認め、委員長の互選の方法は指名推選で行うことに決定をいたしました。
 ご指名願います。

○北名委員 川中委員を指名します。

○山田臨時委員長 ただいま北名委員から委員長に川中委員を指名したい旨の発言がありました。
 お諮りします。委員長には、北名委員から指名のありました川中委員を当選人と定めることに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

 異議なしと認め、委員長には川中委員が当選されました。委員長の決定により臨時委員長の職務を終わらせていただきます。

(拍手)

○川中委員長 一言ごあいさつを申し上げます。ただいま予算審査特別委員長にご指名をいただき、心から恐縮しているところでございます。浅学菲才、その器ではございませんけれども、後に選任されます副委員長ともども連携をとりながら、議事に当たりたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。
 なお、ご承知のとおり財政の逼迫する中で財政運営につきましては、細心の注意が必要と考えてございます。これらにつきましては、皆さん方の特段なる意見をもちまして、慎重なる審議を心から期待するところであります。
 いずれにいたしましても、市長が掲げております本予算につきましては、市長は自信を持って住民福祉の充実とあわせまして地域経済の発展に寄与するものと、そういう予算編成がされていると理解をしますけれども、しかしながら議会は議会の立場として、それぞれ皆さん方の貴重なる審議を心から期待するところであります。
 なお、審査日程につきましては、制限がございますので、委員各位の特段のご支援ご協力を心からお願いを申し上げて簡単でありますけれども、就任に当たってのごあいさつにいたします。よろしくお願いいたします。

(拍手)

 それでは、次に副委員長の互選を行います。どのような方法で行いますか。

○北名委員 指名推選でお願いします。

○川中委員長 ただいま北名委員から副委員長互選については指名推選で行う旨の発言がありました。
 お諮りします。副委員長の互選の方法については、指名推選で行うことに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

 異議なしと認め、副委員長の互選の方法は指名推選で行うことに決定しました。
 ご指名願います。

○北名委員 田中裕章委員を指名します。

○川中委員長 ただいま北名委員から副委員長に田中裕章委員を指名したい旨の発言がありました。
 お諮りします。副委員長には、北名委員から指名のありました田中裕章委員を当選人と定めることに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

 異議なしと認め、副委員長には田中裕章委員が当選人とされました。
 田中裕章副委員長、自席でごあいさつ願います。

○田中裕章副委員長 一言ごあいさつを申し上げます。皆様からご推薦いただきまして、副委員長という大任を任されることとなりました。大変光栄でありますし、身の引き締まる思いであります。
 山下市長の方針であります自立、持続可能な健全財政の確立、これを掲げてございますが、それに沿った予算となっているのか、この特別委員会に課せられた責務は非常に重いものであり、活発な議論になりますことを願うものであります。
 委員会の進行につきましては、スムーズな進行を心がけまして、委員長の補佐に努めてまいりたいと考えておりますので、皆様の特段のご理解とご協力をお願い申し上げまして、簡単ではございますけれども副委員長就任のあいさつとさせていただきたいと思います。よろしくお願いします。

(拍手)

○川中委員長 次に、予算審査特別委員会理事会の設置についてを議題とします。
 お諮りします。予算審査の円滑な運営を図るため理事会を設置したいと思いますが、異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

 異議なしと認め、よって予算審査特別委員会理事会を設置することに決定しました。
 次に、予算審査特別委員会理事会理事の選任についてを議題とします。
 お諮りします。理事の選任につきましては、委員長が指名することにしたいと思いますが、異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

 異議なしと認め、よって委員長が指名することに決定しました。
 予算審査特別委員会理事会理事に議会運営委員の各位を指名します。また、議会運営委員である田中裕章委員が予算審査特別委員会の副委員長となりましたので、その後任として水上委員を指名します。
 ただいま指名しました委員5人を予算審査特別委員会理事会理事に選任することに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

 異議なしと認め、よってただいま指名しました委員5人が予算審査特別委員会理事会の理事に選任されました。
 暫時休憩します。

(午前11時50分 休憩)


(午後 1時14分 再開)

○川中委員長 休憩前に引き続き委員会を再開します。
 議案第3号平成22年度深川市一般会計予算ないし議案第15号平成22年度深川市病院事業会計予算の13件を一括議題とします。
 提出者の説明を求めます。
 初めに、議案第3号平成22年度深川市一般会計予算について、平山財政課長。

○平山財政課長 議案第3号平成22年度深川市一般会計予算について、ご説明を申し上げます。
 予算書の1ページをお開きください。第1条で歳入歳出予算の総額をそれぞれ152億8,200万円と定めるものであります。
 次に、第2条で債務を負担する行為をすることができる事項、期間及び限度額を定め、第3条で地方債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法を定め、第4条で一時借入金の借り入れの最高額を30億円と定めるものであります。
 次に、歳出予算についてご説明申し上げます。説明につきましては、新規の事業など主なものについての説明とさせていただきます。なお、あわせて説明の中で関連する予算参考資料のページ数を申し上げますので、ご確認願いたいと思います。
 1款議会費につきましては、省略をさせていただき、42ページをごらんください。2款総務費、1項6目市勢振興費、説明欄1、国際交流推進438万円は、カナダ・アボツフォード市公式訪問団受け入れ130万3,000円を含むものであります。説明欄8、深川市総合計画策定70万7,000円は、第四次総合計画が平成23年度で終了することから、新たなまちづくりの指針の策定に要する経費であります。
 次に、44ページをごらんください。13目植林費、説明欄3、市有林整備事業92万5,000円は、西共成地区1.07ヘクタールの下刈りを行うもので、予算参考資料14ページに資料を掲載しております。
 次に、46ページをお開きください。16目情報化推進費、説明欄6、ブロードバンド拡大整備事業555万1,000円は、拡大整備した光幹線網の維持保守に要する経費であります。
 同じく、17目協働推進費1億285万2,000円の減は、文西コミュニティセンター建設終了などに伴うものでございます。
 48ページをごらんください。19目地域振興費、説明欄4、移住・定住推進233万9,000円及び説明欄6、地域振興224万4,000円は、頑張る地方応援プログラムのプロジェクト期間が終了しましたが、事業の重要性にかんがみ移住・定住推進及び中心市街地活性化についてはこの科目で、また企業誘致については7款商工費において引き続き予算計上を図り、継続するものでございます。
 64ページをごらんください。3款民生費、1項1目社会福祉総務費、説明欄9の住宅手当緊急特別措置事業454万4,000円は、過去2年以内に離職した方で住宅を失った方、あるいはそのおそれのある方に一定の条件により住宅手当を支給し、住宅及び就労機会の確保に向けた支援を行う事業であります。
 2目障がい者福祉費、説明欄1、障がい者福祉事務511万8,000円は、北海道障害者スポーツ大会開催に伴う負担金など、463万1,000円を含むものであります。次の説明欄2番目、特別障がい者手当等支給1,037万1,000円は、延べ受給者数を540人と見込むものでありますが、制度の概要等につきましては、予算参考資料16ページに掲載しております。また、説明欄の6、自立支援介護給付費等3億7,567万2,000円は、昨年度から障がい福祉サービスの報酬が平均5.1%引き上げられるとともに、地域加算等が新設されたことにより予算の増額を図っているものでございます。
 66ページをお開きください。3目老人福祉費、説明欄5、老人福祉施設入所措置費等4,597万2,000円は、おおむね65歳以上の老人等で環境上の理由及び経済的な理由により、居宅での生活が困難な方を対象とするものであり、施設別措置人員等につきましては、予算参考資料15ページに掲載しておりますが、昨年度と比べ延べ人数に減少を生じたことから減額となっているところでございます。説明欄17番目、介護職員養成研修支援事業85万円は、商工会議所が実施するホームヘルパー養成研修への支援を行うものであります。
 次に、68ページをお開きください。2項1目児童福祉総務費、説明欄14、子ども手当支給2億5,705万6,000円は、次世代の社会を担う子供の育ちを社会全体で応援する観点から新年度新たに創設された子ども手当について、延べ支給児童生徒数1万9,900人の4月から10カ月分を計上するものであります。なお、平成22年2月分、3月分につきましては、説明欄1、児童手当として支給するもので、2,049万1,000円、延べ支給児童数3,098人、2カ月分を計上するものでございます。制度の概要等につきましては、予算参考資料18ページに掲載をしております。説明欄2、助産施設入所措置費及び説明欄3、災害遺児手当支給につきましては、予算参考資料19ページに制度の概要を掲載しております。説明欄15、少子化対策出会い創出支援事業は、未婚の男女の出会い創出のため支援を行うものであります。
 同じく68ページ、2目母子福祉費、説明欄2番目、児童扶養手当支給事業9,335万1,000円は、18歳未満の児童を養育する母子家庭等に手当を支給する事業でありますけれども、本年8月からさらに父子家庭に支給を拡大するものであり、予算参考資料18ページに掲載しております。説明欄5、母子家庭自立支援給付金支給事業667万7,000円は、母子家庭の就業を効果的に支援し、自立を支援する給付金を支給する事業であり、昨年度から支給対象範囲の拡大が図られたことにより増額を図っております。
 同じページの3目保育園費7,557万9,000円については、予算参考資料の20ページ及び21ページに市立保育園施設等の状況調べ及び保育料積算資料を説明資料として載せております。なお、予算の増につきましては、退職者に係る臨時及び代替職員の配置によるものであります。
 次に、72ページをお開きください。3項2目扶助費7億9,000万円は、被保護世帯340世帯、被保護人員445人、保護率18.6パーミルを見込むもので、予算参考資料の17ページに資料を掲載しております。
 次に、76ページをごらんください。5項1目総合福祉センター費、説明欄1、総合福祉センター運営事業1,121万6,000円は、老朽化などにより、老人福祉センター浴室の廃止を予定しておりますことから、その代替として実施する機能回復事業の経費や経過措置として、現在の浴室利用者が浴室を備える市内の他の施設利用に対し、期間を設け、その負担軽減を図るための助成を含むものであります。
 80ページをごらんください。4款衛生費、1項2目予防費、説明欄8番目、新型インフルエンザワクチン接種事業は、低所得者等に対する軽減措置を図るものであります。
 3目環境衛生費、説明欄5番目の北空知葬斎組合負担金につきましては、予算参考資料45ページに負担金の明細書を掲載しております。
 次に、82ページをごらんください。4目保健事業費、説明欄中の健康手帳作成、健康教育、さらに基本診査、がん検診などの健康増進法による保健事業につきましては、予算参考資料25ページに資料を掲載しております。また、説明欄13番目、女性特有のがん検診推進事業については、子宮頸がん、乳がんの受診促進を図る取り組みであります。説明欄14番、地域自殺対策緊急強化推進事業は、昨年から実施している相談支援及び普及啓発に取り組むものであります。
 84ページをお開きください。8目後期高齢者医療費は、北海道後期高齢者医療広域連合に対する負担金及び特別会計への繰出金であり、資料につきましては、予算参考資料22ページに掲載をしております。
 86ページをごらんください。2項2目塵芥処理費、説明欄2番目、塵芥収集7,260万6,000円は、収集運搬委託料を含むもので、平成22年度ごみ収集計画は、予算参考資料の27ページに、また説明欄5番目及び3目し尿処理費、説明欄2番目の北空知衛生センター組合負担金については、予算参考資料44ページに負担金明細書を載せております。説明欄6番目は、本年2月2日に設立されました中・北空知廃棄物処理広域連合に対する本市の負担金であります。
 次に、94ページをお開きください。5款労働費、1項1目労働諸費、説明欄4番目、雇用機会創出事業8,172万2,000円は、ふるさと雇用再生特別対策推進事業3事業及び緊急雇用創出推進事業8事業からなる雇用対策の取り組みであります。
 次に、96ページをごらんください。6款農林水産業費、1項1目農業委員会費、説明欄6番目、農業農村の活性化・農村環境保全650万円は、離農跡地の整形工事等への助成を行うものであり、事業の内容につきましては、予算参考資料の30ページに掲載をしております。
 4目農業振興費、説明欄5番目の中山間地域等直接支払事業については、前年度と同様の対象農用地面積及び活動内容としております。次のページの説明欄16番目、平成21年度冷湿害等農業経営維持資金利子助成は、平成21年の冷湿害被害に対しての支援措置でございます。
 次に、98ページをお開きください。5目畜産業費、説明欄2番目、家畜導入等事業2億7,000万円は、肥育牛出荷に重点化した家畜導入経費及び受精卵移植などに必要な経費について無利子資金の貸し付けを行うものであります。説明欄5番目の死亡獣畜処理支援事業434万7,000円は、死亡獣畜の処理経費に係る農家負担を緩和する措置として、本年度につきましては処理経費の40%を補助するものであります。
 8目農業農村整備費、説明欄9、農地・水・環境保全向上対策8,573万3,000円は、農業の持続的発展と多面的機能の健全な発揮を図るため、資源保全の共同活動を推進するとともに、減農薬、減化学肥料などの先進的営農活動を支援するため、平成19年度から5カ年で取り組むものであり、予算参考資料の29ページに資料を掲載しております。また、説明欄10番目、道営農道整備特別対策事業3,250万円は、石狩地区及び向東2地区において、道路改良舗装工事を行うものであり、予算参考資料28ページに資料を掲載しております。
 次に、102ページをお開きください。2項1目林業振興費、説明欄7、21世紀北の森づくり推進事業1,431万円は、公共造林事業の対象となった人工造林について公共補助の補助残のうち26%を補助するもので、90ヘクタールを予定しているものであります。説明欄8番、森林整備地域活動支援交付金事業2,300万円は、適切な森林整備の促進を図るため、森林所有者等による計画的かつ一体的な森林施業の実施に不可欠な活動を確保するもので、森林面積4,600ヘクタールを対象とするものであります。
 次に、104ページをお開きください。7款商工費、1項2目商工振興費、説明欄1番目、中小企業支援事業には、中小企業保証融資預託金6,400万円、中小企業振興資金預託金1億2,800万円などを含めてのものであり、同じく説明欄4番目、企業誘致等については、これまでの特産品開発に係る取り組みを継続するものを含んでいるものであります。
 3目観光振興費、説明欄5番目、道の駅維持管理3,396万5,000円については、太陽光発電パネル設置工事1,400万円を含むものであります。
 次に、106ページをお開きください。4目消費経済費、説明欄2、消費者行政活性化事業130万円は、消費者行政活性化基金を活用し、消費者センターの機能の充実と活性化に取り組むものであります。
 次に、110ページをお開きください。8款土木費、2項1目道路橋梁総務費、説明欄2、道路橋梁管理事務1,159万3,000円は、橋梁長寿命化修繕計画策定のための点検委託料880万円を含めてのものであります。
 3目道路新設改良費、説明欄1、国庫補助事業2,470万円は、音29号線道路改良舗装工事であります。説明欄2、地方道路等整備事業1億8,000万円は、市道13路線の改良舗装等を行うものであります。次のページの説明欄5番目、地域活力基盤創造交付金事業1億2,390万円は、一已小西通線170メートル、末広旭区線210メートル及び5号線390メートルの道路改良舗装を実施するものであります。なお、これらの道路整備事業の位置図等につきましては、予算参考資料の31ページから40ページにかけてそれぞれ掲載をしております。
 次に、114ページをごらんください。3項4目河川改良費800万円は、菊丘川護岸改良工事に取り組むものであります。
 116ページをお開きください。4項2目街路事業費、地域活力基盤創造交付金事業9,780万円は、山1線道路改良舗装290メートルを実施するもので、予算参考資料31ページ及び32ページに位置図等を掲載しております。
 次に、120ページをお開きください。5項3目住宅建設費1億6,383万8,000円は、西町団地1棟8戸の建設と旧建物2棟11戸の解体撤去を実施するものであり、予算参考資料42ページに位置図を掲載しております。
 124ページをお開きください。9款消防費、1項1目消防費は、深川地区消防組合負担金であり、予算参考資料46ページに負担金明細書を掲載しております。深川市関係では、特殊化学消防ポンプ自動車ほか1台の更新を図り、消防力を強化しようとするものであります。
 126ページをお開きください。10款教育費、1項4目教育調査振興費、説明欄7、小学校社会科副読本改訂96万6,000円は、社会科副読本の増刷を図るものであります。
 128ページをお開きください。6目私立学校振興費1,636万円は、私立幼稚園に就園する園児を持つ家庭の経済的負担を軽減するため、就園に係る経費の一部を助成するものであります。
 130ページをお開きください。2項小学校費1目学校管理費、説明欄10番、理科教育設備整備は、新学習指導要領への移行において、新たな理科、算数の教材を整備するものであります。
 同じく、134ページの3項中学校費、1目学校管理費、説明欄10番、理科教育設備整備についても小学校費と同様に新たな理科、数学の教材を整備するものであります。
 138ページをお開きください。5項3目給食センター費、説明欄3、給食容器等購入188万6,000円は、カレー皿の更新を図るもの、説明欄6、食育推進事業182万2,000円は、学校給食において地場産物を取り入れることで食育並びに地産地消の推進を図るものであります。
 142ページをお開きください。6項1目就学援助費、説明欄1番、要保護・準要保護児童生徒援助2,260万円は、児童生徒の保護者に対し就学に必要な助成を行うものであります。
 144ページをお開きください。7項3目文化奨励費、説明欄1、文化振興事業797万7,000円は、財団法人地域創造の助成を受けて指定管理者が行う芸術鑑賞事業への助成430万円及び文化総合芸術祭開催などを含めてのものであります。
 次に、148ページをお開きください。8目体育施設費、説明欄6、総合運動公園体育施設維持管理9,151万7,000円は、陸上競技場の公認申請に伴う機器点検及び必要な備品の購入を含むものであります。
 次に、156ページをお開きください。12款公債費、1項1目元金23億1,955万7,000円は、前年度より3億466万4,000円、率にして11.6%の減となっております。
 2目利子4億2,292万5,000円は、前年度より2,615万9,000円の減となっております。
 次に、160ページをごらんください。14款職員費、1項1目職員給与費20億9,543万円は、前年度より1億3,959万円の増となっておりますが、退職手当組合精算負担金1億4,561万1,000円を含むものであります。
 次に、戻りまして、6ページでございます。第2表、債務負担行為についてご説明申し上げます。1行目、イントラネット用備品購入及び2行目、金銭登録機リースは、新年度において導入し平成26年度までの支払いを予定しているため、債務負担行為を設定するものであります。3行目の粗大ごみ収集運搬業務委託は、平成23年度当初からの業務委託を円滑に進めるため、22年度中に契約を行う必要があることから設定をするものであります。4行目の農業経営基盤強化資金利子助成から6行目、中小企業者等資金融資特別利子補給までは、それぞれ利子あるいは事業費の助成等を記載されております期間において実施するために債務負担行為の設定を図るものであります。
 次に、8ページをお開きください。第3表、地方債についてご説明申し上げます。平成22年度の地方債借り入れの限度額につきましては、農業基盤整備事業債ほか7事業債により11億6,330万円と定めるものであります。このうち臨時財政対策債6億3,000万円につきましては、地方財政収支に係る地方財源の不足に対処するものであります。
 次に、12ページをお開きください。歳入予算についてご説明申し上げます。1款市税につきましては、22億2,073万1,000円と、前年度より5,010万1,000円の減を見込むものであります。なお、市税につきましては、現年度分徴収率98.1%として計上しており、滞納繰り越し分につきましては、それぞれの状況に応じて計上しているものであります。
 次に、16ページをお開きください。10款地方交付税、1項1目地方交付税71億9,600万円は、説明欄に記載のとおり、普通交付税で64億9,600万円、特別交付税で7億円を計上しているものであります。
 次に、30ページをお開きください。18款繰入金、1項1目基金繰入金1億4,854万7,000円は、前年度より3億2,796万1,000円の減となるもので、各基金の目的に沿った事業への充当及び財源対策として、各基金の繰り入れを計上するものであります。
 次に、34ページをお開きください。21款市債につきましては、第3表地方債によりご説明いたしましたように、前年度より1億5,240万円の増の11億6,330万円の計上としたところであります。
 以上、平成22年度深川市一般会計予算につきましてご説明を申し上げましたが、ご審議の上、原案にご賛同賜りますようよろしくお願いを申し上げます。

○川中委員長 次に、議案第4号平成22年度深川市介護保険特別会計予算について、川端介護福祉課長。

○川端介護福祉課長 議案第4号平成22年度深川市介護保険特別会計予算についてご説明申し上げます。
 予算書の301ページをお開き願います。第1条で歳入歳出予算の総額をそれぞれ21億8,697万円と定めるものであります。
 第2条で一時借入金の借り入れ最高額を1億5,000万円と定めるものであります。
 第3条の歳出予算の流用につきましては、保険給付費の各項に計上した予算額に過不足を生じた場合における、同一款内でのこれらの経費の各項の間の流用について定めるものであります。
 初めに、歳出予算から主なものについてご説明申し上げます。314ページをお開き願います。1款1項1目一般管理費は、3,693万円であり、前年度と比較して減額の主な理由は、配置職員の削減に伴う職員給与費の減によるものであります。職員給与等の詳細につきましては、340ページ以降に記載しております。
 次に、318ページをお開き願います。1款3項2目要介護認定事務費は、1,243万5,000円であり、増額の主な理由は、介護認定を行う臨時的調査員の賃金の増加によるものであります。
 次に、320ページをお開き願います。2款1項介護サービス等諸費は、要支援者や要介護者が居宅サービスもしくは施設サービスを利用したときの給付費用などであり、第四次介護保険事業計画におけるサービス量の見込みや平成21年度の給付実績に基づき積算しております。
 1目居宅介護等サービス給付費から8目審査支払手数料までの保険給付費は、20億1,539万3,000円であり、前年度と比較して4,797万円の増は、高齢化による利用対象者数の増加により対前年度比約2.4%の増を見込んでいるものであります。
 次に、324ページをお開き願います。2款2項1目高額介護等サービス費は、介護サービスを利用したときに支払う1割の利用者負担が一定額を超えた場合に利用者の負担軽減を図るために支給するもので、5,277万5,000円を見込んでいるものであります。
 次に、326ページをお開き願います。3款1項介護予防事業費1,339万5,000円は、特定高齢者や一般高齢者を対象とした介護予防事業に要する経費であります。
 次に、328ページをお開き願います。3款2項包括的支援事業・任意事業費1,245万1,000円は、地域包括支援センターが実施する支援事業や高齢者が安心して在宅生活を維持できるようにするために実施する任意事業に要する経費であります。
 次に、330ページをお開き願います。4款1項1目介護保険準備基金積立金は、第四次介護保険事業計画の2年目となる平成22年度において、保険料に3,001万6,000円の余剰などが見込まれますことから介護保険準備基金に積み立てるものであります。
 戻りまして、308ページをお開き願います。歳入予算の主なものについてご説明申し上げます。1款1項1目第1号被保険者保険料3億1,380万円は、現年度分予定保険料収納率を99.1%と設定して求めた保険料収納額であります。
 2款1項1目認定審査会負担金667万7,000円は、介護認定審査会の共同設置に伴う北空知5町からの負担金であります。
 3款1項1目介護給付費負担金3億4,921万5,000円は、保険給付費に係る国庫負担金であります。
 2項1目調整交付金1億5,514万9,000円は、本市が全国平均と比べ75歳以上の後期高齢者の加入割合が高いこと、また市民税非課税世帯の割合が高いことなどから、一定の方式に基づき国から交付されるもので、保険給付費の7.5%を見込んでおります。
 4款1項1目介護給付費交付金6億2,060万1,000円は、保険給付費の30%に当たる第2号被保険者の保険料負担分であり、社会保険診療報酬支払基金から交付されるものであります。
 5款1項1目介護給付費負担金3億2,310万2,000円は、保険給付費に係る道負担金であります。
 次に、310ページをお開き願います。7款1項1目一般会計繰入金3億1,614万9,000円は、説明欄1の保険給付費の12.5%に当たる市の負担金、説明欄2の総務費等に対する一般会計からの繰入金、説明欄3及び4の地域支援事業に対する一般会計からの繰入金であります。
 2項1目介護保険準備基金繰入金7,631万1,000円は、第1号被保険者の保険料の軽減を図るため、介護保険準備基金を取り崩し、繰り入れするものであります。
 2目介護従事者処遇改善臨時特例基金繰入金560万円は、平成21年度に実施された介護従事者の処遇改善のためのプラス3%の介護報酬改定に伴う第1号被保険者の保険料上昇を抑制するため、国から交付された介護従事者処遇改善臨時特例基金を取り崩し、繰り入れするものであります。
 以上で平成22年度深川市介護保険特別会計予算の説明を終わりますが、ご審議の上、原案にご賛同賜りますようよろしくお願い申し上げます。

○川中委員長 次に、議案第5号平成22年度深川市国民健康保険特別会計予算ないし議案第7号平成22年度深川市老人医療特別会計予算の3件について、瀬川市民課長。

○瀬川市民課長 議案第5号ないし議案第7号についてご説明申し上げます。
 予算書の346ページをお開き願います。議案第5号平成22年度深川市国民健康保険特別会計予算についてご説明申し上げます。
 第1条で歳入歳出予算の総額をそれぞれ34億5,800万円に定めようとするものであります。
 次に、第2条で一時借入金の借り入れの最高額を8億円に定めようとするものであります。
 第3条の歳出予算の流用につきましては、保険給付費の各項に計上した予算額に過不足が生じた場合における同一款内での流用について定めようとするものであります。
 それでは、歳出から増減がある科目のうち主なものにつきましてご説明を申し上げます。361ページをお開きください。3、歳出、1款1項1目一般管理費78万円の増は、平成23年度から実施されますレセプトオンライン化に伴う国保連合会の分担金の計上によるものであります。
 次に、369ページをお開きください。2款1項療養諸費716万円の増は、一般被保険者及び退職被保険者等にかかわる保険給付費の増減の差によるものであります。
 次に、371ページをお開きください。2款2項高額療養費584万7,000円の減は、退職被保険者等の高額療養費の減を見込んだものであります。
 次に、373ページをお開きください。2款3項出産育児諸費80万5,000円の増は、出産育児一時金の改正に伴う増であります。
 次に、377ページをお開きください。3款1項1目後期高齢者支援金1,316万7,000円の減は、後期高齢者医療制度への支援に係るものであり、平成20年度の精算調整額を踏まえ、減額を見込んだものであります。
 次に、381ページをお開きください。5款1項老人保健拠出金719万円は、老人保健制度の廃止に伴う経過措置により計上するものであります。
 次に、383ページをお開きください。6款1項介護納付金577万1,000円の増は、介護保険給付費の増によるものであります。
 次に、385ページをお開きください。7款1項共同事業拠出金379万4,000円の減は、一般被保険者にかかわる1件30万円を超える高額レセプト件数等の減を見込んだものでありまして、後ほど歳入において述べます共同事業交付金に対応するものであります。
 次に、387ページをお開きください。8款保健事業費85万8,000円の増は、特定健診等実施計画に基づく特定健診及び特定保健指導の着実な実施を図ることによる増であります。
 次に、歳入についてご説明申し上げます。戻りまして、353ページをお開き願いたいと思います。2、歳入、1款1項国民健康保険税7,477万4,000円の減は、平成20年の課税総所得金額をもとに、21年の所得動向などを推計し見込んだものであります。
 次に、2款国庫支出金559万6,000円の増は、療養給付費等負担金及び次の355ページに記載のあります財政調整交付金について、国の予算編成留意事項に基づき見込んだものであります。
 次に、2款2項2目介護従事者処遇改善臨時特例交付金107万4,000円は、介護従事者の報酬改善のため設けられた特例措置により交付されるものであります。
 次に、3款1項療養給付費交付金9,053万円の減は、退職者医療制度の廃止によるものであり、経過措置として64歳以下の退職被保険者等の保険給付費の減額を見込んだものであります。
 次に、4款1項前期高齢者交付金9,026万8,000円の増は、前期高齢者の財政調整制度に基づく交付金の増を見込んだものであります。
 次に、5款道支出金826万6,000円の減は、道財政調整交付金の減によるものであります。
 次に、6款1項共同事業交付金356万7,000円の減は、先ほど歳出の場面でご説明申し上げましたけれども、同拠出金に対応するものであり、国保連合会から通知に基づき計上したものであります。
 次に、357ページをお開きください。8款1項1目一般会計繰入金1,797万4,000円の増は、保険基盤安定制度による繰り入れの増などが主な要因となっているものであります。
 次に、8款2項1目基金繰入金5,478万9,000円の計上は、会計運営の必要性から基金より繰り入れを計上するものであります。
 以上で国民健康保険特別会計予算の説明を終わらせていただきます。
 引き続きまして、後期高齢者医療特別会計予算についてご説明申し上げます。
 予算書の408ページをお開き願います。議案第6号平成22年度深川市後期高齢者医療特別会計予算についてご説明申し上げます。
 第1条で歳入歳出予算の総額をそれぞれ3億3,870万円に定めようとするものであります。
 次に、第2条で一時借入金の借り入れの最高額を5,000万円に定めようとするものであります。
 歳出からご説明申し上げます。419ページをお開きください。3、歳出、1款総務費40万1,000円の増は、事業運営に当たり必要となる事務費などの増によるものであります。
 次に、423ページをお開きください。2款1項後期高齢者医療広域連合納付金3億1,632万1,000円は、保険料負担金2億2,698万8,000円、均等割軽減措置にかかわる保険基盤安定分の保険料負担分として8,077万円、後期高齢者医療広域連合の共通経費負担分856万3,000円からなるものであります。
 次に、歳入についてご説明申し上げます。戻りまして、415ページをお開き願います。2、歳入、1款1項後期高齢者医療保険料2億2,698万8,000円は、被保険者数を4,259人と見込みまして、特別徴収にかかわる保険料額1億1,452万2,000円、それから普通徴収にかかわる保険料額1億1,246万6,000円を計上したものであります。
 次に、3款1項広域連合交付金22万円は、被保険者に対する制度周知や広報及び保健事業等に要する経費として、広域連合からの補助金を見込んだものであります。
 次に、4款1項1目一般会計繰入金1億1,109万7,000円は、広域連合及び会計運営にかかわる事務費相当額3,032万7,000円、保険料均等割軽減措置にかかわる保険基盤安定繰入金8,077万円からなるものであります。
 以上で後期高齢者医療特別会計の説明を終わらせていただきます。
 引き続きまして、老人医療特別会計予算についてご説明申し上げます。
 予算書の439ページをお開き願います。議案第7号平成22年度深川市老人医療特別会計予算についてご説明申し上げます。
 平成19年度に老人保健制度が廃止となりまして、20年度からは、後期高齢者医療制度に移行したわけでありますけれども、経過措置がありますことから、22年度におきましても同会計予算を設けるものであります。
 それでは、予算についてご説明申し上げます。第1条で歳入歳出予算の総額をそれぞれ430万円に定めようとするものであります。
 次に、第2条で一時借入金の借り入れの最高額を100万円に定めようとするものであります。
 歳出から増減がある科目のうち主なものにつきましてご説明申し上げます。448ページをお開きください。3、歳出、1款総務費18万8,000円の減は、制度移行に伴う医療費適正化事業費等の減によるものであります。
 次に、450ページをお開きください。2款1項医療諸費551万円の減は、老人保健制度廃止により新たな医療給付費が発生せず、過誤調整分のみであることから、医療給付費等の減を見込んだものであります。
 次に、歳入についてご説明申し上げます。戻りまして、446ページをお開きください。2、歳入、1款支払基金交付金284万7,000円の減、2款国庫支出金177万4,000円の減、3款道支出金44万4,000円の減、4款繰入金63万円の減は、いずれも老人保健制度廃止に伴う経過措置といたしまして、過誤調整分のみとなりますことから減となるものであります。
 以上、平成22年度におけます国民健康保険特別会計予算、後期高齢者医療特別会計予算並びに老人医療特別会計予算の三つの特別会計予算についての説明を終わらせていただきますが、よろしくご審議の上、原案に賛同賜りますようよろしくお願い申し上げます。
 暫時休憩します。

(午後 2時06分 休憩)


(午後 2時19分 再開)

○川中委員長 休憩前に引き続き委員会を再開します。
 次に、議案第8号平成22年度深川市簡易水道事業特別会計予算、議案第9号平成22年度深川市農業集落排水事業特別会計予算、議案第11号平成22年度深川市下水道事業特別会計予算及び議案第14号平成22年度深川市水道事業会計予算の4件について、松浦上下水道課長。

○松浦上下水道課長 議案第8号、議案第9号、議案第11号及び議案第14号の合わせて4議案につきましてご説明を申し上げます。
 初めに、議案第8号をご説明申し上げますので、458ページをお開き願います。議案第8号平成22年度深川市簡易水道事業特別会計予算につきましてご説明を申し上げます。
 第1条で歳入歳出予算の総額をそれぞれ590万円と定めるものでございます。
 第2条、一時借入金につきましては、借り入れの最高額を100万円と定めるものでございます。
 歳出からご説明申し上げますので、467ページをお開き願います。3、歳出、1款1項1目一般管理費、前年比6万7,000円の減は、水質検査などの委託料の減によるものでございます。
 戻りまして、465ページをお開き願います。2、歳入、3款1項1目一般会計繰入金、前年比2万1,000円の増は、繰り出し基準に基づき、高料金対策としての繰入金が増となるものでございます。
 以上で簡易水道事業特別会計予算の説明を終わります。
 次に、478ページをお開き願います。議案第9号平成22年度深川市農業集落排水事業特別会計予算につきましてご説明を申し上げます。
 第1条で歳入歳出予算の総額をそれぞれ1億5,300万円と定めるものでございます。
 第2条の債務負担行為及び第3条の地方債につきましては、後ほどご説明を申し上げます。
 第4条、一時借入金につきましては、借り入れの最高額を5,000万円と定めるものでございます。
 歳出からご説明申し上げますので、491ページをお開き願います。3、歳出、2款1項1目農業集落排水施設維持管理費、前年比220万2,000円の減は、修繕料など維持管理経費の節減によるものでございます。
 493ページをお開き願います。3款1項3目個別排水処理施設整備費につきましては、前年度と同じでございますが、合併処理浄化槽の設置基数につきましては、前年度実績を勘案しまして前年度と同じ15基としたことによるものでございます。
 戻りまして、481ページをお開き願います。第2表、債務負担行為につきましては、水洗便所改造等資金融資によります金融機関に対する損失補償として、農業集落排水施設は150万円を、個別排水処理施設は300万円を限度として補償するものでございます。
 第3表、地方債につきましては、個別排水処理施設整備事業債を1,610万円に、資本費平準化債の農業集落排水施設では1,370万円、個別排水処理施設では1,180万円をそれぞれ限度額とするものでございます。
 485ページをお開き願います。2、歳入、2款1項使用料、前年比110万円の減は、使用世帯数の減少や節水等による使用水量の減少によるものでございます。
 3款1項1目一般会計繰入金は、前年比90万円減の5,750万円を計上しております。
 以上で農業集落排水事業特別会計予算の説明を終わります。
 次に、521ページをお開き願います。議案第11号平成22年度深川市下水道事業特別会計予算につきましてご説明を申し上げます。
 第1条で歳入歳出予算の総額をそれぞれ8億1,800万円と定めるものでございます。
 第2条、債務負担行為及び第3条の地方債につきましては、後ほどご説明を申し上げます。
 第4条、一時借入金につきましては、借り入れの最高額を2億円と定めるものでございます。
 歳出からご説明申し上げますので、532ページをお開き願います。3、歳出、1款1項2目施設維持管理費、前年比399万円の減は、維持管理経費の節減によるものでございます。
 同じく、4目下水道建設費は、前年比2,024万6,000円の減でありますが、事業費の内訳としましては、補助事業が社会資本整備総合交付金事業に名称変更となりますが、その事業費は9,766万4,000円、起債単独事業が640万円、純単独事業が449万円、総額1億855万4,000円により、下水道整備をしようとするものでございます。また、下水道事業の施工箇所等につきましては、予算参考資料の一番最後、47ページをご参照願います。なお、事業の内訳としまして、工事請負費は、すべて雨水と汚水の管渠布設工事でございます。また、委託料の内訳としましては、処理場の機器更新の計画策定であります長寿命化計画の策定業務及び下水道事業認可が平成22年度末までとなっていますことから、認可期間の延長と汚泥処理の方法を埋め立て処分から、緑農地還元への変更申請などの業務委託を予定しております。
 戻りまして、524ページをお開き願います。第2表、債務負担行為につきましては、水洗便所改造等資金融資によります金融機関に対する損失補償として600万円を限度として補償するものでございます。
 第3表、地方債につきましては、下水道事業債の一般分は5,100万円を、特別措置分は3,910万円を、下水道事業資本費平準化債は1億4,190万円をそれぞれ限度額とするものであります。
 528ページをお開き願います。2、歳入、1款1項1目下水道事業費分担金、前年比493万2,000円の減及び2項1目下水道事業費負担金、前年比151万9,000円の減は、新規に賦課となります汚水管渠整備の減少と分担金及び負担金は5年間の分割納付でありますが、5年が経過し賦課が終了してきているためでございます。
 2款1項1目下水道使用料、前年比998万3,000円の減は、下水道使用世帯数の減少や世帯構成の変化及び節水など処理水量の減少見込みによるものでございます。
 4款1項1目一般会計繰入金は、前年比250万円増の2億2,000万円を計上しております。
 以上で下水道事業特別会計予算の説明を終わります。
 次に、別冊の水道事業会計予算につきましてご説明を申し上げます。
 別冊の1ページをお開き願います。議案第14号平成22年度深川市水道事業会計予算につきましてご説明を申し上げます。
 第2条、業務の予定量は、給水戸数9,872戸、年間総給水量260万立方メートルを予定しております。主要な建設改良事業としましては、配水管布設工事に1,265万円を予定しております。
 第3条、収益的収入及び支出の予定額につきましては、収入は6億1,300万円、支出は6億6,100万円と定めるものでございます。
 2ページをお開き願います。第4条、資本的収入及び支出の予定額につきましては、収入4,150万円、支出1億6,130万円とし、不足する額1億1,980万円は当年度消費税など資本的収支調整額と過年度分損益勘定留保資金で補てんするものでございます。
 第5条、一時借入金は、限度額を5,000万円と定めるものでございます。
 第6条、議会の議決を経なければ流用することのできない経費は、職員給与費7,385万1,000円でございます。
 第7条、他会計からの補助金は、一般会計から1,079万1,000円の補助を受けようとするものでございます。
 3ページをごらん願います。第8条、たな卸資産の購入限度額は、187万2,000円と定めるものでございます。
 次に、15ページをお開き願います。予算説明書の収益的収入及び支出につきまして、初めに収入の主なものを申し上げます。1款1項1目給水収益は、5億4,565万5,000円で、内訳は備考欄に記載のとおりでございます。
 同じく、2目受託工事収益の給水工事収益1,042万円は、新規給水工事の公道部分に要します負担金収入でございます。
 同じく、2目その他受託工事収益1,950万円は、道路改良工事などに関連します配水管の移設工事に伴う補償費でございます。
 同じく、3目その他の営業収益2,414万9,000円は、他会計が負担をします職員給与費が主なものでございます。
 2項2目他会計補助金のうち一般会計補助金1,079万1,000円は、予算第7条で申し上げました一般会計からの補助金でございます。
 16ページをお開き願います。支出について主なものを申し上げます。1款1項1目原水及び浄水費の受水費2億8,569万1,000円は、北空知広域水道企業団から受水量260万立方メートルを予定し計上しております。
 同じく、1項2目配水及び給水費の下から4行目、修繕費4,633万5,000円は、メーター器の定期取りかえ及び配水管の修繕などに要する経費でございます。
 次に、17ページをごらん願います。3目受託工事費のうちその他受託工事費2,950万円は、道路改良工事などに関連して配水管の移設工事に要する経費でございます。
 4目総係費の委託料1,300万6,000円は、検針業務などのほか、簡易水道の統合に伴う事業認可変更の業務委託を計上しております。
 5目職員費につきましては、水道事業にかかわる9人の職員給与費を計上しております。
 次に、19ページをお開き願います。資本的収入及び支出につきましてご説明を申し上げます。
 初めに、収入について申し上げます。1款1項1目出資金4,055万円は、繰り出し基準に基づき一般会計から水道施設に係る元金償還に対する出資金でございます。
 20ページをお開き願います。支出について申し上げます。1款1項1目配水管布設費1,265万円は、予算第2条で申し上げました配水管布設の工事請負費を計上しております。
 2項1目企業債償還金は、元金償還として1億4,617万9,000円を計上しております。
 以上で4件の事業会計予算の説明を終わりますが、ご審議の上、原案にご賛同賜りますようよろしくお願い申し上げます。

○川中委員長 次に、議案第10号平成22年度深川市地方卸売市場特別会計予算について、伊藤商工労働観光課長。

○伊藤商工労働観光課長 議案第10号平成22年度深川市地方卸売市場特別会計予算についてご説明を申し上げます。
 504ページをお開き願います。第1条で歳入歳出予算の総額をそれぞれ850万円と定めるものでございます。
 第2条で一時借入金の借り入れ最高額を500万円と定めるものでございます。
 歳出から説明をいたします。513ページをお開き願います。3、歳出、1款1項1目市場管理費は、前年度より52万1,000円減の666万3,000円であります。主な内容を申し上げますと、11節需用費のうち20万円は、施設維持にかかわる費用であります。
 13節委託料81万5,000円は、施設保守点検などの設備点検費用であります。
 14節使用料及び賃借料539万8,000円は、土地、建物や市場施設などの借上料であります。
 515ページをお開き願います。2款1項1目元金138万9,000円は、平成17年度に借り入れをいたしました市債の元金償還であります。
 2款1項2目利子32万7,000円は、同じく平成17年度に借り入れをいたしました市債の利子償還29万5,000円と一時借入金の利子3万2,000円の合計であります。
 次に、歳入を説明いたします。戻りまして、511ページをお開き願います。2、歳入、1款1項1目市場使用料501万8,000円は、売り上げ額を8億3,635万2,000円と見込み、使用料率1000分の6を乗じたものであります。
 2款1項1目一般会計繰入金348万1,000円は、市場会計の経営健全化を図るため国が定める繰り入れ基準に基づき、市債元利償還額である168万4,000円の50%、84万2,000円と市場管理費666万3,000円の30%、199万8,000円及び収支不足分64万1,000円を合計したものであります。
 以上で説明を終わりますが、ご審議の上、原案にご賛同賜りますようよろしくお願いを申し上げます。

○川中委員長 次に、議案第12号平成22年度深川市土地区画整理事業特別会計予算及び議案第13号平成22年度深川市駐車場事業特別会計予算について、堀川都市建設課長。

○堀川都市建設課長 議案第12号、第13号の二つの特別会計予算についてご説明申し上げます。
 最初に、議案第12号平成22年度深川市土地区画整理事業特別会計予算についてご説明申し上げます。
 553ページをお開き願います。第1条、歳入歳出予算の総額をそれぞれ1億3,520万円に定めるものであります。
 第2条、地方債につきましては、後ほどご説明申し上げます。
 第3条、一時借入金の借り入れの最高額を7,900万円と定めるものであります。
 歳出からご説明申し上げます。562ページをお開き願います。1款1項1目土地区画整理事業費は、前年度より2,767万9,000円減の1億1,125万4,000円であります。
 主な内容を申し上げますと、13節委託料2,017万4,000円は、境界杭設置測量及び換地設計委託業務などであります。
 15節工事請負費7,200万円は、駅北1条線ほか4路線の道路改良舗装工事及び宅地造成工事などであります。なお、計画位置図につきましては、予算参考資料41ページに掲載しております。
 戻りまして、556ページをお開き願います。第2表、地方債につきましては、土地区画整理事業債の限度額を5,700万円とするものであります。
 次に、歳入についてご説明申し上げます。560ページをお開き願います。1款1項1目土地区画整理事業費補助金2,200万円は、国からの補助金であります。
 3款1項1目一般会計繰入金5,619万7,000円は、事業費と職員給与費及び公債費などについての繰入金であります。
 5款1項1目土地区画整理事業債は、5,700万円の計上であります。
 以上、深川土地区画整理事業特別会計予算の説明を終わります。
 続きまして、議案第13号平成22年度深川市駐車場事業特別会計予算についてご説明申し上げます。
 577ページをお開き願います。第1条、歳入歳出予算の総額をそれぞれ270万円と定めるものであります。
 第2条、一時借入金の借り入れの最高額を200万円と定めるものであります。
 歳出からご説明申し上げます。586ページをお開き願います。1款1項1目駐車場管理費は、前年度より1万4,000円増の267万6,000円であります。歳出の主な内容は、発券機の消耗品費及び管理委託費となっております。
 次に、歳入についてご説明申し上げます。戻りまして、584ページをお開き願います。1款1項1目駐車場使用料は、前年度と同額の174万円を見込むものであります。
 3款1項1目一般会計繰入金95万6,000円は、最初の30分間が無料利用となる駐車料金相当額について一般会計から繰り入れ計上するものであります。
 以上、二つの特別会計の説明を終わりますが、ご審議の上、原案にご賛同賜りますようよろしくお願いいたします。

○川中委員長 次に、議案第15号平成22年度深川市病院事業会計予算について、籔市立病院管理課長。

○籔市立病院管理課長 議案第15号平成22年度深川市病院事業会計予算についてご説明申し上げます。
 別冊予算書の1ページをお開き願います。初めに、予算本文について申し上げます。第2条、業務の予定量は、病床数270床、年間患者数は入院が6万8,620人、外来は15万660人、1日平均患者数は入院が188人、外来は620人を予定しております。主要な建設改良事業は、超音波白内障装置ほか医療機器整備に2,500万1,000円を予定するものであります。
 第3条、収益的収入及び支出の予定額は、事業収益を44億3,570万円、事業費用を49億9,070万円と定めるものであります。
 2ページをお開き願います。第4条、資本的収入及び支出の予定額は、収入を3億750万円、支出を5億1,260万円と定め、収支不足額2億510万円は、当年度消費税及び地方消費税資本的収支調整額並びに損益勘定留保資金で補てんしようとするものであります。
 第5条は、一時借入金の限度額を30億円と定めるものであります。
 第6条、議会の議決を経なければ流用することができない経費は、病院及び看護学院の職員給与費25億2,557万1,000円並びに病院長及び看護学院長交際費111万5,000円であります。
 第7条、他会計からの補助金は、共済組合追加費用などの経費に対し、一般会計から1億4,822万9,000円の補助を受けようとするものであります。
 次に、18ページをお開き願います。予算説明書の収益的収入及び支出につきまして、初めに収入の主なものについてご説明申し上げます。1款1項1目入院収益は、収入単価を前年度より2,914円増の3万3,914円を予定し、23億2,717万8,000円を見込んでおります。
 2目外来収益は、収入単価を前年度より50円減の7,550円を予定し、11億3,748万3,000円を見込んでおります。
 3目その他医業収益は、1億8,278万6,000円を計上しております。
 1款2項医業外収益は、一般会計からの補助金及び負担金の増により4億172万8,000円を予定しております。
 19ページをお開き願います。1款3項看護学院収益は、前年度より616万円増の8,617万1,000円を見込んでおります。
 1款4項3目その他特別利益は、経営改善に係る支援として2億6,035万2,000円及び累積不良債務解消に係る支援として4,000万円の合計3億35万2,000円を一般会計から受けるものであります。
 次に、支出について申し上げます。1款1項1目給与費は、退職手当組合の負担率の増、職員数の減などにより、前年度より3,300万円減の24億5,312万7,000円を計上しております。
 20ページをごらん願います。1款1項2目材料費は、診療報酬改定などにより、前年度より9,651万8,000円減の7億1,000万円であります。
 3目経費は、委託業務の見直しなどにより、前年度より7,554万2,000円減の7億4,156万1,000円を計上しております。なお、医師確保対策として、650万円を計上しております。
 21ページをお開き願います。下段のほうになりますが、1款1項4目減価償却費は、前年度より4,049万2,000円減の7億5,136万8,000円であります。
 22ページをごらん願います。1款3項看護学院費用は、職員8人分の給与費及び看護学院運営経費として収入と同額の8,617万1,000円を計上しております。
 次に、24ページをお開き願います。資本的収入及び支出ですが、初めに収入からご説明申し上げます。1款1項出資金2億9,740万1,000円は、備考欄記載のとおり一般会計からの出資金であります。
 25ページをお開き願います。支出について申し上げます。1款1項建設改良費2,500万1,000円は、予算書本文第2条の主要な建設改良事業でご説明申し上げました、医療機器などの購入費用であります。
 2項企業債償還金4億6,395万9,000円は、病院施設整備、医療機器整備に係る企業債元金償還金であります。
 3項1目修学資金貸付金は、看護学院の学生50人の利用を見込み、2,364万円を計上するものであります。
 以上で平成22年度深川市病院事業会計予算の説明を終わらせていただきますが、ご審議の上、原案にご賛同賜りますようよろしくお願い申し上げます。

○川中委員長 これで平成22年度深川市各会計予算13件の説明を終わります。
 お諮りします。本日の委員会はこれで散会したいと思いますが、異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

 異議なしと認め、よって本日の委員会はこれで散会することに決定しました。
 なお、次の委員会は、3月17日午前10時より開きます。

(午後 2時55分 散会)




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