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平成23年 第6回

深川市議会臨時会会議録(第1号)

午前10時00分 開会

平成23年11月24日(木曜日)

午前10時19分 閉会


〇議事日程(第1号)

日程第 1 会議録署名議員の指名
日程第 2 会期の決定について
日程第 3 議案第64号 損害賠償の額を定めることの専決処分の承認について
日程第 4 議案第65号 損害賠償の額を定めることの専決処分の承認について
日程第 5 議案第66号 平成23年度深川市一般会計補正予算(第5号)

(午前10時00分 開会)

〇議長(長野勉君) だだいまから平成23年第6回深川市議会臨時会を開会します。

〇議長(長野勉君) これより本日の会議を開きます。

〇議長(長野勉君) 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員には、会議規則第78条の規定によって、小田議員、東出議員を指名します。

〇議長(長野勉君) 事務局長から諸般の報告を申し上げます。

〇議会事務局長(山岸弘明君) 初めに、本臨時会に付議されます事件は、市長から提出のありました議案3件であります。

 次に、本臨時会に説明員として出席通知のありました者の職・氏名を一覧表としてお手元に配付しております。

 次に、本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。

 以上で報告を終わります。

〇議長(長野勉君) 日程第2 会期の決定についてを議題とします。

 お諮りします。本臨時会の会期は、本日1日間にしたいと思いますが、異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(長野勉君) 異議なしと認め、よって会期は本日1日間に決定しました。

〇議長(長野勉君) 日程第3 議案第64号損害賠償の額を定めることの専決処分の承認についてを議題とします。

 提出者の説明を求めます。

 山下市長。

〇市長(山下貴史君)〔登壇〕 議案第64号損害賠償の額を定めることの専決処分の承認について提案理由を申し上げます。

 平成23年7月12日午後8時ごろ、車両がリフレッシュプラザ鷹泊駐車場を走行中、グレーチングがはね上がり、同車両の車体底部を破損させる事故が発生いたしました。

 詳細につきましては、別紙専決処分書のとおりでありますが、国家賠償法第2条第1項の規定に基づき、駐車場の管理に瑕疵があったものと判断し、46万5,347円を市が賠償することで相手方と協議が調いましたことから、地方自治法第179条第1項の規定に基づき、平成23年9月20日をもって専決処分したものであります。

 なお、賠償金につきましては、全国市長会の市民総合賠償補償保険から全額補てんされるものであります。

 以上、よろしくご審議の上、承認くださいますようお願い申し上げます。

〇議長(長野勉君) これより質疑に入ります。

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(長野勉君) 質疑を終わります。

 お諮りします。本件は、会議規則第36条第3項の規定によって委員会付託を省略したいと思いますが、異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(長野勉君) 異議なしと認め、よって本件は委員会付託を省略することに決定しました。

 本件は討論の通告がありませんので、これより議案第64号を採決します。

 本件は承認することに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(長野勉君) 異議なしと認め、よって議案第64号は承認することに決定しました。

〇議長(長野勉君) 日程第4 議案第65号損害賠償の額を定めることの専決処分の承認についてを議題とします。

 提出者の説明を求めます。

 山下市長。

〇市長(山下貴史君)〔登壇〕 議案第65号損害賠償の額を定めることの専決処分の承認について提案理由を申し上げます。

 平成23年9月12日午後11時ごろ、車両が市道新光町東3号線を走行中、グレーチングが枠ごとはね上がり、同車両の車体底部を損傷させ、運転手及び同乗者2人を負傷させる事故が発生いたしました。

 詳細につきましては、別紙専決処分書のとおりでありますが、国家賠償法第2条第1項の規定に基づき、道路の管理に瑕疵があったものと判断し、今回、財物損壊につきまして、49万2,000円を市が賠償することで相手方と協議が調いましたことから、地方自治法第179条第1項の規定に基づき、平成23年10月17日をもって専決処分したものであります。

 なお、人身傷害賠償につきましては、相手方が現在治療中でありますことから、今後、協議していくことになりますので、よろしくご理解いただきたいと存じます。

 また、賠償金につきましては、全国市有物件災害共済会の道路賠償責任保険から全額補てんされるものであります。

 以上、よろしくご審議の上、承認くださいますようお願い申し上げます。

〇議長(長野勉君) これより質疑に入ります。

(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(長野勉君) 質疑を終わります。

 お諮りします。本件は、会議規則第36条第3項の規定によって委員会付託を省略したいと思いますが、異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(長野勉君) 異議なしと認め、よって本件は委員会付託を省略することに決定しました。

 本件は討論の通告がありませんので、これより議案第65号を採決します。

 本件は承認することに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(長野勉君) 異議なしと認め、よって議案第65号は承認することに決定しました。

〇議長(長野勉君) 日程第5 議案第66号平成23年度深川市一般会計補正予算を議題とします。

 提出者の説明を求めます。

 平山財政課長。

〇財政課長(平山泰樹君)〔登壇〕 議案第66号平成23年度深川市一般会計補正予算(第5号)についてご説明申し上げます。

 第1条で歳入歳出にそれぞれ1億2,000万円を追加し、予算の総額を165億921万3,000円とするものであります。

 第2条で地方債の追加を行うものであります。

 このたびの補正予算は、9月の台風12号及び豪雨がもたらした被害に対して、災害査定が終了したこと、さらに補正予算(第4号)により対応した被災箇所以外において必要な災害復旧を行うものであります。

 初めに、歳出予算についてご説明申し上げます。

 10ページをお開きください。8款土木費、2項2目道路維持費920万円の増額は、降雨による道路の砂利流出、側溝閉塞などが生じた20カ所の復旧に係る経費であります。

 次の12ページをお開きください。3項2目河川維持費1,280万円の増額補正は、土砂が河川に流入したことなどにより、20カ所において土砂の除去、のり面復旧などを行う費用であります。

 次に、14ページをお開きください。11款災害復旧費、2項1目土木施設災害復旧費9,800万円の増額補正のうち、説明欄1単独事業は、中の沢川ほか河川2カ所の復旧工事に係る経費及び説明欄2の現年補助事業として、吉住川ほか河川13カ所、音18号線ほか道路3路線について、公共土木施設の復旧に要する経費を計上するものであります。

 戻りまして、4ページをお開きください。第2表、地方債補正についてご説明申し上げます。地方債に公共土木施設災害復旧事業債1,800万円を追加し、その結果、地方債の限度額の合計を13億5,350万円とするものであります。

 次に、8ページをお開きください。歳入予算につきましては、国庫補助金及び市債を充当するとともに、19款繰越金3,000万円により対応するものであります。

 以上、一般会計補正予算についてご説明申し上げましたが、原案に賛同賜りますようよろしくお願い申し上げます。

〇議長(長野勉君) これより質疑に入ります。

 松沢議員。

〇16番(松沢一昭君) ただいま説明いただきましたが、こうした災害のときには、災害復旧費によって対応することが市単独の支出を少しでも減らしていくという考え方の上で、財政運営上非常に重要なことだと思うわけですけれども、今回の災害に関しては、決して少なくない額が単独事業で対応しなければいけないような状況になっております。

 こういうことになった主な原因というのはどこら辺にあるのか、今後の対応についてもお聞かせ願いたいと思います。

〇議長(長野勉君) 答弁願います。

 松浦建設水道部長。

〇建設水道部長(松浦龍行君) 質疑にお答えいたします。

 今回の補正予算におきまして、8款土木費の道路橋梁費では、市道20路線における道路補修といたしまして、道路側溝の土砂撤去、横断管の閉塞土砂の撤去、のり面の補修などで920万円を、また河川では市が管理する河川20カ所におきまして、流入土砂の撤去、河岸の補修などで1,280万円を予算計上させていただいたものでございます。これらの補修、修繕は箇所ごとには小規模で、単純な維持的な工事でありますが、被害が市内全域で箇所数が多いため、総額といたしましては、河川、道路を合わせて2,200万円と大きな額となっております。また、国庫補助の対象となる災害復旧については、公共土木施設災害復旧事業費、国庫負担法に基づいた採択基準がありまして、その採択基準では、通常の1工事の範囲と認められる小規模なものは適用外とされていることから、計上している修繕費などについては、市単独事業として実施しようとするものでございます。

 それから、単独事業800万円についてでございますが、国庫補助の対象となる災害復旧につきましては、一定規模以上の災害に対しまして、調査測量設計を行って国に申請を行う必要があります。概略の流れを申しあげますと、まず被災日より1週間以内に被災箇所、復旧方法、概算費用を第1報として報告いたします。その後、被災箇所がふえるたびに第2報、第3報と報告し、被災日より1カ月後までに最終報告をする必要があります。また、最終報告より2週間後には、詳細な図面を作成し、申請額を報告し、補助申請の締め切りとなり、その2週間後には、現地において災害査定を受けて、国庫補助の対象となるかが決定されます。単独事業の中の沢川、吉住川につきましては、最終締め切りが相当過ぎた時期に発見された箇所でございまして、発見後、北海道の災害担当課に報告し、申請を試みましたが、締め切りが過ぎているため申請は不可能との回答を受けたところでございます。しかし、当該被災箇所につきましては、早期に復旧しなければ営農などに支障を来すことから、今回、単独事業として予算計上させていただいたものでございます。

 それから、今後の対応といたしましては、所管といたしましても、市内の道路、河川の状況などを確認しながらやっているところでございます。しかし、市内の道路では総延長が691キロメートル、河川では490キロメートルという延長を抱えておりますことから、すべての点検は困難でございますが、今後も市関係課や、地域町内会などの情報を得ながら確認して、できるだけ努めていきたいと考えております。

〇議長(長野勉君) 松沢議員。

〇16番(松沢一昭君) 今の部長答弁でほぼ出尽くされたものと思って聞いておりました。私たち市議会議員も、住民の皆さん方からのいろいろな報告といいますか、うちのこんなところが被災しているなどという、その辺のアンテナも当然立てていかなければいけないことですが、極力こうした地震あるいは雨などによる災害の復旧は、国の災害復旧事業にのせることによって、完璧に単独のお金を出さなくても修理されていくような仕組みになっているわけですから、この点での緊張感も含めて、所管の皆さん方の一層の精進、情報収集をしていただきたいと思いますし、JAなどそういうところとファクスを通じてでも地先の人からの情報収集に努めていただきたいと思うわけです。もう一度、確認の意味も含めてお答えいただきたいと思います。

〇議長(長野勉君) 答弁願います。

 松浦建設水道部長。

〇建設水道部長(松浦龍行君) ただいま松沢議員が言われましたように、今後におきましても、しっかりとできるだけのことを努めていきたいと考えております。

〇議長(長野勉君) 質疑を終わります。

 お諮りします。本件は、会議規則第36条第3項の規定によって委員会付託を省略したいと思いますが、異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(長野勉君) 異議なしと認め、よって本件は委員会付託を省略することに決定しました。

 本件は討論の通告がありませんので、これより議案第66号を採決します。

 本件は原案のとおり決定することに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(長野勉君) 異議なしと認め、よって議案第66号は原案のとおり可決されました。

〇議長(長野勉君) これで本臨時会に付議されました事件の審議はすべて終了しましたので、平成23年第6回深川市議会臨時会を閉会します。

(午前10時19分 閉会)


[議事日程][目次]