午前11時49分 開議
平成23年3月4日（金曜日）
午後2時53分 散会
| 委員長互選 | |
| 副委員長互選 | |
| 理事会設置 | |
| 〔各会計予算の説明〕 |
〇渡辺議会事務局次長 本日の日程等について事務局からご説明申し上げます。
この後、臨時委員長のもと、委員会を開会していただきまして、正副委員長の互選、理事会の設置、さらに理事会理事の選任となります。その後、一たん委員会は休憩していただきます。その間に第1委員会室で理事会を開催し、正副理事長の互選等を行っていただきます。理事会終了後になりますが、委員会を再開いたしまして、平成23年度深川市各会計予算の説明となります。なお、本日はこの予算説明までということですので、よろしくお願いいたします。
それでは、予算審査特別委員長が互選されるまでの間、委員会条例第10条第2項の規定に基づき、年長の委員であります山田委員に臨時の委員長をお願いいたします。
山田委員よろしくお願いいたします。
（午前11時49分 開議）
〇山田臨時委員長 ただいまから予算審査特別委員会を開きます。
年長の故をもって、臨時に委員長を務めます。よろしくお願いいたします。
初めに、委員長の互選を行います。どのような方法により行いますか。
〇楠委員 指名推選でお願いいたします。
〇山田臨時委員長 ただいま楠委員から委員長互選については指名推選で行う旨の発言がありました。
お諮りします。委員長の互選の方法については、指名推選で行うことに異議ありませんか。
（「異議なし」と呼ぶ者あり）
異議なしと認め、委員長の互選の方法は指名推選で行うことに決定しました。
ご指名願います。
〇楠委員 委員長に渡辺委員を指名いたします。
〇山田臨時委員長 ただいま楠委員から委員長に渡辺委員を指名したい旨の発言がありました。
お諮りします。委員長には、楠委員から指名のありました渡辺委員を当選人と定めることに異議ありませんか。
（「異議なし」と呼ぶ者あり）
異議なしと認め、委員長には渡辺委員が当選されました。委員長の決定により臨時委員長の職務を終わらせていただきます。
（拍手）
〇渡辺委員長 一言ごあいさつを申し上げます。ただいまご推挙を賜り、心から厚くお礼と感謝を申し上げる次第であります。
予算審査特別委員会は限られた日程でございますが、議事の運営がスムーズにいきますように、委員各位のご指導、ご鞭撻を心からお願いを申し上げて、就任に当たってのごあいさつとお願いとお礼に代えさせていただきます。ありがとうございます。
（拍手）
議事に入ります。副委員長の互選を行います。どのような方法により行いますか。
〇楠委員 指名推選でお願いいたします。
〇渡辺委員長 ただいま楠委員から副委員長互選については指名推選で行う旨の発言がありました。
お諮りいたします。副委員長の互選の方法については指名推選で行うことに異議ありませんか。
（「異議なし」と呼ぶ者あり）
異議なしと認め、副委員長の互選の方法は指名推選で行うことに決定をいたしました。
ご指名お願いいたします。
〇楠委員 副委員長に松沢委員を指名いたします。
〇渡辺委員長 ただいま楠委員から副委員長に松沢委員を指名したい旨の発言がありました。
お諮りいたします。副委員長には、楠委員から指名のありました松沢委員を当選人と定めることに異議ありませんか。
（「異議なし」と呼ぶ者あり）
異議なしと認め、副委員長には松沢委員が当選されました。
松沢副委員長、自席でごあいさつをいただきたいと存じます。
〇松沢副委員長 ただいま推選いただきまして、ことしの予算審査特別委員会の副委員長を仰せつかりました。
活発な質疑とともに委員長に協力してスムーズな会議の進行に努めていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
（拍手）
〇渡辺委員長 次に、予算審査特別委員会理事会の設置についてを議題といたします。
お諮りいたします。予算審査の円滑な運営を図るために理事会を設置したいと思いますが、異議ありませんか。
（「異議なし」と呼ぶ者あり）
異議なしと認め、よって予算審査特別委員会理事会を設置することに決定いたしました。
次に、予算審査特別委員会理事会理事の選任についてを議題といたします。
お諮りします。理事の選任につきましては、委員長が指名することにしたいと思いますが、異議ありませんか。
（「異議なし」と呼ぶ者あり）
異議なしと認め、よって委員長が指名することに決定をいたしました。
予算審査特別委員会理事会理事に議会運営委員の各位を指名します。
ただいま指名しました委員5人を予算審査特別委員会理事会理事に選任することに異議ありませんか。
（「異議なし」と呼ぶ者あり）
異議なしと認め、よってただいま指名しました委員5人が予算審査特別委員会理事会の理事に選任されました。
暫時休憩をいたします。
（午前11時54分 休憩）
（午後1時28分 再開）
〇渡辺委員長 休憩前に引き続き委員会を再開いたします。
議案第4号平成23年度深川市一般会計予算ないし議案第14号平成23年度深川市病院事業会計予算の11件を一括議題といたします。
提出者の説明を求めます。
初めに、議案第4号平成23年度深川市一般会計予算について、平山財政課長。
〇平山財政課長 議案第4号平成23年度深川市一般会計予算について、ご説明を申し上げます。
1ページをお開きください。第1条で歳入歳出の総額をそれぞれ156億7,700万円と定めるものであり、第2条で債務を負担する行為をすることができる事項、期間及び限度額を定め、第3条で地方債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法を定め、第4条で一時借入金の最高額を30億円と定めるものであります。
初めに、歳出予算についてご説明を申し上げます。説明につきましては、新規の事業あるいは前年度と増減の大きなものなどについて、主なものについて説明とさせていただきます。なお、説明の中で関連する予算参考資料のページ数を申し上げますので、ごらんをいただくか、あるいは該当するページをご確認願いたいと思います。
1款議会費につきましては、省略をさせていただきます。
44ページをお開きください。2款総務費、1項1目一般管理費、昨年度と比べて増となっておりますのは、非常勤職員及び臨時職員により欠員対応を図るものであり、また郵便料・コピー等の事務経費の増によるものでございます。
同じページの3目財政管理費は、事務経費の効率化とともに公会計システム導入に係る経費を計上しております。
46ページをお開きください。5目財産管理費は、市有地の販売促進を図るため、分筆経費等を増額したものでございます。
52ページをお開きください。19目地域振興費は、拓大支援に係る事業に対象者の減を生じたものであります。
56ページをごらんください。2項2目賦課徴収費は、評価替えに係る経費の減によるものでございます。
次に、60ページから64ページにかけましては、平成23年度執行の道知事選、道議会議員選、市議会議員選、農業委員会委員選挙に係る所要の経費を計上したものでございます。
70ページをお開きください。3款民生費、1項1目社会福祉総務費、説明欄10、地域人権啓発活動活性化事業583万5,000円は、国の委託を受けて、人権尊重思想の普及高揚を図る事業を実施するものであります。
同じページの2目障がい者福祉費、説明欄2、特別障害者手当等支給939万1,000円は、延べ受給者数を492人と見込むものであり、制度の概要につきましては、予算参考資料16ページに掲載しております。同じく説明欄11、障がい者支援施設運営支援事業462万3,000円は、あかとき学園に対する運営費補助であります。
72ページをお開きください。3目老人福祉費、説明欄5、老人福祉施設入所措置費等4,846万5,000円は、施設別の措置人員等を予算参考資料の15ページに掲載しておりますけれども、昨年度と比べて延べ人員がふえたことから増額となったところであります。説明欄17、介護職員養成研修支援事業85万円は、昨年度に引き続き、商工会議所が行うホームヘルパー養成研修への支援を行うものであります。
次に、74ページをお開きください。2項1目児童福祉総務費、説明欄1、助産施設入所措置費及び説明欄2の災害遺児手当支給は、予算参考資料19ページに制度の概要及び対象者数について記載をしております。説明欄13、子ども手当支給3億2,698万8,000円は、延べ2万3,019人に対する子ども手当の支給を行うものであります。制度の概要については、予算参考資料18ページに掲載をしております。説明欄14、少子化対策出会い創出支援事業は、未婚の男女の出会い創出のため、昨年度に引き続き取り組むものであります。
同じページの2目母子福祉費、説明欄2、児童扶養手当支給事業9,983万9,000円は、母子及び父子家庭等に手当を支給する事業であり、予算参考資料18ページに資料を掲載しております。説明欄5、母子家庭自立支援給付金支給事業1,493万円は、母子家庭の母の就業活動を支援することで自立を後押しするものでありますが、制度の普及に伴い利用者の増が著しく、前年度よりも大幅な予算の増を図っております。
同じページの3目保育園費9,072万3,000円については、予算参考資料の20ページ及び21ページに市立保育園施設等の状況調べ及び保育料積算資料を掲載しております。なお、予算の増については、退職者に係る臨時及び代替職員の配置によるものでございます。
次に、78ページをお開きください。3項1目生活保護総務費、説明欄2、生活保護適正実施推進事業695万9,000円は、平成22年度から取り組んでおります生活保護世帯に対する就労支援員の設置の費用などであります。
同じページの2目扶助費7億7,000万円は、被保護世帯350世帯、被保護人員460人、保護率19.4パーミルを見込むもので、予算参考資料の17ページに資料を掲載しております。予算の減額は、実績に基づくものでございます。
次に、84ページをお開きください。6項1目国民健康保険費は、国保財政安定化支援事業に関して、交付税算入額を見込んだことにより増額を図ったものでございます。
86ページをご覧ください。4款衛生費、1項1目保健衛生総務費、説明欄2、在宅当番医制事業委託624万8,000円は、休日・夜間における救急医療に対応するため、医師会の協力を得て診療体制を整備するものであります。
同じページの2目予防費、説明欄9、特定不妊治療費助成事業は、体外受精及び顕微受精に要する費用の一部を助成することにより経済的負担の軽減を図るものであり、説明欄10、子宮頸がん等ワクチン接種緊急促進事業は、本年2月から実施しております子宮頸がん、ヒブ及び小児用肺炎球菌に係るワクチン接種事業の新規対象者分を計上するものであります。なお、母子保健法による保健事業につきましては、予算参考資料26ページに概要を掲載しております。
次に、88ページをお開きください。4目保健事業費、説明欄中の健康増進法による保健事業につきましては、予算参考資料25ページに概要を掲載しております。説明欄14、地域自殺対策緊急強化推進事業100万円は、昨年度に引き続き、相談支援等に取り組むものであります。
同じページの6目重度心身障がい者及びひとり親家庭等医療費は、予算参考資料23ページに対象者、支給額等制度の概要を掲載しております。昨年度からの予算の減は、執行状況を踏まえ、実績値に近づけたものであります。
次に、90ページをお開きください。7目乳幼児医療費は、医療費の無料化を6歳未満の全就学前児に拡大するとともに、小学生の入院医療費について無料化を図るものであります。予算参考資料24ページに事業の概要等について掲載をしております。
同じページの8目後期高齢者医療費が前年度よりも大きな伸びを示している部分がございますけれども、療養給付費、いわゆる医療費の伸びによるものであります。制度の概要につきましては、予算参考資料22ページに掲載をしております。
92ページをお開きください。2項2目塵芥処理費、説明欄4、北空知衛生センター組合負担金は、本市が単独で整備しましたリサイクルプラザを、妹背牛町、秩父別町、北竜町、沼田町の4町を加えて運営するため、北空知衛生センター組合に無償譲渡し、共同して利用することになり、これまでのリサイクルプラザの運営経費を北空知衛生センター組合の負担金として計上したところでございます。負担金の明細につきましては、次の3目し尿処理費を含めて、予算参考資料43ページに掲載をしております。なお、昨年度に比べての予算の増減は、説明欄5、中・北空知廃棄物処理広域連合への負担金の増によるものであります。
100ページをお開き願います。5款労働費、1項1目労働諸費、説明欄5、雇用機会創出事業1億1,213万8,000円は、ふるさと雇用再生特別対策推進事業2事業、緊急雇用創出推進事業の一般分5事業、さらに重点分野事業5事業による雇用対策の取り組みでございます。説明欄6、育児休業取得支援事業250万円は、育児休業の取得を促進し、子育て支援を行う事業者への支援を通じて、子育て環境の充実を図るものであります。
次に、102ページをお開きください。6款農林水産業費、1項1目農業委員会費、説明欄4、非農用地利活用促進事業650万円は、昨年度に引き続きまして離農跡地の整形工事等への助成を行うものでございます。
同じページの3目農業振興費、説明欄14、アグリサポート事業400万円は、遊休農地保全対策等に必要な機械、施設整備等に対する取り組みでございます。説明欄15、農業者戸別所得補償制度推進事業1,493万9,000円は、昨年開始された水田を対象とする戸別所得補償モデル事業に続き、畑作物にも拡大された戸別所得補償制度の推進事務の委託などを行うものであります。
次に、104ページをお開きください。7目農業農村整備費、説明欄4、道営農業農村整備事業4,078万4,000円は、平成21年度完了した納内中央地区の農地集積加速化等促進事業の実施に対し、交付するものであります。説明欄11、道営農道整備特別対策事業は、石狩地区及び向東2地区における改良舗装工事を行うものであり、予算参考資料27ページに図面等資料を掲載しております。
次に、108ページをお開きください。2項1目林業振興費、説明欄2、有害鳥獣駆除293万2,000円は、エゾシカ駆除の実施に際し、1頭当たり5,000円の報償を行い、これまで以上に効果的な駆除の実施を行うものであります。
110ページをお開きください。7款商工費、1項2目商工振興費、説明欄8、ものづくり産業振興事業740万7,000円は、市内事業者が行う新製品、また新技術の研究開発などの取り組みに対し、支援をするものでございます。
112ページをお開きください。4目消費経済費、説明欄2、消費者行政活性化事業425万8,000円は、国の支援を得て消費者センター内の設備を整備するとともに、消費者センター相談員を増員するなど、消費者センター機能を強化するものでございます。
116ページをお開きください。8款土木費、2項1目道路橋梁総務費、説明欄1、道路台帳整備は、道路台帳の電子化に取り組むとともに、地図情報システムとのデータ連携を容易にするための取り組みとなるものでございます。
2目道路維持費、説明欄5、雪寒機械整備3,648万9,000円は、除雪グレーダーの更新を図るものであります。
3目道路新設改良費及び122ページの4項2目街路事業費における道路網の整備については、社会資本整備交付金事業の道路事業で5路線、地方道路等整備事業で21路線の整備を行うものであり、概要につきましては、予算参考資料の29ページから39ページまでに掲載をしております。
次に、122ページをお開きください。4項3目公園費、説明欄1、公園維持管理6,135万4,000円は、公園施設長寿命化計画の策定事業を含むものでございます。
126ページをごらんください。5項1目住宅総務費、説明欄2、まちなか居住推進3,230万円は、持家促進、バリアフリー改修及び耐震改修に対する支援を行う事業で、平成23年度までの事業となっております。
同じページの3目住宅建設費、説明欄1、西町団地建設1億5,189万7,000円は、西町団地1棟8戸の建設を実施するものでありまして、予算参考資料41ページに位置図を掲載しております。
次に、130ページをお開きください。9款消防費、1項1目消防費、説明欄1、深川地区消防組合負担金5億6,789万2,000円については、予算参考資料45ページに掲載しておりますけれども、深川市関連では、屈折はしご車の更新を図り、消防力を強化しようとするものでございます。
次の132ページをお開きください。10款教育費、1項4目教育調査振興費、説明欄9、学習サポートプログラム事業400万円は、児童生徒の学力向上に向けた取り組みを強化するため学習支援などを行う専門職員を配置するものでございます。
136ページをお開きください。2項小学校費、1目学校管理費、説明欄5及び140ページの3項中学校費、1目学校管理費、説明欄6における教育用コンピューター維持管理の中には、小中学校のキャンパスサーバーの整備費あるいは教職員のコンピューターの更新に係る経費を含んでおります。
同じく140ページでございます。3項中学校費、1目学校管理費、説明欄3、教材・教具1,500万5,000円には、平成24年度から実施する柔道に係る畳、柔道着等の購入を含むものでございます。説明欄10、教科書採択替に伴う教師用指導書購入343万3,000円は、教科書採択替に係る指導書の購入を図るものであります。
同じく140ページの3目営繕費、説明欄1、校舎維持管理等792万5,000円は、深川中学校屋内体育館フローリング研磨及びウレタン塗りかえ修繕を含むものでございます。
次に、144ページをお開きください。5項2目学校体育費、説明欄1、学校プール維持管理1,689万3,000円は、深川小学校プール上屋鉄骨塗りかえ工事を含むものでございます。
同じく、3目給食センター費は、妹背牛町から学校給食に係る事務の受託により、平成23年度から妹背牛町へ学校給食を提供することに伴い、所要の経費を措置しているところでございます。
150ページをお開きください。7項2目青少年費、説明欄3、子どもの居場所対策は、文光児童館にかわって生きがい文化センター内において、子供の安心安全な居場所を確保しようとするものであります。
162ページをお開きください。12款公債費、1項1目元金25億8,987万1,000円は、前年度より2億7,031万4,000円の増、率にしまして11.7％の増ということになっております。
次に、166ページをお開きください。14款職員費、1項1目職員給与費18億8,146万3,000円は、前年度より2億1,396万7,000円の減、率にしまして10.2％の減ということになっています。
次に、戻りまして6ページでございます。第2表債務負担行為についてご説明を申し上げます。
1行目、総合行政システム用備品購入は、新たに導入し平成27年度までの支払いを予定していることから設定するものであります。
2行目、深川市総合福祉センター管理運営業務等委託、4行目、深川市労働福祉会館管理運営業務委託、1行飛びまして6行目、深川市都市農村交流センター管理運営業務委託及び7行目の深川市林業センター管理運営業務委託、1行飛びまして9行目、深川市経済センター管理運営業務委託から11行目の深川市いざないの里管理運営業務委託まで、さらに14行目、深川市アートホール東洲館管理運営業務委託及び15行目の深川市総合体育館等管理運営業務委託までの9施設については、指定管理者制度による管理運営のために債務負担行為を設定するものであります。
3行目、粗大ごみの収集運搬業務委託は、平成24年度当初から業務委託を円滑に進めるため23年度中に契約を行う必要があることから設定するものであります。
5行目、農業経営基盤強化資金利子助成、8行目、中小企業者等資金融資特別利子補給につきましては、それぞれ利子の助成を記載されております期間について実施するために設定するものであります。
12行目、教育情報及びキャンパスサーバー更新及び13行目、教職員端末更新は、新年度において導入し、平成27年度までの支払いを予定しているために、債務負担行為を設定しようとするものであります。
次に、8ページをごらんください。第3表、地方債についてご説明を申し上げます。起債の目的が前年度よりも非常に多いのは、過疎地域自立促進特別事業いわゆる過疎債のソフト事業が事業ごとに計上されております。
過疎債ソフト事業以外では、11行目、農業基盤整備事業債、次の9ページの3行目、道路橋梁整備事業債以降5行目の地方道路整備臨時貸付金まで、さらに8行目、公営住宅建設事業債及び9行目、消防施設整備事業債までは、それぞれ農業基盤、道路網整備、市営住宅整備、屈折はしご車更新の財源として地方債を起こすものでありますけれども、さらに最後の臨時財政対策債は、地方財政の財源不足に対処するものであり、残りの1番最初の私学振興・大学支援事業債ほか23事業につきましては、過疎債のソフト事業に充当しようとするものでございます。
14ページをお開き願いたいと思います。歳入予算についてご説明を申し上げます。
1款市税につきましては、21億8,330万9,000円と前年度よりも3,742万2,000円の減と見込むものであります。特に、個人市民税6,500万円の減を見込むもので、厳しい地域経済の状況を反映しているものでございます。なお、昨年値上げのありましたたばこにつきましては、本数の減はあるものの、2,600万円の増を見込んでおります。
次に、18ページをごらんください。上から二つ目でございますけれども、10款地方交付税は、74億9,000万円と見込んでおりまして、説明欄にありますように普通交付税68億7,500万円、特別交付税6億1,500万円を見込むものであります。昨年度よりも、総額で2億9,000万円の増、率では4.1％の伸びでございます。
32ページをお開きください。18款繰入金は、主に公共施設の維持補修、修繕等のために、公共施設整備基金を5,300万円ほど繰り入れるものとなっておりまして、前年度と比較しまして、60.6％の減となっております。
次に、36ページをごらんください。21款市債につきましては、第3表によりご説明を申し上げましたが、予算額は、12億2,080万円で、前年度よりも5,750万円の増、率にして4.9％の伸びとなってございます。
以上、平成23年度深川市一般会計予算につきましてご説明を申し上げましたが、ご審議の上、原案に賛同賜りますようよろしくお願いを申し上げます。
〇渡辺委員長 次に、議案第5号平成23年度深川市介護保険特別会計予算について、山田介護福祉課長。
〇山田介護福祉課長 議案第5号平成23年度深川市介護保険特別会計予算について、ご説明申し上げます。
予算書の301ページをお開き願います。第1条で歳入歳出予算の総額をそれぞれ20億5,003万円と定めるものであります。
第2条で一時借入金の借り入れ最高額を、1億5,000万円と定めるものであります。
第3条の歳出予算の流用につきましては、保険給付費の各項に計上した予算額に過不足を生じた場合における、同一款内でのこれらの経費の各項の間の流用について定めるものであります。
初めに、歳出予算から主なものについて説明を申し上げます。
314ページをお開き願います。1款1項1目一般管理費は、3,732万8,000円であり、前年度と比較して増額の主な理由は、職員給与費の増によるものであります。職員給与費等の詳細につきましては、340ページ以降に記載をしております。
次に、320ページをお開き願います。2款1項介護サービス等諸費は、要支援者や要介護者が居宅サービスもしくは施設サービスを利用したときの給付費用などであり、1目居宅介護等サービス給付費から8目審査支払手数料までの保険給付費は、18億4,903万4,000円であります。前年度と比較しまして1億6,635万9,000円の減額でありますが、これまでの第四次介護保険事業計画のサービス量などを基礎とする積算から平成23年度における積算につきましては、給付実績を勘案した積算としており、平成21年度実績及び22年度見込みにおいて計画数値を下回っていることから、前年度対比約8％減で見込んでいるものであります。
次に、324ページをお開き願います。2款2項1目高額介護等サービス費は、介護サービスを利用したときに支払う1割の利用者負担が一定額を超えた場合に利用者の負担軽減を図るために支給するもので、4,857万8,000円を見込んでいるものであります。
次の2目高額医療合算介護サービス費は、介護保険と医療保険の両方の利用者負担を年間で合算し、一定額を超えた場合に利用者の負担軽減を図るため、医療保険と介護保険とで支払った金額に応じ案分して支給するもので、670万円を見込んでいるものであります。前年度より620万円の増額でありますが、平成21年度に開始となったサービスであり、21年度実績及び22年度見込みに基づき積算をしているものであります。
次に、326ページをお開き願います。3款1項介護予防事業費1,355万8,000円は、平成22年8月地域支援事業実施要綱の一部改正により、これまでの一般高齢者施策を一次予防事業に、特定高齢者施策を二次予防事業になったものであり、高齢者を対象とした介護予防事業に要する経費であります。
次に、328ページをお開き願います。3款2項包括的支援事業・任意事業費1,110万1,000円は、地域包括支援センターが実施する支援事業や、高齢者が安心して在宅生活を維持できるようにするために実施する任意事業に要する経費であります。
次に、330ページをお開き願います。4款1項1目介護保険準備基金積立金は、第四次介護保険事業計画の3年目となる平成23年度において、保険料に5,990万8,000円の剰余が見込まれますことから介護保険準備基金に積み立てるものであります。
戻りまして、308ページをお開き願います。歳入の主なものについてご説明申し上げます。
1款1項1目第1号被保険者保険料3億1,469万5,000円は、現年度分保険料収納率を99.1％と設定して求めた保険料収納額であります。
2款1項1目認定審査会負担金657万8,000円は、介護認定審査会の共同設置に伴う北空知5町からの負担金であります。
次の3款1項1目介護給付費負担金3億2,098万8,000円は、保険給付費に係る国庫負担金であります。
2項1目調整交付金1億4,282万4,000円は、本市が全国平均と比べ75歳以上の高齢者が多いこと、また市民税非課税世帯の割合が高いことなどから、一定の方式に基づき国から交付されるもので、保険給付費の7.5％を見込んでおります。
4款1項1目介護給付費交付金5億7,129万4,000円は、40歳以上の第2号被保険者の保険料分として、保険給付費の30％に当たる額が社会保険診療報酬支払基金から交付されるものであります。
次の5款1項1目介護給付費負担金2億9,791万2,000円は、保険給付費に係る道負担金であります。
次に、310ページをお開き願います。7款1項1目一般会計繰入金2億9,435万2,000円は、保険給付費の12.5％に当たる市の負担金、総務費に係る一般会計からの繰入金及び地域支援事業に対する一般会計からの繰入金であります。
2項1目介護保険準備基金繰入金7,645万4,000円は、第1号被保険者の保険料の軽減を図るため、介護保険準備基金を取り崩し繰り入れをするものであります。
2目介護従事者処遇改善臨時特例基金繰入金561万3,000円は、平成21年度に実施された介護従事者の処遇改善のためのプラス3％の介護報酬改定に伴う第1号被保険者の保険料上昇を抑制するため、国から交付された介護従事者処遇改善臨時特例基金を取り崩し繰り入れをするものであります。
以上で、平成23年度深川市介護保険特別会計予算の説明を終わりますが、ご審議の上、原案にご賛同賜りますようよろしくお願い申し上げます。
〇渡辺委員長 次に、議案第6号平成23年度深川市国民健康保険特別会計予算及び議案第7号平成23年度深川市後期高齢者医療特別会計予算について、瀬川市民課長。
〇瀬川市民課長 議案第6号及び議案第7号についてご説明を申し上げます。
予算書の347ページをお開きください。議案第6号平成23年度深川市国民健康保険特別会計予算についてご説明申し上げます。
第1条で歳入歳出予算の総額をそれぞれ34億7,600万円に定めようとするものであります。
第2条で一時借入金の借り入れの最高額を8億円に定めようとするものであります。
第3条の歳出予算の流用につきましては、保険給付費の各項に計上いたしました予算額に過不足が生じた場合における、同一款内での流用について定めようとするものであります。
それでは、362ページから始まる歳出から、増減のある科目のうち主なものについてご説明申し上げます。
最初に、368ページをお開きください。3、歳出、1款4項1目特別対策事業費55万9,000円の増は、ジェネリック医薬品の利用促進など、医療費適正化特別対策事業の強化推進によるものであります。
次に、370ページをお開きください。2款1項療養諸費1,916万6,000円の減は、一般被保険者及び退職被保険者等にかかわる保険給付費の増減の差によるものであります。
次に、372ページをお開きください。2款2項高額療養費1,270万円の増は、一般被保険者及び退職被保険者等の高額療養費の増を見込んだものであります。
次に、378ページをお開きください。3款1項1目後期高齢者支援金1,077万円の増は、後期高齢者医療制度への支援にかかわるものであり、平成21年度の精算調整額を踏まえまして、増額を見込んだものでございます。
次に、382ページをお開きください。5款1項老人保健拠出金716万6,000円の減は、平成20年3月末日で老人保健制度が廃止となりまして、過去の過誤調整、精算分など、23年度において新たな医療費拠出金は発生しないと見込まれることによるものであります。なお、事務作業については今後も継続されることから、それに伴う一部拠出金としまして、5款1項2目で2万3,000円を計上したところでございます。
次に、384ページをお開きください。6款1項介護納付金840万1,000円の増は、介護保険給付費の増によるものであります。
次に、386ページをお開きください。7款1項共同事業拠出金759万3,000円の増は、一般被保険者にかかわる1件30万円を超える高額レセプト件数等の増を見込んだものでありまして、後ほど歳入においてご説明を申し上げます共同事業交付金等に対応するものであります。
次に、388ページをお開きください。8款保健事業費451万5,000円の増は、主に特定健診等実施計画に基づきまして、特定健診及び特定保健指導の推進による増を見込んだものであります。
次に、歳入についてご説明申し上げます。前に戻りまして、354ページをお開きください。2、歳入、1款1項国民健康保険税2,281万円の増は、平成21年の課税総所得金額をもとに、22年の所得動向などを推計し見込んだものであります。
次に、2款国庫支出金3,494万8,000円の減は、療養給付費等負担金及び次の356ページにあります財政調整交付金について国の予算編成留意事項に基づきまして算出し、見込んだものであります。
次に、3款1項療養給付費交付金1,062万2,000円の増は、退職被保険者等の保険給付費の増によるものであります。
次に、5款道支出金362万6,000円の増及び6款共同事業交付金345万8,000円の増は、主に先ほど歳出でご説明申し上げましたが、高額医療費にかかわる共同事業拠出金に対応するもので、国保連合会からの算定通知に基づき計上したものでございます。
次に、358ページをお開きください。8款1項1目一般会計繰入金2,523万6,000円の増は、財政安定化支援事業など繰り入れ増が主な要因となっております。
8款2項1目基金繰入金4,215万6,000円の計上は、会計上の必要性があることから事業準備基金より繰り入れをするものであります。
以上、国民健康保険特別会計予算の説明を終わらせていだきまして、引き続き、後期高齢者医療特別会計予算についてご説明申し上げます。
予算書の409ページをお開きください。議案第7号平成23年度深川市後期高齢者医療特別会計予算についてご説明申し上げます。
第1条で歳入歳出予算の総額をそれぞれ3億2,330万円に定めようとするものであります。
次に、第2条で一時借入金の借り入れの最高額を5,000万円に定めようとするものであります。
それでは、歳出から増減のある科目のうち主なものについてご説明申し上げます。
最初に420ページをお開きください。3、歳出、1款総務費40万6,000円の増は、事業運営に当たり必要となる事務費などの増によるものであります。
次に、424ページをお開きください。2款1項後期高齢者医療広域連合納付金3億35万6,000円は、保険料負担金2億1,072万8,000円と保険料均等割軽減措置にかかわる保険基盤安定負担金8,138万5,000円及び後期高齢者医療広域連合への共通経費負担金824万3,000円からなるもので、昨年度と比較いたしまして1,596万5,000円の減は、主に保険料負担金の減によるものであります。
次に、歳入についてご説明を申し上げます。
戻りまして、416ページをお開きください。2、歳入、1款1項高齢者医療保険料2億1,072万8,000円は、被保険者数を4,397人と見込みまして、特別徴収に係る保険料額1億1,369万4,000円と普通徴収にかかわる保険料額9,703万4,000円を計上したものであります。
次に、3款1項広域連合交付金47万8,000円は、被保険者に対する制度の周知や広報及び保健事業に要する経費として広域連合から補助を見込んだものであります。
次に、4款1項1目一般会計繰入金1億1,168万2,000円は、広域連合及び会計運営にかかわる事務費相当額3,029万7,000円と保険料均等割軽減措置にかかわる保険基盤安定繰入金8,138万5,000円からなるものであります。
以上で後期高齢者医療特別会計予算の説明を終わらせていただきます。
ただいま平成23年度国民健康保険特別会計予算と後期高齢者医療特別会計予算の二つの特別会計の予算についてご説明をさせていただきましたが、よろしくご審議の上、原案に賛同賜りますようお願い申し上げます。
〇渡辺委員長 次に、議案第8号平成23年度深川市農業集落排水事業特別会計予算、議案第10号平成23年度深川市下水道事業特別会計予算及び議案第13号平成23年度深川市水道事業会計予算の3件について、岩崎上下水道課長。
〇岩崎上下水道課長 議案第8号、議案第10号及び議案第13号の合わせて3議案につきまして、ご説明申し上げます。
初めに、予算書441ページをお開き願います。議案第8号平成23年度深川市農業集落排水事業特別会計予算につきましてご説明申し上げます。
第1条で歳入歳出予算の総額をそれぞれ1億6,350万円と定めるものでございます。
第2条の債務負担行為及び第3条の地方債につきましては、後ほどご説明申し上げます。
第4条、一時借入金につきましては、借り入れの最高額を5,000万円と定めるものでございます。
歳出からご説明申し上げますので、454ページをお開き願います。3、歳出、2款1項1目農業集落排水施設維持管理費、前年比263万6,000円の増は、納内及び多度志処理場における各種ポンプのオーバーホール及び取りかえに係る修繕料の増によるものでございます。
同3目農業集落排水整備費、前年比300万円の増は、納内処理場が供用開始以来20年を経過し、主要施設の機能低下や故障した場合の部品供給も困難な状況となっており、国庫補助事業を活用し機器更新を図るため、事業採択申請書作成に係る業務委託費の増によるものでございます。
次に、456ページをお開き願います。3款1項1目個別排水処理施設維持管理費、前年比414万8,000円の増は、浄化槽法に基づく検査件数及び汚泥処理量の増によるものでございます。
同3目個別排水処理施設整備費、前年比113万4,000円の減は、合併処理浄化槽の設置基数につきましては前年度と同じ15基とし、内訳で7人槽を減らし5人槽をふやしたことによります工事費の減によるものでございます。
戻りまして、444ページをお開き願います。第2表、債務負担行為につきましては、水洗便所改造等資金融資によります金融機関に対する損失補償として、農業集落排水施設は150万円を、個別排水処理施設は375万円を限度として補償するものでございます。
第3表、地方債につきましては、個別排水処理施設整備事業債を1,530万円に、資本費平準化債の農業集落排水施設では1,490万円、個別排水処理施設では1,160万円をそれぞれ限度額とするものでございます。
448ページをお開き願います。2、歳入、2款1項使用料は、前年比54万9,000円増の5,221万7,000円を計上しております。
3款1項1目一般会計繰入金は、前年比1,000万1,000円増の6,750万1,000円を計上しております。
以上で農業集落排水事業特別会計予算の説明を終わります。
次に、予算書485ページをお開き願います。議案第10号平成23年度深川市下水道事業特別会計予算につきましてご説明申し上げます。
第1条で歳入歳出予算の総額をそれぞれ8億950万円と定めるものでございます。
第2条の債務負担行為及び第3条の地方債につきましては、後ほどご説明申し上げます。
第4条、一時借入金につきましては、借り入れの最高額を2億円と定めるものでございます。
最初に、歳出からご説明申し上げますので、496ページをお開き願います。3、歳出、1款1項2目施設維持管理費、前年比85万4,000円の減は、電気料及び修繕料の減によるものでございます。
同じく、4目下水道建設費は、前年比1,434万円の増でありますが、事業費の内訳としましては、補助事業費が1億1,000万円、起債単独事業が600万円、純単独事業が180万円、総額1億1,780万円により、下水道整備をしようとするものでございます。また、下水道事業の施工箇所につきましては、予算参考資料の1番最後、46ページをご参照願います。なお、事業の内訳としまして、工事請負費は雨水の管渠布設工事と汚水ます設置工事でございます。また、委託料の内訳としましては、処理場の機器更新の計画策定であります長寿命化計画の策定業務、下水道事業に係る中期ビジョンの策定業務及び下水汚泥を処理するための堆肥化施設建設に係ります調査、測量及び実施設計などの業務委託を予定いたしております。
戻りまして、488ページをお開き願います。第2表、債務負担行為につきましては、水洗便所改造等資金融資によります金融機関に対する損失補償として、600万円を限度として補償するものでございます。
第3表、地方債につきましては、下水道事業債の一般分は5,070万円を、特別措置分は3,740万円を、下水道事業資本費平準化債は1億1,900万円をそれぞれ限度額とするものであります。
次に、492ページをお開き願います。2、歳入、1款1項1目下水道事業費分担金、前年比291万1,000円の減及び2項1目下水道事業費負担金、前年比32万円の減は、新規に賦課となります汚水管渠整備の減少と5年間の分割納付であります分担金及び負担金5年が経過し賦課が終了してきているためでございます。
2款1項1目下水道使用料、前年比248万2,000円の減は、下水道使用世帯数の減少や世帯構成の変化及び節水などによる処理水量の減少見込みによるものでございます。
4款1項1目一般会計繰入金は、前年比1,708万7,000円増の2億3,708万7,000円を計上しております。
以上で下水道事業特別会計予算の説明を終わります。
次に、別冊の水道事業会計予算書の1ページをお開き願います。議案第13号平成23年度深川市水道事業会計予算につきましてご説明申し上げます。
第2条、業務の予定量は、給水戸数9,827戸、年間総給水量250万立方メートルを予定しております。主要な建設改良事業としましては、配水管布設工事に504万2,000円を予定しております。
第3条、収益的収入及び支出の予定額につきましては、収入は6億1,900万円、支出は6億5,050万円と定めるものでございます。
2ページをお開き願います。第4条、資本的収入及び支出の予定額につきましては、収入4,750万円、支出1億5,850万円とし、不足する額1億1,100万円は、当年度消費税及び地方消費税資本的収支調整額と過年度分損益勘定留保資金で補てんするものでございます。
第4条の2、特例的収入及び支出の予定額につきましては、平成23年3月をもって廃止となる簡易水道事業特別会計に係ります、料金収入などの未収金101万3,000円と電気料金などの未払金4万円で、地方公営企業法施行令の定めるところにより整理するものであります。
第5条、一時借入金は、限度額を5,000万円と定めるものでございます。
第6条、議会の議決を経なければ流用することのできない経費は、次の3ページをごらんいただきたいと思います。職員給与費7,461万8,000円でございます。
第7条、他会計からの補助金は、一般会計から1,850万円の補助を受けようとするものでございます。
第8条、たな卸資産の購入限度額は、187万2,000円と定めるものでございます。
次に、15ページをお開き願います。予算説明書の収益的収入及び支出につきまして、初めに収入の主なものを申し上げます。
1款1項1目給水収益は、5億4,643万9,000円で、内訳は備考欄に記載のとおりでございます。
同じく、2目受託工事収益の給水工事収益1,042万円は、新規給水工事の公道部分に要します負担金収入でございます。
同じく、2目その他受託工事収益1,575万円は、道路改良工事などに関連します配水管の移設工事に伴う補償費でございます。
同じく、3目その他の営業収益2,463万6,000円は、他会計が負担をします職員給与費が主なものでございます。
2項2目他会計補助金のうち一般会計補助金1,850万円は、予算第7条で申し上げました一般会計からの補助金でございます。
16ページをごらんいただきたいと思います。支出について主なものを申し上げます。
1款1項1目原水及び浄水費の受水費2億3,760万1,000円は、北空知広域水道企業団から受水量250万立方メートルを予定し計上しており、なお平成23年度よりの5カ年間に係る企業団供給料金の値下げ改定及び前年度より受水量で10万立方メートルを減少させたことによりまして、昨年度予算比較で4,809万円の減少となっております。
同じく、1項2目配水及び給水費の下から4行目、修繕費7,584万6,000円は、メーター器の定期取りかえ、配水管などの修繕及び老朽化した電気計装設備、ポンプなどの更新に要する経費でございます。
次に、17ページをごらん願います。3目受託工事費のうちその他受託工事費2,800万円は、道路改良工事などに関連して配水管等移設工事に要する経費でございます。
4目総係費の委託料770万9,000円は、検針業務などの業務委託を計上いたしております。
5目職員費につきましては、水道事業にかかわる9人の職員給与費を計上いたしております。
次に、19ページをお開き願います。資本的収入及び支出につきましてご説明申し上げます。
初めに、収入について申し上げます。1款1項1目出資金4,653万3,000円は、繰り出し基準に基づき一般会計から水道施設に係る元金償還に対する出資金4,223万3,000円と、平成23年3月末をもって廃止する簡易水道事業特別会計に係る繰越金相当額として、430万円を計上いたしております。
20ページをお開き願います。支出について申し上げます。
1款1項1目配水管布設費504万2,000円は、第2条で申し上げました配水管布設の工事請負費を計上いたしております。
2項1目企業債償還金は、元金償還として1億5,098万7,000円を計上いたしております。
次に、21ページの企業債調書中、平成23年度中起債見込額7,657万3,000円につきましては、23年3月末をもって廃止する簡易水道事業特別会計よりの引き継ぎ分を計上いたしており、新規発行はないものでございます。
以上で3事業会計予算の説明を終わりますが、ご審議の上、原案にご賛同賜りますようよろしくお願いいたします。
〇渡辺委員長 次に、議案第9号平成23年度深川市地方卸売市場特別会計予算について、伊藤商工労働観光課長。
〇伊藤商工労働観光課長 議案第9号平成23年度深川市地方卸売市場特別会計予算についてご説明申し上げます。
467ページをお開き願います。第1条で歳入歳出予算の総額をそれぞれ780万円と定めるものであります。
第2条で一時借入金の借り入れ最高額を500万円と定めるものであります。
歳出から説明いたします。476ページをお開き願います。3、歳出、1款1項1目市場管理費は、前年度より109万3,000円減の557万円であります。主な内容を申し上げますと、11節需用費のうち17万6,000円は、施設維持にかかわる費用であります。13節委託料43万6,000円は、施設保守点検などの設備点検費用であります。14節使用料及び賃借料471万4,000円は、土地、建物や市場施設などの借上料であります。
478ページをお開き願います。2款1項1目元金183万1,000円は、平成17年度に借り入れをいたしました市債の元金償還であります。
2款1項1目利子30万円は、同じく市債の利子償還27万円と一時借入金の利子3万円の合計であります。
次に、歳入を説明いたします。戻りまして、474ページをお開き願います。2、歳入、1款1項1目市場使用料452万5,000円は、売上額を7億5,428万8,000円と見込みまして、使用料率1,000分の6を乗じたものであります。
2款1項1目一般会計繰入金327万4,000円は、市場会計の経営健全化を図るため、国が定めます繰り入れ基準に基づき、市債元利償還額210万円の50％、105万円と、市場管理費557万円の30％、167万1,000円及び収支不足分55万3,000円を合計したものであります。
以上で説明を終わりますが、ご審議の上、原案にご賛同賜りますようよろしくお願い申し上げます。
〇渡辺委員長 次に、議案第11号平成23年度深川市土地区画整理事業特別会計予算及び議案第12号平成23年度深川市駐車場事業特別会計予算について、堀川都市建設課長。
〇堀川都市建設課長 議案第11号、第12号の二つの特別会計予算についてご説明申し上げます。
最初に、議案第11号平成23年度深川市土地区画整理事業特別会計予算について、ご説明申し上げます。
517ページをお開き願います。第1条で歳入歳出予算総額をそれぞれ8,360万円に定めるものであります。
第2条、地方債につきましては、後ほどご説明申し上げます。
第3条で一時借入金の借り入れの最高額を3,500万円と定めるものであります。
歳出からご説明申し上げます。526ページをお開き願います。1款1項1目土地区画整理事業費は、前年度より5,870万4,000円減の5,255万円であります。主な内容を申し上げますと、13節委託料500万円は、画地測量における境界杭設置委託費及び土地区画整理事業換地完了に伴い、国土調査法第19条第5項に基づき、国土地理院から測量成果の認証を受けるための申請委託費であります。続きまして、15節工事請負費350万円は、宅地造成などであります。22節補償補てん及び賠償費2,500万円は、換地処分に伴う清算金であります。なお、計画位置図につきましては、予算参考資料40ページに掲載しておりますのでよろしくお願いいたします。
次に、戻りまして520ページをお開き願います。第2表、地方債につきましては、土地区画整理事業債の限度額を370万円とするものであります。
次に、歳入についてご説明申し上げます。524ページをお開き願います。2款1項1目一般会計繰入金7,979万7,000円は、事業費と職員給与費及び公債費などについての繰入金であります。
4款1項1目土地区画整理事業債は、370万円の計上であります。
以上、深川土地区画整理事業特別会計予算の説明を終わります。
続きまして、議案第12号平成23年度深川市駐車場事業特別会計予算について、ご説明申し上げます。
541ページをお開き願います。第1条で、歳入歳出予算の総額をそれぞれ261万円と定めるものであります。
第2条で、一時借入金の借り入れの最高額を200万円と定めるものであります。
歳出からご説明申し上げます。550ページをお開き願います。1款1項1目駐車場管理費は、前年度より7万6,000円減の260万円であります。歳出の主な内容は、発券機の消耗品費及び管理委託費となっております。
次に、歳入についてご説明申し上げます。
戻りまして、548ページをお開き願います。1款1項1目駐車場使用料は、前年度より8万4,000円減の165万6,000円を見込むものであります。
3款1項1目一般会計繰入金95万円は、最初の30分間が無料利用となる駐車料金相当額について、一般会計から繰り入れ計上するものであります。
以上、二つの特別会計予算の説明を終わりますが、ご審議の上、原案にご賛同賜りますようよろしくお願いいたします。
〇渡辺委員長 次に、議案第14号平成23年度深川市立病院事業会計予算について、籔市立病院管理課長。
〇籔市立病院管理課長 議案第14号平成23年度深川市病院事業会計予算についてご説明申し上げます。
別冊予算書の1ページをお開き願います。初めに、予算本文について申し上げます。
第2条、業務の予定量は、病床数270床、年間患者数は入院が6万8,808人、外来は14万1,520人、1日平均患者数は入院が188人、外来は580人を予定しております。主な建設改良事業は、泌尿器科軟性鏡装置ほか、医療機器等整備に3,500万円を予定するものであります。
第3条、収益的収入及び支出の予定額は、事業収益を43億8,485万4,000円、事業費用を47億3,629万4,000円と定めるものであります。
2ページをお開き願います。第4条、資本的収入及び支出の予定額は、収入を2億6,332万8,000円、支出を4億2,713万6,000円と定め、収支不足額1億6,380万8,000円は、当年度消費税及び地方消費税資本的収支調整額並びに損益勘定留保資金で補てんしようとするものであります。
第5条、一時借入金の限度額を30億円と定めるものであります。
第6条、議会の議決を経なければ流用することのできない経費は、病院及び看護学院の職員給与費24億1,799万2,000円、並びに病院長及び看護学院長交際費112万円であります。
第7条、他会計からの補助金は、共済組合追加費用などの経費に対し、一般会計から8,521万4,000円の補助を受けようとするものであります。
次に、18ページをお開き願います。予算説明書の収益的収入及び支出につきまして、初めに収入の主なものについてご説明申し上げます。
1款1項1目入院収益は、患者1人1日平均収入を前年度より628円増の3万4,542円と予定し、23億7,676万5,000円を見込んでおります。
2目外来収益は、1日平均患者数を前年度より40人減の580人、患者1人1日平均収入は、前年度より350円増の7,900円と予定し、11億1,800万8,000円を見込んでおります。
3目その他医業収益は、1億8,070万1,000円を計上しております。
1款2項医業外収益は、一般会計からの補助金及び負担金の減などにより、3億3,562万6,000円を予定しております。
19ページをお開き願います。1款3項看護学院収益は、前年度より352万8,000円増の8,969万9,000円を見込んでおります。
1款4項3目その他特別利益は、経営改善に係る支援として2億4,405万3,000円及び累積不良債務解消に係る支援として4,000万円の合計2億8,405万3,000円を、一般会計から受けるものであります。
次に、支出について申し上げます。1款1項1目給与費は、退職手当組合の負担率の増、職員数の減などにより、前年度より1億818万6,000円減の23億4,494万1,000円を計上しております。
20ページをごらん願います。1款1項2目材料費は、診療材料の減などにより、前年度より800万7,000円減の7億199万3,000円であります。
3目経費は、委託業務の見直しなどにより、前年度より1,267万6,000円減の7億2,888万5,000円を計上しております。
21ページをお開き願います。下段になりますが、1款1項4目減価償却費は、前年度より1億225万5,000円減の6億4,911万3,000円であります。
22ページをごらん願います。1款3項看護学院費用は、職員9人分の給与費及び看護学院運営経費として、収入と同額の8,969万9,000円を計上しております。
次に、24ページをお開き願います。資本的収入及び支出ですが、初めに収入からご説明申し上げます。
1款1項出資金2億5,900万6,000円は、備考欄記載の項目に対する一般会計からの出資金であります。
25ページをお開き願います。支出について申し上げます。
1款1項建設改良費3,500万円は、予算書本文第2条の主要な建設改良事業でご説明申し上げました医療機器などの購入費用であります。
2項企業債償還金3億7,149万6,000円は、病院施設整備及び医療機器整備に係る企業債元金償還金であります。
3項1目修学資金貸付金は、看護学院の学生43人の利用を見込み、2,064万円を計上するものであります。
以上で平成23年度深川市病院事業会計予算の説明を終わらせていただきますが、ご審議の上、原案にご賛同賜りますようよろしくお願い申し上げます。
〇渡辺委員長 これで平成23年度深川市各会計予算11件の説明を終わります。
お諮りします。本日の委員会はこれで散会したいと思いますが、異議ありませんか。
（「異議なし」と呼ぶ者あり）
異議なしと認め、よって本日の委員会はこれで散会することに決定をいたしました。
なお、次回の委員会は3月16日午前10時から開きます。
（午後2時53分 散会）