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平成20年 第4回

深川市議会定例会会議録 (第4号)

午前10時00分 開議
 平成20年12月25日(水曜日)
午前10時40分 閉会


○議事日程(第4号)


(午前10時00分 開議)

○議長(北本 清美君) これより本日の会議を開きます。


○議長(北本 清美君) 事務局長から諸般の報告を申し上げます。

○議会事務局長(森田 敏夫君) 初めに、陳情第5号の陳情者から陳情の取り下げの申し出がありました。
 次に、総務文教常任委員長から議案3件、社会民生常任委員長から議案1件及び請願1件、経済建設常任委員長から議案1件及び請願1件の審査結果の報告がありました。
 次に、経済建設常任委員会から意見案1件、川中議員外から意見案6件の提出がありました。
 次に、第4回定例会4日目の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。
 以上で報告を終わります。


○議長(北本 清美君) 日程第1 陳情の取り下げについてを議題とします。
 陳情第5号文西コミュニテイセンターの早期建設を求める陳情書については、陳情者から取り下げをしたいとの申し出があります。
 お諮りします。本件は申し出のとおり承認することに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(北本 清美君) 異議なしと認め、よって陳情第5号の取り下げは承認することに決定しました。


○議長(北本 清美君) 日程第2 委員会報告第13号議案第68号深川市民交通傷害保障条例を廃止する条例について、議案第69号深川市市民交通傷害保障事業特別会計条例を廃止する条例について及び議案第72号深川市納税貯蓄組合補助金交付条例を廃止する条例についての3件を議題とします。
 本件について委員長の報告を求めます。
 渡辺総務文教常任委員長。

○総務文教常任委員長(渡辺 英雄君)〔登壇〕 ただいま議題となりました議案68号深川市民交通傷害保障条例を廃止する条例について、議案第69号深川市市民交通傷害保障事業特別会計条例を廃止する条例について及び議案第72号深川市納税貯蓄組合補助金交付条例を廃止する条例についての3件について、総務文教常任委員会で審査しました概要と結果についてご報告申し上げます。
 議案第68号、議案第69号及び議案第72号は、本定例会において当委員会に付託され、12月18日及び19日の2日間にわたり委員会を開催し、所管の部課長等の出席を求め、審査を行いました。
 初めに、議案第68号深川市民交通傷害保障条例を廃止する条例について及び議案第69号深川市市民交通傷害保障事業特別会計条例を廃止する条例について一括して審査を行いましたので、質疑の中から主なものを申し上げます。
 問い、平成19年度の加入率31.6%は率直に多いと感じる。どのような人が加入しているのか、その区分等は。
 答え、男性が3,602人、45.9%、女性4,242人、54.1%です。年齢階層で見ると、60代が23.1%、70代が23.6%で、10歳未満が4.3%、10代が6.9%です。さらに、児童生徒の親と思われる20代が4.3%、30代が6.9%です。これらから、家族で入られているのが読み取れると同時に、高齢者の加入率が高くなっています。
 問い、制度を廃止した場合、市民への対応をどう考えているのか。
 答え、市広報1月号で廃止のお知らせ、2月にその説明を個別文書でお知らせをし、さらに3月号では3月31日までに交通事故に遭われた場合、その請求権が2年間あることをお知らせする考えです。また、市役所の1階の掲示板、納内支所、多度志支所の掲示板でも市民周知に努めます。
 問い、加入されている方には類似商品を求める方もいると思うが、その問い合わせがあった場合、どう対応するのか。
 答え、行政で民間会社の実名を挙げて商品の案内を行うことは難しいと考えていますが、できる範囲で類似商品の情報を収集し、情報提供をさせていただきます。
 問い、市販されている保険で、交通傷害保険と同じ条件で加入できる保険はどのようなものがあるのか。
 答え、共済事業の保険等で市交通傷害保険に近い内容の保険があると認識しています。
 問い、加入している人たちの同意を得ての廃止なのか。
 答え、行政連絡員代表者会議及び地区別行政連絡員会議でいろんな意見をいただきました。最終的に、各町内会長からは、保険の引き受け手がないこと、また直営では赤字が出るということで、「いたし方ない」という意見をいただいております。また、事故に遭われ、保険請求に来られた方に状況を説明し、ご意見をいただきましたが、「仕方がない」ということでした。
 問い、直営で事業を継続するとしたら、保険業を開設する上での資格が必要か。
 答え、自治体が保険業務を営む場合は、保険業法等に抵触する可能性がありますので、直営で実施するとすれば、共済的な掛金のもとでやっていく方式が適切と考えます。
 問い、直営で実施しているのは、紋別市、根室市、中空知広域圏組合であるが、直営の期間とこれからの見通しをどう押さえているのか。
 答え、開始は、紋別市が昭和44年4月から、根室市が昭和43年4月から、中空知広域市町村圏組合が昭和47年2月からそれぞれ実施し、現在も運営しています。今後の見通しについては聞いていません。
 問い、市民の3割が加入している状況からすると、決して低い数字だとは思わない。他市の状況を見ると、保険料が720円のところもある。深川市が直営で実施する場合、500円の試算しかしていないが、500円以上の試算をするとどうなるのか。
 答え、500円以上の保険料の試算をしていませんが、直営の場合は、例えば700円、800円という掛金をいただき、しっかりした体制をとるべきと考えます。
 問い、民間の損保のように保障によって掛金を決める発想ではなく、直営の場合、保障を減らし、保険料500円で維持する発想もあると思うが、どうか。
 答え、保障金額を下げて、保険料を上げないという検討はしていません。紋別市の保障内容と同じ考え方で検討しました。
 問い、紋別市の直営実績では、加入者が約8,256人で保険料が500円であり、もっと研究する価値があるのではないか。
 答え、紋別市では基金が約3,200万円あり、仮に深川市も直営となれば、一定の基金の準備が必要であり、紋別市とはそこが決定的に違うと考えています。
 問い、交通事故に対する保障を廃止するのであれば、交通事故が起きない努力が必要と考える。また、財政収支の見直しで交通安全推進員を廃止する、学童交通安全指導員の夏、冬休みの部分をなくす説明を聞いた。そういうところを削減し、保障もなくすのでは、市民は不安になる。交通安全対策の充実に向けての考えを伺う。
 答え、交通安全対策は、交通安全指導員会など10の関係団体から構成される深川市交通安全協会を中心に警察署など関係団体との連携をとり、交通事故の起きない安全、安心なまちづくりの推進に努めています。市としても、同協会と一体となり、春、夏、秋、冬における全国交通安全運動のときなど、早期街頭啓発や赤色灯啓発等の実施に参加、協力をしながら、交通事故防止啓発、自転車の安全利用の推進、シートベルト着用率調査の実施などを通して交通事故のないまちづくりに努力してきたところです。今後とも関係者の方々と一丸となって、交通事故ない安全、安心なまちづくりに市としてもなお一層の取り組みを進めます。
 質疑終結後、討論に入り、初めに北名委員から反対の立場で、市民交通傷害保険は多くの人に利用されている。やむを得ない側面もあるものの廃止するのは残念である。事業を継続する方法として、市が直営で行う方法があるが、その点の研究が不十分であり、残念であると討論がありました。
 次に、田中委員から賛成の立場で、市として交通安全の主体的取り組みを維持していくことを受けてやむを得なく賛成するが、この事業は交通事故が起きたときの保障であり、廃止することにより、市は交通事故が起きないよう予算の上でも、人員配置の上でもしっかりと取り組むことが必要である。このことを強くお願いするとの討論がありました。
 その後、採決に入り、議案第68号及び議案第69号は賛成多数をもって可決すべきものと決定いたしました。
 次に、議案第72号深川市納税貯蓄組合補助金交付条例を廃止する条例について、質疑の中から主なものを申し上げます。
 問い、直近3年間の補助金の交付実績を伺う。
 答え、平成18年度は、1人200円の事務費補助金で78万8,400円、特別補助金315万124円、19年度は事務費補助金のみで71万4,800円、20年度も事務費補助金のみで59万3,200円です。
 問い、納税は口座振替を推進しているが、その傾向はどういう状況か。
 答え、口座振替が2,572件、組勘が6,977件、納付書が286件で、納付書の割合が約2.9%で組勘と口座振替の割合が約97.1%です。
 問い、収納率を上げる取り組み状況はどうか。
 答え、本年は、現年度分をしっかりと納めてもらう方針で徴収しています。納められない方については、納税相談をするのが基本ですので、毎月6のつく日に夜8時まで納税相談をしています。
 問い、現在の収納状況はどうか。また、予算に対して決算の見込みはどうなっているのか。
 答え、ことしの収納状況は、現年度分が10月末現在64.28%で、昨年度の収納率を若干上回っている状況です。しかし、滞納繰り越し分は、現年度分を優先に徴収していることもあり、本年度は6.73%で昨年より約2%落ちています。滞納繰り越し分と現年度分を合わせますと、ほぼ昨年度と同じ収納率になっています。こういった状況から、市税はほぼ予算をクリアできる状況と想定しています。
 問い、滞納は、高額な納税者の方が多いのか、それとも少額な納税額の方が多いのか。
 答え、現年度分は、中間層や少額の納税者が納め切れない結果、滞納になる傾向があります。滞納繰り越し分は、高額な滞納者がいる状況です。
 問い、固定資産税を増税すると滞納者がふえる可能性を収納担当者の立場からどう考えているか。
 答え、影響はあると思います。ただ、今までの状況から見て、定着してくれば、その後はコンスタントに納税をしていただける傾向があります。
 質疑終結後、採決に入り、議案第72号は全会一致をもって可決すべきものと決定をいたしました。
 以上で総務文教常任委員会の報告を終わります。

○議長(北本 清美君) これより一括質疑に入ります。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(北本 清美君) 質疑を終わります。
 本件は討論の通告がありませんので、これより採決に入ります。
 初めに、議案第68号及び議案第69号の2件を一括して採決します。
 この採決は、起立によって行います。
 本件に対する委員長の報告は可決であります。
 本件は委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。

〔賛成者起立〕

○議長(北本 清美君) 起立多数。
 よって、議案第68号及び議案第69号は委員長の報告のとおり可決されました。
 次に、議案第72号を採決します。
 本件に対する委員長の報告は可決であります。
 本件は委員長の報告のとおり決定することに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(北本 清美君) 異議なしと認め、よって議案第72号は委員長の報告のとおり可決されました。


○議長(北本 清美君) 日程第3 委員会報告第14号議案第73号深川市国民健康保険条例の一部を改正する条例について及び請願第2号高齢者に負担増と差別医療を強いる後期高齢者医療制度の中止・撤回を求める請願の2件を議題とします。
 本件について委員長の報告を求めます。
 田中社会民生常任委員長。

○社会民生常任委員長(田中 裕章君)〔登壇〕 ただいま議題となりました議案第73号深川市国民健康保険条例の一部を改正する条例について及び請願第2号高齢者に負担増と差別医療を強いる後期高齢者医療制度の中止・撤回を求める請願の2件について、社会民生常任委員会で審査しました概要と結果についてご報告申し上げます。
 議案第73号及び請願第2号は、本定例会において当委員会に付託され、12月18日に委員会を開催し、所管の部課長等の出席を求め、審査を行いました。
 初めに、議案第73号深川市国民健康保険条例の一部を改正する条例について、質疑の中から主なものを申し上げます。
 問い、出産育児一時金が35万円から3万円アップの改正になるが、財源措置、出生数はどのような状況か。
 答え、今定例会には、国保会計の補正予算を上げておりませんが、国保の被保険者の出産は年間30件ほどの実績となっており、今年度において推計したところ既定の予算内で間に合うものです。
 問い、出産育児一時金は支給基準額をもとに決めていると思うが、財源の仕組み、一般会計から国保会計への繰り出しの状況は。
 答え、国の方から交付税として3分の2相当分が入っており、ルールに沿った形で一般会計から国保会計に繰り出して、残り3分の1を国保会計で負担しています。
 問い、分娩にかかる費用として、どの程度なのか。
 答え、各医療機関へ費用の調査をしたことはないが、平成19年度の分娩費用は入院費、食事代、分娩介助料など平均34万5,000円と概算しています。
 問い、産科医療補償制度の概要と運営組織は何を担うのか。
 答え、通常の妊娠、分娩により、脳性麻痺で生まれた子供さんに補償金を払うもので、財団法人日本医療機能評価機構が運営組織となり運営し、補償金の支払いによる損害を担保するため、分娩機関から分娩1回当たりの掛金を運営組織へ支払う仕組みとなっています。
 問い、脳性麻痺となった場合の補償対象はどうなっているか。
 答え、脳性麻痺で生まれた子供さんで出生体重2,000グラム以上かつ在胎週数33週以上が要件になり、重過失や天災事故で生じた場合は外されています。
 質疑終結後、採決に入り、議案第73号は全会一致をもって可決すべきものと決定いたしました。
 次に、請願第2号高齢者に負担増と差別医療を強いる後期高齢者医療制度の中止・撤回を求める請願について申し上げます。
 請願者は、深川地方労働組合総連合議長、吉田登美雄氏で、請願の要旨は、「政府は、国民の批判の高まりを受け、後期高齢者制度実施、半年も経たない中で保険料の一部軽減、天引きや口座振替の選択などの見直しを何度も行う事態に追い込まれており、制度の根幹には手をつけずにいる」とし、ついては、70歳から74歳の窓口負担の2割への引き上げをやめること、ほか2項目にわたる後期高齢者医療制度の中止・撤回について国への意見書提出を求めるものです。
 審査の結果、採決に入り、請願第2号は賛成少数をもって不採択とすべきものと決定いたしました。
 以上で社会民生常任委員会の報告を終わります。

○議長(北本 清美君) これより一括質疑に入ります。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(北本 清美君) 質疑を終わります。
 本件は討論の通告がありますので、指名します。
 北名議員。

○16番(北名 照美君) 今報告のありましたうちの請願第2号後期高齢者医療制度の中止・撤回を求める請願について不採択としたという報告がありましたけれども、このことに関して日本共産党議員団を代表して、採択すべきという立場で討論をいたします。
 4月1日から実施されている後期高齢者医療制度は、スタートの前から各方面で反対意見がわき上がっていましたし、4月15日の最初の年金からの天引きのときにはその声が一層高くなりました。世界でも例を見ない75歳という年齢で区別して、別建てで保険料を取り、医療抑制を図るこのやり方は到底手直し、見直しで事が済むことでありません。辛苦の中で、今日の日本をつくり上げてきたお年寄りをうば捨て山に追いやる言語道断の制度であります。かつては政権与党と連携を密にしていた医師会も、少なくない県段階の組織が反自民で、この制度の撤回を求めています。仄聞するところでは、深川医師会も反自民の態度を明らかにしたということのようであり、その理由には間違いなく、自公政権の医療政策に対する反発があると思います。事ほどさように、悪評の高いという点では麻生政権の国民へのばらまき給付金と全くうり二つという感じがいたします。深川市議会では、過年度に今回と同じような趣旨の請願が否決された経過がありますが、私のところにはなぜ撤回の請願が否決されたのか、だれが、どの会派が賛成したのかという怒りの声が幾つも届きました。今回も同様になると思います。楠議員が委員会で採択の立場で意思表示をしたということに敬意を表しながら、採択を求める討論といたします。

○議長(北本 清美君) 討論を終わります。
 これより採決に入ります。
 初めに、議案第73号を採決します。
 本件に対する委員長の報告は可決であります。
 本件は委員長の報告のとおり決定することに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(北本 清美君) 異議なしと認め、よって議案第73号は委員長の報告のとおり可決されました。
 次に、請願第2号を採決します。
 この採決は、起立によって行います。
 本件に対する委員長の報告は不採択であります。
 本件を採択することに賛成の議員の起立を求めます。

〔賛成者起立〕

○議長(北本 清美君) 起立少数。
 よって、請願第2号は委員長の報告のとおり不採択とすることに決定しました。


○議長(北本 清美君) 日程第4 委員会報告第15号議案第75号深川市手数料徴収条例の一部を改正する条例について及び請願第1号食の安全・安心、安定供給をめざし、食料自給率向上のための政策を求める請願の2件を議題とします。
 本件について委員長の報告を求めます。
 北畑経済建設常任委員長。

○経済建設常任委員長(北畑 透君)〔登壇〕 ただいま議題となりました議案第75号深川市手数料徴収条例の一部を改正する条例について及び請願第1号食の安全・安心、安定供給をめざし、食料自給率向上のための政策を求める請願の2件について、経済建設常任委員会で審査いたしました概要と結果についてご報告申し上げます。
 議案第75号及び請願第1号は、本定例会において当委員会に付託され、12月18日及び22日に委員会を開催し、所管の部課長等の出席を求め、審査を行いました。
 初めに、議案第75号深川市手数料徴収条例の一部を改正する条例について、質疑の中から主なものを申し上げます。
 問い、北海道の条例改正が先行しているようだが、手数料の上げ幅はそれらを参考にしたのか。
 答え、法の改正により、審査項目の増加及び複雑化により改正するもので、根拠として受け付け、審査、検査、通知に要する時間等から金額を算出しています。
 問い、申請の際に面積の最低限の規定はあるのか。
 答え、都市計画区域内は10平方メートルを超えて増築する場合は申請が必要で、同区域内の準防火地域は面積にかかわらず申請が必要になります。都市計画区域外では、北海道で審査をする物件についてはすべて審査が必要となります。例を挙げると、特殊建築物の場合100平方メートルを超え、木造の場合については高さが13メートルを超えるもの、鉄骨づくりの場合については2階建て以上のものなどの場合に申請が必要になりますが、これ以外は申請の必要はありません。
 問い、構造計算を必要とする建築物の高さはどこまでか。また、市で対応できる範囲はどこまでか。
 答え、構造計算適合性判定の対象となる建築物は、木造は高さが13メートルを超えるもの、鉄骨づくりは4階建て以上のもの、鉄筋コンクリートづくり等であれば高さ20メートルを超える建築物が対象となります。市で申請を受け付ける一般的な木造2階建て住宅等は、構造計算の必要はなく、広告塔などで一部構造計算がついて申請される場合、市で構造審査をする場合もありますが、それ以外市が構造計算の対応をすることはなく、北海道で審査することになります。
 問い、取り扱いの実績件数はどのくらいか。
 答え、平成18年度の確認申請件数は77件、完了検査申請件数は64件、計141件、19年度の確認申請件数は78件、完了審査申請件数は55件、計133件、20年度11月末現在の確認申請件数は55件、完了検査申請件数は39件、計94件となっています。
 問い、いわゆるカーポートと言われる壁のない車庫も申請は必要か。
 答え、壁のあるないにかかわらず、車庫を建てる場合には申請が必要になります。
 質疑終結後、採決に入り、議案第75号は全会一致をもって可決すべきものと決定をいたしました。
 次に、請願第1号食の安全・安心、安定供給をめざし、食料自給率向上のための政策を求める請願について申し上げます。
 請願者は、深川地方労働組合総連合議長、吉田登美雄氏で、請願の趣旨は、日本が食料自給率を向上させることは世界の食料危機や地球温暖化などの解決にも大きく貢献するものと考えることから、食料自給率向上のための実効ある政策を実施することなど、3項目にわたり関係機関へ意見書提出を求めるものです。
 審査の中で、太田委員から請願の趣旨は賛同するものではあるが、ミニマム・アクセス米については国の一定の方向性等があることから、それらを削除したものにしたいとの発言があり、太田委員からは発言趣旨に沿った意見書の提出があり、委員会は太田委員から提出されました意見書もあわせて審査に入りました。
 その後、採決を行い、請願第1号は全会一致をもって趣旨採択すべきものと決定し、あわせて委員会は太田委員から提出のありました意見書を全会一致により関係機関に送付すべきものとし、本件を本会議に提出することに決定いたしました。
 以上で経済建設常任委員会の報告を終わります。

○議長(北本 清美君) これより一括質疑に入ります。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(北本 清美君) 質疑を終わります。
 本件は討論の通告がありませんので、これより採決に入ります。
 初めに、議案第75号を採決します。
 本件に対する委員長の報告は可決であります。
 本件は委員長の報告のとおり決定することに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(北本 清美君) 異議なしと認め、よって議案第75号は委員長の報告のとおり可決されました。
 次に、請願第1号を採決します。
 本件に対する委員長の報告は趣旨採択であります。
 本件は委員長の報告のとおり決定することに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(北本 清美君) 異議なしと認め、よって請願第1号は委員長の報告のとおり趣旨採択することに決定しました。


○議長(北本 清美君) 日程第5 意見案第24号食の安全・安心、安定供給をめざし、食料自給率向上のための政策を求める意見書を議題とします。
 提出者の説明を求めます。
 北畑経済建設常任委員長。

○経済建設常任委員長(北畑 透君)〔登壇〕 ただいま議題となりました意見案第24号食の安全・安心、安定供給をめざし、食料自給率向上のための政策を求める意見書について、提出者を代表して、提案理由を申し上げます。
 本件につきましては、委員会報告第15号で報告しました請願第1号の審査に関連して委員会で意見案を提出することに決定したものであります。
 つきましては、お手元に配付しております内容により関係機関に提出するもので、内容の説明は省略いたしますが、議決くださいますようよろしくお願い申し上げます。

○議長(北本 清美君) これより質疑に入ります。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(北本 清美君) 質疑を終わります。
 本件は討論の通告がありませんので、これより意見案第24号を採決します。
 本件は原案のとおり決定することに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(北本 清美君) 異議なしと認め、よって意見案第24号は原案のとおり可決されました。


○議長(北本 清美君) 日程第6 意見案第25号安心の介護サービスの確保を求める意見書ないし意見案第30号公共交通機関の路線の維持・確保に関する意見書の6件を議題とします。
 提出者の説明を求めます。
 水上議員。

○7番(水上 真由美君) ただいま議題となりました意見案第25号安心の介護サービスの確保を求める意見書ないし意見案第30号公共交通機関の路線の維持・確保に関する意見書の6件について、提出者を代表し、提案理由の説明を申し上げます。
 本件につきましては、お手元に配付しております内容により関係機関に提出するもので、内容の説明は省略いたしますが、議決くださいますようよろしくお願い申し上げます。

○議長(北本 清美君) これより一括質疑に入ります。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(北本 清美君) 質疑を終わります。
 お諮りします。本件は、会議規則第36条第3項の規定によって委員会付託を省略したいと思いますが、異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(北本 清美君) 異議なしと認め、よって本件は委員会付託を省略することに決定しました。
 本件は討論の通告がありませんので、これより意見案第25号ないし意見案第30号の6件を一括して採決します。
 本件は原案のとおり決定することに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(北本 清美君) 異議なしと認め、よって意見案第25号ないし意見案第30号は原案のとおり可決されました。


○議長(北本 清美君) 日程第7 閉会中の継続審査の申し出についてを議題とします。
 本件は、総務文教、社会民生、経済建設の各常任委員長から、別紙ご配付のとおり閉会中の継続審査の申し出があります。
 お諮りします。申し出のとおり決定することに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(北本 清美君) 異議なしと認め、よって申し出のとおり閉会中の継続審査とすることに決定しました。


○議長(北本 清美君) 日程第8 閉会中の所管事務調査の申し出についてを議題とします。
 本件は、総務文教、社会民生、経済建設の各常任委員長から、別紙ご配付のとおり閉会中の所管事務調査の申し出があります。
 お諮りします。申し出のとおり決定することに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(北本 清美君) 異議なしと認め、よって申し出のとおり閉会中の所管事務調査とすることに決定しました。


○議長(北本 清美君) これで本定例会に付議されました事件の審議はすべて終了しましたので、平成20年第4回深川市議会定例会を閉会します。

(午前10時40分 閉会)


  上記会議の記録に相違ないことを証するため、ここに署名する。

議長 北本 清美
署名議員( 4番) 長野 勉
署名議員(15番) 田中 裕章



[議事日程][目次]


日程第 1 陳情の取り下げについて
陳情第 5号 文西コミュニティセンターの早期建設を求める陳情書
日程第 2 委員会報告第13号
議案第68号 深川市民交通傷害保障条例を廃止する条例について
議案第69号 深川市市民交通傷害保障事業特別会計条例を廃止する条例について
議案第72号 深川市納税貯蓄組合補助金交付条例を廃止する条例について
日程第 3 委員会報告第14号
議案第73号 深川市国民健康保険条例の一部を改正する条例について
請願第 2号 高齢者に負担増と差別医療を強いる後期高齢者医療制度の中止・撤回を求める請願
〔請願第2号〕
賛成討論・
北名 照美 君
日程第 4 委員会報告第15号
議案第75号 深川市手数料徴収条例の一部を改正する条例について
請願第 1号 食の安全・安心、安定供給をめざし、食料自給率向上のための政策を求める請願
日程第 5 意見案第24号 食の安全・安心、安定供給をめざし、食料自給率向上のための政策を求める意見書
日程第 6 意見案第25号 安心の介護サービスの確保を求める意見書
意見案第26号 長時間労働や日雇派遣など労働法制の改正を求める意見書
意見案第27号 暮らせる年金の実現を求める意見書
意見案第28号 新たな過疎対策法の制定に関する意見書
意見案第29号 私学助成制度に係る財源措置の充実強化に関する意見書
意見案第30号 公共交通機関の路線の維持・確保に関する意見書
日程第 7 閉会中の継続審査の申し出について
日程第 8 閉会中の所管事務調査の申し出について