令和5年度北空知地域入退院支援研修会 (2023年12月14日開催)
開催報告
12月14日に開催した「令和5年度北空知地域入退院支援研修会」には、40名の参加があり、当初は現地開催を検討していましたが、インフルエンザの流行によりオンライン開催に急遽変更し実施しました。
昨年度に引き続き架空の事例 (腰椎圧迫骨折で入院し、在宅復帰予定の患者への支援) を題材にグループワークにより検討しました。
- 支援関係者が、本人や家族の思いに添った支援できるよう検討できたか
- 医療・地域支援関係者が情報を共有し同じ目標で支援できるよう検討できたか
- 調整ルール (様式3) から得られた情報は適切でしたか。過不足はなかったか
を検討の視点に1グループあたり4人から5人の8グループに分かれて話し合い、各グループにファシリテーターを配置し、ルールに基づいた支援や情報共有について自由な発想で話し合いを進めました。
2回のグループワーク後、全体共有を行い、「病院は医療面に強いが、本人の好きなこと楽しみ等の情報があればもっと良い」「今までの暮らし方や病歴以外、人物像等が情報としてあれば、病院側はその人らしい退院支援を検討しやすい」など多職種で検討することで初めて気づいたことや、「退院までの日数から逆算してどのような支援が必要か検討し、支援体制が整うまでの期間は入院が必要か調整」など実務で必要とされる情報共有について話し合われました。
- 日時 令和5年12月14日 (木曜日) 18時00分から19時33分
- 開催方法 オンライン開催
- 対象者 療養が必要な住民を支援する北空知地域の保健・医療・介護・福祉の支援関係者、北空知介護支援専門員連絡協議会会員等
- 内容
- 北空知地域入退院支援・調整ルールの紹介
- 事例検討 テーマ「腰椎圧迫骨折で入院し、在宅復帰予定の患者への支援」
- グループワーク
北空知地域入退院支援・調整ルールに基づいたロールプレイによる検討
- グループワーク
- 全体共有
- 参加費 無料