多職種連携情報共有ツール「きたそらりんく」

多職種連携情報共有ツール「きたそらりんく」の運用を2020年10月1日から開始しました

北空知地域医療介護確保推進協議会では、在宅療養を支えるために、患者・サービス利用者の状態変化等に応じて、医療・介護関係者間で速やかな情報共有が行われるよう、ICTを活用した情報共有ツールの導入について、平成29年度 (2017年度) から調査研究を行なってきました。

今年度はプロジェクトチームを設置し、導入に向けた具体的検討を重ねてきましたが、関係市町間の協議が整い、旭川市医師会など道内でも運用実績のある、多職種連携情報共有システム「バイタルリンク」(帝人ファーマ提供) を採用し、2020年10月1日から運用を開始しました。

運用開始に向けては、関係市町で多職種連携情報共有システム導入説明・研修会を9月から11月にかけ9回開催し、延べ100名のかたに参加いただきました。

システムの導入・維持経費は関係市町で負担し、医療機関・事業所は無料で参加・利用できます。

今後、患者・サービス利用者の支援に関わる多職種の情報共有での利用や、電子会議等での利用などを徐々に進めながら、事業所の利用者登録 (利用者アカウントの発行) を促進し、利用ルールづくりなどの運用体制を整備し、本格的運用を図っていきます。

「きたそらりんく」とは

帝人ファーマ株式会社が提供する多職種連携情報システム「バイタルリンク」を活用し、多職種間で、パソコンやスマートフォン、タブレットを用いて、患者さんや介護サービス等の利用者さんの情報を共有して支援していくシステムです。

北空知地域では、①患者・サービス利用者に関わる医療・介護等支援者の情報共有による基本的な活用のほか、②協議会の各会議体の会議や関係市町の地域ケア会議などで電子会議として活用する、③協議会や関係機関・団体の研修会等のお知らせや情報提供の場として活用する、④専門職間のコンサル・相談室として活用する、⑤病院・施設・事業所の空き情報等を共有する場として活用することを計画し、検討・準備を進めております。

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運用ルールの策定について

「きたそらりんく」を令和2年10月1日から運用開始していますが、導入後の調査で「入力ルールや対象者がはっきりしていない」などの意見があったことから、専門部会等で協議をすすめ、具体的な運用ルール「きたそらりんく入力・運用ルール」を下記のとおり定め、令和5年 (2023年) 7月3日開催の北空知地域医療介護確推進協議会で報告・承認されました。

既に「きたそらりんく」を利用中の各事業所等におかれましては当該ルールによりさらなる利活用をいただけますようお願い申し上げます。

なお、運用ルール以前に定めた基本ルール (エチケット) は以下のとおりですので、基本・運用それぞれに基づきご利用ください。

  • きたそらりんくを利用する関係機関・事業所は、情報共有のため1日2回確認するようにしてください。
  • 緊急の連絡は電話等で行うようにしてください。
  • 事業所共有アカウントを複数人で使用する場合、コメントを記入した人の名前を記載してください。
  • 事業所共有アカウントでメッセージを確認したら、必ず関係する担当者へ情報共有してください。

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