認知症スキルアップ研修会 (2024年2月16日開催)
開催報告
2月16日に認知症ケアに関わる取り組みについて学び、認知症ケアに関わる専門職が日頃の困難事例への対応について情報共有し検討する機会とするため、支援関係者による認知症スキルアップ研修会を開催しました。
前段に深川市立病院認知症認定看護師の前川凡子看護師から認知症認定看護師の役割や実際の活動内容などについての説明があり、その後、参加者から予め出された相談内容に基づき意見交換を行いました。
意見交換では、「認知症状があるにもかかわらず、受診につながらない」ケースや、「本人は困っていないが、家族や近所等が困っている」ケース、「年相応」等と言われサービス等に繋がらない、独居や認々介護状態の高齢夫婦世帯の在宅支援、自宅では穏やかでもデイサービスを促すと怒りだす、などの事例が出されました。
個別のケースについてもそれぞれ専門的な立場からアドバイスがあり、参加者は普段の業務に活かすために情報収集をすることができた。また、担当者がお互いの事例について情報交換する場となったことや、お互い苦慮していることに共感しモチベーションが上がった、自分だけでは思いつかないアプローチ方法が見つかる、などの意見があり有意義な研修となりました。
- 日時 令和6年2月16日 (金曜日) 10時から11時30分
- 開催方法 オンライン開催
- 講演「認知症認定看護師の役割について」
講師 深川市立病院 認知症認定看護師 前川凡子氏 - 意見交換会
困難事例 : 参加者から事前に集約
- 講演「認知症認定看護師の役割について」