5 |
15 |
民主クラブ 田中昌幸 |
- 2012年度予算編成方針について[財政]
- (1) 財政収支見直しから丸3年経過し、自治体財政を取り巻く情勢、大型補正予算により経常費で予算措置しなければならない項目が、前倒しされてきたこと、過疎対策事業でソフト事業が認められたことや少子高齢化のさらなる進行など、市内環境も大きく変化しているが、この3年間の検証と見直しをするべきと考えるがどうか
- (2) これまで、財政基盤の安定化を図るため、従前の莫大な公共投資の借金の返済や公的施設の維持管理費用の増大などの現状認識に立ち、本市の身の丈に合った安定した行政サービスを提供し、健全財政を維持、継続することが、本市財政の喫緊の課題であると答弁しているが、この10年ほどで実際はどのように変化し、それがどう影響を与えているのか、検証した数値を示し、その数字が身の丈に合っていないとすれば、どこまで努力しなければならないのか伺う
- (3) 単年度収支の均衡が一般会計では既に2年連続実現し、かなり多額の実質黒字を出している状況下で、新年度予算編成方針について、依然として緊縮型なのか。また一律カットなのか。めり張りのある見直しなのか。低迷を続ける市内経済に配慮した積極型なのか伺う
- 生きがい文化センター・パトリアホールの運営について[教育]
- (1) 財政収支改善で唯一、実質的にゼロ稼動となっている生きがい文化センターのパトリアホールの利用再開について、関係団体、市民の皆さんからの要望が根強くあると考えるがいかがか
- (2) 再開に向け、新たな管理運営体制の提案を広く公募してはどうか
- 子どもたちのスポーツ環境の維持充実について[教育]
- (1) 指導者の確保、指導をできる環境整備もあわせて重要なことで、クラブチームという仕組みではない、中体連の枠組みの環境下での、優れた指導者の確保、支援が重要だが、教育委員会としてどのような対応をしてきたか、今後の考えについて伺うまた、このような指導力は、教員の評価ポイントにどのように反映されているのか
- (2) 小学校は少年団、中学校では中体連、さらに高校は高体連とスポーツに取り組む体制はそれぞれのカテゴリーで指導者の皆さんの努力により、少子化の中で頑張っている学校と団体、地域の指導者たちとの連携、世代間で途切れないような橋渡しを行政としてどのように行っているか
- (3) 中学校の統廃合の方向性が出され、この間の議論で部活動の選択肢の確保という視点もあり、その受け皿となるべく存続校での部活動を維持すべきと考える。部の成立や存続のルール等は教育基本法、学習指導要領の中や道教委からの指導、あるいは市教委としての考えがあるのか
- 組織機構、職員管理について[一般]
- (1) 平成22年第3回定例会での定数条例改正の委員会審査で、『さまざまな職の適正数を持ち合わせて適切な人事管理ができるように整理したいと考えています』と答弁しているが、その後の検討結果は
- (2) 実質的に現場で人が足りない状況は明らかだが、その声が人事管理担当、市長に届いていないとすれば、各部の最高責任者である部長が報告していないのか。所管部長は報告しているのだが伝わっていないのか
- (3) 民間の考えを取り入れることなどを行革推進の軸としているが、組織のスリム化に必要なのは、現場を削るのではなく、管理部門のスリム化、しかも役職者のスリム化を進めるのが常識であるまた、2009年につくった課内室の存在もいびつな状況なことから、現場の各層の意見をまとめ、仕事を見直し、仕事のやり方を見直し、部課の大胆な見直しを進め、課設置の整理、部長職の廃止あるいは発展的解消を進めるべきではないか
- (4) これまでの無計画な採用ではなく、一定の期間をめどに職員の採用計画を策定し、研修体制とあわせて人材育成を進めることについて
- (5) 障がい者の採用について検討するとしていたが、その検討結果と採用計画について
|