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深川初の農産物栽培にチャレンジ!

最終更新日:2017年04月01日

Yさんの写真
Profile

Yさん

2009年 東北より移住

野菜農家

移住を決めたきっかけはなんですか?

Yさん
仙台でも農業をしていたのですが、農業を始める前は深川にある拓殖大学北海道短期大学で農業を学んでいました。
仙台は深川に比べて土地の値段が高く、同じ面積を買うにも10倍くらいの資金が必要で、もっと拡大していきたいと思っても、思ったような農業が出来ずにいました。
そこで、学生時代を過ごした深川なら土地を安く手に入れることが出来るから、他の地域で農業を始めるより初期投資が少なくても出来ると思い、深川に決めました。

移住前に何か準備しましたか?

Yさん
いやーそこが、実は勢いで来ました。
とりあえず、来てすぐに農業を出来るとは思っていなかったので、深川に引っ越してきて運送関係の仕事をしながら地道に基盤作りをしました。
仕事で配達に行った農家さんに声かけして関係を築きながら、自分の希望や思いに合う農家さんを探し、市役所へも相談に行き、実際農業研修を受けることになるまで2年くらいかかりました。 

新しい農業とはどんな農業ですか?

Yさん
「ぷちぷよ」という品種のトマトの栽培をしています。
「ぷちぷよ」は宮城県の種苗会社の種なのですが、仙台で農業をしている時から試験栽培に携わっていて、皮が普通のものよりすごくやわらかく赤ちゃんのほっぺたみたいで、甘みがあるのが特徴です。
深川では私が最初に栽培を始めました。
あとはきゅうりの生産もしていますが、実はきゅうりは収穫が難しいのです。
毎年、収穫時期には10人くらいの人を雇っていますが、地元の農家さんの教えもいただきながら、収穫しています。

深川暮らしはどうですか?

Yさん
田舎だから人と人との繋がりが深いところがいいですね。
趣味のスノーボードやスケートボードから仲間がどんどん広がっていますが、人とこんなに仲良くなれることって都会じゃ出来ないと言いきれるくらい仲良くなりました。
実は僕の自宅横の倉庫に、仲間とスケートボードの練習場を作りました。 
  • スケートボードの練習場の写真
Yさん
深川は国道12号線が通っていて、旭川や滝川・砂川ともアクセスがいいから、他の地域の人とも繋がりやすく、今ではあちこちから私の所に仲間が集まります。
移住してきてスケートボードをやりたいなら私の所に来てください。
あとは山も最高です!もちろん雪質は文句なし。
スノーボードでバックカントリーも気軽に楽しめます! 
  • スケートボードの練習風景の写真

移住して来られる方にアドバイスやオススメはありますか?

Yさん
まずは、どんどん外に出ることですね。
どんなまちだって引きこもっていたら、何も楽しめないですよ。
田舎だってどんどん外に出たら、何もないようでいっぱいある。
人との繋がりも、どんなことも、うちの中にいるだけでは築けないから、待っているだけじゃなくって、外に出てください!
あと、農業やるなら深川オススメです。
深川ってどんな農業でも出来ます。
初期投資はかかるけど、水稲をやろうと思えば水稲も出来る。
果樹をやろうと思えば「りんご」「さくらんぼ」「ぶどう」「プルーン」とかが出来る。
畑作をやろうと思えば、「トマト」「きゅうり」「たまねぎ」「じゃがいも」「葉物」など大抵のものが出来る。
そして花だって出来る。
やろうと思えばなんでも出来る土地ってそうないですよね。
僕もそこに惹かれたし、これから本気で農業やりたい人にはオススメします!

ありがとうございました。最後に移住を検討しているかたへメッセージをお願いします!

Yさんの写真
充実した趣味と仕事を満喫している姿がステキでした。
自宅の横にスケートボードの練習場を作れるのは田舎ならではないでしょうか。
一生懸命手がけた「ぷちぷよ」トマトが、たくさんのかたへ届くことを願っています。

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