令和8年市長年頭あいさつ
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令和8年市長年頭あいさつ
明けましておめでとうございます。
市民の皆さまにおかれましては、輝かしい新春をお迎えのことと心よりお喜び申し上げます。
昨年を振り返りますと、岩手県大船渡市で焼損面積3,370ヘクタールに及ぶ大規模山林火災が発生したほか、全国各地で豪雨災害が相次ぎ、12月には青森県東方沖地震が発生するなど自然災害が続きました。被災された皆さまにあらためてお見舞いを申し上げますとともに、一日も早い復興を心からお祈りいたします。
本市においても、7月の大雨により雨竜川が氾濫には至らなかったものの浸水被害が発生し、基幹産業である農業に一部影響が及びました。また、国内作付面積第2位を誇るソバは猛暑の影響で収量が減少し、牛肉価格の低迷や飼料価格の高騰、さらには農業資材・肥料価格が高騰するなど、厳しい環境が続いています。一方、水稲は生産者米価が上昇する中で収量・品質ともに良好で、その他の野菜・花き・果樹は猛暑の影響により収量減があったものの、価格が上昇したことにより総じて良好な出来秋を迎えました。関係者の皆さまのご尽力に、あらためて敬意と感謝を申し上げます。
平成31年に始まった新庁舎建設事業は、新庁舎での行政サービスが3年目を迎え、外構工事や公用車車庫なども完成し、全ての事業がようやく完了しました。今後も新庁舎にふさわしい質の高い行政運営に取り組み、全職員一丸となってさらなる市民サービスの向上に努めてまいります。
昨年の新たな取り組みとしては、若手職員によるタスクフォースが中心となり策定・提案し議会で承認された「深川市こども子育て条例」が施行しました。この条例は、子どもの意見や想いを尊重し、行政・保護者・市民・学校・事業者などがそれぞれの担うべき役割を明文化したものです。さらに、高校生までの医療費助成、出産サポート「安心ハイヤー」事業、保育所等副食費の無償化、学校給食費の一部無償化、妊娠・出産応援交付金事業(コウノトリ応援プラン)の継続など、全国的にもトップクラスの子育て世代への支援を展開しています。子どもは地域の「宝」です。今後とも社会全体で見守り育んでいくことを皆さまと共有してまいりたいと存じます。
また、市地球温暖化対策実行計画(事務事業編)に基づき、100以上ある公共施設のうち61施設の照明をLED化したほか、デジタルデータや電子媒体を活用したペーパーレス化を推進しており、令和5年に宣言した「ゼロカーボンシティふかがわ」の実現に向け、今年も地球温暖化対策を着実に進めてまいります。
さらに「まなぶ」「ふれあう」「つながる」をコンセプトとした複合施設「(仮称)深川市まちなか交流施設」は、愛称を「ふかふか」に決定し、今年11月の利用開始に向けて現在、建設工事を進めています。まちなかの賑わい創出につながり、市民に親しまれ利用しやすい施設となるよう取り組んでまいります。
ふるさと納税でも人気の「ふかがわシードル」は、アップルランド山の駅おとえ10周年を記念して発売した「ふかがわシードルライト」が、全国で3本しか選ばれない最高金賞五つ星を受賞しました。また、昨年10月には「北海道深川市と宮崎県都城市との物産品相互取扱に関する協定」を締結し、平成27年から続く両市の交流をさらに深め、道の駅「ライスランドふかがわ」と「都城NiQLL(ニクル)」での特産品相互販売や、ふるさと納税のコラボ企画を通じて両市の知名度向上を図り、本市のファンを増やしてまいります。
さて本年、石炭産業を支え、人々の交流を担い115年の歴史を刻んできたJR留萌本線が惜しくも廃線となります。残り3か月、市民の皆さまのご利用をお願いいたします。
人口減少や少子高齢化、物価高騰、景気の低迷など依然として厳しい課題に直面しておりますが、互いに支え合い助け合える居心地の良い「人にやさしいまち」の実現に向け邁進してまいりますので、引き続きご支援とご協力をお願い申し上げます。
結びに、市民の皆さまにとって今年一年が明るく幸多き年となりますよう心よりご祈念申し上げ、新年のごあいさつといたします。
令和8年1月5日
深川市長 田 中 昌 幸