市税滞納整理に「タイヤロック」を導入しました

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市税は、福祉・教育など生活に密着した事業の費用に充てられる貴重な自主財源であり、健全な行財政運営を進めていくためにもその確保が重要な課題となっています。また、国民健康保険税は、医療費や出産育児一時金の給付などの国民健康保険事業に要する経費に充てられる重要な財源となっています。
現在、市では再三の納税催告に応じない滞納者などに対して、預貯金や不動産の差押えを行い、徴収の確保に努めています。今後はこれに加え、新たに「タイヤロック」による自動車(普通自動車、軽自動車、オートバイ等)の差押えを導入し、滞納者へより強力に納税を促していきます。

タイヤロックを装着されると自動車が使用できなくなります

タイヤロックの写真
差押えた自動車を運行させない措置(国税徴収法第71条)として、自動車のタイヤ部分にタイヤロックを装着し、運行不能状態にします。
タイヤロックによる滞納処分は、差し押さえた自動車が使用出来なくなることで、滞納者に自主的に納税してもらうことが目的ですが、タイヤロックを装着した後、一定期間が経過しても納税されない場合は、その自動車をインターネット公売などにより売却して未納税に充当します。

これまでの取り組みや注目情報

市では、滞納額の縮減と税の公平性の確保にむけ、下記のような取り組みを進めています。
  • 給与差押:勤務先へ照会し、毎月給与から完納するまで取り立てます。
  • 預貯金差押:金融機関に預金調査を行い、口座から直接取り立てます。
  • 不動産差押:登記簿に記載され、完納しないときはインターネット公売などにより売却します。
  • 動産差押:家宅捜索を行い、差し押さえた動産をインターネット公売などにより売却します。

対象者

市税滞納者

納期限まで納税できない場合は、お早めにご相談ください

特別な事情で納期限までにどうしても納税できない場合は、そのままにせずお早めに税務財政課納税係にご相談ください。毎月16日・26日(土曜日・日曜日、祝日の場合は翌開庁日)に夜間相談窓口(午後5時から午後8時まで)を開設していますので、ご利用ください。
※「広報ふかがわ」の各種相談欄に相談日を毎月掲載しています。

問合わせ先・担当窓口

企画総務部 税務財政課 納税係