水道の水ができるまで

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深川市の水(上水道)は、沼田ダム(ホロピリ湖)に水源を求め、ダムから取水した水を浄化して水道用水として利用しています。
昭和53年、深川市・沼田町・秩父別町・北竜町の1市3町が、共通した水道事情の悪化と将来の水需要の増大に対処するため、共同で北空知広域水道企業団を設立し、その後、昭和56年には妹背牛町が加わり1市4町によって企業団は運営されています。
ダムから取水した水は、導水管を通り、約14キロ離れた北空知広域浄水場(沼田町)まで送られてきます。
浄水場では、職員が24時間常駐、水が浄水施設を経てそれぞれのまちに届くまでのすべての情報を中央監理室で管理しています。
中央監理室には大型の監視盤があり機械の運転状況や水質、水位、水量などの情報を常時監視・制御しています。
ダムから送られてきた水は、最初に機械で大きなゴミを取り除きます。
つぎに、水の中の小さなゴミやチリ、鉄分などを取り除くため、薬品を注入して沈みやすい固まりにします。
水の中の沈みやすくなったゴミなどは、沈でん池で取り除かれます。
つぎに、より細かいゴミやばい菌を取り除くため砂でろ過してきれいにします。
さらに、安心して飲める水にするため、塩素を注入して殺菌・消毒されます。
こうして浄水された水は、法律で定める水質基準に適合し、安心して飲める水かどうかを検査した後、ポンプによって送水調整池に蓄えられ、そこからわたしたちのまちまで送水管を通って送られてきます。

市では、給水区域を9カ所のブロックに分けて、電気計装システムなどの設備を通じ市役所庁舎内の中央監理室で、24時間安定した水を供給するため監視をしています。

問合わせ先・担当窓口

建設水道部 上下水道課 工務係