深川市環境美化パートナー制度とは?

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深川市環境美化パートナー制度とは、アダプトプログラムの趣旨を取り入れた市民と行政がお互いの役割分担を定めて、両者のパートナーシップのもとで継続的に美化活動を進める制度です。
21世紀の「きれいなまちづくり」のキーワードは「市民と行政のパートナーシップ」。
両者の協働で進める「まち美化活動」は、「環境美化」にとどまらず、地域への誇りと愛着を育んでいきます。

アダプトプログラム

アダプトプログラムとは、道路・河川・公園等の一定範囲について、地域住民、愛護団体、NPO、企業等が自発的なボランティア活動を行い、行政と住民がパートナーとなり、住民自ら責任を持って適正な維持管理を行い、美しい生活環境を創り出していこうとする新しい取組みです。
1985年に、米国テキサス州におけるハイウェイの美化清掃事業において、Adopt A highway Program(アダプト・ア・ハイウェイ・プログラム)の名称で初めて導入され、その後、幅広い市民参加を得る手法として全米に広まった「市民と行政の協働」を進めるための一手法です。
さらに、カナダ、ニュージーランド、プエルトリコの各国でも実施されています。

日本では

日本では、1998年に初めて「アダプトプログラム」としてこの制度が導入されました。以降急速に普及が進み、2004年には240を超える自治体で導入され、2005年には300を超える勢いです。
現在、各地で地域特性に応じた独自の「アダプトプログラム」が導入され、27万人を超える住民が参加して成果をあげています。
アメリカの「アダプト・ア・ハイウェイ・プログラム」にヒントを得て、各地の創意・エ夫が加味された「日本版アダプトプログラム」が、全国にしっかりと根を下ろしています。
道内では札幌市、釧路市、帯広市、芦別市、上士幌町、白老町などが制度を実施しています。

パートナー制度の目的

深川市では、町内会による道路や河川や公園の清掃・草刈等、多くの市民のみなさんが自発的に環境美化活動に取り組んでいます。
しかし、市民にとって身近な公共施設である公園や道路へのポイ捨ては、残念なことにまだまだ多く見られるのが実情です。
そのため市としては、この全国的に普及してきているボランティアによるまちづくりを推進するため、深川市環境美化パートナー制度を実施して、環境美化に対する意識の高揚を図り、市民と行政の協働によるまちづくりを目指します。

制度の特徴

このパートナー制度は、多くの市民のみなさんに主体的に参加してもらうため、身近に感じている公園・道路・河川で実施します。
活動の内容は、捨てられているごみの収集・廃棄や施設などに異常があったときの情報の提供となります。
他にもトイレなどの施設の清掃、子どもたちが多く遊ぶ砂場の清掃、草取りや草刈、花壇や植樹ますの管理など、パートナーとしてやってみたいことがあれば協議して決めていきます。

市の活動支援

環境美化パートナー制度に参加されるみなさんへの市の活動支援については、つぎのものがあります。
  • 活動に必要な物品の支給(軍手・ゴミ袋・清掃用具など)
  • サインボードの設置
  • 活動団体の名前を入れたサインボードを、活動場所に設置します。
  • 保険の適用
  • パートナーのみなさんが安心して活動できるように保険(全国社会福祉協議会のボランティア活動保険)への加入。費用は市が負担します。
  • 当該活動だけでは実施することが困難な除草、粗大ゴミ等の除去などの作業をできるだけ支援し、参加者と協力して公共施設の環境改善に努めます。

情報の提供について

管理区域内につぎのようなことがありましたら、ご連絡ください
  • トイレ等の施設の損壊(公園)
  • 遊具等の破損(公園)
  • 樹木の損傷(公園)
  • 道路の付帯物や標識等の破損(道路)
  • 街路樹等の損傷(道路)
  • その他の異常(公園・道路)

関連書類

問合わせ先・担当窓口

建設水道部 都市建設課 維持管理係