財政状況（令和4年度決算）

令和5年第3回市議会定例会において、一般会計、特別会計及び企業会計の令和4年度決算が認定されました。
詳細については、広報ふかがわ11月号に掲載しますが、決算の概要をお知らせします。

一般会計については、黒字決算となりました。
深川市の一般会計の決算は、

• 歳入：200億4,562万円
• 歳出：199億1,231万円

差し引き、1億3,331万円となりました。
翌年度へ繰り越すべき財源1,018万円を除く実質収支額は、1億2,313万円となりました。

介護保険特別会計ほか4特別会計の合計は、黒字決算となりました。

表:各会計決算状況

項目	最終予算額	歳入	歳出	差引残高	単年度収支
一般会計	204億6,766万円	200億4,562万円	199億1,231万円	1億3,331万円	△3億2,141万円
特別会計 小計	66億1,285万円	63億9,759万円	63億7,062万円	2,697万円	△5,411万円
特別会計 介護保険	23億4,445万円	23億1,639万円	22億5,415万円	6,224万円	1,838万円
特別会計 国民健康保険	28億2,725万円	28億1,015万円	28億　945万円	70万円	△1,096万円
特別会計 後期高齢者医療	4億1,685万円	4億1,413万円	4億1,294万円	119万円	86万円
特別会計 農業集落排水	1億8,420万円	1億8,402万円	1億7,580万円	822万円	△436万円
特別会計 下水道	8億4,010万円	6億7,290万円	7億1,828万円	△4,538万円	△5,803万円
合計	270億8,051万円	264億4,321万円	262億8,293万円	1億6,028万円	△3億7,552万円

水道事業は、配水及び給水施設の老朽化による修繕費などの支出が多い状況で、純損失5,596万円となりました。
病院事業は、IQ（医療の質の向上）委員会による収益改善及び深川市立病院新改革プランの着実な実行に努めるとともに、昨年度に引き続き新型コロナウイルス感染症関係補助金の交付により、純利益1億9,471万円となった。

一般会計の基金の令和4年度決算では、市税収入や地方交付税等により、3億9,019万円の基金積み立てを行いました。
また、基金目的の事業の実施のため、1億6,769万円の基金の処分（取り崩し）を行いました。
これにより、一般会計が保有する各種基金の残高は、28億3,436万円となりました。

市債の令和4年度末残高は、一般会計で234億円、特別会計で40億円、企業会計で64億円の合計338億円となっています。

地方消費税交付金（社会保障財源化分）、都市計画税、入湯税の充当先と充当額についてお知らせします。