私達、泌尿器科2名は、一般泌尿器科と腎臓の機能不全のかたの人工透析を行う透析治療を担当しています。

泌尿器科は、簡単に言うと、オシッコの通り道(腎臓・尿管・膀胱・尿道など)の病気や生殖器系(精巣など陰嚢内容・前立腺など)の病気を診ます。
どちらも、悪性疾患(癌)、感染性疾患など様々な病気があります。
泌尿器科は、恥ずかしいと受診を敬遠されたり、遠方の病院に行かれたりしますが、遠慮なくご相談ください。

特に多い病気をあげてみます。

50歳以上の男性の病気で、オシッコが出にくい・漏れる・回数が多い・赤い尿が出るなどの症状で受診されます。癌は症状が乏しいのですが、最近、血液検査でチェックが容易になってきました。
前立腺肥大症では、レーザー治療や高温度治療という新しい機器も導入されており、積極的に治療しています。

女性に多い病気です。女性は尿道が短く細菌感染を起こしやすいのです。

男性の病気です。20代から40代の青壮年期のかたに多くみられます。下腹部の不快感や頻尿を訴えられます。

中高年の女性のかたに多くみられます。重いものを持ったり、くしゃみをしたときに尿が漏れてしまいます。 最近、よい薬剤や手術法も発達してきて積極的に治療に取り組んでいます。

尿の通り道に石のできる病気です。特に尿管に石が詰まるととても激しい痛みで受診されます。

人工透析には、血液透析と腹膜透析の2種類があります。
腎臓の働きが一定のレベルより低下すると、腎臓の働きを補うため、人工透析が必要です。