財政状況(平成29年度決算)

最終更新日:

注意:ご不明な点は下記担当窓口にお問い合わせください。

決算の概要

平成30年第3回市議会定例会において、一般会計、特別会計及び企業会計の平成29年度決算が認定されました。
詳細については、広報ふかがわ11月号に掲載しますが、決算の概要をお知らせします。

一般会計

一般会計については、黒字決算となりました。
深川市の一般会計の決算は、
  • 歳入:183億3,030万円
  • 歳出:180億9,239万円
差し引き、2億3,791万円となりました。
翌年度へ繰り越すべき財源3万円を除く実質収支額は、2億3,788万円となりました。
歳入歳出決算の棒グラフの画像

特別会計

介護保険特別会計ほか4特別会計は、いずれも黒字決算となりました。
表:各会計決算状況
項目 最終予算額 歳入 歳出 差引残高 単年度収支
一般会計 185億5,690万円 183億3,030万円 180億9,239万円 2億3,791万円 △1,287万円
特別会計
小計
75億3,729万円 74億1,376万円 72億4,981万円 1億6,395万円 1,614万円
特別会計
介護保険
25億222万円 25億188万円 23億8,393万円 1億1,795万円 1,603万円
特別会計
国民健康保険
34億4,918万円 34億2,581万円 34億2,231万円 350万円 △110万円
特別会計
後期高齢者医療
3億6,909万円 3億6,584万円 3億6,559万円 25万円 16万円
特別会計
農業集落排水
2億9,456万円 1億8,717万円 1億7,709万円 1,008万円 15万円
特別会計
下水道
9億2,224万円 9億3,306万円 9億89万円 3,217万円 90万円
合計 260億9,419万円 257億4,406万円 253億4,220万円 4億186万円 327万円

企業会計

水道事業は、高料金対策補助金の基準となる資本費の改正等による一般会計補助金の増並びに量水器定期取替に係る費用の減により修繕費などの支出が減少したことから、当年度純利益は639万円となりました。
病院事業は、「市立病院経営改善委員会」の下部組織である実践委員会をIQ(医療の質の向上)委員会として再編し、更なる収益改善を進めるとともに深川市立病院新改革プランの着実な実行に努め、一般会計からは資金不足を解消する経営改革特別支援事業による出資金を受けることなどにより、累積不良債務は6,628万円解消しました。

財政指標の概要

自治体の財政の状況を表す健全化判断比率(地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づく指標)は以下のとおりです。
「連結実質赤字比率」は前年度に引き続き生じず、「実質公債費比率」及び「将来負担比率」は前年度より増加となりました。

健全化判断比率

表:健全化判断比率
比率の名称 平成27年度の深川市の比率 平成28年度の深川市の比率  平成29年度の深川市の比率 早期健全化基準   財政再生基準
実質赤字比率 赤字なし 赤字なし 赤字なし  13.45% 20%
連結実質赤字 比率 赤字なし 赤字なし 赤字なし  18.45% 30%
実質公債費比率 14.5% 14.5% 14.6%  25% 35%
将来負担比率 128.3% 130.5% 142.4%  350% 基準なし

資金不足比率

表:資金不足比率
会計 平成27年度の深川市の比率 平成28年度の深川市の比率 平成29年度の深川市の比率 経営健全化基準
水道事業会計 不足なし 不足なし 不足なし 20%
病院事業会計 17.7% 17.6% 14.9% 20%
農業集落排水事業特別会計 不足なし 不足なし 不足なし 20%
下水道事業特別会計 不足なし 不足なし 不足なし 20%

基金の残高

一般会計の基金の平成29年度決算では、寄附等により、360万円の基金積み立てを行いました。
また、一般会計の収支不足の調整のため 544万円、病院事業会計への経営改革特別支援事業に係る出資金のため 4億3,000万円の基金の処分(取り崩し)を行いました。
これにより、一般会計が保有する各種基金の額は、4億3,183万円の減額となりました。
基金のグラフの画像

市債の残高

市債の平成29年度末残高は、一般会計で、231億円、特別会計で、55億円、企業会計で、76億円の合計、362億円となっています。
市債のグラフの画像

問合わせ先・担当窓口

企画総務部 税務財政課 財政係